mitaka 2013930 1007

86
Copyright by CANPAN × 共感を呼ぶ ソーシャルメディア活用術 【基本編】 日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay 20139三鷹

Upload: yasuhisa-yamada

Post on 20-Aug-2015

273 views

Category:

Documents


1 download

TRANSCRIPT

Page 1: Mitaka 2013930 1007

Copyright by CANPAN

× 共感を呼ぶ

ソーシャルメディア活用術

【基本編】

日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter:@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay

2013年9月 三鷹

Page 2: Mitaka 2013930 1007

× プロフィール

山田泰久(やまだやすひさ)

・日本財団経営支援グループ 情報コミュニケーションチーム

(CANPAN、NPO情報発信、社内システム、公式サイト担当)

1973年群馬県高崎市生まれ。

1996 年日本財団に入会し、国際協力、総務部門を経て、2005 年から4 年間、福祉の助成担当に。2009 年6 月より現職となり、公益コミュニティサイト「CANPAN」の企画・開発、普及・利用促進から、日本財団のWeb 担当、NPO の情報発信支援に取り組んでいる。

全国各地でのNPO情報発信セミナーの講師や、東京で月に1回NPO支援のセミナー「日本財団CANPAN・NPOフォーラム」を企画・開催している。

twitter:@canpan2009 Facebook→http://www.facebook.com/yamadamay

ブログ:CANPAN講座 http://blog.canpan.info/koza/

Shop人にやさしく http://blog.canpan.info/p-shop/

CANPAN・NPOフォーラム http://blog.canpan.info/cpforum/

2

Page 3: Mitaka 2013930 1007

× 日本財団とは?

3

•1962年設立の民間の助成財団

•2011年4月に財団法人日本船舶振興会から、公益

財団法人日本財団に

•ボートレース(競艇)の売上金(2.5%)と一

般・企業からの寄付金をもとに活動

•国(官)ではできないことや、施策が行き届かな

い問題の解決のために、「公の心」をもちながら

「民の視点」で取組んでいます。

Page 4: Mitaka 2013930 1007

× 日本財団とは?

4

ボートレース場:24ヶ所 場外売り場:42ヶ所

全国のボートレース場

Page 5: Mitaka 2013930 1007

×

5

CANPANについて http://fields.canpan.info/

公益団体のための情報発信サイト

★「団体情報」と「ブログ」で情報発信事例を学ぶ

★「助成制度」と「事業成果物」を事業の参考に

Page 6: Mitaka 2013930 1007

×

「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル

活動応援 サイクル

オンライン決済ソリューション

<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>

6

Page 7: Mitaka 2013930 1007

×

7

第1回 ソーシャルメディア活用術(基本編)

WebでNPO・市民活動団体の情報発信するということ

ソーシャルメディアの特徴と種類

ブログの活用

第2回 ソーシャルメディア活用術(応用編)

Facebookについて

NPO・市民活動団体による活用

-ネットワーク、情報収集、情報発信

-個人として、団体として

Page 8: Mitaka 2013930 1007

×

426 783 約4,600 5,022 6,133

10,699 13,170 14,005 18,727 21,460

23,938 47,294 50,683

はじめに

8

認定NPO 大学 旧公益法人 高校 公益法人

中学校 幼稚園 7-11 社会福祉法人 小学校

一般法人 NPO法人 コンビニ

Page 9: Mitaka 2013930 1007

×

9

最近聞いた話

やっぺす起業支援ファンド

・内閣府の新しい公共支援事業(復興支援)

・石巻を中心とした宮城県北部の起業支援

・募集告知をWebやソーシャルメディアを中心に

・申請相談に来た石巻のお母さんは、

インターネットをやっていない、

もちろん、ソーシャルメディアもやっていない

★どうやって情報を入手したのか?

Page 10: Mitaka 2013930 1007

× ミニワークショップ

第1・2回のセミナーで特に知りたいこと なぜそのことが知りたいのですか

(記入例)

市民団体でFacebookをどう活用しているかを知りたい

(記入例)

団体の情報発信としてfacebookを活用したいので。

A4用紙(横)に3分で以下のことを書いてください。

その後、4人一組になって共有します。

10

Page 11: Mitaka 2013930 1007

×

11

SNSとソーシャルメディア

ソーシャルメディア

・インターネットのプラットフォームを使用する

・ユーザー登録する

・自分で作ったものをネットで公開する

SNS(ソーシャルネットワークサービス)

・ソーシャルメディアの機能にプラスして・・・

・インターネット上で「友達」になる

・ネット上でコミュニケーションする

Page 12: Mitaka 2013930 1007

×

12

NPOがソーシャルメディアを使うこと

ソーシャルメディア

→情報発信ツール(→情報収集)

→コミュニケーションツール

個人が中心となって、コミュニケーションする場所

→そこに、企業・団体が場所を借りているイメージ

→個人としてソーシャルメディアをやってみないとわからない

Page 13: Mitaka 2013930 1007

×

「ソーシャルメディアを学ぶ」から「ソーシャルメディアから学ぶ」

機能や使い方を知識として学ぶことから、facebook

などのソーシャルメディアによって生み出されたムーブメントやアクション、コミュニティなどの動きから学ぶ

13

くまモンから学ぶ ~ソーシャルメディアの使い方~

Page 14: Mitaka 2013930 1007

×

14

NPOの情報発信のイメージ

Page 15: Mitaka 2013930 1007

×

旗を掲げる!

• 人が多く集まっているところに、旗を立てる

• わかりやすい旗を立てる

• みんなで、旗を立てる

15

Page 16: Mitaka 2013930 1007

×

16

Page 17: Mitaka 2013930 1007

×

活動・団体に関わってもらう!

• 知ってもらう、理解してもらう

• イベントに参加してもらう

• ボランティア、スタッフになってもらう

• 寄付をしてもらう

⇒ネットワークを作る

17

Page 18: Mitaka 2013930 1007

×

18

NPOの情報発信の整理

<目的>

・コミュニケーション

・周知啓発や情報提供

・信頼性の向上

・アクション(参加、寄付、支援、採用)のお願い

・サービス紹介

<対象>

・新規に接触する人

・これまでに何かしらの接点がある人

Page 19: Mitaka 2013930 1007

×

19

NPOの情報発信の整理

<ツール>

・Web

・メール

・紙媒体(チラシや会報誌)

・イベント

<アプローチ>

・直接

・間接(行政やNPOセンターなどの活用)

・マスコミ

・口コミ

★目的と対象を考えて、ツールとアプローチを考える

Page 20: Mitaka 2013930 1007

×

20

NPOが活用できるソーシャルメディア

ブログ

Twitter

Facebook

YouTube

Ustream

Page 21: Mitaka 2013930 1007

×

Webでの情報発信 +ブログの活用

21

Page 22: Mitaka 2013930 1007

×

NPOが団体としてみつけてもらう方法 Google、ポータルサイト、ソーシャルメディア

名前とキーワード検索

検索より詮索(by IIHOE 川北秀人さん)

22

Page 23: Mitaka 2013930 1007

× 信頼情報

23

①自分たち(団体)は何者なのか? ・団体名、住所、連絡先 ・代表者、役員 ・設立趣旨、理念、目標、定款 ・主な活動内容 ・これまでの活動経歴 ・・・etc ②自分たち(団体)は何をしているのか? ・活動目的 ・事業計画、年間計画 ・活動内容の詳細 ・イベント案内 ・活動レポート、活動成果 ③何にいくらお金を使っているのか? ・収支予算、収支決算 ・誰から、どのように、いくらの収入 ・何に、どのように、いくらの支出

団体の「基本的な情報」 ⇒ストック情報

年に1回更新

団体の「活動・事業情報」 ⇒フロー情報

月に1回~年に4回

団体の「財務情報」 ⇒ストック情報

年に2回(予算・決算)

※CANPANの団体情報データベースへのリンクがおススメ

Page 24: Mitaka 2013930 1007

×

検索とソーシャルメディア

NPOのインターネット活用

24

Page 25: Mitaka 2013930 1007

×

25

地域、分野、課題、社会貢献などのネタから来る人

Page 26: Mitaka 2013930 1007

×

26

団体

スタッフ

サポーター

知人

Page 27: Mitaka 2013930 1007

×

27

NPOのWeb系発信ツール

ストック情報

フロー情報

個人 団体

HP

団体 ブログ

facebook ページ

twitter 公式アカウント

代表者 ブログ

TWスタッフ アカウント

TW代表者 アカウント

facebook 個人

検索& 知名度

ソーシャルネットワーク

◇ストック情報をフローへ

◇公式サイトから

ソーシャルメディアへ

◇団体の情報を個人のネットワークへ

スタッフ ブログ

Page 28: Mitaka 2013930 1007

×

28

ブログ

公式ホームページ

団体情報

財務情報

活動実績

年間計画

イベント案内

サービス案内

近況 イベント情報

思い考え

分野・地域

他団体情報

ブログ新着

twitter新着

ブログ新着

ブログ・情報発信プラットフォーム

※週2~5回の更新

※ブログの記事をもとに、年に2~4回の更新

【おススメ】

ブログを情報発信のプラットフォームにする

※イベントの前後に積極的に更新

ポータル サイト

Facebookボタン

Page 29: Mitaka 2013930 1007

× ブログを活用したいみなさまへ

CANPANブログ白書2012のダウンロードはこちら http://blog.canpan.info/cpforum/archive/57

CANPAN事務局が選んだおススメブログの運営者81団体を対象にし

たアンケート調査をもとに、ブログの効果的な活用方法をまとめたものです。

おススメブログの一覧も掲載しています。まずは、同じ地域、同じ分野の団体のブログをぜひ参考にしてください。

29

Page 30: Mitaka 2013930 1007

× ブログ活用のための21のヒント

1.ありのままの姿を伝える。 更新した人の顔が見える記事。 記事でとりあげた対象者の人生や生活が垣間見える内容。

2.写真5枚とキャプション100〜200文字がこれからの活動報告の基本。ブログに掲載することを意識して写真を撮影する。

3.記事のタイトルを工夫する。 ツイッターなどのソーシャルメディアでつぶやかれた時に、必ず記事のタイトルとURLが表示される。

4.ブログをやっているなら、ツイッターやホームページへの自動連携を行う。少ない労力で最大の効果を得るためにITを活用。

5.YouTubeなどの外部のソフトを利用する。

6.いろんなブログの使い方 ⇒団体ブログ、代表ブログ、スタッフブログ、施設ブログ、 プロジェクトブログなど

30

Page 31: Mitaka 2013930 1007

× ブログ活用のための21のヒント

7.記事を書く人と、ブログにアップする人をわける。

8.ブログ更新を当番制にする。

9.パソコンを使えなくてもブログが出来る。手書きの原稿を誰かにアップしてもらう。

10.会報誌でブログのおススメ記事を紹介する。

11.会報誌の原稿や団体内の報告書をブログに流用する。

12.団体の活動日誌として活用する。プロジェクトや団体の事業報告書はブログの記事をもとに書くイメージ。

13.ブログは半年くらい続けないと効果がない。

14.アクセス数は自ら獲得するもの。最初はブログを立ち上げたことをどんどん宣伝する。

31

Page 32: Mitaka 2013930 1007

× ブログ活用のための21のヒント

15.アクセス数をチェックして、どんな記事が読まれているのかを確認する。人気のある記事を参考にして、次の記事を書く。

16.カテゴリー設定を大事に。

17.携帯やスマートフォンでも見やすいように。

18.ブログは活動の堆積。一つ一つの記事は小さな発信力でも、100以上の記事が集まれば大きな発信力となる。

19.団体の組織を知りたい時はホームページ。今どんな活動をしているかを知りたい時はブログ。

20.オープンになれば、ネットワークが広がる、応援者が増える。

21.外部への発信だけなく、団体内の情報共有、教育にも活用できる。代表は理念や想いを伝えるツールとして活用。

32

Page 33: Mitaka 2013930 1007

×

CANPANブログ

無料で広告がつかないブログ

※広告が自動的に表示されるブログの

場合、趣旨に反した広告が表示され

てしまうリスクがある。

⇒CANPANブログの詳細はサイトをご覧ください。

33

Page 34: Mitaka 2013930 1007

×

34

ブログの管理画面

メニュー表示

他のブログへの切り替え

初期設定は100MBですが、容

量がいっぱいになってきたら、容量増加の依頼ができるボタンが表示されます

無料で容量アップします!

Page 35: Mitaka 2013930 1007

×

35

ホームページ:団体

サービス別の情報

対象者別の情報

団体の予定

ーーーーーーー

団体基本情報

団体のアーカイブ

団体の歴史と実績

ーーーーーーー

代表者の思い

団体の理念

ーーーーーーー

団体のネット情報のポータルサイト

知りたい情報がすぐわかる

団体の信頼

検索より詮索

あって当たり前

寄付の導線

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

Jimdo

WordPress

Page 36: Mitaka 2013930 1007

×

36

ブログ:団体スタッフ

日々の活動の紹介・記録・報告

活動から見えてきたこと

活動と思いと考え

ーーーーーーー

働いている人が想像できる

サポートしている人が想像できる

人と組織の成長物語

ーーーーーーー

組織としての専門性

活動の専門性

分野や地域の参考情報

共感 ワクワク感

信頼感

ためになる感

人が感じられる記事

団体の今を感じる

ーーーーーーー

写真を中心に

たまに「重い記事」も

記事の蓄積が検索対策

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

CANPANブログ

Jimdo、WordPress

Page 37: Mitaka 2013930 1007

×

37

ツイッター:団体/個人

【公式アカウント】

イベントの情報

中継

積極的なコミュニケーション

ブログの新着

分野の話題

お礼と報告

【代表or事務局長】

思いや考え

分野の話題へのコメント

人が集まるところに出す

情報拡散

ーーーーーーー

継続的な発信

タイムマネジメント

各種ツールの活用

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

クライアント(PC/スマホ)

Twilog

Togetter

予約投稿

Page 38: Mitaka 2013930 1007

×

38

facebook :団体スタッフ

写真軸の発信

スナップショット

活動写真(アルバム)

イベント写真(アルバム)

舞台裏

ーーーーーーー

速報のお礼と報告

お願い(キャンペーン)

ーーーーーーー

分野の話題

リアルタイム

団体のことに興味を持っている人への発信

人の顔の見える発信

コミュニケーション

ーーーーーーー

タイムマネジメント

いいね!コメントしやすいもの

ーーーーーーー

グループ、イベントの活用

ーーーーーーー

【よく聞くツール】

? NPOなら、スタッフ個人のネットワークの強化と活用

Page 39: Mitaka 2013930 1007

× 各サイトの使い分け

ブログ・・・ 団体として活動の記録を残す

「今」の活動を知ってもらう一番ベストなツール

Facebook・・・ 個人のネットワークを広げる

便利なツールとして活用する

Twitter・・・ 団体としてのお知らせ情報を流す

個人では、情報収集のツールとして活用する

ホームページ・・・ 様々な情報発信のポータルサイト

★団体ならブログ、個人ならFacebook、情報拡散・収集ならツイッター

39

Page 40: Mitaka 2013930 1007

×

くまモン ⇒ ソーシャルメディアをつかいこなす、ソーシャルキャラクター

NPO法人マドレボニータ ⇒ 活動を動画でわかりやすく、

ツイッターをスタッフ・参加者で盛り上げる

エイズ孤児支援NGO・PLAS ⇒ プロボノ支援で様々なキャンペーンを実施

ソーシャルメディアおすすめ団体

40

Page 41: Mitaka 2013930 1007

×

41

ミニワークショップ②

みなさんは、ホームページ、ブログ、Twitter、facebook、メルマガをどんな風に活用していますか?

(インターネットでの情報発信をやっていない方)

インターネットやソーシャルメディアに対してどんなイメージがありますか?

今日の話しを聞いて、どんな風に活用したいですか?

Page 42: Mitaka 2013930 1007

× ミニワークショップ

どのツールをどんな風に活用している? これからどんな風に活用したい?

(これまでやっていなかった理由は?)

A4用紙(横)に3分で以下のことを書いてください。

その後、4人一組になって共有します。

42

Page 43: Mitaka 2013930 1007

Copyright by CANPAN

× 共感を呼ぶ

ソーシャルメディア活用術

【応用編】

日本財団/CANPAN 山田泰久 Twitter:@canpan2009 http://www.facebook.com/yamadamay

2013年10月 三鷹

Page 44: Mitaka 2013930 1007

×

44

第1回 ソーシャルメディア活用術(基本編)

WebでNPO・市民活動団体の情報発信するということ

ソーシャルメディアの特徴と種類

ブログの活用

第2回 ソーシャルメディア活用術(応用編)

Facebookについて

NPO・市民活動団体による活用

-ネットワーク、情報収集、情報発信

-個人として、団体として

Page 45: Mitaka 2013930 1007

×

45

質問です。

みなさんはFacebookを使っていますか?

どんな風に使っていますか?

どのツール(道具)でやっていますか?

(Facebookをやっていない方)

Facebookに対してどんなイメージがありますか?

Page 46: Mitaka 2013930 1007

×

46

Facebookとは

日本でFacebookを使っている人の数は?

世界でFacebookを使っている人の数は?

Facebookはどこから始まった?

Facebookは何のために使われている?

Page 47: Mitaka 2013930 1007

×

47

Facebookとは

実名でつながるインターネット

個人のコミュニケーションツール

個人の情報収集の場所

ビジネス・行政・NPO・コミュニティの情報発信の場所

様々なWebサービスのログインアカウントとして利用

Webサイトなどに設置された「Facebook」ボタンで情報を拡散

Page 48: Mitaka 2013930 1007

×

48

市民活動に必要な三人の王様

Networking

※ネットワークを広げる・強くする

Seeking

※ニーズと資源・人材・情報を探す

Talking

※会話するように団体・活動を紹介する

Page 49: Mitaka 2013930 1007

×

49

<Networking、Seeking、Talking>

市民活動団体の

Facebook活用にとっても必要なこと

ネットワークを広げて、

情報を収集したり、人や寄付を集めたり、

会話するように情報発信する

Page 50: Mitaka 2013930 1007

×

50

社会の変化

①「組織」から「組織+人」の情報発信へ

②オンラインの情報発信がよりオフラインでの振る舞いに近づいていっている。

→イベント等で人に会った時に自分の団体名だけを名乗る人はいない。団体名+自分の名前で自己紹介する。オンラインでもそれに近い感覚になっている。

Page 51: Mitaka 2013930 1007

×

51

Facebookの活用

①個人としてのネットワーク

②個人としての情報収集(発信ではなく)

③便利なIT・コミュニケーションツール

④団体としての情報発信(十分にFacebook上のネットワークがある前提で)

Page 52: Mitaka 2013930 1007

×

52

Facebook

NPO・市民活動関係者の利用状況

ツイッターからFacebookへ

実際の画面を 見てみましょう!

Page 53: Mitaka 2013930 1007

×

53

Facebookの機能

ウォール→自分専用の掲示板(情報収集とコミュニケーション)

Facebookページ→団体の書き込み専用の掲示板

Facebookグループ→みんなの掲示板(公開・非公開・秘密)

Facebookイベント→イベント用の掲示板(お知らせと出欠管理)

Page 54: Mitaka 2013930 1007

×

54

Facebookとは?

まずは「Facebook」で検索

Page 55: Mitaka 2013930 1007

×

55

Facebookの公式ナビ

Page 56: Mitaka 2013930 1007

×

56

Facebookの特徴

Facebookの始め方

• 「実名+メールアドレス」で登録

→漢字、ひらがな、ローマ字など

※基本的にアドレス帳の共有はしない

• プロフィール

→「自分」ということがわかるように記入

→各項目をしっかり入力すると見つけてもらいやすい

→セキュリティ設定で公開の範囲をよく考える

→プロフィール画像も忘れずに(ネットワークを広げるなら顔写真)

Page 57: Mitaka 2013930 1007

×

57

Facebookの特徴

Facebookの使い方

• 友達を探す

・名前で検索(漢字、ひらがな、ローマ字)

・友達の「友達リスト」から探す

・プロフィールの共通点で検索

• Facebookが友達らしい人をおススメしてくれる

• 知り合いを見つけたら友達申請をする

・基本的にメッセージをつけて

・基本的に実際にあったことのある人を対象に

• 友達申請が来たら、プロフィール等を確認して、承認する

・知らない人は基本的に無視

Page 58: Mitaka 2013930 1007

×

58

Facebookの特徴

Facebookの使い方

• 自分で発信する

・近況アップデート(文章書いたり、URLやYoutubeを紹介)

・写真や動画

→他の人に軽く伝えたい or しっかり伝えたい

→公開範囲の設定(投降ごとに/友達からオープンまで)

• 友達の発信を見る

→最初はみんなの発信を見ることから

Page 59: Mitaka 2013930 1007

×

59

Facebookの特徴

友達とのコミュニケーション

• いいね!

→軽い気持ちで「いいね!」をクリック

• コメントする

→特に何か言いたい時はコメントに記入

→自分のものにコメントがあったら、コメントで返す

• シェア

→自分の友達に伝えたい情報があったらシェア

• 相手(自分)に、「いいね!」「コメント」「シェア」のお知らせが行く

Page 60: Mitaka 2013930 1007

×

60

Facebookの特徴

その他のよく使う機能

• 最近のWebサイトに必ずついている「いいね!」ボタンと、コメント入力欄を使用すると、自分の発信としてFacebookに自動的に書き込まれ、友達に情報を伝える

• メールのようなメッセージ

→データの添付も、複数の相手に送るのも可能

• Facebookイベント

→主催者としてイベントを立ち上げて参加申込を受け付ける

→参加者として手軽に参加申込ができる

→友達を招待したり、友達に招待されたり

→誰が参加するか事前にわかる

→イベント後、参加者と友達に簡単になれる

Page 61: Mitaka 2013930 1007

×

61

Facebookの特徴

その他のよく使う機能

• Facebookグループ

→いわゆる「コミュニティ」機能

→参加者として、運営者(主催者)として、どちらでも利用可能

→友達を招待する機能がある

→公開から非公開まで設定することが出来る

• Facebookアプリ

→Facebookをさらに便利にするソフト

→でも、迷惑アプリもある(友達からのアプリ・リクエストに注意)

→個人情報の流出に気をつける

Page 62: Mitaka 2013930 1007

×

62

Facebookの特徴

団体として使う機能

• Facebookページ

→Facebook内に団体のホームページを持つことができる

→公式サイト、ブログ、Youtubeなどのポータルサイト

→スタッフの顔の見える情報発信や裏話など

→支援者を一緒に参加するコミュニティサイト

• Facebook広告

→プロフィールの属性(年齢や性別、居住地、関心事など)で抽出した人にピンポイントで広告を出すことができる

→クレジットカードがあれば誰でも簡単に広告を出せる

Page 63: Mitaka 2013930 1007

×

63

Facebookの活用

NPO・市民団体として、Facebookを使うこと

①団体の情報発信・コミュニケーションツール

②スタッフとしてネットワークを「濃くする」×「広げる」ために

③日本でもさらにfacebookの普及が進めば、あるのが当たり前のようになってくることも!

団体としての活用は、運用をしっかりしないと効果がない(基本的に団体のことを知っている人が「いいね!」を押している)

個人としての発信力・収集力・ネットワークを強化する

Page 64: Mitaka 2013930 1007

×

64

Facebookで拡散してもらう

• 自分の投稿をシェアをしてもらう

• Facebookイベントをシェアしてもらう

• Facebookイベントで「参加」ボタンを押してもらうと、その友達向けに自動的に投稿される

• 団体のことを話題にしてもらうにはイベントやキャンペーンが大事

• 拡散してもらうには「お願い」が大事

• ホームページやブログにFacebookボタンを設置して、投稿をしてもらう

Page 65: Mitaka 2013930 1007

×

65

Facebookページの活用

• Facebookページは以前「ファンページ」だった。ブランドや企業などのファンの交流の場として、ファンが勝手に立ち上げたコミュニティだった。

• Facebookページに集まる人を考える

①その組織やブランドのファン(支援者)→コミュニティサイト

②○○な情報を知りたい人→メディア

• NPOのFacebookページの場合、ターゲットは誰か?

ー受益者向けか、支援者向けか?

-国際協力などの場合、支援者向けということで運用しやすい。

• Facebookページにどう来てもらうかの導線を考える

• 個人としての使用感がないと、Facebookページは運用できない。

Page 66: Mitaka 2013930 1007

×

注意点

ふだんのコミュニケーションでOK。ただし、誤解を招きそうなことはわざわざつぶやかない。

団体全体で活用していこうという機運を高める。

情報発信を意識した積極的な写真撮影と、事前の撮影許可の確認。

効果測定をしながらの運用。

66

実践ソーシャルメディア

Page 67: Mitaka 2013930 1007

×

67

気をつけること

• 自分の個人情報をどこまで公開するか

• 他人の個人情報に気をつける

• 公開の範囲をよく考える

• 発言は広く公開されているということを意識する

• 短い文章の発信なので、誤解されることもある

• どんなツールでも人が多く集まれば悪意を持って使用する人が出てくる

⇒インターネット、ソーシャルメディアだから、気をつけるこというより、一般的にコミュニケーションとして気をつけること。

ただ、インターネットだと、広がりの規模と速さが想像以上!

Page 68: Mitaka 2013930 1007

×

①とりあえず、登録する → やってみないとわからない

②まずは個人としてやってみる

③最初は情報収集から、慣れたら情報発信

④参考になる団体を見つけ、情報発信の仕方を研究する

⑤いろいろ試した上で自分の団体に合うかどうかを考える

⑥始めるのは簡単だが、効果的に活用するのは努力

ソーシャルメディアを始める!

68

Page 69: Mitaka 2013930 1007

×

『市民のネットワーキング』 (加藤哲夫著)

ネットワーキングは、自分からオープンにならないとつながっていきません。自分のことを隠している人のところには、誰も寄ってきません。

(11ページ)

★団体としてのネットワーキング

個人としてのネットワーキング 69

Page 70: Mitaka 2013930 1007

×

伝える

情報発信

伝わる

情報発信

伝えてもらう情報発信

つながる

情報発信

“1つ”から“4つ”の情報発信へ

70

Page 71: Mitaka 2013930 1007

×

71

活動 コミュニケーション

事業

組織運営

・ ・ 運営資金

・ ・ ・

会報誌

ホームページ

イベント

講演

メルマガ

ブログ

ソーシャルメディア面談など

Page 72: Mitaka 2013930 1007

×

5つのリアル

リアルな状況と

リアルな自分達を

リアルタイムに伝えて

リアルな場へとつなぎ

リアルなネットワークへ

72

Page 73: Mitaka 2013930 1007

×

情報発信は3つの情報収集

• 発信する情報を団体内外から収集する

• 他の団体の情報発信を収集する

• 情報を届けたい人たちの情報収集方法を知る

73

Page 74: Mitaka 2013930 1007

×

ワークショップ 「Facebook

チャレンジしたいこと!

これだけは聞きたいこと!」

74

Page 75: Mitaka 2013930 1007

× チャレンジしたい・聞きたいこと!

団体名:

チャレンジしたいこと これだけは聞きたいこと

・情報発信について

・それ以外で

これだけは、どうしても

聞いておきたい!

・情報発信について

・ソーシャルメディアについて

講義を聞いて、Facebookでチャレンジしたいこと、聞きたいことをまとめる

75

Page 76: Mitaka 2013930 1007

×

セミナーで特に伝えていること

・誰もが情報発信をしている

・「伝える」情報発信から、「伝えてもらう」情報発信

・情報の重要度は、発信者ではなく、受け手が決める

・情報発信は「漢方薬」

情報発信と、場の設定(ネットとリアルな場の連携) ※ネットで発信し、人を集め、ネットで関係を保つ

伝えたい人に一番伝えやすい方法で

ツールの選択と連携

NPOの情報発信について

76

Page 77: Mitaka 2013930 1007

×

CANPANについて (ご参考>

発信から

情報収集ツールへ

★「団体情報」と「ブログ」で情報発信事例を学ぶ

★「助成制度」と「事業成果物」を事業の参考に

77

Page 78: Mitaka 2013930 1007

×

「共感」「信頼」で活動実績を重ね、応援へつなげる活動応援サイクル

活動応援 サイクル

オンライン決済ソリューション

<継続課金+都度課金> <都度課金のみ>

78

Page 79: Mitaka 2013930 1007

×

NPOが活用できる、全国規模の助成制度を最新情報をもとに毎月掲載

1年間で約300の助成プログラムを掲載予定

リアルタイムの検索型の助成制度データベースはCANPANのみ(たぶん)

79

助成制度データベース

Page 80: Mitaka 2013930 1007

× CANPAN団体情報の項目 CANPAN団体情報は、主要な助成プログラムの申請書で求められる情報と、国の定める標準開示フォーマットの項目で構成されています。

助成プログラム の申請書

標準開示フォーマット

80

Page 81: Mitaka 2013930 1007

× 資金提供者が知りたい情報

※IIHOE「2009年助成申請書の団体

基礎情報に関する、地域規模・全国規模助成の比較調査報告書」

91機関・133の助成プログラム(計338億円)の申請書・報告書の「申請団体に関する情報」の項目を集計・分析

• これを元に、常に約5

割以上聞かれている項目を中心に作成したのがCANPAN団体情報

団体概要(団体名、連絡先)

運営体制・財務状況

設立の目的・活動実績

81

Page 82: Mitaka 2013930 1007

× 行政が求める情報

新しい公共支援事業/標準開示フォーマット

• 「新しい公共」の自立的な発展の促進の ための環境整備」を進めることとされ、平成22年度補正予算87.5億円

• 小さな政府の流れの元に、行政の業務をNPOに移管していく動き

• 財務状況を含めた透明性が求められ情報開示が重要視されている

• そこで定められたのが標準開示フォーマット

• CANPAN団体情報はリニューアルでこれに対応

82

Page 83: Mitaka 2013930 1007

× 団体の信頼性をアピールする方法①

情報開示レベル

•入力量に応じて自動的に★が増えます

※最低限の情報を記入している→★1

必要な情報をほぼすべて記入している→★5

・★5がCANPANメンバーズの要件

83

Page 84: Mitaka 2013930 1007

×

• この登録項目は国内助成プログラム約130の申請書フォームを元に、共通する約8割の項目を中心に構成されています。

• 登録した情報量に応じて情報開示度レベルを示す★マークや信頼性を示す認証マークがつきます。

• 団体情報は以下の構成になります。

▽基礎情報・活動概要・活動実績

▽財政・収支報告書・貸借対照表

→3年分の財務情報 →NPO会計基準書式

▽組織運営・行政提出情報

→新しい公共支援事業「標準開示フォーマット」

▽添付資料

• 代表者氏名が「姓」と「名」にわけて入力する形になりました。

84

あらためてCANPANの団体情報

Page 85: Mitaka 2013930 1007

×

• 決算報告書やパンフレットなどを添付資料として登録(アップロード)します。

定款、会則、最新役員名簿、パンフレット、入会申込書、退会申込書、

会員情報変更届、研究費・助成金申請書

(年度別添付資料:計3年分)

事業報告書と事業計画書、予算書類

• 書類種別で「画像」としてアップロードした場合は団体詳細ページに画像が表示されます。

• 添付可能なファイル拡張子

・画像・・・GIF、JPEG、JPG、PNG (書類種別で画像を選択してください)

・音楽・・・MP3、MID、WMA

・ドキュメント・・・PDF、TXT、CSV、DOC、DOCX、XLS、XLSX、PPT、PPTX

※1ファイル10MBまで登録可能です。

85

団体情報の添付書類

Page 86: Mitaka 2013930 1007

× これからの情報発信 樹木は育成することのない

無数の芽を生み、 根をはり、枝や葉を拡げて

個体と種の保存にはあまりあるほどの 養分を吸収する。

樹木は、この溢れんばかりのの過剰を 使うことも、享受することもなく自然に還すが

動物はこの溢れる養分を、自由で 嬉々としたみずからの運動に使用する。

このように自然は、その初源からの生命の 無限の展開にむけての秩序を奏でている。

物質としての束縛を少しずつ断ちきり、

やがて自らの姿を自由に変えていくのである。

“デンマーク王子アウグステンブルク公にあてた

美学的なことに関する書簡第27号より一部を抜粋“

フリードリヒ・フォン・シラー

横浜/ランドマークタワー

86