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第2回 USMLEセミナー
How to Study For The USMLE Step 1 and
2
Nicholas Rennick
USMLEについて
ECFMG (アメリカの大学を卒業した人と等しい)
Step 1 - 基礎科学(臨床もかなり出る)
Step 2 CK − 臨床
Step 2 CS - OSCE
その後(医師免許)
Step 3 - さらに高レベルの臨床
USMLEで成功するには
Step 1 - 暗記力
Step 2 CK − 沢山の情報の中から重要な部分を探す力
Step 2 CS - 英語能力
Step 1
Step 2CK
スコアの重要性
Step 1 ++
Step 2 CK +/-
Step 2 CS -
試験の手続き
● 手続きは時間がかかるので、早めに申し込む(試験日6ヶ月前か
らがお勧め)
● ECFMGに書類を提出して、3ヶ月間のEligibility Periodを決める
(なるべくテストを延長できるように選ぶ)
● 勉強は3-12ヶ月間かかるので注意
● この期間の中の好きな日にTesting Centreで試験を受けられる
● 1回のみEligibility Periodを延長できる(1万円程かかる)
私の経験
Step 1 - 1年半かけて 271
Step 2 CK − 6ヶ月かけて 268
Step 2 CS - 勉強中(1ヶ月)
Step 1
Step 1 の構造
● 322問の選択肢問題
● 禁忌、必須などはない
● 試験で出る質問は一人ひとり違う
Step 1 の内容
● 基礎科学 + 典型的な診断と治療
● 殆どの質問は「Clinical Vignette」から始まる
● 質問自体は基礎科学だったり、臨床的な診断や治療の選
択だったりする
● 「Multi Step Reasoning」が多い:まずどの疾患かと診断し
て、そしてその疾患の基礎科学的なことについて答える
Step 1 のスコアの目標
● 188で合格
● 227が平均
● 240がかなりいいスコア
● 一度合格すると、やり直す事はできない
Step 1 のスコアの目標
https://www.residentnavi.com/feature/usmle/mt_usmle/pdf/usmle_A_2.pdf
Step1の勉強方法
First Aid(教科書)
QBank(クエスチョンバ
ンク)
NBME(模擬試験)
だけ使えばどんな高得点でも取れる
First Aid
● USMLEのBible
● 覚えるべき情報のほぼすべてが入っているレビューブック
First Aidの使い方
● 勉強のはじめとして、First Aidを一章ずつ通読
● General Principlesはすごく複雑なので、Systemsから始める
● 説明が乏しい為、意味が分からない事は他の教科書を参考
にする(日本語の教科書でもいい)
● QBankで重要な情報が出た時にFirst Aidに書き込む
QBank
● UWorld, USMLERx, Kaplanといった3つのQBankが有名
● いずれも約2500問が入っている
● UWorldが一番高いが、抜群に質問と説明のクオリティがい
い。一つ選ぶなら大体はUWorldを使う
● 一つのQbankで一日30問やれば約3ヶ月かかる
QBankの使い方
● QBankが勉強の中心
● 実力を計る為ではなく、情報を覚えるため
● Tutor modeでやって、間違えた質問の説明で情報を覚える
● 最初はFirst AidでSystemsの一章を読んで、そしてその
SystemだけをQbankでやる(質問の半分ぐらいまで)
● 自信が付いたらRandomで全てのSystemをやる
NBMEとUWSA
● 模擬試験、4時間で4ブロック
● かなり信憑性の高いスコアが出る
● 「Extended feedback」のオプションがある
● NBMEが説明ない
● NBMEの他、UWorldの会社が出している「UWSA」の模擬試
験もあって、説明が付いている
NBMEとUWSAの使い方
● 実力を計るため
● 試験が近づいている時に2つ以上やって、取れそうなスコア
がはっきりわかる
● まだ自分が不満な点数であったら、試験を延長する
試験の前日
● 前の日はFirst Aidの「Rapid Review」を読む
● 前の夜は遅くまで勉強するのはやめよう
Step 1 の流れ
● 15分のTutorial から開始、絶対にスキップ
● 1つのブロックにつき、1時間で46問を解く
● 休憩時間は1時間で、自己管理する(各ブロックの間のみ)
● ブロックが早く終われば、その分休憩時間が追加される
● 休憩時間をいれて、全部で8時間
本番の質問の解き方
● Clinical Vignette は関係ない場合があるので、まず最後の
文章を読んで聞いている事を把握する
● なるべくスピードを優先する
● Flagを最小限に使う
● どんなに勉強したとしても、分からない質問は各ブロックに
出る。スコアに関係のない「Experimental Questions」がある
ので、全く分からない時は適当に答えて気にしない
休憩
● この時間内には何でもできる
● できれば頻繁にとって休む(毎ブロック後に休むのが理想)
● やった問題を見直さずに、余った時間を休む事に回す
● 休憩にはトイレ、カフェイン、食べ物、運動
● 試験室に戻るのに2分ぐらいかかるので注意
Step 2CK
Step 2 CKの構造
● Step1と同じく選択肢問題のみ
● 8ブロックで9時間
● 問題がStep 1 よりかなり長い
● 内容の範囲がかなり広く、まとめにくい
● Drug researchのEBM質問もある。難問である
Step 2 CKの勉強方法
● 教科書は沢山あるがFirst Aid のようなBibleがない
● 教科書なしにUWorldだけで十分勉強できる
● 最新のアルゴリズムが聞かれるのでUpToDateを参考にす
る
● よく出るトピックの雑学をノートに書き込む
Step 2 CKの問題の解き方
● Step1よりもさらにスピードを優先する
● 問題に関係しない情報が多いので最初と最後の文章をまず
読んで、できれば当ててみる
● 後から確認のため通読する
Step 2 CS
Step 2 CSの構造
● アメリカのみで行われている、しかも高い
($1505)
● 15分x12のOSCE
● 15分内に患者の手短な既往歴をとってから診察をして、診
断をする
● 各OSCEの後は、10分でパソコンでClinical Noteを書く
Step 2 CSの勉強の仕方
● First Aid Step 2 CS のケースをパートナーと練習する
大変だけれど頑張って下さい