itpro expo 2011 クラウド上での業務アプリ開発
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クラウド上で開発する上での疑問 1. クラウドのデータ移行? 2. クラウドの運用保守? 3. クラウドの障害対策・信頼性? 4. クラウドのセキュリティ? 5. クラウドのキャパシティー? 6. クラウドのパフォーマンスチューニング?TRANSCRIPT
クラウド上での業務アプリ開発
ITpro EXPO 2011
取締役 ソリューション部 部長 今岡 純二
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株式会社テラスカイ ご紹介①
社名:
所在地:
URL :
設立:
資本金:
代表者:
株式会社テラスカイ
〒 101-0032
東京都千代田区岩本町 3-9-17 スリーセブンビル 9F
http://www.terrasky.co.jp/
平成 18 ( 2006 )年 4 月
13,970 万円
代表取締役社長 佐藤 秀哉
Salesforce 認定 コンサルタント数 トップクラス
191 社 816 名中保有率 NO.2 のコンサルタント合格者:42名Salesforce 認定 デベロッパー数 トップクラス
156 社 564 名中保有率 No.4 のデベロッパー合格者:28名
*セールス フォース・ドットコム社ホームページ参照 ・ 【 2011 年 9 月 1 日現在】
*セールス フォース・ドットコム社ホームページ参照 ・ 【 2011 年 9 月 1 日現在】
*セールス フォース・ドットコム社ホームページ参照 ・ 【 2011 年 9 月 1 日現在】
Salesforce 認定 上級デベロッパー数 トップクラス
19 社 45 名中保有率 No.3 の上級デベロッパー合格者:3 名3
株式会社テラスカイ ご紹介②
業種・業態問わず、 600 件を超える Salesforce 導入実績
その他 多数
金融 医療
運輸
通信IT
不動産 教育 サービス
製造
<卓越したクラウド導入実績>
株式会社テラスカイ ご紹介③
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クラウド上で開発する上での疑問
1. クラウドのデータ移行?2. クラウドの運用保守?3. クラウドの障害対策・信頼性?4. クラウドのセキュリティ?5. クラウドのキャパシティー?6. クラウドのパフォーマンスチューニング?
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クラウドのデータ移行
データ移行ツール• 移行ツールの有無?/大量データへの対応は?• クラウドのストレージに対応したデータ変換も必要!
データ移行にかかる時間• 実際にかかる時間の計測は不可欠• 回線速度、実データ長、カラム数、実施時間帯、曜日
移行時の障害対策/制限事項• リハーサル環境/トレーニング等を考慮した計画• ネットワーク障害/ API コール数の制限
Force.com の場合…
・インポートウィザード・ Apex DataLoader・ EAI / ETL 製品
大量データの初期移行は難関!!
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クラウドの運用保守運用保守はとても楽!!
運用保守の負担
SaaS
PaaS
IaaS
低
高
監視対象 監視内容例 監視
サーバ CPU 使用率、メモリ使用率 ×
ストレージ ディスク使用率 ×
ネットワーク機器 ポート監視、稼働監視 ×
データベース 稼働監視、パフォーマンス ×
プラットフォーム イベントログ、サービス稼働監視 ×
ネットワーク パケット流量、エラーパケット、破棄パケット
×
ユーザアプリ Force.com 上に構築したアプリ ○
Force.com におけるシステム監視の例
これからの運用保守は何するの?
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クラウドの運用保守運用保守のあり方は変わる!
年 3 回バージョンアップ
新機能の評価・検証
ビジネスへの影響・変化
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クラウドの障害対策・信頼性データバックアップのレベルは柔軟に選択!
ツールを利用したバックアップ
EAI / ETL ツール より柔軟なスケジューリング、差分取得
Force.comが提供するユーザ向けバックアップCSV形式でデータをエクスポート 手動、週次、月次スケジューリング
Force.com によるバックアップトランザクションレベルのミラーリング データセンター間でのミラーリング
バックアップを復元する機能は提供されていない!!
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クラウドの障害対策・信頼性サービスの停止はある?
計画停止はある。ただし、停止時間はより短くなる方向へ!
trust.salesforce.com による情報公開世界中のインスタンスの稼働状況を確認することが可能
人気のある公開 API をモニタするサービス WatchMouse
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クラウドのセキュリティForce.com自体の脆弱性評価は不要!!
全てのコードの脆弱性
テスト
第三者機関による評価
高度なセキュリティ
セキュリティ対策は全く不要?
• セキュリティ設定ミス• SOQL インジェクション/ XSS• 共有ルールを逸脱したデータアクセス
ユーザが開発するアプリは必要!
企業が定めるセキュリティポリシーに対応可能かの事前確認は必須
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クラウドのキャパシティーデータ容量の見極めは重要!!
ランニング費用に直結!
種別 Enterprise Edition Unlimited Edition
データストレージ ユーザあたり 20MB または 1GB 以上
ユーザあたり 120MB または 1GB 以上
ファイルストレージ ユーザあたり 612MB または 11GB 以上
ユーザあたり 612MB または 11GB 以上
Force.com におけるストレージ容量
容量の算定方法を知っておく!
Force.com の場合(データストレージ)
一部の例外を除き 1 レコードを2 KB で計算
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クラウドのキャパシティーUI マッシュアップ!!
契約者 満期情報契約情報主契約特約
満期情報貸付・解約
MashUp サーバ
基幹システム DBホスト
etc
データ連携
ファイル転送 ファイル転送
Force.com連携用
MashUp連携用
etc
データ連携
利用者
リンクをクリック
( ORACLE )
1
2
3
Force.com
必要データの取得
画面( HTML )をレスポンス
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クラウドのキャパシティークラウドを適材適所で使い分け!!
写真・ドキュメントS3
Amazon Simple Storage Service
バックアップ
データ連携のクラウドサービス
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クラウドのパフォーマンスチューニングユーザレベルでチューニングできる余地は少ない!!
チューニングできる余地
SaaS
PaaS
IaaS
少ない
多い
プラットフォームの特性を知る Force.com は RDBMS の特性に近い
特性を知る
• RDBMS•分散 KVS
影響の要因
• ユーザ数• レコード数• アクセスコントロール
何ができる
• セグメント化• ティアリング• インデックス
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クラウドのパフォーマンスチューニングクラウドの制限と上手く付き合う!!
説明 制限
1 回のトランザクションで実行できる SOQL クエリの合計回数 100
1 回のトランザクションで SOQL クエリにより取得できる合計レコード数 50,000
1 回のトランザクションで実行できる DML文の合計回数 150
1 回のトランザクションで実行可能なステートメント数 200,000
1 回のトランザクションで消費できるメモリヒープサイズ 3 MB
Force.com における代表的なガバナ制限
パフォーマンス良いアプリを作るうえでの指針!!
どのクラウドにも制限はある
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Q& A セッション
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Force.com のすべて ~ 設計・開発 実践マニュアル ~
テラスカイ 今岡 純二 (著 )セールスフォース・ドットコム ( 監修 )
2011 年 10 月 23 日発行
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株式会社テラスカイ今岡 純二
ご清聴ありがとうございました