様々な日本語の 入出力の活用法 -...
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様々な日本語の入出力の活用法
アップル社ios用アプリを使って、様々な日本語の入出力に関する事や
QRコード活用での活用等
福祉工房かずかずわぁーくす 松島和仁氏[福祉情報技術コーディネーター2級]
本日の流れ1. 導入の前に大切な事
2. 言語習得の段階とその環境
3. 合理的配慮の違いを気づく事は大切
4. コミュニケーションの際、大切なアプローチ
5. 道具を使わないコミュニケーションっていろんな表現がある!?
6. 表示・表現・表出・音声・代替方法・補助機器・補助支援サービスってどのようなものがあるの ノンテクからハイテク迄
7. 日本語入力[外部の表示より取り込むものも含む]方法
8. 日本語出力[外部の表示より取り込むものも含む]方法
9. QRコードで出来る事と作成・位置取り
10.アプリの紹介
11.役だつHP等紹介
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1.導入の前に大切な事1. 導入に関して、お互い信頼できる関係をつくることに努力し、ユーザーの希望と症
状の状態・生活環境・嗜好歴の把握は大切で、導入へのヒントになる
2. ユーザーの求める優先順位、体調や環境にあわせた配慮を常に考えた支援が求められる
3. 導入に対して、メリットとデメリットの把握と起こりうる様々な環境への対応を予測できること
4. 日本語入出力方法には、伝え方として機械を伴わない事も選択肢
5. 機械を使わなければという思いが先立つのでなく、的確な目的を軸にブレない支援で、表現や意思の伝達の一つのツールという位置づけの使用で試みる
6. 高すぎる設定より、自信をつけてもらう設定に目標をおいた支援が大切
7. 入出力法とアクセシビリティ及び補助支援機器の組合せが必要な場合も有る
8. PDCAと介助・環境・統一した判り易いマニュアル作成及び、関係者同士の情報の連携も大切
9. 成長と操作の上達の頻度に併せた、継続的に出来る支援と導入に対しての統一した対応と関係者で支援できるキーマンを見つける
2.言語習得の段階とその環境
日本語の力 藤澤和斉より一部引用
https://kf-planning.blogspot.jp/2013/10/blog-post_2.html
マズローの欲求の5段階に言語の習得
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3.合理的配慮の違いを気づく事は大切
どんな時も同じ対応とは限りません。また、求めることも必要かを考え無ければなりません。
合議する事が必要な場合もあるかもしれません。その環境や事象などに応じた、配慮を想像する必要がある様に感じます。
4.コミュニケーションの際、大切なアプローチ
本人の
意志判断の確認
本人
道具を用いない方法で対話
(ノンテク手法)
道具の提示
付き添い
(代弁)
普段の生活暦などを参考に質問を投げかけ確認
基本は本人、付き添いが先走り話し出したり、見た目で判断し、付き添いに問い掛ける事に注意
相手に通じているか確認後1.年相応に判りやすい言葉の問い掛け
2.その方に応じた返事の方法の提示
3.返答の際に用いる文字、イラスト、代弁[代筆]などの選択を確認
理解が可能である場合、返答の最終確認はきちんと本人に行なう
1.病気等により返答の選択は様々2.返答の為の選択提示を判り易く、少なく簡潔に3.代筆や対応できる方法の提示
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道具(おもちゃ、電子意思伝達補助用具、電子機械、インターネット等)
動作等表記・表示(ピクトグラム・イラスト・矢印・写真・動画、
プロジェクションマッピング等)
自然・環境(植物、動物、自然現象、交通、施設、
機器、空間の広さ・時間等)
文化・慣習
はなしことばの発音一般的に会話などが中心
■ ことばの発声(電子音声)
■ ことばの表記・表現
表情・動作・性格
(感情、間合い、頷き、瞬き、指さし、手あげ、首振り、踊り、表情、合図等)
感性
(服、色、形、芸術・音感[音楽]、振動、食感、季節感等)
5.道具を使わないコミュニケーションっていろんな表現がある!?
6.表示・表現・表出・音声・代替方法・補助機器・補助支援サービスってどのようなものがある
■ ノンテクニカルエイド(道具を介さない)
ジェスチャー、手話、指笛、拍手、サイン、合図、モールス信号、頷き、瞬き、指さし、手あげ、首振り、指点字、口文字(口文字盤)
■ ノンテク+ローテク(かんたんな道具と動作)
TEACCH(ティーチ)法、マカトン法、旗振り、コミュニケーション支援ボード、絵カード、カルタ、写真、点字、虫眼鏡等
(中)テクニカルエイド(機器・部位を固定し、限定した専用機などの補助
具を含む)
点訳器、VOCA、デージー、トーキングエイド、タイムキーパー、音を遮断するためのヘッドフォン、壁パーテーション、補聴器、スイッチ、腕等固定アームなど
ハイテクノロジーエイド(パソコン+ソフト+精密機械)
携帯、タブレット、パソコン、専用ソフト、環境制御装置、電動車椅子等
[手法、道具(機器、ソフト)]
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7.日本語入力(必要により補助機器も使用)[外部の表示より取り込むものも含む]方法1. 外部器機のキーボード[有・無線 赤外線による表示]
2. 画面スクリーンキーボードにタッチ[ローマ字 かな配列 配置切替]
3. 文字単語登録機能[長文など頻繁に使う文字を短縮文字で登録]
4. スイッチ[アクセシビリティ機能]→外部有・無線スイッチで画面にある文字(クロス点・自動メニュー読上げ走査[スキャニング])選択 ※来月に
5. 点字入力、音声によるテキスト文字入力(操作も含む)
6. アプリ等による機能1 ペン認識[直接書込み]・OCR文字認識[カメラ(PDF等電子データ化)やスキャナー]によるテキスト文字認識化し、表示読み上げ
7. アプリ等による機能2 文字打ち・読上げ・漢字詳細読上げ、ふりがな・ローマ付け、通訳、アプリ等による機能3 手話の指文字・シンボルイラストをつなげて、イラスト・写真・テキスト文字・音声等の組合せで相互に意思を伝える(VOCA)
8.日本語入力(必要により補助機器も使用)[外部の表示より取り込むものも含む]方法1. 画面の文字読み上げ メニュー毎、範囲指定後[部分・全体]
2. 音声によるメモ・予定・テキスト文字音声読上げ
3. スイッチ[アクセシビリティ機能 画面タッチ・動作認識等]→外部有・無線スイッチで画面にある文字 (クロス点・自動メニュー読上げ走査[スキャニング])音声[VoiceOver等]で読み上げ選択
4. アプリ等による機能1 OCR文字認識[カメラ(PDF等電子データ化)やスキャナー]→音声出力
5. アプリ等による機能2 ウェブ読み上げ、通訳、物体を文字音声出力案内、お札の認識、方向位置情報
6. アプリ等による機能3 手話の指文字・点字入力・シンボルイラストをつなげて、相手に意思を音声による読上げ(VOCA)、タイムスケジュールを音声案内、音声で時間の案内、物体を感知し文字・音声案内
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9.QRコードで出来る事と作成・位置取り1. テキスト
2. 連絡先
3. Webサイト
4. 場所
5. 音声QR等
※呈示する場合、3.5cm以上で600dpiの印刷程度
サイズ 大きさ 文字数
S 12.36mm ×
12.36mm
約400
M(標準タイプ) 17.95mm ×
17.95mm
約800
L 19.81mm ×
19.81mm
約1,000
(標準タイプ:印刷物1 面で約3,200 文字)※有償ソフトを利用すると、上記のサイズの音声コードも利用することができます。専用のソフトと読み取り機器やアプリが必要
音声コードは印刷物1面で、最大4箇所(4隅)に付け
ることができます。
音声QRコード作成と位置について
ページの角の定位
置に、切り込みを
入れ、QRコード
の位置を判り易く
広島大学
氏間和仁氏
提案
段ボールを使い、QRコード読み取り
以外でも、OCR文字認識の読み取り
機としても使用可能で、書字読取困難、
手が震える、長時間原稿が持てない人
にも使用の可能性が広がる
固定受けコーナー
スマホなどのカメラの穴を開けて置く
10.アプリの紹介1苦手な事 対象者 対応法・補助機能 アプリの機能など身体 体全体が動かせない 筋ジス・ALS等の動き 高度なスイッチ、視線等 画面スクリーンキーボード、Daisy図書、
VOCA、アクセシビリティ機能スイッチコントロール+ボイスオーバー等、文字盤、口文字
部位 CP、中途障害、 スイッチなど アクセシビリティ機能スイッチコントロール
聴覚 難聴等 音声支援、手書き、日本語表記、音声出力、手話、地図等
筆談、音声をテキスト表示、手話、位置、音感知、文字盤、口話
視覚 視覚・色彩等 環境・事象・物・地図文字表記の視覚的支援 OCR、QRコード、音声出力、点字、時間・位置・方向・光彩・色彩・物体音声案内
知的 知的・記憶障害 文字認識を音声、ふりがな、読上げ、VOVA、計算、音声・写真・動画記録、行動・動作支援、感情伝達
記憶 高次機能・脳障害等 計算、音声・写真・動画記録、行動・動作支援、感情伝達
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10.アプリの紹介2苦手な事 対象者 対応法・補助機能 アプリの機能など苦手な色彩若しくは色見えづらい 書字遂行・文字がはっきり
見えにくい機器の色彩、画質・レイアウト・の調整・色付きクリアファイル
画面の色や拡大・音声出力代読[デージーやPDF、読み上げアプリ]
文字認識はあるが、体の部位に障がいがあり文字を読めない 読みあげに時間がかかる・視覚障害・肢体不自由
音声読み上げアプリ・音声読み上げ機能[キーの文字の音声・詳細読みも含む]
各OSに内蔵機能の活用か、別途アプリで対応[キー・画面テキスト・漢字の詳細読み上げ]
印刷物を読むのが苦手 書字の理解や記憶等が苦手 ドキュメントスキャナー・OCRソフト ePub・DAISY・SimpleTextしておく。PDFファイルもアプリで一部読みあげる
音声の言葉を理解して書き取りや文字を書くことが出来ない 話を言葉に置き換える時間がかかる
テキスト入力機器・音声入力・文字認識アプリ・ICレコーダー
動画・写真・音声入力・文字認識アプリ・ICレコーダー
理解した物事を頭の中で理解しながら書き出すことが苦手・後で見直しても理解できない・作文をすると支離滅裂
書字困難な方 デジタルノートソフト・アウトラインエディター[事前に各内容を質問形式]
メモソフト・デジタル機能アプリ・イラストをつなげて相手に伝える
苦手な音や色彩や発行するものが気がなる 視覚過敏・聴覚過敏 ノイズキャンセリングヘッドホン・独特な音声に過敏な場合・サングラスなど
音の波長の図る・色や発色をみる
記憶することが困難な子 覚えること自体が困難・書字困難で書きとれない・聴覚障がいがあり、聞き漏らす
ボイスレコーダー・写真などと一緒に音声を記録
電話や会話・発音の記録・いった場所ごとに位置情報を写真にとって残す。
多動性が強く興味が移り易い・好きなことに没頭しやすい 多動性等 マッピング・付箋[用事を記録して遂行してもらう]
要件を文字・イラスト・地図・写真・時間表記などとで表示
LDがあり、読み書きがどちらも困難 文字以外の物が得意 イラストをつなげる・音声による気持ちの表現
電子教科書や音声対応した電子ブックデージーやPDFファイル・画面読み上げ
予定が分かっていても忘れっぽい事や計画をすることが苦手・時間の経過の感覚が弱い
記憶が困難・時間の感覚が弱い
スケジューラ―・タイマー 音声時計・スケジューラーで文字表示や音声案内などの活用
言葉などで気持ちの伝え方が苦手 自閉的傾向の方・発語・会話の表現が困難
VOCA・マカトン 気持ちグラフ・イラストや写真[実物]・VOCA
13講談社出版:『健康ライブラリー イラスト版 発達障害の子を育てる本 中邑賢龍・近藤武夫監修 』 P28-50 一部アレンジ
11.役だつHP等紹介