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0 日本耐震天井施工協同組合認定工法 新耐震 F Pꝏ 天井 (国土交通省 告示第 771 号対応 JIS19 形・JIS25 形仕様) 標準施工要領書 2016.04 現在 .J-160418

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Page 1: 新耐震Full Power天井 日本耐震天井施工協同組合認定工法 新耐震Full Power天井 (国土交通省 告示第771 号対応 JIS19 形・JIS25 形仕様) 標準施工要領書

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日本耐震天井施工協同組合認定工法

新耐震 Full Power 天井 (国土交通省 告示第 771 号対応 JIS19 形・JIS25 形仕様)

標準施工要領書

2016.04 現在

ver.J-160418

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設計・施工上の重要品質基準 !

設計上の留意事項

施工上の留意事項

ケガや事故防止のため、以下のことを遵守すること。

1.搬入時、資材の落下やずり落ちによるケガを防ぎ、腰を痛めないようにすること。(現場での小運搬は無理のないよ

うにご注意すること。)

2.鋼材の切り口は鋭利であり、また、切断時にはバリも生じ易いので、手を傷つけないようにすること。(軍手等の保護

手袋を着用すること。)

3.素手による取扱い、または素肌の露出部はケガをする恐れがありますので注意すること。(素肌をなるべく避けるよ

うな服装にすること。)

4.梱包用スチールバンドおよび針金等の切断時のはねあがり等によるケガが生じますので注意下さい。(梱包をとく場

合は状況判断して作業すること。)

5.搬入時や保管時について次のような事項に注意すること。

①原則として、屋内の湿気の少ない場所に保管すること。(やむを得ず屋外に置く場合には防水シートをかけること。)

②製品は地面に直接置かず、平らなところにかい木をして水平に置き、積み重ねる場合は間木を施して荷崩れを起

こさないように置くこと。

③クレーン荷揚げ等の運搬に関しては、布製平型吊りバンドを使用するなど、製品の角や表面の損傷に注意するこ

と。また、製品の上に重いものを乗せないこと。

6.天井に重量物を固定すると落下、脱落により、思わぬケガをしたり天井面を破損したりすることがあるため、原則設

置しないこと。

7.壁に資材を立てかけたりすると倒壊により思わぬケガをすることがあるので、壁には資材を立てかけないこと。

8.天井に乗ったり、ぶら下がったりすると落下、脱落によりケガをすることがあるため、危険な行為はしないこと。

9.天井から物を吊るしたり、物を載せたりすると落下や脱落によりケガをしたり、天井周辺を破損することがあるため、

原則設置しないこと。

1.強風地域やピロティの天井等で強風の影響を受ける場合などについては、耐風圧性を考慮した設計とすること。

2.鋼製天井下地材の構造は、照明器具や各種設備機器類の荷重を考慮されていないため、これらの機器類は、

個々に所定の強度・剛性を有する構造および取付け方法とすること。

3.特殊な場所や環境性能を要求される場所は、耐食性などを配慮した設計とすること。

1.鋼製下地材のく(躯)体への取付けやインサートとの接合は確実に堅牢に行うこと。

2.配管、空調ダクト、空調機器、照明器具等と鋼製下地材とはそれぞれ独立して取付けること。

3.建築物の屋外で特に強度が必要な場所に使用される天井下地は、強度、安全性を更に増した所定の構造にて施

工すること。

安全に関するご注意(取扱注意事項) !

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耐震天井施工保証約款 ―抜粋―

1)保証の期間・継続基準

1.保証期間:5 年間 (保証書発行手数料:1 万円/1物件につき)

ただし、5 年毎に組合の点検(有料)を受け、更新手続き(有料)を行った場合に限り、最長 30 年間まで更新可能

2.継続基準:次のいずれかの事項が発生したときは点検(有料)を受けること

(1) 地震(震度 5 弱以上の地震)、建物の構造躯体の損傷、火災、爆発、水漏れ、水没等が発生した場合

(2) 建物の大規模修繕、増改築及び天井に係る電気設備等の設置、修繕、撤去をする場合

2)保証事由

地震により建築用鋼製天井下地またはシステム天井フレーム材が落下した場合

※ボード等、仕上材のみの落下はこれに含まない

※天井面の設計地震力を超える地震の場合の落下はこれに含まない

※建物の倒壊及び半壊、建物の構造躯体の損傷、火災、落雷、破裂、爆発、水没、水漏れまたは外部からの物体の

落下・飛来・衝突もしくは盗難等の偶然かつ外来の事由が発生した場合の落下はこれに含まない

3)個別的免責事項

組合は次のいずれかの場合において、一切の保証の責任を免れるものとする

1.組合が認定した以外の耐震天井工法を採用した場合、

2.組合が認定した以外の製造会社の建築用鋼製下地材またはシステム天井を採用した場合

3.落下に伴う損害および損傷による損害賠償

4.被保証者が組合員以外の者に工事及び補修をさせた場合

5.天井落下時に建物の構造部分(柱・梁等)に破損や欠陥があった場合

4)保証範囲

耐震天井の現状復旧における建築用鋼製天井下地と内装ボード類およびシステム天井(フレーム材と仕上材含む)

※組合は現状復旧に要する材料と人工、その他の残材処理等の雑務を提供する

※組合はこれ以外の責任(損害賠償についての責任等)は一切負わない

5)保証限度額

工事目的物の施工金額の範囲内とし、保証書一枚につき、3.000 万円を限度とする(1物件につき)

※但し、保証額は保証範囲内に値する費用とする

6)保証契約の無効

1.保証契約に関し、被保証者及び組合員が虚偽を述べたり、建物に欠陥があることを知りながら告げなかった場合

2.保証書に所定事項の記載がない場合、又は記載された字句が書き換えられたり、加筆修正された場合

3.保証書に事実とは異なることが記載された場合

4.被保証者の故意又は重大な過失により建物に欠陥がある場合

7)対象工事の種類

1.建築用鋼製下地工事および内装ボード貼り工事

2.システム天井工事※フレーム材と仕上材含む

8)設計・施工に関する基準

1.組合が認定する技術範囲に適合した設計・施工が実施されていること

2.施工請負者は組合員であること

注意 設備工事等の進捗により、組合が認定する技術範囲に適合しない室が発生し保証対象とならない場合が

あります

JACCA 保証対象物件の適用範囲について !

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保証対象となる技術範囲について

技術・仕様項目 技術範囲

① 天井面の設計用水平

震度

文部科学省が管轄する案

件の場合

●天井面の設計用水平震度の設計が国土交通省 告示第 771 号(平成 25 年

8 月 5 日) 第三 特定天井の構造方法 に沿ったもので実施されており、

設計者より JACCA 事務局に設計用水平震度の算出根拠を書面にて示されて

いること

上記以外の案件 ●国土交通省 告示第 771 号(平成 25 年 8 月 5 日) 第二 特定天井に該

当する場合

→天井面の設計用水平震度の設計が同告示 第三 特定天井の構造方法

に沿ったもので実施されており、設計者より JACCA 事務局に設計用水平

震度の算出根拠を書面にて示されていること

●国土交通省 告示第 771 号(平成 25 年 8 月 5 日) 第二 特定天井に該

当しない場合

→天井面の設計用水平震度の設計指示が設計者又は監理者よりされている

こと 又は 同告示 第三 特定天井の構造方法 に沿ったもので実施

されており、設計者より JACCA 事務局に設計用水平震度の算出根拠を書

面にて示されていること

② 天井が切れる各部位

と壁際や設備機器等

と の ク リ ア ラ ン ス

(水平方向)

文部科学省が管轄する案

件の場合

●クリアランスの設計が国土交通省 告示第 771 号(平成 25 年 8 月 5 日)

第三 特定天井の構造方法 に沿ったもので実施されていること

上記以外の案件 ●国土交通省 告示第 771 号(平成 25 年 8 月 5 日) 第二 特定天井に該

当する場合

→クリアランスの設計が同告示第三 特定天井の構造方法 に沿ったもの

で実施されていること

●国土交通省 告示第 771 号(平成 25 年 8 月 5 日) 第二 特定天井に該

当しない場合

→クリアランスの設計が設計者又は監理者により検討され、天井変位および

設備機器の変位等を考慮したもので実施されていること 又は 同告示

第三 特定天井の構造方法 に沿ったもので実施されていること

③ 公共建築工事標準仕

様書の確認

●端部吊り元位置(150mm+クリアランス)・吊り元ピッチ(@900mm)等の規

定に準拠すること

④ ブレースが取りつけ

られる吊り元

※V 字配置における

1対間の吊りボルト

RCスラブ・S造SRC

造デッキスラブの場合

●埋め込みインサート(新設・既設)の場合

→引き抜き及びせん断強度がインサートメーカー等より明示され、設計者又

は監理者にて確認されていること

→耐震天井下地材計算書等検討書類上の必要耐力を満たしていること

●あと施工アンカー の場合

→引き抜き及びせん断強度があと施工アンカーメーカー等より明示され、設

計者又は監理者にて確認されていること

→ブレース設置箇所の全数引抜検査を実施した上で耐震天井下地材計算書

等検討書類上の必要耐力を満たしていること

S造天井受け鉄骨下地

(十分な剛性及び強度に

ついて構造検討された支

持構造部が吊り元)の場

●アングルピースの場合

→サイズは次の寸法以上とすること L-50×40×6 幅 50mm

→ビス(KIRII 耐震ビス等)4 本により緩み無く設置されていること

→引き抜き及びせん断強度がメーカー等より明示され、設計者又は監理者に

て確認された許容荷重が耐震天井下地材計算書等検討書類上の必要耐力

を満たしていること

PC 版の場合 ●PC版製作時の埋め込みインサートの場合

→「RCスラブ・S造SRC造デッキスラブの場合」に準拠していること

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⑤ 天井吊り長さ ●新耐震 FullPower 天井

(告示第 771 号対応品)

●3,000mm 以下であること

●3,000mm を超える場合、3,000mm 以下の位置に天井受け(吊り元)の鉄骨下

地(ぶどう棚)を設置し「④●S造天井受け鉄骨下地(母屋等が吊り元)」

条件を満たすこと

⑥ 勾配 吊り元(屋根、ぶどう棚

等)

●約 26.5°(5/10:5 寸)勾配以下で、吊りボルトが概ね鉛直(5/100 の傾き

まで)に下げられる範囲であること

天井 ●約 26.5°(5/10:5 寸)勾配以下であること(曲面形状は勾配に係らず不可)

⑦ 天下間仕切り壁・パ

ーティション等

●下記のいずれかに適合していること

→間仕切り壁・パーティション等の重量の 50%を天井重量に含めた耐震天井

下地材計算書等検討書類上の検討がされて、設置されていること

→天井重量に対応したブレース等の検討に加え、壁重量に対応した耐震天井

下地材計算書等検討書類上の検討が別途されて、設置されていること

●設置される間仕切り壁・パーティション等の重量は 40kgf/㎡以下であるこ

⑧ 使用材料 部材(野縁・野縁受けな

ど)及びパーツ(クリッ

プ・ハンガーなど)

●耐震天井下地材計算書等検討書類上にて検討された部材であり、JACCA 認

定工法の施工要領書記載の材質・表面処理・形状の物であること

●特注品の場合は耐震天井下地材計算書等検討書類上にて検討された部材

であり、組合が許可した材質・表面処理・形状の物であること

⑨ 施工 ●JACCA 認定工法の施工要領書に沿った施工が組合員により実施されること

●JACCA 認定工法の施工要領書記載の施工チェックリストが組合員により作

成され、組合に提出されること

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目 次

第1章 一般事項

1-1 適用範囲 ・・・・・6

1-2 部材の名称 ・・・・・6

1-3 材料仕様 ・・・・・6

第2章 標準施工要領

2-1 墨出し ・・・・・11

2-2 吊り材の取付け ・・・・・11

2-3 野縁受けの取付け ・・・・・11

2-4 野縁の取付け ・・・・・12

2-5 斜め部材(ブレース)の取付け ・・・・・13

2-6 開口部の補強 ・・・・・23

2-7 勾配部の補強 ・・・・・25

2-8 点検・検査 ・・・・・26

2-9 養生 ・・・・・26

第3章 納まり施工例

3-1 端部クリアランス例 ・・・・・27

3-2 段差部クリアランス例 ・・・・・28

3-3 開口補強例 ・・・・・29

3-4 天井下間仕切りの接合例 ・・・・・30

第4章 斜め部材配置例

4-1 斜め部材配置の一般事項 ・・・・・31

付録 JACCA 耐震天井施工チェックリスト

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第1章 一般事項

1-1 適用範囲

この施工要領書は、国土交通省告示第 771 号(特定天井)に規定された天井の耐震化方法

に対応した、桐井製作所「新耐震 Full Power 天井」工法の標準施工方法について規定する。

1-2 部材の名称

各部材および附属金物の名称は、次による。(図 1-1 参照)

図 1-1 新耐震 Full Power 天井 JIS19 形・JIS25 形仕様(例図)

1-3 材料仕様

新耐震 FullPower 天井(JIS19・25 形)を構成する各部の材料仕様を以下に示す。

部材名称 ①吊り材(3/8”吊りボルト)

品 名 3/8”吊りボルト・3/8”ナット

規格・材質 JIS G 3505

表面処理 JIS H 8610 1 級以上、JIS H 8625 1 級 CM1A 以上

備 考 ボルト[有効径 8.1 ㎜以上]・ナット[8.0 ㎜以上]

部材名称 ②野縁受け

品 名 CC-19 [C-38×12×1.2]、CC-25 [C-38×12×1.6]

規格・材質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

表面処理 Z12

備 考

②野縁受け

④吊り材

(ハンガー)

⑧付属金物(クリップ)

⑬追加野縁受け

(野縁受け繋ぎ材)

⑨付属金物(クリップ)補強

斜め部材近傍

クリアランス

クリアランス

①吊り材(3/8”吊りボルト)

⑪斜め部材(ブレース)

上端取付金具

⑥野縁受けジョイント

⑤斜め部材(ブレース)

③野縁

⑦野縁ジョイント

⑩斜め部材(ブレース)

下部金具

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部材名称 ③野縁

品 名 CW-19 [19×50×0.5]、CW-25 [25×50×0.5]

規格・材質 JIS G 3302 SGCC

表面処理 Z12

備 考

(勾配用)

部材名称 ④吊り材(ハンガー)

品 名 RPハンガー(C38 用)[t3.2 ㎜]、

RPフリーハンガー(C38 用)[t3.2 ㎜](勾配用)

規格・材質 JIS G 3302 SGHC

表面処理 Z12

備 考 附属部品:アプセットボルト(M6)

※RPフリーハンガーは、上下に計 2 個の 3/8”ワッシャー

(外径 22 ㎜以上)を使用すること。

部材名称 ⑤斜め部材(ブレース材) -チャンネル-

品 名 WB-19 [C-19×10×1.2]、CC-19 [C-38×12×1.2]、

CC-25 [C-38×12×1.6]、C-38×15×1.6(折曲加工)、

C-40×17×1.6(折曲加工)、C-40×20×1.2(折曲加工)、

C-40×20×1.6、C-40×20×2.3

規格・材質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

表面処理 Z12

備 考

部材名称 ⑤斜め部材(ブレース材) -リップ付チャンネル-

品 名 AS-25×19×5×1.0、AS-40×20×10×1.6、

AS-50×23×10×1.6(折曲加工)、

AS-50×28×10×1.6(折曲加工)、AS-60×30×10×1.6

規格・材質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

表面処理 Z12

備 考

部材名称 ⑥野縁受けジョイント

品 名 CC-19 用ジョイント[t1.0 ㎜]、CC-25 用ジョイント[1.0 ㎜]

規格・材質 JIS G 3302 SGCC

表面処理 Z12

備 考

部材名称 ⑦野縁ジョイント

品 名 CW-19 ジョイント[t0.5 ㎜]、CW-25 ジョイント[t0.5 ㎜]

規格・材質 JIS G 3302 SGCC

表面処理 Z12

備 考

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部材名称 ⑧附属金物(クリップ)

品 名 RP-Wクリップ [上板、下板 t2.3 ㎜]

規格・材質 JIS G 3302 SGHC

表面処理 Z12

備 考 附属部品:根角ボルト(M6)、ナット(M6)

部材名称 ⑨附属金物(クリップ)補強

品 名 RP-Wカバー [t1.6 ㎜]

規格・材質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

表面処理 Z12

備 考

(勾配用)

(受注生産品)

部材名称 ⑩斜め部材(ブレース)下部金具

品 名 ブレース金具RP [t1.6 ㎜] 、

ブレース金具RP [t1.6 ㎜](勾配用:受注生産品)

規格・材質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

表面処理 Z12

備 考 ※2.5 寸勾配以上は特注品とし、5.0 寸勾配まで対応可能

※勾配用は側面にリブ付きの形状

部材名称 ⑪斜め部材(ブレース)上端取付金具

品 名 BKGスライド

規格・材質 JIS G 3131 SPHC

表面処理 JIS H 8610 電気亜鉛めっき 1 級以上

備 考 ※対応角度:30°~60°(使用可能ブレース材は P15 参照)

部材名称 ⑪斜め部材(ブレース)上端取付金具

品 名 BKGフリー

規格・材質 鉄芯:SUM24L 相当

カバー:JIS G 3131 SPHC

表面処理 JIS H 8610 電気亜鉛めっき 1 級以上

備 考 ※対応角度:30°~60°(使用可能ブレース材は P15 参照)

25~40 幅 50~60 幅

(一部受注生産品)

部材名称 ⑪斜め部材(ブレース)上端取付金具

品 名 キャッチャーボルト(2570)(受注生産品)、

キャッチャーボルト(3870)(受注生産品)、

キャッチャーボルト(4070)、

キャッチャーボルト(5070)(受注生産品)、

キャッチャーボルト(6070)(受注生産品)

規格・材質 JIS G 3302 SGHC

表面処理 Z12

備 考 附属部品:HTB(ハイテンションボルト)L=70 ㎜

※BKGスライド・BKGフリーと組合せで使用(使用可

能ブレース材は P15 参照)

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部材名称 ⑪斜め部材(ブレース)上端取付金具

品 名 万能キャッチャーボルト

規格・材質 JIS G 3302 SGHC

表面処理 Z12

備 考 附属部品:HTB(ハイテンションボルト)L=70 ㎜

※BKGスライド・BKGフリーと組合せで使用(使用可

能ブレース材は P15 参照)

部材名称 ⑪斜め部材(ブレース)上端取付金具

品 名 ブレース金具KF

規格・材質 JIS G 3302 SGHC

表面処理 ユニクロメッキ

備 考 ※対応角度:30°~60°(使用可能ブレース材は P15 参照)

部材名称 ⑫セルフドリリングビス

品 名 KIRII 耐震ビス(PAN:4×16 ㎜以上)

KIRII 耐震ビス(PAN・HEX:5×25 ㎜以上)

規格・材質 JIS B 1124 認証品 又は JIS B 1124 準拠品

表面処理 Fe/Zn3c1B 以上

備 考 ・JPF㈱製:PAN4×16 エコシール、PAN4×16 三価 ZN、

PAN5×25 MB テクス、HEX5×25 MB テクス

・㈱ヤマヒロ製:JKY416、JIS-PJB25

・若井産業㈱(オノダネイル製):KRI416N、KRI525H

・KN フジニッテイ㈱製:KTB4216NT、KTB4216ND

KTB5025HT、KTB5025ND

※下穴が無く、総板厚が 3.2 ㎜を超える場合は、5×25 ㎜

以上のビスを使用すること。

(例)ブレース(C-40×20×2.3)とブレース金具RP(t1.6)

を留め付けるビス等

部材名称 ⑬追加野縁受け(野縁受け繋ぎ材)

品 名 C-40×20×1.6

規格・材質 JIS G 3302 SGCC または SGHC

表面処理 Z12

備 考

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部材名称 圧縮補強材

品 名 □-19×19×1.2、□-19×19×1.6、□-25×25×1.6、

C-40×20×1.6

規格・材質 STKMR

表面処理 Z08 同等以上

備 考 ※□-19×19×1.2、□-19×19×1.6仕様時はワッシャー(外

径 30 ㎜以上)を使用すること。

※□-25×25×1.6 仕様時はワッシャー(外径 40 ㎜以上)

を使用すること。

部材名称 ボルト取付金具

品 名 ボルトホルダー[2.0 ㎜]

規格・材質 JIS G 3302 SGHC

表面処理 Z12

備 考

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第2章 標準施工要領

2-1 墨出し

建物の基準墨や地墨などにより、所定の位置に墨出しを行う。

2-2 吊り材の取付け

公共建築工事標準仕様書の通りとする。ただし、周辺部は壁等から設定クリアランス寸法

60 ㎜以上または構造検討で承認された寸法のクリアランス+150 ㎜以内(以下クリアランス

寸法*1)とする。また、吊りボルト上部は適切な工法で躯体に堅牢に取付け、吊りボルトは

鉛直に取り付ける。

*1 クリアランス寸法:設計者図書による。

2-3 野縁受けの取付け

野縁受けの向きは同一方向に配置し、ハンガーに確実に取付ける。設置間隔は@900 ㎜程

度とし、連結には野縁受けジョイントを使用し、KIRII 耐震ビス(以下ビス)(計 4 本)によ

り留め付ける。また、野縁受けの端部は壁等から 60 ㎜以上のクリアランス寸法をあけて配

列するか、躯体まで届くように配列した後、切断等により 60 ㎜以上のクリアランスを確保

する。(図 2-1、2-2 参照)

※施工誤差は認められないので、必ず 60 ㎜以上又は構造検討で承認された寸法以上のク

リアランスを確保すること。

※各納まりの詳細は、P26 参照。

※端部クリアランス金物に関する詳細は、P27 参照。

図 2-1 予めクリアランス

を設ける場合(例図)

図 2-2 切断によりクリアランス

を設ける場合(例図)

+150mm以内

クリアランス寸法

吊ボルトは端部から

(周辺部)

クリアランス寸法60㎜以上 又は構造検討により承認された寸法以上

+150mm以内

クリアランス寸法

クリアランス寸法60㎜以上 又は構造検討により承認された寸法以上

(周辺部)

吊ボルトは端部から

RPハンガー

吊りボルト

野縁受け 野縁受け

RPハンガー

吊りボルト

切断部分

(端部から150mm程度を推奨)(端部から150mm程度を推奨)

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野縁受けの継手には、野縁受けジョイントを用いビス止め(計 4 本)とする。隣り合う野

縁受けのジョイント位置は、互いに1m以上離して千鳥状に配置する。(図 2-3 参照)

2-4 野縁の取付け

野縁はすべてダブル野縁を使用する。@303 ㎜以下の設置間隔で野縁受けに墨出しを行

い、野縁を配置する。野縁のはね出しは野縁受けの端部より 150mm 以内とし、野縁と野縁受

けの接合には、ネジにより外れ防止措置を施したRP-Wクリップを使用し、RP-Wクリ

ップ施工時は以下の点に留意すること。(図 2-4 参照)

・RP-Wクリップのネジ部を緩め、上から野縁へ押し込む。

・下板を野縁受けの裏側に回りこませる(その際上板の方向に注意する)。

・ネジ部を締め付けて下板を引き上げて固定する。

図 2-3 野縁受けの継手

図 2-4 RP-Wクリップの施工方法

1m以上

野縁受け ジョイントの位置

野縁受けジョイント

野縁受けKIRII耐震ビス(4×16)(計4本)

逆「へ」の字の形

※1:折曲げ部を野縁受け側に設置

※2:下板を野縁受けの背側に

注1:RP-Wクリップの取り付け詳細

隙間無く回りこませる

野縁

野縁受け

②RP-Wクリップを野縁へ押し込む

①ネジを緩める

野縁

野縁受け

③下板を野縁受けの裏側に回り込ませる

※上板の方向に注意すること(注1参照)

野縁

野縁受け

④ネジ部を締め付けて

 下板を引き上げ固定する

※ナットを回す際は下板を持ち上げない

六角ソケット(10㎜)

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13

野縁の連結にはダブル野縁ジョイントを使用し、隣り合う野縁のジョイント位置は、互い

に1m以上離して千鳥状に配置する。(図 2-5 参照)

2-5 斜め部材(ブレース)の取付け

天井面の水平方向への揺れを抑制することを目的とするブレースは、必要数量・設置方法

等、設計者の指示による施工図に従って決定すること。野縁受け直交方向のブレース設置箇

所のハンガーには、ブレース下部取付金具(ブレース金具RP)を設置する。(図 2-6 参照)

・ハンガーのナット(上側)を緩め、ハンガーに添ってブレース金具RPを設置する。

・ナット(上側)を締め付け、ビス(計 2 本)により野縁受けに止め付ける。

図 2-6 ブレース金具RPの施工方法

図 2-5 野縁の継手

1m以上

野縁

ジョイントの位置

野縁ジョイント

野縁

※野縁ジョイントはビス固定不要

KIRII耐震ビス(4×16)

吊りボルト

ナット(上側)

野縁受け

RPハンガー

(計2本)

RPハンガー

野縁受け

吊りボルト

ブレース金具RP

ブレース金具RP

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14

野縁受け直交方向にブレースを取付ける箇所には、ブレース下部の固定位置近傍の野縁受

けを繋ぐ「追加野縁受け(野縁受け繋ぎ材)」をビス(各 2 本/箇所)固定により設置する。

また、追加野縁受けには必ず指定部材もしくは同等以上の部材を用い、2 本以上の野縁受け

を繋いで接続すること。(図 2-7 参照)

図 2-7 野縁受け繋ぎ材の施工方法

a)追加野縁受け 2 本繋ぎ

b)追加野縁受け 3 本繋ぎ

野縁

吊りボルト

野縁受け

RP-WクリップRPハンガー

(野縁受け繋ぎ材)追加野縁受け

KIRII耐震ビス(4×16)(各2本=計4本)

吊りボルト

野縁

野縁受け

RP-Wクリップ

(野縁受け繋ぎ材)追加野縁受け

RPハンガー

KIRII耐震ビス(4×16)(各2本=計6本)

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15

ブレース上端の取付けは専用金物(BKGスライド、BKGフリー、ブレース金具KF)

を使用し、各種のブレース材に対応した金具を使用すること。ブレース上端取付金具の対応

種別については、組合せ一覧に従って施工を実施すること。(表 2-1 参照)

・「BKGスライド」、「BKGフリー」と「キャッチャーボルト」の組合せにより使用する

際は、両側面に各 3 本=計 6 本ビス固定する。(図 2-8a 参照)

※但し、ブレース材に「AS-50×23×10×1.6(折曲加工)」、「AS-50×28×10×1.6(折曲加工)」、

「AS-60×30×10×1.6」の3種を使用する際は、ブレース材の背側に 2 本+両側面に各 2

本=計 6 本ビス固定すること。(図 2-8b 参照)

表 2-1 斜め部材(ブレース)上端取付金具の組合せ一覧

図 2-8 キャッチャーボルトの施工方法

a)キャッチャーボルト(25~40 幅) b)キャッチャーボルト(50~60 幅)

①ブレース材

 を差し込む (両側面各3本)φ4-16×計6本

②KIRII耐震ビス固定(固定は位置任意)

 を差し込む

①ブレース材 φ4-16×計6本

②KIRII耐震ビス固定

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・「BKGスライド」、「BKGフリー」と「万能キャッチャーボルト」の組合せにより使用

する際は、ブレース材の【種別①~②】による施工方法に従って施工を実施すること。

【種別①】ブレース材が「CC-19 [C-38×12×1.2]」、「CC-25[C-38×12×1.6]」、「C-38×15×

1.6(折曲加工)」、「C-40×17×1.6(折曲加工)」、「C-40×20×1.2(折曲加工)」、

「C-40×20×1.6」、「C-40×20×2.3」、「AS-50×23×10×1.6(折曲加工)」、「AS-

50×28×10×1.6(折曲加工)」、「AS-60×30×10×1.6」の10種に関しては、ブ

レース材の腹側に 4 本+背側に 2 本=計 6 本ビス固定する。

(図 2-9a【種別①】、図 2-10c【種別①】参照)

【種別②】ブレース材が「AS-25×19×5×1.0」に関しては、ブレース材の側面に 4 本+背

側に 2 本=計 6 本ビス固定する。(図 2-9b【種別②】、図 2-10c【種別②】参照)

・「ブレース金具KF」 に対しては、ブレース材の背側に 3 本のビス固定をするか、同等以

上の取付け強度を有する施工方法とする。(図 2-10d 参照)

b)【種別②】万能キャッチャーボルトの施工方法

図 2-9 万能キャッチャーボルトの施工方法

a)【種別①】万能キャッチャーボルトの施工方法

【腹側】 【背側】①ブレース材を差し込む

②KIRII耐震ビスにより固定

φ4-16×計6本(側面4本+背側2本)

【腹側】 【背側】

φ4-16×計6本(腹側4本+背側2本)

②KIRII耐震ビスにより固定

①ブレース材を差し込む

(ブレースを片寄せして隙間を空ける)

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ブレースの設置角度θは、30°~60°の範囲となるように設置し、ブレース上端取付金具

の取付位置は、インサート、スラブに金具が当るまでとする。(図 2-11 参照)

デッキの凹凸、設備機器の影響により、その位置に設置できない場合は、設計者の指示に

基づいて他に移動して設置することとする。また、耐火被覆や断熱材等によりブレース上端

取付金具がインサート、スラブに当たるまで上げられない場合は、耐火被覆を取り除く等の

対応が必要となる為、耐火被覆の除去および復旧に関しては、別途監理者の指示に従い行う

こと。

図 2-10 ブレース上端部の施工方法

a)「BKGスライド」、「BKGフリー」(+キャッチャーボルト)

c)【種別①】「BKGスライド」

(+万能キャッチャーボルト)

b)「BKGスライド」

(+キャッチャーボルト)

(AS-60×30×10×1.6 仕様)

c)【種別②】「BKGスライド」

(+万能キャッチャーボルト)

(AS-25×19×5×1.0 仕様)

図 2-11 ブレース設置角度

d)「ブレース金具KF」

(腹側4本+背側2本)φ4-16×計6本KIRII耐震ビス

ブレース上端取付金具

吊りボルト

(BKGスライド)

KIRII耐震ビス

(2本×3箇所)

インサート

φ4-16×計6本 ブレース上端取付金具

吊りボルト

(BKGスライド)

インサート

ブレース材ブレース材

ブレース上端取付金具

吊りボルト

(BKGスライド)

インサート

(背側2本+側面4本)φ4-16×計6本KIRII耐震ビス

(ブレース金具KF)

インサート

吊りボルト

ブレース上端取付金具

ブレース材ブレース材

KIRII耐震ビスφ4-16×計3本

ブレース上端取付金具

吊りボルト

インサート

ブレース上端取付金具

吊りボルト

(BKGスライド)

KIRII耐震ビス

(3本×2箇所)

インサート

φ4-16×計6本

ブレース材ブレース材

KIRII耐震ビス

(3本×2箇所)φ4-16×計6本

(BKGフリー)

30°~60° 30°~60°

【BKGスライド】

ブレース材

30°~60°

【ブレース金具KF】

ブレース材

【BKGフリー】

ブレース材

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18

野縁受け方向のブレース下部の取付けは、野縁受けにブレース 1 本に付きビス 2 本で固

定する。(図 2-12a、図 2-14 参照)

野縁受け直交方向へのブレース材の取付けは、ブレース 1 本に付きビス 2 本で固定し、

追加野縁受け 2 本繋ぎの場合は、ブレース下部金具へ固定し、追加野縁受け 3 本繋ぎの場合

は、追加野縁受けに固定する。(図 2-12b、図 2-13 参照)

RP-Wクリ ップ

吊りボルト

( 野縁受け繋ぎ材)追加野縁受け

ブレース材

野縁受け

野縁

RPハン ガー

KIRII耐震ビス(4×16)

(ブレース1本/2箇所=計4本)

KIRII耐震ビス(4×16)

(ブレース1本/2箇所=計4本)

【追加野縁受け2本繋ぎ】

図 2-12 ブレース下端部の施工方法

a)野縁受け方向

b)野縁受け直交方向

RPハン ガー

ブレース材

野縁受け

野縁

( 野縁受け繋ぎ材)追加野縁受け

吊りボルト

RP-Wクリ ップ

【追加野縁受け3本繋ぎ】

KIRII耐震ビス(4×16)

(ブレース1本/2箇所=計4本)

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ブレースの取付けは、図 2-13~14 の例を参考に行う。野縁受け直交方向にブレースをV

字に取付ける場合、ブレース下部の固定位置近傍の野縁受けを繋ぐ「追加野縁受け」を必ず

設置すること。また、ブレース設置の際は、ブレース留め付けビスの芯-芯間の距離が 200

㎜以内になるように設置すること。

図 2-13 ブレース取付け例①

a)野縁受け方向 b)野縁受け直交方向①(追加野縁受け 2 本繋ぎ)

野縁受け方向

図 2-14 ブレース取付け例②

c)野縁受け直交方向②(追加野縁受け 3 本繋ぎ)

ブレース上部取付金具

ブレース上部取付金具

吊りボルト 吊りボルト

野縁受け

追加野縁受け

(野縁受け繋ぎ材)

野縁野縁

ブレース材 ブレース材

RP-Wクリップ

RPハンガー金具RPブレース

RPハンガー

以内200mm以内

100mm 100mm以内

ブレース上部取付金具

吊りボルト

追加野縁受け(野縁受け繋ぎ材)

ブレース材

RPハンガーブレース金具RP

以内200mm

野縁

【追加野縁受けビス固定時の注意】

12㎜以上

以内200mm

12mm以上あること※『はしあき』はビスの芯から

200mm以内

吊りボルトブレース上部取付金具

ブレース材

【ブレース材ビス固定時の注意】

RPハンガー 野縁受け

野縁 RP-Wクリップ

200mm以内

12㎜以上

※『はしあき』はビスの芯から 12㎜以上あること

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ブレース周辺部のクリップは、必ず「RP-Wカバー」を用いて補強する。

クリップ補強の施工箇所については、図 2-15 の例を参考に行うこと。

図 2-15 クリップ補強の施工箇所

c)野縁受け直交方向②(追加野縁受け 3 本繋ぎ)

b)野縁受け直交方向①(追加野縁受け 2 本繋ぎ)

a) 野縁受け方向

吊りボルト

野縁受け

野縁

ブレース材

クリップ補強ピース設置箇所RPハンガー

RP-Wクリップ

吊りボルト

(野縁受け繋ぎ材)追加野縁受け

ブレース材

野縁受け

野縁クリップ補強ピース設置箇所

RPハンガー

RP-Wクリップ

吊りボルト

追加野縁受け(野縁受け繋ぎ材)

野縁

野縁受け

ブレース材

クリップ補強ピース設置箇所RPハンガー

RP-Wクリップ

・野縁受け直行方向に設置さ

れたブレース材に対して

は、追加野縁受け 3 本繋ぎ

の場合は、追加野縁受けの

両側各 2 個=計 6 個のクリ

ップ補強をすること。

・野縁受け直行方向に設置さ

れたブレース材に対して

は、追加野縁受け 2 本繋ぎ

の場合は、追加野縁受けの

両側各 2 個=計 4 個のクリ

ップ補強をすること。

・野縁受け方向に設置された

ブレース材に対しては、左

右各 2 個=計 4 個のクリッ

プ補強をすること。

箇所

箇所

箇所

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また、クリップ補強箇所の詳細な接合方法については、図 2-16 のようにRP-Wクリッ

プと野縁受けをビス打ち(1本)により固定し、RP-WカバーをRP-Wクリップに被せ、

野縁の両側からビス打ち(2本)により固定すること。

図 2-16 RP-Wカバーの施工方法

※1:クリップと野縁受けを

直接ビス固定

野縁を止めつける(2箇所)

※2:RP-Wカバーと

注1:RP-Wカバーの取り付け詳細

野縁

野縁受け クリップの上から被せる

RP-Wクリップ

①RP-Wカバーを

②ビス固定(3本/箇所)

野縁

野縁受け

KIRII耐震ビス(4×16)

野縁

KIRII耐震ビス(4×16)

(計2本)

KIRII耐震ビス(4×16)

(計1本) 野縁受け

RP-Wクリップ

RP-Wカバー

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ブレースの配置上、野縁受け方向と野縁受け直交方向のクリップ補強の箇所が重なった

場合は、重なった箇所の補強を省略することができます。(図 2-17 参照)

図 2-17 クリップ補強箇所の省略例

a)標準配置例

b)省略配置例

クリップ補強重複箇所

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2-6 開口部の補強

設備等の開口部(正方形 600×600 ㎜以下、長方形 1250×400 ㎜以下)の補強方法は次の

通りとする。

a)野縁が切断される場合(図 2-18 参照)

・野縁は野縁受けから 150 ㎜を超えてはね出さないこととし、やむを得ず 150 ㎜を超

える場合は、補強野縁受け(野縁受け同材)を設置する。

・開口際は補強野縁(野縁同材)を追加し、RP-Wクリップにて固定する。

※開口補強の為に使用するRP-Wクリップは、RP-Wカバー及びビス止めは不要

とする。

b)野縁受けが切断される場合(図 2-19 参照)

・切断された野縁は野縁受けから 150 ㎜を超えてはね出さないこと。150mm を超える場

合は補強野縁受けを設置する。

・野縁受けの持ち出しが 150 ㎜を超える場合は、増し吊りを行う。

・開口際には補強野縁(野縁と同材)を追加し、RP-Wクリップにて固定する。

・補強野縁の間隔は 455 ㎜以下とする。

※開口補強の為に使用するRP-Wクリップは、RP-Wカバー及びビス止めは不要

とする。

図 2-18 (参考例)開口部の補強(野縁が切断される場合)

図 2-19 (参考例)開口部の補強(野縁受けが切断される場合)

開口300×300

はね

出し

150m

m以上

150mm未

野縁

補強野縁

開口600×600

開口450×450

補強野縁

野縁受け

RPハンガー

補強野縁受け

補強野縁受け

点検口押さえ※必要に応じて設置

点検口押さえ※必要に応じて設置

455mm以下 455㎜超 455㎜超

補強野縁

照明開口等

野縁受け増し吊り

野縁受け野縁

RPハンガー

455mm以下

補強野縁受けを設置するはね出し150mm以上の場合は はね出し150mm以上の場合は

補強野縁受けを設置する

補強野縁受け

持ち

出し150mm以上

場合

は増し吊り

を行う

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ブレースの負担面積内の切断された野縁受けの通りに、ブレースが設置されていないこと

を確認し、ブレースの設置がある場合は別途補強等の検討を行い、補強時は以下の点に留意す

ること。(図 2-20 参照)

・立ち上がりの限界高さは 200 ㎜以内とする。

・接合箇所はそれぞれビス 3 本以上により留め付けること。

図 2-20 (参考例)野縁受けが切断される場合の補強

吊りボルト

開口部

200m

m以内

開口専用補強プレート

又は同等以上の強度の部材C-100×12×2.3(折曲加工)

補強野縁受けブレース材

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2-7 勾配部の補強

ブレース金具RPを勾配部に使用する場合、角度をつけられる方向が決まっているため、

野縁受けの設置方向およびブレース金具RPの設置方向に注意すること。(図 2-21 参照)

図 2-21 (参考例)勾配部の補強例

吊りボルト

RPフリーハンガー 野縁

野縁受け ブレース材

野縁受け

ブレース材

RPフリーハンガー

□詳細

ブレース金具RP 野縁受け

RPフリーハンガー

吊りボルト

RP-Wカバー

□詳細

野縁受け ブレース金具RP

RPフリーハンガー

RP-Wクリップ

野縁RP-Wクリップ

RP-Wカバー

クリップ補強箇所

210

クリップ補強箇所

102

※勾配の方向によって、ハンガー・チャンネルの向きが変わるので注意すること。

□勾配天井施工例(野縁受け方向)

クリップ補強箇所

※5寸勾配以下であること

10

RPフリーハンガー

□詳細

野縁受け

(受注生産品)H=95タイプブレース金具RP

吊りボルト

□詳細

野縁受け

RPフリーハンガー

(受注生産品)H=95タイプブレース金具RP

10

※5寸勾配以下であること

クリップ補強箇所

RP-Wカバー

ブレース材

野縁受け

野縁

RP-Wクリップ

RPフリーハンガー

RP-Wカバー

RP-Wクリップ

野縁

ブレース材

RPフリーハンガー

野縁受け

吊りボルト

(勾配用)レース金具R

(勾配用)レース金具R

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2-8 点検・検査

耐震天井下地の施工完了後における点検、検査は、水平精度の検査および目違いなどの点

検を行うと共に、チェックリスト(本書巻末に添付)により行う。

特に、周辺部(下地端部)と段差部については、下地材、仕上げ材とも 60 ㎜以上又は構

造検討で承認された寸法以上のクリアランス、及び段差部クリアランス 10 ㎜以上が確保さ

れている、又は後工程で切断等によりクリアランスを確保することが可能であるかを確認す

る。(図 2-22、図 2-23 参照)

※段差施工の限界高さは、500 ㎜以内とし、段差部における仕様も別途構造検討が必要と

なるので注意すること。

2-9 養生

重量物の落下等による衝撃を加えないようにすると共に、水や湿気などに充分注意する。

図 2-22 (参考例)クリアランスの確認(端部の例図)

a)野縁受け方向 b)野縁受け直交方向

図 2-23 (参考例)クリアランスの確認(段差部の例図)

仕上げ材

野縁

仕上げ材

RPハンガー

野縁受け

RPハンガー

吊ボルトは端部からクリアランス寸法+150mm以内

(周辺部)

クリアランス寸法+150mm以内吊ボルトは端部から(周辺部)

吊りボルト 吊りボルト

構造検討により承認された寸法以上

構造検討により承認された寸法以上

60㎜以上 又はクリアランス寸法

60㎜以上 又はクリアランス寸法

500㎜以下

段差部

10㎜以上

仕上げ材

クリアランス

クリアランス120mm~150㎜

野縁受け同材

吊りボルト

野縁受け

RPハンガー 吊りボルト

ボルトホルダー野縁受け同材

RPハンガー

野縁受け

野縁 仕上げ材

仕上げ材

又はCS-19

CS-25

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第3章 納まり施工例

3-1 端部クリアランス例

※壁際に固定した幅 500 ㎜以下の部分については、吊り材等で吊られたものであっても建

物と一体的に挙動することが期待できるため、「特定天井」の対象となる吊り天井から除

外しても差し支えない。但し、固定される壁は構造体と同等以上の剛性を有しているも

のとし、鋼製間仕切り壁等を除く。

(国土交通省 建築物における天井脱落対策に係る技術基準の解説(P14)より一部抜粋)

500㎜以下

野縁

RPハンガー

吊りボルト

目隠し材 仕上げ材

野縁受け

クリアランス寸法60㎜以上 又は構造検討により承認された寸法以上

アングル

ピース等

図 3-1 (参考例)端部クリアランス

b)(参考例)スリットを設けた場合

a)(参考例)廻り縁を使用した場合

野縁

吊りボルト吊ボルトは端部からクリアランス寸法+150mm以内

(周辺部)

野縁受け

野縁

吊りボルト (周辺部)吊ボルトは端部からクリアランス寸法+150mm以内

野縁受け

RPハンガー RPハンガー

※Power L75は、地震時に石膏ボード

 及び見切の破損・脱落の可能性がある。

(Power L125及び

125mm廻り縁

Power L90145P)(Power L75)

75mm廻り縁

クリアランス寸法

60mm以上 又は構造検討により承認された寸法以上

クリアランス寸法

された寸法以上

60mm以上 又は構造検討により承認

構造体の壁

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3-2 段差部クリアランス例

※段差施工の限界高さは、500 ㎜以内とし、段差部における仕様も別途構造検討が必要と

なるので注意すること。

10㎜

以上

段差

部ク

リア

ラン

60mm以上

野縁受け

野縁受け

RPハンガー

吊りボルト

仕上げ材 補強材(野縁受け同材)

補強材(野縁受け同材)

仕上げ材

クリアランス

500㎜以下

アングルピース等

アングルピース等

図 3-2 (参考例)段差部クリアランス

b)(参考例)周辺折上げ(斜め)の場合

a)(参考例)中間折上げ(直角)の場合

クリ

アラ

ンス

10㎜

以上

500㎜

以下

段差

クリアランス120mm~150㎜

パース図TP出隅バー

クリ

アラ

ンス

10㎜

以上

500㎜

以下

段差

120mm~150㎜クリアランス

野縁受け

吊りボルト

RPハンガー吊りボルト

ボルトホルダー

RPハンガー

野縁受け

野縁受け同材

野縁受け同材

仕上げ材野縁

仕上げ材

仕上げ材

CS-19又はCS-25

CS-19又はCS-25

野縁受け

吊りボルト

RPハンガー吊りボルト

RPハンガー

野縁受け

野縁受け同材

野縁受け同材

仕上げ材野縁

仕上げ材

仕上げ材

TP出隅バー

ボルトホルダー

構造体の壁

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3-3 開口部補強例

※開口部の最大補強寸法は、それぞれ正方形 600×600 ㎜、長方形 1250×400 ㎜とする。

図 3-3 (参考例)開口部補強例

@30

3㎜

以下

450×

450

450×

450

600×

600

600

×600

450×

450

450×

450

600

×600

300×

300

300

×300

照明開口等

照明開口等

野縁 野

縁受

RP

ハン

ガー

凡例

増し

吊り

箇所

点検

口取

付用

チャ

ンネ

ル補

強野

縁受

け補

強野

縁(

メー

カー

取付

方法

によ

る)

@900㎜以下

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3-4 天井下間仕切りの接合例

天井下地へ天井下間仕切り等の付帯物を接合する場合は、別途補強等の検討を行い監理

者の指示に従い、行うこと。(図 3-4、図 3-5 参照)

図 3-4 (参考例)天井下間仕切りの接合方法 JIS19 形仕様

補強野縁25形Wバー(0.8)

野縁受け

野縁

RPハンガー

仕上げ材野縁 仕上げ材

スタッド スタッド

KIRII耐震ビス(4×16)@455㎜固定

ランナー ランナーKIRII耐震ビス(4×16)

10mm以下 10mm以下

@303㎜固定

補強野縁 50×20×7×1.2

補強野縁25形Wバー(0.8)

野縁受け

仕上げ材野縁 仕上げ材

野縁

RPハンガー

スタッド スタッド

KIRII耐震ビス(4×16)@455㎜固定

ランナー ランナーKIRII耐震ビス(4×16)

10mm以下 10mm以下

@303㎜固定

図 3-5 (参考例)天井下間仕切りの接合方法 JIS25 形仕様

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第4章 斜め部材配置例

4-1 斜め部材配置の一般事項

天井面の水平移動の抑制を目的とするブレースは、設計者により算出された負担面積に対

して、野縁受け方向に2本、野縁受け直行方向に2本の計4本(1組)配置する。この4本

(1組)のブレースを設計者により、釣合い良く配置すること。(図 4-1 参照)

目安として、おおむね50㎡以下の均等かつ整形な範囲(XY方向それぞれ2列以上)に

分割(ゾーニング)し、当該分割された範囲におおむね同じ組数のV字状の斜め部材が配置

されているような状態が望ましい。

※ブレース材のゾーニングに関しては、全て設計者が実施し、施工時にブレース材の設置箇所

を変更する際は必ず監理者の指示に従うこと。

※斜め部材は 1 組のみの設置では釣合い良く配置していることにならないため、狭小天井部分

などでも最低 2 組のブレースを釣合い良く配置してください。

図 4-1 (参考例)ブレースの配置例

野縁受け直行方向

野縁受け方向

天井全体におおむね同じ組数の

野縁受け直行方向

野縁受け方向

約50㎡

野縁受け方向

野縁受け直行方向

約50㎡

V字状の斜め部材を均一で配置

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付録

【JACCA 耐震天井施工チェックリスト】

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新耐震 Full Power 天井

(国土交通省 告示第 771 号対応 JIS19 形・JIS25 形仕様) 施工要領書

2014年 5月 7日 初 版(ver.N-1405)

2016年 4月18日 第9版(ver.J-160418)

発行 日本耐震天井施工協同組合

〒100-0011 東京都千代田区内幸町 1-1-1 帝国ホテルタワー18F

TEL.03-3539-6569 FAX.03-3539-6670

定価 1,000 円(税込)