local good yokohama説明資料 v.08

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1 このまち・わたしから未来を創る LOCAL GOOD YOKOHAMA http://yokohama.localgood.jp

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Government & Nonprofit


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横浜市内の地域課題を見える化し、市民参加型で解決していくウェブサイト「LOCAL GOOD YOKOHAMA」(ローカルグッドヨコハマ)が6月12日にオープン。

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Page 1: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

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このまち・わたしから未来を創る

LOCAL GOOD YOKOHAMA

http://yokohama.localgood.jp

Page 2: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

!▽横浜の地域課題を解決するための新しい仕組づくり(2013年10月~)「横浜コミュニティプラットフォーム」構築事業

『LOCAL GOOD YOKOHAMA』について

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・アクセンチュア株式会社のCSRとして「プロボノ」「資金」的な支援を受けて、 横浜市政策局、横浜市立大学影山研究室、ヨコハマ創造都市センター、富士ゼロッ クスなどの協力を得て企画を推進。6月にWEBサイト公開、9月に本格稼働開始。・横浜市「共創フロント」案件。多様な主体の参加の仕組みづくりを目指す。

・少子化・超高齢化社会、環境未来都市の構築などの横浜の全市的課題の「見える 化」と、課題解決主体の取り組みを地域社会と共有する基盤をつくる。

・市内各地域の課題を税金に頼らず、必要な人的、物的、財的資源を集め解決する 「コミュニティ経済」の構築を目指す。 !・横浜で構築する情報基盤・運営手法を他の都市でも広く使えるようにする。

Page 3: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

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【はじめに】 起点となる問題意識

横浜の未来のために 超高齢・人口減少社会における「新しい公共」を形成することが必要 「新しい公共」を形成するためには「コミュニティ経済」が重要!税収が減り、社会コストが増える中、公益を担保していくためには、地域に住み暮らす市民や企業が、地域のことに意識を持ち、それぞれができる範囲で時間・知恵・お金を「投資」をすることができるかどうかにかかっている。

「理解」= LOCALに対する考え方、コンセプト 「動く」= 行動指針、参加の仕組みの設計、多様な主体との連携      WEB基盤の構築・学びと連携、創発の場づくり

そのために、我々はLOCALをどう「理解」し、LOCALをGOODにするためにどう「動く」のか?

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【全体をつらぬく考え方】 ポイントは?

地域の「GOOD=ステキないいコト」に参加!

横浜の「公益の増進」に多くの市民・企業が参加するためには?→市民・企業の意識・スタイルの転換のきっかけをつくる

!地域に暮らすヒトたち・横浜の企業たちの

「地域参加型のライフスタイル/ワークスタイル」をつくりたい

地域をよくする活動をみんなで応援!

ひとりひとりができるコトがあるよね ♪ ICTを活用した参加の仕組みをつくり→ アクションにつなげる

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【目指す横浜の未来像】『誰もが安心と希望を実感でき、人も企業も輝く横浜』の実現

『創造』 ~オール横浜の力を結集し、新たな価値を創造する   オール横浜の知恵や力を結集し、不可能を可能に   ○ 地域課題を解決できるポテンシャルを持つ人・団体をネットワーキングし、   地域魅力の創造、課題の解決を行うための「新たな公民連携手法」を開発   ○ 市民や企業の相互交流の場を設定し、課題解決プロジェクトをみんなで考え、    応援することの「きっかけ」を多様につくる

参考▽新たな中期計画(横浜市政策局) http://bit.ly/1kVt85N ・2014年度に策定・2025年を見据えたまちづくり戦略と次の4年間の取り組みを示す▽横浜会議: http://bit.ly/1uysKPu

革新的な「価値創造社会」を実現する! Value Creation Society

文化力を強化し世界へ発信する! Power of Culture

変化に適応する「動的全体最適」な仕組みを構築する! Dynamic Total Optimization

地域課題を解決するポテンシャルを持つヒトたちの情報共有の仕組みづくり政策の創造と協働のための「横浜会議2.0」を官民連携でつくろう

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1.  地域における現状と課題!

2.  地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム!

3.  情報コミュニケーション技術を活用~オープンシステム!

4.  “LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介

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1.地域における現状と課題 ~横浜市のかかえる政策課題

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地域課題の具体例超高齢・人口減少社会に臨む横浜が掲げる3つの政策課題

・古い市街地における急速な人口減少と高齢化!・空家、空地、空き店舗、耕作放棄地など利活用されない余剰空間の増加

・若者を中心とした無業や非正規就労者の増加!・障害者やシングルマザー、高齢者など働くことに困難を抱える層の増加!・生活保護を中心とした社会保障費の増大および、貧困の連鎖

・単身世帯が急増する中で家族の持つ社会的セーフティネットの機能が脆弱化

①まだら模様の人口減少社会の到来

②生産年齢人口減少下の高失業社会の到来

③社会的セーフティネットの脆弱化

環境未来都市の創造

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1.地域における現状と課題 ~横浜市のかかえる政策課題

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多くの市民が地域課題を「自分たちごと」として認識し、自ら課題解決に取り組むトレンドを生み出したい

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コミュニティ活動に市場経済の原理を導入。「コミュニティ経済」を拡大することで地域の課題解決アクションを持続可能に。

1.地域における現状と課題 ~課題解決のエンジンとなる「コミュニティ経済」

市場経済

コミュニティ活動

「地域コミュニティ」

「テーマコミュニティ」

「コミュニティカフェ」

「ワーカーズコレクティブ」

「コミュニティビジネス」

「中間的就労」

コミュニティ経済シェアする経済の拡大

市場経済の原理の導入「オープンデータ」

「オープンリソース」

「クラウドソーシング」

9「シェアオフィス」 「ファブラボ」

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1.地域における現状と課題 ~コミュニティ経済発展に向けて推察される仮説

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なぜ地域市民を巻き込んだ!新しい公共が実現しないのか? 参加するところが

ない

課題をみる場所が分からない

自分の声が届かない

これら課題を克服するために地域コミュニティを支えるプラットフォームが必要

市民の視点

地域活動とつながるきっかけ

ストック型・フロー型で地域情報を伝達

双方向のやりとりができる多様な参加の仕組み

Page 11: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

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1.  地域における現状と課題!

2.  コミュニティ経済を支えるプラットフォーム!

3.  情報コミュニケーション技術を活用~オープンシステム!

4.  “LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介

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2.地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム ~地域社会がめざす世界(エコシステム)

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参加できる

課題が見える

課題を集める

プロジェクト評価

プロジェクト検討

課題の掲載

課題のストーリー化

地域の声/データ収集

課題が解決された地域社会

プロジェクト実施クラウドファンディング/スキルストック

地域課題のデータを「見える化」課題解決プロジェクトを「見える化」

課題収集~編集(Write-a-thon/Edit-a-thon)

中間層(多くの市民)に地域課題を「自分たちごと」として認識してもらい、自らが課題解決にとりくむような

トレンドを生み出したい

フューチャーセッション/コラボリサーチ

オンライン

リアル

市民・企業が課題解決に参加

オンライン

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2.地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム~ 課題を集める:地域課題、市民の声、行政が持つ情報を収集・編集

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参加できる

課題が見える

課題を集める

市民の声を集めて 地域課題を「見える化」   ~課題と課題解決プロジェクトを収集・編集~

Write-a-thon Edit-a-thon

行政が保有する 地域情報を「見える化」   ~オープンデータも活用~

Data VisualizationInfographicsOpenData

社会のコンセプトデザイン、プロトタイプをつくれるライター・インタビューアーを育てたい

情報デザインのGOODモデルをつくりたい技術者(エンジニア)を育てたい

Page 14: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

2.コミュニティ経済を支えるプラットフォーム~課題が見える:地域課題/プロジェクト成果ダッシュボード

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• ユーザエクスペリエンス"

• パーソナライゼーション"

• セレンディピティ

参加できる

課題が見える

課題を集める地域課題や課題解決プロジェクトの成果をわかりやすく見せる

(ダッシュボード機能)

市民を惹きつける3つのポイント

地域課題の見える化• 課題解決プロジェクト"

• さまざまなデータを可視化"

• 最新のニュース

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2.地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム~参加できる:フューチャーセッション/コラボリサーチ

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参加できる

課題が見える

課題を集める

対話・共創の場づくり

フューチャーセッション (地域円卓会議) 行政、NPO、大学、企業、市民がそれぞれの知見を持ち寄り、地域課題解決に向けたプロジェクトの検討~評価を実施

多様なセクターとの協働による調査研究コラボリサーチ

Page 16: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

2.地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム~参加できる:クラウドファンディング/スキルストック

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参加できる

課題が見える

課題を集める

クラウドファンディング地域課題解決に向けたプロジェクトに投資する

スキルマッチング地域課題解決に向けて自分のスキルを活かす

9月スタート!

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1.  地域における現状と課題!

2.  地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム!

3.  情報コミュニケーション技術を活用~オープンシステム!

4.  “LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介

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Page 18: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

3.情報コミュニケーション技術を活用~オープンシステム   全国に広がるオープンシステム ~オープンソース/オープンリソースによるシステム構築

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Hacker

Hacker

civic tech

オープンリソース活用!クラウドソーシングによるシステム構築!

拡張性が高い

(機能を増やせる)

civic tech:市民がテクノロジーを活用して自分たちの住む街を改善する取り組み

Code ForKANAGAWA

研究者

研究者

地域貢献に意識がある技術者の力を「システム基盤」と「コンテンツ」づくりに活かす

Page 19: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

3.情報コミュニケーション技術を活用~オープンシステム   全国に広がるオープンシステム ~オープンソース/オープンリソースによるシステム構築

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ヨコハマ・アップス!:横浜市共創推進室が、デジタルハリウッド大学大学院、株式会社パソナテック、株式会社tvkコミュニケーションズ、一般社団法人リバースプロジェクトと連携して昨年度初開催したアプリ開発コンテスト。2014年度も開催予定。

http://www.city.yokohama.lg.jp/seisaku/kyoso/appcontest/

Code ForKANAGAWA

横浜オープンデータソリューション発展委員会:横浜市におけるオープンデータの利活用を推進する目的で2011年12月に設立。市と連携し、オープンデータを活用したアイデアソン、ハッカソン、街歩きなどの市民参加型イベントの企画、運営を行っている。

Code For Japan:市民がWEBサービスやアプリケーションをつくり、行政サービスを改善することを目指し、2013年11月2日に設立。各地のシビックテック・コミュニティを支援する「ブリゲート支援事業」、デザイナーやエンジニアを自治体に派遣する「フェローシップ事業」などに取り組んでいる。

Code For Kanagawa:市民と行政が協力し、ICTを使って市民の課題を解決することを目的に2014年3月に設立。神奈川県をフィールドに「エンジニアのための行政勉強会」「旧東海道&防災プロジェクト」「未病を実現するプロジェクト」「データビジュアライゼーション技術調査」などを検討・企画中。

連携するプロジェクト

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3.全国に広がるオープンシステム~日本全国への展開

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オープンソースを活用し各地域の“新しい公共”の担い手たちとの連携で

LOCAL GOOD を全国に広げていく!

(横展開を構想)

オープンソース化

IWAKI

AIZU

GIFU

KAWASAKI

Page 21: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

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1.  地域における現状と課題!

2.  地域コミュニティ経済を支えるプラットフォーム!

3.  情報コミュニケーション技術を活用~オープンシステム!

4.  “LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介

Page 22: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介~LOCAL GOODとは

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プロジェクト評価

プロジェクト検討

課題の掲載

課題のストーリー化

地域の声/データ収集

課題が解決された地域社会

プロジェクト実施参加できる

課題が見える

課題が集まる

このまち・わたしから未来を創る

LOCAL GOOD YOKOHAMA

http://yokohama.localgood.jp

Page 23: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介 ~オープンイノベーションによるプラットフォーム構築・運用

横浜コミュニティデザインラボ

地域課題編集者(エディター)市民 事業者

地域課題・ニーズの!情報連携

プロジェクトマッチング

情報発信 成果共有

寄付 支援

社会起業家

地域貢献企業!

地域NPOプロジェクト申込

プラットホームの仕組み作り支援

プロジェクトの!評価・検証

行政情報の提供

フューチャーセッション取り組みの評価・検証

地域課題の共有

地域課題を編集し社会につなぐ

地域課題解決KPI情報の共有

課題の見える化支援

Page 24: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

▽政策局●共創推進室:共創フロントに事業提案 (4/7)・共創案件として各区局、企業との連携調整・支援●政策支援センター!・政策課題に紐づくデータ提供、オープンデータの利活用!!▽経済局!

●経営・創業支援課 ・社会起業家を応援する「ソーシャルポートヨコハマ」との連携!

●企画課・「クラウドファンディングによる資金調達支援スキーム構築事業」との連携を検討

4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介 ~オープンイノベーションによるプラットフォーム構築・運用横浜市との連携

24市民局、都市整備局、区役所などの既存の施策との連携も検討していく"

Page 25: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介~GoogleEarth

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参加できる課題が見える課題を集める

GoogleEarthで課題解決の担い手の情報やLOCAL GOODな取り組みを紹介!

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4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介 ~GoogleEarth

参加できる課題が見える課題を集める

「LOCAL GOOD YOKOHAMAデジタルマップ」<概要>●横浜市の地域課題・課題解決の取り組み情報などをデジタル地球儀「Google Earth」にまとめ、自由に閲覧することができる。<制作メンバー> ●横浜コミュニティデザイン・ラボ ●首都大学東京 渡邉英徳研究室 ●協力機関 ・Code For Kanagawa !▽首都大学東京 渡邉英徳研究室について

渡邉英徳研究室+ネットワークデザインスタジオは、情報デザイン、ネットワークデザイン、Webアートを研究しています。グッドデザイン賞、日本賞、アルスエレクトロニカ、文化庁メディア芸術祭で受賞するなど国内外で高い評価を受けています。

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Page 27: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

======================================================================================================= インフォグラフィクス制作協力 : NDC Graphics データビジュアライズ制作協力: 矢崎 裕一(Code for Japan) デザイン監修   : 阿部 太一(デザインオフィスGOKIGEN)

4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介 ~インフォグラフィック/データビジュアライゼーション

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参加できる課題が見える課題を集める

Page 28: LOCAL GOOD YOKOHAMA説明資料 v.08

4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介 ~クラウドファンディング機能

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参加できる課題が見える課題を集める

9月スタート 横浜地域特化型

 ~クラウドファンディング機能~

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4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介 ~スキルマッチング機能

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参加できる課題が見える課題を集める

9月スタート!~スキルマッチング機能~

私は英語が話せます!話し相手になります!

地域に何か役に立てたら ♫

経営の相談に乗りますよ!

あなたが提供できる「スキル」を登録して、地域のステキな活動を応援しませんか?

特技が活かせて嬉しい♪

イラストが描けます!

WEBサイトつくります

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4.“LOCAL GOOD YOKOHAMA”のご紹介~ LOCAL GOODのめざす姿

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-7月以降、フューチャーセッション、エディター養成講座、データビジュアライズソン等を開催しますX

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日本経済新聞 地域経済 掲載日 2014年6月12日

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神奈川新聞  掲載日 2014年6月14日

LOCAL GOOD YOKOHAMAは、2014年6月2日に、横浜市政策局を通じて、市政記者クラブにプレスリリースを配信しました。記者発表資料はこちら↓ http://yokohamalab.jp/2014/06/02/9083/