甘みギュッ

あんぽ柿作り

伊達で最盛期

県北地方特産の「あんぽ

柿」作りが最盛期を迎えて

いる。

伊達市梁川町五十沢の農

業岡崎邦広さん四一方で

は、岡崎さんと妻留美子さ

ん三五が五日ほど追熟させ

た「蜂屋（はちや）」「平

核無（ひらたねなし）」の

皮をむき、乾燥させる作業

に追われている。干し場に

はオレンジ色の実がカーテ

ンのように並んでいる。今

年は天候に恵まれ、豊作で

実の色付きがいいという。

東京電力福島第一原発事

故の影響であんぽ柿は加工

自粛要請を受けている。伊

達地方の自治体や生産団

体、県などでつくる県あん

ぽ柿産地振興協会は今年

度、出荷できる「加工再開

モデル地区」を伊達市と桑

折、国見両町の全域、福島

市の一部に拡大した。出荷

目標を原発事故発生前の

％に掲げている。

岡崎さんは「モデル地区

となって三年目。以前のよ

うな生産に戻す確認の年と

なると思う。自信を持って

消費者に届けたい」と話し

ていた。

作業は十二月上旬まで続

く。

干し場にオレンジ色の実が並び、あんぽ柿作りに追われる岡崎さん夫婦

きょうのニュース

優等賞を受賞した県内の蔵元と代表銘柄

東北各県の

受賞蔵元数と

出品蔵元数

概況 週間天気は 面

莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢

莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢莢

面

前原氏、民主解党し維新と新党

出光と昭和シェル対等合併発表

学法石川女子が全国高校駅伝へ

ふくしま駅伝あす白河で開会式

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莪莪

莩おくやみ 面

テレビ・ラジオ番組と解説 面

地方版 ～ 面

カルチャー 面

ひろば 面

ＨＰ ツイッターにも掲載学

校の数だ

け

校

歌

が

あ

る。東京のお

茶の水女子大

が国内で初め

て制定したといわれ、

日本人の校歌への思い

入れは強い。北九州市

の飲食店では校歌専用

のオリジナルのカラオ

ケビデオを制作し、年

配客を中心に人気を集

めている▼少子化の影

響で学校の統廃合が進

み、忘れ去られようと

している校歌もある。

喜多方市の山都中は一

中、二中、三中の旧三

校が統合され今年創立

三十周年を迎えた。節

目に合わせて生徒は旧

三校の校歌復活に取り

組んだ。当時の音楽教

諭を探し一年がかりで

楽譜を再現、住民を招

待した記念式典で全校

生徒六十五人が歌っ

た。校歌をＣＤに録音

し会場で配った▼反響

は大きかった。茨城県

日立市の七十代男性か

ら学校に手紙が届く。

「ＣＤを譲ってほし

い

古里を懐かしむ思

いがつづられていた。

大手企業に勤め、十年

ほど前に退職した。故

郷を離れ数十年。同郷

の仲間が集うたびに校

歌で盛り上がる▼冬の

寄宿舎生活、秋の山菜

採り…。脳裏に刻まれ

た旋律が思い出をよみ

がえらせる。多感な時

期に口ずさんだ歌詞は

時代に流されず色あせ

ない。男性の元に後日、

ＣＤが送られた。後輩

からの贈り物が望郷の

念をさらに強くする。

本

社

年

間

スローガン

終盤戦 情勢混とん11選挙区各陣営しのぎ削る

年国会に法案提出へ

自民党が環太平洋連携協定（Ｔ

ＰＰ）対策の提言に、農

の減収

を補塡（ほてん）する「収入保険

制度」を盛り込む方針を固めたこ

とが十二日、分かった。全ての品

目を対

とすることで、農産物の

価格下落に対して農

を支援する

のが狙い。

（４面に関連記事）

自民のＴＰＰ対策莱

５面

莢莢莢莢莢

莢莢莢莢莢

第十八回県議選は十

五日の投票まで二日と

迫った。十一選挙区で

舌戦が繰り広げられて

いるが、「復興」の公

約に大きな差がなく争

点が見えにくい中、混

戦となっている選挙区

が多い。

四市のうち、いわき

市は定数一〇に対し、

十六人が立候補してい

る最大の激戦区。地区

ごとの住み分けの構図

が崩れ、各陣営は手探

りの戦いを強いられて

いる。

会津若松市は定数四

に対し六人が名乗りを

上げている。元議長が

任期途中で辞職したほ

か、ベテラン現職の引

退などで支持動向が大

きく動き、票を読むの

が難しい選挙になって

いる。

福島市は八つの議席

を十人で争っている。

候補者全員が公認を受

け、県内最多の六党が

しのぎを削っている。

郡山市は九人の現職全

員に新人二人が挑んで

いる。

残る七選挙区も立候

補者数が定数を一〜二

人上回る少数激戦で、

各陣営が懸命に支持を

訴えている。

政府は自民党の提言

を受けて、今月二十五

日ごろにＴＰＰ対策大

綱をまとめる。農林水

産省が二〇一四年度か

ら制度設計に向けて検

討しており、対策に位

置付ける方針。関連法

案を一七年の通常国会

に提出することを目指

している。

農業の収入保険は、

災害や病虫害ばかり

でなく、農産物が値下

がりし、減収となった

場合も対

とする。農

の収入が急激に下

がった場合、過去数年

間の平均収入の八〜九

割程度になるように

補塡金を出す方向とみ

られる。保険料の支払

いでは農

に加えて、

国も半分程度を負担す

る見通し。詳細な仕組

みは今後、詰める計画

だ。Ｔ

ＰＰの発効によっ

て多くの農産物の関税

が撤廃され、安価な海

外産の流入が懸念され

ており、農

に安心感

を与えることが目的。

農業の保険制度をめ

ぐっては、自然災害や

病害虫による被害を補

償する農業共済や、コ

メなどの一部の品目で

減収を緩和する制度が

ある。自民党幹部は「既

存の制度があり調整が

必要で、実現には難し

い課題もあるが、検討

を進めたい」と述べた。

投票まで

２日

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莪莪莪莪莪莪莪莪莪莪莪莪莪莪

莩

◆純米酒の部◆末廣酒造博士蔵 会津美里町 末廣◎最優秀賞 ☎0242 7788白井酒造店 会津美里町 伊佐須美の杜

☎0242 3022末廣酒造嘉永蔵 会津若松市 寿一

☎0242 0002辰泉酒造 会津若松市 京の華

☎0242 0504鶴乃江酒造 会津若松市 会津中将

☎0242 0139豊國酒造 会津坂下町 夫婦さくら

☎0242 2521名倉山酒造 会津若松市 善き哉

☎0242 0844佐藤酒造 三春町 三春駒

☎0247 2816豊国酒造 古殿町 東豊国

☎0247 2001ほまれ酒造 喜多方市 会津ほまれ

☎0241 5151大和川酒造店 喜多方市 弥右衛門

☎0241 2233東日本酒造協業組合 二本松市 奥の松

☎0243 3117國権酒造 南会津町 國権

☎0241 0036

◆吟醸酒の部◆金水晶酒造店 福島市 金水晶

☎0245672011白井酒造店 会津美里町 萬代芳

☎0242 3022末廣酒造嘉永蔵 会津若松市 末廣嘉永蔵

☎0242 0002末廣酒造博士蔵 会津美里町 玄宰

☎0242 7788鶴乃江酒造 会津若松市 会津中将

☎0242 0139豊國酒造 会津坂下町 學十郎

☎0242 2521名倉山酒造 会津若松市 名倉山

☎0242 0844たに川酒造 郡山市 さかみずき

☎0249552234松崎酒造店 天栄村 廣戸川

☎0248 2022ほまれ酒造 喜多方市 会津ほまれ

☎0241 5151吉の川酒造店 喜多方市 会津吉の川

☎0241 0059東日本酒造協業組合 二本松市 奥の松

☎0243 3117國権酒造 南会津町 國権

☎0241 0036

吟醸酒の部 純米酒の部福島山形秋田 ９岩手 ４ ７宮城 ８ ３青森 ２ ２

※数字は受賞蔵元数。

かっこ内は出品蔵元数

ＪＡ福島

中

央

会

支援策は不可欠

ＪＡ福島中央会を含

む全国農業協同組合中

央会（ＪＡ全中）は、

自民党に対しＴＰＰ対

策として収入保険制度

の構築を要望してき

た。Ｊ

Ａ福島中央会は

「要望を反映すること

になったとすれば評価

したい。特に県内は震

災と原発事故で他の地

域よりも厳しい状況に

あり、支援策は不可欠

だ」とした。

県は「ＴＰＰの大筋

合意がどれだけ県内に

影響があるかはまだ分

からないが、政府与党

には県内の農業に悪影

響が出ないようにだけ

してほしい」と求めた。

本県最多

蔵元

優等賞

東北清酒鑑評会仙台国税局は十二

日、平成二十六酒造年

度（二十六年七月〜二

十七年六月）の東北清

酒鑑評会の審査結果を

発表した。県内からは

純米酒の部で末廣酒造

博士蔵（会津美里町、

新城猪之吉社長）が初

の最優秀賞に輝いた。

県内蔵元の最優秀賞受

賞は平成二十五年の選

考開始以来三年連続と

なった。

（

面に関連記事）

県内からは吟醸酒の

部に二十九蔵元、純米

酒の部に二十八蔵元

が出品し、両部門合わ

せて延べ二十六蔵元

が優等賞に入った。県

別で最多で、二年ぶり

に「東北一」に返り咲

いた。

五月に発表される全

国新酒鑑評会（独立行

政法人酒類総合研究所

など主催）は新酒の出

来栄えを銘柄ごとに競

うのに対し、東北清酒

鑑評会では夏を越して

程よく熟成し、まろみ

が出た清酒本来の味を

評価し、蔵元をたたえ

る。全

国新酒鑑評会で本

県の金賞受賞銘柄数は

三年連続「日本一」と

なっており、今回、優

等賞の蔵元数が東北一

となったことで、年間

を通じた品質の高さが

あらためて裏付けられ

た形だ。

東北清酒鑑評会には

吟醸酒の部（一蔵元

当たり二点以内）に

百四十一蔵元から二

百七十点、純米酒の部

（一蔵元当たり一点）

に百三十二蔵元から

百三十二点が出品され

た。吟

醸酒の部で四十七

蔵元、純米酒の部で四

十六蔵元を優等賞に選

び、その中から最優秀

賞に各部一蔵元、評価

員特別賞に各部二蔵元

が選ばれた。

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　 Ⓒ　福島民報社　 第４３５９７号

（平成 27年）年

月 日金曜日

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（平成 27年）年

月 日金曜日