nsdシステム · 2014-10-27 · nsd シ ス テ ム ス ム non-scaffold drilling system 削 孔...
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足場仮設が不要 補強土削孔システム
NSDシステム
発 行 2011年9月6509.01KUo 65053_K
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4001認 証 取 得
樹林化カタログ 60170_K 天地297ミリ×左右420ミリ
NETIS KT-990295-A国土交通省 NETIS登録番号
PAT
安全性を重視したコスト縮減型の削孔システム
NSDシステムは昭和61年に原型となる斜面削孔機『スカイドリル(特
許1740302号)』を実用化して以来、豊富な実績と技術の蓄積に
より、ますます高度化し多様化するニ-ズに対応できる削孔システムの
追求してきました。NSDシステムは安全性・利便性・省力性を命題に
開発した、斜面形状や対策規模などのあらゆる状況にも対応できる、
足場仮設(スキャフォールド)を不要とした補強土・削孔システムの
総称です。従来の補強土工の削孔では、削孔機を設置するための
足場仮設が必要でした。斜面上に仮設する足場は、人力による作業が
中心となり、日数を要しました。特に長大斜面での施工は膨大な数
量の足場材を要し、それに伴う仮設費用の増大はもちろんのこと、
工程管理上のネックとなっていました。
NSDシステムは、足場仮設なしで削孔を行うことを目的として
開発されたシステムで、削孔長、斜面勾配、斜面長などの用途に
応じて選択できる5つの工法で構成されております。
NETIS KT-990295
NSDシステム《ノン・スキャフォード・ドリリング・システム》削孔長、斜面勾配、斜面長などの用途に応じて選択できる5つの工法
クライミングドリル工法 ラダードリル工法
スカイドリル工法 ハングドリル工法 ウインチドリル工法
NSDS
ロッド削孔
ロッド削孔
特殊ビット削孔
ロッド削孔
ダウン・ザ・ホールハンマー
特殊ビット削孔
ロッド削孔
ダウン・ザ・ホールハンマー
二重管削孔
ロッド削孔
二重管削孔
φ42~65
φ65
φ90
φ42~65
φ79
φ90
φ42~65
φ79
φ90
φ42~65
φ90~115
~1:0.3
~1:0.3
1:0.2~1.0
制限なし
~1:0.8
クライミングドリル工法
ラダードリル工法
スカイドリル工法
ハングドリル工法
ウインチドリル工法
削孔方式 削孔径 削孔範囲 勾配範囲 移動方式
≦3.0m
≦8.0m
≦8.0m
≦10.0m
≦10.0m
レール移動方式
レール移動方式
ブーム固定旋回方式
ブーム吊下旋回方式
ウインチ方式
NSDシステムNSDNSDNSDシシシスシススステテテムムム
Non-ScaffoldDrilling System
削孔足場条件
法面垂直高クレーン
使用
NSD補強土システムが適用可能
この囲み内は一般工法の適用範囲です。
No
START 崩
削孔径
φ9
削孔径
φ≦90mm
削孔径
φ79mm
削孔長
L≦10.0m
削孔長
L≦8.0mクレーンで施工可能な高さか
無足場での施工か
垂直高
H≦7.0m
垂直高
H≦30m
L
m
H
無足場の施工か
一般工法ボーリングマシン二重管削孔
ウインチドリル二重管削孔
ハングドリル二重管削孔
ラダードリル特殊ビット削孔
スカイドリル特殊ビット削孔
ハングドリルダウン・ザ・ホールハンマー削孔
ハングドリルロッド削孔
ラダードリル特殊ビット削孔
クライミングドリルロッド削孔
ラダードリルロッド削孔
ウインチドリル
一般工法クレーン式ドリルを採用
一般工法軽量型削孔機を採用
一般工法削岩機を採用
削孔径
削孔径
削削孔径
442mm≦φ≦65 mmmmm
442mm≦φ≦50 mmmmm
442mmm≦φ≦65 mmmmmm
短尺削孔用に開発したクライミングドリル工法は、可動式レ-ル上を
移動する機構となっている点に特長があり、移設時間が大幅に
短縮できる利点を有しております。対象となる斜面はレ-ルの設置が
可能な、表面保護工(吹付けのり枠・モルタル・コンクリ-ト吹付け)の
施工が実施されている斜面に限定されますが、該当する斜面では
全体工程の短縮が可能となります。
スカイドリル工法
自然斜面やすでに切土が完了している切土斜面に適用できます。
Rクライミングドリル工法
ラダードリル工法ラダードリル工法は、法枠に固定した専用ラダーを使用し縦移動、
横移動が自由に行えます。直線用ラダーと曲線用ラダーを組み合
わせて使用することで法面上の障害物、小段部もスムーズに移動が
できます。またドリルの上下にはウインチを使用します。ラダード
リルはセンターホールドリフタ方式を採用した軽量型の削孔機で、
ガイドセルが短く狭隘な場所でも施工が可能で、2.5m程度の
削孔をロッドの継ぎ足しなしに一気掘りで施工が行えます。削孔をロッドの継ぎ足しなしに一気掘りで施工が行えます。
動 力 源掘削機型式重 量
:エアーコンプレッサー: TY85-LD(レッグドリル): 100kg
動 力 源掘削機型式重 量
:エアーコンプレッサー:エアードリフター(TR-350C): 1,400~2,000kg
スカイドリル工法は、クレ-ンやバックホウのブ-ム先端に削孔機(ス
カイドリル機)を装着し、削孔するシステムです。これらのベ-スマ
シンに削孔機を取り付けることにより、ブ-ム旋回範囲内での円滑
な移設・削孔が行え、ブ-ムのフィ-ド圧の利用によって特別な反力
装置を不要としました。削孔長は5.0mを標準としており、伸縮タ
イプのガイドセルを用いると8.0mの削孔も可能です。
切土を行いながら補強を行うような土足場施工に適します。
崩壊性の地盤では特殊ビット削孔や二重管削孔も可能です。
PAT.
動 力 源掘削機型式重 量
:別置油圧ユニット: RAD-82: 460kg
PAT.P
PAT.P
既設法枠上での施工状況
高所斜面の施工状況
逆巻きでの施工状況線路沿い斜面での施工状況
PAT.クレ-ン装着タイプ
移設時間が大幅短縮でき、短尺削孔用に開発した工法 ブ-ム先端に装着し、状況に応じた施工が可能。
狭隘な場所でも縦移動、横移動が可能
バックホー装着タイプ
4 NSD System 5NSD System
NSD SystemNon-Scaffold Drilling System
ハングドリル工法は、スカイドリル工法の適用が難しい、高所や
道路下の斜面といった、クレ-ンなどのブ-ムが届かない所での
施工が可能です。2重管削孔が可能な油圧式ドリフタ-(NS-
2525)を搭載した構造の削孔機をクレ-ンで吊り下げた状態で
使用します。このドリフタ-搭載により崩壊性地盤への適用も
可能となり、より汎用性の高い削孔システムといえます。
ハングドリル工法 PAT.P
高所や道路下の斜面施工への、汎用性の高いシステム
ウインチドリル工法 動 力 源掘削機型式重 量
:別置エンジンユニット:油圧ドリフター(NS-2525): 2,500~3,500kg(ユニットを除く)
ウインチドリル工法は、斜面上方にセットしたウインチを駆動源と
してワイヤの巻き上げ・下げで斜面上を走行するシステムに特長
があります。油圧式ドリフタ-(NS-2525)を装着しているため、
アンカー削孔も可能です。削孔機のタイヤ幅(トレッド)が伸縮自
在であり自然裸地斜面やモルタル・コンクリ-ト吹付けのり面は
もちろんのこと、吹付けのり枠を施工した斜面でものり枠上の
走行が可能となりました。スカイドリルやハングドリル用のクレ-ン
などの搬入が難しい場所での施工に適します。
斜面状況に応じ、搬入が難しい場所でも走行可能。動 力 源掘削機型式重 量
:別置エンジンユニット:油圧ドリフター(NS-2525): 1,500~2,200kg
NSD SystemNon-Scaffold Drilling System
道路下斜面での施工状況
適用例1 超高所での施工例
適用例2 道路下斜面での施工例
自然裸地斜面上での施工状況
既設法枠上での施工状況
垂直高30m以上での施工状況
6 NSD System 7NSD System