~「(仮称)私のまちづくり条例」に関する市民...
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平成27年7月4日(土)
~「(仮称)私のまちづくり条例」に関する市民ワークショップ~
千葉市長 熊谷 俊人
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皆さんならどのように課題を解決しますか?
公園の木を剪定するか否か?どうすれば皆が納得できますか?(P3)
現在(P4)
今後(P5)
まちづくりの定義
「まちづくり」って何でしょう? (P6)
現在の千葉市
多様な地域課題と市民の意識(P7)
千葉市市民参加及び協働に関する条例 (P8)
市民団体やNPOの活躍(P9)
千葉市の将来見通し
将来見通し≪人口減少社会と少子超高齢社会≫ (P10)
将来見通しから予想されること (P11)
これからの千葉市
千葉市が目指す理想のまち≪新基本計画≫(P12)
これからのまちづくりの主役は市民!(P13)
今進めている取組み① ≪ちばレポ≫(P14)
今進めている取組み② ≪市民シンクタンク≫(P15)
今進めている取組み③ ≪オープンデータの推進≫(p16)
ワークショップに期待すること(P17)
条例制定までの工程表(予定)(P18)
テーマ
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皆さんならどのように課題を解決しますか?
防犯のためにすべて剪定して!
行政
自然を守りたいから剪定しないで!
課題 公園の木を剪定するか否か? どうすれば皆が納得できますか?
どうする?
公平・公正 画一的な基準 優先順位
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皆さんならどのように課題を解決しますか?
現在
行政の決定に納得できますか?
納得?
A 防犯のためにすべて剪定して!
B 自然を守りたいから剪定しないで!
行政
個人の意見
個人の意見
行政の決定
基準による判断
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皆さんならどのように課題を解決しますか?
今後
地域の総意だから「行政の決定」と「参画」に納得できます。
A 防犯のためにすべて剪定して!
B
自然を守りたいから剪定しないで!
行政
総意の尊重 基準による判断
防犯第一!死角となる場所は剪定!それ以外は保護!(剪定方法の注文)
剪定を決定!
ただし、基準の範囲で剪定。(そこまでの注文には…)
総意
私たちで納得できるように剪定しよう!
参画 参画とは 意見を述べたり、自らまちを良くするために行動することをいいます。
納得!
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「まちづくり」って何でしょう?
建築物の建て方や道路・公園の配
置などの都市計画の分野から取り組
むまちづくりです。
市民同士、団体同士、市民と団体
間において、連携や意見交換を図り
ながら地域の課題を解決し、理想の
まちを実現するために取り組むまち
づくりです。
都市のデザインを考えるまちづくり 市民一人ひとりからはじまるまちづくり
まちづくりとは、「よいまち」を「つくる」ことです。
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多様な地域課題と市民の意識
ある
31.0%
時々ある
52.9%
ほとんどな
い
16.1%
あなたは身近な地域の課題について考えること
はありますか?
地域が抱えている課題、市民により感じている課題は多様です。これらの地
域課題に対する意識調査によると、8割超の市民が地域課題について考えることがあり、市民の意識の高さが伺えます。
27.3.1~7 インターネットモニター(1,214人回答)より
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協働とは? 市民と市が共通の目的を達成するために、互いに主体性・自主性を尊重しながら協力すること。
市民参加とは? 市民が自己の意思を市の施策に反映させるために意見を述べ、又は提案すること。
千葉市市民参加及び協働に関する条例
平成20年に「千葉市市民参加及び協働に関する条例」を制定し、市民参加と
協働による“市民主体”の活力あるまちづくりを推進してきました。
例えば...協働事業提案制度(課題解決型)
市民参加と協働によるまちづくりは “市民主体”とまでは至っていない。
テーマ ごみ減量の
推進
意見・提案
協力
市の生ごみ減量施策に関する講習
生ごみ減量化の知識と手法の説明
段ボールコンポストの作成
生ごみ減量研究会
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市民団体やNPOの活躍
一方で、自治会等の市民団体が様々な地域課題の解決のために活躍したり、NPOが特定の分野で独自のサービスを提供しています。 このような活動は、市民が市民のために公共サービスを実施し、まちづくりを行っている取組みといえます。
矢作台 町内会
課題 まちの危険な場所をみんなで共有すれば安心して暮らせるのに!
防災マップの作成
NPO法人 ふれあい千葉
見守りダイヤルの開設
課題 私たちのまちも孤独死が身近な問題に!
市民活動団体
里親家庭への支援
課題 親と暮らせない子も愛情に包まれながら、地域で生活できるように!
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将来見通し≪人口減少社会と少子超高齢社会≫
千葉市の人口は、5年後をピークに減少に転じます。20年後には現在より6万人減少し、3人に1人が65歳以上となります。15-64歳の労働力人口も8万人減少します。0-14歳の若年層人口も4万人減少します。
年齢区分別の将来人口推計
123 116 84
594 582 511
142 132
133
109 144 179
26.0 28.4
34.4
61.4 59.8
56.3
0.0
15.0
30.0
45.0
60.0
75.0
90.0
0
200
400
600
800
1000
1200
平成27年 平成32年 平成47年
(%) (千人)
75歳-
65-74歳
15-64歳
0-14歳
高齢化率(65歳‐)
労働力人口率(15‐64
歳)
968 974
907
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将来見通しから予想されること
人口減少社会、少子超高齢社会の到来やその他の様々な要因により、地域課題の増加・多様化・高度化が考えられます。 これらの地域課題を解決するために、行政は新たな取組みも行わなければいけません。
地域課題
増 加
多様化
高度化
行政 ・新たな課題への対応 ・既存の行政サービスも維持
市民 ・行政サービスの維持に協力。 ・一人ひとりができることを担う。 ・市民同士で連携・協力する。 ・地域の課題は地域で取り組む。
様々な要因 ・人口減少 ・少子超高齢社会 ・社会保障費の増加 ・労働力人口の減少 ・地域への関心の低下 ・地域コミュニティの つながりの希薄化 ・地域の担い手不足 ・自治会離れ 等々
税収が増加しない中で、これまで以上に課題に対応するためには、市民一人ひとりの 協力が必要です。
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千葉市が目指す理想のまち≪新基本計画≫
千葉市では新基本計画に基づき、「まちづくりを支える力」を強くし、3つのまちの個性実現を目指しています。
未来をつくる 人材が育つまち
みんなの力で 支えあうまち
訪れてみたい 住んでみたいまち
様々な主体の連携が織りなす「まちづくりの底力」
まちづくりを支える力
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これからのまちづくりの主役は市民!
「まちづくりを支える力」を強くするために、これまでの参加協働を一歩進
め、市民は主役として、行政は市民を支えるプラットホームとしての役割を担います。
1. まちづくりに対する当事者意識
2. 主体的な取組み
3. 市民同士の協力・連携
主役 ~一人ひとりが地域の主役へ~
1. 市民の主体性を活かす支援
2. さらなる情報公開の推進
3. 市民だけでは解決できない課題に取組む
プラットホーム(活動する市民を支える基盤) ~支援する立場へ~
市民
行政
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今進めている取組み① ≪ちばレポ≫
ちば市民協働レポート(通称ちばレポ)とは、市内で起きている様々な課題をICT(情報通信技術)を使って、市民がレポートすることで市民と市、市民と市民の間でそれらの課題を共有し、合理的、効率的に解決することを目指す仕組みです。
千葉市役所ホームページから登録できます!
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今進めている取組み② ≪市民シンクタンク≫
市民シンクタンクとは、研究テーマについて知識・関心のある公募による研究員が、自主運営によるグループワーク等を通じ、政策提言をとりまとめ、さらに、その提言の実現に向け、様々な活動に主体的に参画する仕組みです。
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今進めている取組み③ ≪オープンデータの推進≫
オープンデータとは、行政の持つ情報を誰もが利用しやすい形で積極的に公開、提供するものです。課題、課題に対する取組み、成果を公開することで、効果的な取組みの検討等にも活用できます。
(例)美浜区地域カルテ ≪犯罪発生件数と防犯ウォーキング登録の割合≫
犯罪発生件数のデー
タ公開
防犯ウォーキングへ
の参加
効果の検証と公開
地域カルテの作成
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ワークショップに期待すること
• 千葉市を良いまちにするためには、行政の役割も必要ですが、皆さんが主役となってまちづくりに取り組むことも必要です。
• ワークショップでは、「市民と行政の新たな関係性」「市民にできること」「市民が行政に期待すること」とは何かを語り合いたいと考えています。
• 語り合った想いを明文化して共有することで、市民の行動を支える裏付けにしたいと考えています。
• 千葉市の新たなまちづくりは、このワークショップから始まります。まちづくりの「主役」として、これからの千葉市について大いに語り合いましょう!
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条例制定までの工程表(予定)
条例制定までの工程は以下のとおり予定しています。
3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 4
多くの市民の想いを集める 推進会議での検討想いの集約・
条例のたたき台
の作成
(3/1~3/7)
インターネットモニター
★市民ワークショップ 市民参加協働推進会議へ諮問
市民参加協働推進会議から答申
パブリックコメントの実施
議会での審議・議決
団体インタビュー
区民対話会
意見募集
市長出前トーク
ワークショップ
条例のたたき台の作成
PTでの意見集約
条例(案)の作成
条例(案)の作成
パブリックコメント
平成26年度 平成27年度 平成28年度
議会
平成29年度
条例施行
日
程
条例制定までの工程(予定)
プロセス