materialise magics 23‚‚しくはsolidworks インポートモジュールのみ pmi...
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Materialise Magics23新機能紹介
目次
インターフェースの改善
View Cube と全般ツールバー
動作設定
パフォーマンスの改善
Magics RP 全般
フィレット
カット&パンチ: 嵌め合い
ブーリアン
ハニカム ストラクチャ
その他のツール 操作性向上
ラベル タグ
ラベル: データマトリックス
配置関連ツール
品質確認に関するツール
レポート関連の改善点
PMI (製品製造情報) との互換性
その他 改善点
サポート生成モジュール (SG)
サポートパラメータ ページ
金属粉末造形向けサポート生成モジュール (SG+)
上部 角度付きサポート
自動 角度付きサポート
金属粉末造形向け 自動サポート生成 (e-Stage)
金属粉末造形向け Materialise e-Stage
粉末焼結向け Sinterモジュール
自動配置 グラフ
自動配置 前処理の改善
その他のモジュール
Slice-Based TETRASHELLTM モジュール
Materialise Streamics
Simulation
キャリブレーション 工程
シミュレーション
ジョブ マネージャ
結果 表示
インターフェースの改善
View Cubeと全般ツールバー
View Cubeが、作業領域右下に表示されるようになりました。立方体の面をクリックし表示方向を選択します。
表示したい視点方向と同じ方向の面をクリックします。(例: 右方向からの視点は右側面をクリック)
View Cubeの角をクリックすると、不等角投影面が表示されます。
視点方向が面に対して垂直な時、View Cubeの周りに表示される三角をクリックすると視点が90度回転します。
View Cubeが連動して回転しないようにロックすることもできます。
頻繁に使われる表示・選択関連のコマンドがツールバーからアクセスできます。
動作設定
グリッドやサポートの表示設定が、動作設定から行えます。
プロジェクト保存時のデフォルトフォーマットを定義することができます。
パフォーマンスの改善
いくつかの機能においてパフォーマンスが改善され、さらに使い易くなりました。
点、ライン、三角の選択(例:測定時や点基準の移動時)- 領域の選択は含まれません
パーツの移動や回転
元に戻す、やり直す、保存、読み込みの機能
Magics RP 全般
フィレット
パーツのエッジを丸くし、デザインを最適化します。
対象のエッジ、もしくは輪郭がワンクリックで選択可能です。
丸みの半径を調節可能です。
割れやすい尖ったエッジがフィレットで削除できます。
嵌め合いを複数領域に同時に作成することができます。
「2点を指定」オプションの場合、同輪郭上で複数の線分が指定可能です。
切断面の内側と外側で異なるクリアランスを設定できます。
カット & パンチ: 嵌め合い
ブーリアン
対象パーツの選択/編集が容易になりました(パーツを直接クリック)。
複数パーツの除去が同時にできます。
新しいオプション「分割」を使うと、「除去」と「交差」の作業がワンステップで可能です。任意の形状にフィットするパーツ作成に便利です。
ハニカム ストラクチャ
ユニットセルの位置指定でパーツ品質の向上が可能になりました。
X方向/Y方向に移動できます。
肉抜き方向を軸にして回転できます。
視点方向を肉抜き方向に指定することができるので、ユニットセルの位置確認に便利です。
プレビュー オプションが加わり、デザイン確認に要する時間が短縮されます。
内部にサポート生成されないよう、天井面が自己支持になるハニカム構造*が作成可能です。後処理にかかる時間が削減されます。
* 特許出願中
中空化: 肉抜き
既存のサーフェスはそのままで、肉抜きした領域のみに三角削減が適用できます。
抜き穴
複数のプレビューを同時に選択/編集することができます。
ラベル
複数行あるラベル文字の配置が改善されました。
その他のツール 操作性向上
ラベル タグ
仮作成のラベルを含むラベルタグが作成可能です。
仮作成のラベルは、タグの挿入後に編集することができます。
仮作成のラベルが含まれている場合、挿入時にSTL適用しなくても、ラベル情報が失われません。
ラベル: データマトリックス*
パーツ情報をデータマトリックスとしてパーツに記録することができます。そして、造形パーツを直接スキャンすることにより、情報の管理がより早く簡単になります。
テキスト、数字、記号をデータマトリックスに変換できます。
* 特許出願中
配置関連ツール
2D 自動配置
プラットフォームに収まりきらないパーツに対しても、Z方向の位置が保持されます。
プラットフォームに収まりきらないパーツは、Z方向に重なることなく、プラットフォームの外に配置されます。
パーツインポート時に自動配置する場合、既に配置済みのパーツが考慮されます。
クイック 整列*
配置するパーツ数を X方向、Y方向の両方に指定することができます。
*Sinter モジュール、もしくはSG モジュールが必要です。
品質確認に関するツール
ビルドの品質確認に便利な円型の引張試験片が簡単に作成できます。
「基本形状作成」の形状オプションに加わりました。
マシンプロパティ内で、品質確認用パーツの
作成・管理をすることができます。
マテリアライズ パーツファイル(*.matpart) 形式を使うと、仮作成ラベルやサポートの情報も一緒に保存することができます。
レポート関連の改善点
アドイン Materialise Fields に新しいタグが追加されました:
Platform fields に Maximum build height (最大造形高さ) が加わりました。
Platform fields、および Part fields に Support volume (サポート体積) が加わりました。
断面表示が有効になっている場合、Part image のタグを使用するとパーツの断面画像が挿入されます。
*NX (Unigraphics) もしくはSolidworksインポートモジュールのみ
PMI (製品製造情報) との互換性* (β版)
製品製造情報 (PMI) としてCADで定義された寸法や注釈などがインポート可能になり、Magics プロジェクトして保存されます。
全てのPMIを同時に表示することができます。
任意(標準、もしくはカスタム)の視点方向で定義されているPMIのみを表示することもできます。
その他 改善点
基本形状 作成
「パイプ」が新しく基本形状に加わりました。
マシン プロパティ
リコーターの移動方向やガスの流れる方向をプラットフォームに表示することができ、より良いパーツ配置を可能にします。
色 編集
アセンブリ内の各パーツに対しての色編集をすることができます。
サポート生成モジュール (SG)
サポートパラメータ ページ
SGモードでは、各パラメータの説明が挿絵と共に表示されます。
使用するサポートプロファイルの変更が簡単にできます。
SGモード開始時に使用するデフォルトプロファイルを設定することができます。
金属粉末造形向けサポート生成モジュール (SG+)
上部 角度つきサポート
パーツとの接触部からサポートに角度を付けることができます。
複雑なパーツに対して、サポートとの干渉を回避し易くなりました。
自動 角度付きサポート
サポートに自動で角度が付き、パーツとの干渉を回避します。
サポートに適用する最小角度を定義します。
サポートとパーツの間に指定した値分のオフセットを確保します。
マシン プロパティで自動角度付きサポートを有効にすると、サポート生成時(SGモードに入る時)に自動でサポートに角度が付きます。
金属粉末造形向け自動サポート生成(e-Stage)
金属粉末造形向け Materialise e-Stage*
SGモードで e-Stage 支持点(サポートとパーツの接点) の作成ができます。
支持点の編集、移動、削除が必要に応じて簡単に行えます。
支持点を元にe-Stage サポートの生成*が可能です。
*体積見積ではe-Stage で生成されたサポート体積も正しく計算可能になりました。
* 特許技術
粉末焼結向けSinterモジュール
自動配置 グラフ
進捗状況がグラフで表示されるので、手動で計算を止める際に便利です。
計算処理中の造形高さ、配置密度の変化が分かり易くなりました。
グラフの一部をマウス操作で拡大することができるので、詳細の確認が簡単です。
グラフはPNG画像として保存、または、グラフデータの値をCSVとして保存することができます。
自動配置 前処理の改善
自動配置 前処理にかかる時間が短縮されました
複製パーツに対しては、1パーツのみが前処理されます。
パーツ間隔が小さい (0 – 1.5 mm) 場合に要する計算スピードが速くなりました。 Time (sec)
Magics 22.03 27
Magics 23.0 4
その他のモジュール
Slice-Based TETRASHELLTM
モジュール
Slice-Based TETRASHELLTM を活用することで、鋳造ワークフローの改善に繋がります。
STLのファイルサイズを抑えることで、作業が円滑で早くなります。
TETRASHELLTM ストラクチャは、Magicsでプレビューとして確認ができ、STL変換はせずに直接 Materialise Build Processor でスライス処理されます。
*Materialise Build Processorとの互換性に関しては、技術サポート窓口までお問い合わせください。
Materialise Streamics
Materialise Streamics でパーツに挿入されたコメントが、注釈として表示されます。
重要なコメントを見逃すことがなくなります。
Simulation
1. キャリブレーションの準備: キャリブレーション用パーツがワンクリックでプラットフォームに追加されます。
2. *造形後のパーツを切断し、変位量を測定します。
3. キャリブレーション: 測定した変位量を入力し、キャリブレーションジョブを登録/実行すると、プロファイルが作成されます。
キャリブレーション 工程
キャリブレーション プロファイルを作成することで、次の内容を反映させたシミュレーションができます:
材料の違い
造形パラメータの違い
プリンタの違い
*キャリブレーションパーツには熱処理を実施しないでください。また、パーツは造形プレートから外さないでください。
シミュレーション
簡単にシミュレーション ジョブの登録が可能です。
結果の保存先を指定します。
キャリブレーションプロファイルを選択します。
ボクセルの大きさ(計算の精度)を定義します。
信頼のある企業 MSC Software - SimufactEngineering の Marc Solver を活用
… Prepare build Setup simulation Run simulation Analyze results Build
ジョブ マネージャ
全てのシミュレーション ジョブを1箇所で管理します。
ジョブの実行と進捗状況の確認ができます。
設定したシミュレーションの情報を表示します。
結果を直接Materialise Magics で開くことができます。
… Prepare build Setup simulation Run simulation Analyze results Build
結果 表示シミュレーション結果を表示/分析するための多様なツールがあります。
様々なシミュレーション結果に応じたカラーマップを表示することができます*。
サポート削除の影響も含め、積層されていく計算結果の分析が可能です。
解析結果の値をローカルで表示したり、カラーマップの表示範囲を編集することができます。
元のパーツと比較してパーツの変形を分析することができます。
シミュレーション結果はSGモードでも表示することができます。
… Prepare build Setup simulation Run simulation Analyze results Build
* 特許出願中
詳細は、技術サポート窓口に
お問い合わせくださいmaterialise.com/ja