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環境負荷物質(SOC6物質)規制の号口保証
◇検査規格
◇初品測定結果報告書及びSOC確認書
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展開マニュアル
アイシン精機株式会社品質保証部QAセンター
2006年3月31日
(SOC003)
RoHS対応用
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<概要>「環境負荷物質(SOC6物質)非含有」の検査規格, 初品測定結果報告書及びSOC確認書の展開について
【号口保証の基本的な考え方】
1.検査規格に「環境負荷物質(SOC6物質)の含有量」を 検査項目として記載する ・図面記載「AES DZS102(特定有害物質使用 制限への対応基準)の制限規定を遵守すること」に準拠 ・上記「AES DZS102(特定有害物質使用制限へ の対応基準)の図面記載のある全納入部品に記載する
2.初品測定結果報告書の「環境負荷物質(SOC6物質) の規制対応」の記入欄を設け、検査結果を当社に報告, 又、SOC6物質含有量の確認データ(SOC非含有の 実測データ→分析データ)を記入したまとめ表「SOC 確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)」を 初品測定結果報告書に添付して提出 (対象:新設部品,設計変更部品,工程変更部品)
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使用禁止物質の製品への含有は、法規制遵守の重要課題
****お問い合せ先****□納入部品の品質関係…対象部品の納入工場品質グループ(工場検査管理部暑)□納入部品の調達関係…対象部品の部品調達グループ□材料規格(AES DZS102),材料技術面関係…材料技術部材料監査G(Tel 0566-24-8663)□本マニュアルの記載内容関係…品質保証部QAセンター材料機能保証チーム(Tel 0566-24-8471)
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1.環境負荷物質(SOC)規制とは
原則 原則
鉛 はんだ:期限なし
鋼(鉛≦0.35%):期限なし 鋼(鉛≦0.35%):期限なし
アルミ(鉛≦0.4%):期限なし アルミ(鉛≦0.4%):期限なし
銅(鉛≦4%):期限なし 銅(鉛≦4%):期限なし
水銀 電球類:期限なし 電球類:期限なし
カドミウム 厚膜ペースト:'06年7月 (除外なし)
6価クロム 防錆目的:'07年7月 (除外なし)
PBB (除外なし)
PBDE Deca-BDE:期限なし
AESZ0001(環境負荷物質含有材及び AESDZS102
部品の使用に関する制限) (特定有害物質使用制限への対応基準)
TSZ0001G(環境負荷物質の管理規定)
展開マニュアル3(SOC001) 展開マニュアル(SOC003)
環境負荷物質(SOC4物質)規制の号口保証 環境負荷物質(SOC6物質)規制の号口保証
(◇検査規格◇初品測定結果報告書及び (◇検査規格◇初品測定結果報告書及び
SOC確認書):ELV対応用 SOC確認書):RoHS対応用<注>主な適用除外は、代表的なものを記載している。詳細については、AES DSZ102の記載を確認すること。 (記載内容は資料作成時点ものであるため、正確には、最新版の規格,欧州指令での内容確認が必要)
SOC:Substances Of (Environmental) Concern (環境負荷物質)ELV指令:End-of-Life Vehicles (使用済車両=廃自動車指令)RoHS指令:Restriction of use of certain hazardous substances in electrical and electronic equipment (電気電子機器に含まれる特定有害物質の使用制限に関する指令)WEEE指令:Waste of Electrical and Electronic Equipment (廃電気電子機器指令)
PBB:ポリ臭素化ビフェニル(臭素系難燃剤の一種)PBDE:ポリ臭素化ジフェニルエーテル(臭素系難燃剤の一種)Deca-BDE:PBDEの1つで分子中に臭素が10個(deca:ギリシャ数詞で10の意味)ある タイプで、通称「デカプロ」
【注事事項】本マニュアルでは、ELV指令に対応する規制SOC物質(鉛,水銀,カドミウム,6価クロム)を「SOC4物質」と表記し、RoHS指令に対応する規制SOC物質(SOC4物質に加え、臭素系難燃剤〔PBB,PBDE〕を「SOC6物質」と表記する。尚、両者に共通する場合は、単に、環境負荷物質(SOC)と表記する。
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自動車部品 (ミシン,シャワートイレ,GHP等)
主な適用除外 主な適用除外
ELV指令(欧州廃自動車指令)
RoHS指令(欧州 廃電気・電子機器指令)
引用規格(技術標準)
展開マニュアル
生活産業製品当社の対象製品
重金属
(規制対象外)有機
規制SOC物質※
'03年7月以降
使用禁止'06年7月
以降使用禁止
【ELV指令とRoHS指令の大きな違い】①規制期限②はんだが対象③特定臭素系難燃剤が対象
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1.検査項目の追加
検査規格に「環境負荷物質(SOC6物質)規制に対応する検査項目として、「環境負荷物質(SOC6物質)の含有量」を織り込む。この検査項目は、下記の図面指示(※印)がある全納入部品について必須の記載項目である。
2.検査規格の作成に準拠するものは次の通り
<図 面>
図面「AES DZS102(特定有害物質使用制限への対応基準)の
使用禁止、制限規定の項を遵守すること。」※
<法規制など>
①欧州RoHS指令
②欧州WEEE指令
③その他、各国の法規
3.納入部品の非含有の範囲
納入部品のSOC6物質の非含有とは、納入部品の全構成品が非含有であること(注)
(全構成品のSOC6物質の含有量が、AES DZS102に適合していること)
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検査規格
①構成部品
②材料/副資材 材料 :直接材料 副資材:間接材料(補助材料)
非含有の証明方法(次ページ参照)
製品を構成するもの全てが対象
ラベル・インキ(印字)・テープ・ゴム・結束バンド・マジック(チェック印)・ 樹脂の顔料など副資材的なものを含め製品中の全てが対象
(注)見落としやすい材料
アイシン納入部品
(構 成)
RoHS対応用
アイシン製品
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4.環境負荷物質(SOC6物質)の非含有の証明方法
<基本的な非含有の証明方法>
2次仕入先から購入する「購入材料,購入副資材,購入部品」のSOC非含有
を証明する。また、非含有証明は、SOC非含有実測データが規制値を満足する
(AES DZS102に適合している)ことを基本とする。
その証明には、下記の2通りの方法がある。(P8に詳細説明)
★購入材料:SOC非含有実測データ※
★購入副資材:SOC非含有実測データ※
★購入部品:SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)
★自社又は、外部分析会社の実測データ
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2次仕入先1次仕入先
・構成部品・材料/副資材
①購入材料②購入副資材③購入部品
アイシン納入部品
[ⅰ]2次仕入先から入手するSOC非含有実測データと、SOC 確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)で非含有証明
[ⅱ]自社(外部機関の利用を含む)の実測で非含有を証明する
<注意事項>サプライチェーンとエビデンス参照(P7参照)購入部品について、SOC確認書をエビデンスとするためには、2次仕入先が、SOC管理のしくみ(本マニュアル記載内容と同等以上)を持ち、仕入先(3次仕入先)の指導を行っていることが必要
下記[ⅰ][ⅱ]を検査規格に展開
納入材料 納入副資材 納入部品
証明方法
<ポイント①>工程でSOCの混入,汚染のないことが必要(ラベル,インキ,マジック等、副資材的な物のSOC非含有に注意)※SOC混入防止管理が確実に図られていること
※塗料,樹脂(色物)等は、全原料のSOC含有量(実測データ),組成割合が 判っていれば、実測データより算出したデータでも可。但し、この場合は、 工程でSOCの混入なきことの証明(工程確認結果,説明資料等)が必要
SOC非含有実測データ(SOC分析データと規制値に対する合格判断結果)に基づいたSOC非含有証明書を「エビデンス」と呼び、上記の説明内容では、★印に相当する資料が該当する。尚、SOC実測データの記載がない資料,SOC不使用証明書,SOC非含有宣言書(「Pb,Cd,Hg,6価クロム…等は使用しておりません」or「含有していません」を記載),カタログ,MSDS(製品安全データシート),ホームページ上の記載などは、エビデンスには該当せず、SOC非含有の証明に利用することはできません。
エビデンスとは
<ポイント②>アイシン納入部品を構成するもの全てが対象
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5.検査規格の作成
5-1.作成要領
環境負荷物質の規制の検査規格への織込みⅠ.2次仕入先から入手するエビデンスで非含有を証明するⅡ.自社(外部機関の利用を含む)の実測で非含有を証明するのどちらの場合も、実測データによる証明が基本となっているため、検査規格は、下記の内容に準じた記載を行う。(下記に記載例を示す)
※検査規格の書式は、添付1,2,3に示す
環境負荷物質 蛍光X線 *3 AES DZS 新規品,変更品 初品測定結果 SOC確認書(SOC(SOC6物質)の 102に適合 又は、必要時の 報告書をチェック 非含有エビデンス含有量 ICP他 初ロットの1個 *5 データー一覧表)を*1 *2 *4 添付のこと
*6
5-2.適用除外品目等の記載
欧州RoHS指令・SOC6物質の非含有の「適用除外品」の場合の記入要領※適用が免除される材料・部品等は、AESDZS102「特定有害物質使用制限 への対応基準」を参照のこと
[備考欄の記入方法]
検査項目は前述の「環境負荷物質(SOC6物質)の含有量」を用い、備考欄に
「適応が免除される材料・部品」に該当する“部品,部位”を適用外として記入する。
例:ランプ(小型蛍光灯)類の場合
環境負荷物質
(SOC6物質)含有量
(注)ランプ(小型蛍光灯)本体(中身)の水銀のみ、適応除外の対象であるが、中身以外部分、 ソケット部や、表面に印刷される表示類(インク類)の副資材は非含有であること。
その他、鋼中の鉛(鉛≦0.35%)の場合,樹脂中の臭素系難燃剤(Deca-BDE適用対象外)
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の場合も、上記と同様な考え方で記入を行う。
備考検査具・検査規格・階級・アイシン抜取方式検査項目・№・検査事項
備考アイシン抜取方式
記 載 例
A分析装置,
仕入先抜取方式検査項目・№・検査事項 検査具 規格 階級
(前述と同じ)
*1:納入部品に含まれるアイシン支給品は、当検査項目の対象から除外して設定(部品,材料,副資材)*2:SOC非含有の証明は、実測データによる証明を基本としているため、分析装置名を記載 (※分析装置名不明な場合は、「蛍光X線分析装置,ICP他」と記入)*3:図面の記載に準拠*4:原則として、新規品(号試品,号口初品),変更品(P10参照)以外は必要時の確認とするが、 1次仕入先のSOC管理体制,過去にSOCの入っていた製品等を考慮して、工場検査管理部暑にて、 別途抜取方式を決定(指示)する場合がある*5:アイシン抜取方式欄の記載は、「例」を記載(*4の事例の場合等、別途抜取方式を決定する場合がある)*6:必ず、記載すること
・SOC確認書(SOC非含有エビデンスデーター一覧表)を添付・ランプ(小型蛍光灯)類の水銀は適用外(適用部品・ 部位○○○)
※検査規格の書式は、添付1~3に示す
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サプライチェーンとエビデンス
アイシンから見て⇒ 1次仕入先(検査規格を作成) 2次仕入先 3次仕入先 4次仕入先
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<購入部品のエビデンス> 「初品測定結果報告書」+「SOC確認書 (SOC非含有エビデンスデータ一覧表)」 を基本にする※
※1次仕入先の2次仕入先への展開購入部品について1次仕入先は、購入元(2次仕入先)がSOC管理のしくみを持ち、その仕入先(3次仕入先)のエビデンス(データ)の内容確認や管理体制のチェック,指導を確実に行っていることを2次仕入先の工程監査<添付6:環境負荷物質(SOC)管理体制チェックシートを参考>等を通じて確認する。尚、仕入先SOC管理体制に問題点が有る場合は、その内容に応じて、対応策を検討すること。例:受入ロット毎に1次仕入先で受入検査実施(SOC非含有の分析確認),2次仕入先より、製造ロット毎に出荷検査データ(SOC非含有の実測確認データ)を提出させる 等
客先(アイシン)
初品測定結果報告書+SOC確認書・購入材料・購入副資材・購入部品(自社実測)
初品測定結果報告書+SOC確認書・購入材料・購入副資材・購入部品(自社実測)
アイシン納入部品(検査規格)
アイシン支給品
アイシン支給品はSOC検査項目の対象から除外する
購入材料
購入副資材
購入部品
購入材料:Ⅰ-1
購入副資材:①ー1
購入部品:1-1
エビデンス(SOC非含有実測データ)
エビデンス(SOC非含有実測データ)
初品測定結果報告書 +SOC確認書 ・購入材料 ・購入副資材 ・購入部品 (自社実測)
納入副資材:②-1
納入材料:Ⅰ-1
納入部品:1-1
初品測定結果報告書 +SOC確認書 ・購入材料 ・購入副資材 ・購入部品 (自社実測)
購入材料:Ⅱ-1
購入副資材:②-1
購入部品:2-2
初品報告書+SOC確認書・購入材料・購入副資材
初品報告書+SOC確認書・購入資材・購入副資材
エビデンス
A社
B社
C社
納入副資材:②-1
納入材料:Ⅱ-1
C1社
納入部品:2ー1
初品報告書+SOC確認書・購入材料・購入副資材
購入材料:Ⅲー1
エビデンス
C2社
C3社
納入部品:2-2
初品報告書+SOC確認書・購入材料・購入副資材
実測
実測
実測
エビデンス
購入部品:2-1
エビデンス
エビデンス
C4社
購入副資材:③-1
エビデンス
購入材料:Ⅲ-2
エビデンス
購入副資材:③-2
エビデンス
エビデンス
エビデンス
納入材料:Ⅲー1
エビデンス
納入副資材:③-1
エビデンス
納入材料:Ⅲ-2
エビデンス
納入副資材:③-2
エビデンス
納入部品:1-2
初品測定結果報告書 +SOC確認書 ・購入材料 ・購入副資材 ・購入部品 (自社実測)
D社
購入部品:1-2
初品測定結果報告書 +SOC確認書 ・購入材料 ・購入副資材 ・購入部品 (自社実測)
実測
(1点)
(1点)
(1点)
(2点)
納入部品1-1と同じ 略・検査規格・初品測定結果報告書 及びSOC確認書 に反映
「初品測定結果報告書」と「SOC確認書」はセットで アイシンへ提出
サプライチェーンとエビデンスの例:アイシン購入部品の構成が、購入材料1点,購入副資材1点,購入部品2点、アイシン支給品1点の例で示す。尚、図は貴社を1次仕入先とした場合の説明図です。
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エビデンスの証明方法詳細
個々の構成品が非含有であることをエビデンスにより証明されていること。SOC6物質の非含有:構成部品/材料・副資材の非含有エビデンスが全点揃っていること。
アイシン納入部品
①購入材料②購入副資材
構成部品・材料/副資材の非含有エビデンスが全て揃っている
↓号口保証がされている
③購入部品
(1)初品測定結果報告書+SOC確認書だけでは、エビデンスに準ずるものにはなりません。
(2)次の要件が整い裏付けのとれた範囲がエビデンスに準ずるものになります。
・SOC非含有実測データ(エビデンス)を2次以降の仕入先が理解している。
・1次仕入先が2次仕入先のSOC管理体制の確認・指導を行っていること
※工程調査(管理体制の調査)等で工程管理・エビデンス保有状況を確認
例) (1)2次仕入先よりエビデンスの入手ができない構成品(2)サプライチェーンが把握できない構成品(3)非含有の確からしさを自社で監査評価(抜取チェック)
①購入材料②購入副資材③購入部品
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・構成部品・材料/副資材
①購入材料②購入副資材③購入部品
非含有証明の対象(基本)
(1)2次仕入先から入手するエビデンスと初品測定結果報告書により非含有を証明する
4次仕入先
エビデンス
3次仕入先 2次仕入先
SOC非含有実測データ
初品測定測定結果報告書+SOC確認書
分析データ等
(2)自社(外部分析会社の利用を含む)の実測により非含有を証明する
上記(1)では非含有のエビデンスの確認ができない場合など
(検査規格)
2次仕入先
証明の対象はSOC6物質のみ他の物質は除外
初品測定結果報告書+SOC確認書がエビデンスに準ずるものになるための条件
自社/外部機関 エビデンス
購入材料購入副資材購入部品
SOC6物質を対象に分析
号口保証
初品測定結果報告書+SOC確認書の裏付けを確認する(確認結果の記録を残す事)
アイシン納入部品初品測定結果報告書 及びSOC確認書
下図は、貴社を1次仕入先とした場合の説明図です
外部分析会社が不明の場合は、当社まで問い合せして戴ければ、紹介します
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追加の項目
環境負荷物質(SOC)含有判定結果
検査規格(AES DZS102)に適合
SOCに関する新規・変更はなし
※詳細は、SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)参照
注: SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)は、P11で説明。
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初品測定結果報告書
判定内容 判定
※
初品測定結果報告書に「環境負荷物質(SOC)非含有判定結果」欄を追加
追加欄
※初品測定結果報告書の書式は、添付4に示す
追加記入欄
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「環境負荷物質(SOC)含有判定結果」欄の記入要領1.環境負荷物質(SOC)含有判定結果欄
環境負荷物質(SOC)含有判定結果
(A欄) 検査規格(AES DZS102)に適合
(B欄) SOCに関する新規・変更はなし
※詳細は、SOC確認書(SOC非含有データ一覧表)参照
2.新設品及び流用品(SOC観点で変更のあるもの)は、検査規格(AES DZS102) への適合をSOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)で確認する。
検査規格に適合の場合は、A欄:検査規格(AES DZS102)に適合の判定欄に○印を記入する。尚、SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)は、初品測定結果報告書に添付して提出する。※※SOC確認書(SOC非含有データ一覧表)の添付がないものは、当社での受付ができません。※初品測定結果報告書やSOC確認書(SOC非含有データ一覧表)への、エビデンス自体の添付は不要、 但し、当社からの要求が有った場合は、提示できるようにしておいて下さい。
3.設計変更,工程変更等で材料・副資材等に変更(追加を含む)等のSOC観点での変更( 下記参照)がない場合は、B欄:SOCに関する新規・変更はなし欄に○印を記入する。
但し、この場合は、過去にアイシンに対し、初品測定結果報告書及びSOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)を提出したことがあるものに限る。又、初品測定結果報告書に過去(XX年XX月XX日付けで提出した部品○○,品番○○○○○)のSOC確認書と同内容である旨を記載して下さい。尚、上記の場合であっても、当社の要望により、SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)の提出を求める場合が有るため、予めご了解願います。※※過去の提出データをいつでも提示できるようにしておいて下さい。
注:SOC観点での変更有無とは(新設品,流用品の例)新規品
例 新規に部品品番が付けら SOC観点で 設計変更,工程変更で材料,副資材に変更れた部品 変更有り (追加)を含むがある場合
例:材料メーカーの変更,材料・材質・グレードの変更, 製造場所の変更,加工工程の変更,機械設備の 変更,型・治具・作業方法の変更で製品に使用 する材料や付着する副資材等が変わる場合等
SOC観点で 設計変更,工程変更で材料,副資材に変更変更なし に変更なし
4.帳票と適応品
環境負荷物質(SOC)含有判定結果欄追加の新帳票:添付4参照
新帳票
適応品 ・図面に「AESDZS102(特定有害物質使用制限への対応基準)」
が記載された部品から適用する。
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※
流用品
判定内容 判定
<お願い> ①新帳票は、従来の帳票に「SOC規制対応欄」を追加した以外 は変更はありません。 各社で現在使用している帳票に環境負荷物質(SOC)含有判定 結果欄を追加して使用しても構いません。 ②欧州RoHS指令に対応するため、判定欄の帳票のコメントは 検査規格「AES DZS102」に適合と表記下さい。 ※欧州ELV指令対応規格(AESZ0001)の記載は誤記となります。
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新規帳票…初品測定結果報告書とセットで利用する
◇初品測定結果報告書のSOC非含有報告欄…「SOC非含有」の判定結果のみ記入
環境負荷物質(SOC)含有判定結果
検査規格(AES DZS102)に適合 ※SOCに関する新規・変更はなし※詳細は、SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)参照
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・初品測定結果報告書の補足資料(実測データ記入用紙)として利用・初品測定結果報告書を提出時に「SOC確認書」も添付して提出
判定内容 判定
◇SOC確認書…SOC非含有織り込み実態(SOC非含有実測データ)を整理 ユニット部品等、複数の構成部品,部位より構成されるものに対し、SOC非含有の 確認洩れ等がなく、確実に全構成部品,部位に対しての確認が実施されたか当社1次 仕入先が、自社(社外分析会社を含む)の実測結果、又は、2次仕入先以降のSOC 非含有実測データを整理した帳票
<ポイント>①納入部品に対し、構成部品,部位別にSOC非含有の確認状況を整理 →防錆油,マーカー等での印も含め、SOC非含有の確認洩れを防ぐ②SOC非含有の状況を、実際の実測データ(分析値)で確認 →カタログ,SOC非含有宣言書等による証明ではなく、現物の実測データにて SOC非含有を確認しているかチェック<SOC確認書の作成単位,注意事項>①当社納入部品毎に作成することを原則とするが、SOCの観点で記載内容が同内容 (同仕入先・同構成・同材質etc)の場合は、その旨を明記すれば、同じ帳票を横展 しても可。但し、初品測定結果報告書には、必ず、横展したSOC確認書を添付し て下さい。②SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)は、初品測定結果報告書に記 載されるデータの一部のため、原則として、初品測定結果報告書作成部署(1次仕入 先)がSOC確認書の作成(又は、承認)を行って下さい。③SOC確認書のデータ記載の裏付け資料(バックデータ→エビデンス)は、確実に トレーサビリティが取れるように、保管をお願いします。(下図参照)
SOC確認書(SOC非含有エビデンスデータ一覧表)
<初品測定結果報告書>アイシンへ初品納入時に提
出 <SOC確認書> 判定 部品1.・・・・・・・ ○ 部品2.・・・・・・・ ○ 部品3.・・・・・・・ ○ 部品4.・・・・・・・ ○ ・・・・・
<裏付け資料>
エビデンス1(実測データ)
エビデンス2(実測データ)
エビデンス3(実測データ)
整理して保管SOC確認書は、1次仕入先が作成すること
1次仕入先
<提出資料>
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「SOC確認書」の記入要領
1.SOC確認書のフォーム
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<ポイント>当社への納入品を構成する全ての購入部品,購入材料,購入副資材等洗い出し、記入する。製品に印,ロット№を付けるマーカー,インキ類や防錆油等を忘れずに記入する。当社からの支給品(部品)の場合は、記入要領に従い、その旨を記入する。
<ポイント>サプライチェーンを明確にしておくこと。2次仕入先(貴社を1次仕入先とした場合)に対しても、同様な指導を実施していること。・サプライチェーンの明確化・SOC非含有エビデンス(実測データ/分析値)の保有
構成部品・部位が多く、書ききれない場合は、複数枚に記入
<ポイント>SOC非含有の実測データ(分析値)を元に、データと非含有の根拠を記入する。尚、個々の構成部品,部位毎にSOC非含有の合否判定を行う。
〈当社支給品の取り扱い〉貴社でのSOC非含有の確認は不要。支給品で有る旨を記入すれば、データ欄は「-」で可ですが、貴社工程内(加工,組付等)で付着するものについてのSOC非含有の確認を忘れないようにして下さい。<例>①当社が鍛造粗形材を支給し、貴社にて切削加工し、貴社にて防錆油を塗布している場合 →母材部のSOC非含有確認は不要だが、切削油,防錆油のSOC非含有は貴社にて実施下さい ②当社が樹脂成形品を支給し、貴社にて塗装を行う場合→貴社にて塗装部のSOC非含有確認 ③当社が樹脂材料を支給して、貴社にて成形を行う場合→離型剤等の副資材のSOC非含有確認
〈ポイント〉技術的に臭素系難燃剤が明らかに含まれないもの(金属)は「-」で可。しかし、樹脂等の有機系のものは、実測データ(分析値)を記入する。
<ポイント>1次仕入先殿で実際のエビデンスと対応が付くように整理№等を記入して下さい。
記入用紙のフォームは、下記内容が満たされており、納入部品の担当工場の了解が得られていれば、各社の帳票に合わせた形でも可。
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アイシン精機株式会社 安城工場品質G 御中 全 1ページ中 1ページ○○年○○月○○日
SOC確認書〔欧州RoHS指令対応用〕 貴社名:○○○工業株式会社 「SOC非含有エビデンスデータ一覧表」 (仕入先コード: **** )
部署名:品質保証部品質管理課1.製品名:シャワートイレ 2.部品品番: 12345-67890 3.部品品名: ○○ブラケット 4.部品の構成品別、SOC非含有判定結果(下段の各項目の選択支から選択) 連絡先:0566-24-****
(注4) 実測データ(4.測定法 5.実測データの根拠) 単位ppm 判定2.購入形態 3.仕入先 Pb Cd Hg Cr
6+PBB PBDE (合格に
構成品 データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. ○印)A001 123456-7890 プレート ④ 社内 82(20) XRF ① 45 ICP ② 22(10) XRF ① 90(30) XRF ① 20(50) XRF ① 20(50) XRF ① ○A002 塗料 ② A社 2(20) XRF ③ 26(7) XRF ③ 18(1) XRF ③ 415 ICP ② 20(50) XRF ③ 20(50) XRF ③ ○A003 ウエルドナット(金属) ① B社 15(50) XRF ③ 30(10) XRF ③ 20(30) XRF ③ 18(50) XRF ③ M M M M M M ○A004 同上(メッキ部) 同上 同上 - - - - - - - - - 1 ジフェ ③ - - - - - - ○A005 リング ① C社 15(50) XRF ③ 18(7) XRF ③ 20(30) XRF ③ 18(50) XRF ③ 0 GCMS ③ 0 GCMS ③ ○A006 スペーサー ⑤ AI安城工場 - - - - - - - - - - - - - - - - - - -A007 キャップ ① E社 15 ICP ③ 5 ICP ③ M M M M M M M M M M M M ○A008 平板 ③ F社 15(10) XRF ③ 18(1) XRF ③ 20(30) XRF ③ 100 ジフェ ③ 20(50) XRF ③ 20(50) XRF ③ ○A009 カバー ④ G社 20(50) XRF ① 45(7) XRF ① 20(30) XRF ① 20(50) XRF ① 20(50) XRF ① 20(50) XRF ① ○A010 チェック印 ペイントマーカー(青) ② H社 0(12) XRF ③ 8(12) XRF ③ 2(9) XRF ③ 6(20) XRF ③ 0(9) XRF ③ 0(9) XRF ③ ○
5.判定結果の評価(○印を付ける) 判定1)全ての構成品(部品、資材、副資材、用度品)を洩れなく記載した ○2)全ての構成品についてSOC非含有判定結果を記入した ○
各項目の選択支2.購入形態 3.仕入先 4.測定法 5.実測データの根拠 データの有効性判断①購入部品 ・実名でなくA社/B社等でも可)※ XRF:蛍光X線分析法 ①自社分析 ・蛍光X線データは、全て「測定値」と「3σ」を記入。(注1)②購入副資材 (※貴社で仕入先が特定できれば可) ICP:誘導結合プラズマ ②社外分析会社実測 例:測定値(S)が20で、3σ(B)が30の場合、「20 (30)」と記入③購入原材料 ・支給品の場合納入元(メーカー)を記入 発光分析法 ③仕入先実測④内製部品 ・但し、アイシン内製工場の場合は AAS:原子吸光分析法 (2次以降の仕入先を含む) 【データとして無効の場合】⑤支給品 アイシン○○工場と記載) ジフェ:ジフェニカル ・<1000 →データを記入下さい
バジド吸光光度法 ④原材料の実測値から換算 (上記の場合、鉛等の閾値以下という意味で記載)比色: 〃 した計算値 (比色試験紙) ⑤複数素材同時分析 ※その他、測定データに基づくものと断定できない入力値は無効GCMS:ガスクロマトグラフィ (注2) 質量分析法(GC-MS)
13/15
(材料は、商品名等)
担当確認 承認
1.部品品番・品名
注1:意図的・非意図的を問わず、総含有量を測定。不純物を含む。蛍光X線でS/B≦1にかかわらず全て記入。 6価クロムのデータは、蛍光X線でクロム総量値で記入可。(但し、AESDZS102の判定値を満たすこと)注2:部品が均質組成毎に分解し難いものについては、部品全体をすり潰した状態で測定しても可。ただし、この場合は測定結果が検出限界値以下であれば「非含有」と判断。 それ以外は、均質組成毎の正確な測定が必要。
〈データ記入に関して〉・金属系部品の臭素系難燃剤は分析省略可、記入欄はM(Metalの略)を記入。・鉄鋼等、金属中のCrは金属クロムのため、分析省略可。(注:表面処理部位は分析必要) また、同様にHgは精錬過程で、技術的に存在しなくなると判断されるため、分析省略可。 上記の場合で、Cr,Hgの分析を実施しない場合は、記入欄はMを記入する。・XRFで臭素系難燃剤を分析の場合は、臭素の分析結果をPBB,PBDEの欄に記入。・メッキ部品を母材とメッキ部に分けて分析した場合の記載方法はA003,A004欄を参照・当社支給品はリストには記入するが、SOC非含有実測データの記入は不要。 (但し、貴社加工にて付着する副資材等は、リストに追加し、データ記載が必要)・その他、データ記入に関し、不明点が有る場合は、工場検査管理部暑に問い合せのこと。
〈特定有害物質の分析方法について〉分析方法等の詳細については、AESDZS102「特定有害物質使用制限への対応基準」を参照して下さい。
〈注意事項〉SOC確認書のデータ記入の根拠となったエビデンスの事例をP14~15に添付する。尚、エビデンスはSOC確認書に添付して提出する必要性は有りませんが、当社からの求めに応じてすぐに提出できるようにしておいて下さい。又、エビデンスとの対応付けが取れるように例に示すように管理№(A001~A010)を付け、整理して保管することが望ましい。
記入例
管理№(エビデンスと対応が付くこと)
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報告日
○○○○株式会社
定性分析結果報告書 ○○部○○課
分析日:
1.サンプル情報
2.分析結果
3.サンプルの蛍光X線スペクトル
※)ND = No Detected (対象元素のスペクトルピークは検出されず)
《 コメント 》 Cd 総Cr Hg Pb Br
Cd,総Cr,Hg,Pb,Brの検出は 8.3 6.4 2.2 0.0 0.0
認められませんでした。 11.9 20.2 9.4 12.1 9.2
14/15
H社
123456-7890用欠品チェック印
《 サンプル外観 》A010
○○マーカー
品番XXXXX (青)
<測定結果>
測定値 (S)
3σ (B)
Hg
-
Br
S/B判定 - - - -
元素記号 Cd Cr Pb
サンプルの前処理 なし
元素名 カドミウム 総クロム 鉛 臭素水銀
備考
+:対象元素を検出 -:対象元素は検出されず
分析方法 蛍光X線分析法による定性分析
商品品番,グレード等
製造社名
サンプルNo
サンプル名
2005年11月1日
2005年11月1日
Cd ND Cr ND
Hg ND Pb・Br ND NDND
印
〈事例1〉マーカー(青)のエビデンス
※蛍光X線分析装置による分析結果 蛍光X線分析では、総クロムの検出がなければ、6価クロムが非含有と判断して可 同様に、臭素の検出がなければ、臭素系難燃剤が非含有と判断して可
蛍光X線分析の場合は、S/B判定で、SOC非含有を判定のため、S,Bの値を必ず記載
分析会社,分析日を記入
分析方法,サンプルの前処理,分析結果を記入
総合判定結果を記入
エビデンス管理№SOC確認書等との対応付けが取れれば可
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分析日
○○○○株式会社
○○部○○課
1.サンプル情報
2.分析結果
鉛(Pb) ICP-AES
水銀(Hg)
カドミウム(Cd)
6価クロム(Cr6+
)
臭素(Br)
※分析値の「ND」は、定量下限値未満を示します。
3.まとめ
◇鉛,水銀,カドミウム,6価クロム検出は認められませんでした。
15/15
ウエルドナット
12340-22340
A003部品No.
品名
品番
2005年11月1日
環境負荷物質(SOC)含有量調査報告書
分析方法 分析値
備考
XXXX-XXXX
メッキ部は、別途分析実施(№A004)
定量分析・下限値
社内品番
環境負荷物質 前処理方法
《 コメント 》
温水中に試験片を浸漬
ND
5ppm
0.2ppm
5ppm
0.5ppm
酸で分解
酸で分解
特になし
ND
ND
ND
(試験片が金属のため分析対象外)
ジフェニカルバジド吸光光度法
ICP-AES
加熱気化原子吸光光度法
〈事例2〉ウエルドナット(金属)のエビデンス
印分析会社,分析日を記入
エビデンス管理№SOC確認書等との対応付けが取れれば可
分析方法,サンプルの前処理,分析結果,定量下限値を記入
総合判定結果を記入する。尚、検出が認められた場合は、規制値に対して合否判定を行う。
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□ 受入 □出 荷
□ 工程内 □特 殊
□ 完成品 □巡 回 検査規格(1) 年 月 日(作成 / )
品番 品名
□ 完成品
□ 半成品
□ 粗形品
納入先 車種・機種
工程 仕入先 材質 寸法 重量
仕入先
配布先・数
検査項目 No. 検査事項 検査具 規格 階級 仕入先
抜取方式
アイシン
抜取方式
・検査方法(備考)
・リアクションプラン アイシン
配布先・数
アイシン精機株式会社 符号 年月日 変更記事 仕 入 先
承認 確認 作成 承認 確認 作成 仕入先名
アイシン精機株式会社
品質保証部 2L-200-2 A4 ’99.4
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□ 受入 □出 荷
□ 工程内 □特 殊
□ 完成品 □巡 回 検査規格(2) 年 月 日(作成 / )
品番 品名
□ 完成品
□ 半成品
□ 粗形品
納入先 車種・機種
工程 仕入先 材質 寸法 重量
仕入先
配布先・数
検査項目 No. 検査事項 検査具 規格 階級 仕入先
抜取方式
アイシン
抜取方式
・検査方法(備考)
・リアクションプラン アイシン
配布先・数
アイシン精機株式会社 符号 年月日 変更記事 仕 入 先
承認 確認 作成 承認 確認 作成 仕入先名
アイシン精機株式会社
品質保証部 2L-202-2 A4 ’99.4
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□ 受入 □出 荷
□ 工程内 □特 殊
□ 完成品 □巡 回 検査規格(3) 年 月 日(作成 / )
品番 品名
□ 完成品
□ 半成品
□ 粗形品
納入先 車種・機種
工程 仕入先 材質 寸法 重量
仕入先
配布先・数
検査項目 No. 検査事項 検査具 規格 階級 仕入先
抜取方式
アイシン
抜取方式
・検査方法(備考)
・リアクションプラン アイシン
配布先・数
アイシン精機株式会社 符号 年月日 変更記事 仕 入 先
承認 確認 作成 承認 確認 作成 仕入先名
アイシン精機株式会社
品質保証部 A4 99.4
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頁中 頁 整理 No. 依頼書整理 No.
品
番 品
名
仕入先検査管理部署 承認 確認 作成 工
程
入荷予定日 月 日 測 定 理 由 測定 年 月 日
入 荷 月 日 月 日 新設部品( ) 工程変更 受入測定者
入 荷 数 設変部品(設変 No. ) 承認 確認 作成
抜 取 数 本工程に移行
不 良 数
・
初 品 測 定 結 果 報 告 書
加工
署部
仕
入
先
(概要を具体的に記入) 本工程
の場合
には○
暫定工
程の場
合には
×を記
入する
本 、 暫 工 程 の 区 分 本工程移行の予定月日 検 査 項 目 規 格
1 2 3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 X δ
判 定 備 考 (連絡事項問題点) 総合検査判定
合 格 工場
承認 確認 作成 不 合 格
測定具 試科No.
20ケまでは全数 1ロット 50ケまでは20ケ 測定
51ケ以上は25ケ
環境負荷物質(SOC)非含有判定結果 判定内容 判定
検査規格「AES DZS102に適合」 ※
SOCに関する新規・変更はなし
※詳細は SOC 確認書(SOC 非含有エビデンスデータ一覧表)参照
手直し
をした
部品に
ついて
のデー
タは○
印で囲
むこと
太枠内
には加
工部署
及び仕
入先で
は記入
しない
こと
品質保証部 2L-558-1 A4 78.6
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アイシン精機株式会社 御中 全 ページ中 ページ年 月 日
SOC確認書〔欧州RoHS指令対応用〕 貴社名: 「SOC非含有エビデンスデータ一覧表」 (仕入先コード: )
部署名:1.製品名: 2.部品品番: 3.部品品名: 4.部品の構成品別、SOC非含有判定結果(下段の各項目の選択支から選択) 連絡先:
(注4) 実測データ(4.測定法 5.実測データの根拠)2.購入形態 3.仕入先 Pb Cd Hg Cr6+ PBB PBDE 判定
構成品 データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5. データ 4. 5.
5.判定結果の評価(○印を付ける) 判定1)全ての構成品(部品、資材、副資材、用度品)を洩れなく記載した2)全ての構成品についてSOC非含有判定結果を記入した
各項目の選択支2.購入形態 3.仕入先 4.測定法 5.実測データの根拠 データの有効性判断①購入部品 ・実名でなくA社/B社等でも可)※ XRF:蛍光X線分析法 ①自社分析 ・蛍光X線データは、全て「測定値」と「3σ」を記入。(注1)②購入副資材 (※貴社で仕入先が特定できれば可) ICP:誘導結合プラズマ ②社外分析会社実測 例:測定値(S)が20で、3σ(B)が30の場合、「20 (30)」と記入③購入原材料 ・支給品の場合納入元(メーカー)を記入 発光分析法 ③仕入先実測④内製部品 ・但し、アイシン内製工場の場合は AAS:原子吸光分析法 (2次以降の仕入先を含む) 【データとして無効の場合】⑤支給品 アイシン○○工場と記載) ジフェ:ジフェニカル ・<1000 →データを記入下さい
バジド吸光光度法 ④原材料の実測値から換算 (上記の場合、鉛等の閾値以下という意味で記載)比色: 〃 した計算値 (比色試験紙) ⑤複数素材同時分析 ※その他、測定データに基づくものと断定できない入力値は無効GCMS:ガスクロマトグラフィ (注2) 質量分析法(GC-MS)
(材料は、商品名等)
担当確認 承認
1.部品品番・品名
注1:意図的・非意図的を問わず、総含有量を測定。不純物を含む。蛍光X線でS/B≦1にかかわらず全て記入。 6価クロムのデータは、蛍光X線でクロム総量値で記入可。(但し、AESDZS102の判定値を満たすこと)注2:部品が均質組成毎に分解し難いものについては、部品全体をすり潰した状態で測定しても可。ただし、この場合は測定結果が検出限界値以下であれば「非含有」と判断。 それ以外は、均質組成毎の正確な測定が必要。 <添付5>
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環境負荷物質(SOC)管理体制チェックシート(1/2) 〈添付6〉 会社名 部署名
評価1.自社製品のサプライチェーンの明確化 1)全ての購入部品、材料、副資材(以下: ①購入品の一覧表がある
購入品)を識別・特定し、個別に管理が ②品番をつけて個別に管理出来るように
出来るようになっている なっている
(最終製品として「アイシン精機」に納入 ③各品番ごとに、SOC管理の責任部署が
されるものが対象) 明確になっている
2)各製品の購入品のサプライチェーンが ①購入品の仕入先が明確である
明確になっている②仕入先(Tier2)のSOC対応窓口が明確
になっている
③購入品毎に、SOCに関する要注意度の
認識がある
④Tier3以降も含めサプライチェーンを把握
している
2.仕入先(Tier2)への要求の明確化 1)購入品のSOCに関する管理体系が ①自社の規定、標準類がある
明確である (アイシンで言えばAES DZS102等)
2)仕入先(Tier2)に対して、図面、 ①取引基本契約にSOC対応が含まれている
検査法等でSOC非含有を明確に 指示している ②SOC非含有を図面指示している
③SOCに関する検査規定がある
3)仕入先(Tier2)に対する、SOC管理 ①チェックシート等で、具体的に要求を
体制の要求事項が明確であり、これを 提示している
提示している ②仕入先説明会等で具体的に要求を
提示している
3.仕入先(Tier2)からの購入品の管理の徹底 1)仕入先(Tier2)からの購入品の受入れ時 ①規定、標準類がある
のSOCに関する業務規定が明確になっている2)全ての購入部品、材料、副資材について、 ①会社全体としての非含有宣言書を得ている
仕入先(Tier2)からSOC非含有の証明 を得ている ②部品別、材料別(含:副資材)に非含有の
(下記 5 2)参照) 証明を得ている
③②は定量データに基づくものである
3)仕入先(Tier2)のSOC管理体制を確認 ①仕入先から工程整備報告を得ている
している②工程調査を行う基準が明確になっている
③重点仕入先には工程調査(含:管理体制
調査)を実施している
4)購入品のSOC非含有の確認のため実測 ①検査機器を保有している、または外部委託
を行なうことが出来る 先を確保している
②実測を行う実施基準が明確になっている
(含:対象部品のランクつけ)
③実施基準に従って、実測を行っている
評価欄の基準 ○:実施している □:概ね、実施している △:一部実施している ×:殆ど実施していない
要求事項 結果 今後の改善計画(評価□,△,×の場合)
【注意事項】貴社を1次仕入先(Tier1)として、貴社仕入先(2,3次仕入先)をTier2,3として考えて下さい
![Page 22: 検査規格 初品測定結果報告書 及びSOC確認書 展開 …及びSOC確認書 1/15 展開マニュアル アイシン精機株式会社 品質保証部QAセンター 2006年3月31日](https://reader030.vdocuments.site/reader030/viewer/2022041111/5f132712bb1fae7fcc572c35/html5/thumbnails/22.jpg)
環境負荷物質(SOC)管理体制チェックシート(2/2) 会社名 部署名 評価
4.自社のSOC管理体制の構築・維持 1)自社(設計、工場、工程)におけるSOC ①設計開発段階でのSOC対応の規定、標準
含有、混入防止体制を構築している。 がある
②SOCが混入しない工程であることを、
工程管理マニュアル、QC工程表などに
織り込んでいる
③工程変更時のSOC関連の対応が
明確になっている
2)実施状況を定期的に確認している ①設計開発段階での確認が実施されている
②工程整備状況を定期的に確認している
④工程変更時のSOC関連の対応が明確に
なっている記録が残っている
5.アイシンへの納入品のSOC 非含有の証明1)顧客(アイシン)との検査法(検査規格)等に、 ①検査規格にSOCを組み込んでいる
SOC管理が含まれている
2)号試品を納入する際、下記のSOC非含有 ①購入材料についてのエビデンスがある
のエビデンスがあることを確認し、 他のデータとともに初品測定結果報告書 にその旨を記載し、アイシンの検査管理部署 ②購入副資材についてのエビデンスがある
へ提出する。 号口初品の納入の際には、 材料等変更ないことを報告、 ある場合はエビデンス確認の上、 ③購入部品についてのエビデンスがある
初品測定結果報告書を再提出する。
〔SOC非含有の証明(エビデンス)〕 Tier2からの ④エビデンス入手不可の部品がある場合の
①購入材料は、SOC6物質の含有量(濃度) 対応方法が明確になっている
が判るデータ(分析データ等) ※樹脂・塗料中の顔料等、混合物は各原料 の実測データに基づく計算値でも可
②購入副資材は、上記または実測データ
③購入部品は、非含有宣言書 (エビデンスについては、実測等のデータ を保有いただき、アイシンからの求めに応じ、 即時出せること) 3)SOC含有が検出(閾値内)された際の ①閾値の1/2以上の検出で、ロット管理をする
対応方法が明確になっている 基準がある
②SOCに関する異常措置要領が整備され
ている
評価欄の基準 ○:実施している □:概ね、実施している △:一部実施している ×:殆ど実施していない
要求事項 結果 今後の改善計画(評価□,△,×の場合)
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〈補足1〉本マニュアル記載内容の適用時期について
①適応品(マニュアルP10)・図面に「AESDZS102(特定有害物質使用制限への対応基準)」が記載された部品から適用する。 ②適用時期・本マニュアルを受領次第、即日適用とし、’06年6月1日からは例外なく確実に実施して下さい。・又、上記期日迄は、準備期間としますが、当社工場からの個別対応要請については、 ご協力戴く様にお願いします。・万一、本マニュアルの実施事項に関し、’06年6月1日迄に準備を整えることが困難な場合は、 事前に当社工場検査管理部暑,品質保証部暑等へ相談して下さい。
〈補足2〉データ記載上の注意ポイント
環境負荷物質(SOC6物質)「SOC非含有エビデンスデータ一覧表」(SOC確認書)にSOC含有量データ(数値)を記載して戴くに当り、分析データ(数値)の有効性が不十分なものについては、当社で初品受入等が出来なくなります。下記の観点で、貴社所有のデータの有効性を再確認願います。
①エビデンスの種類 非含有宣言書,不使用証明書はデータ(数値)記載がなく、実際の分析が行われているか 判断できないため、利用不可。又、製品安全データシート(MSDS)は、欧州RoHS指令を を満足するデータ記載がないため、利用不可です。 ※MSDSの報告下限値(精度)が欧州RoHS指令を満足しない。
②データの有効性 欧州RoHS指令の規制値(例:Pb 1000ppm以下)と同じ値(<1000ppm)の記載は分析 データとは認められないため、SOC確認書への記入データとして利用することはできません。 同様に、分析データと読み取れないデータの記載(例:Pb<500ppm)も不可です。 尚、分析値(例:<5ppm)が、分析装置の検出限界(例:<5ppm)以下を意味する場合は問題 有りません。但し、この場合、分析設備の検出限界以下=(イコール)分析値ということが判るように 分析値と共に分析装置の検出限界値が残されているようにして下さい。 ※SOC確認書は、データ「<5ppm※」 欄外に「※分析装置検出限界以下」と記入すれば可。
③蛍光X線分析データ 蛍光X線分析装置の分析データは、今後、測定値(S)と3σ(B)のデータの記録があることが必要 となります。これは、蛍光X線分析では、S/B≦1で「非含有判定」,S/B>1の場合は、測定値(S) の数値で「合否判定」を行うためです。
④効率的データの算出・記入,代表的な外部分析機関について (1)塗料,樹脂等で全原料のSOC含有量(分析データ),組成割合が判っているものは、分析 データに基づく計算値でも可。但し、工程でSOC混入なきことの証明が必要です。 例:〈添付6〉環境負荷物質(SOC)管理体制チエックシート等での点検結果で「問題なし」等 (2)寸法のみが異なるだけで、構成品(部品・材料・副資材等)及び工程が同じものは、データの 横展可。(その他、SOC観点で、同じと判断されるものは、代表品のデータ横展で可)※ ※判断に迷うような物が有る場合はアイシンへ問合せ下さい。 (3)代表的な外部分析機関については、次頁に示しますので参考にして下さい。
〈補足資料〉
![Page 24: 検査規格 初品測定結果報告書 及びSOC確認書 展開 …及びSOC確認書 1/15 展開マニュアル アイシン精機株式会社 品質保証部QAセンター 2006年3月31日](https://reader030.vdocuments.site/reader030/viewer/2022041111/5f132712bb1fae7fcc572c35/html5/thumbnails/24.jpg)
(ご参考)SOC外 部 分 析 機 関 一 覧 表
№ 機 関 名 住 所 連 絡 先
1 ユニケミー 名古屋市熱田区伝馬 1-11-1 (052)-682-5069
2 三井化学分析センター 名古屋市南区丹後通二丁目 1 (052)614-2173
3 大同分析センター 名古屋市南区大同町2丁目30 (052)-611-9434
4 コベルコ科研 名古屋市中村区名駅南二丁目 14 番 19 号 住友生命名古屋ビル 12F (052)-581-8770
5 東海テクノリサーチ 東海市東海町 5 丁目 3 番地 (052)603-7317
6 ダイヤ分析センター 三重県四日市市大治田 3 丁目 3 番 17 号 (059)-346-7511
7 東ソー分析センター 三重県四日市市霞 1-8 (059)-364-5367
8 住化分析センター 大阪市中央区高麗橋 4 丁目 6 番 17 号 住化不動産横堀ビル (06)-6202-1810
9 住友金属 和歌山市湊1850 (073)-451-2407
10 島津テクノ 京都市中京区西ノ京下合町 1 番地 (075)-811-3181
11 富士通分析ラボ 兵庫県明石市大久保町西脇 64 (078)-934-8207
13 カネカテクノリサーチ 兵庫県高砂市高砂町宮前町 1-8 (0794)-45-2315
14 東芝ナノアナリシス 神奈川県横浜市磯子区新杉田町 8 番地 (045)-770-3462
15 JFEテクノ(鋼管) 川崎市川崎区南渡田町 1 番 1 号 (044)-322-6200