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外国人も政治に参加
連邦政府公共サービス内務省の発表によると、ベルギーに在住する18.5%のヨーロッパ人と、14%の外国人が選挙人登録をしている。2000年よりEU諸国の国籍を持つベルギー在住者は地方選挙に投票でき、また、5年以上連続してベルギーに居住する外国人も2006年から地方選挙に投票でき
る。この割合はEUの調査によると他のヨーロッパ諸国の平均10%をはるかに上回る数で、ジョエル・ミルケ内務大臣は、外国人の地方選挙参加を歓迎している。
バイバイ、キム
8/29、べルギー・テニス選手のキム・クライシュテルスが、USオープン2回戦で個人プレイを引退した。30日のKirsten Flipkensと組んだ女子ダブルスでは、台湾のChia-Jung Chuangと中国のShuai Zhangのカップルに敗戦。9/2の男女混合ダブルスでは、アメリカのBob Bryanと組んだが、2回戦でロシアのEkaterina MakarovaとブラジルのBruno Soaresのカップルに敗戦した。
仮釈放の賛否
8/28、最高裁判所の決定で、マルク・デュトゥルー(Marc Dutroux)の元妻ミシェル・マルタン(Michel Martin)が仮釈放され、ナミュール州Malonneにある修道院monastère des Clarissesに移送された。ミシェル・マルタンは、1996年、児童を性的虐待し複数の子どもを死亡させた元夫Marc Dutrouxに加担して、少女2人を餓死させた罪などで2004年、30年の実刑判決を受けていたが、刑の半分を終えたら仮釈放されうるというベルギーの法律に基づき、今回の決定となった。この日、ブリュッセル裁判所前で決
定に抗議するデモがあった。終身刑となったマルク・デュトゥルーもいつか仮釈放される日を待っている。
ビールウイークエンド大好評
第14回ビールウイークエンドがブリュッセル・グランプラスで開かれ、51店舗、350種以上のビールが7万5千人以上の参加者を歓迎した。毎年海外からも訪れるベルギービールファンで会場が飽和状態となっていたが、今年は証券取引所裏手の通りと証券取引所内にも会場が設けられ、大きなトラブルもなく開催された。
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Happenings of the Month in Belgium
ベルギーニュース
August , September 2012
テロじゃなくてホっ
9/5、Boulevard Régentのアメリカ大使館、ベルギー防衛省付近でナンバープレートのない車が見つかった。車内に電気コードがあったため、軍隊の地雷除去班が出動し対応に当たった。結局車から爆発物らしきものは見つからず大事には至らなかった。この影響で、防衛省関係職員は警察から避難命令を受け、またアメリカ大使館職員は、自主的に避難した。
破格値
連邦政府公共サービス経済省は、9/11、ガソリンSuper 95の価格が2.2セント値上がりし1.808ユーロ、Super 98は2.1セント値上がりし1.836ユーロとなると発表した。これは、4/7に次ぐ記録更新となる。
駐車スペース激減
ブリュッセル市内の公共自転車Villoと共有自動車Cambio、電気共有自動車Zen Carのパーキング設置のため、650台分の一般車用路上駐車スペースが犠牲となった。電気自動車Zen Carはまだ一部しか普及されていないが、今後はCambioと共に利用者が増えることが期待されている。
ベルギーは良い国、一度はおいで
世界所有資産ランキング4位のフランスの大富豪Bernard Arnaulが、ブリュッセル・ユックル区で市民権を得た。Arnaulはユックル区に住居を購入し、国籍取得も申請しているという。彼は、パリ、ロンドンでも市民権を持っている。彼の行為に政治的要素はなく、税金対策のための処置と見られており、ベルギーにとってはうれしい話。現在9,000人近いフランス人がユックル区に在住している。
平静な一日
晴天に恵まれた9/16、9~19hに実施されたノーカーデーが無事終了した。ブリュッセル市内各所では、ストリートパフォーマンスがあったり仮設村が設置され、市民の憩いの場が設けられた。貸し自転車スタンドも設置され、サイクリングを楽しむ人の姿も見られた。