粉体の流通・機器技術を革新する 「粉体カートリッジ」

粉体関係者の皆様こんにちは。粉体の扱いでは、皆様、さまざまなことでお困りなったご経験があると思います。舞いやすく、散らばりやすく、手につきやすい。万が一吸い込むと、身体には非常に悪影響があります。 今日ご紹介する「粉体カートリッジ」を用いた貯蔵・供給システムが、皆様のそういった悩みを解決させていただきます。 この新しいシステムを利用しますと、いったんパッケージングしてしまえば、その後は粉体に一切触れずに、デリバリーと、プロセスへの組み込み、定量供給と制御がワンセットで行えるようになります。 完全密閉のシステムのため、有害な粒子にも適します。 応用範囲は、タンクローリーで運ぶような大規模システムから、家畜やペット用の飼料供給、あるいはレストラン用のコーヒーメーカー中小規模システム、さらには医薬品の製剤といった精密システムまで、まったく同じ原理で適用可能です。 「粉体カートリッジ」を用いた貯蔵・供給システムは粉体ハンドリングにとって画期的な朗報をもたらすものです！

流動化流体の流量を変化させ、粉体供給量を制御できる。 層高が変わっても供給量は一定。

[1]特開2006-21859（P2006-21859A）可搬粉粒体コンテナ用カプラー [2]特開2006-78016（P2006-78016A）燃焼装置 [3]A.Suri & M.Horio A Novel Cartridge Type Powder Feeder, Powder Tech. 189 (2009) 497–507

「粉体カートリッジ」の原理

ワンタッチカプラーで着脱 カプラーメス側：カートリッジ オス側：流体サプライ

小規模システム 大規模システム

Packaging

station

Transportation

& loading

Industry

粉体の流通・機器技術を革新する 「粉体カートリッジ」

1.粉体製品のハンドリングと流通が容 易(粉体に一切触れないので)

2.有害な粒子にも好適 3.大規模プラントから家庭用粉炭ストーブ[1]（環境省委託により堀尾研究室で開発中）のようなミニスケールまで幅広く適用可能

実験的実証

流動化空気流量を変化させ、粉体供給量を制御できた[2] 層高、湿度が変わっても供給量は一定だった。

0 .00 0 .25 0 .50 0 .75 1 .00 1 .250 .0

0 .1

0 .2

0 .3

0 .4

SS: Small scale feeder

LS: Large scale feeder

(m-m

o)*

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Cha r 1 50-250m ( LS ) Cha r 2 50-350m ( LS ) Cha r 3 50-500m ( LS ) G l a s s Bead s 1 50-350m ( LS ) G l a s s Bead s 3 50-700m ( LS ) G l a s s Bead s 8 00-1050m ( LS ) Neo Bead s 7 0-250m ( LS ) Neo Bead s 5 00-800m ( LS ) Cha r 1 05-150m (SS ) Cha r 1 05-250m (SS ) Cha r 1 50-250m (SS )

R = 0.95y = 0.198*x

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Amit.S, and M. Horio の相関式（2007）で設計可能[3]

[1]特開2006-21859（P2006-21859A）可搬粉粒体コンテナ用カプラー [2]特開2006-78016（P2006-78016A）燃焼装置 [3]A.Suri & M.Horio A Novel Cartridge Type Powder Feeder, Powder Tech. 189 (2009) 497–507