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令和2年度 寄宿舎指導員研修の概要 高知県教育センター

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Page 1: 令和2年度 寄宿舎指導員研修の概要 · 2 研修対象者等 (1)研修対象者は、令和2年度4月1日付けで県立学校の寄宿舎指導員に採用された者及び、

令和2年度

寄宿舎指導員研修の概要

高知県教育センター

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新規採用期(0~1年)

若年前期(2~4年)

若年後期(5~9年)

中堅期(10年~)

発展期(20年~)

職務遂行に必要な基礎的な知識・技能の理解・習得報告・連絡・相談の徹底

職務遂行に必要な実践的な知識・技能の習得・活用積極的・協働的な姿勢

職務遂行に必要な実践的・専門的な知識・技能の習得・活用若年教員への助言

学年や校務分掌等の中心かつ、ミドルリーダーとしての実践的指導力を発揮

各体制の組織運営教職員への指導・助言全体的視野に立った実践的指導力の発揮

校 長

トップリーダーとしての人間的魅力や強い使命感、判断力や行動力の発揮、人材の育成

副校長・教頭

人間的魅力を持ったリーダー性の確立管理職としての資質・指導力の発揮

指導教諭

高い専門性と優れた指導力研修・研究等の取組を全校的に推進する

主幹教諭

命を受けた校務の取りまとめ教頭の代理及び補佐調整能力を発揮した組織運営の活性化

教諭:学習指導力/養護教諭・栄養教諭:専門領域に関する力教諭:学習指導力/養護教諭・栄養教諭:専門領域に関する力

幼稚園教職員・保育所職員・

認定こども園職員等

資質

集団を高める力/一人一人の能力を高める力

協働性・同僚性の構築力/組織貢献力

自己管理能力/自己変革力

組織マネジメント/カリキュラム・マネジメント/リスクマネジメント/地域等マネジメント/人材育成

教諭:授業実践・改善力/専門性探究力養護教諭:保健管理に関する力/保健教育の実践に関する力/健康相談に関する力/保健室経営に関する力/保健組織活動に関する力栄養教諭:食に関する指導力/学校給食の管理に関する力/連携・調整力/専門性探究力

服務監督/コンプライアンス

求められる資質・能力

新規採用実習助手研修

寄宿舎指導員研修

小中学校事務職員研修 事務職員セレクト研修県立学校事務職員研修

職員等

新規採用保育者研修

保育者基礎研修

中堅教諭等資質向上研修

ミドル保育者研修

ミドル保育者フォローアップ

研修

主任保育士・幼稚園教頭等研修

所長・園長研修

新規採用保育者研修及び保育者基礎研修Ⅰに係る

所長・園長研修

ミドル保育者研修に係る所長・園長研修

養護教諭 新規採用養護教諭研修/2年経験者研修/中堅教諭等資質向上研修

栄養教諭 新規採用栄養教諭研修/2年経験者研修/中堅教諭等資質向上研修

採用候補者研修

任用2年次指導教諭研修

新任用指導教諭研修

任用2年次主幹教諭研修

新任用主幹教諭研修

新任用副校長研修

新任用校長研修

臨時的任用教員研修

教諭 初任者研修/2年経験者研修/3年経験者研修/7年経験者研修/中堅教諭等資質向上研修

臨時的任用寄宿舎指導員研修

■公立学校教職員

<長期派遣研修> ・長期研修生(教育センター研究生)・国内派遣(公立学校教員大学院派遣、教職員等中央研修派遣、県外人事交流、産業教育内地留学等) 等

<専門研修> ・教科等 ・人権教育 ・特別支援教育 ・校種間連携 ・幼児教育 ・安全教育・教育の情報化 ・生徒指導、学級・ホームルーム経営(人間関係づくり) ・教育相談 ・生涯学習 等

■保育施設職員

基礎的知識の習得実践との結びつけ

見通しをもった教育及び保育の実践

習得した知識や技術の活用実践力の向上

保育者モデルの確立全園的な視野に立った資質・指導力の習得

人材育成 園長の補佐園の教育・保育目標に向けた取組の推進

園の経営方針の立案組織的な運営地域や関係機関等と連携した取組の推進

<専門研修> ・校種間連携 ・幼児教育

<キャリアアップ研修>

校内(園内)研修支援

小中学校新任用事務長研修県立学校新任用事務長研修

小中学校事務長研修

<基本研修>

ミドルリーダー実践研究会

任用2年次教頭研修

新任用教頭研修

学級・HR経営力

教諭:学習指導力/養護教諭・栄養教諭:専門領域に関する力

チームマネジメント力

セルフマネジメント力

ガバナンス

マネジメント

資 質

新採用保育者 5年未満の 5~10年未満の 中堅保育者 主任・教頭等 所長・園長保育者 保育者 (10年以上)

<基本研修>

経営力育成セレクト研修

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目 次

高知県公立学校教職員及び保育施設職員研修体系 … 表紙裏面

Ⅰ 寄宿舎指導員研修体系 ・・・・・・・・・・・・・ 1

Ⅱ 各ステージ研修

1 基礎ステージ

・ 実施要項 ・・・・・・・・・・・・・ 2

・ 年間研修計画 ・・・・・・・・・・・・・ 3

・ 「新規採用」 ・・・・・・・・・・・・・ 4

・ 「採用2,3年次」 ・・・・・・・・・・・・・・ 6

・ 児童生徒等に関する資料「新規採用」 ・・・・・・・・・・・・・ 7

・ 児童生徒等に関する資料「採用2,3年次」 ・・・・・・・・・・・・・ 8

2 ミドルステージ

・ 実施要項 ・・・・・・・・・・・・・ 9

・ 日程及び研修内容等 ・・・・・・・・・・・・・ 10

・ 提出物の留意点と様式 ・・・・・・・・・・・・・ 11

3 トップステージ

・ 実施要項 ・・・・・・・・・・・・・ 13

・ 「新任用」 ・・・・・・・・・・・・・ 14

・ 「任用2年次以降」 ・・・・・・・・・・・・・ 15

・ 実践シートの記述について ・・・・・・・・・・・・・ 16

Ⅲ その他

・ 充実した寄宿舎生活の支援のために ・・・・・・・・・・・・・ 17

・ 研修当日の欠席連絡について ・・・・・・・・・・・・・ 22

・ 会場案内図 ・・・・・・・・・・・・・ 23

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1

研修名 対象者・日数 研修内容

臨時的任用

寄宿舎指導員研修

■期限付

寄宿舎指導員(1日)

□教育法規 寄宿舎指導員としての心構え

□障害の理解と支援

寄宿舎指導員研修

基礎ステージ

■新規採用

寄宿舎指導員(6日)

□高知県教育長講話

□高知県の教育課題 教育公務員としての心構え

□学校組織の理解

□不登校児童生徒への支援 ビジネスマナー

□特別支援教育の理解 人権教育について

□教育の情報化・ICTの活用

□安全教育 教職員の服務 一年間の振り返り 教育長講話

□児童生徒等の障害理解について

□児童生徒等の実態に基づいた支援計画の作成について

□障害の理解と指導の在り方

□障害のある児童生徒等の医療と支援

■採用2,3年次

寄宿舎指導員(1日)

□児童生徒等の障害理解について

□児童生徒等の実態に基づいた支援計画の作成について

寄宿舎指導員研修

ミドルステージ

■採用7~13年

寄宿舎指導員(2日)

□組織の一員としての役割 寄宿舎支援計画

□服務について カウンセリングマインド

□福祉施設の取組

□寄宿舎生活支援計画に基づいた生活指導の実践

寄宿舎指導員研修

トップステージ

■新任用主任

寄宿舎指導員(2日)

□寄宿舎運営の課題把握と解決の仕方

□聞き方・伝え方

□人材育成と教職員のメンタルヘルス

□特別支援教育(発達障害と二次障害)

■任用2年次以降主任

寄宿舎指導員(1日)

□発達検査から見える子どもへの指導・支援

□みんなが過ごしやすい学級づくり

□学習指導要領を踏まえた知的障害における各教科等の授業づくり

□特別支援教育の視点から通常の学級での学習支援を考える

【目的】

寄宿舎指導員の

指導力の向上を

図る 期限付寄宿舎指導員への適切な

指導や必要な支援を行うPoint3

リーダー的な寄宿舎指導員を養

成するPoint2

悉皆研修として、各ステージご

との研修内容の充実を図るPoint1

Ⅰ 寄宿舎指導員研修体系

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Ⅱ 各ステージ研修

1 基礎ステージ

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実施要項

1 目的

高知県立特別支援学校の新規採用寄宿舎指導員(以下「新採者」という。)及び採用2、

3年寄宿舎指導員に対して、教育公務員特例法第21条、第22条及び教育公務員特例法施行令

第9条の2の準用規定に基づき、現職研修の一環として、教育公務員としての基本的な心構

え及び職務上必要な事項について研修し、特別支援学校の寄宿舎指導員に必要な資質・指導

力の向上を図る。

2 研修対象者等

(1)研修対象者は、令和2年度4月1日付けで県立学校の寄宿舎指導員に採用された者及び、

採用2、3年寄宿舎指導員とする。

(2)(1)に掲げる者のうち、教諭、助教諭、講師又は実習助手等として、国立、公立又は私

立の学校において1年以上勤務した経験を有する者で、県教育委員会が当該者の経験の

程度等を勘案して寄宿舎指導員研修基礎ステージを実施する必要がないと認める者は対

象としない。

(3)新採者及び採用2、3年寄宿舎指導員は、年間研修計画に従い、寄宿舎指導員研修基礎

ステージを受けなければならない。

3 年間研修計画

寄宿舎指導員研修基礎ステージにおける高知県教育センター(以下、「県教育センター」とい

う)の年間研修計画は年度ごとに定める。

4 校内指導体制等

(1)校長は、県教育センター研修が円滑かつ効果的に実施できるよう校内体制を整備する。

(2)校長は、次のア、イに留意のうえ、教頭及び指導・助言に当たる者と連携して寄宿舎

指導員研修基礎ステージが効果的に実施できるよう努める。

ア 受講者に研修の目的を十分に理解させ、研修意欲を高めるよう配慮する。

イ 受講者の悩みや現状を把握して適切な助言・支援を行う等、研修意欲が継続するよう

配慮する。

5 その他

この要項に定めるもののほか、必要な事項については、県教育センター所長が別に定める。

この要項は、平成 30 年4月1日から実施する。

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年間研修計画

※ 実践研修Ⅱは、初任者研修「県立学校研修Ⅱ(特別支援学校)」と合同開催

実施日 研修名 研修内容 会場掲載

ページ

4月1日(水)基礎研修

・高知県教育長講話

・高知県の教育課題について

・教育公務員としての心構え

~教職員の服務~

高知県立

県民文化ホール

P.4

5月26日(火)基礎研修

・不登校児童生徒への支援

・ビジネスマナー

高知県

教育センター

9月18日(金)実践研修

・児童生徒等の障害理解について

・児童生徒等の実態に基づいた

支援計画の作成について

※寄宿舎指導員研修基礎ステージ「採用2,3年次」と合同

高知県

教育センター

P.5

P.6

10月27日(火)基礎研修

・特別支援教育の理解

・人権教育について

・教育の情報化・ICTの活用

高知県

教育センター

P.4

P.5

11月12日(木)実践研修

・障害の理解と指導の在り方

・障害のある児童生徒等の医療と

支援

高知県

教育センター

2月5日(金)基礎研修

・安全教育

・教職員の服務

・1年間の振り返り

・高知県教育長講話

高知県

教育センターP.4

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日程及び研修内容等【基礎研修】

ねらい

教育公務員としての自覚をもち、自己の成長を目指すとともに、教育を取り巻く社会状況に

ついて理解し、社会人としての幅広い知見を習得する。

Ⅰ 令和2年4月1日(水) 会場 高知県立県民文化ホール

10:00 10:30 10:50 11:20 11:50 12:00

【講義3】「学校組織の理解」については、オンデマンドでの研修とします。県教育センターホー

ムページから視聴してください。

配信時期 令和2年4月1日(水)~令和2年4月7日(火)

※「令和2年度 高知県公立学校新規採用教職員辞令交付式」に引き続き開催

※初任者研修、新規採用養護教諭研修、新規採用栄養教諭研修、新規採用実習助手研修、公立小・

中学校事務職員研修(ステージⅠ基礎)、新規採用県立学校事務職員研修と合同開催

Ⅱ 令和2年5月 26日(火) 会場 高知県教育センター

9:00 9:30 12:00 13:00 16:00

※新規採用養護教諭研修、新規採用栄養教諭研修、新規採用実習助手研修、公立小・中学校事務

職員研修(ステージⅠ基礎)、新規採用県立学校事務職員研修と合同開催

Ⅲ 令和2年 10月 27 日(火) 会場 高知県教育センター

9:00 9:30 11:10 12:30 13:30 16:00

※新規採用養護教諭研修、新規採用栄養教諭研修、新規採用実習助手研修と合同開催

Ⅳ 令和3年2月5日(金) 会場 高知県教育センター

9:00 9:30 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00

※新規採用養護教諭研修、新規採用栄養教諭研修、新規採用実習助手研修と合同開催

講話

みなさんに期待すること 休憩

講義1

高知県の教育課題について

~「チーム学校」の構築を目指して~

講義2

教育公務員としての心構え

~教職員の服務~

事務連絡

講義・演習

不登校児童生徒への支援

講義・演習

ビジネスマナー

講義・演習

特別支援教育の理解

講義・演習

人権教育に

ついて

講義・演習

教育の情報化・ICTの活用

講義・演習

安全教育

講義・演習

教職員の服務

1年間の振

り返り

高知県

教育長講話

閉講式

新規採用

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【実践研修】

ねらい

児童生徒等の理解の基本的な考え方や特別支援学校寄宿舎における専門的な知識や技能を理

解し、寄宿舎指導員としての自覚及び児童生徒等の自立と社会参加に向けた実践的指導力を身

に付ける。

Ⅰ 令和2年9月 18日(金) 会場 高知県教育センター

9:00 9:30 12:30 13:30 16:00

※寄宿舎指導員研修基礎ステージ「採用2,3年次」と合同開催

※受講者全員、P.7<様式1>「児童生徒等に関する資料」に記入し、提出すること。

Ⅱ 令和2年 11月 12 日(木) 会場 高知県教育センター

9:00 9:30 12:30 13:30 16:00

※初任者研修「県立学校研修Ⅱ(特別支援学校)」、新規採用養護教諭研修と合同開催

講義・演習

児童生徒等の障害理解について 昼

演習

児童生徒等の実態に基づいた支援計画の

作成について

講義・演習

障害の理解と指導の在り方昼

講義・演習

障害のある児童生徒等の医療と支援

提出資料について

・P.7<様式1>「児童生徒等に関する資料」については、今年度担当する1名を取り上

げ、1学期終了時点での実態を記入して提出すること。

・9月4日(金)までに、県教育センター特別支援教育担当者までグループウェアにて

提出すること。

・「児童生徒等に関する資料」の様式については、県教育センターホームページよりダ

ウンロード可能です。

県教育センターホームページ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310308/

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ねらい

児童生徒等の理解の基本的な考え方や特別支援学校寄宿舎における専門的な知識や技能を理

解し、寄宿舎指導員としての自覚及び児童生徒等の自立と社会参加に向けた実践的指導力を身

に付ける。

令和2年9月 18日(金) 会場 高知県教育センター

9:00 9:30 12:30 13:30 16:00

※寄宿舎指導員研修基礎ステージ「新規採用」と合同開催

※受講者全員、P.8<様式2>「児童生徒等に関する資料」に記入し、提出すること。

講義・演習

児童生徒等の障害理解について昼

演習

児童生徒等の実態に基づいた支援計画の

作成について

採用2,3年次

提出資料について

・P.8<様式2>「児童生徒等に関する資料」については、今年度担当する1名を取り上

げ、1学期終了時点での実態を記入して提出すること。

・9月4日(金)までに、県教育センター特別支援教育担当者までグループウェアにて

提出すること。

・「児童生徒等に関する資料」の様式については、県教育センターホームページよりダ

ウンロード可能です。

県教育センターホームページ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310308/

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<様式1>

児童生徒等に関する資料

学校名 氏名

※9月4日(金)までに県教育センター特別支援教育担当宛にグループウェアにて提出する。

性 別 男 ・ 女

学 部 幼稚部 ・ 小学部 ・ 中学部 ・ 高等部 ・ 専攻科

学 年

保護者の願い

本人の願い

好きなこと

得意なこと

基本的生活習慣

社会性・対人関係

コミュニケーション

その他

*進路や学校と特に連携を要すること等について

新規採用

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<様式2>

児童生徒等に関する資料

学校名 氏名

※9月4日(金)までに県教育センター特別支援教育担当宛にグループウェアにて提出する。

性 別 男 ・ 女

学 部 幼稚部 ・ 小学部 ・ 中学部 ・ 高等部 ・ 専攻科

学 年

保護者の願い

本人の願い

好きなこと

得意なこと

実態 1学期の取組

基本的生活習慣

社会性・対人関係

コミュニケーション

その他

*進路や学校と特に連携を要すること等について

採用2,3年次

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2 ミドルステージ

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実施要項

1 目的

高知県立特別支援学校の採用7年から13年の寄宿舎指導員に対して、教育公務員特例法第

21条、第22条及び教育公務員特例法施行令第9条の2の準用規定に基づき、現職研修の一環

として、寄宿舎指導における諸課題を把握し、障害のある児童生徒等への理解を深めるとと

もに、寄宿舎指導の在り方や若年寄宿舎指導員への支援に関する研修を通して、寄宿舎指導

員の実践的指導力の向上を図る。

2 研修対象者等

(1)研修対象者は、採用7年から 13 年までの県立特別支援学校の寄宿舎指導員とする。

(2)研修対象者は、対象期間中、必ず一度は受講するものとする。

(3)研修対象者は、年間2日の研修を受けなければならない。

3 校内指導体制等

(1)校長は、県教育センター研修が円滑かつ効果的に実施できるよう校内体制を整備

する。

(2)校長は、次のア、イに留意のうえ、教頭及び指導・助言に当たる者と連携して

寄宿舎指導員研修ミドルステージが効果的に実施できるよう努める。

ア 受講者に研修の目的を十分に理解させ、研修意欲を高めるよう配慮する。

イ 受講者の悩みや現状を把握して適切な助言・支援を行う等、研修意欲が継続す

るよう配慮する。

4 その他

この要項に定めるもののほか、必要な事項については、県教育センター所長が別に定

める。

この要項は、平成 30年4月1日から実施する。

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日程及び研修内容等

ねらい

保護者や担任等との連携を通して、児童生徒等の理解を深め、カウンセリングマインドを生

かした生活指導の実践的指導力を身に付ける。

Ⅰ 令和2年6月 12日(金) 会場 高知県教育センター9:00 9:30 11:35 12:30 13:30 16:00

Ⅱ 令和2年 10月 23 日(金) 会場 高知県教育センター9:00 9:30 10:40 12:30 13:30 16:00

※「寄宿舎生活支援計画に基づいた生活指導の実践」では、受講者全員が実践レポートを作成し、

研究協議を行う。実践レポートの様式は、P.12<様式3>を参照のこと。

開講式

講義・演習

組織の一員として

の役割を踏まえた

保護者や担任との

連携の取り方

講義・演習

寄宿舎生活

支援計画に

ついて

講義

服務につ

いて

講義・演習

カウンセリングマ

インドを生かした

児童生徒等への対

応の仕方

報告

特別支援学校寄宿

舎指導実践協議会

講義

福祉施設の取組につ

いて昼

研究協議

寄宿舎生活支援計画に基づ

いた生活指導の実践閉講式

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提出物の留意点と様式

研修Ⅱ 実践レポート作成及び提出の留意点

1 テーマ

テーマの設定は生活指導に関連した1事例の内容とする。

[テーマの例]

・食事指導における取組について

・児童生徒等との関わり方について

・児童生徒等や保護者との信頼関係をどう築くか

・余暇活動について

・集団づくりについて

・A児のトイレ指導について 等

2 レポートの書式

<様式3>とし、A4用紙縦置き横書き2~3ページ程度にまとめる。

3 レポート作成にあたっての留意点

(1)個人情報保護について

ア 児童生徒等の個人名は掲載しない。また、記述内容についても個人情報保護の観点に照

らし、十分配慮をする。

イ 児童生徒等の作品、作文、個人が特定される写真等を掲載する場合は、必ず本人及び保

護者の承諾を得るとともに、レポートの最後に承諾が得られていることがわかる一文を

明記する。

(2)著作権について

参考、引用文献については、最後にまとめて記入する。

(3)記述の留意点

○ 文体は、通常「・・・である。」とする。

○ 句読点は、「、」「。」を用いる。

○ 表、図、グラフ、写真を用いてもよい。

4 レポートの提出方法

(1)提出期限は、9月 18日(金)とし、県教育センター特別支援教育担当者までグループウ

ェアにて提出する。

(2)実践レポートとともに、対象児童生徒等の寄宿舎生活支援計画を、研修当日に受講者数

+3部持参する。

※寄宿舎生活支援計画の持参及び取扱いについて○当該研修では、各学校で作成した児童生徒等の寄宿舎生活支援計画をもとに、効果的な生

活指導の在り方についての研究協議を行います。

○寄宿舎生活支援計画は個人情報保護の観点から目的外で使用することはありません。

○留意事項

・個人名は削除し、管理職に確認を得たものを持参する。

・指導主事等の管理のもとで、受講者に閲覧させる。

・受講者には、研究協議で共有した個人情報の保護を確認する。

・研修後は、寄宿舎生活支援計画を回収し、当該受講者に返却する。

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<様式3>

※この様式は、県教育センターホームページからダウンロードできます。

県教育センターホームページ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310308/

※9月18日(金)までに県教育センター特別支援教育担当宛にグループウェアにて提出する。

令和2年度 寄宿舎指導員研修ミドルステージ 実践レポート

(テーマ)○○○・・・・・・

学 校 名 ○○立 ○○学校

氏名 ○○ ○○○

1 指導課題

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(大きな見出しの上は、1行分の余白をとる。)

2 指導内容及び指導経過

(1) ○○○○

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

ア ○○○○

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

(ア) ○○○○

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

○・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

表1 ○○○

図1(写真1)○○○

図1 ○○○

3 成果と課題

図、写真、グラフ表

Page 18: 令和2年度 寄宿舎指導員研修の概要 · 2 研修対象者等 (1)研修対象者は、令和2年度4月1日付けで県立学校の寄宿舎指導員に採用された者及び、

3 トップステージ

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13

実施要項

1 目的

高知県立特別支援学校に任用された主任寄宿舎指導員に対して、教育公務員特例法第21条、第22条

及び教育公務員特例法施行令第9条の2の準用規定に基づき、現職研修の一環として、寄宿舎運営にお

ける課題解決に向けた取組や寄宿舎指導員の人材育成に関する理解を深めるとともに、寄宿舎の組織

的・計画的な運営推進者として資質・指導力の向上を図る。

2 研修対象者等

(1)研修対象者は、県立特別支援学校の主任寄宿舎指導員とする。

(2)(1)に掲げる者のうち、新任の主任寄宿舎指導員は、年間2日の研修を受けなければならない。

(3)任用2年目以降の主任寄宿舎指導員は、年間1日の研修を受けなければならない。

3 校内指導体制等

(1)校長は、県教育センター研修及び生活指導実践が円滑かつ効果的に実施できるよう校内体制

を整備する。

(2)校長は、次のア、イに留意のうえ、教頭及び指導・助言に当たる者と連携して寄宿舎指導員

研修トップステージが効果的に実施できるよう努める。

ア 受講者に研修の目的を十分に理解させ、研修意欲を高めるよう配慮する。

イ 受講者の悩みや現状を把握して適切な助言・支援を行う等、研修意欲が継続するよう配慮す

る。

4 その他

この要項に定めるもののほか、必要な事項については、県教育センター所長が別に定める。

この要項は、平成30年4月1日から実施する。

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日程及び研修内容等

ねらい

教育課題を把握し、課題解決に向けた取組への理解を深めるとともに、寄宿舎組織の活性化や寄宿

舎指導員の人材育成等に関する研修を通して、組織の一員として、寄宿舎運営の充実を目指す推進者

としての資質・指導力の向上を図る。

Ⅰ 令和2年5月11日(月) 会場 高知県立高知青少年の家9:00 9:30 12:00 13:00 16:00

※「寄宿舎運営の課題把握と解決の仕方」では、受講者全員がP.16〈様式4〉「実践シート」Ⅰを用

いて協議を行う。

Ⅱ 令和2年10月2日(金) 会場 高知県教育センター高知県立大方高等学校高知県立中芸高等学校

9:00 9:30 11:30 12:30 16:00

講義・演習

寄宿舎運営の課題把握と解決の仕方 昼

講義・演習

聞き方・伝え方

講義

人材育成と教職員のメンタルヘルス 昼

講義

特別支援教育(発達障害と二次障害)

新任用

研修にあたっての注意事項

■研修Ⅰ事前課題として、P.16〈様式4〉「実践シート」Ⅰを記入し、5月1日(金)までに県教育セン

ター特別支援教育担当宛にグループウェアにて提出する。

■研修Ⅱ遠隔教育システムを使用して、複数会場で行う。県教育センターを本会場とし、サテライト会場

として高知県立大方高等学校、高知県立中芸高等学校を使用する。

■事後課題P.16〈様式4〉「実践シート」Ⅱを記入し、2月12日(金)までに県教育センター特別支援教育

担当宛にグループウェアにて提出する。

※「実践シート」の様式は、県教育センターホームページよりダウンロード可能です。

県教育センターホームページ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310308/

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ねらい

教育課題を把握し、課題解決に向けた取組への理解を深めるとともに、寄宿舎組織の活性化や寄宿舎指

導員の人材育成等に関する研修を通して、組織の一員として、寄宿舎運営の充実を目指す推進者としての

資質・指導力の向上を図る。

令和2年度 講座一覧

【その他】

・特別支援教育セミナーⅠ、高知大学教職大学院共催講座は、遠隔教育システムを使用して複数会場で

行います。県教育センターを本会場とし、サテライト会場として県立大方高等学校、県立中芸高等学

校を使用します。

・この研修の申込については、所属長の許可を受けた後、教職員研修管理システム(以下「システム」

という)で申し込んでください。

・決定については、申込締切日以降にシステムに受講の可否を表示します。

・旅費については、13教育費 1教育総務費 7教育センター費 略科目408-0400にて手続きをして

ください。

研修番号 研修名 期 日 会 場 研修内容・講師等

471-1特別支援教育

セミナーⅠ

8月20日

(木)

高知県教育センター

高知県立大方高等学校

高知県立中芸高等学校

演題:「発達検査から見える子どもへの指

導・支援

~みんなで見つける成長の芽~」

講師:大六 一志 氏

471-2特別支援教育

セミナーⅡ

8月24日

(月)

高知県立

高知青少年の家

演題:「みんなが過ごしやすい学級づくり」

講師:高知大学教職大学院

教授 是永 かな子 氏

准教授 松本 秀彦 氏

471-3特別支援教育

セミナーⅢ

8月27日

(木)

高知県立

青少年センター

演題:「学習指導要領をふまえた知的障害に

おける各教科等の授業づくり」

講師:茨城大学 教授 新井 英靖 氏

471-4

高知大学

教職大学院

共催講座

11月26日

(木)

高知県教育センター

高知県立大方高等学校

高知県立中芸高等学校

演題:「特別支援教育の視点から通常の学級

での学習支援を考える」

講師:高知大学教職大学院

准教授 松本 秀彦 氏

任用2年次以降

任用2年次以降の主任寄宿舎指導員については、下記講座より一講座を選択し、

受講するものとする。

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令和2年度寄宿舎指導員研修トップステージ【新任用】実践シート

〈様式4〉

学校名

受講者氏名

Ⅰ寄宿舎運営の現状

【運営上うまくできていること】

Ⅱ寄宿舎運営の課題解決に向けた取組

【運営上困っていること】

寄宿舎運営に関する課題

【課題解決に向けた取組】

【成果】

【次年度に向けて】

【課題】

※5月1日までに県教育センター特別支援教育担当宛にグループウェ

アにて事前提出

【5月

11日

研修Ⅰに持参】

※2月

12日までに県教育センター特別支援教育

担当宛にグループウェアにて提出

16

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Ⅲ その他

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充実した寄宿舎生活の支援のために

1 寄宿舎生活の支援の意義

(1)寄宿舎指導員としての基本的な姿勢について

子どもにとって寄宿舎は、学校から帰って翌日登校するまでの間、休息をとり、余暇時

間を楽しみ、健康を保持していく日常的な生活の場です。それとともに、学校の教育目標

に即し、家庭や学校と連携しながら、子どもの将来の自立と社会参加に向けた「生きる力」

の育成に寄与するという側面もあります。つまり、寄宿舎においてはそれぞれの子どもの

障害や発達、年齢にふさわしい生き生きとした楽しい生活をどのように築いていくかとい

うことと共に、それぞれの子どもの課題解決に向けた取組を、意図的計画的に行っていく

ことが求められます。

寄宿舎指導員の皆さんは、寄宿舎における生活が、子どもの身体と心の成長・発達及び

人格形成に大きく影響を及ぼすという自覚をもち、日々の教育実践に励んでいきましょう。

(2)生活指導を行うにあたって

ア 子どもとの信頼関係について

子どもの最も身近で生活を共にする者として、あたたかいまなざしを注ぎ、信頼関係

を築くことが出発点であり、それが全ての基盤になります。

寄宿舎指導員の皆さんは、より家庭的で子どもたちと共に生活を創っていくという関

係を大切にしていきましょう。

イ 子どもの見方・関わり方について

寄宿舎指導員には、子どもの成長・発達に沿って、子ども一人一人の実態に応じた生

活指導を進めていくことが求められます。したがって、生理的な基盤をしっかりと整え、

健康な身体づくりを進め、規則正しい生活リズムを確立していくなかで、子どもたちが、

食事、排泄、衣服の着脱、洗面、入浴、掃除などの基本的な生活習慣を身に付けられる

ようにしていく必要があります。

寄宿舎指導員の皆さんは、日々の生活を大切にしながら、日常生活の中で身の回りの

ことについて体験的に学んでいくことができるように支援しましょう。また、日常の会

話についても、発達段階や生活年齢に十分配慮していきましょう。

一人一人の子どもの特別な教育的ニーズに応じた教育を行うために、都道府県に

は特別支援学校が設置されています。また、高知県では県立の特別支援学校本校に

寄宿舎を整備しています。そこで勤務する寄宿舎指導員は、寄宿舎における児童生

徒等の日常生活上の支援や指導等を行います。

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ウ 集団づくりについて

子どもたちは、季節の行事などの集団活動や楽しい生活を通して多様な人間関係を育

み、「自分の要求をはっきりと伝える」、「仲間を大切にし、互いを尊重しあう」、「集団の

一員としての役割、責任を果たす」など集団のルールを守り、生活していく力を身に付

けていきます。

寄宿舎指導員の皆さんは、子どもの自立心を育むとともに、協力することの大切さや

仲間づくりの楽しさを伝えていきましょう。

2 寄宿舎指導員の主な職務内容について

各学校の障害種別や子どもの実態によって多少の違いがありますが、一般的には次のよう

なものを挙げることができます。

(1)生活指導

ア 基本的生活習慣(更衣、食事、排泄、洗面、入浴、洗濯、掃除等)について指導・支援

する。

イ 寄宿舎生の学習を支援する。

ウ 子ども会活動や誕生会、クリスマス会などの行事の運営及び準備を行う。

エ 寄宿舎生活支援計画に基づいた生活指導を行う。

(2)健康管理

ア 安全で健康な生活が送れるよう指導・支援する。

イ 日常的な疾病管理を行う。

ウ 日々の健康観察を注意深く行い、疾病を予防するよう努める。

(3)安全管理

避難訓練など計画的に実施し、緊急時に備える。

(4)舎務分掌の運営(庶務、環境、自治、生活、行事、視聴覚、研究、保健等)

ア 舎室を整備し、気持ちよく生活できるよう配慮する。

イ 学校や保護者等との報告や連携を密にする。

ウ 施設、設備、備品の整備や個人会計など事務処理を適切にする。

(5)研究・研修

研修会の企画立案を行う。

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(参考資料)

寄宿舎指導員の職務に関する法令等

Ⅰ 学校教育法

第 78 条 特別支援学校には、寄宿舎を設けなければならない。ただし、特別の事情

のあるときは、これを設けないことができる。

第 79 条 寄宿舎を設ける特別支援学校には、寄宿舎指導員を置かなければならない。

2 寄宿舎指導員は、寄宿舎における幼児、児童又は生徒の日常生活上の世

話及び生活指導に従事する。

Ⅱ 高知県立特別支援学校寄宿舎の管理運営に関する規則(一部抜粋)

(昭和 47 年4月1日教育委員会規則第8号)

(趣旨)

第1条 この規則は、県立の特別支援学校の寄宿舎(以下「寄宿舎」という。)の管理運営に関

し必要な事項を定めるものとする。

(名称)

第2条 寄宿舎の名称及び位置は、次のとおりとする。

~略~

(入舎定員)

第3条 寄宿舎に入舎することができる児童、生徒及び幼児(以下「児童等」という。)の定員

は、高知県教育長(以下「教育長」という。)が定める。

(寄宿舎職員)

第4条 寄宿舎に勤務する職員は、舎監、寄宿舎指導員及び技能員並びに校長が特に命じた職

員とする。

2 舎監は、校長の命を受けて、寄宿舎の管理及び寄宿舎における児童等の教育に当たる。

3 寄宿舎指導員は、寄宿舎における児童等の世話及び教育に当たる。

4 技能員は、上司の命を受けて、寄宿舎における調理等に当たる。

(職務分掌)

第5条 校長は、寄宿舎の円滑な運営を図るため、寄宿舎に勤務する職員の分掌すべき職務内

容を明確にしなければならない。

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(児童等の管理)

第6条 寄宿舎に入舎する児童等の管理については、常に家庭的な雰囲気の中で、健全で、楽

しい生活ができるよう努めなければならない。

(入舎)

第7条 寄宿舎に入舎することができる者は、次の各号のいずれかに該当する者とし、校長の

許可を受けて入舎するものとする。

(1) 通学が困難であると認める者

(2) 特別の事情により入舎させることが適当であると認める者

2 校長は、入舎を許可するに当たっては、別記第1号様式による入舎願を保護者から

提出させなければならない。

(帰省又は外泊)

第8条 校長は、帰省又は外泊を希望する児童等がある場合には、保護者又は責任がある同伴

者から次に掲げる事項を記載した書類を提出させて、許可するものとする。

(1) 帰省又は外泊の理由

(2) 帰省又は外泊先及び帰省又は外泊の期間

(3) 帰舎時刻その他必要な事項

(願いによる退舎)

第9条 校長は、退舎しようとする児童等がある場合には、別記第2号様式による退舎願を保

護者から提出させて、許可するものとする。

(伝染病による一時退舎)

第 10 条 校長は、児童等が伝染病にかかり、又はそのおそれがあるときは、その保護者に対

し、児童等の一時退舎を命ずることができる。

2 校長は、前項の規定により一時退舎を命じたとき又はそれを解いたときは、速やかに

教育長に報告しなければならない。

(退舎命令)

第 11 条 校長は、児童等がこの規則若しくは校長が定める規程に違反し、又は集団生活の秩

序を乱した場合には、その保護者に対し、児童等の退舎を命ずることができる。

(衛生管理)

第 12 条 校長は、寄宿舎の保健衛生に関する管理計画を作成するとともに、常に保健所と連

絡し、児童等及び職員の健康保持並びに寄宿舎の清潔維持に努めなければならない。

(警備及び防災)

第 13 条 校長は、寄宿舎の警備及び防災について、常に最善の注意を払い、その管理を万全

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にするよう努めなければならない。

(臨時閉鎖)

第 14 条 校長は、非常変災その他急迫の事情があるときは、寄宿舎を臨時に閉鎖することが

できる。

2 校長は、前項の規定により臨時に閉鎖したとき又はこれを解いたときは、速やかに教

育長に報告しなければならない。

(表簿)

第 15 条 寄宿舎には、次に掲げる表簿を備えなければならない。

(1) 寄宿舎要覧

(2) 舎監日誌及び寄宿舎指導員日誌

(3) 児童等名簿及び個人台帳、外泊等処理簿並びに入舎退舎簿

(4) 舎食日誌、物資受払簿及び献立表

2 前項第1号に掲げる寄宿舎要覧の様式については、教育長が定める。

3 第1項各号に掲げる表簿は、3年間保存しなければならない。

(面会及び面会人等の宿泊)

第 16 条 校長は、児童等に面会しようとする者があるとき又は児童等の付添人その他の者で、

やむを得ず寄宿舎に宿泊しようとするものがあるときは、寄宿舎の管理運営に支障がな

いと認められる範囲内で許可することができる。

(委任)

第 17 条 この規則に定めるもののほか、寄宿舎の管理運営に関し必要な事項は、校長が定め

る。

付則

~略~

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【基本研修費参加者旅費一覧】

〔県立学校 配分旅費〕

【研修当日の欠席連絡について】

やむを得ず欠席するときは、校長を通じて、速やかに県教育センター教職研修部特別支援教

育担当まで連絡してください。(TEL:088-866-7378)

また、欠席届は、校長を通じて、速やかに県教育センター所長宛に提出してください。

【異常気象による研修の中止について】

研修等会場の所在する地域に、当日午前6時(午後開催の場合は午前9時)の時点で暴風

警報が発令されている場合は、その日の研修を中止とします。

台風や悪天候等により前日までに中止とする場合は、県教育センターホームページに掲載

するとともに、公立学校宛に電子メールで連絡します。

研修

番号研 修 名

略科目

コード

事業内訳

コード

467 寄宿舎指導員研修 基礎ステージ(新規採用) 408 0400

468 寄宿舎指導員研修 基礎ステージ(採用2、 3年次) 408 0400

469 寄宿舎指導員研修 ミドルステージ 408 0400

470 寄宿舎指導員研修 トップステージ(新任用) 408 0400

471 寄宿舎指導員研修 トップステージ(任用2年次以降) 408 0400

県教育センターホームページ http://www.pref.kochi.lg.jp/soshiki/310308/

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【会場案内図】

<各研修会場に関する注意事項>

○ 県教育センター及びその他の研修会場における駐車については、マナーに留意し、安全

を確認のうえ駐車してください。なお、公共交通機関を利用する等、ご協力ください。

○ 研修会場は、他の一般の方も利用します。教育公務員としての自覚をもった行動をして

ください。

・高知県教育センター〒781-5103

高知市大津乙 181

Tel 088-866-3890(代)

Fax 088-866-0074

・高知県立県民文化ホール

・高知県立高知青少年の家〈いの町〉

・高知県立青少年センター〈香南市〉

・高知県立大方高等学校

・高知県立中芸高等学校

〒780-0870 高知市本町4丁目3-30 Tel 088-824-5321

〒781-2122 吾川郡いの町天王北1-14 Tel 088-891-5331

〒781-5232 香南市野市町西野 303 番1号 Tel 0887-56-0621

〒789-1931 幡多郡黒潮町入野 5507 Tel 0880-43-1079

〒781-6410 安芸郡田野町 1203-4 Tel 0887-38-2914

舟戸電停

後免・安芸

高知県教育センター

四国銀行

家具店

はりまや橋

歩道橋

歩道橋

大津バイパス

南国バイパス

津小大

船出橋

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研修等で 教育センター を利用される皆さまへ

★避難経路

◆3F大研修室 … 研修室北面の中ほどの非常階段,東階段 又は テラスの救助袋

◆3F各研修室 … 東西の階段 又は テラスの救助袋

◆2F各研修室 … 東西の階段

◆2F図書館・教科研究センター …北側の中ほどの非常階段 又は 東階段

◆1F各研修室 … 出口は,5か所(正面(西端)・西階段北・西階段南・東階段南・東端)

※緊急地震速報が発報された時

・揺れに備えてください。

揺れが収まったら避難準備をしてください。

・津波予想時は,大津保育園(避難行動要支援者施設)を経由し,

舟戸③から高台へ避難してください。

舟戸②又は①からも高台への避難が可能です。

★AEDの設置場所

・正面玄関ホールに,1機設定しています。

★研修中

・所属等からの緊急連絡は,教育センター(088-866-3890)へお願いします。

・携帯電話等は,電源を切るか、マナーモードにしてください。

・ペットボトルや水筒等は,鞄等に収納してください。

・消しゴムかすは,研修室内の指定された所(箱)に捨ててください。

★情報端末及び記録媒体

・公用,私用を問わず,以下の留意点を踏まえたうえで,原則,使用可能です。

ただし,教育センター内の有線LAN及び無線LANへの接続はできません。<留意点>①公用の情報端末は,管理職の持出許可がある場合に限ります。②録音,動画・静止画の撮影,資料の複写は,講師の許可がある場合のみ可能です。③情報漏洩等,情報モラルについて厳守してください。

★昼食

・ご利用の研修室を使用してください。なお,3F実習室(PC室)はご遠慮ください。

・空き箱等はお持ち帰りください。

★自家用車等を利用されるとき

・出入りの際は,正門手前で,必ず一時停止し,左右確認をお願いします。

・正門から電車通りまでは,一時停止場所が数か所あります。

徐行運転で一般の方を優先してください。電車通りへの進入時も十分,注意してください。

・正門入って右側10枠は,他施設職員駐車場につき駐車できません。

★トイレ

・女性用:1F東,1F中央付近,2F西,3F東

・男性用:1F西,2F東,3F西

・多目的:1F中央付近

★その他

・アンケートを配付している場合は,お帰りの際に会場出口の回収BOXにお入れください。

・自動販売機:1F西階段下から屋外へ出たところにあります。

・敷地内禁煙です。

★教育センター

高知市津波避難マップ「大津小学校区」2015年3月更新版より

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研修で 県立大方高等学校(北棟3F TV会議室)を利用される皆さまへ

★避難経路

◆本研修室前の階段

※緊急地震速報が発報された時

・揺れに備えてください。揺れが収まったら避難準備をしてください。

・大方高校は、津波避難場所(避難高台)になっています。

※津波警報が発令された時

・体育館北側広場へ避難

※大津波警報が発令された時

・敷地内で危険な場合は、錦野児童公園(本研修室の北方向)へ移動

・①体育館北側広場→ ②北門付近→ ③北進し突きあたりを左→ ④2つ目の交差点を右→ ⑤丘が目印

★AEDの設置場所

・南棟玄関ホール(運動場側)と,体育館2Fアリーナ入口に,1機ずつ設置されています。

★休憩や校内の通路

・休憩時間やお帰りの際は、授業時間と重なることが多いと思いますので、ご配慮ください。

・研修室から玄関までは,北舎階段を使用し,1階の渡り廊下を通って玄関までお願いします。

★トイレ

・本研修室前にあります。できるだけ北舎のトイレを利用してください。

★研修中

・所属等からの緊急連絡は、教育センター(平日088-866-3890)へお願いします。

・携帯電話等は,電源を切るか、マナーモードにしてください。

・ペットボトルや水筒等は、鞄等に収納してください。

・消しゴムかすは、研修室内の指定された所(箱)に捨ててください。

★情報端末及び記録媒体

・公用,私用を問わず,以下の留意点を踏まえたうえで,原則,使用可能です。

ただし,校内の有線LAN及び無線LANへの接続はできません。<留意点>①公用の情報端末は,管理職の持出許可がある場合に限ります。②録音,動画・静止画の撮影,資料の複写は,講師の許可がある場合のみ可能です。③情報漏洩等,情報モラルについて厳守してください。

★自家用車等を利用されるとき

・校内の交通は、生徒を最優先とし、安全確保のため徐行運転をお願いします。

・お帰りの際、正門手前及び道路手前で必ず一時停止し安全確認をお願いします。

・駐車位置は,正門から入り、南棟南側の空いている駐車スペースにお停めください。

事前に駐車位置をお知らせしている場合は、所定の場所に駐車してください。

★昼食

・本研修室を使用してください。空き箱等はお持ち帰りください。

★その他

・アンケートを配付している場合は、お帰りの際に出口の回収BOXにお入れください。

・敷地内禁煙です。

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2F

田野分校 印刷

面談

放送

教育

相談

印刷教材

職員室

田野分校

便所

女子

更衣・

休憩室

被服室

EV倉

昼間部職員室書道室美術室

美準カウンセラー室

男子

更衣・

休憩室被準

視聴覚室

書準

進路

資料室

トイレ

東階段

西階段

避難口

研修で 県立中芸高等学校(特別教室棟2階 視聴覚室)を利用される皆さまへ

★避難経路※緊急地震速報が発報された時・揺れに備えてください。揺れがおさまったら研修室正面の避難口からグラウンドに避難してください。なお,避難口から避難できない場合,入り口を出て東階段もしくは西階段から避難してください。

※中芸高校は,田野町の地震・津波の緊急避難場所です。

★AEDの設置場所・1階玄関,3階東端,体育館に,1機ずつ設置されています。

★休憩や校内の経路・休憩時間やお帰りの際は,授業時間と重なることが多いので,ご配慮ください。・研修室から玄関までは,研修室直近の東階段を使用してください。

★トイレ・2F中央(昼間部職員室前廊下を通り,校舎中程)をできるだけ利用してください。混雑する場合は,階段を上がって3F図書室前のトイレを利用ください。

★研修中・所属等からの緊急連絡は,教育センター(平日088-866-3890)へお願いします。・携帯電話等は,電源を切るか,マナーモードにしてください。・ペットボトルや水筒等は,鞄等に収納してください。・消しゴムかすは,研修室内の指定された所(箱)に捨ててください。

★情報端末及び記録媒体・公用,私用を問わず,以下の留意点を踏まえたうえで,原則,使用可能です。ただし,校内の有線LAN及び無線LANへの接続はできません。<留意点>①公用の情報端末は,管理職の持出許可がある場合に限ります。②録音,動画・静止画の撮影,資料の複写は,講師の許可がある場合のみ可能です。③情報漏洩等,情報モラルについて厳守してください。

★自家用車等を利用されるとき・校内の交通は,生徒を最優先とし,安全確保のため徐行運転をお願いします。・県道から学校までの通路は大変狭いです。また,朝夕に県立山田特別支援学校田野分校のスクールバスの発着があります。下記時間帯での学校への車の乗り入れ乗り出しは避けてください。<スクールバス>発着時間帯 登校8:30~8:50 下校14:20~14:50 15:40~16:50・お帰りの際,正門手前及び道路手前で必ず一時停止し安全確認をお願いします。・駐車位置は,グラウンドの所定の場所にお停めください。事前に駐車位置をお知らせしている場合は,所定の場所に駐車してください。

★昼食・本研修室を使用してください。空き箱等はお持ち帰りください。

★その他・アンケートを配付している場合は,お帰りの際に出口の回収BOXにお入れください。・敷地内禁煙です。

★中芸高校2F見取図

研修室

東非常階段