これだけは知っておきたい! リーフレット集 · リーフレット集....

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法学部生の皆さんへ これだけは知っておきたい! リーフレット集 法学部では法学部生のみなさまへお伝えしたいことをリーフレットにまとめました。是非ご活用ください。 一目でわかる法学部生のためのグローバル教育 法学部に設置されているグローバル教育科目はこれだけあります。低年次から上級年次に向 けて体系的に講座が配置されていますので、将来の目標を見据えながら計画的に自分の力を 伸ばしていってください。 法学部生のための海外留学ガイド 中央大学には、海外で学ぶための様々なプログラムがあります。法学部の先輩たちの多くが こうしたプログラムに参加して、その後の人生観やキャリア観を大きく変えてきました。異 文化体験はもちろん、日本の外で働く日本人との出会いや、思わぬトラブルがたくさんの気 づきをくれます。こうした先輩たちに続いて中央大学法学部での4年間をより充実させるた めに、このリーフレットの情報をぜひ活用して、今日から行動を始めてみてください。 法学部「やる気応援奨学金」のご案内 やる気応援奨学金は、みなさん自身が自分の将来像について真剣に考え、さまざまなチャレ ンジを通してその夢を実現させるための能力や自信をつけてほしい、という願いから生まれ た給付奨学金です。夢への一歩。ふみだしてみませんか? 選挙にいこう!~選挙権年齢が18歳以上になりました~ 公職選挙法が改正され、年齢18歳以上の人が、選挙権を行使できるようになりました。大 学としても、選挙権が極めて大切なものであるところから、選挙権行使の方法についてお知 らせします。地方から上京して、住民票を実家から移していない人のためには、不在者投票 という制度があります。 相談窓口、あります(学生相談室のご案内) 入学して、そろそろ大学に慣れてきた時期だと思いますが、中には気力がわかない…。楽し いと思っていたことが、そう思えなくなってきた…。そう感じている人はいますでしょうか。 学生相談室(5号館地下1階)は、一言で言ってしまえば「皆さんが困っていることについ て一緒に考える」場所です。どんな内容でも、気軽に相談に来てください。 ハラスメント相談(ハラスメント相談窓口のご案内) ハラスメント防止啓発委員会では、ハラスメントを受けた方からの申し出に基づき、必要に 応じて事案ごとに調査委員会を設置して調査を行います。その結果によっては適切な措置を とります。「これはハラスメントかな?」と思ったら、一人で悩まず、ハラスメント相談窓口 に相談してください。

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法学部生の皆さんへ

これだけは知っておきたい! リーフレット集 法学部では法学部生のみなさまへお伝えしたいことをリーフレットにまとめました。是非ご活用ください。

一目でわかる法学部生のためのグローバル教育

法学部に設置されているグローバル教育科目はこれだけあります。低年次から上級年次に向けて体系的に講座が配置されていますので、将来の目標を見据えながら計画的に自分の力を伸ばしていってください。

法学部生のための海外留学ガイド

中央大学には、海外で学ぶための様々なプログラムがあります。法学部の先輩たちの多くがこうしたプログラムに参加して、その後の人生観やキャリア観を大きく変えてきました。異文化体験はもちろん、日本の外で働く日本人との出会いや、思わぬトラブルがたくさんの気づきをくれます。こうした先輩たちに続いて中央大学法学部での4年間をより充実させるために、このリーフレットの情報をぜひ活用して、今日から行動を始めてみてください。

法学部「やる気応援奨学金」のご案内

やる気応援奨学金は、みなさん自身が自分の将来像について真剣に考え、さまざまなチャレンジを通してその夢を実現させるための能力や自信をつけてほしい、という願いから生まれた給付奨学金です。夢への一歩。ふみだしてみませんか?

選挙にいこう!~選挙権年齢が18歳以上になりました~

公職選挙法が改正され、年齢18歳以上の人が、選挙権を行使できるようになりました。大学としても、選挙権が極めて大切なものであるところから、選挙権行使の方法についてお知らせします。地方から上京して、住民票を実家から移していない人のためには、不在者投票という制度があります。

相談窓口、あります(学生相談室のご案内) 入学して、そろそろ大学に慣れてきた時期だと思いますが、中には気力がわかない…。楽しいと思っていたことが、そう思えなくなってきた…。そう感じている人はいますでしょうか。学生相談室(5号館地下1階)は、一言で言ってしまえば「皆さんが困っていることについて一緒に考える」場所です。どんな内容でも、気軽に相談に来てください。

ハラスメント相談(ハラスメント相談窓口のご案内) ハラスメント防止啓発委員会では、ハラスメントを受けた方からの申し出に基づき、必要に応じて事案ごとに調査委員会を設置して調査を行います。その結果によっては適切な措置をとります。「これはハラスメントかな?」と思ったら、一人で悩まず、ハラスメント相談窓口に相談してください。

グローバルプログラム講座 ※国際企業関係法学科2~4年次選択

専門総合講座A1 アクティブ・ラーニング 海外プログラム(多文化主義・人権・市民社会)-2019年度は休講- ●やる気応援奨学金利用

専門総合講座A1 アメリカの法と社会 *2019年度新規 ◆グローバル化推進補助金利用

専門総合講座A1 カンボジア法整備支援と社会開発援助 *2019年度新規 ◆グローバル化推進補助金利用

専門総合講座A1 中国の法と社会 *2019年度新規 ◆グローバル化推進補助金利用

一目でわかる法学部生のためのグローバル教育

1年次 2年次 3年次~

専門総合講座A1

比較憲法など

2年次~

専門総合講座A1

日本法入門など

2年次~留学生と一緒に英語で日本法を学ぶ

特講【秋】

Comparative Civil Procedure,

 Contemporary Challenges in the Law of

the Sea(海洋法の現代的課題),

Japanese Law2など

3年次~

特講【春】

Comparative Criminal Law and Procedure,

Japanese Competition Law & Policy in Global

Context,

Comparative Civil Procedure,

Japanese Law1など

3年次~

専門総合講座A1 オーストラリア法律短期留学 ★増島記念給付奨学金利用

インターンシップⅠ(国際) ●やる気応援奨学金利用

英語 (Reading : Listening and Speaking :  Research & Discussion / Research & Writing etc ) / 選択外国語必修、選択外国語インテンシブ・コース

語学運用能力アップ× 異文化理解

外国語運用能力の養成

英語をツールとして法を学ぶ

より国際的な環境で法を学ぶ

●やる気応援奨学金海外語学研修部門

(英語・ドイツ語・フランス語・中国語)

留学対策英語講座(TOEFL/IELTS)※留学に必要なスコアの獲得

長期(交換・認定)留学✈

詳しくは国際センターへ

ADVANCED LEGAL STUDIES

FOUNDATION OF LEGAL STUDIES

FOUNDATION OF GENERAL ACADEMIC STUDIES

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法学部生のための海外留学ガイド―2019― Step1. 法学部に入学して留学を考え始めたら・・・ いつ、どこに、どのくらいの期間、何のために、留学したい? そのためには、いつから、どんな準備が必要? 大学には、さまざまな留学のためのプログラムが準備されています。 できるだけ早く情報を集めて賢く計画しましょう! まず知っておいてほしいこと 中央大学が提供する留学プログラムは、国際センターが主催し全学部生が対象になるものと、各学部が特色を生かして用意しているものがあります。また、夏休みや春休みを利用して留学する短期留学(p2~p3)と、一学期または一年間留学する長期留学(p4~p5)があります。申し込み時期や方法も様々なので、よく調べて自分に合ったものを選びましょう。(特に協定校への交換留学の場合、申し込みから留学までほぼ1年近くかかります。早めに計画を立て始めることが何より重要です。) 留学情報を入手するには?-法学部リソースセンター 「外国に憧れる」、「○○語が出来るようになりたい」など、漠然とでも留学に興味がある法学部生は、まず法学部リソースセンター(6 号館 2 階)を訪れましょう。法学部の教職員、「やる気応援奨学金」を活用して海外で語学研修やインターンシップ、ボランティア活動を行った先輩、長期留学を経験した先輩に相談ができます。国際センター主催のプログラムを含む様々な留学プログラムの情報、留学体験記や外国語学習教材も揃えてあります。最新の情報をもとに経験豊かな人に相談をするのが夢をかなえる近道です! (留学に関する情報の多くは大学のホームページからも探すことができます。たとえば、法学部独自の制度である「やる気応援奨学金」の説明や過去の活動レポートは以下のリンクから見ることができます。)

やる気応援奨学金 やる気応援奨学金 Library(活動レポート)はこちら!

法学部以外での情報収集 国際センター(11 号館)は、トビタテ奨学金など官民の外部資金を含むさまざまな情報を全学学生に提供しています。Gスクエア(ヒルトップ 2階)では、留学生と日本人学生の交流などを行っています。是非訪ねてみて下さい。 さらに、日米教育委員会、アメリカンセンター、EU 代表部、日本アセアンセンターなど国際機関や外国政府機関においても留学や当該国・地域に関する情報提供が行われています。これら機関は、大学等で留学フェアを行っており、その案内が法学部掲示板(6号館 1階)やリソースセンター横掲示板(6号館 2階)に掲示されることがあります。

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Step 2. 法学部独自の短期留学 法学部生のために設計された短期留学・研修制度を紹介します。 (国際センター主催の短期留学は p.4参照) I 「やる気応援奨学金」を使って個人で留学(原則 4週間以上) 法学部独自の、留学・研修計画と奨学金が一体になった制度です。自分だけの留学プログラムを組み立てて実行する、準備から留学まですべての時間があなたの成長につながります。 問い合わせ リソースセンター(6号館 2階)、法学部事務室(6号館 1階)

1 やる気応援奨学金 海外語学研修部門(単位なし) 英語・ドイツ語・フランス語・中国語分野で、夏季/春季休暇中の短期留学(原則として 4週間以上)を、経験豊富な教職員や先輩からアドバイスをもらいながら、自分で計画、実施します。相談、計画、応募書類作成を通じて留学の目的や位置づけを明確にすることで、本当に自分に合った充実した留学ができます。給付金額は 30万円(上限)。海外インターンシップや長期留学の準備として語学力を養い、海外生活を経験する準備としても。「やる気」の種を持ってまずはリソースセンターに相談に来てください。 (ここでサポートの対象となっていない言語(スペイン語、ロシア語、韓国語など)での語学留学は一般部門で出願してください。支給額は同じく上限 30万円)。 説明会・募集時期 英語 5月・9月、ドイツ語・フランス語・中国語 6月・11月 2 やる気応援奨学金 一般部門(単位なし) 主に夏季または春季休暇中に行う、語学留学に留まらない創造性豊かな活動を支援する制度です。更なる挑戦を求める上級者にお勧めです。支給金額は計画によります。最高 100万円。 説明会・募集時期 5月・10月

【法学部独自の留学プログラム】 II 法学部授業科目を履修してグループで行う短期海外研修

(グローバルプログラム・リーフレットやサイトも参照) 法学部ならではの、専門性の高い短期留学プログラムです。それぞれテーマや選考基準があるので、

自分の興味や受講計画、語学力とのマッチングが重要です。 問い合わせ リソースセンター(6号館 2階)、法学部事務室(6号館 1階)

1 国際インターンシップ(4単位)(2年次以上:15名程度) 通年の科目です。春学期は外交や国際公務に関する理論を中心に学び、夏季休暇中の 2〜4 週間のインターン(タイ、スイス(ジュネーブ)、ミャンマー、インドネシア)を経て、秋学期の授業では報告書をまとめます。将来、グローバル業務(国際公務員、国際 NGO 職員、国際ジャーナリスト、グローバル企業社員など)を目指す学生や、国際法、外交政策、比較法、トランスナショナル法などの研究に関心のある学生におすすめです。 *やる気応援奨学金「短期海外研修部門(インターンシップ)」あり 説明会・募集時期 12月

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2 専門総合講座 A1 アクティブ・ラーニング海外プログラム(シドニー) 〔2019年度は、実施しませんが、2020年度に実施します。〕 (秋学期事前授業2単位、春季海外研修 2単位:セット受講)(1年次以上:6〜12名) 秋学期の授業と 2月末〜3月上旬の春季海外研修(2.5週間、シドニー)をセットで受講します。「多文化主義、人権、市民社会」をテーマとし、移民、難民、先住民族、ジェンダー/セクシュアリティ等に関して、日本とオーストラリアそれぞれで専門家から講義を受け、フィールドワーク(NGOやNPOの訪問、関係者へのインタヴュー等)を行います。プログラム詳細は説明会(5月に予定)でお知らせします。 *やる気応援奨学金「短期海外研修部門(アクティブ・ラーニング海外プログラム)」あり 説明会・募集時期 6月

3 専門総合講座 A1 オーストラリア法律短期研修(2単位)(2年次以上:20名程度) 2 月末〜3 月上旬にニューサウスウェールズ大学(シドニー)の法学部に2週間程度滞在し、法律英語を中心とした英語研修を受け、英語でオーストラリア法を学びます。憲法、刑法、契約法、国際法などの実定法だけでなく、模擬裁判の体験や、裁判所見学なども予定されています。プログラム詳細は説明会(5月に予定)でお知らせします。 *「増島記念奨学・奨励給付奨学金」あり。 説明会・募集時期 5月-6月

4 2019年度新規スタディツアー 専門総合講座 A1 (2単位)(1年次以上:15名程度、10日間程度) 問い合わせ 法学部事務室(6号館 1階)

①カンボジア法整備支援と社会開発援助(3月上旬) 法整備支援を行っている法務省派遣法曹・王立法律経済大学日本法センター所属弁護士の講義、同大学学生との日本語での交流、特別法廷・虐殺博物館・JICA事務所等訪問など。

②アメリカの法と社会(2月上旬) カルフォルニア大学サンタクルーズ校での講義(法学・政治学・社会学などの授業に参加してアカ

デミック・スキルを学ぶ)、同校学生との交流、シリコンバレー・議会・行政機関・裁判所・JETRO等の訪問、NGO所属弁護士の講義など。

③中国の法と社会(3月中旬) 清華大学での中国語研修(専門科目)、同大学学生との交流、行政機関・裁判所・企業等訪問など。 *法学部グローバル化推進補助金あり 説明会・募集時期 5月-6月

5 その他 年度によっては、8 月末にベトナム(ハノイ)の JICA 事務所において法整備支援のインターンシップができる場合があります。実施する場合には、C plusや掲示板等によりお知らせします。

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ゼミによっては、短期海外研修を行うものがあります(演習募集要項参照)。 FLPプログラムにおいても短期海外研修を行っているゼミがあります(特に、国際協力プログラム)。

Step3. 長期留学(1年間または1セメスター) 海外の大学に正式に留学生として受け入れてもらい、語学留学ではなく法律学や政治学等専門科目を履修してきます。交換留学、認定留学の 2種類がありますが、どちらの場合も、留学先で取得した単位は卒業単位に換算することができます(上限 30 単位。単位認定を希望する場合には、留学先での履修科目について要検討)。また、留学中も在籍扱いとなるため、現地での取得単位数によっては 4 年での卒業も可能です。 問い合わせ 国際センター(11号館2階)

長期留学を目指すにあたって 長期留学、特に交換留学は、申し込みの時期が留学開始の一年近く前と早い上、留学先ごとに指定

されている語学スコア(TOEFL, IELTS,その他各言語の検定試験)やGPAの基準をクリアする必要があります。長期留学に興味のある人は、出来るだけ早くリソースセンターや国際センターに相談に行き、自分の希望を叶えるために何が必要かを正確に把握しましょう(準備には、学期中、夏季・春季休業中に開催される「TOEFL集中講座」等の語学講座も活用できます)。 また、就職活動等と両立するためにも、先輩の体験記も参考に、帰国後まで含めたイメージをしっ

かり描いてから申し込むようにしましょう。 【交換・認定留学体験談】

1 交換留学 中央大学協定校への留学(1 年間または 1 セメスター)です。募集時期に留学願を提出し、その後、学部における選考、国際センターにおける全学的な調整を経て、派遣先が決まります。 募集時期 6月頃(春派遣)・12月頃(秋派遣) 詳細 http://www.chuo-u.ac.jp/international/outbound/excha_appro/ 2 認定留学 中央大学との協定がない大学や学部でも、自分で手続きをすることで認定留学(1年間または1セメスター)ができます。自分で出願して留学希望大学への入学許可を得たら、留学開始の 3カ月前までに留学願を提出し、学部内での審査を受けます。 詳細 http://www.chuo-u.ac.jp/international/outbound/excha_appro/

その他、全学や他学部のプログラムも・・・ 国際センターが主催する、全学部生が対象の短期留学プログラムは以下を参照。 http://www.chuo-u.ac.jp/international/outbound/short_term/ 他学部もそれぞれ独自のプログラムを実施しており、法学部生も他学部履修という形で参加が可能なものも多数あります。自分の興味とマッチしたプログラムを見つけたら、積極的に挑戦してみてください。 【各学部が主催する海外派遣プログラム】

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http://globalization.chuo-u.ac.jp/resources_chances/abroad/global_program/ その他、CIEE など本学が会員校になっている研修企画団体による研修もあります(詳細は、国際センター)。

留学で何を学ぶか 留学に関心を持っている段階では、この留学ガイドに記載されていることをよく読み、事務室、先生、

経験のある先輩・友人等からも情報を得ることが大切です。そして、一定の情報が得られれば、それと並行して、なぜ留学したいのか、何を目的とするのか、どのようなことを学びたいのか、自身のキャリアプランを念頭に自己分析することが必要です。もちろん、留学とその前後の本学での学びが首尾一貫することが望ましいです(国際公務員等の場合には、修士号が必要)。そして、これを留学の際のエッセイ(計画)に反映させれば、よいわけです。学部段階での留学は、語学の学習ではなく、外国語で専門科目を学びますが、対象を絞った高度に専門的なもの(これらは、大学院で学びます)でなくても構いません。多様な経験により、異なった文化や考え方を広く学び、将来の投資として多様なネットワークを創ることも留学の目的と考えられます。

留学の準備と授業科目履修 法学部における授業科目の履修は、留学・研修の準備として最適です。語学科目はもちろん、専門科目の知見が十分にあれば、留学・研修の長期短期にかかわらず、その効果は、大きくなります(留学先での授業が聞き取りやすくなる、レポート作成や試験解答の速度が速くなるなどの効果)。さらに、語学科目以外の授業科目で、「国際」という名称がつかない科目であっても、その内容は、広く比較などの方法により、留学・研修先の情報も学習することがあります。海外からの研究者による講演が、授業科目修者以外も対象として、通常授業において実施される場合もあります。 なお、語学の学習として留意すべきことは、留学・研修や授業におけるコミュニケーション手段としての会話のみならず、レポート作成や試験解答などに必要な作文(academic writing)能力の養成です。しかしながら、会話などと異なり、この能力については、大学以外では、学ぶ場所が多くありません。したがって、留学を希望する方は、外国語科目を履修する際に、writing が含まれている科目を履修することをお勧めします(必要に応じて、他学科、他学部履修も調べてください)。

留学・研修と就活・公務員試験・司法試験 留学・研修に参加すると就活・公務員試験・司法試験などの準備に差し支えると考える方がいます。

これについては、説明会などにおいて参加経験者の話をよく聞いてください。留学・研修に参加しさえすれば、なんでもうまく行くわけではありませんが、留学・研修の目的と関心、真摯な努力があれば、留学・研修に参加することによる成果は、人生において極めて大きいと思われます。そして、そのことが、後のキャリア形成に大きく寄与することは、経験者の語るところです。 広い視野を持って自己実現を図ることにより社会貢献する人材を輩出することは、イギリスで学んだ

法律家などによって設立された英吉利法律学校の開学以来、本学が学生の教育として実践してきたことです。みなさんの諸先輩には、世界中で活躍されている方々がおられる(短期研修では、世界各地の白門会支部との交流の機会がある場合があります)ことを心に留めてください。

あなたの将来の夢はなんですか?

そのために今やっておけること・必要なことはなんでしょうか?

やる気応援奨学金は、みなさん自身が自分の将来像について真剣に考え、さまざまなチャレンジを通してその夢を実現させ

るための能力や自信をつけてほしい、という願いから生まれた奨学金です。

自分でテーマを定め、情報を集めて活動の計画をたてる。それに基づいて詳細な計画書を作成し、プレゼンテーションを

行う。実際にその計画を実行する。活動終了後には報告書の作成と報告会での成果の発表を行う。

…こうした一連のプロセスを経験することで、「プロジェクトを実行する」ために必要な能力を身につけるトレーニングが

できるのです。

奨学金は、活動内容によって6つに分類されています。

一般部門は、あらゆる活動テーマを対象とし、最高1,000,000円

海外語学研修部門は、海外での語学研修を中心とした活動(インターンシップ、フィール

ドワーク、ボランティア活動等も含む)を行う学生を対象とし、最高300,000円 長期海外研修部門は、長期にわたり海外で勉学等に本格的に取り組みたい学生を対象とし、

最高1,500,000円 短期海外研修部門(インターンシップ)は、法学部設置のインターンシップ関係科目を履修し、海外でインターンシップを行う学生を対象とし、最高250,000円

短期海外研修部門(アクティブ・ラーニング海外プログラム)は、法学部設置の国外派遣を伴う実習を含む授業科目を履修し、海外でフィールドワーク等を行う学生を対象とし、

最高120,000円

法曹・公務員・研究者部門は、法曹・法律関連職や公務員試験の合格、あるいは大学

院や専門職大学院への進学を目指している学生を対象とし、300,000円

6つの部門の中から、自分の活動にあったものを選んで、チャレンジしてみてください。

今までの活動報告や、計画立案のヒントになる資料は法学部棟(6号館)2階のリソースセンターで閲覧できます。また、

リソースセンターではやる気応援奨学金に関するアドバイスを行なっていますので、気軽にご相談ください。

…夢への一歩。今、ふみだしてみませんか?

<法学部やる気応援奨学金> 【前期募集】 一般部門

海外語学研修部門 (英語・ドイツ語・フランス語・中国語) ※その他の外国語は一般部門の対象

長期海外研修部門 (2セメスター以上の留学) ※1セメスターの留学は一般部門の対象

短期海外研修部門 (インターンシップ)

法曹・公務員・研究者部門

【後期募集】 一般部門

海外語学研修部門 (英語・ドイツ語・フランス語・中国語) ※その他の外国語は一般部門の対象

長期海外研修部門 (2セメスター以上の留学) ※1セメスターの留学は一般部門の対象

短期海外研修部門 (アクティブ・ラーニング海外プログラム)

※前期募集・後期募集のいずれについても、出願できるのは一部門のみです。海外語学研修部門については、出願できるのは一分野のみです。

やる気応援奨学金 HP やる気応援奨学金 Liblary (受給学生の活動報告書)

前期募集の「法曹・公務員・研究者部門」受給者で、同一年度に他部門の後期募集に

応募する方は、事前に法学部事務室にご相談ください。

相談窓口、あります ―「相談してみよう」―1人で抱え込まないで!―

学生相談室(5号館地下 1 階)

学生相談室は、一言で言えば、「皆さんが困っていることについて一緒に考える」場所です。

・学業・課外活動・進路・対人関係・心と身体・家族関係・恋愛・法律など、あらゆる相談を受け付けております。

・最近、気力がわかない…。夜、なかなか眠れない…。楽しいと思っていたことが、そう思えなくなってきた…。 気持

ちが落ち込む…。 そんな心の状態にある方も、一人で抱え込まず、学生相談室を訪ねてみてください。

・どこに相談して良いのかわからない時も学生相談室に問い合わせください。

・学生相談室内には「サロン」という休憩スペースもあります。大学内における憩いの場として、自由に利用できます。

月曜日~金曜日 9:00~17:00

土曜日 9:00~12:00

電話 042-674-3481

・開室時間中は、いつでも相談室を訪ねてください。

・友人やご家族の方と一緒に来室されても結構です。

・電話や手紙での相談も受け付けております。

・秘密は厳守します。