「学校のきまり」1年生...「学校のきまり」1年生 (イ...
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「学校のきまり」1年生
(イ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
入学したての1年生は、何をしたらいいのか分からないことが多い。これは子どもにとって
は不安なことである。きまりを身につけることで、安心して学校生活を送れるようにすると共
に、お互いにきまりを守ることで、安全に過ごせるようにしたいと考え、この題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・上級生のクラスに、「学校のきまりアンケート」に答えてもらっておく。(資料2)
(2)本時の活動
①ねらい
・学校にはきまりがあることを知り、守ろうとする。
②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.学校のきまりは身近にあること
に気づく。
・ろうかで友だちとぶつかったこ
とがあるよ。
○「廊下で走らない」ことは大切で、
それが学校のきまりになっているこ
とを話す。
☆学校のきまりが身近にあることに気
づいている。
(集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・廊下を走って
いる絵
(資料1-①)
展 開
2.学校にきまりがあるわけを考え
る。
・教室にあるきまりを知る。
・教室にきまりのあるわけを考え
る。
3.ほかのきまりを知る。
・学校のきまりアンケートから、
そのほかのきまりについて学
ぶ。
○教室、校庭の絵を提示して考えやす
いようにする。
○上級生がアンケートに書いたきまり
の中から特に大切なものを紹介す
る。
☆きまりは、みんなが安全でお互いに
気持ちよく学校生活を送れるように
するためにあることがわかる。
(集団活動や生活についての知識・理解)
・教室、校庭の
絵
(資料1-②③)
・学校のきまり
アンケート
(資料2)
終
末
4.学校のきまりの大切さを確認す
る。
・きまりを教えてくれた上級生に
きまりについてわかったこと
やこれからがんばろうと思う
ことを書く。
○ありがとうカードにふりかえりを書
けるようにする。
☆学校のきまりの大切さを理解し、自
分もきまりを守っていこうとする。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
・上級生への
「ありがと
うカード」
(資料3)
(3)事後の活動
・自分が守ろうとがんばっている学校のきまりについてカードを使ってふりかえりをし、帰り
の会で発表していく。
イ-1
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1)
・廊下の絵(資料1-①) ・教室の絵(資料1-②) ・校庭の絵(資料1-③)
(2)ねらいを焦点化するための資料(資料2) (3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
4.備 考
本題材では、上級生との交流という形をとっている。上級生から学ぶことによって学校のきまり
をより身近に感じながら学ぶことができた。また、上級生にとっても学校生活のきまりについて考
え直す機会になった。
4、5月に行う場合には、教師が子どもたちの感想をまとめて「ありがとうカード」に記入する
ことになる。
イ-2
「夏休みの過ごし方」1年生
(アイ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
子どもたちが楽しみにしている夏休みが迫っている。前期前半の生活をふりかえりながら、がん
ばったことやできるようになったことを自分で見つけられるようにし、自分なりにめあてを立てて
初めての長い休みを期待感をもって迎えられるようにしたいと考え、この題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・前期前半を振り返り、がんばったことやできるようになったことをアンケートにとり、結果を
まとめておく。(朝の時間)(資料1)
・夏休みの基本的な生活のしかたや夏休みの宿題について指導する。(朝の時間)
(2)本時の活動
①ねらい
・4月から夏休みまでの自分のがんばりを振り返り、自分にあっためあてを立て、楽しい夏休み
を過ごそうとする。
②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資 料
導
入
1.これまでにがんばったことやでき
るようになったことを発表する。
・ひらがな
・計算
・当番活動
○アンケートの結果を提示し、できるよ
うになったことやがんばったことが
たくさんあることに気づけるように
する。
☆がんばったことやできるようになっ
たことを発表しようとしている。
(集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート
の結果
(資料1)
展
開
2.夏休みにがんばりたいことや体験
したいことを絵や文でチャレンジ
カードにかく。
3.グループや全体で紹介し、みんな
の意見や感想を聞く。
○絵や文で自由にチャレンジカードを
作るようにする。
☆夏休みの学習や生活について考えて
いる。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
○紹介された内容のよさを認め合える
よう、補足して説明などをする。
・チャレンジ
カード
(資料2)
終
末
4.友だちの発表やチャレンジカード
を参考にして、自分なりの夏休み
のめあてを立てる。
○自分なりの夏休みのめあてを書くこ
とができるようなカードを用意して
おく。
☆自分なりの夏休みのめあてをもって
いる。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
・夏休みがん
ばりカード
(資料3)
(3)事後の活動
・カードに毎日の振り返りを記入しながら取り組むようにする。
・夏休み終了後、担任に提出する。
イ-3
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1)
(2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
4.備 考
勉強・運動、生活のめあては、毎日行うことをめあてにするように指導する。夏休みならではの取
り組みたいことなどは、「なんでも」の欄に書き、夏休みを楽しみにして迎えられるようにした。事
前に夏休みの生活や宿題について指導しておくことと、資料(1)(2)から、一人一人が自分なり
のめあてをもてるようにする。
できるようになったこと & がんばったこと べんきょう・うんどう せいかつ
・ひらがな ・にっちょくのしごと
・たしざん、ひきざん ・きゅうしょく、そうじとうばん
・なわとび ・おはながかり
・ぷうるでばたあし ・はやね はやおき
1ねん くみ
★やった日にいろを ぬろう。(①②どちらか1つやったらはんぶん、2つやったらぜんぶ。)
7/ 23
24
29
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27
26
25
<①べんきょう・うんどう>
ひらがなをれんしゅう
する。 →あか
<なんでも>
いろいろなむしを
つかまえる。
<②せいかつ>
はやね はやおき
→あお
なつやすみ がんばり カード
なつやすみ チャレンジ!
ぼくは、ひらがなが
もっとじょうずに
かけるようにがんば
りたい。 (なまえ )
なつやすみ チャレンジ!
(なまえ )
なつやすみ チャレンジ!
いろいろなむしを
つかまえる。
(なまえ )
イ-4
「みんなにこにこ あいさつ大作戦」1年生
(イ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
学校生活に慣れたことによりあいさつができる児童は増えてきたが、まだ自分から進んであいさつするとい
うことは難しい場面が見られる。
そこで、「あいさつ」することは元気が出たり、気持ちよくなったりすることに気づくとともに、みんなが
笑顔になるようなあいさつを実践できるようにしたいと考え、本題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・「あいさつアンケート」を行う。(朝の時間)(資料1) ・結果を見やすくまとめておく。(資料2)
(2)本時の活動
①ねらい
あいさつすると気持ちがよいことに気づき、自分から進んであいさつをしようとする。 ②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.アンケート結果から気づいたことを発
表する。 ・あいさつすると気持ちいいんだね。 ・あいさつすると元気になるんだね。 ・友だちにあいさつする子が少ないね。
○事前アンケートの結果を知らせる。 ☆アンケートの結果から気づいたことを
発表しようとしている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
○良い点に着目できるようにする。 ○あいさつができないときの理由にも触
れお互いを認め合うことを確認する。
・アンケート (資料1) ・アンケート 結果
(資料2)
展
開
2.どうすればみんながにこにこになるあ
いさつができるか考える。 ・毎朝あいさつした人を数えたら、たく
さんの人に言えそうだね。 ・大きな声であいさつしたらどうかな。 ・顔をしっかりと見て言われると嬉しい。
3.グループで考えたことを発表する。 ・相手の目を見る。 ・大きな声であいさつする。 ・自分から進んであいさつする。
○「気持ちがよくて元気が出るようなあい
さつ」を考えるよう声かけする。 ○グループで協力して話し合える場づく
りをする。 ○出た意見はみんなで試してみる。 ☆あいさつをし合うと気持ちがよいこと
が分かっている。 (集団活動や生活についての知識・理解)
・アンケート 結果
(資料2)
終
末
4.本時を振り返り、自分なりのめあてを
立てる。 ○悩んでいる児童には「気持ちがよくて元
気が出るようなあいさつ」から考えるよ
う助言する。 ☆自分のめあてを決めている。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
・めあて カード
(資料3)
(3)事後の活動
・振り返りカードを使って自己評価をする。(朝の会) イ-5
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1)
あいさつアンケート
◆ いつも だれに あいさつ していますか。
(いえのひと・たんにんのせんせい・ともだち・ほか)
◆ あいさつすると どんな きもちになりますか。
◆ どんな あいさつをされると うれしいですか。
◆ あいさつ できないときは どんなときですか。
(2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
あいさつアンケート結果
◆ いつも だれに あいさつ していますか。
・家族 ・先生 ・友だち ・近所の人 ほか
◆ あいさつすると どんな きもちになりますか。
・気持ちいい ・元気が出る ・スッキリ ほか
◆ どんな あいさつをされると うれしいですか。
・目を見て ・大きな声で ・笑顔で ほか
◆ あいさつ できないときは どんなときですか。
・眠い時 ・元気がない時 ・はずかしい ほか
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
なまえ
☆これから あいさつをするときに がんばることを かきましょう。
4.備 考
単にあいさつの推進に終始するのではなく、あいさつをすることによる心の変容を取り上げることが望まし
いと考えられる。今回は「あいさつすると気持ちいい。」「あいさつすると元気が出る。」の二点に絞って焦点化
を図った。あいさつの利点を明確にした上で「相手の目を見て」「大きな声で」「自分から進んで」というキー
ワードを共有することでめあてづくりの指針とした。しかし、あいさつができたかどうかは、個人の主観によ
るところが大きい。あいさつした人を数値化するなどの活動は望ましくない。
げつ か すい もく きん
イ-6
雨の日の過ごし方 2年生
(イカ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
梅雨時には、教室や廊下などでおいかけっこを始めたり、目的なく過ごしたりする子どもたち
の姿が見られる。そこで、室内で安全に楽しく過ごせるような遊びを考えたり実際に行ったりす
ることで、よりよい雨の日の休み時間の過ごし方ができるように本題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・アンケート「雨の日の休み時間」に記入する。
・結果を見やすくまとめておく。(資料1)
(2)本時の活動
①ねらい
・雨の休み時間にも安全に楽しく過ごすための方法を考え実践しようとする。
②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.アンケートの結果を見ながら
気づいたことを発表する。
・トランプは大勢でできるから
いいと思う。
・おいかけっこはあぶない。
・絵をかいている時にぶつかっ
てきて困った。
○よい遊び方にも危険な遊び方にも気
づくように提示する。
○困っている人がいることをおさえる。
☆雨の日に走り回ると危ないことや周
囲に迷惑をかけることに気づいてい
る。
(集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート
の結果
(資料1)
展
開
2.雨の日の遊びとして良いと思
うものをグループで話し合
い、発表する。
・折り紙 ・お絵かき
・なぞなぞ ・たからさがし
3.遊びを体験したり、遊びのル
ールを考えたりする。
○「それなら座ってできるね。」「それな
らみんなでもできるね。」など安全面
や楽しさを確認しながら進める。
☆安全で楽しく、みんなが参加できる遊
びを紹介している。
(集団活動や生活についての知識・理解)
○学級の実態に合わせて遊びの体験や
ルール作りをする。
○遊びのコーナーなどは事前に準備し
ておくようにする。
・グループごと
にアイデア
を書いた用
紙や板書
(資料2)
終
末
4.これからやってみたい遊びや
遊びに対する自分なりのめ
あてを決める。
○思い浮かばない児童には、グループご
とに出したアイデアから考えるよう
助言する。
☆教室で安全に楽しく遊べる遊ぶ方を
考えている。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
・めあてカード
(資料3)
(3)事後の活動
・雨の日には、話し合ったことを思い出して安全に過ごす。
・雨の降った日には、帰りの会で休み時間の過ごし方を振り返る。
イ-7
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけための資料(資料3)
4.備 考
低学年の子どもたちは、まだ経験が少ないので、教師からも積極的に遊びを紹介していくとよい。
昔遊びや遊ぶ物を手作りすることも、子どもたちの遊び方を豊かにするので取り入れていきたい。
雨の日の休み時間アンケート
のけっか ①楽しいこと
おしゃべり・お絵かき・読書
おいかけっこ・トランプ・ウノ
②困ったこと
・おしゃべりをしていたらぶつかって
きた。
・本を読んでいたら、周りがうるさかっ
た。
・走り回っている人がいる。
・トランプに入れてもらえなかった。
《雨の日のあそび》
○まじかるバナナ
○しりとり
○トランプ
○ばくだんゲーム
○たからさがし(はんごと)
○めんこ
○じゃんけん大会
○かるた(手づくり)
2年 くみ( )
① まじかるバナナ ② たからさがし
かんそう かんそう
しっぱいしても さいごのさいごに
たのしかった。 見つけられて
うれしかった。
イ-8
「夏休みの過ごし方」2年生
(アイ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
子どもたちが楽しみにしている夏休みが迫っている。前期前半の生活をふりかえりながら、がん
ばったことやできるようになったことを自分で見つけられるようにし、自分なりにめあてを立てて
長い休みを期待感をもって迎えられるようにしたいと考え、この題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・前期前半を振り返り、アンケートに記入する。(朝の時間)
・結果を見やすくまとめておく。(資料1)
・夏休みの宿題について指導する。(朝の時間)
(2)本時の活動
①ねらい
・4月から夏休みまでの自分のがんばりを振り返り、自分にあっためあてを立て、楽しい夏休み
を過ごそうとする。
②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資 料
導
入
1.これまでにがんばったことやでき
るようになったことを発表する。
・漢字
・ひっ算
・係活動
○アンケートの結果を提示し、できるよ
うになったことやがんばったことが
たくさんあることに気づけるように
する。
☆がんばったことやできるようになっ
たことを発表しようとしている。
(集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート
の結果
(資料1)
展
開
2.夏休みの生活についての説明をき
く。
3.生活面や学習面でがんばりたいこ
とを発表する。
○夏休みの生活についてのプリントを
拡大コピーして掲示する。
☆夏休みの生活について分かっている。
(集団活動や生活についての知識・理解)
○子どもの発言を板書し、いろいろなめ
あての中から自分にあっためあてを
決められるようにしておく。
・夏休みの生
活について
のプリント
(資料2)
・板書
終
末
4.友だちの発表や板書を参考にして、
自分なりの夏休みのめあてを立て
る。
○自分なりの夏休みのめあてを書くこ
とができるようなカードを用意して
おく。
☆自分なりの夏休みのめあてをもって
いる。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
・夏休み生活
表
(資料3)
(3)事後の活動
・カードに毎日の振り返りを記入しながら取り組むようにする。
・夏休み終了後、担任に提出する。
イ-9
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
4.備 考
4.備 考
毎日の振り返りをしたり予定を書き込んだりしながら、生活表を活用して過ごせるようにする。生
活表の項目の欄は、子どもたちが考えためあてを書き込めるように空欄にしておいてもよい。
できるようになったこと
& がんばったこと 学しゅう
・かん字をおぼえられた。
・たし算、ひき算のひっ算
・音読を
・やさいのせわ
生かつ
・かかりのしごと
・すききらいなくたべた。
・はみがきをがんばった。
・1年生にやさしくした。
夏休みの生かつ
◇きまった時間におきましょう。
◇朝のすずしいうちに、
学しゅうを しましょう。
◇朝の10時をすぎてから、友だちと
あそびましょう。
◇出かける時は、行き先・あそぶ人・
帰る時こくを 家の人につたえま
しょう。
◇家の手つだいをしましょう。
◇夜ふかしをせず、きめた時間にふとん
に入りましょう。
イ-10
「雨の日の過ごし方」3年生
(イカ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
梅雨時になり外で遊べない日が続くと、教室の中を走り回ったり廊下で追いかけっこをしたりす
る子が増えてくる。そして、それが原因でけがをしたり友だちとトラブルを起こしたりすることも
ある。そこで、安全な生活の大切さを考えるとともに、室内でみんなが楽しく遊べる方法を話し合
いながら、仲のよい学級を作ろうとする気持ちを育てたいと思い、この題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・アンケート「雨の日の休み時間」を書く。(朝の時間)
(2)本時の活動
①ねらい
・雨の日に室内で安全に過ごすことの大切さを考え、遊び方を工夫し、実践しようとする。
②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.雨の日の過ごし方や遊びについ
て、感じていることを発表する。
○アンケートの結果を提示し、問題の
共通化をはかる。
☆アンケートの結果から思ったことや
や普段から自分が感じていることを
発表しようとしている。
(集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート
の結果
(資料1)
展
開
2.雨の日の過ごし方について考え、
室内での遊びで気をつけることを
話し合う。
3.どんな遊びができそうか話し合
う。
○資料を活用し、安全面と友だちへの
配慮の両面から考えられるようにす
る。
☆室内での安全な過ごし方について考
えている。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
○自分たちで創意工夫した遊びなども
とりあげる。
・けがの
グラフ
(資料2)
終
末
4.これからどのように雨の日を過ご
すか、自分のめあてをカードに書
く。
○カードに振り返りとめあてを書くよ
うにする。
☆安全で楽しい雨の日の過ごし方を考
え、めあてをもっている。
(集団の一員としての思考・判断・実践)
・めあて
カード
(資料3)
(3)事後の活動
・話合いで出された遊びをカードに書き、係が掲示する。
・遊び用具をそろえてコーナーを作り、使い方や片づけなど必要なルールは自分たちで決めてい
くようにする。
イ-11
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
<月別けがのグラフ>
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
・めあてカード ・教室掲示
※新しい遊びが考えられたら、カードを増やす。
4.備 考
創意工夫した遊びを紹介し合ったり学級全員でのミニ集会を充実させたりできるとよい。子どもた
ちの意見を大切にして、無理のないように実践していけるよう配慮したい。
雨の日の休み時間アンケート結果
①楽しいこと
お絵かき・おり紙・読書・トランプ・
ウノ・係のしごと・ダンス・歩きおに
②困ったこと
・本を読んでいたら、ダンスの音がうる
さかった。
・絵をかいていたら、走り回っている人
がぶつかって変になった。
・ウノに入れてもらえなかった。
③できたらいいなと思っていること
・体育館で遊びたい。
・クラスのみんなで震源地ゲームをしたい。
雨の日の過ごし方めあてカード
3 年 組( )
○今日の話し合いから、思ったことや考えた
ことを書きましょう。
○これから雨の日にはどのようなことに気
をつけ、どんな遊びをして過ごそうと思い
ますか。
100
90
80
70
60
50
40
30
20
10
0
(人)
4 5 6 7 9 10 11 12 1 2 3 (月)
・読書
・ドッジボール
・お絵かき
・氷おに
・すごろく
・Sケン
・ウノ
・トランプ
・しんげんち
・しょうぎ
・あっちむいてホイ大会
・けん玉
・何でもバスケット
<遊びコーナー>
<クラスで>
<体育館で>
<係から>
・おり紙教室
・紙しばい
イ-12
「夏休みの過ごし方」3年生
(アイ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
夏休みは、普段できないことに取り組んだり、家族で出かけたり、前期前半の学習の復習をしたり
するよい機会である。そこで、前期前半を振り返って夏休みの学習と生活におけるめあてをたて、や
る気と期待の気持ちを膨らませて夏休みを迎えるようにしたいと考え、この題材を設定した。 2.活動の実際
(1) 事前の活動
・前期前半を振り返り、アンケートに記入する。(朝の時間) ・結果を見やすくまとめておく。(資料1)
(2) 本時の活動
① ねらい
・前期前半の反省をして、規則正しく、楽しい夏休みを過ごそうとする。 ② 展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.前期前半の振り返りについて発
表する。 ○アンケートや友だちの発表から前
期の学習や生活について振り返る
ことができるようにする。 ☆自分のがんばったことや課題につ
いて気づいている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケートの
結果 (資料1)
展
開
2.夏休みの課題ややくそくについ
て知る。 3.どんな過ごし方をするとよいか
を考え、一日の過ごし方につい
て話し合う。
○資料を配り、取り組む課題や生活の
仕方の両面から夏休みの過ごし方
について考えられるようにする。 ○涼しい時間帯に学習するとよいこ
と、熱い時間の外出に注意すること
を伝える。 ☆夏休みの課題ややくそくをふまえ
て、夏休みの一日の過ごし方につい
て考えている。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・夏休みの生活
夏休みの宿題
についてのプ
リント (資料2)
終
末
4.夏休みにがんばることについて
考え、めあてをカードに書く。 ○振り返りや一日の過ごし方をもと
に考えるようにする。 ☆夏休みを規則正しく、めあてをもっ
て過ごそうとする。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・夏休みの計画
をたてよう 「夏休みのめあ
て」(資料3)
(3) 事後の活動
・夏休み終了後、全体の振り返りを記入し、担任に提出する。
イ-13
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
4.備 考
一日を一言日記とめあての色ぬりをして振り返る。時間を意識してめあてを立てることで、規則正
しい生活を送れるようにする。
前期前半をふりかえろう
①生活面でよくできたこと
・欠席0日 ・すききらいなく食べる
・家の手伝い ・係活動
②生活面であまりできなかったこと
・早ね早起き ・わすれ物
③学習でよくできたこと
・漢字の練習 ・かけ算のひっさん
・音読 ・ホウセンカのかんさつ
・学区たんけん
④学習であまりできなかったこと
・おぼえられていない漢字がある
・音読
夏休みの生かつ
◇きまった時間におきましょう。
◇朝のすずしいうちに、
学しゅうを しましょう。
◇朝の10時をすぎてから、友だちと
あそびましょう。
◇出かける時は、行き先・あそぶ人・
帰る時こくを 家の人につたえま
しょう。
◇家の手つだいをしましょう。
◇夜ふかしをせず、きめた時間にふとん
に入りましょう。
夏休みのしゅくだい
○漢字のふくしゅう。
・ドリル32まで
○計算プリント5まい
・○つけもしよう。
○読書かんそう文
・原稿用紙2まいていど
○自由研究や工作
<れい>
・社会 「商店がい調べ」
3年 組 ☆一日をふりかえろう! めあてができた日は色をぬろう! 生活→青 学習→赤
月日 一 言 めあて 月日 一 言 めあて
7/22 8/11
23 12
24 13
25 14
26 15
生活のめあて
朝は、6時半におきるようにする。
学習のめあて
朝10時までに、漢字と計算
プリントをやる。
わくわくするよ! 夏休み チャレンジカード
イ-14
「雨の日の過ごし方」4年生
(イカ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
梅雨時になり外で遊べない日が続くと、教室の中を走り回ったり廊下で追いかけっこしたりする子
が増えてくる。それが原因でけがをしたり友だちとトラブルを起こしたりすることもある。そこで、
安全な生活の大切さを考えるとともに、室内でみんなが楽しく遊べる方法を話し合いながら、学級生
活を自分たちでよりよくしようとする気持ちを育てたいと考え、この題材を設定した。 2.活動の実際
(1) 事前の活動
・「雨の日の休み時間アンケート」を書く。(朝の時間) (2) 本時の活動
① ねらい
・雨の日に室内で安全に過ごすことの大切さを考え、遊び方を工夫し、実践しようとする。 ② 展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.雨の日の過ごし方や遊び
について、感じているこ
とを発表する。
○アンケートの結果を提示し、問題の共通化を
はかる。 ☆アンケートの結果から、雨の日の過ごし方に
よっては困っている友だちがいることに気づ
いている (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケートの
結果 (資料1)
展 開
2.雨の日の過ごし方につい
て考え、室内での遊びで
気をつけることを話し
合う。 3.どんな遊びができそうか
話し合う。
○資料を活用し、安全面と友だちへの配慮の両
面から考えられるようにする。 ☆室内での安全な過ごし方について分かってい
る。 (集団活動や生活についての知識・理解)
○自分たちで創意工夫した遊びなどもとりあげ
る。 ○児童の実態に合わせて、自主的な話合いの場
にしてもよい。
・けがのグラフ
(資料2)
終
末
4.これからどのように雨の
日を過ごすか、自分のめ
あてカードに書く。
○カードに振り返りとめあてを書くようにす
る。 ☆雨の日の安全で楽しい過ごし方の大切さを理
解し、自分も話し合ったことを守っていこう
とする。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・めあてカード
(資料3)
(3) 事後の活動
・遊び用具をそろえてコーナーを作り、使い方や片づけなど必要なルールは自分たちで決めてい
くようにする。 ・雨が降った日には、帰りの会でめあてにそって過ごせたか振り返りをする。
イ-15
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3) 4.備 考
3年生での経験をもとに、学級全員でのミニ集会を充実させたり、係活動や創意工夫した遊びを紹
介し合ったりできるとよい。子どもたちの意見を大切にして、無理のないように実践していけるよう
配慮したい。
雨の日の休み時間アンケート結果
1. 雨の日の休み時間は、どこですごしていますか?
教室・・・・・33人 図書室・・・・4人
廊下や階段・・0人
2. そこでどんな遊びをしていますか。
読書・オルガン・おしゃべり・お絵かき・図書室で本読み
係活動・おりがみ
3. 雨の日のすごしかたで、困っていることはありませんか。
・走り回っている人がいる。
・帰ってきたら机がぐちゃぐちゃになっていることがあ
る。
・教室でねっ転がったり、騒いでいる人がいたりして、う
るさい。
4. 雨の日にこんな遊びができるといいなと思う遊びはあり
ませんか。
・みんなでカルタやウノなどのカードゲームすると面白い
と思う。
・騒がしくないような遊びをする。
イ-16
「夏休みの過ごし方」4年生
(アイ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
夏休みは、普段できないことに取り組んだり、家族で出かけたり、前期前半の学習の復習をしたり
するよい機会である。そこで、前期前半を振り返って夏休みの学習と生活におけるめあてをたて、や
る気と期待の気持ちを膨らませて夏休みを迎えるようにしたいと考え、この題材を設定した。 2.活動の実際
(1) 事前の活動
・前期前半を振り返り、「夏休み前の生活や学習をふりかえろう」に記入する。(朝の時間) (2) 本時の活動
① ねらい
・前期前半の反省をして、規則正しく、楽しい夏休みを過ごそうとする。 ② 展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.前期前半の振り返りについて発
表する。 ○アンケートや友だちの発表から前
期の学習や生活について振り返る
ことができるようにする。 ☆自分のがんばったことや課題につ
いて気づいている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケートの
結果 (資料1)
展 開
2.夏休みの課題ややくそくについ
て知る。 3.どんな過ごし方をするとよいか
を考え、一日の過ごし方につい
て話し合う。 4.自分の一日の過ごし方をカード
に書く。
○資料を配り、取り組む課題や生活の
仕方の両面から夏休みの過ごし方
について考えられるようにする。 ☆夏休みの課題や約束をふまえて、夏
休みの一日の過ごし方について考
えている。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
○涼しい時間帯に学習するとよいこ
と、熱い時間の外出に注意すること
を伝える。
・夏休みの計画
をたてよう 「1日のタイム
ス ケ ジ ュ ー
ル」(資料2)
終
末
5.夏休みにがんばることについて
考え、めあてをカードに書く。 ○振り返りや一日の過ごし方をもと
に考えるようにする。 ☆夏休みを規則正しく、めあてをもっ
て過ごそうとする。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・夏休みの計画
をたてよう 「夏休みのめあ
て」(資料3)
(3) 事後の活動
・夏休み終了後、全体の振り返りを記入し、担任に提出する。
イ-17
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1)
(2)(3)ねらいを焦点化する・実践への意欲づけのための資料(資料2・3)
4.備 考
一日のタイムスケジュールを作ることで、進んで規則正しい生活を送ろうとする意欲を高めるよう
にする。月の予定表と合わせて作成すると、夏休み全体の見通しをもつことができる。
イ-18
「雨の日の過ごし方」5年生
(イオカ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
梅雨の季節になると室内で過ごすことが多くなる。そのため、校舎内で安全に楽しく過ごせるような工夫が
必要になる。けがが多くなる実態や図書室利用の状況などを知り、校舎内で安全で楽しく、高学年らしい態度
で有意義に過ごせるようにと考え、この題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・雨の日の自分たちの生活の仕方を振り返り「雨の日アンケート」に記入する。(朝の時間) ・保健委員・図書委員が資料の準備をする。(休み時間)
(2)本時の活動
① ねらい
・自分たちの生活の仕方を振り返り、よりよい雨の日の過ごし方を考え、実践しようとする。 ② 展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.「雨の日アンケート」の結果を発表 する。
○アンケートの結果を掲示し、問題の共通
化を図る。 ☆アンケートの結果から、雨の日の過ごし
方の問題点に気づいている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート 結果 (資料1)
展
開
2.委員会からの発表を聞く。 ・保健委員会
梅雨の時期に多いケガや事故の 原因について発表する。
・図書委員会 学年別の図書館利用者数や おすすめの本について発表する。
3.どんな過ごし方をすると良いかを 考え、雨の日の過ごし方について 話し合う。
○事前に委員会児童と打ち合わせの時間を
とり、準備をする。 ☆よりよい雨の日の過ごし方について理解
している。 (集団活動や生活についての知識・理解)
・ケガや事故の
発生状況 集約グラフ
(資料2-①) ・図書館利用状
況集約表 (資料2-②)
終
末
4.雨の日の自分の過ごし方をカードに 書く。
☆雨の日の安全な過ごし方を理解し、話し
合ったことを守っていこうとする。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・めあて カード
(資料3)
(3)事後の活動
・カードに振り返りを記入するようにする。
・月末に全体で振り返る時間を設け、取り組みを振り返る。
イ-19
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1)
雨の日アンケート ~休み時間の自分を 振り返りましょう~
①雨の日に、どこで何をして過ごしていますか。
②自分の過ごし方についてどう思いますか。
③自分や友だちの雨の日の遊び方で「これは危ないな。」と思ったことがあったら教えて下さい。
(2)ねらいを焦点化するための資料(資料2-①) (資料2-②)
<月別けがのグラフ> <学年別 図書館利用者数(6月8日)>
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
名 前
☆雨の日の自分のめあてを立てましょう!
☆振り返り
4.備 考
委員会児童からの報告や提案などを通して、自分たちの学校生活の中の問題に気づいたり、自分の問題とし
て一人一人が意識を高めたりできるようにする。
学 年 人 数
1 年 36人
2 年 28人
3 年 20人
4 年 12人
5 年 4人
6 年 3人
久しぶりに図書室で本を読んだ。読みたいシリーズの本が入っていたので、次の雨の日も
図書室を利用しようと思った。 (6月17日)
( 月 日)
もっと図書室を利用する。ふだん読めない本を読んだり、借りたりする。
4 5 6 7 9 10 11 12 1 2 3 (月)
100 90 80 70 60 50 40 30 20 10 0
(人)
( 月 日)
イ-20
「夏休みの過ごし方」 5年生
(アイ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
夏休みは主として家庭中心の生活となる。この期間は、子どもたち自身の力によって自己を伸ば
す学習をしたり、経験を広げたりするよい機会である。夏休みの予定や課題などの見通しをもって
計画を立てることにより、自主的な態度で夏休みを過ごせるように本題材を設定した。
2.活動の実践
(1)事前の活動
・去年の夏休みの過ごし方について振り返るためのアンケートを行う。(資料1) ・夏休みの予定を家族に聞いておく。
(2)本時の活動
①ねらい
・生活のリズム整え、夏休みの生活に目標をもち、自主的に過ごそうとする。 ②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.夏休みの意義について話を
聞く。 ・夏休みの特徴 ・学習 ・生活 ・行事への参加など 2.去年の夏休みの振り返りか
ら、解決したい課題を見つ
ける。
○長い夏休みなので、目標をもって過ごせるよ
う話す。 ○アンケート結果をまとめ、全体の傾向をわか
りやすくしておく。 ☆去年の夏休みの過ごし方で改善したい課題に
気づいている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート の結果 (資料1)
展
開 3.課題を解決するための方法 を話し合う。
○よい過ごし方ができた児童が心がけていたこ
となど、参考になることを板書する。 ☆よりよい夏休みの過ごし方がわかっている。
(集団活動や生活についての知識・理解)
・板書 (資料2)
終
末
4.今年はどのように夏休みを
過ごしたいかめあてをもち、
計画を立てる。
○夏休みの予定を書けるワークシートを用意す
る。 ☆自分にあっためあてをもって、今年の夏休み
の計画を立てている。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・ワークシート (資料3)
(3)事後の活動
・計画をもとに夏休みを過ごす。
・夏休み後、めあてを達成できたか振り返りをする。
イ-21
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
これでばっちリ! 夏休み計画表 5年 組( )
★一日の過ごし方 5 時 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11
★夏休みの宿題 終わったらチェックをしよう! ★夏休みを振り返ろう
4.備 考
事前に旅行などの予定を家の人に聞いて書き込んでおくことで、具体的な計画を立てることができ
る。規則正しい生活を心がけることができるよう一日のタイムスケジュールも考えるとよい。
月 日 曜 予 定 一 言
7 23 月 24 火 25 水 26 木 27 金 28 土 29 日 30 月 31 火
月 日 曜 予 定 一 言
8 11 土
12 日
13 月
14 火
15 水
16 木
17 金
18 土
19 日
去年の夏休みのふり返り
① よかったところ
・宿題を早めに終わらせた。
・自由研究でいい取り組みができた。
・算数のふくしゅうができた。
② よくなかったところ
・ゲームをやってだらだらと過ごした
日が多かった。
・宿題がたまってたいへんだった。
夏休みのめあて
□ 漢字ドリル42まで
□ 計算ドリル40まで
□ 読書感想文 題名「 」
□ 自由研究 テーマ「 」
イ-22
「雨の日の過ごし方」6年生
(イオカ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
梅雨の季節になり、雨で校庭が使用できない日が続いている。校庭で思い切り汗をかくことができない手持
ち無沙汰から、教室や廊下などで危険な遊び方や他の人に迷惑をかける遊び方をしている児童をよく見かける。
6月の生活目標にも「雨の日の遊び方を工夫しよう」が設定されているが、それを意識している児童は少ない
ように思える。そこで、自分たちの雨の日の過ごし方を振り返って、雨の日はどのような危険性があるのか今
一度気づかせたい。最高学年らしい態度で有意義に過ごせるようにさせたいと考え、この題材を設定した。
2.活動の実際
(1)事前の活動
・雨の日の自分たちの生活の仕方を振り返り「雨の日アンケート」に記入する。(朝の時間) (2)本時の活動
① ねらい
・自分たちの生活の仕方を振り返り、雨の日の過ごし方の計画を立てようとする。 ② 展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.「雨の日アンケート」の結果を発表 する。
○アンケートの結果を掲示し、問題の共通
化を図る。 ☆アンケートの結果から、雨の日の過ごし
方の問題点に気づいている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート 結果 (資料1)
展
開
2.雨の日の各学年の過ごし方を知る。 3.委員会からの発表を聞く。 ・保健委員会
梅雨の時期に多いケガや事故の 原因について発表する。
・図書委員会 学年別の図書館利用者数や おすすめの本について発表する。
4.どんな過ごし方をすると良いかを 考え、雨の日の過ごし方について 話し合う。
○アンケートの結果をもとに、他学年の様
子や危険と思われる場所についても考え
られるようにする。 ○事前に委員会児童と打ち合わせの時間を
とり、準備をする。 ☆よりよい雨の日の過ごし方について理解
している。 (集団活動や生活についての知識・理解)
・VTR (資料2)
・ケガや事故
の発生状況 集約表
・図書館利用
状況集約表
終
末
5.雨の日の自分の過ごし方をカードに 書く。
☆雨の日の安全な過ごし方を理解し、話し
合ったことを守っていこうとする。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・めあて カード
(資料3)
(3)事後の活動
・カードに振り返りを記入するようにする。
・月末に全体で振り返る時間を設け、取り組みを振り返る。
イ-23
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
雨の日アンケート
~休み時間の自分を振り返りましょう~
①雨の日にどこで過ごしていますか。
②雨の日に何をして過ごしていますか。
③友だちは雨の日に何をして過ごしていま
すか。
④雨の日の遊び方で「これは危ないな。」と
思ったことはありますか。
⑤それは、どんな場所でどんな遊び方です
か。
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
名 前
☆雨の日の自分のめあてを立てましょう! ☆振り返り
4.備 考
VTRで各学年の過ごし方を知ることで、高学年としてお手本になろうという意識を高めたり、自分だけでな
く学校全体の雨の日の過ごし方について、委員会活動などの取り組みを通して考えたりできるようにしたい。ま
た、交流している1年生と一緒に過ごすなど、積極的に他の学年とのかかわりをもてるようにできるとよい。
1年生の教室に行って折り紙をペアの
子とやろうとしたら、他の子たちも集ま
ってきたので、一緒にやった。大勢でも
落ち着いて過ごせたのでよかった。
(6月17日)
1年生の教室に行って、読み聞かせ
やトランプ、折り紙などをする。
ニュース係なのでネタを集めたり、
新聞を作ったりする。
イ-24
「夏休みの過ごし方」 6年生
(アイ 基本的な生活習慣の形成)
1.題材について
夏休みは主として家庭中心の生活となる。この期間は、子どもたち自身の力によって自己を伸ば
す学習をしたり、経験を広げたりするよい機会である。夏休みの予定や課題などの見通しをもって
計画を立てることにより、自分の生活を律し、夏休みの生活に目標をもって有意義に過ごせるよう
に、この題材を設定した。
2.活動の実践
(1)事前の活動
・去年の夏休みの過ごし方について振り返るためのアンケートを行う。(資料1) ・夏休みの予定を家族に聞いておく。
(2)本時の活動
①ねらい
・生活のリズム整え、夏休みの生活に目標をもち、計画的に有意義に過ごそうとする。 ②展 開
児童の活動 評価(☆)と支援(○) 資料
導
入
1.夏休みの意義について話を
聞く。 ・夏休みの特徴 ・学習 ・生活 ・行事への参加など 2.去年の夏休みの振り返りか
ら、解決したい課題を見つ
ける。
○小学校最後の夏休みなので、目標をもって過
ごせるよう話す。 ○アンケート結果をグラフにまとめ、全体の傾
向をわかりやすくしておく。 ☆グラフから去年の夏休みの過ごし方で改善し
たい課題に気づいている。 (集団活動や生活への関心・意欲・態度)
・アンケート (資料1)
展
開 3.課題を解決するための方法 を話し合う。
○アンケートで、よい過ごし方ができた児童の
発言から、心がけていたことを挙げる。 ☆どうしたら有意義な夏休みを過ごすことがで
きるか考えている。 (集団活動や生活についての知識・理解)
・板書 (資料2)
終
末
4.今年はどのように夏休みを
過ごしたいかめあてをもち、
計画を立てる。
○夏休みの予定を書けるワークシートを用意す
る。 ☆自分にあっためあてをもって、今年の夏休み
の計画を立てている。 (集団の一員としての思考・判断・実践)
・ワークシート (資料3)
(3)事後の活動
・計画をもとに夏休みを過ごす。
・夏休み後、めあてを達成できたか振り返りをする。
イ-25
3.資 料
(1)児童の意識を高めるための資料(資料1) (2)ねらいを焦点化するための資料(資料2)
(3)実践への意欲づけのための資料(資料3)
レッツトライ! 夏休み 6年 組( )
4.備 考
事前に旅行などの予定を家の人に聞いて書き込んでおくことで、具体的な計画を立てることができ
る。それぞれに合った計画を立てるための時間を十分に確保したい。
月 日 曜 予 定 一 言
月 日 曜 予 定 一 言
去年の夏休みアンケート 6年 組 番
① 去年の夏休みを振り返り、よかったと
ころ、楽しかったことを書きましょう。 ② 去年の夏休みを振り返り、よくなかっ
たなあと思うところを書きましょう。 ③ 今年の夏休みはどんなことに気をつけ
て過ごしたいか書きましょう。
《夏休みの過ごし方で
気をつけたこと》
・起きる時間を決めて、
必ずその時間に起きた。
・漢字や計算の宿題は、八月
のはじめに終わらせた。
・ゲームは、その日の勉強が
終わったらやる。
・自由研究は、友だちと相談
して早めに計画を立てた。
夏休みを振り返って お家の人から一言・・・
今年の夏休みのめあて
宿題は・・・ ・ ・ 月 日までに終える!
自由課題で取り組もうと
思っているテーマ 「 」 月 日までに完成!!
家の手伝い・きまり ・ ・ ・
☆規則正しい生活をしよう☆ 朝起きる時間 時 勉強の時間 時~ 時 寝る時間 時
読書感想文 題名「 」 作者「 」 月 日までに書く!!
イ-26