私のi.m.a.c ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

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光岡 太郎 プランナー プランナーの思考や仕事の仕方について VOL.02 私のi.M.A.C 29 October 2013

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CAPS association inc. プランナー 光岡太郎 社内向けプレゼンテーションで使用したスライドです。 アイデアを共有する場「CAPS Presentation Room」 http://www.caps-association.co.jp/lab/02085/

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Page 1: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

光岡 太郎プランナー

プランナーの思考や仕事の仕方についてVOL.02

私のi.M.A.C

29 October 2013

Page 2: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

アンケート結果

「相互受容」の話が中途半端だった。具体的にどう落とし込むか聞きたい。

「プランナー的なもの見方」について内容が薄かった。もっとちゃんと聞きたい。

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全体の話の流れ

プランナーとは?

仕事のプロセス

ものの見方その1

ものの見方その2

ものの見方その3

プレゼンター
プレゼンテーションのノート
Page 4: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

プランナーの仕事

Planner

プランナーとは

プランを立てる人

仕組みをつくる人

Page 5: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

プランナーの仕事プランナーとは

新しい価値をつくる

製品・サービスの理解者を増やす

共有したゴールに応じて目標に届く仕組みを考える。

価値観・世界観を共有する

製品・サービスを売る

製品・サービス・企業などへの共感者を増やす

製品・サービス・企業を知らせる

ビジネスモデルをつくる

Page 6: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

プランナーの仕事仕事のプロセス

ゴールの共有

情報の整理

メッセージと仕組みのベースづくり

制作・構築・基本性能や企業の中での目論見の理解

・企業内の推進体制の理解・製品・サービスの強みや弱みの把握

・競合のベンチマーク・情報整理

・差別化ポイントの明確化・ターゲットインサイトの考察・サクセスシナリオのシミュレーション など

Page 7: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

プランナーの仕事仕事のプロセス

ゴールの共有

情報の整理

メッセージと仕組みのベースづくり

制作・構築・課題とその解決の方向性共有・コンセプトや展開テーマ策定・ユーザーシナリオの設定・媒体の選択・メッセージのビジュアル化・表現の方向性、考え方・各コンテンツ構成・PDCAをまわすための目安設定

・予算、推進スケジュールなど

Page 8: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

プランナーの仕事仕事のプロセス

物事は抽象化をして本質を見る

ものの見方その1

常識にとらわれ過ぎないで見る

ものの見方その2

他人の意見をまず肯定的に見る

ものの見方その3

ゴールの共有

情報の整理

メッセージと仕組みのベースづくり

制作・構築

Page 9: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

プランナーの仕事仕事のプロセス

物事は抽象化をして本質を見る

常識にとらわれ過ぎないで見る

他人の意見をまず肯定的に見る

ものの見方その1

ものの見方その2

ものの見方その3

ゴールの共有

情報の整理

メッセージと仕組みのベースづくり

制作・構築

Page 11: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

抽象化のトレーニングものの見方その1:物事は抽象化をして本質を見る

映画「そして父になる」チラシ:表

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進撃の巨人ものの見方その1:物事は抽象化をして本質を見る

調査兵団

生きる意味、存在の意味

巨人の存在

仲間の裏切り壁の存在

仲間の死変異種の登場

階級社会戦いの葛藤

壁の秘密 肉親の死

不条理 の連鎖

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そして、父になるものの見方その1:物事は抽象化をして本質を見る

人は、子どもが生まれただけで人の親になれるわけではない。

人はあらかじめ何者になるか決まっておらず、状況次第で何者にもなる可能性がある。

対自存在人の本性(=本質)は存在せず、

その後にその人が自ら選択した行為によって、その人が何者であるかが定義される。

実存は本質に先立つ。

Page 16: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

抽象化する理由ものの見方その1:物事は抽象化をして本質を見る

目に見えている情報を概念的に整理し、一片の矛盾もない

ロジックを組むため。

Page 17: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

抽象化する理由ものの見方その1:物事は抽象化をして本質を見る

起きていること、やりたいことを抽象化し、課題を解決する最適な仕組みを考える。

INPUT

OUTPUT

Page 18: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

抽象化する理由ものの見方その1:物事は抽象化をして本質を見る

日本一 それはどういう状態か?・そういう基準があったか?・売上か?店舗数か?・人気ランキングか?・来店者数か?・メニュー数か?・料理評論家の評価か?

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メッセージや仕組みを考える上での前提ものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

ゴールの共有

情報の整理

メッセージのベースづくり

制作・構築

物事は抽象化をして本質を見る

常識にとらわれ過ぎないで見る

他人の意見をまず肯定的に見る

ものの見方その1

ものの見方その2

ものの見方その3

Page 20: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

メッセージや仕組みを考える上での前提ものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

心を動かす心が動かされるから体験したくなる、

企業や人が好きになる。

理性や感性に響いて人を振り向かせるメッセージづくり

Page 21: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

メッセージや仕組みを考える上での前提ものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

普通のことをしても、ほとんど伝わらない。

想像を超えること、想定の範囲外であること。

子どものものと思っていた

女性がやるものと思っていた

そんな使い方、知らなかった

悪いと思っていた

もう古いと思っていた

忘れ去っていた

Page 22: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

自分が違和感を感じるものに想像を超えるものの源泉がある。

メッセージや仕組みづくりのベースものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

Page 23: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

結果的に受け手の想像を超えるメッセージが

できたとして、その必然性は後でいくらでも

説明がつく。

でも発想するときは常識の枠を外さないとダメ。

メッセージや仕組みづくりのベースものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

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自分の中の違和感を気にする。

ゴールを共有するための“質問力”につながる。

ゴールを共有する“質問力”ものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

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ものの見方その2:常識にとらわれ過ぎないで見る

相手と自分の共通点を見つけてそこから話を引き出す。

自分が違和感を覚えたポイントをどんどん訊いていく。

ゴールを共有する“質問力”

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ゴールを共有するためにTopic 2:プランニングのCOREとなるもの

ゴールの共有

情報の整理

メッセージのベースづくり

制作・構築

物事は抽象化をして本質を見る

常識にとらわれ過ぎないで見る

他人の意見をまず肯定的に見る

ものの見方その1

ものの見方その2

ものの見方その3

Page 27: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

バトンを渡すためにものの見方その3:他人の意見をまず肯定的に見る

自分が違和感を感じるものに想像を超えるものの源泉がある。

+ハウスプランナーとしての

立ち位置

他人の意見はなるべく肯定的な気持ちで聴く

Page 28: 私のi.M.A.C ― プランナーの思考や仕事の仕方について ― vol.02

どうも、ありがとうございました!