持続可能な農業 - coca-cola(japan)company...日本緑茶におけるsagp展開規模...
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Sustainability Report 2018 GRI Report 92
環境マネジメント 地域社会個人(お客様)
環境持続可能な農業
基本的な考え方と取り組み
コカ・コーラシステムでは、2020年環境目標の一つとして、「持続可能な農業」を重点分野と位置
付けています。2020年までに、清涼飲料の原材料となる主要な農産物を持続可能な供給源から
100%調達することを目指しており、具体的な取り組みとして、指針である取引産地基準SAGP
(Sustainable Agriculture Guiding Principle:持続可能な農業の基本原則)を定め、世界中の
農業現場での普及を推進しています。
国内においては、茶系飲料の茶葉の産地でSAGPを普及させ、農業の持続性を高める取り組みを
全国で行っています。緑茶やコーヒー豆においては、2015年末時点では100%持続可能な供給
源からの調達を既に達成しており、今後は果汁を含む主要農産原料に重点を置いて取り組んで
いきます。
日本緑茶におけるSAGP展開規模2017 年 JGAP+SAGP 取得実績 備考
生産者組合数 133 ─
JGAP 取得作付面積 約 6,000 ヘクタール 日本の茶栽培面積の 10%
「2015年GAP普及大賞」を受賞
日本コカ・コーラは、農業の持続性を高めるGAP(Good Agricultural Practice:農業生産
工程管理)の取り組みが評価され、アジアGAP総合研究所より「2015 年GAP普及大賞」
を受賞しました。
アジアGAP総合研究所は、農業生産者に対して、消費者の求める農産物を生産するた
めの農場管理手法であるJGAP(Japan Good
Agricultural Practice:日本版適正農業規範)の
開発、導入支援およびそれに付随する事業を行
い、農産物安全、環境、労働者福祉に配慮した持
続可能な農産物生産システムおよび農産物流
通システムの確立に寄与することを目的に設
立された団体です。「GAP 普及大賞」は、アジア
GAP 総合研究所が、1年間で最もGAPの普及に
貢献した取り組み事例を表彰する賞です。 SAGP認証された茶園