ni pxie-4322 および tb-4322e-1062 q 1 co o li n g c l e a ra nce a nd fa n f il t e r ma i n t e...
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取り付けガイド /端子台の仕様NI PXIe-4322および TB-4322NI SC Expressは PXI Expressモジュールの製品群で、統合データ集録および信号調節を装備しています。これらのデバイスは、⾼密度センサ測定と信号調節システムにより適した、向上した速度、確度、および同期を提供します。これらのモジュールへの信号接続に必要なアクセサリには、ネジ留め式端子接続付フロントマウント型端子台が含まれます。
このガイドでは、NI SC Express PXIe-4322モジュールと端子台の取り付けおよび構成、信号の接続、システムが正常に動作しているかどうかの確認を⾏う⽅法について説明します。最新の NIドキュメントは、ni.com/manualsにアクセスして入手できます。
NI PXIe-4322は絶縁型 8チャンネルアナログ出⼒モジュールで、TB-4322端子台と使用するように設計されています。
この端子台のキーは、端子台で発生する電圧で故障する可能性があるその他のモジュールに端子台が接続することを防ぎます。ただし、この端子台はサポートされているモジュールでのみ使用してください。
注意 危険電圧(>30 Vrms/42.4 Vpk/60 VDC)が端子のいずれかに存在する場合、低電圧(≤30 Vrms/42.4 Vpk/60 VDC)を他の端子に接続することはできません。
注意 NI PXIe-4322に接続されていない端子台には、危険電圧(>30 Vrms/42.4 Vpk/60 VDC)を印加しないでください。
目次使用を開始する前に ......................................................................................................................................2インストール /取り付け.............................................................................................................................3
ソフトウェアをインストールする ...............................................................................................3モジュールを開梱して取り付ける ...............................................................................................3信号を接続する ......................................................................................................................................5端子台を取り付ける ............................................................................................................................8NI SC Expressモジュールの認識を確認する...........................................................................9テストパネルを実⾏する...................................................................................................................10NI-DAQmx信号を生成する..............................................................................................................11アプリケーションで NI SC Expressを使用する.....................................................................12
端子台 ...................................................................................................................................................................13モジュールを取り外す .................................................................................................................................14シミュレーションデバイスを作成する ...............................................................................................15
2 | ni.com | NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド
詳細情報..............................................................................................................................................................15トラブルシューティング ..................................................................................................................15
仕様(TB-4322)................................................................................................................................................16キャリブレーション間隔 ..................................................................................................................16電気特性 ....................................................................................................................................................16機械仕様 ....................................................................................................................................................16物理特性 ....................................................................................................................................................16環境仕様 ....................................................................................................................................................17耐衝撃 /振動 ...........................................................................................................................................17安全電圧 ....................................................................................................................................................18安全規格 ....................................................................................................................................................18電磁両⽴性 ...............................................................................................................................................19CEマーク準拠 ........................................................................................................................................19オンライン製品認証 ............................................................................................................................19環境管理 ....................................................................................................................................................20
サポート情報 ....................................................................................................................................................20
使用を開始する前にNI PXIe-4322モジュールと TB-4322端子台のセットアップおよび使用には、次の部品が必要です。
ハードウェア– TB-4322端子台– NI PXIe-4322モジュール– NI PXI Expressシャーシ– アプリケーションで必要なシールドツイストペアケーブルと負荷。
ツール– 1番および 2番プラスドライバー– 1/8 in. マイナスドライバー– ラジオペンチ– ワイヤカッター– ワイヤストリッパ
ドキュメント– NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド /端子台の仕様– はじめにお読みください : 安全対策と電磁両⽴性について– NI PXIe-4322ユーザマニュアル– NI PXI Expressシャーシユーザマニュアル
必要なドキュメントは、ni.com/manualsからダウンロードできます。
NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド | © National Instruments | 3
インストール /取り付け
ソフトウェアをインストールするメモ コンピュータに NIソフトウェアのインストールとデバイスの取り付けを実⾏するには、管理者権限が必要です。
NI SC Expressハードウェアを取り付ける前に、表示された順番で以下がインストールされていることを確認してください。1. LabVIEW、LabWindows™/CVI™、または .NETなどのアプリケーションソフト
ウェア。2. NI-DAQmx 9.7以降。
メモ NI LabVIEWなどの NIアプリケーションソフトウェアをインストールする場合は、ソフトウェアディスクの『NI-DAQmx Readme』でサポートされるソフトウェアのバージョンを参照してください。ソフトウェアをアップグレードする前、またはアプリケーションを修正する前に、バックアップを作成してください。
ヒント NI-DAQmxシミュレーションデバイスを使用して、ハードウェアを取り付けずに NI-DAQmxアプリケーションをテストできます。NI-DAQmxシミュレーションデバイスの作成⽅法は、「シミュレーションデバイスを作成する」セクションを参照してください。
モジュールを開梱して取り付けるモジュールを梱包から取り出して外観を調べます。モジュールが破損している場合は、ナショナルインスツルメンツまでご連絡ください。損傷したモジュールは絶対に使用しないでください。
注意 静電気放電に敏感なモジュールです。モジュールの操作や接続を⾏う際は、常に身体と装置に接地を施してください。
NI SC Expressモジュールを取り付けるには、図 1および 2を参考に以下の手順に従います。1. NI PXI Expressシャーシの電源を切ります。シャーシの取り付けおよび構成⽅法
については、シャーシのマニュアルを参照してください。
注意 信号線を接続または接続解除する前に、モジュールに付属する『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両⽴性について』を参照してください。
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2. シャーシの PXI Expressサポートスロットを特定します。NI SC Expressデバイスは、PXI Express周辺スロット、PXI Expressハイブリッド周辺スロット、PXI Expressシステムタイミングスロットのみに配置できます。詳細については、シャーシのドキュメントを参照してください。
図 1. PXI Express、PXI Expressハイブリッド、および PXIスロットの記号
3. フィラーパネルを外し、シャーシの⾦属部分に触れて静電気を放電します。4. モジュールの縁をスロットの上下にあるモジュールガイドに配置します。
注意 モジュールを取り付ける際は、両⽅の縁がモジュールガイドの内側に配置され、モジュールのコンポーネントが隣接するモジュールと接触しないことを確認します。
5. 後部コネクタに達するまでモジュールをモジュールガイドに沿って差し込み、シャーシのフロントパネルと同じ⾼さになるまでフロントパネルを押してモジュールを設置します。
1 PXI Expressシステムコントローラスロット2 PXI周辺機器スロット
3 PXI Expressハイブリッド周辺機器スロット4 PXI Expressシステムタイミングスロット
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6. 図 2に示されたように、フロントパネル取り付けネジを使用してモジュールをシャーシに固定します。0.31 N · m (2.7 lb · in.)でネジを締めます。
図 2. NI SC Expressモジュールを取り付ける
信号を接続する注意 指定された EMCのパフォーマンスを確保するには、必ずシールドツイストペアケーブルとシールドアクセサリを使用してください。
注意 また、すべての I/Oケーブルも 30 m (100 ft) 未満である必要があります。
メモ 機材のカバーを取り外したり、信号配線を接続または接続解除する前に、『はじめにお読みください : 安全対策と電磁両⽴性について』を参照してください。
端子台に信号を接続するには、図 3および図 4を参考に以下の手順に従います。
メモ デバイスとインタフェースの下でデバイス名を右クリックし、デバイスピン配列を選択すると、MAXでいつでもピン配列名と位置が確認できます。
1. 上部カバーの取り付けネジを緩めて上部カバーを取り外します。2. 抜け防止ネジを緩めて抜け防止バーを取り外します。
1 取り付けネジ
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COOLING CLEARANCE AND FAN FILTER MAINTENANCE REQUIRED. SEE MANUAL.
COOLING CLEARANCE AND FAN FILTER MAINTENANCE REQUIRED. SEE MANUAL.
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3. 絶縁被覆とシールドを取り除いて十分な信号線がむき出しになるようにシールドツイストペアケーブルを準備し、抜け防止バーの内側から希望するネジ留め式端子に接続します。図 3に示された端子台内部にある 2つの接地用圧着端子の 1つに接続できるように、シールドケーブルのドレインワイヤの⻑さが十分あることを確認します。
4. 信号線の絶縁被覆を 7 mm(0.28 in.)以下取り除きます。5. シールドツイストペアケーブルを抜け防止機構の開いた部分に通します。
図 3. TB-4322部品位置の図
1 抜け防止ネジ2 抜け防止バー3 タイラップ穴
4 接地用圧着端子5 端子台(モジュールコネクタに接続)6 上部カバー取り付けネジ
7 上部カバー8 タイラップ9 信号線
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6. 信号線の裸線部分を適切な端子に挿入します。各ネジ留め式端子の横にあるラベルを参照して、端子の機能を確認します。配線の詳細は、『NI PXIe-4322 ユーザマニュアル』で参照できます。ワイヤがネジ留め式端子の外に露出しないように注意してください。ワイヤが露出しているとショートする可能性があり、正しく作動しない場合があります。
図 4. TB-4322回路基板部品位置の図
メモ 負荷を TB-4322に接続するさまざまな⽅法を示す図は、『NI PXIe-4322 ユーザマニュアル』を参照してください。
7. 端子ネジをトルク 0.2〜 0.25 N · m(1.77〜 2.21 lb · in.)で締めます。
注意 グランドに接続されているワイヤは、⾼電圧から適切に絶縁されている必要があります。
8. 接地用圧着端子を使用してシールドワイヤをグランドに接続します。シールドケーブルのドレインワイヤを接地用圧着端子に取り付けます。
メモ 信号のシールドに関する詳細は、『NI PXIe-4322ユーザマニュアル』を参照してください。
9. 抜け防止バーを取り付けて、抜け防止ネジを締めます。10. 必要な場合は、追加の抜け防止用にタイラップを使用して信号線をタイラップ穴
に接続します。11. 上部カバーを元のように取り付け、上部カバー取り付けネジを締めます。
メモ センサの情報については、ni.com/sensorsを参照してください。
AO
7–A
O7+
AO
6–A
O6+
AO
5–A
O5+
AO
4–A
O4+
TB
-432
2F
OR
PAT
EN
TS
: NI.C
OM
/PAT
EN
TS
CO
PY
RIG
HT
201
2
®©
333
AO
0–A
O0+
AO
1–A
O1+
AO
2–A
O2+
AO
3–A
O3+
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端子台を取り付ける端子台をモジュールに取り付けるには、図 5を参照しながら以下の手順に従ってください。1. TB-4322を NI PXIe-4322の前の位置に配置し、関連モジュールのモジュールガイ
ドが付いた位置合わせ機構に沿ってはめ込みます。
図 5. NI PXIe-4322モジュールに TB-4322を取り付ける
2. 端子台をまっすぐにモジュールに押し込み、TB-4322を NI PXIe-4322に取り付けます。バネ機構が端子台の下で固定されます。
3. TB-4322の上で取り付けネジを締めて NI PXIe-4322モジュールに取り付けます。
メモ 安全上の目的と⾼電圧が存在する場合に機器の破損を回避するため、互換性のない端子台、モジュール、ケーブル間の誤まった接続を防ぐために、すべての NI SC Expressモジュールおよび端子台には溝が付いています。
4. シャーシの電源を投入します。
1 NI PXIeコントローラ2 NI PXIeシャーシ
3 取り付けネジ4 TB-4322端子台
5 NI PXIe-4322モジュール6 位置合わせ機構
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図 6は、NI SC Expressシステムのセットアップの例を示します。
図 6. NI SC Expressシステムの例
NI SC Expressモジュールの認識を確認するモジュールの認識を確認するには、以下の手順に従います。
メモ NI-DAQmxの最新バージョンを使用していることを確認します。ドライバソフトウェアの古いバージョンを使用している場合は、NI SC Express端子台が基本機能モードのみで動作する可能性があります。Measurement & Automation Explorer(MAX)でサポートされていない端子台には横に X印が表示されます。
1. MAXを起動します。
1 端子台 2 信号出⼒
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2. デバイスとインタフェースを開き NI-DAQmxデバイスを展開して、MAXでモジュールと端子台が認識されていることを確認します。端子台は関連モジュールの下に表示されるはずです。モジュールまたは端子台がリストに表示されていない場合は、<F5>を押してMAXを更新します。それでもモジュールが認識されないときは、ni.com/support/daqmxにアクセスしてください。
ヒント NI-DAQmxシミュレーションデバイスを使用して、ハードウェアを取り付けずに NI-DAQmxアプリケーションをテストできます。NI-DAQmxシミュレーションデバイスの作成⽅法は、「シミュレーションデバイスを作成する」セクションを参照してください。
3. モジュール名を右クリックしてセルフテストを選択します。セルフテストが終了すると、テストが成功したかエラーが発生したかを示すメッセージが表示されます。エラーが発生した場合は、ni.com/support/daqmxを参照してください。
詳細については、ni.com/sensorsにアクセスしてください。
テストパネルを実⾏する1. MAXで、デバイスとインタフェース→ NI-DAQmxデバイスを展開します。2. デバイスを右クリックして、テストパネルを選択します。
NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド | © National Instruments | 11
3. 開始をクリックしてデバイスの機能をテストします。操作手順は、ヘルプをクリックして参照できます。
エラーのトラブルシューティングを⾏うには、『NI-DAQmxヘルプ』を参照するか、または ni.com/supportにアクセスします。
NI-DAQmx信号を生成するNI-DAQmxのチャンネルとタスクチャンネルとタスクの詳細については、『NI-DAQmxヘルプ』を参照してください。
MAXまたはアプリケーション内で DAQアシスタントを起動して仮想チャンネルとタスクを構成することができます。
MAXで DAQアシスタントを使用してタスクを構成するMAXで DAQアシスタントを起動してタスクを作成するには、以下の手順に従ってください。1. DAQアシスタントを起動するには、MAXでデータ設定を右クリックして、
ショートカットメニューから新規作成を選択します。2. NI-DAQmxタスクを選択して次へをクリックします。3. 信号を生成を選択します。4. アナログ出⼒と、電圧などの測定タイプを選択します。5. 使用する物理チャンネルを選択して次へをクリックします。6. タスク名を入⼒して終了をクリックします。7. 個々のチャンネルを設定します。タスクに割り当てる各物理チャンネルには、仮
想チャンネル名が付けられます。出⼒範囲などの設定を変更するには、チャンネルを選択します。物理チャンネルの情報を表示するには、詳細をクリックします。タスクのタイミングとトリガを構成します。実⾏をクリックします。
12 | ni.com | NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド
アプリケーションで NI SC Expressを使用するNIソフトウェアのバージョン互換性については、スタート→すべてのプログラム→National Instruments→ NI-DAQmxから『NI-DAQmx Readme』を参照してください。
アプリケーションソフトウェアでデータ集録を⾏う手順については、表 1に記載されているチュートリアルを参照してください。
プログラミングサンプルNI-DAQmxでは、アプリケーション開発の土台として使用できるサンプルプログラムが用意されています。LabVIEWと CVIのサンプルは、アプリケーションソフトウェアのヘルプ→サンプルを検索にあります。テキストベースのコードのサンプルは、すべてのプログラム→ National Instruments→ NI-DAQ→ Text-Based Code Support→ANSI C Examplesにあります。サンプルコードを修正してアプリケーション内に保存したり、サンプルを元に新しいアプリケーションを開発したり、既存のアプリケーションにサンプルコードを追加することができます。
その他のサンプルを参照するには、ni.com/jp/infoで Info Codeに「jpggdt」と入⼒します。その他のサンプルについては、ni.com/zoneを参照してください。
表 1. DAQアシスタントチュートリアルの場所
アプリケーション チュートリアルの場所
LabVIEW ヘルプ→ LabVIEWヘルプを開きます。次に、LabVIEWスタートアップガイド→ DAQ入門→ LabVIEWでの NI-DAQmx計測を開きます。
LabWindows/CVI ヘルプ→目次を開きます。次に、Using LabWindows/CVI→Data Acquisition→ Taking an NI-DAQmx Measurement in LabWindows/CVIを開きます。
Measurement Studio NI Measurement Studio Help→ Getting Started with the Measurement Studio Class Libraries→Measurement Studio Walkthroughs→Walkthrough: Creating a Measurement Studio NI-DAQmx Applicationを開きます。
SignalExpress* ヘルプ→ SignalExpressでの NI-DAQmx計測を開きます。* SignalExpressは、データロギングアプリケーション作成に便利な使いやすい構成形式のツールで、スタート→すべてのプログラム→ National Instruments→ NI SignalExpressを選択して起動できます。
NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド | © National Instruments | 13
端子台図 7を参照しながら以下の手順に従い、端子台を取り外します。
メモ シャーシの電源投入時または切断時にも端子台を取り外すことができます。
1. 端子台の上にある取り付けネジを緩めます。2. 端子台を取り外すには以下を実⾏します。
a. マイナスドライバーを使用してリリースラッチを上げ、ラッチを外します。b. リリースラッチを上げたまま、端子台をつかんでモジュールから引き出しま
す。
図 7. NI PXIe-4322モジュールから TB-4322を取り外す
3. 端子台を静電気防止用保護袋に保管します。
1 取り付けネジ2 リリースラッチ
3 NI PXIeコントローラ4 NI PXIeシャーシ
5 TB-4322端子台
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14 | ni.com | NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド
モジュールを取り外す注意 モジュールを電源投入状態時に取り外さないでください。それにより、モジュールが破損するおそれがあります。
1. モジュールを取り外す前にシャーシの電源が切断されていることを確認してください。
2. モジュールの上下で取り付けネジを緩めます。
注意 モジュールを取り外す際に、フロントパネルを引っ張らないでください。それにより、モジュールのコンポーネントが隣接するモジュールに接触し、モジュールを破損するおそれがあります。
3. 図 8に示されたように、取り付けネジを抜き出してモジュールを外し、モジュールガイドに沿ってゆっくりとモジュールを引き出します。
4. 空のスロットにフィラーパネルを置き換えます。5. モジュールを静電気防止用保護袋に保管します。
図 8. NI SC Expressモジュールを取り外す
1 取り付けネジ(モジュールを取り外す際に使用します。)2 フロントパネル(モジュールを取り外す際に使用しないでください。)
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NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド | © National Instruments | 15
シミュレーションデバイスを作成するハードウェアを取り付けずにサンプルを実⾏するには、NI-DAQmxシミュレーションデバイスを使用します。MAXでシミュレーションデバイスを作成するには、以下の手順に従ってください。1. MAXを起動します。2. デバイスとインタフェース→新規作成を右クリックします。3. ダイアログから NI-DAQmxシミュレーションデバイスまたはモジュール式計測
器シミュレーションデバイスを選択します。4. ウィンドウの上にあるテキストボックスに 4322と入⼒します。5. 表示されたリストからデバイスを選択します。6. OKをクリックします。
詳細情報NI-DAQmxをインストールした後は、スタート→すべてのプログラム→ National Instruments→ NI-DAQから NI-DAQmxドキュメントが利用できます。また、これ以外のリソースをオンライン(ni.com/gettingstarted)で参照できます。
MAXでモジュールを右クリックしてヘルプ→オンラインデバイスドキュメントを選択して、デバイスのオンラインドキュメントを開くこともできます。ブラウザウィンドウが開き、ni.com/manualsで関連するドキュメントの検索結果が表示されます。インターネットを使用できない場合は、NI-DAQmxのディスクに収録されているサポートされているモジュールのドキュメントをご利用ください。
トラブルシューティング• ni.com/support/installまたは ni.com/kbにアクセスします。• 製品の修理 /定期校正のご依頼は、日本ナショナルインスツルメンツ(株) 電話
番号:0120-527-196 (平日 9:00〜 12:00、13:00〜 18:00)までご連絡ください。製品返送時の受付番号をご案内いたします。
16 | ni.com | NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド
仕様(TB-4322)メモ NI PXIe-4322モジュールの仕様は、『NI PXIe-4322仕様』のドキュメントを参照してください。
すべての仕様は、特に記載がない限り 23℃の環境下におけるものです。
キャリブレーション間隔TB-4322 .......................................................................... キャリブレーションなし
電気特性TB-4322は、フィードスルー端子台です。電気出⼒特性については、『NI PXIe-4322 仕様』ドキュメントを参照してください。
機械仕様ネジ留め式端子線番...............................................16 AWG、最大
物理特性図 9. TB-4322 外形寸法
重量 ................................................................................592 g(20.9 oz)
注意 ⾦属製以外の柔らかいブラシを使用して、モジュールの手入れをしてください。再び使用する前に、ハードウェアが完全に乾き汚染物質がないことを確認します。
5.10 in.(12.95 cm)
6.02
in.
(15.
28 c
m)
NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド | © National Instruments | 17
環境仕様最大使用⾼度 ............................................................ 2,000 m (800 mbar)、周囲温度 25 ℃時
汚染度 ........................................................................... 2
室内使用のみ。
動作環境周囲温度範囲 ............................................................ 0〜 55℃
(IEC-60068-2-1および IEC-60068-2-2に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 3最低温度制限値およびMIL-PRF-28800F Class 2最⾼温度制限値の範囲内。)
相対湿度範囲 ............................................................ 10〜 90%、結露なきこと(IEC-60068-2-56に準拠して試験済み。)
保管環境周囲温度範囲 ............................................................ -40〜 71 ℃
(IEC-60068-2-1および IEC-60068-2-2に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 3制限値の範囲内。)
相対湿度範囲 ............................................................ 5〜 95%、結露なきこと(IEC-60068-2-56に準拠して試験済み。)
耐衝撃 /振動動作時衝撃 ................................................................. 最大 30 g、半正弦波、11 msパルス
(IEC-60068-2-27に準拠して試験済み。MIL-PRF-28800F Class 2制限値の範囲内。)
ランダム振動動作時 ................................................................. 5〜 500 Hz、0.3 grms
非動作時 ............................................................ 5〜 500 Hz、2.4 grms
(IEC-60068-2-64に準拠して試験済み。非動作時のテストプロファイルはMIL-PRF-28800F、Class 3の要件を上回る。)
18 | ni.com | NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド
安全電圧最大電圧必ず以下の制限内の電圧だけを接続してください。任意の 2つの AO+/AO-間のペア.....................±120 VDC
絶縁電圧チャンネル間............................................................... 300 Vrms、Measurement Category II (Basic)
耐電圧 ..................................................................1,500 Vrms
チャンネル /アース間 ..........................................300 Vrms、Measurement Category II
耐電圧 ..................................................................3,000 Vrms
Measurement Category IIは、配電システムに直接接続された回路上で実⾏される測定用です。このカテゴリは、標準のコンセント(たとえば、アメリカでは 115 V、ヨーロッパでは 230 V)から供給されるようなローカルレベルの配電を基準としています。
注意 Measurement Category IIIまたは IVの信号を、TB-4322に接続したり測定しないでください。
注意 このドキュメントに記載されている以外の⽅法で TB-4322を使用した場合、その保護機能が損なわれる可能性があります。
安全規格この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の規格および安全性の必要条件を満たします。• IEC 61010-1、EN 61010-1
• UL 61010-1、CSA 61010-1
メモ ULおよびその他の安全保証については、製品ラベルまたは「オンライン製品認証」セクションを参照してください。
NI PXIe-4322および TB-4322 取り付けガイド | © National Instruments | 19
電磁両⽴性この製品は、計測、制御、実験に使用される電気装置に関する以下の EMC規格の必要条件を満たします。• EN 61326-1 (IEC 61326-1): Class Aエミッション、基本イミュニティ• EN 55011 (CISPR 11): Group 1、Class Aエミッション• EN 55022 (CISPR 22): Class Aエミッション• EN 55024 (CISPR 24): イミュニティ• AS/NZS CISPR 11: Group 1、Class Aエミッション• AS/NZS CISPR 22: Class Aエミッション• FCC 47 CFR Part 15B: Class Aエミッション• ICES-001: Class Aエミッション
メモ 米国では(FCC 47 CFRに従って)、Class A機器は商業、軽工業、および重工業の設備内での使用を目的としています。欧州、カナダ、オーストラリア、およびニュージーランドでは(CISPR 11に従って)、Class A機器は重工業の設備内のみでの使用を目的としています。
メモ Group 1機器とは(CISPR 11に従って)材料の処理または検査 /分析の目的で無線周波数エネルギーを意図的に生成しない工業用、科学、または医療向け機器のことです。
メモ EMC宣言および認証については、「オンライン製品認証」セクションを参照してください。
CEマーク準拠この製品は、該当する EC理事会指令による基本的要件に適合しています。• 2006/95/EC、低電圧指令(安全性)• 2004/108/EC、電磁両⽴性指令(EMC)
オンライン製品認証この製品のその他の適合規格については、この製品の適合宣言(DoC)をご覧ください。この製品の製品認証および適合宣言を入手するには、ni.com/certification(英語)にアクセスして型番または製品ラインで検索し、保証の欄の該当するリンクをクリックしてください。
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375957A-0112 2013年 8月
National Instrumentsの商標の詳細については、ni.com/trademarksに掲載されている「NI Trademarks and Logo Guidelines」 をご覧下さい。本文書中に記載されたその他の製品名および企業名は、それぞれの企業の商標または商号です。National Instrumentsの製品 /技術を保護する特許については、ソフトウェアで参照できる特許情報 (ヘルプ→特許情報 )、メディアに含まれている patents.txtファイル、または「National Instruments Patent Notice」(ni.com/patents)のうち、該当するリソースから参照してください。エンドユーザ使用許諾契約(EULA)に関する情報および他社製品の法的注意事項はご使用の NI製品の Readmeファイルにあります。ナショナルインスツルメンツの輸出関連法規遵守に対する⽅針について、また必要な HTSコード、ECCN、その他のインポート / エクスポートデータを取得する⽅法については、「輸出関連法規の遵守に関する情報」(ni.com/legal/export-compliance)を参照してください。
環境管理ナショナルインスツルメンツは、環境に優しい製品の設計および製造に努めています。NIは、製品から特定の有害物質を除外することが、環境および NIのお客様にとって有益であると考えています。
環境に関する詳細は、ni.com/environmentからアクセス可能な「Minimize Our Environmental Impact」ページ(英語)を参照してください。このページには、ナショナルインスツルメンツが準拠する環境規制および指令、およびこのドキュメントに含まれていないその他の環境に関する情報が記載されています。
廃電気電子機器(WEEE)欧州のお客様へ 製品寿命を過ぎたすべての製品は、必ずWEEEリサイクルセンターへ送付してください。WEEEリサイクルセンターおよびナショナルインスツルメンツのWEEEへの取り組み、および廃電気電子機器のWEEE指令 2002/96/EC準拠については、ni.com/environment/weee(英語)を参照してください。
サポート情報技術サポートリソースの一覧は、ナショナルインスツルメンツのウェブサイトでご覧いただけます。ni.com/supportでは、トラブルシューティングやアプリケーション開発のセルフヘルプリソースから、ナショナルインスツルメンツのアプリケーションエンジニアの Eメール /電話の連絡先まで、あらゆるリソースを参照することができます。
ナショナルインスツルメンツでは、米国本社(11500 North Mopac Expressway, Austin, Texas, 78759-3504)および各国の現地オフィスにてお客様にサポート対応しています。日本国内でのサポートについては、ni.com/supportでサポートリクエストを作成するか、0120-527196(フリーダイヤル)または 03-5472-2970(大代表)までお電話ください。日本国外でのサポートについては、ni.com/niglobal(英語)の「Worldwide Offices」セクションから、お問い合わせ先、サポート電話番号、電子メールアドレス、現在実施中のイベントに関する最新情報を提供する各支社のウェブサイトにアクセスできます。
RoHSNational Instruments
(RoHS) National Instruments RoHS ni.com/environment/rohs_china (For information about China RoHS compliance, go to ni.com/environment/rohs_china.)