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NECにおけるIoTの取り組み～IoT/AIによる社会価値創造～

2018年10月17日

日本電気株式会社デジタルサービスソリューション事業部

シニアマネージャー高木健樹

NECが考える社会変革への取組み


社会価値創造型企業への変革の取り組み

■社会ソリューション事例

AI・IoT・セキュリティ技術開発

■共創/共同研究

安全・安心なイベント体験

効率的で安心なAI売買審査業務

効率的で公平なAIによる検品支援

安全・安心な都市・行政基盤

Safer Cities & Public Services

安全・高効率なライフライン

Lifeline Infrastructure

産業とICTの新結合

Industry Eco-System

サウス・ウェールズ警察東京証券取引所住友電気工業

NEC the WISE IoT Platform

サイバーセキュリティ(2014年6月 SOC開設)

AI (2016年7月 AI技術ブランド制定)

バイオメトリクス(2017年11月生体認証製品ブランド制定)

IoT・ネットワーク(2015年7月 IoT戦略発表)

AI等の共同開発大阪大学、産業技術総合研究所(AIST)、東京大学

ブロックチェーン実証SBIホールディングス・SBI BITS・NECの3社共同

国際的標準化活動FIWARE Foundationのプラチナメンバーとして参画

スポーツ祭典

NECが考えるAI／IoTによる社会価値創造


2050年には「地球2つ分」の資源が必要


デジタルトランスフォーメーションとは？

Digital Transformation(DX)

① ②

①「AI」や「IoT」などの先進デジタル技術を活用して

②ビジネスや社会をより良い方向に「変革」すること


社会価値創造プロセスとAI、IoTの位置付け

社会価値実世界サイバー世界

分析対処見える化人モノ

環境

人間の知的活動をコンピュータ化する技術

AI

データの価値変換プロセス

ビッグデータ活用

実世界との接点を確立するしくみIoT IoT

DX変革により社会価値を向上させること


対処分析見える化

デジタル化データ良質化

五感による識別・認証

意味・意図理解

解釈付き分析計画・最適化

高精度分析

映像鮮明化

学習型超解像

顔認証

指紋認証

テキスト含意認識

群衆行動解析

異種混合学習

インバリアント分析自律適応制御

予測型意思決定最適化

時空間データ横断プロファイリング

顧客プロフィール推定

音状況認識RAPID機械学習

免疫機能予測

自己学習型システム異常検知

予測分析自動化マルチモーダル画像融合

音声・感情認識

光学振動解析

耳音響認証

物体指紋認証

識別ドット

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No.1※1

No.1※2

No.1※3

No.1※4

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※1：米国国立標準技術研究所(NIST)主催の評価タスクで4回連続第1位 ※2：NIST主催の評価タスクで5回第1位※3：NIST主催の評価タスクで第1位(2012年) ※4：音響検知の国際的コンテストDCASE2016で第1位(2016年)

ログパターン分析Only1

Only1

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DXソリューション／事例のご紹介


NEC DXソリューション

▌企業活動や都市運営の根幹を支えるアプリケーション群を強化

▌お客さまやパートナー様に展開

プラットフォーム

人材

外部アセット

…

外部接続IF

お客さまに合わせた価値をご提供

SaaS

アプリケーション

業種

共通マーケティングセキュリティ／セーフティ働き方改革

製造物流流通都市通信運輸電力金融建設自動車

パートナーエコシステム

統合IoT基盤

NEC DXソリューション

AI・アナリティクス

ビジネス共通機能

アプリ開発/実行環境

セキュリティネットワークインフラ

ストラクチャ PaaS IaaS


変革の実現を加速するアプリケーションの整備・強化

価値検証済みのアプリケーションを、幅広い業種・業務向けに強化

マーケティング変革

取引の安全

働き方改革

安全で高効率な現場

安全で高品質な輸送持続可能な電力利用

快適な通信環境安心安全なクルマ社会安全で便利な暮らし

セキュリティ／セーフティ

来店者分析管理お客さまの声分析人材マッチング人物行動分析

ヒアラブルデバイスによる動態管理

重要・公共施設監視ウォークスルー顔認証を活用した入退管理

定型業務自動化チャット自動応答

プラント故障予兆監視

市場即応型ものづくり

AI活用検査支援需給業務最適化（AI-SCMテンプレート）

個体認証トレーサビリティ人作業効率化

不正検知

乗務員・ドライバー健康状態見守り

鉄道オペレーション＆メンテナンス

設備管理高度化電力需要予測

エネルギー事業者向けCX（カスタマーエクスペリエンス）サービス

現場作業員安全管理通信トラフィック需要予測

解約予防土砂災害予兆検知

群衆行動解析街中映像監視

製造

柔軟で迅速な物流

画像・重量検品

納品先情報共有物流施設なりすまし防止

倉庫管理・出荷業務支援

物流運輸電力

金融建設自動車都市通信

顧客体験の向上集客施設価値向上特売価格最適化

AI発注最適化店頭棚割画像解析

オンライン送客不審行動検知

クラウド型カメラサービス

顧客プロフィール推定

流通

映像タグ付け

未知のサイバー攻撃検知対策

危険シーン予測

共通アプリケーション

業種アプリケーション

スポーツ選手・作戦分析


ウォークスルー顔認証を活用した入退管理

なりすまし対策のために入退場時の本人確認を正確かつ迅速に行う

オフィスビル、データセンタ、イベント会場、テーマパーク等における入退場管理で、ICカードもしくはQRコード等と顔の二要素でセキュリティ管理を実施

ウォークスルー（歩きながら）で顔認証できるフラッパーゲートにより、渋滞回避しつつ正確なセキュリティ管理を実現

ワークスタイル

オペレーション

エクスペリエンス

ビジネスモデル

解決策

効果

課題

立ち止まることなく、

歩きながら顔認証が可能

顔認証

セキュリティ/セーフティ

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/concert.html

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/concert.html


セキュリティ/セーフティ

個人認証時のなりすまし防止、居場所の把握を利用者に意識させることなく実現したい

耳にデバイスをつけることで「個人認証」「UIを意識せず位置情報取得・操作する」ことの両立を実現

耳から得た情報をもとに作業効率化や危険回避が可能





解決策

効果

課題

ヒアラブルデバイスによる動態管理

ヒアラブルデバイスを活用し、

新たなサービスを提供耳音響認証

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/hearable.html

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/hearable.html




シリアルナンバーの刻印、シールやICタグの付与ができない製品・部品の個体管理を行いたい

個体管理を効率化したい

人間の目では判別困難な製品等の固有の表面紋様（物体指紋）を画像から迅速に個体を識別

製品のみならず部品・素材まできめ細やかなトレーサビリティを効率的に実現

不具合のあった部品の特定により、影響範囲下にある製品のみを廃棄可能に

製造市場即応型ものづくりエクスペリエンス


物体指紋認証

個体認証トレーサビリティ

課題

解決策

効果

製品から部品・素材の単位まで

個体管理を実現


従来のユーザ所有型ビジネスが通用しない新興国では、IoTを活用したサービス型のプリンタービジネスを展開する必要があったが、海外市場でのIoT基盤の構築・運用ノウハウに不安があった。

NECが持つ海外市場でのシステム構築・運用ノウハウを活かし、海外現法と連携して迅速に統合IoT基盤を構築。新サービスの立ち上げを支援。

業種・業態を問わず多くの企業に利用され、新たなサービス型ビジネスの収益源として確立。

製造市場即応型ものづくり

課題

解決策

効果





製造業のビジネスモデル変革

IoTを活用しプリンターの従量

課金サービスを実現

新たなビジネスモデルでグロー

バル展開を加速製品 CONNEXIVE






課題

解決策

効果

AI・IoTを活用してLPガスの検

針業務と容器配送業務の効率化を

実現

配送業務効率化

物流柔軟で迅速な物流

LPガス容器のガス残量を正確に把握し、配送業務の効率化と物流コストを削減したい

LPWAの活用によりガス残量をリアルタイムに把握。AI活用により配送計画と配送ルートの最適化を実現

LPガス容器の配送計画、ルートの最適化により配送業務に関わるコストを削減

適用技術 L P WA


AI/IoT時代が到来し、接続するデバイス数や扱うデータ量が一層増大する中で、ネットワークも新たな要件が求められるようになってきた。

超高速・大容量、低遅延、多接続を実現する5Gネットワークの活用により、様々な種類のデバイスがネットワークに接続可能となる。

DXを実現するネットワークとして5Gが活用可能になることで、社会システムの概念を変革し、新たな社会価値やサービスを生み出す。





解決策

効果

通信快適な通信環境

課題

５Gネットワークの活用

超高速・大容量、低遅延、多接

続を実現する５Gネットワーク

により新たな社会価値を創造

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/5g_vision_concept.html

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/5g_vision_concept.html

https://jpn.nec.com/ad/onlinetv/5gtrial1.html





① 建機遠隔施工

建機遠隔施工実証実験

災害現場や人が行けない場所での作業を遠隔操作で解決

作業性向上のために高精細映像を伝送

操縦士の動作に遅延なく建機を動作5G


広い範囲で不審者をとらえるために4Kの高解像映像を伝送

瞬時に不審者を検知するために低遅延のネットワークが必要

② 高度警備サービス

高度警備サービス実証実験

労働人口減少に伴い警備員減少。将来的に監視カメラのデータをAI画像解析し事件・事故の予兆を検知・未然防止

IT機器を装備した警備員- ウェアラブルカメラ- IoTイヤホン- 高解像度スクリーン

監視カメラドローン

警備ロボット

入退場ゲート

情報の解析解析結果に基づいた指示

高解像度ビデオ

5G

Information analysis anomaly detection by AI and other tools

AI顔認証群衆行動解析

IoT センサーコントロールセンター

Massive MIMO antenna

5G


③ 遠隔診療

遠隔診療実証実験

山間部過疎地の診療所では専門医が不足。高齢者は街の病院に行くのも困難。TV会議診療を導入するも、画像の不鮮明さ、送信遅延が課題。

大容量伝送により診療所への4K テレビ会議

4Kで患部画像、精細なエコー動画、MRI画像を共有5G


突発的豪雨による土砂災害の

避難対策を講じたい

土中の水分量データから、土砂災害の

発生危険度をリアルタイムに算出、

崩壊の予兆を検知

予兆検知後に迅速な避難勧告・

指示を行うことで、住民の避難時間や

安全を確保





解決策

効果

課題

土砂災害予兆検知

定量効果

実験にて1～60分前に

斜面崩壊を検知

崩壊数時間前に予兆を検知

土砂災害の危険性を見える化

住民の避難時間や安全を確保

都市安全で安心な暮らし

最後に


社会価値創造のための「共創」

NECは、お客さまやパートナー、市民、行政や国際機関などとの共創により、

新たなビジネスモデルの創出に積極的に取り組み、ICTの力を最大限に活用した

社会価値の創造を目指します。


社会価値創造のための「共創」

①社会の本質的な課題探索から始める「社会課題への気づき」、

②課題解決に必要な人とつながる「価値創造への仲間づくり」、

③「ICTを活用した価値づくり」で、社会価値創造に取り組みます


まとめ

DXによる「社会価値創造」を実現するには、新たな技術（AIやIoT）の活用とともに業界の枠を超えた様々なパートナと「共創」が必要。

エネルギー

物流・車両管理防災・セキュリティ

食糧・農業

医療安全・快適な暮らし

教育

DXによる社会価値創造を「共創」で共に

necにおけるiotの取り組み...

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