~初心からのスタート~...

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指導スタッフ 東京芸大の卒業生と現役学生によって構成されたスタッフが、初心からの実技指導にあたります。 実績として、東京芸大や京都工芸繊維大など例年多数の現役合格生を輩出しています。 思 い 、描き、語ろう まだ見ぬ空間を 建築専攻の入試では、入学後の建築設計に必要な素 養を養うための実技試験を行う大学が増えてきてい ます。その素養とは、立体空間に対する発想力と把 握力、そして伝えるための表現力です。それは、魅 力的な建築を生み出すうえでの着想の源泉なので す。入試対策を通じて、建築の世界に足を踏み入れ る第一歩を、一緒に踏み出してみませんか。 設置クラス 高3生・高卒生 高2生 高3生・高卒生 高2生 芸大系日曜専科 芸大系高2日曜専科 工学部系日曜専科 日曜 日曜 日曜 日曜 9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00 建築 専攻 講師 東京芸大建築卒 東大大学院在籍 東京芸大建築在籍 東京芸大建築卒 東京芸大建築在籍 東大大学院修 東京芸大建築在籍 井村 正和  後藤 宏輔 島津 利奈 下里 杏奈 松井 一将 渡辺 一生 若尾 和真 名古屋造形大大学院洋画修 齊藤 大二 チューター (2019年12月現在・50音順) 工学部系高2日曜専科 86

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Page 1: ~初心からのスタート~ 建築art.kawai-juku.ac.jp/.../pdf/nagoya_course_architecture.pdf建築 芸大系・工学部系 建築専攻の実技対策 建築専攻の実技入試で必要とされる感覚と技術とは、どちらも基本的なものです。なぜなら、建築専攻で求められている

指導スタッフ 東京芸大の卒業生と現役学生によって構成されたスタッフが、初心からの実技指導にあたります。実績として、東京芸大や京都工芸繊維大など例年多数の現役合格生を輩出しています。

思い、描き、語ろうまだ見ぬ空間を

建築専攻の入試では、入学後の建築設計に必要な素養を養うための実技試験を行う大学が増えてきています。その素養とは、立体空間に対する発想力と把握力、そして伝えるための表現力です。それは、魅力的な建築を生み出すうえでの着想の源泉なのです。入試対策を通じて、建築の世界に足を踏み入れる第一歩を、一緒に踏み出してみませんか。

芸大系日曜専科・高2日曜専科 工学部系日曜専科・高2日曜専科

● 入塾ガイダンス● 第1回全統共通テスト模試● 夏期 建築・名市大ゼミ

● 保護者会(三者面談)● 大学入学共通テスト出願● 秋期 建築・名市大ゼミ● 第3回全統共通テスト模試● 全統プレ共通テスト

年間カリキュラム

1学期

2学期夏期講習

● 大学入学共通テスト● 修了会

3学期

● 第2回全統共通テスト模試

冬期講習

春期講習

直前講習(高2日曜専科は除きます)

● デッサン基礎課題● 静物デッサン導入● 想定デッサン導入● 各種レクチャー● 建築写生

[実技基礎]~初心からのスタート~

● デッサン基礎課題● 静物デッサン導入● 想定デッサン導入● 各種レクチャー● 建築写生

[実技基礎]~初心からのスタート~

● 建築事例見学● 三者面談● 過去問対策● 小論文対策

[大学別対策開始]~図形問題対策など~

● 建築事例見学● 三者面談● 学校推薦型選抜対策● 過去問対策

[専門対策開始]~大学別実技対策~

[演習型対策]● 個人面談● 大学別専用課題

[演習型対策]● 個人面談● 大学別専用課題

立方体などの幾何形体をモチーフとして、遠近法のレクチャーなどを行います。

近隣の世界的建築家の作品を訪れ、実際に空間を体感します。

知識の習得

建築見学

単純な形態の組み合わせを通じて、デッサンの基本を身につけます。

静物モチーフよりも大型のモチーフ描写を通じて、空間表現を追求します。

大型モチーフ課題

デッサン基礎市内の有名建築の写生を通じて、大スケールの描写も行います。

三面図課題などを通じて、異なる形式の空間表現を習得します。

空間理解演習

建築写生

設置クラス

高3生・高卒生

高2生

高3生・高卒生

高2生

芸大系日曜専科芸大系高2日曜専科工学部系日曜専科

日曜日曜日曜日曜

9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00

建築 専攻

Q1: 美大の建築は他とどう違う?A1 : 最大の違いは、教育における設計課題と座学(授業)の配分の違いです。美大では、設計課題が常に学生生活の中核にあり、座学(授業)をそのかたわらで受けることになります。工学部では、座学が中心となって、限定的に設計課題を行うことになります。美大は建築設計に特化した場であり、工学部はそれ以外も含めた建築を学ぶ場です。モノをつくりながら考えていくのが美大、モノを測りながら考えていくのが工学部といえるでしょう。

Q2: 美大に進むうえでのメリットとデメリットは?

A2 : メリットは、モノをつくる毎日の中で学生生活が送られることです。それはまた、就職時に設計分野に進むうえで、明らかに有利な状況を意味します。デメリットは、設計以外の分野に対する発展的な研究がしにくい点です。ただし、卒業時の取得資格については両者の違いはなく、4年間で設計以外の分野についても等しく学びます。

Q3: 学科と実技、どちらが大事?A3 : 「どちらも」です。とはいえ、美大の建築では学科試験が大学入学共通テストのみの場合もあり、文系からの合格者もいる状況です。学科と実技の双方に対して、バランス良く対策をすることが重要です。

Q4: 現役合格はできますか?A4 : できます。当専攻では例えば、過去5年間で東京芸術大学の建築科に9名の合格事例がありますが、そのうち5名は現役合格です。さらに、対策期間だけで言えば、1年間の対策での合格者は6名となります。また、東京芸術大学でも、1学年15名のうち半数程度が現役合格者です。

● 講師東京芸大建築卒

東大大学院在籍

東京芸大建築在籍

東京芸大建築卒

東京芸大建築在籍

東大大学院修

東京芸大建築在籍

井村 正和 後藤 宏輔島津 利奈下里 杏奈松井 一将渡辺 一生若尾 和真

名古屋造形大大学院洋画修齊藤 大二● チューター

(2019年12月現在・50音順)

工学部系高2日曜専科

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Page 2: ~初心からのスタート~ 建築art.kawai-juku.ac.jp/.../pdf/nagoya_course_architecture.pdf建築 芸大系・工学部系 建築専攻の実技対策 建築専攻の実技入試で必要とされる感覚と技術とは、どちらも基本的なものです。なぜなら、建築専攻で求められている

指導スタッフ 東京芸大の卒業生と現役学生によって構成されたスタッフが、初心からの実技指導にあたります。実績として、東京芸大や京都工芸繊維大など例年多数の現役合格生を輩出しています。

思い、描き、語ろうまだ見ぬ空間を

建築専攻の入試では、入学後の建築設計に必要な素養を養うための実技試験を行う大学が増えてきています。その素養とは、立体空間に対する発想力と把握力、そして伝えるための表現力です。それは、魅力的な建築を生み出すうえでの着想の源泉なのです。入試対策を通じて、建築の世界に足を踏み入れる第一歩を、一緒に踏み出してみませんか。

芸大系日曜専科・高2日曜専科 工学部系日曜専科・高2日曜専科

● 入塾ガイダンス● 第1回全統共通テスト模試● 夏期 建築・名市大ゼミ

● 保護者会(三者面談)● 大学入学共通テスト出願● 秋期 建築・名市大ゼミ● 第3回全統共通テスト模試● 全統プレ共通テスト

年間カリキュラム

1学期

2学期夏期講習

● 大学入学共通テスト● 修了会

3学期

● 第2回全統共通テスト模試

冬期講習

春期講習

直前講習(高2日曜専科は除きます)

● デッサン基礎課題● 静物デッサン導入● 想定デッサン導入● 各種レクチャー● 建築写生

[実技基礎]~初心からのスタート~

● デッサン基礎課題● 静物デッサン導入● 想定デッサン導入● 各種レクチャー● 建築写生

[実技基礎]~初心からのスタート~

● 建築事例見学● 三者面談● 過去問対策● 小論文対策

[大学別対策開始]~図形問題対策など~

● 建築事例見学● 三者面談● 学校推薦型選抜対策● 過去問対策

[専門対策開始]~大学別実技対策~

[演習型対策]● 個人面談● 大学別専用課題

[演習型対策]● 個人面談● 大学別専用課題

立方体などの幾何形体をモチーフとして、遠近法のレクチャーなどを行います。

近隣の世界的建築家の作品を訪れ、実際に空間を体感します。

知識の習得

建築見学

単純な形態の組み合わせを通じて、デッサンの基本を身につけます。

静物モチーフよりも大型のモチーフ描写を通じて、空間表現を追求します。

大型モチーフ課題

デッサン基礎市内の有名建築の写生を通じて、大スケールの描写も行います。

三面図課題などを通じて、異なる形式の空間表現を習得します。

空間理解演習

建築写生

設置クラス

高3生・高卒生

高2生

高3生・高卒生

高2生

芸大系日曜専科芸大系高2日曜専科工学部系日曜専科

日曜日曜日曜日曜

9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00 9:30~18:00

建築 専攻

Q1: 美大の建築は他とどう違う?A1 : 最大の違いは、教育における設計課題と座学(授業)の配分の違いです。美大では、設計課題が常に学生生活の中核にあり、座学(授業)をそのかたわらで受けることになります。工学部では、座学が中心となって、限定的に設計課題を行うことになります。美大は建築設計に特化した場であり、工学部はそれ以外も含めた建築を学ぶ場です。モノをつくりながら考えていくのが美大、モノを測りながら考えていくのが工学部といえるでしょう。

Q2: 美大に進むうえでのメリットとデメリットは?

A2 : メリットは、モノをつくる毎日の中で学生生活が送られることです。それはまた、就職時に設計分野に進むうえで、明らかに有利な状況を意味します。デメリットは、設計以外の分野に対する発展的な研究がしにくい点です。ただし、卒業時の取得資格については両者の違いはなく、4年間で設計以外の分野についても等しく学びます。

Q3: 学科と実技、どちらが大事?A3 : 「どちらも」です。とはいえ、美大の建築では学科試験が大学入学共通テストのみの場合もあり、文系からの合格者もいる状況です。学科と実技の双方に対して、バランス良く対策をすることが重要です。

Q4: 現役合格はできますか?A4 : できます。当専攻では例えば、過去5年間で東京芸術大学の建築科に9名の合格事例がありますが、そのうち5名は現役合格です。さらに、対策期間だけで言えば、1年間の対策での合格者は6名となります。また、東京芸術大学でも、1学年15名のうち半数程度が現役合格者です。

● 講師東京芸大建築卒

東大大学院在籍

東京芸大建築在籍

東京芸大建築卒

東京芸大建築在籍

東大大学院修

東京芸大建築在籍

井村 正和 後藤 宏輔島津 利奈下里 杏奈松井 一将渡辺 一生若尾 和真

名古屋造形大大学院洋画修齊藤 大二● チューター

(2019年12月現在・50音順)

工学部系高2日曜専科

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建築

Page 3: ~初心からのスタート~ 建築art.kawai-juku.ac.jp/.../pdf/nagoya_course_architecture.pdf建築 芸大系・工学部系 建築専攻の実技対策 建築専攻の実技入試で必要とされる感覚と技術とは、どちらも基本的なものです。なぜなら、建築専攻で求められている

建築 芸大系・工学部系建築専攻の実技対策 建築専攻の実技入試で必要とされる感覚と技術とは、どちらも基本的なものです。なぜなら、建築専攻で求められているのは基本的な立体把握能力と、コミュニケーションのための表現力だからです。当専攻では、まずそれらについて論理的な説明を行います。そのうえで、さまざまな課題を通じて反復することで、1年間で必要なレベルまで到達することをめざします。ここで示されている作品はいずれも、1年間の対策の結果です。

当専攻では、描写課題だけではなく、立体物の形状の見え方に対する正確な理解や、それを描写を通じて表す技術についてのレクチャーなども行います。

立体表現演習課題

4. 空間構成課題です。まったくの想像で、1000㎥の内部空間を描くという過去問です。

5. 空間構成課題です。こちらの課題では、ある角度から照射された際にできる陰影の形状を元に、3種類の幾何形体の形状と配置を想定しています。

6. 空間構成課題の対策では、単純な幾何形体を正確に、なおかつ空間的に構成することが求められます。この作品は、そうした基礎訓練において制作されたものです。

7. 1学期には、鉛筆デッサンを通じて、ゼロからのスタートで観察・描写のトレーニングを段階的に進めていきます。

8. 京都工芸繊維大学で過去に出題された課題の作品です。身近なモノを用いて顔を制作するという課題に対して、立体的な構成をわかりやすく伝えています。

1. 画材に慣れる。異なる堅さの鉛筆で、どこまで階調をつくることができるかというトレーニングです。画材については、すべて基本から習得します。

2.さまざまな形態や素材における陰影表現の追求。実際の風景を写すだけでなく、光の方向などから論理的に理解したうえで描写するためのトレーニングです。

3. 三面図を用いて、図面から立体物を想像する力を養います。

4. モデル制作による課題。実感を伴った表現を培います。

5.こうしたさまざまな演習を重ねたうえで、最終的には想像だけで立体的な状況を描く課題(想定描写課題)を行います。

9. 左の作品と同じ課題です。こちらでは、スポーツに関連するモノという条件を自分なりに課したうえで課題に答えています。課題において、自分なりの観点をもつことは重要です。

1. 授業で制作した作品です。総合表現の主題はモノの形自体ではなく、それらの組み合わせから生まれる空間です。この作品では、六角形同士のつながり方によって、豊かな空間が生み出されています。

2. 授業ではこれまでの入試で出題された課題も制作します。この課題では、特定の図形がモチーフとなりました。この作品では、図形を際立たせつつも、空間全体を独自に展開している点が優れています。

3. 合格再現作品です。与えられた幾何形体を組み合わせることで生まれる、独特な空間的抑揚を表現することに成功しています。また、空間のサイズ感や、組み合わせ方の説明表現も明快です。

1-1

1-2

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Page 4: ~初心からのスタート~ 建築art.kawai-juku.ac.jp/.../pdf/nagoya_course_architecture.pdf建築 芸大系・工学部系 建築専攻の実技対策 建築専攻の実技入試で必要とされる感覚と技術とは、どちらも基本的なものです。なぜなら、建築専攻で求められている

建築 芸大系・工学部系建築専攻の実技対策 建築専攻の実技入試で必要とされる感覚と技術とは、どちらも基本的なものです。なぜなら、建築専攻で求められているのは基本的な立体把握能力と、コミュニケーションのための表現力だからです。当専攻では、まずそれらについて論理的な説明を行います。そのうえで、さまざまな課題を通じて反復することで、1年間で必要なレベルまで到達することをめざします。ここで示されている作品はいずれも、1年間の対策の結果です。

当専攻では、描写課題だけではなく、立体物の形状の見え方に対する正確な理解や、それを描写を通じて表す技術についてのレクチャーなども行います。

立体表現演習課題

4. 空間構成課題です。まったくの想像で、1000㎥の内部空間を描くという過去問です。

5. 空間構成課題です。こちらの課題では、ある角度から照射された際にできる陰影の形状を元に、3種類の幾何形体の形状と配置を想定しています。

6. 空間構成課題の対策では、単純な幾何形体を正確に、なおかつ空間的に構成することが求められます。この作品は、そうした基礎訓練において制作されたものです。

7. 1学期には、鉛筆デッサンを通じて、ゼロからのスタートで観察・描写のトレーニングを段階的に進めていきます。

8. 京都工芸繊維大学で過去に出題された課題の作品です。身近なモノを用いて顔を制作するという課題に対して、立体的な構成をわかりやすく伝えています。

1. 画材に慣れる。異なる堅さの鉛筆で、どこまで階調をつくることができるかというトレーニングです。画材については、すべて基本から習得します。

2.さまざまな形態や素材における陰影表現の追求。実際の風景を写すだけでなく、光の方向などから論理的に理解したうえで描写するためのトレーニングです。

3. 三面図を用いて、図面から立体物を想像する力を養います。

4. モデル制作による課題。実感を伴った表現を培います。

5.こうしたさまざまな演習を重ねたうえで、最終的には想像だけで立体的な状況を描く課題(想定描写課題)を行います。

9. 左の作品と同じ課題です。こちらでは、スポーツに関連するモノという条件を自分なりに課したうえで課題に答えています。課題において、自分なりの観点をもつことは重要です。

1. 授業で制作した作品です。総合表現の主題はモノの形自体ではなく、それらの組み合わせから生まれる空間です。この作品では、六角形同士のつながり方によって、豊かな空間が生み出されています。

2. 授業ではこれまでの入試で出題された課題も制作します。この課題では、特定の図形がモチーフとなりました。この作品では、図形を際立たせつつも、空間全体を独自に展開している点が優れています。

3. 合格再現作品です。与えられた幾何形体を組み合わせることで生まれる、独特な空間的抑揚を表現することに成功しています。また、空間のサイズ感や、組み合わせ方の説明表現も明快です。

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建築