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ルπ ttαttαω′動ιγ(薬理と治療)vol.35 no。 11 2007
低分子化アルギン酸ナ トリウム配含混含茶飲料の
血清総コレステロール値に及ぼす効果および安全性
Effects of a Mixing Tea Drink Containing Depolymerized. SodiumAlginate on Serum Total Cholesterol and Assessment of its Safety
亀谷 典弘⊃ 塩谷
光田 博充⊃ 板倉
■
順彦" 由川 英二"
弘重0
■
ABSTRACTA double blind placebo-controlled study was conducted in 100 subjects whose serum
total cholesterol level was 200^S/aI- or higheq and LDl-cholesterol was I2\mS/dL orhigher to clarify the effect of a mixing tea drink containing depolymefized sodium alginate on
the serum total cholesterol. The subjects were randomly divided into two groups. For 12
weeks, subjects in the test group were given I bottle of the test drink and subjects in the pla-
cebo group were given the placebo drink. It is noteworthy that total cholesterol in the testgroup decreased significantlv @<0.05) at 12 weeks compared to the baseline (0 week). Thelevel of LDl-cholesterol decreased significantly at 4, 8 and 12 weeks compared to the base-
line (p<0.05). Total cholesterol and LDl-cholesterol levels were also found to be signifi-cantly lower at 4, 8 and L2 weeks than those in placebo group when shown as percentages tothe initial levels (1,<0.05). And the administration of the test drink for L2 weeks did notshow any adverse effects.
Furthermore,2! subjects whose serum total cholesterol level was 200 mg/dL or highe4
and LDl-cholesterol was I20 mS/dL or higher were given 3 bottles of the test drink a day
for 4 weeks and the safety of its excessive intake was evaluated. No adverse effect was
observed in physiological, hematological and biochemical parameters by this experiment.These results suggested that the tested mixing tea drink containing depolymertzed
sodium alginate improved hypercholesterolemia on subjects with total cholesterol2-2}} mg/dL, and LDl-cholesterol>Lz} mg/dL without any adverse effects.
Opn Pharmacol Ther 2OO7 ; 35 : L133-47)
KEY WORDS Depolymeized sodium alginate, Mixing tea drink, Total cholesterol
1)ア サヒ飲料株式会社 研究開発本部 の株式会社ケイ・エス・オー
Norihiro Kametani and Hiromichi Mitsuda:Asahi Soft D五 nks Co., LTD.
Hiroshige ltakura:Department of Food Science,Ibaraki Christian University
め茨城キリスト教大学生活科学部 食物健康科学科
;Nobuhiko Shioya and Eli Yoshikawa:KSO Corporation;
1133
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ルη ttα ttαθθJ ttιγ(薬理 と治療)vol.35 no。 11 2007
は じ め に
近年, 日本では生活習慣の欧米化に伴い,高脂血
症者が急増 している。高脂血症のなかでも高コレス
テロール血症は,動脈硬化のリスクファクターであ
り,コ レステロール値が高 くなるにつれ,心筋梗塞
や狭心症などの虚血性心疾患の発症を増加させるこ
とが知られている。。高コレステロール血症のよう
な生活習慣病は,長期の治療を必要 とするため,食生活の改善による予防措置は,健康面はもとより医
療財政面からも注目されている。
血清総コレステロール低下作用を示す食品素材の
一つとして低分子化アルギン酸ナ トリウムが注目さ
れている2,9。低分子化アルギン酸ナ トリウムは,海
藻由来のアルギン酸ナ トリウムを特殊な方法で加圧
下に加水分解 して分子量を約 50000(40000~60000)
程度に小さくしたものであり4,9,血糖上昇およびイ
ンスリン分泌抑制効果0,整腸作用などが知 られて
いる7~10。 また,血清総コレステロールについても
低分子化アルギン酸ナ トリウムを含有した清涼飲料
水はIIEL清 総コレステロール値を低下させることが知
られている11'1カ。日本における特定保健用食品で用
いられている低分子化アルギン酸ナ トリウムの効果
量は 4.Ogで有効性が確認されている。
そこで,本研究では低分子化アルギン酸ナ トリウ
ム 4.Ogを 混合茶飲料 に配合 し,血清総 コレステ
ロール値が 200 mg/dL以 上かつ LDL― コレステ
ロールが 120 mg/dL以上のいわゆる境界領域の成
人男女を対象に 12週間の連続摂取させたときの総
コレステロール値を検討し,ま た長期摂取による安
全性を評価した。さらに,1日 3本の試験飲料を 4
週間摂取させ,過剰摂取による安全性を確認した。
I 実 験 方 法
1 試験方法および被験者
本試験の実施にあたってはヘルシンキ宣言の精神
にのっとり,六本木ヒルズクリニック治験審査委員
会およびマリーシアガーデンクリニック治験審査委
員会の承認を得たうえで実施 した。有効性および長
期摂取安全性試験は六本木ヒルズクリニックにて,
過剰摂取安全性試験はマリーシアガーデンクリニッ
1134
クにて実施 した。また,被験者に試験の目的・内容
および方法などについて十分に説明を行い,文書に
よる同意を得て本試験を実施 した。
2 StudyI(有効性および長期摂取安全性)
被験者は 20歳以上 65歳未満の健常な男女を対
象 とし,血清総コレステロール値が 200 mg/dL以上
かつ LDL― コレステロール値が 120 mg/dL以 上で
あり,試験参加の同意が得 られ,試験責任医師が健
常 と判断 した 100名 を対象 とし,血清総 コレステ
ロール値が均一になるよう置換配置法によリランダ
ム化 し,二重盲検平行群間比較法にて行った。被験
者を対照飲料群または試験飲料群に割 り付け,1日1本 12週間夕食時に摂取させた。試験開始 2週間
前,0週時,4週時,8週時,12週時および 4週間
の観察期間後 (16週)に採血 し,血液検査を行っ
た。さらに,試験開始から試験終了までの各週,食事調査を行うとともに,万歩計による運動調査を実
施 した。
また,摂取期間中の安全性については,体重,body
mass index(BMI),体脂肪率,血圧,血液学検査 ,
尿検査,血液生化学検査,医師による間診を行い,
安全性の評価項目とした。
Study Iの 試験 デザイ ンの概略を Fig.1に 示 し
た。
3 Study Ⅱ (過剰摂取安全性)
Study Iと 同様に 20歳以上 65歳未満の健常な男
女を対象とし,血清総コレステロール値が 200 mg/
dL以上かつ LDLコ レステロール値が 120 mg/dL
以上であり,試験参加の同意が得 られ,試験責任医
師が健常 と判断した 22名 を対象 とし,オープン法
にて行った。被験者に 1日 3本 4週間,食事 ととも
に摂取させた。試験開始 2週間前,0週時,2週時,
4週時および 2週間の観察期間後 (6週 )に採血 し,
血液検査を行った。さらに,食事調査,運動調査を
Study Iと 同様に実施 した。摂取期間中の安全性につ
いては,体重,BMI,体脂肪率,血圧,血液学検査 ,
尿検査,血液生化学検査,医師による間診を行い,
安全性の評価項目とした。
Study Ⅱの試験デザインの概略を Appendix lに
示した。
4 試験飲料
本試験は,試験飲料 1本 (340 mL)あ た り4.Og
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0w 4w 8w 12wBlood test ~ -2w
Screening
の低分子化アルギン酸ナ トリウムを含む混合茶飲料
を用いて行つた。対照飲料は,低分子化アルギン酸
ナ トリウムを含まない混合茶飲料 とした。対照飲料
および試験飲料の栄養成分を Table lに 示した。低
分子化アルギン酸ナトリウムの有効エネルギーは,
O kcalと して計算した。
5 臨床検査 (血液検査および尿検査)
採血に際 して,Study I, Ⅱともに 2日 前からア
ルコール摂取禁止,お よび各検査前日 22時以降の
飲食を禁止 し,検査当日は,来院 1時間前から採血
終了まで禁煙 とした。
採取 した血液および尿サンプルは,棚ビー・エ
ム・エルに依頼 し分析 した。
6 検査項目
検査項目は,主要評価項目として総コレステロー
ル,LDL― コレステロールを,副次的評価項目として
HDL― コレステロール,中性脂肪,RLP― コレステ
ロール,リ ン脂質,遊離脂肪酸 (nOn― este五iedねtty
acid:NEFA),β ―リポ蛋白,ア ポリポ蛋白質分画
(Apo A― I,Apo A― Ⅱ,Apo B,Apo C― Ⅱ,Apo C―
Ⅲ,Apo E)を 摂取開始日 (0週),4週,8週,12週,16週 (後観察期終了時)に測定 した。その他 ,
安全性評価項目として,摂取開始日 (0週),4週 ,
8週,12週,16週 (後観察期終了時)に 問診,血圧,体重,BMI,体脂肪率,血液学検査 (white blood
cell:WBC, red blood cell:RBC, helnoglobin:Hb,
helnatocrit:Ht, Inean corpuscular volulne:卜 ICV,
mean corpuscular hemoglobin:LICH, mean corpus―
cular hemoglobin concentration:卜 ICHC, platelet:
PIt),尿検査 (蛋 自,糖,ビ リルビン,ケ トン体 ,
Post-observation
period
4w
Thble 1 Composition of placebo drink and test drink
Content in 340 1nL
Placebo drink Test drink
Energy (kcal)
Water (g)
Protein
Lipid (g)
Dietary fiber (S)
Carbohydrate (g)
Sodium (g)
esh (g)
Depolymerized sodium alginate (S)
潜血,ウ ロビリノーゲン,pH,比重),血液生化学
検査 (総蛋白,ア ルブミン,総 ビリルビン,AST(GOT), ALT(GPT), LDH, ALP, ν―GTP, CPK,
BIIN,UA,ク レアチエン,Na,K,Cl,Ca,Mg,inorganic
phosphate:IP, Fe, fasting blood sugar:FBS, hemo―
globin Alc:HbAlc)を 行った。Study Ⅱにおける主要
評価項目,副次的評価項目も安全性評価項目に含め
て摂取開始日 (0週),2週,4週,6週 (後観察期
終了時)に実施 した。また,Study IIで は,ビ タミ
ンA, ビタミン Eも安全性評価項目とした。
8 食事調査
食事調査は,Study I,Hと もに試験開始から試験
終了までのスクリーニング検査を除 く各検査 日前
3日 間食事調査を実施 した。食事調査データは,栄養管理ソフト(オ リンパスシステムズ :栄養相談室)
にて管理栄養士が栄養摂取量 (5大栄養素およびア
ルコール)を換算 した。なお,アルコール摂取は,
Wash outDouble blind.
placebo controlled study
Control group
Test group
Placebo dHnk:l bottle/day
Test drink:l bottle/day
Fig. 1 Protocol of double blind, placebo controlled study of the mixing tea drink containing depolymerized sodium
alginate
0町002.700。390・8
0
39
0
0
0
0
0
0
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ルπ ttα ttαεθJ ttι″(薬理と治療)vol。 35 no。 11 2007
Table 2 Baseline characteristics of the study suttectS fOr study I
ParameterPlacebo
安易珊p
AIsubi:∫ tSUnit
Sex
Age
Height
Body weight
BMI
Systolic blood pressure
Diastolic blood pressure
Pulse
Total cholesterol
LDL-cholesterol
HDL-cholesterol
Tiiglyceride
(male/female)
year
CIn
kg
mmHgmmHgbpm
mg/dL
mg/dL
mg/dL
mg/dL
19/21
48,4「 8.3
162.4二L8.3
66.4± 12.4
25.1± 3.7
122.3「 15.1
83.4-「 9.8
73.7=L8.8
239.2-「 21.4
150。 9二L19.o
63.4-「 13.7
137.6二L58.0
19/21
47.9ニヒ8.4
163.0」ヒ8.6
65。9-「 13.0
24.6± 3.7
123.6「 13.7
81.4EL lo.5
72。 3-「 8.8
235.2-「 24.3
148.3「 19.5
61.3 「 12.0
125。 9=ヒ 73。 4
38/42
48.2 「 8.3
162.7「 8.4
66.2-「 12.6
24.9± 3.6
122.9=L14.4
82.4=L lo,1
73.OEL8.8
237.2二L22.8
149.6「 19。 2
62.3 EL 12.8
131.7-「 66.0
Data are expressed as inean」 LSD.
1日 あたり日本酒換算 1合に制限した。
9 統計解析
Study Iに おける統計解析は,主要評価項目につい
ては,絶対値および 0週時を 100%と した変化率を
用いて解析を行った。副次的評価項目と安全性評価
項目については絶対値を用いて解析を行った。群内
比較は対応のある′検定,群間比較は対応のない ′
検定にて評価 した。また,主要評価項目については
反復測定による二元配置分散分析により交互作用を
評価 した。主要評価項目については,動脈硬化性疾
患診療ガイ ドライン (日本動脈硬化学会)に従い,
0週時の総 コレステロール値を 220 mg/dL以 上の
群 と220 mg/dL未 満の群にサブグループ化して解
析を実施した。Study IIに おける統計解析は,絶対値
を用いて解析を行った。0週時との比較は,対応の
ある′検定にて行つた。有意水準は夕値を 5%未満
とした。なお,統計解析ソフトは,SPSSlal Ve■ 13.0
Jを使用した。
Ⅱ 結 果
1 被験者の背景
Study Iに おいて試験期間中に 8名 の脱落者があ
り,試験完了者は 92名 であった。このうち,解析
対象から除外 した被験者は,食事調査の結果より摂
取エネルギーの変動率が期間内に 30%以上であっ
1136
た被験者 6名,運動調査の結果より運動量変動率が
期間内に 100%以上であった被験者 2名 ,試験遵守
状況の悪かった 4名 (飲酒量の規定量不遵守)の計
12名 であった。以上の除外対象者を除いた解析対象
者の一般背景を Table 2に 示 した。解析対象者の平
均年齢 は 48.2± 8。3歳,平均 BMIは 24.9± 3.6で
あった。割 り付けにより,対照飲料群 と試験飲料群
の間で有意な差が認められる項目はなかった。
Study Hに おいては,試験期間中に 1名の脱落者
があり,試験完了者は 21名 であった。解析対象者は
21名 とし,被験者の一般背景を Appendix 2に示 し
た。解析対象者の平均年齢 は 40.2± 8.2歳 ,平均
BMIは 21.9± 3.1で あつた。
2 食事調査
Study Iに おける解析対象者の試験期間中の 1日
平均栄養素摂取量を Table 3に ,Study IIに おける
1日 平均栄養素摂取量を Appendix 3に 示 した。
Study Iに おいて有意な変動が散見されたが,有効性
の解析に問題はないと判断した。
3 運動調査
Study Iに おける解析対象者の試験期間中の運動
量 (1日 平均歩数)を Appendix 4に ,Study Ⅱにお
ける運動量 (1日 平均歩数)を Appendix 5に 示 し
た。
Study Iに おいて試験飲料群では後観察期 (16週 )
で 0週時にくらべ有意に低い値を示したが,有効性
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Table 3 E)ietary composition of groups during the test period (Study I)
WeeksParameter Group
需Placebo
Test
1866」ヒ417
1916-「 383
1905」ヒ568
1973」ヒ396
1977ニヒ528
1980」ヒ479
1929「 536
1955」ヒ467
1992=量 533#
2001二量482
4
4
n』<g>
Placebo
Test
67.3± 14.5
69.7ニヒ16.3
69,9ニヒ19.3
71.0ニヒ14.5
70.5-「 16.3
69.3二L16.5
70。 5「 17.8
67.2=L16.6
74.0「 19.4##
71.1-「 17.8
Fat
(g)
Placebo
Test
63.1-「 18.8
66。9「 18.3
67.3「 26。 1
67.4± 17.1
70.0ニヒ24.9#
68.1「 22.2
65。5ニヒ22.5
69。0ニヒ27.6
68.5二L25.3
67.0± 21.9
4
4
(:)b°
hydrate Placebo
Test
247.3「 54。 1
250.0「 49.1
246.1「 68.8
260.0「 58.9
254.3「 66.8
263.7「 67。 9
255.1「 70。 7
255。 6「 59.8
258.9「 66.5
268.0」ヒ66.4#
Cholesterol
(mg)
Placebo
Test
307.1=量 122.8
303.6「 109,6
311.6コL141.8
310.7」ヒ123.0
331.6=L124.2
281.8ニヒ135.7
324.5二L127.0 347.7「 141.1
274.lEL94.9* 308.9=L148.1
Fiber
(g)
Placebo
Test
11.5「 2.3
12.7EL4.4
11.9ニヒ3.4
12.9 「 4.7
12.5 「 3.6
13.4」ヒ5.1
12.5二量3.2
13.2=量 5。 1
12.6」ヒ3.5#
12.5 「 4。3
4
4
Data are expressed as meantSD.*p<O.Os vs. placebo group, #p{0.05 vs. baseline (O w), ##p{0.0L vs. baseline.
Thble 4 Effects of test drink on serum total cholesterol and LDl-cholesterol in all subjects
WeeksParameter Group
Total cholesterol PlacebO
(mg/dL) Test
4
4
234.5二L19.6
237.5-「 27.3
238.3「 25.9
234.1「 27。4
237.2「 20.5
233.4ニヒ22.6
236.6「 22.2 231.0-F23.3
228.5「 23.4##'$ 232。 1二L29。2
Total cholesterol PlacebO
(%) Test100.0「 0.0
100.0ニ ヒ0.0
101.6=L6。 9
98.7「 6.0*
101.3-「 5.5
98.7=ヒ 6.1*
101.1「 7.6
96.5」ヒ6.1**
98.8「 9。 1
98.0=L8.4
LDL―cholesterol PlaCebo(mg/dL) Test
155.2「 23.4
160.9二 L25.4
156.3「 24.9
155.2=L22.3#
157.8三 L22.1 156。 8 EL23.2 152.5」 ヒ22.3
152.3」ヒ22.4## 151.9「 22,1#'$ 154.7 F25。 7
LDL― cholesterol PlaCebo(%) Test
4
4
100.0ニヒ0.0
100.0「 0.0
101.2■ 10。 0
97.0ニヒ8.3*
102.4」Llo.1 102.4ニヒ17.8
95.4ニヒ10。4** 95.4二 L12.4*
99.9「 20.1
96.7二Lll.6
Data are expressed as mean-FSD.*p<o.os vs. placebo group, **p(0.01 vs. placebo group, #p<o.os vs. baseline (ow) ,##p10.01vs. baseline, $p(0.05 (two-
way ANOVA).
の解析に問題ないと判断した。
4 全解析対象者での有効性解析
総 コレステロール,LDL― コレステロールについ
て,絶対値および 0週に対する変化率による解析結
果を Table 4に 示した。
総コレステロール値では,対照飲料群において試
験期間中に有意な変動は認められなかったが,試験
飲料群では摂取開始時にくらべ摂取開始後 12週で
有意に低い値を示した 0<0,05)。 また,反復測定
による二元配置分散分析の結果,交互作用が確認さ
れた 0<0.05)。 総コレステロール変化率において
は,試験飲料群は対照飲料群にくらべ摂取開始後 4
週,8週,12週で対照飲料群にくらべ有意に低い値
を示した 0<0,05)。
LDL― コレステロール値では,対照飲料群におい
て試験期間中に有意な変動は認められなかったが,
試験飲料群では摂取開始時に くらべ摂取開始後 4
週,8週および 12週で有意に低い値を示した 0<0.05)。 また,反復測定による二元配置分散分析の結
果,交互作用が確認された 0<0.05)。 LDL― コレス
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″(薬理と治療)vol.35 no。 11 2007
Table 5 Effects of test drink on the other serllm lipid paralneters in all suttectS
Parameter Group
HDL― cholesterol Placebo(mg/dL) Test
40
40
58.8-「 13.9
58.8二L13.0
60.7=ヒ 15.0
59。 2「 13.9
62.6二L15.7##
59。 9「 13。 9
62.3 EL 14.7## 62.6「 13.7##
57.6-「 13.9 60。 4=L13.6
Placebo
Test
141.4」=95.8
110.8-「 60.9
128。4-「 81.2
114.6「 55.7
118.2-「 64.9#
131.9」L78.0#
4
4
114.3」 ヒ57.9# 106。 8コL61.9##
124.9」=78.2 117.4」ヒ65,5
RLP―cholesterol PlaCebo(mg/dL) Test
4
4
7.2E量 5.4
5。9± 3.1
7.5」二4.7
6.8=ヒ 2.6#
6.4 「 3.0
7.6」ヒ5.6#
5.2-「 2.4##
7.0± 9。4
5.8-「 3.8
6.4± 3.6
Placebo
Test
235.8± 21.6
233.4EL21.0
239.7二L25,9
232.0=ヒ 21.0
236.4」L21.3
235。 4± 18.3
237.1ニ ヒ22.6
232.5=ヒ 20.7
233,7=ヒ 23.9
232.5=ヒ 25.0
4
4
NEFA(mEq/L)
Placebo
Test
0.6=LO。 2
0.6± 0。2
0.6-「 0.2
0.6± 0.2
0.5=LO.2
0.6± 0,2
0.5二LO。 2
0。 5-「 0.2#
0.5t0.2#0.5t0.2
Placebo
Test
523,7ニヒ136。7
494.9=ヒ 126.8
560,3「 140,5# 536.0ニ ヒ120.3
546.2「 130.8## 550.8二 L142.9##
519.0t114.5 489.0+ LL6.2#
530.8+155.5# 5L2.9!L28.4
樋左;
Placebo
Test
149.3=量 19.4
147.0ニヒ19,7
150.4EL23.3
146.4-「 22.0
152.4」 ヒ23.1
147,7ニヒ21.0
154。2「 21.2## 155.0-F20。 7##
147.5二 L20.2 150.4二L22.2
樋えDPlacebo
Test
117.2-「 17.1
117.8二 L19.4
119.7=ヒ 18.2
119.7=ヒ 20。4
115.0=ヒ 15.0
112.5」 ヒ16。 2##
116。 2二L16。3
115。2-「 17.3
112.6」 ヒ16。 7#
113.1-「 20.3#
4
4
樋∬Placebo
Test
10.7「 2.6
9.9± 2.3
10。 5「 2.3
10.4 「 2.0ギ
10.2-「 2.0
10.4」ヒ2.5
10.2」ヒ2.0
10.0 「 2.1
9.9± 2.2#
10,0ニヒ2.2
樋几DPlacebo
Test
4.8 「 0。 9
4.9± 0。 9
4.9二量0。9
4.9± 0。 9
4.7ELO,7
5.0± 1.0
4。8 「 0。 7
5.0± 0.9
4.6-「 0.9
4.9± 0。8
Apo B/A― IPlacebo
Test
0.80」ヒ0.16
0.82=ヒ 0.21
0.82」=0.18
0.84-「 0.21
0。 77」ヒ0。 17#
0.79=Lo.21#
0.77」ヒ0.17#
0.80± 0.20
0,74」ヒ0。 16##
0.77ELO.20##
4
4
Dataare expressed as meantSD.#p<o.os vs. baseline (0w), ##p10.01vs. baseline.
Table 6 Effects of test drink on serum total cholesterol and LDl-cholesterol in all subjects (total cholesterol >22O
nlg/dL)
Parameter Group
Total cholesterol PlacebO
(mg/dL) Test242.4EL 15.6
246.4=ヒ 22.6
245.7「 23.2
242.3± 23.5
244.5二L18.2
240,8「 18.6
242。 9ニヒ20.8 234.3「 23.1#
236.1-「 18.8## 239。 9二L26.6
Total cholesterol Placebo
(%) Test100.0-「 0.0
100.0」ヒ0.0
101.3± 6.5
98.5」ヒ6.5
101.0「 6.2
98.0「 6.5
100.4」 =7.7
96.1二量6.1*
96。 7ニヒ8.0
97.6-「 8。9
LDL―cholesterol PlaCebo(mg/dL) Test
163.4_L18.1
167.8-「 23.6
163.4ニ ヒ22.9
161.7ニヒ19.9#
165,8「 19。 2
158.0」 L21.4#
162.6-「 22.0 156.0-F21.9#
157.3二 L20。 6# 160.5ニヒ24.8
LDL― cholesterol PlaCebo(%) Test
100。0」=0.0
100.0」=0,0
100.1二量8.8
97.0± 8,9
101.7」 L8。3
95.0± 11.3*
99。9「 11.7
94.8二L13.2
95。 7「 10.8
96.3 「 12.4
Data are expressed as meantSD.*p<O.OS vs. placebo group, #p10.05 vs. baseline (O w), ##p<0.0I vs. baseline.
1138
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ルπ ttα ,9αω′動″ (薬理と治療)vol.35 no.11 2007
Table 7 Effects of test drink on serum total cholesterol and LDL― cholesterol in all suttects(tOtal cholesterol<220
mg/dL)
Weekshrameter Group
Total cholesterol Placebo
(mg/dL) Test10
8
210.6ニヒ5.4
201.8ニヒ7.9*
216.1二L21.0
201。 1-「 13,7
215.3-「 6.6#
204.0± 9.6**
217.5± 14.1 221.1二 L21.8
198.1=L13.5** 200,6-「 13.5*
Total cholesterol PlacebO(%) Test
10
8
100.0ニ ヒ0.0
100.0ニ ヒ0,0
102.5-「 8.1
99.6」ヒ4.2
102.2「 2.6
101.1-「 3.1
103.3=ヒ 7.2
98。2「 6.1
105.0-「 10.0
99。5」L6.4
LDL―cholesterol PlaCebo(mg/dL) Test
10
8
130.6=L20.8
133.6」ヒ7.8
134.9=ヒ 18,0
129.1=L6.7
134.0=L9.2
129,8± 7,4
139.4-「 18.0
130.4ニ ヒ12.8
141.9± 20。8
131.8二 L14.8
LDL―cholesterol Placebo(%) Test
10
8
100.0」=0,0
100.0」=0.0
104.5 EL 12.8
96.8=ヒ 5。 9
104.5-「 14,5
97.2EL5.2
110.0」 ヒ29.0
97.7± 9。2
112.5二 L33.8
98。4「 8,1
Data are expressed as meantSD.*p(0.05 vs. placebo soup,
* * : p<0.01 vs. placebo group, #P<O.os vs. baseline (O w).
テロール変化率においては,試験飲料群は対照飲料
群にくらべ摂取開始後 4週,8週,12週で対照飲料
群にくらべ有意に低い値を示 した 0<0。 05)。
副次的評価項目の解析結果を Table 5に 示した。
副次的評価項目では,摂取開始時にくらべ有意な変
動が散見されたが,対照飲料群との比較で有意な差
が認められる検査項目はなかった。
5 サブグループ解析
摂取開始時 (0週)の総コレステロール値が 220
mg/dL以 上を示した被験者の主要評価項目の解析
結果を Table 6に 示した。
総コレステロール値では,対照飲料群において摂
取開始時にくらべ後観察期の 16週で有意に低い値
を示し 0<0.05),試験飲料群では摂取開始時にく
らべ摂取開始後 12週で有意に低い値を示した 0<0.05)。 総コレステロール変化率においては,試験飲
料群は対照飲料群にくらべ摂取開始後 12週で有意
に低い値を示した 0<0.05)。
LDL― コレステロール値では,対照飲料群におい
て摂取開始時にくらべ後観察期の 16週で有意に低
い値を示し 0<0.05),試 験飲料群では摂取開始時
にくらべ摂取開始後 4週,8週および 12週で有意
に低い値を示した 0<0.05)。 LDL― コレステロール
変化率においては,試験飲料群は対照飲料群にくらべ摂取開始後8週で有意に低い値を示した 0<0。05)。
総 コレステロール値が摂取開始時 (0週)に 220
mg/dL未満を示した被験者での解析結果を Table
7に示した。
総コレステロール値では,対照飲料群において摂
取開始時にくらべ摂取開始後 8週で有意に高い値
を示したが 0<0.05),試 験飲料群では摂取開始時
にくらべ有意な変動は認められなかったが,摂取開
始時 (0週),摂取開始後 8週,12週および後観察
期の 16週で対照飲料群にくらべ有意に低い値を示
した 0<0.05)。 総コレステロール変化率において
は,試験期間中に有意な変動は認められなかった。
LDL― コレステロール値では,対照飲料群,試験
飲料群 ともに試験期間中に有意な変動は認められな
かった。LDL― コレステロール変化率においても,
試験期間中に有意な変動は認められなかった。
6 長期摂取安全性
長期摂取安全性の評価結果を Append破 6,7に 示
した。その結果,有意な変動が散見されたが,いず
れも基準値内での変動であり,生理的変動の範囲内
であると判断された。問診,尿検査においても臨床
上安全性に問題 となるような所見は認められなかっ
た。
7 過剰摂取安全性
過剰摂取安全性の評価結果を Appendix 8,9に 示
した。その結果,有意な変動が散見されたが,いず
れも基準値内での変動であり,生理的変動の範囲内
であると判断された。問診,尿検査においても長期
摂取安全性 と同様に臨床上安全性に問題 となるよう
1139
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ル%動α′物αω′動ιγ (薬理 と治療)vol.35 no.11 2007
な所見は認められなかった。
Ⅲ 考 察
本研究は,低分子化アルギン酸ナ トリウムの血清
総コレステロール低下作用に着目し,研究報告のな
い混合茶飲料への応用を試みた。清涼飲料への応用
事例 としては,浅岡らが行った軽度高コレステロー
ル血症の健常男性を対象 とした低分子化アルギン酸
ナ トリウム配合の清涼飲料水による血清総コレステ
ロール低下作用に関する報告があげられる11'12)。 浅
岡らの報告11)で は,1日 あたり4.Ogの 低分子化アル
ギン酸ナ トリウムを 4週間摂取 した場合に血清総
コレステロール値が正常に近い群 (180 mg/dL以 上
220 mg/dL未満)では,総コレステロールの低下作
用が認められなかったが,血清総コレステロール値
が比較的高い群 (220 mg/dL以 上 250 mg/dL未満)
では,摂取開始時にくらべ摂取開始後 4週で有意に
総コレステロールが低下することが明らかになって
いる。さらに浅岡ら121は ,高コレステロール食の負
荷をかけ 1日 あた り4.Ogの低分子化アルギン酸ナ
トリウムを含有 した飲料を 3週間摂取 した場合に
対照飲料にくらべ有意に総コレステロール値を低下
させることを報告している。 このように低分子化ア
ルギン酸ナ トリウムの効果は 1日 あたり4.Ogで得
られることが期待できるが,混合茶飲料での研究事
例は,本研究がはじめてである。そこで本研究は,
低分子化アルギン酸ナ トリウムを配合 した混合茶飲
料の効果を明らかにすることと,そ の安全性を確認
することを目的に,境界領域の成人男女を対象 とし
て 4.Ogの低分子化アルギン酸ナ トリウムを含有す
る混合茶飲料を日常生活において 1本を 12週間連
続摂取させたときの血清総コレステロール値に及ぼ
す影響を調べるとともに 1日 3本を 4週間摂取さ
せ過剰摂取による安全性について検討 した。
本研究において試験飲料群 (4.Og摂取)は ,摂取
開始後 12週で総コレステロール値が有意に低下 し
た。また,対照飲料群にくらべ摂取開始後 4週,8週および 12週での総コレステロール変化率は有意
に低い値を示した。さらに,摂取開始時の総コレス
テロール値でのサブグループ解析において,摂取開
始時の総コレステロール値が 220 mg/dL以 上の被
1140
験者の群では,摂取開始後 12週で総コレステロー
ルが有意に低下してお り,さ らに摂取開始後 12週
で試験飲料群の総コレステロール変動率は対照飲料
群にくらべ有意に低い値を示した。一方,摂取開始
時の総 コレステロール値が 220 mg/dL未 満の被験
者の群では,総コレステロールの低下効果は認めら
れなかった。また,試験飲料群 (4,Og摂取)は ,摂取開始後 4週,8週および 12週で LDL― コレステ
ロール値が有意に低下 した。さらに,対照飲料群に
くらべ摂取開始後 4週,8週および 12週での LDL―
コレステロール変化率は,有意に低い値を示した。
摂取開始時の総コレステロール値でのサブグループ
解析において,LDL― コレステロールの変動は,総コレステロールとほぼ同様の傾向を示した。これら
の結果は,4.Ogの 低分子化アルギン酸ナ トリウム
を合有する混合茶飲料は,総コレステロール値を低
下させるばか りでな くLDL― コレステロール値も低
下させることを明らかにした。
一般に,低分子化アルギン酸ナトリウムのような
水溶性食物繊維の作用機序は,食物の大腸内停留時
間の短縮10,小腸からの糖およびコレステロールの
吸収抑制14~10,胆汁酸の腸肝循環抑制による再吸収
抑制15,10,が考えられてお り,浅岡ら11'1の は,ァ ル
ギン酸ナ トリウムがコレステロールの原料 となる胆
汁酸を吸着して再吸収を阻害し,体外排泄を促進す
るため,肝臓や血液中のコレステロールが胆汁酸合
成に消費され,濃度の低下が起こると推察 している。
本試験における 12週間の長期摂取による各種検
査数値を見る限り,血液学検査,血液生化学検査に
おいて有意な変動が散見されるものの,いずれも基
準値内での変動であり,生理的変動の範囲内である
と判断された。その他,間診結果にも臨床上問題 と
なる所見は認められなかった。さらに 1日 3本の 4
週間にわたる過剰摂取においても,臨床上問題 とな
る所見は認められなかった。これらの結果から,低分子化アルギン酸ナ トリウム配合混合茶飲料の安全
性が確認された。
以上の結果より,低分子化アルギン酸ナトリウム
を 4.Og配合 した混合茶飲料は,軽度高 コレステ
ロール者の血清総コレステロール値を低下させる有
用な食品であることが示唆された。
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ルπ ttα′物αω′動ιγ(薬理と治療)vol。 35 ■o。 11 2007
低分子化アルギン酸ナ トリウム配合混合茶飲料
(低分子化アルギン酸ナトリウム 4.Og含有混合茶
飲料)の血清総コレステロールに及ぼす影響を調べ
るため,血清総コレステロール値が 200 mg/dL以上
かつ LDL― コレステロール値が 120 mg/dL以 上の
100名を対象として,プラセボ対照二重盲検試験を
実施した。その結果,以下のことが明らかにとなっ
た。
1)試験飲料は,摂取開始時にくらべ摂取開始後
12週で総コレステロール値を有意に減少させた。さ
らに総 コレステロールの変化率は,摂取開始後 4
週,8週および 12週で対照飲料群にくらべ有意に低
い値を示した 0<0.05)。 また,試験飲料は,摂取
開始時にくらべ摂取開始後 4週,8週および 12週
で LDL― コレステロール値を有意に減少させた 0<0.05)。 さらに LDL― コレステロールの変動率は,摂
取開始後 4週,8週および 12週で対照飲料群にく
らべ有意に低い値を示した 0<0.05)。
2)ま た,試験飲料の 12週間の摂取で安全性にお
いて問題となる知見は認められなかった。さらに,
血清総コレステロール値が 200 mg/dL以 上かつ
LDL― コレステロール値が 120 mg/dL以上の 22名
に 1日 3本の試験飲料を 4週間摂取させ過剰摂取
による安全性を確認した。血液検査,尿検査におけ
る指標はいずれも基準値内にあり,健康状態に異常
は認められなかった。
以上の結果から,低分子化アルギン酸ナトリウム
配合混合茶飲料は,総コレステロールを低下させ,
かつ安全な混合茶飲料であることが明らかとなっ
た。
1)田 中正和,梅本誠治,久保誠,伊藤真一,松崎益徳 .
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3)大槻哲嗣,真沢和良,高橋伊津美.特定保健用食品グル
コケア,コ レスケアによる高血糖および高コレステロー
ル予防 :メ タボリックシンドローム予防の観点より.臨
床病理レビュー 2006;1351110-6。
4)渡辺一弘,岩田一幸,丹代優香,西澤信,山岸喬,吉沢
逸雄.可溶性アルギン酸ナ トリウムのコレステロール,
TRp― P-1お よびアフラトキシン Blの ラットでの」F泄
に及ぼす影響.衛生化学 1992;38:258-62。
5)志多伯良博。低分子化アルギン酸ナ トリウムの生理作用
と応用。フー ドケミカル 1997;13:1-6。
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11)浅岡力,岩塚英文,箕輪久子.健常男性の血清総 コレス
テロール値に対する低分子化アルギン酸ナ トリウム配
合飲料『コレカット』の効果.栄養―評価 と治療 1996:
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テロール値に対する低分子化アルギン酸ナ トリウムの
効果.栄養―評価 と治療 1996;13:86-91.
13)馬場忠雄,辻川和之.食物繊維 :大腸疾患の予防と治療 .
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15)辻啓介.食物繊維 と健康。日本家政学会誌 1987;38:
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16)本間康彦.食事療法 :繊維 と動脈便化。現代医療 1991;
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論結
献文
1141
Presented by Medical*Online
ルπ ttα′παθο′動ιγ(薬理と治療)vol。 35 no。 11 2007
Blood test ~-2w Ow 2w 4w
Screening
Wash outOpen study
2w
Test drink:3 bottles/day
Appendix 1 Protocol of excessive intake safty study of the mixing tea drink containing depolymerized sodium
alginate.
Appendix 2 Baseline characteristics of the study subjects forStudy II
Parameter Unit All subjects (n:ZL)
Sex (male/female) 10/11Age Year 40.2± 8.2
Height cln 163.8± 8.0
Body weight kg 59.3± 11.8
BM1 21.9± 3.1
Systolic blood pressure mmHg 107.1± 13.5
Diastolic blood pressure mmHg 66.9「 10.6
Pulse bpm 70。 3± 6.4
Total cholesterol mg/dL 207.1± 31.6
H)L―cholesterol mg/dL 131.0± 29。3
HDL―cholesterol mg/dL 63.8± 12.8
Triglyce五 de mg/dL 91.8± 50.0
Data are expressed as meanttSD。
Appendix 3 E)ietary composition during the test pe五od (Study II)
6w
2w
WeeksParameter Unit
Energy kcal 1835。 6」=403.4 1842.8」二473.5 1918。 5「 557.3 1870.3=L439.1
Protein g 64.8± 12.4 63。 1± 13.2 67。 9±20.2 64.4± 16。 8
Fat g 68.5=ヒ 18.9 68.2=L18.3 71.3 EL23.3 69.0」 ヒ14.6
Carbohydrate g 230。 9± 53.6 234.7± 70.1 241.2± 75,7 238.6± 67.8
Cholesterol mg 314.0=ヒ 116.9 298.0=ヒ 166.2 340.2=L176.1 305.0=ヒ 133.2
Fiber g ll.3± 3.3 11.6± 3.1 11.6± 2.7 12.3± 3.5
Data are expressed as meantSD.n:2I
Appendix 4 Daily activity of study subjects (Stuay I )
WeeksParameter Group n
Daily activity Placebo 40 10259=L3165 9807=上 3212 9616「 2681 9774」 ヒ3009 9850=L3034
(step) Test 40 10048± 3863 9623± 3359 9785± 3589 9479±3548 8900± 3170
1142
Data are e:<pressed as meantSD.
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ルπ ttα′りαω′動θγ (薬理 と治療)vol.35 ■o.11 2007
Appendix 5 Daily activity of study subiectS (Study II)
Weekskrameter
(st[:)嘔
tiVity 10424」二4183 10261「 3746 10523 F5557 10716」 ヒ6172
Data are expressed as meantSD.n:21
Appendix 6 Changes in subject characteristics (Study I )
WeeksParameter Unit Group n
12
Body、veight kg P電::° 鋸 :::菫 l:1 :::菫 l:1# ::1菫 lil# :::菫 l:: ::1菫 l::
BM 鼈∬°
1: :ll菫 ]: :il菫]:# 郷重lみ :l:菫:: :ll菫 :I
Body fat rado % Pll° 1: :::菫 :: :::菫 :ぎ
# :;:菫
:1## :;:菫 ::7 :;1菫 ::#
Sy飢面c Ыood presstt mmHg鼈1° 鋸 l::]菫 ll; lll:菫 lよl l:ll菫 lll l::11:::# 協世l:`##
Dね飢dc Ыood presstlre mmHg鼈∬°
1: 1:菫 :ピ ;:1菫ll: 維:菫:: :『 :菫]: ;::ヨ [
Pulse bpln PI[1° 1: i:i:菫 ::: ;:i:]:;:## ::i]菫 :i:# :]i:菫 ::: ;:::菫 li。
##
Data are expressed as mean-FSD.* *p(0.01 vs. placebo Soup,
#p<O.OS vs. baseline (O w), ##p10.0I vs. baseline.
1143
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ルη ttαttαωJ ttιγ (薬理 と治療)vol.35 ■o。 11 2007
Appendix 7 Changes in blood biochenlical paralneters(Study I)
Parameter Standard value Group
Ht
ⅣICV
MCH
MCHC
Plt
Total protein
Albunlln
Total bilirubin
AST(GOT)
ALT (GPT)
LDH
ALP
ν―GTP
CPK
BllN
UA
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
5710=ヒ 1283
5294=ヒ 1353
466。 1=ヒ 47.6
456.9=ヒ 46.0
14.4=ヒ 1.6
14.1=Ll.5
44.6」ヒ4.4
43.6「 4.1
95.9=L5.6
95.6ニヒ3.7
31.0± 2.1
30。 9± 1.6
32.3「 0.9
32.3こLl.1
23.5」二4.8
25.5=ヒ 5,7
7.2± 0.3
7.2=Lo.3
4.4± 0.2
4.5=Lo。 2
0,7± 0.2
0.7=Lo.3
21.2 「 5.5
22.2 EL 5.4
22.7二L13.0
24.6± 14.7
184.0=L27.2
188.7=ヒ 21.9
210.2■ 61.8
191。3± 54.3
36.9=ヒ 23.1
33.2=L24.8
106.2「 40.1
127.4± 61.1
13.7ニヒ2.5
14.5「 3.2
5.5± 1.6
5.5 「 1,4
5795tt2625108t r265x
!!
476.2+ 44.r""4569+48.7
14.6+r.4#14.1+ 1.6
45.013.8
43.4t4.3
94.7l_5.0##
95.2+4.r
30.7+2.0
30.8i 1.7
32.4L0.9
32.3 + 1.0
23.8+5.6
24.9!6.2
7.3f 0.3
7.310.3
4.5+0.2""4.5t0.2
0.7t0.20.7+0.3
22.2+6.4
22.5+5.7
25.2+16.9
25.6+r5.2
r87.5t29.2188.5+ 18.5
2L6.7 +67.0
r97.7 i5r.8#
37.2L22.3
32.2t21.9
I24.9t68.5119.1+43.3
13.2+2.6
14.013.3
5.7+7.75.5t 1.3
5947!14035360+ 1261
476.6t46.4##
460.0148.3
14.6L1.5#
14.2iL.6
+5.2t4.2#44.0+4.3
95.1+ 5.1#
95.7 + 4.4
30.7L2.0#
30.9+ 1.8
32.3+0.8
32.2+0.8
24.9+53##25.6t6.2
7.3+0.3#
7.3+0.4
4.5t0.2##4.5+0.2**
0.9+0.2#
0.7r0.3
22.2+8.0
22.7 t7.4
26.0+t7.726.5+ 18.6
185.2+25.8
188.6+ 18.8
220.6+74.4#
198.2 t50.3#
39.2t26.232.2+21.r
r20.6+70.5r255+70.7
13.5+3.0
128t2.5""
5.6+ 1.5
5.4it.4
5735 1243
5526+t687
475.9+46.r##
460.9L48.2
14.5 + 1.6
14.L+t.7
44.9+3.9
43.4+4.3
94.5t5.6##94.3+4.4##
30.4+2.2##
30.6+ 1.9##
32.2+r.232.4tt.0
25.0t5.r##26.6+6.8#
7.2t0.47.2L0.4
+.5+0.2#
4.4+0.2
0.7+0.20.7+0.3
22.r+6.021.9L6.6
24.8i13.426.1+t6.4
191,5+30.6##
t82J+20.5##
2t4.6i67.3202.g+54.5##
37.8t26.833.3 +23.1
138.9+ 118.2#
110.8+46.7
13.8i3.4t3.5t2.8#
5.7 t 1.8
5.4+ 1.3
5873 + 1303
5381 t 1190
473.7 + 46.5#
462.0+44.8
14.5 + 1.6
14.1+ 1.5
44.8+4.0
43.6i4.r
94.8t5.4#94.6t4.0##
!4
30.6+2.2""30.5+ 1.9##
32.2tr.r32.310.9
24.7+5.2""26.0+6.0
7.LL0.47.2+0.4
4.4+0.2
4.4+0.2
0.6+0.2
0.6+0.2#
22.9+8.8
23.0+7.5
24.6+t4.625.9+17.8
189.0+48.5
183.3 + 18.9#
22r.2+89.8203.2+52.0##
35.3+32.3
35.2t28.0
312.8t 1073.5
110.3t45.7
13.6t3.014.t+3.2
5.4+ 1.5
5.4+ 1.5
3500-9?00/ uL
M 438-577xL04/uLF 376-516 xtO4/uL
M 13.6-18.3 s/dLF rr.2-r5.2 s/dL
M 40.4-5L.9o/o
F 34.3-45.20/o
M 83-101fLF 80-101 fL
M 28.2-34.7 pg
F 26.4-34.3 pg
M 31.8-s6.4%
F 31.3-36.1%
14.0-37.9xt04/ uL
6.5-8.2 s/dL
3.7-5.5 s/dL
0.2-1.0 ms/aI-
r0-40u/L
5-45U/L
120-245U/L
104-338 U/L
M <7eU/LF
=48U/LM 50-230 U/LF 50-210rJ/L
8-20 mg/dL
1z.o ms/ar
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
“
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
Data are expressed as meantSD.*p{0.05 vs. placebo group, * *p(0.01 vs. placebo group. #p1.0.05 vs. baseline (0 w), ##p10.0t vs. baseline.
1144
Presented by Medical*Online
ルη ttα′協αθθJ ttθ″(薬理と治療)vol。 35 no.11 2007
Appendix 7 (continued)
WeeksParameter Standard value Group
Creatinine
FBS
HbAlc
M 0.65-1.00 mg/dLF 0.46-0.82 ms/dL
135-145 mEq,/f
3.5-5.0 mEq/L
98-108 mEq/L
8.2-10.0 ms/tr
1.7-2.6 ^g/dr
2.5-4.5 ms/ar
M 60-2L0us/dLF 50-170us/dL
70-109 ms/al-
4.3-5.8o/o
0。 7「 0.2
0.8± 0.2
141.0=Ll.8
4.3± 0.3
4.3± 0.3
103.4二 Ll.9
102.9=L2.9
9.3± 0.3
9.240.3
2.1± 0。 1
2.2 「 0.1
3.6± 0.6
3.5 「 0.5
109.2=L29.2
107.9± 34.0
92.4=L8.9
93.2=L8.5
5。 0± 0.4
5.0-「 0.3
0.7t0.1#440.7!0.f"
140.9t 1.8
r4L.2+t.3
4.r+0.3""4.1+0.2**
t03.4+2.0103.4+ 1.5
9.7+0.4**9.610.3""
2.2t0.1##2.3+0J*##
3.7+0.53.7+0.4#
110.8+31.3
L04.4+37.I
92.7+9.4
92.3+8.5
5.0t0.3#!!
4.9!0.4""
0。 7」=0.1
0.7=ヒ 0.1##
141.3 「 1.7
141.3 「 1.5
4.2± 0.3
4.2± 0.3#
103.0「 2.1
103.1=Ll.7
9.5ニヒ0.4##
9.6=Lo.4##
2.3二Lo.1##
2.3二 Lo。 1##
3.6± 0.5
3.6 「 0.5
121.1=L40.4
112.6=ヒ 40.2
92.0」ヒ8.7
91.6二L8.0
5.0± 0.3##
4.9± 0.3
0.7t0.2#0.7+0.2##
140.9i 1.6
r40.6tL.7#
4.1+0.2""4.2+0.3**
103.6 + 1.9
103.511.8
9.4t03#9.4t0.3""
23+0.L##2.3!.0.t**
3.5+0.53.7+0.5#
109.4+33.3
99.7+38.8
93.0+10.7
90.6+9.3##
5.0+0.35.0t0.3#
0.7+0.2##
0.7t0.2**
141.3 + 1.4
141.0+ 1.3
4.3i0.34.2+0.2#
L04.2tt.g##103.6+ 1.8
9.310.39.4+0.3**
2.2+0.12.3+0.2* *,##
3.7t0.43.6+0.4
L04.3+42.3
100.3 +38.5
94.4+9.4#
9r.2+9.1
5.010.3""5.010.3
40
40
40
40
40
40
40
40
4。
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
40
1/1g
IP
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Placebo
Test
Data are expressed as meantSD.*p(0.05vs.placebogroup,**p(0.01vs.placebogroup,#p(0.05vs.baseline (ow),##p{O.}Ivs.baseline.
Appendix 8 Changes in subject characteristics (Study II)
Parameter Unit
Body weight
BMIBody fat ratio
Systolic blood pressure
Diastolic blood pressure
Pulse
kg %
mmHmmH珈
59.4=ヒ 11.8
22.0ニヒ3.0
24.5± 5.6
109.7=ヒ 11.7
64.5ニヒ10.1
68.4=ヒ 6.0
59.8t 11.9#
22.L+3.L#
24.4+5.4108.9t8.864.8i9.967.7t5.4
59.9f 11.9#
22.It3.024.9i5.5
109.7 + 16.1
67.4ltI.o69.7!6.4
60.0+ 12.0##
22.2+3.r#24.8+5.4
t07.7+t3.366.4+ 10.3
67.8+5.3
Data are expressed as meantSD.n:21#p<o.os vs. baseline (o w), oob<0.0I vs. baseline
1145
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ルη ttαttαθοJ ttιγ (薬理 と治療)vol.35 no.11 2007
Appendix 9 Changes in blood biochenlical parameters (Study II)
Parameter Standard value
WBCRBC
Hb
Ht
MCV
MCH
MCHC
Plt
Total protein
Albunlln
AST(GOT)ALT (GPT)
LDHTotal bilirubin
ALP
ν―GTP
CPK
BIIN
Creatinine
UANa
KCl
Ca
IP
ⅣIg
Fe
FBSHbAlc
Ferritin
Total cholesterol
LDL― cholesterol
HDL― cholesterol
Triglyce五 de
RLP―cholesterol
Phospholipid
3500-9700/ uLM 438-577xL04/ ulF 376-516 xto+/ ui
M 13.6-18.3 s/atF 7I.2-15.2 s/dLM 40.4-5]-.9o/o
F 34.3-45.20/o
M 83-101fL
F 80-101fL
M 28.2-34.7 pe
F 26.4-34.3 pg
M 31.8-36.4%o
F 31.3-36.1%
I+.0-37.9xL04/ uL6.5-8.2 e/dL3.7-5.5 s/dL70-40u/L5-45U/L
120-245U/L0.2-1.0 mg/at104-338 U/LM S79U/LF <48U/L
M 50-230 U/LF 50-2r0u/L8-20 ng/dL
M 0.65-1.09 ^e/atF 0.46-0.82 mg/at<7.0 mg/dL
135-145 mEq/L3.5-5.0 mEq/L98-108 mEq/t8.2-10.0 ms/ar2.5-4.5 mg/Atr.7-2.6 ms/dL
M 60-210us/dLF 50-170us/dL70-109 ms/at
4.3-5.8o/o
M 2I-282 ng/mLF 5-157 ne/mL150-219 ^s/dr70-139 mg/af
M 40-80 ms/aI-F 40-90 ms/dL50-149 ^g/tt<7.5mg/dL
150-250 me/ar
5919=L1720
469.8=L33.4
14.0ニヒ1.5
44.1」ヒ3.9
93.8二L4.0
29.9± 1.7
31.8=ヒ 0.9
26.6± 5.3
7.3± 0.3
4.5=LO.3
21.0=L8.0
21.1=L18.2
167.2「 20.8
0.7± 0.6
193.2「 52.5
28.6± 20.9
110.0=ヒ 59.5
13.9=L3.5
0.7± 0.1
5。2=Ll.4
141.0=Ll.3
4.3± 0.3
102.2=ヒ 1.6
9.5± 0.3
4.O EL O.4
2.3± 0.1
101.5」=41.9
91.9=ヒ 7.3
4.9± 0.3
94.7」二96.2
209.3二 L28.0
132.4」ヒ27.9
65.8二L12.9
89.6ニヒ44.7
5。 3± 2.4
221.5=L22.8
!4
5110+ L347""
468.5+25.7
14.rtl.2
43.343.0
92.3+3.7##
30.1t 1.6##
32.6l0.9##
25.417.r7.3+0.34.5t0.2
20.1t5.518.7t 10.4
r68.3tl7.20.9t0.5##
181.5144.5
26.0+t73#
105.0+58.8
t2.7t3.r0.7+0.f
5.0t 1.3
798.7tL|-##4.2t0.4**
101.9t 1.2
9.4t0.33.7t0.4""2.3+0.1
104.4t44.2
90.4t8.74.9i0.3
87.7L89.2
212.3+37.4
133.1+34.3
64.3+t7.0
r02.4i73.05.7t5.1
225.Li33.2
555412281
473.8t35.6
14.1i 1.5
43.4t3.8
91.6+3.6##
29.9it.7
32.5t0.9##
25.9+6.3
7.4!0.44.6t0.2
2t.0+6.518.9+ 10.8
t72.7tr7.50.710.5
t87.3147.925,8f 15.6
L72.2t323.6
12.4+2.7',"0.7+0.1
5.2tL.4138.9t 1.3##
4.3+0.4103.3 + 1.3#
9.6i0.43.7t0.6""
44
2.4+O.f "93.3i40.8
93.6t8.24.9+0.3#
87.7+9I.5
215.7L32.6
135.4i30.764.6tL6.2
114.8+65.5
5.9+4.423L.4t24.7
5580i2107462.5136.4
13.9i 1.5
43.8t4.1
94.7t4.0##
29.9+1.6
31.6f 0.8
25.7i6.57.3+0.3
4.5t0.320.0i4.618.8+9.6
160.2 + 15.8#
0.710.5I82.5i47.726.4tL6.0
102.0t37.0
13.2f 3.0
0.7f 0.1
5.0+1.3
r3g.7tl.2##4.2t0.4#
104.6+1.6##
9.4+0.43.910.52.3i0.2
93.7 + 49.0
90.9+7.244
4.7 +0.3""
86.6183.8
208.6+33.4
131,9t32.663.2+12.9
110.0148.3##
5.2+2.9220.8t20.r
Data are expressed as meantSD,
n:21#p(0.05 vs. baseline (o w), ##p10.01vs. baseline.
1146
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Jpπ 物 物“θ′動″ (薬理 と治療)vol,35 ■o。 11 2007
Appendix 9 (continued)
hrameter Standard value0246
NEEA 0.10-0.81 mEq/L 0.5t0.2 0.6A0.3 0.5+0.2 0.5t0.26 -lipoprotein f50-600 mg/dL 430.2+L28.9 M3.9t1S2.8 4E4.BtL34.t utT.t+LZ4.TApoA- I M 119-155 mg/,at L54.Eir6.T r86.2+2L.L 1b9.0t22.0 1ss.bt16.5
F 126-165 mg/dLApo A- II M 25.9-35"7 mg/at 30.2ts.3 3L.oil.z sr.Tl4.s 30.9rb.1
F 24.6-33.3 mg/atApo B M 73-109 mg/,ar 98.6t20.9 gg.Btz4.4 100.8t20.6 gz.gtzz.T
F 66-101 mg/dLApo C- II M 1.8-4.6 mg/at 3.6+t.b 4.0+Ls# s.gtr. # 4.0+Lz##
F 1.5-3.8 ms/al-Apo C-IIII M 5.8-10.0 mg/at 9.2+L.8 9.2+2.0 9.311.8 9.6+1.5
F 5.4- 9.0 mg/dLApo E M 2.7-4.3 mg/dL 4.3+0.8 4.4+0.8 4.5t0.7# 4.4+0.7
F 2.8-4.6mg/dLApoB/A- I 0.6+0.2 0.Tt0.z 0.zl,0.z 0.6t0.2vitamin A 27.2-t02.7 ug/dL 65.1114.3 59.6+13.4#o 62.9+14.6 60.7lr5.f#Vitamin E O.?5-I.41mg,/dL 1.5+0.3 I.Z+0.2## I.4+0.2 1.4+0.3
Data are expressed as meanttSD.
η=21
つ<0.05 vs.baseline(Ow),#ち <0.01 vso baseline.
* * *
1147
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