地域おこし協力隊（サンゴ保全・再生スタッフ）

活動報告

2020年3月15日

令和元年度

地域おこし協力隊・集落支援員活動報告会

報告者：黒木 恭子

本 日 の 流 れ

◆自己紹介

◆活動報告

☆久米島のサンゴの現状

☆活動内容

◆今後の方向性

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・氏名：黒木恭子

・出身地：愛知県名古屋市

・在職年数：１年目

去年４月より久米島移住

・趣味：スキューバダイビング

・居住地：字比嘉

・職場：久米島漁協

・仕事内容：久米島町サンゴ礁保全再生活動

地域協議会の事務局

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ここで 質問 です

①サンゴって何？②サンゴ礁との違いは？

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久米島のサンゴの現状

・20年前は、イーフビーチにもサンゴがたくさんあった。だからサカナとかエビとか

貝もたくさんいて、楽しい海だった

・ガザミ（ワタリガニ）がたくさん採れた

・船の通り道のサンゴを（成長が早いため）毎年壊さないと船が通れなかった

島の方々の声

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久米島のサンゴの現状

沖縄県の「サンゴ礁資源情報整備事業(平成21-23年度)」

と「サンゴ礁保全再生地域モデル事業」の調査結果から

久米島の海のサンゴ被度について、次のような結果が出ています

※ マンタ調査とスポットチェック調査で記録された久米島周辺のサンゴ類被度

ところが今は？

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2011年10

久米島におけるサンゴ被度

2018年11

久米島におけるサンゴ被度

次の２枚の写真は、久米島の海の、ほぼ同じ場所で撮影した

ものです。

１枚目は、５年以上前に撮影されました。

２枚目は、2019年11月に撮影しました。

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久米島町サンゴ礁保全再生活動地域協議会2019年3月発足

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会 長

大田治雄 町長

久米島漁業協同組合

久米島の海を守る会

久米島町観光協会

ＪＡおきなわ 久米島支店

久米島町役場

沖縄県海洋深層水研究所

※ 来年度より、久米島製糖(株)も加わる予定です

サンゴの産卵観察会（陸上）

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普及啓発活動自然観察会・サンゴの絵本の読み聞かせ・講演会・イベント

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ビーチクリーン・海中清掃

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リーフチェック

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グリーンベルト植栽（ベチバー・アカバナー）

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久米島の特定海域における赤土等堆積量調査（SUSPENDED PARTICLES IN SEA SEDIMENT:

海域底質中の懸濁物質含量）

2018年冬から、久米島漁協が主体となっ

て、サンゴの養殖を始めました

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将来的には、大きく育った養殖サンゴからサンゴ

の苗を作り、久米島の海への植付けを行う予定で

す。

また、大きく育った養殖サンゴが産卵することに

よって、サンゴが増えていく効果も狙っています。

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卵から育てた稚サンゴを利用海域養殖移植用の枝の採取･育成

海域への植付け

今、取り組んでいること今後、予定していること

令和元年（2019年）6月1日撮影

養殖サンゴの様子

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令和元年（2019年）11月撮影

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サンゴについた藻類の掃除をしています

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まだ小さなサンゴですが、サンゴガニやアカメハゼなどのサンゴに棲みつく生物が見られるようになりました。

協議会の主な活動内容

１．サンゴの養殖・移植活動

２．サンゴ保全に関する普及啓発活動

３．水質・天然サンゴの保全活動

４．赤土等流出防止活動

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今後の方向性

主な課題

１．活動資金の確保

・来年度から県のサンゴ礁保全助成金の縮小・廃止

→民間助成金へ応募

・自走化に向けて

→仕組み作り・商品開発

２．情報発信の強化30

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久米島町では自立的で持続可能なサンゴ礁保全再生活動に取り組んで参ります。これからも、ご協力の程よろしくお願いします。

ご清聴ありがとうございました