ボールリテーナ入りlmガイド 超重荷重・高剛性タ...
TRANSCRIPT
ボールリテーナ入りLMガイド超重荷重・高剛性タイプ防塵性能の向上工作機械に最適
CATALOG No.356-2
®
SVR/SVS
新製品
機械の運動は、回転運動と直線運動およびその組合せで成り立っています。そしてその運動部は、「すべり」から「ころがり」へと進化を見せています。回転運動の「ころがり」化は、100年以上も前にボールベアリングの登場によって実現されました。その後、ボールベアリングは、初期の総ボールタイプから、ボール同士が接触せず整列配置が可能であるリテーナ付きタイプへと進化したことにより、飛躍的に性能が向上しました。一方、直線運動では、1972年にTHKが開発、製品化した直線運動案内「LMガイド」が、「ころがり」化を実現する画期的な製品として、産業用機器を中心に採用が進みました。この「LMガイド」も、1996年に総ボールタイプから「ボールリテーナ入りLMガイド」への進化とともに飛躍的に性能が向上し、採用範囲がさまざまな産業分野に拡大しています。
ボールリテーナ入りLMガイドの特長
ボールリテーナ入りLMガイド
1
ボールリテーナとボールの接触 により極めて低い面圧
油膜接触
総ボールタイプの構造 ボールリテーナの構造
●ボール同士が完全な点接触をするので、接触部分の単位面圧が高く、油膜切れが起こり易い。●ボール同士の相互摩擦により摩耗を生じます。●ボール同士の相互摩擦により衝突音が発生します。●上記原因により寿命が短い。
ボール同士の相互摩擦がなくなることにより●油膜切れが起こりにくくなります。●摩耗が少なくなります。●高速回転時の発熱が抑えられます。●潤滑油の劣化が抑えられます。●衝突音が抑えられます。●ボールが均一に整列されているため滑らかに動きます。●リテーナにより潤滑性が向上します。●上記特長により長寿命が実現します。
ボール
ボール同士の点接触により高面圧
2
超重荷重・高剛性タイプ防塵性能の向上、工作機械に最適 SVR/SVS
ラジアルタイプ SVR形断面図
4方向タイプ SVS形断面図
50 。
90 。
40 。
40 。
LMブロック
LMレール
プロテクタ
ボールリテーナ
ボール
SVR/SVS形の構造
SVR/SVS形は、ボールリテーナ入りLMガイドシリーズの中でも高い剛性と負荷荷重能力があります。さらに、
工作機械などの使用環境を考慮した豊富なオプションによって防塵性能を強化することで、LMガイドの性能維
持と高い信頼性を実現しました。
※1 SNR/SNS形とは取付け寸法互換があります。
※2 SVR/SVS形は、剛性が非常に高いため、取付け面のミスアライメントや組付け誤差の影響を受けやすい構造になっています。
このような影響を受けた場合、寿命低下や動きに支障をきたす恐れがありますのでご検討の際はTHKまでお問い合わせくださ
い。
● 超重荷重・ダンピングの向上SVR/SVS形は、転動面にボール径に近似した曲率を持つサー
キュラーアーク形の深溝を採用。負荷荷重の増加に伴いボール
接触面積が増大し、大きな負荷能力が得られ、更にダンピング
(減衰性)も向上します。
● 高剛性SVR/SVS形は、ボールリテーナ入りLMガイドの中でも高い
剛性を実現しています。
また、同一寸法でラジアルタイプのSVR形、4方向タイプの
SVS形をラインナップしており、仕様に応じてお選び頂けます。
● 防塵性能の向上新開発のプロテクタにより異物除去機能を向上させ、防塵性能
を強化しました。更にサイドスクレーパの採用によりLMブロ
ック内への異物の侵入を低減させることで、悪環境下でも長期
にわたりLMガイドの性能を維持します。
● 豊富なオプションエンドシール、インナシール、サイドシール、積層形接触スク
レーパLaCS、プロテクタ、サイドスクレーパ、GCキャップ
等を用意し、さまざまな使用環境への対応が可能です。
3
TTHHYY仕様ダブルシール(→P.25~26)積層形接触スクレーパLaCS(→P.25~26)プロテクタ(→P.29)サイドスクレーパ(→P.27)
3000km走行時での試験品
クーラントや異物が入る過酷環境下における3000km走行時でも、SVR/SVS形は製品性能を維持し続けます。
● SVR/SVS形 防塵性能評価SVR/SVS形は、微細粉や液体等の異物が存在する過酷な環境でも製品性能を維持することができます。
0 1000
試験品 2
試験品 1
2000 3000
走行距離[km]
3000km未破損、継続走行を達成
4000 5000
水溶性クーラント散布 異物散布
ストローク
試験品
プロテクタ
LaCS
ダブルシール サイドスクレーパ
項目 内容 試験品 SVS45LR1TTHHYYC1�2880LP�2set最高速度 ストローク 封入グリース
200m/min2500mmTHK AFB-LFグリース
環境条件
異物
クーラント 水溶性クーラント 散布量:0.4g/20min
種類:ハイクリーンパウダー 125メッシュ(アトマイズ粉)
散布量:0.2cc/10s
■試験条件
■SVR/SVS形 装着オプション(TTHHYY仕様)
■試験結果
4
● SVR/SVS形 剛性性能評価SVR/SVS形は従来の4方向タイプ LMガイドと同等以上の剛性を有します。
【剛性データ】LMブロックに作用する4方向(ラジアル方向・逆ラジアル・横方向)に対する剛性値とします。
■ラジアル剛性
荷重 F 80
70
60
50
40
30
20
0 0 10 20 30 40 50 60
10
SVS 45L(予圧:C0)
変位量[μm]
作用荷重F[kN]
ラジアル剛性
SNS 45L(予圧:C0)
■逆ラジアル剛性
荷重 FSVS 45L(予圧:C0)
変位量[μm]
作用荷重F[kN]
逆ラジアル剛性
SNS 45L(予圧:C0)
80
70
60
50
40
30
20
0 0 10 20 30 40 50 60
10
■水平剛性
荷重 F
80
70
60
50
40
30
20
0 0 10 20 30 40 50 60
10
SVS 45L(予圧:C0)
変位量[μm]
作用荷重F[kN]
水平剛性
SNS 45L(予圧:C0)
5
SVR/SVS OutlineSVR/SVS 製品概要
超重荷重・高剛性、防塵性能の向上。
ラジアルタイプ SVR形、4方向タイプ SVS形の選択が可能です。
主な用途 マシニングセンタ/NC旋盤/研削盤/五面加工機
SVR-R/SVS-R形
LMブロックの幅(W)を狭くし、タップ加工を施したタイプです。テーブル幅にスペースのない箇所に使用します。
W
●SVR/SVS 25R●SVR/SVS 30R●SVR/SVS 35R
●SVR/SVS 45R●SVR/SVS 55R●SVR/SVS 65R
SVR-LR/SVS-LR形
SVR/SVS-R形と同一断面形状でLMブロック全長(L)を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。
L
SVR-C/SVS-C形
LMブロックのフランジ部にタップ加工を施しています。上下どちらからでも取付けが可能です。テーブルに取付けボルト用の貫通穴があけられない場合に使用します。
●SVR/SVS 25LR●SVR/SVS 30LR●SVR/SVS 35LR
●SVR/SVS 45LR●SVR/SVS 55LR●SVR/SVS 65LR
●SVR/SVS 25C●SVR/SVS 30C●SVR/SVS 35C
●SVR/SVS 45C●SVR/SVS 55C●SVR/SVS 65C
SVR-LC/SVS-LC形
SVR/SVS-C形と同一断面形状でLMブロック全長(L)を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。
L
●SVR/SVS 25LC●SVR/SVS 30LC●SVR/SVS 35LC
●SVR/SVS 45LC●SVR/SVS 55LC●SVR/SVS 65LC
6
受注対応品
SVR/SVS OUTLINE製品概要
L
W
M
SVR-LCH/SVS-LCH形SVR/SVS-CH形と同一断面形状でLMブロック全長(L)を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。
SVR-CH/SVS-CH形高さ(M)と幅(W)寸法はSHS形、HSR形に準じ、LMブロックのフランジ部にタップ加工を施したタイプです。
SVR-LRH/SVS-LRH形SVR/SVS-RH形と同一断面形状でLMブロック全長(L)を長くし、定格荷重を増加させたタイプです。
SVR-RH/SVS-RH形高さ(M)と幅(W)寸法はSHS形、HSR形に準じ、LMブロックにタップ加工を施したタイプです。
L
W
M
●SVR/SVS 35LRH●SVR/SVS 45LRH●SVR/SVS 55LRH
●SVR/SVS 35CH●SVR/SVS 45CH●SVR/SVS 55CH
●SVR/SVS 35LCH●SVR/SVS 45LCH●SVR/SVS 55LCH
●SVR/SVS 35RH●SVR/SVS 45RH●SVR/SVS 55RH
7
※1 SVR/SVS形寸法表
SVR-R/LR形→P.13~
SVS-R/LR形→P.15~
SVR-C/LC形→P.17~
SVS-C/LC形→P.19~
SVR-RH/LRH形→P.21~
SVS-RH/LRH形→P.21~
SVR-CH/LCH形→P.22~
SVS-CH/LCH形→P.22~
SVR/SVS形は、ラジアル方向・逆ラジアル方向・横方向すべての方向の荷重を負荷できます。
基本定格荷重は右図のラジアル方向の値を示し、
その値はSVR/SVS形寸法表中※1に記載されて
います。逆ラジアル方向および横方向の値は下
表により求められます。
PE :等価荷重 [N]
・逆ラジアル方向
PL :逆ラジアル荷重 [N]
PT :横方向荷重 [N]
X, Y:等価係数 (表1参照)
PE :等価荷重 [N]
・ラジアル方向
・逆ラジアル方向
PR :ラジアル荷重 [N]
PL :逆ラジアル荷重 [N]
PT :横方向荷重 [N]
X, Y:等価係数 (表2, 3参照)
PE=X・PL+Y・PT
等価荷重SVR形のLMブロックが逆ラジアル荷重と横方向荷重を同時に負荷する場合の等価荷重は、
次式により求められます。
PE=X・PR(PL)+Y・PT
SVS形のLMブロックがラジアル荷重と横方向荷重、逆ラジアル荷重と横方向荷重を同時に
負荷する場合の等価荷重は、次式により求められます。
表1 SVR形の等価係数PE
逆ラジアル方向等価荷重X1
Y1.678
表2 SVS形の等価係数(ラジアル荷重と横方向荷重を負荷する場合)
PE
ラジアル方向等価荷重X1
Y0.935
表3 SVS形の等価係数(逆ラジアル荷重と横方向荷重を負荷する場合)
PE
逆ラジアル方向等価荷重X1
Y1.02
CL
PL PRC0L
C
C0
C0T
CT
PT
C0T
CT
PT
逆ラジアル方向 ラジアル方向
横方向 横方向
各方向の定格荷重
方 向
ラジアル方向逆ラジアル方向横方向
基本動定格荷重C
CL=0.64CCT=0.47C
基本静定格荷重C0
C0L=0.64C0
C0T=0.38C0
SVR形方 向
ラジアル方向逆ラジアル方向横方向
基本動定格荷重C
CL=0.84CCT=0.92C
基本静定格荷重C0
C0L=0.84C0
C0T=0.85C0
SVS形
SVR/SVS形 各方向の基本定格荷重
8
SVR/SVS OUTLINE製品概要
※1 基本動定格荷重(C)
一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させた時、定格寿命(L)が50kmとなるような方向と大きさの変動しない荷重をいいます。
寿命
●定格寿命一群の同じLMガイドを同じ条件で個々に運動させ
たとき、そのうちの90%がフレーキング(金属表面
のうろこ状のはく離)をおこすことなく到達できる
総走行距離をいいます。
●寿命時間定格寿命(L)が求められると、ストローク長さと往
復回数が一定の場合、寿命時間は右式により求め
られます。
LMガイドの寿命は同じように製作されたものを同一運転条件で使用しても、バラツキがあり
ます。このためLMガイドの寿命を求める目安として、次のように定義された定格寿命を使用し
ます。
L :定格寿命 [km]C :基本動定格荷重※1 [N]PC:計算荷重 [N]
fH :硬さ係数 (図1)fT :温度係数fC :接触係数 (表1)fW :荷重係数 (表2)
L = ( · )3 50CPC
fH · fT · fC
fW
Lh =L 106
2 RS n1 60
1.00.90.80.70.60.50.40.30.20.1
60 50 40 30 20 10転動面硬さ(HRC)
硬さ係数 fH
表1 接触係数(fC)
図1 硬さ係数(fH)
表2 荷重係数(fW)
密着時のブロック数2345
6以上通常使用
接触係数 fC
0.810.720.660.610.601.00
微
小
中
大
微速の場合V≦0.25m/s低速の場合0.25<V≦1m/s中速の場合1<V≦2m/s
高速の場合V>2m/s
1.0~1.2
1.2~1.5
1.5~2.0
2.0~3.5
振動・衝撃 速度(V) fW
Lh :寿命時間 [h]Rs :ストローク長さ [mm]n1 :毎分往復回数 [min-1]
■fH:硬さ係数LMガイドの負荷能力を十分発揮させるためには、転動面の硬さをHRC58~64とする必要があります。この硬さより低い場合、基本動定格荷重および基本静定格荷重が低下しますので、それぞれに硬さ係数(fH)を乗じます。通常、LMガイドは十分な硬さが確保されているのでfH=1.0になります。
■fC:接触係数LMブロックを密着状態で使用する場合では、モーメント荷重や取付面精度が影響し均一な荷重分布を得ることが難しいため、複数のブロックを密着使用する場合は表1の接触係数を基本定格荷重(C)、(C0)に乗じてください。注)大型の装置に不均一な荷重分布が予想される場合は表1の接触係数を考慮してください。
■fT:温度係数ボールリテーナ入りLMガイドの使用温度は通常80℃以下のため、fT=1.0になります。
■fW:荷重係数一般的に往復運動をする機械は運転中に振動や衝撃を伴うものが多く、特に高速運転時に発生する振動や、常時繰返される起動停止時の衝撃などのすべてを正確に求めることは困難です。したがって、速度・振動の影響が大きい場合は、経験的に得られた表2の荷重係数を基本動定格荷重(C)に除してください。
9
※1 予圧
LMブロックの剛性を高めるため、あらかじめ転動体(ボール)に与える内部荷重をいいます。なお、SVR/SVS形は、すべてご指定のすきま調整がなされた状態で出荷されますので、予圧の調整が不要です。
ラジアルすきま規格
ラジアルすきま LMガイドのラジアルすきまは、走り精度、耐荷
重性能や剛性に大きく影響するので、用途に応
じた適切なすきまの選定が大切です。
一般的には、往復運動から生じる振動・衝撃を考慮し
て、マイナスすきま(予圧※1を与えた状態)を選定する
ことが寿命および精度に好影響をもたらします。
単位:μm
– 3 ~ +2 – 6 ~ – 3 – 9 ~ – 6
– 4 ~ +2 – 8 ~ – 4 –12 ~ – 8
– 4 ~ +2 – 8 ~ – 4 –12 ~ – 8
– 5 ~ +3 –10 ~ – 5 –15 ~ –10
– 6 ~ +3 –11 ~ – 6 –16 ~ –11
– 8 ~ +3 –14 ~ – 8 –20 ~ –14
表示記号 普 通 軽予圧 中予圧呼び形番 無記号 C1 C0
25
30
35
45
55
65
10
※1 走り平行度
LMレールを基準ベース面にボルトで締付けた状態で、LMブロックをLMレールの全長にわたり走行させたときの、LMブロックとLMレール基準面部同士の平行度誤差。
※2 高さMのペア相互差
同一平面上に組合される各々のLMブロックの、高さ(M)寸法の、最小値と最大値の差。
※3 幅W2のペア相互差
1本のLMレールに組合される各々のLMブロックとLMレール間の幅(W2)寸法の、最大値と最小値の差。
SVR/SVS OUTLINE製品概要
SVR/SVS形の精度は、走り平行度※1、高さ・幅の
寸法許容差、1軸に数個のLMブロックを使用する
場合や、同一平面上に数軸取付ける場合に必要と
なる高さ・幅のペア相互差※2,※3を各形番ごとに規定
しています。
SVR/SVS形の精度は、下表の示すように並級(無記号)、
上級(H)、精密級(P)、超精密級(SP)および超超精密級
(UP)に分類されます。
A
D
C
W2
M
B
呼び形番 精度規格 項目
並級 無記号
上級 H
精密級 P
超精密級 SP
超超精密級 UP
単位:mm
± 0.040.015
± 0.030.015
± 0.040.015
± 0.040.015
± 0.040.02
± 0.040.02
± 0.080.02
± 0.070.025
± 0.080.025
± 0.070.03
± 0.080.03
± 0.080.03
0.007
0.007
0– 0.04
0– 0.03
0.007
0.007
0– 0.05
0– 0.04
0.01
0.01
0– 0.05
0– 0.05
0.005
0.005
0– 0.02
0– 0.015
0.005
0.005
0– 0.03
0– 0.025
0.007
0.007
0– 0.04
0– 0.04
0.003
0.003
0– 0.01
0– 0.01
0.003
0.003
0– 0.015
0– 0.015
0.005
0.005
0– 0.03
0– 0.03
25 30 35
65
45 55
下表による
下表による
下表による
下表による
下表による
下表による
高さMの寸法許容差 高さMのペア相互差 幅W2の寸法許容差 幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度 高さMの寸法許容差 高さMのペア相互差 幅W2の寸法許容差 幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度 高さMの寸法許容差 高さMのペア相互差 幅W2の寸法許容差 幅W2のペア相互差 □A 面に対する □C 面の走り平行度 □B 面に対する □D 面の走り平行度
精度規格
LMレール長さ(mm) 走り平行度の値
こえる 以下並級 上級 精密級 超精密級 超超精密級無記号 H P SP UP
― 50 5 3 2 1.5 150 80 5 3 2 1.5 180 125 5 3 2 1.5 1
125 200 5 3.5 2 1.5 1200 250 6 4 2.5 1.5 1250 315 7 4.5 3 1.5 1315 400 8 5 3.5 2 1.5400 500 9 6 4.5 2.5 1.5500 630 11 7 5 3 2630 800 12 8.5 6 3.5 2800 1000 13 9 6.5 4 2.5
1000 1250 15 11 7.5 4.5 31250 1600 16 12 8 5 41600 2000 18 13 8.5 5.5 4.52000 2500 20 14 9.5 6 52500 3090 21 16 11 6.5 5.5
SVR/SVS形 LMレール長さと走り平行度 単位:μm
LMブロックとLMレールの取付面には、通常、組付け易さや高精度な位置合わせを可能にする
ため側面に突きあてを設けます。
取付面のすみは、LMブロックやLMレールの面取りと干渉しないように逃げをつけるか、すみの半径r以下
に加工してください。
取付面の肩の高さとすみの半径
11
H3
r
r
H2
LMレール部 LMブロック部
r
H1
r
呼び形番 すみの半径r(最大)
LMレール部の肩の高さH1
LMブロック部の肩の高さH2
H3
単位:mm
253035455565
0.51111.51.5
4568
1010
5568
1010
5.579
11.61415
12
SVR/SVS OUTLINE製品概要
2軸の平行度誤差許容値通常の使用では寿命に影響をおよぼさ
ない2軸の平行度誤差許容値(P)を各形
番ごとに示します。
表中の値は、軸間距離500mmあたり
の2軸の上下レベル誤差許容値(S)を示
し、軸間距離に比例します。
2軸の上下レベル誤差許容値
呼び形番 C0すきま25
30
35
45
55
65
35
45
60
70
85
100
C1すきま43
55
75
85
105
125
普通すきま65
85
105
125
150
175
単位:μm■SVR形
呼び形番 C0すきま25
30
35
45
55
65
49
63
84
98
119
140
C1すきま60
77
105
119
147
175
普通すきま91
119
147
175
210
245
単位:μm■SVS形
呼び形番 C0すきま25
30
35
45
55
65
14
19
21
25
32
39
C1すきま15
21
25
28
35
42
普通すきま21
28
35
42
49
56
単位:μm■SVR形
呼び形番 C0すきま25
30
35
45
55
65
10
14
15
18
23
28
C1すきま11
15
18
20
25
30
普通すきま15
20
25
30
35
40
単位:μm■SVS形
13
Model SVR-R/SVR-LR SVR-R形/SVR-LR形 寸法表
■ 呼び形番の構成例 SVR45 LR 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)nラジアルすきま記号(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
z , . ⁄0mnbvx c
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
呼び形番
外形寸法 LMブロック寸法
幅
W
長さ
L
SVR 25RSVR 25LRSVR 30RSVR 30LRSVR 35RSVR 35LRSVR 45RSVR 45LRSVR 55RSVR 55LRSVR 65RSVR 65LR
高さ
M
31
38
44
52
63
75
50
60
70
86
100
126
82.8102.0
98.0120.5109.5135.0138.2171.0163.3200.5186.0246.0
(K)
W
W2 W1
H3
B
M
T
C
LL1
(E) 4-S×R
4-φD0※1e0
φd2 N
M1h
φd1
F
f0
SVR-R形SVR-R形/LR形
MCMA
MB
B C S✕R L1 T K N f0 E e0 D0
グリースニップル
032
040
050
060
065
076
035050040060050072060080075095070110
M6✕8
M8✕10
M8✕12
M10✕17
M12✕18
M16✕20
61.480.672.194.679.0
104.5105.0137.8123.6160.8143.6203.6
9.7
9.7
11.7
14.7
17.7
21.6
25.5
31.0
35.0
40.4
49.0
60.0
7.8
10.3
12.1
13.9
16.6
19.0
5.1
7.0
8.0
8.0
10.0
15.0
12
12
12
16
16
16
4.5
6.5
6.0
8.5
10.0
8.7
3.9
3.9
5.2
5.2
5.2
8.2
H3
5.5
7.0
9.0
11.6
14.0
15.0
B-M6F
B-M6F
B-M6F
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
14
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
W2
高さ
M1
ピッチ
Fd1✕d2✕h
長さMax※2
C
[kN]
C0
[kN]
基本定格荷重LMレール寸法 静的許容モーメント[kN・m]※3 質 量
25
28
34
45
53
63
12.5
16
18
20.5
23.5
31.5
17
21
24.5
29
36.5
43
40
80
80
105
120
150
2500
3000
3000
3090
3060
3000
6✕9.5✕8.5
7✕11✕9
9✕14✕12
14✕20✕17
16✕23✕20
18✕26✕22
4857688190
108132161177214260340
688699
126115159173231238312328481
0.5690.8900.8591.521.192.212.613.983.786.356.18
12.8
2.954.745.077.787.19
11.113.020.820.530.833.760.2
0.3910.6120.5881.040.8121.501.802.752.594.354.118.52
2.614.214.296.616.179.63
11.818.818.628.028.350.7
0.7200.9121.091.481.652.283.514.395.136.738.47
12.4
0.40.50.70.911.31.82.33.34.36.08.5
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
単位:mm
MA
1個 2個密着
MB
1個 2個密着
MC
1個
LMブロック
[kg]
LMレール
[kg/m]
幅W10-0.05
6-S×R
C
(E)
L1 e0
L
〃 〃
φd2
M1h
N f0
φd1
F
4-φD0※1
SVR-LR形
MA
15
Model SVS-R/SVS-LRSVS-R形/SVS-LR形 寸法表
注この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
呼び形番
外形寸法 LMブロック寸法
幅
W
長さ
L
SVS 25RSVS 25LRSVS 30RSVS 30LRSVS 35RSVS 35LRSVS 45RSVS 45LRSVS 55RSVS 55LRSVS 65RSVS 65LR
高さ
M
31
38
44
52
63
75
50
60
70
86
100
126
82.8102.0
98.0120.5109.5135.0138.2171.0163.3200.5186.0246.0
■ 呼び形番の構成例 SVS45 LR 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)nラジアルすきま記号(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号(P.10参照)) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
z , . ⁄0mnbvx c
(K)
W
W2 W1
H3
B
M
T
C
LL1
(E) 4-S×R
4-φD0※1e0
φd2 N
M1h
φd1
F
f0
SVS-R形SVS-R形/LR形
MAMC
MB
B C S✕R L1 T K N f0 E e0 D0
グリースニップル
32
40
50
60
65
76
3550406050726080759570
110
M6✕8
M8✕10
M8✕12
M10✕17
M12✕18
M16✕20
61.480.672.194.679.0
104.5105.0137.8123.6160.8143.6203.6
9.7
9.7
11.7
14.7
17.7
21.6
25.5
31.0
35.0
40.4
49.0
60.0
7.8
10.3
12.1
13.9
16.6
19.0
5.1
7.0
8.0
8.0
10.0
15.0
12
12
12
16
16
16
4.5
6.5
6.0
8.5
10.0
8.7
3.9
3.9
5.2
5.2
5.2
8.2
H3
5.5
7.0
9.0
11.6
14.0
15.0
B-M6F
B-M6F
B-M6F
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
16
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
W2
高さ
M1
ピッチ
Fd1✕d2✕h
C
[kN]
C0
[kN]
基本定格荷重LMレール寸法 静的許容モーメント[kN・m]※3 質 量
25
28
34
45
53
63
12.5
16
18
20.5
23.5
31.5
17
21
24.5
29
36.5
43
40
80
80
105
120
150
6✕9.5✕8.5
7✕11✕9
9✕14✕12
14✕20✕17
16✕23✕20
18✕26✕22
374452626983
101123136164199261
5266769688
122133177182239251368
0.5340.8370.8071.431.112.052.453.743.555.955.79
12.0
2.774.444.747.286.78
10.512.319.619.228.831.656.4
0.5780.9080.8681.551.202.222.674.083.856.496.05
12.5
2.333.754.016.175.648.79
10.316.516.324.527.248.8
0.6390.8100.9691.311.472.033.153.944.565.997.52
11.0
0.40.50.70.911.31.82.33.34.36.08.5
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
単位:mm
MA
1個 2個密着
MB
1個 2個密着
MC
1個
LMブロック
[kg]
LMレール
[kg/m]
幅W10-0.05
6-S×R
C
(E)
L1 e0
L
〃 〃
φd2
M1h
N f0
φd1
F
4-φD0※1
SVS-LR形
MA
長さMax※2
2500
3000
3000
3090
3060
3000
17
Model SVR-C/SVR-LCSVR-C形/SVR-LC形 寸法表
注この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
呼び形番
外形寸法 LMブロック寸法
幅
W
長さ
L Bグリースニップル
SVR 25CSVR 25LCSVR 30CSVR 30LCSVR 35CSVR 35LCSVR 45CSVR 45LCSVR 55CSVR 55LCSVR 65CSVR 65LC
高さ
M
31
38
44
52
63
75
72
90
100
120
140
170
82.810298
120.5109.5135138.2171163.3200.5186246
059
072
082
100
116
142
C
045
052
062
080
095
110
S
M8
M10
M10
M12
M14
M16
H
6.8
8.5
8.5
10.5
12.5
14.5
L1
61.480.672.194.679.0
104.5105.0137.8123.6160.8143.6203.6
t
16
18.1
20.1
22.1
24
28
T
14.8
16.9
18.9
20.6
22.5
26.0
T1
12
14
16
20
22
25
K
25.5
31.0
35.0
40.4
49.0
60.0
N
7.8
10.3
12.1
13.9
16.6
19.0
f0
5.1
7.0
8.0
8.0
10.0
15.0
E
12
12
12
16
16
16
e0
4.5
6.5
6.0
8.5
10.0
8.7
D0
3.9
3.9
5.2
5.2
5.2
8.2
H3
5.5
7.0
9.0
11.6
14.0
15.0
B-M6F
B-M6F
B-M6F
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
■ 呼び形番の構成例 SVR45 LC 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)nラジアルすきま記号(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
z , . ⁄0mnbvx c
B
W
T1
M
t T
W2 W1
(K)
H3
SVR-C形/LC形
MC
C
L1
(E) L
e0
Nφd2
4-φD0※1
4-S
(φH 通シ)
M1
F
φd1
f0
h
SVR-C形
MA
MB
18
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
W2
高さ
M1
ピッチ
Fd1×d2×h
C
[kN]
C0
[kN]
基本定格荷重LMレール寸法 静的許容モーメント[kN・m]※3 質 量
25
28
34
45
53
63
23.5
31
33
37.5
43.5
53.5
17
21
24.5
29
36.5
43
40
80
80
105
120
150
6✕9.5✕8.5
7✕11✕9
9✕14✕12
14✕20✕17
16✕23✕20
18✕26✕22
4857688190
108132161177214260340
688699
126115159173231238312328481
0.5690.8900.8591.521.192.212.613.983.786.356.18
12.8
2.954.745.077.787.19
11.113.020.820.530.833.760.2
0.3910.6120.5881.040.8121.501.802.752.594.354.118.52
2.614.214.296.616.179.63
11.818.818.628.028.350.7
0.7200.9121.091.481.652.283.514.395.136.738.47
12.4
0.60.81.11.51.622.73.64.55.97.8
11.0
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
単位:mm
MA
1個 2個密着
MB
1個 2個密着
MC
1個
LMブロック
[kg]
LMレール
[kg/m]
幅W10-0.05
C4-φD0
※1
L
e0
(E)
L1
6-S
(φH 通シ)
〃 〃
N f0
F
φd1
φd2
hM1
SVR-LC形
MA
長さMax※2
2500
3000
3000
3090
3060
3000
19
Model SVS-C/SVS-LCSVS-C形/SVS-LC形 寸法表
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
■ 呼び形番の構成例 SVS45 LC 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)nラジアルすきま記号(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
z , . ⁄0mnbvx c
B
W
T1
M
t T
W2 W1
(K)
H3
SVS-C形/LC形
MC
C
L1
(E) L
e0
Nφd2
4-φD0※1
4-S
(φH 通シ)
M1
F
φd1
f0
h
SVS-C形
MA
MB
呼び形番
外形寸法 LMブロック寸法
幅
W
長さ
L Bグリースニップル
SVS 25CSVS 25LCSVS 30CSVS 30LCSVS 35CSVS 35LCSVS 45CSVS 45LCSVS 55CSVS 55LCSVS 65CSVS 65LC
高さ
M
31
38
44
52
63
75
72
90
100
120
140
170
82.8102.0
98.0120.5109.5135.0138.2171.0163.3200.5186.0246.0
59
72
82
100
116
142
C
45
52
62
80
95
110
S
M8
M10
M10
M12
M14
M16
H
6.8
8.5
8.5
10.5
12.5
14.5
L1
61.480.672.194.679.0
104.5105.0137.8123.6160.8143.6203.6
t
16
18.1
20.1
22.1
24
28
T
14.8
16.9
18.9
20.6
22.5
26.0
T1
12
14
16
20
22
25
K
25.5
31
35
40.4
49
60
N
7.8
10.3
12.1
13.9
16.6
19
f0
5.1
7
8
8
10
15
E
12
12
12
16
16
16
e0
4.5
6.5
6.0
8.5
10.0
8.7
D0
3.9
3.9
5.2
5.2
5.2
8.2
H3
5.5
7.0
9.0
11.6
14.0
15.0
B-M6F
B-M6F
B-M6F
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
20
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
W2
高さ
M1
ピッチ
Fd1✕d2✕h
C
[kN]
C0
[kN]
基本定格荷重LMレール寸法 静的許容モーメント[kN・m]※3 質 量
25
28
34
45
53
63
23.5
31
33
37.5
43.5
53.5
17
21
24.5
29
36.5
43
40
80
80
105
120
150
6✕9.5✕8.5
7✕11✕9
9✕14✕12
14✕20✕17
16✕23✕20
18✕26✕22
374452626983
101123136164199261
5266769688
122133177182239251368
0.5340.8370.8071.431.112.052.453.743.555.955.79
12.0
2.774.444.747.286.78
10.512.319.619.228.831.656.4
0.5780.9080.8681.551.202.222.674.083.856.496.05
12.5
2.333.754.016.175.648.79
10.316.516.324.527.248.8
0.6390.8100.9691.311.472.033.153.944.565.997.52
11.0
0.60.81.11.51.522.73.64.55.97.8
11.0
2.9
4.2
6.0
9.5
14
19.6
単位:mm
MA
1個 2個密着
MB
1個 2個密着
MC
1個
LMブロック
[kg]
LMレール
[kg/m]
幅W10-0.05
C4-φD0
※1
L
e0
(E)
L1
6-S
(φH 通シ)
〃 〃
N f0
F
φd1
φd2
hM1
SVS-LC形
MA
長さMax※2
2500
3000
3000
3090
3060
3000
21
受注対応品
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
Model SVR-RH/SVR-LRH SVS-RH/SVS-LRHSVR-RH形/SVR-LRH形 SVS-RH形/SVS-LRH形 寸法表
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
呼び形番
外形寸法 LMブロック寸法
SVR 35RHSVS 35RHSVR 35LRHSVS 35LRHSVR 45RHSVS 45RHSVR 45LRHSVS 45LRHSVR 55RHSVS 55RHSVR 55LRHSVS 55LRH
W2
高さ
M1
ピッチ
Fd1✕d2✕h
C
[kN]
C0
[kN]
基本定格荷重LMレール寸法 静的許容モーメント[kN・m]※3 質 量
34
34
45
45
53
53
18
18
20.5
20.5
23.5
23.5
24.5
24.5
29
29
36.5
36.5
80
80
105
105
120
120
9✕14✕12
9✕14✕12
14✕20✕17
14✕20✕17
16✕23✕20
16✕23✕20
9069
10883
132101161123177136214164
11588
159122173133231177238182312239
1.191.112.212.052.612.453.983.743.783.556.355.95
7.196.78
11.110.513.012.320.819.620.519.230.828.8
0.8121.201.502.221.802.672.754.082.593.854.356.49
6.175.649.638.79
11.810.318.816.518.616.328.024.5
1.651.472.282.033.513.154.393.945.134.566.735.99
1.5
2
3.2
4.1
4.7
6.2
6.0
6.0
9.5
9.5
14
14
単位:mm
MA
1個 2個密着
MB
1個 2個密着
MC
1個
LMブロック
[kg]
LMレール
[kg/m]
幅W10-0.05
■ 呼び形番の構成例 SVR35 RH 2 QZ TTHH C0 +920L H T -Ⅱ
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)nラジアルすきま記号(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
z , . ⁄0mnbvx c
M
WB
(K)
W2 W1
4-S×R
H3
T
MC
MB
長さMax※2
3000
3000
3090
3090
3060
3060
幅
W
長さ
L B C S✕R L1 T K N f0 E e0 D0
グリースニップル
高さ
M
55
55
70
70
80
80
070
070
086
086
100
100
109.5
135.0
138.2
171.0
163.3
200.5
50
50
60
60
75
75
50
72
60
80
75
95
M8✕12
M8✕12
M10✕17
M10✕17
M12✕18
M12✕18
79.0
104.5
105.0
137.8
123.6
160.8
11.7
11.7
14.7
14.7
17.7
17.7
46.0
46.0
58.4
58.4
66.0
66.0
23.1
23.1
31.9
31.9
33.6
33.6
19
19
26
26
27
27
12
12
16
16
16
16
6.0
6.0
8.5
8.5
10.0
10.0
5.2
5.2
5.2
5.2
5.2
5.2
H3
9.0
9.0
11.6
11.6
14.0
14.0
B-M6F
B-M6F
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
hM1
N
L1C
f0
φd1F
4-φD0※1
(E) Le0
φd2
MA
呼び形番
SVR 35RHSVS 35RHSVR 35LRHSVS 35LRHSVR 45RHSVS 45RHSVR 45LRHSVS 45LRHSVR 55RHSVS 55RHSVR 55LRHSVS 55LRH
22
注 ※1 横ニップル用下穴はLMブロック内への異物の侵入を避けるため貫通していません。また、ご指示いただければグリースニップルの取付けはTHKで行いますので、横ニップル用下穴をグリースニップル取付け以外の目的で使用しないでください。
※2 長さMaxは、LMレールの標準最大長さを示します。※3 静的許容モーメント 1個:LMブロック1個における静的許容モーメント値
2個:LMブロックを2個密着した状態での静的許容モーメント値
Model SVR-CH/SVR-LCH SVS-CH/SVS-LCHSVR-CH形/SVR-LCH形 SVS-CH形/SVS-LCH形 寸法表
注 この呼び形番はLMブロックとLMレールで1setとします。(2軸使用の場合の必要数は、2setとなります。)潤滑装置QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。
呼び形番
外形寸法 LMブロック寸法
SVR 35CHSVS 35CHSVR 35LCHSVS 35LCHSVR 45CHSVS 45CHSVR 45LCHSVS 45LCHSVR 55CHSVS 55CHSVR 55LCHSVS 55LCH
単位:mm
■ 呼び形番の構成例 SVR45 LCH 2 QZ TTHH C0 +1200L P T -Ⅱ
z呼び形番 xLMブロックの種類 c1軸に組合せるLMブロックの個数 v潤滑装置QZ付き b防塵用部品記号(P.25参照)nラジアルすきま記号(P.9参照) mLMレール長さ(mm表示) ,精度記号(P.10参照) .LMレール継ぎ記号 ⁄0同一平面に使用される軸数記号
z , . ⁄0mnbvx c
受注対応品
(K)
T1
M
t T
W2 W1
BW
(φH 通シ)
H3
4-S
MC
MB
φd2
φd1
M1
F
N
h
4-φD0※1
e0
f0
(E)
CL1L
MA
幅
W
長さ
L Bグリースニップル
高さ
M
48
48
60
60
70
70
100
100
120
120
140
140
109.5
135.0
138.2
171.0
163.3
200.5
082
082
100
100
116
116
C
62
62
80
80
95
95
S
M10
M10
M12
M12
M14
M14
H
8.5
8.5
10.5
10.5
12.5
12.5
L1
79.0
104.5
105.0
137.8
123.6
160.8
t
20
20
22
22
24
24
T
19
19
20.5
20.5
22.5
22.5
T1
16
16
20
20
22
22
K
39
39
48.4
48.4
56
56
N
16.1
16.1
21.9
21.9
23.6
23.6
f0
12
12
16
16
17
17
E
12
12
16
16
16
16
e0
6.0
6.0
8.5
8.5
10.0
10.0
D0
5.2
5.2
5.2
5.2
5.2
5.2
H3
9.0
9.0
11.6
11.6
14.0
14.0
B-M6F
B-M6F
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
B-PT1/8
W2
高さ
M1
ピッチ
Fd1✕d2✕h
C
[kN]
C0
[kN]
基本定格荷重LMレール寸法 静的許容モーメント[kN・m]※3 質 量
34
34
45
45
53
53
33
33
37.5
37.5
43.5
43.5
24.5
24.5
29
29
36.5
36.5
80
80
105
105
120
120
9✕14✕12
9✕14✕12
14✕20✕17
14✕20✕17
16✕23✕20
16✕23✕20
9069
10883
132101161123177136214164
11588
159122173133231177238182312239
1.191.112.212.052.612.453.983.743.783.556.355.95
7.196.78
11.110.513.012.320.819.620.519.230.828.8
0.8121.201.502.221.802.672.754.082.593.854.356.49
6.175.649.638.79
11.810.318.816.518.616.328.024.5
1.651.472.282.033.513.154.393.945.134.566.735.99
1.7
2.2
3
4.2
4.4
6.5
6.0
6.0
9.5
9.5
14
14
MA
1個 2個密着
MB
1個 2個密着
MC
1個
LMブロック
[kg]
LMレール
[kg/m]
幅W10-0.05
長さMax※2
3000
3000
3090
3090
3060
3060
呼び形番
SVR 35CHSVS 35CHSVR 35LCHSVS 35LCHSVR 45CHSVS 45CHSVR 45LCHSVS 45LCHSVR 55CHSVS 55CHSVR 55LCHSVS 55LCH
23
LMレール標準長さと最大長さSVR/SVS形のLMレール標準長さと最大長さを下表に示します。最大長さがこれを超える場合には、つなぎ方式
で製作しますので、THKまでお問い合わせください。
特殊長さをご指定される場合のG寸法は、表中の寸法を推奨します。G寸法が長くなりますと取付け後、その部分
が不安定な傾向になり、精度上悪影響を及ぼすことがあります。
G F GF
L0
SVR/SVS形 LMレール標準長さと最大長さ 単位:mm
注1)最大長さにつきましては、精度等級により異なりますので、THKまでお問い合わせください。注2)つなぎ方式が不可能で、上記最大長さ以上が必要な場合は、THKまでお問い合わせください。
呼び形番
標準 ピ ッ チF 4015
2500
8020
3000
8020
3000
10522.5
3090
120 15030 35
3060 3000
G最大 長 さ
SVR/SVS 25
230270350390470510590630710750830950990
107011101190123013101350143014701550159017101830195020702190231024302470
SVR/SVS 30
280360440520600680760840920
10001080116012401320140014801560164017201800188019602040220023602520268028403000
SVR/SVS 35
280360440520600680760840920
10001080116012401320140014801560164017201800188019602040220023602520268028403000
SVR/SVS 45
570675780885990
10951200130514101515162017251830193520402145225023552460256526702775288029853090
SVR/SVS 55
780900
102011401260138015001620174018601980210022202340246025802700282029403060
SVR/SVS 65
1270157020202620
(L0)
LMレール標準長さ
24
SVR/SVS OPTIONSオプション
SVR/SVS形には防塵・潤滑のための各種関連部品をご用意しています。用途・設置箇所によってお選びください。
LMレール取付け穴 専用キャップGC形
※特殊レール対応 9
6 金属スクレーパ
積層形接触スクレーパ LaCS5
プロテクタ 10
41 エンドシール
潤滑装置QZ 11
8
サイドスクレーパケース
サイドスクレーパ本体
インナシール 3
サイドシール 2
7
簡易ジャバラ
25
直動システムに異物が侵入すると、異常摩耗や早期寿命の原因となるため、異物の侵入を防止する必要があります。したがって、異物の侵入が考えられる場合は、雰囲気条件にあった効果的な密封装置や防塵装置を選定することが重要です。
防塵用部品
表3 SVR/SVS形の防塵用部品記号記号UUSSDDZZKK
JJHHTTHH
JJHHYYTTHHYY
防塵用部品エンドシールエンドシール+サイドシール+インナシールダブルシール+サイドシール+インナシールエンドシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパダブルシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパエンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ
表2 LaCSの抵抗値(参考)呼び形番
253035455565
LaCSの抵抗最大値8.1
13.415.523.328.639.6
単位:N
・シール抵抗値SVR/SVS…SS形シールの、潤滑剤が塗布された状態における、LMブロック1個あたりのシール抵抗の最大値は、表1の値をご参照ください。
表1 SVR/SVS…SS形シール抵抗最大値
z~v シール耐摩耗性に優れた特殊合成ゴム製のエンドシールや、より防塵効果を高めるためのサイドシール等が用意してあります。
防塵用部品が必要な場合は表3に示す記号でご指示ください。なお、防塵用部品の適応形番および防塵用部品取付け後のLMブロック全長寸法(L寸法)については、表4, 5をご参照ください。
シール及びスクレーパ
呼び形番253035455565
シール抵抗最大値101418222631
単位:N
エンドシール
エンドシール粉塵がある箇所に使用
サイドシール取付け姿勢が垂直水平、逆さ使用などLMブロック側面や底面から粉塵が入りやすい箇所に使用
インナシール粉塵や切削屑などが非常に多い箇所に使用
サイドシール
インナシール
1
2
3
注1)LaCSのみの抵抗値とし、LMブロック、各種シール等の摺動抵抗は除きます。
注2)LaCSの使用最高速度についてはTHKまでお問い合わせください。
注)LaCS単品での販売は行いませんのでご注意ください。
bn スクレーパ積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)さらに雰囲気が劣悪な箇所へは、積層形接触スクレーパLaCS(ラックス)が用意してあります。LaCSは、積層形接触構造(3層スクレーパ)により、LMレールに付着した微細な異物を多段的に除去し、LMブロック内への侵入を防ぎます。
・特長●3層スクレーパがLMレールに全面接触しているため、微細異物の除去能力に優れています。
●自己潤滑機能をもたせた含油発泡合成ゴムを採用しているため、低摩擦抵抗を実現しました。
・LaCSの基本仕様●LaCSの使用温度範囲:-20℃~+80℃●LaCSの抵抗値(参考):LaCSの抵抗最大値は表2に示します。
26
表4 SVR/SVS形 防塵用部品取付け後のLMブロック全長(L寸法)
UU SS DD ZZ KK JJHH TTHH JJHHYY TTHHYY単位:mm
表5 SVR/SVS-H形 防塵用部品取付け後のLMブロック全長(L寸法)
TTHHUU SS DD ZZ KK JJHH JJHHYY TTHHYY単位:mm
OPTIONSオプション
構造図
LaCS微細粉や液体等の異物が存在する過酷環境での使用
5
金属スクレーパ(非接触)溶接のスパッタなどがLMレールに貼りついてしまう可能性のある箇所に使用
6
金属スクレーパ
ダブルシール特に粉塵や切削屑などが多い箇所に使用
エンドシール
4
:基準面Kプロテクタ プロテクタ
グリースニップル
H
注)グリースニップルの取付けを上図で示す位置以外に希望される場合は、THKまでお問い合わせください。
■DD,ZZ,KK仕様の場合DD,ZZ,KK仕様の場合のグリースニップル取付け位置および増加分寸法はTHKまでお問い合わせください。
■HH仕様の場合HH仕様(LaCS付き)の場合は、プロテクタが付きます。プロテクタは金属スクレーパ機能を兼ねます。その他仕様でのプロテクタ装着についてはTHKまでお問い合わせください。
■UU,SS仕様の場合UU,SS仕様の場合のグリースニップル取付け位置(N)および増加分寸法(E)は寸法表(P.13~P.22)をご参照ください。
■JJHH, TTHH, JJHHYY, TTHHYY仕様の場合JJHH,TTHH,JJHHYY,TTHHYY仕様の場合は、下図に示す位置にグリースニップルが付きます。なお、グリースニップルの増加分寸法は、下表に示します。
107.7126.9127.5150.0140.5166.0172.8205.6198.1235.3224.9284.9
102.5121.7120.9143.4133.5159.0165.8198.6191.1228.3217.5277.5
107.7126.9127.5150.0140.5166.0172.8205.6198.1235.3224.9284.9
102.5121.7120.9143.4133.5159.0165.8198.6191.1228.3217.5277.5
93.7112.9110.3132.8123.3148.8152.8185.6176.0213.2200.5260.5
88.5107.7103.7126.2116.3141.8145.8178.6169.0206.2193.1253.1
88107.2104.6127.1116.5142145.2178168.4205.6191.8251.8
82.8102
98120.5109.5135138.2171163.3200.5186246
82.8102
98120.5109.5135138.2171163.3200.5186246
140.5166.0172.8205.6198.1235.3
133.5159.0165.8198.6191.1228.3
140.5166.0172.8205.6198.1235.3
133.5159.0165.8198.6191.1228.3
123.3148.8152.8185.6176.0213.2
116.3141.8145.8178.6169.0206.2
116.5142145.2178168.4205.6
109.5135138.2171163.3200.5
109.5135138.2171163.3200.5
呼び形番25R/C25LR/LC30R/C30LR/LC35R/C35LR/LC45R/C45LR/LC55R/C55LR/LC65R/C65LR/LC
呼び形番35RH/CH35LRH/LCH45RH/CH45LRH/LCH55RH/CH55LRH/LCH
接触スクレーパ ボール
ボールリテーナ
液体
多量の異物
構造図
呼び形番グリースニップル増加分寸法
Hニップル形式
25R/LR30R/LR
35R/LR, RH/LRH45R/LR, RH/LRH55R/LR, RH/LRH
65R/LR
SVR/SVS
PB1021BPB1021B
A-M6FA-M6FA-M6F
A-PT1/8
5.55.5999
12
単位:mm
27
●過酷環境下において、LMガイド側面からの異物侵入を最小限に抑えます。●逆さ、壁張り姿勢において防塵効果を発揮します。
m サイドスクレーパサイドスクレーパ7
プロテクタ
積層形接触スクレーパ LaCS
エンドシール
潤滑装置QZ
エンドプレート
サイドスクレーパ本体
サイドスクレーパケース
サイドスクレーパの取付け外観(例:QZTTHHYY仕様の場合)
※SVR/SVS形サイドスクレーパは防塵用部品(→P.26)と潤滑用部品(→P.30)のさまざまなオプションに対応できます。詳しくはTHKまでお問い合わせください。
サイドスクレーパ取付け後のLMブロック側面図
H1H3
r
r
LMブロック側面
異物
異物
異物
逆さ 壁張り
異物がLMブロック側面に侵入する経路
注)サイドスクレーパ単体での販売は行いませんのでご注意ください。
■ 呼び形番の構成例
SVR45 LR 1 QZ JJHH YY C1 +1200L
zサイドスクレーパ付き※
z
呼び形番すみの半径
r(最大)LMレール部の肩の高さ
H1H3
253035455565
0.51111.51.5
23.55.58
10.511
2.74.26.28.8
11.212.1
単位:mmサイドスクレーパ取付け後の取付面の肩の高さとすみの半径
呼び形番サイドスクレーパの抵抗最大値
(TTHHYY仕様)
単位:Nサイドスクレーパの抵抗最大値
2525L30
30L35
35L45
45L55
55L65
65L
4.45.24.75.54.65.55.16.15.36.35.46.9
28
SVR/SVS形には、簡易ジャバラJSV形が用意してあります。詳細はTHKまでお問い合わせください。
, 簡易ジャバラ JSV形
OPTIONSオプション
GCキャップは、LMレールの取付け穴をふさぐ金属製のキャップです(RoHS指令適合品)。過酷環境下におけるLMレール上面(取付け穴)からの異物やクーラントの侵入を防ぎ、防塵用シールと共に使用することでLMガイドの防塵性能が向上します。
φD
H
. LMレール取付け穴専用キャップ GCキャップ
GCキャップ9
単位:mm
呼び形番 GCキャップ形番 外径 D 厚さ HSVR/SVS25 GC5 19.86 2.5SVR/SVS30 GC6 11.36 2.5SVR/SVS35 GC8 14.36 3.5SVR/SVS45 GC12 20.36 4.6SVR/SVS55 GC14 23.36 5.0SVR/SVS65 GC16 26.36 5.0
SVR45 LR 2 QZ TTHH C0 + 1200L P -ⅡGC
同一平面に使用される軸数記号注7)
呼び形番 LMブロックの種類
潤滑装置QZ付き
1軸に組合わせるLMブロックの個数
防塵用オプション記号
LMレール長さ(mm表示)
GCキャップ付き注7)
ラジアルすきま記号 精度記号
GCキャップ付きのLMガイドをご希望の場合は、下記の構成例どおりにご指示ください。
呼び形番の構成例
注1)GCキャップ付きのLMガイドは、特殊レールとなります。注2)ステンレス鋼製および表面処理されたLMレールには取付けられません。注3)真空、低温、高温など特殊環境下でご使用の際にはTHKまでお問い合わせください。注4)GCキャップ単体の販売はおこなっていません。LMガイドとのセット販売になります。注5)LMレールの取付け穴口元部は面取りされていません。作業中に手を傷つけないよう
ご注意ください。注6)GCキャップを取付けた後は、LMレール上面の平坦化と清浄(拭き取り)を必ずおこな
ってください。注7)1軸使用のGCキャップ付きをご希望の際は、下記の形番構成例を適用してください。
Cキャップに関しては総合カタログをご参照ください。その他材質(アルミ)についてはTHKまでお問い合わせください。
当て金具
プラスチックハンマー
取付け方法取付け穴へのGCキャップ挿入方法は、図のように平らな当て金具を用いてLMレール上面と同一面になるまで少しずつ打込んでください。GCキャップは、LMレールからLMブロックを抜かずに取付けてください。
29
●微細粉や液体等の異物が存在する過酷な環境でも異物の進入を最小限に抑えます。
呼び形番すみの半径
r(最大)LMレール部の肩の高さ
H1H3
253035455565
0.51111.51.5
4568
1010
5.579
11.61415
⁄0 プロテクタプロテクタ10
プロテクタ
積層形接触スクレーパLaCS
エンドシール
潤滑装置QZ
GCキャップ
サイドスクレーパケース
サイドスクレーパ本体
H1H3
r
r
単位:mmプロテクタ取付け後の取付面の肩の高さとすみの半径
プロテクタ
微細な異物クーラント
注)サイドスクレーパ単体での販売は行いませんのでご注意ください。
エンドプレート LaCS潤滑装置QZ エンドシール
プロテクタ内部構成図
(例:QZJJHH仕様の場合)
呼び形番すみの半径
r(最大)LMレール部の肩の高さ
H1H3
253035455565
0.51111.51.5
23.55.58
10.511
2.74.26.28.8
11.212.1
単位:mmプロテクタとサイドスクレーパ取付け後の取付面の肩の高さとすみの半径
H3
r
H1
r
プロテクタの取付け外観(例:QZTTHHYY仕様の場合)
プロテクタ取付け後のLMブロック側面図
プロテクタとサイドスクレーパ取付け後のLMブロック側面図
注)その他仕様でのプロテクタ装着についてはTHKまでお問い合わせください。
30
潤滑用部品
表8 SVR/SVS-H形 潤滑装置QZ取付け後のLMブロック全長(L寸法)
11潤滑装置QZ
潤滑装置QZの構造は、主な3つの部品
①高含油ファイバーネット
(潤滑油を貯蔵する機能)
②高密度ファイバーネット
(潤滑油を転動面に塗布する機能)
③オイルコントロールプレート
(油流量を調整する機能)
から構成されていて、潤滑装置QZ内部
にある潤滑油はフェルトペンなどに利用
されている毛細管作用を基本原理として
供給されます。
⁄1 潤滑装置QZ潤滑装置QZは、LMレールの転動面に適切な量の潤滑油を供給します。このため、転動体と転動面の間には油膜が常に形成され、潤滑メンテナンス間隔の大幅な延長を可能にします。
潤滑装置QZが必要な場合は表6に示す記号でご指示ください。なお、潤滑装置QZの適用形番および潤滑装置QZ取付け後のLMブロック全長(L寸法)については、表7、8をご参照ください。
・特長
●損失した油分を補うため、潤滑メ
ンテナンス間隔の大幅な延長が可
能になります。
●適切な量の潤滑油を転動面に供給
するため、周囲をよごさず、環境に
優しい潤滑システムです。
●使用用途にあった潤滑油の選択が
可能です。
・メンテナンス期間の大幅な延長潤滑装置QZを装着することにより、
軽荷重域から重荷重域まで全ての荷
重領域において、メンテナンス期間
の延長に効果を発揮します。
注1)QZ単品での販売は行いませんのでご注意ください。
注2)QZ付きの場合、グリースニップルは付きません。QZ付き仕様でグリースニップル付きを希望される場合は、THKまでお問い合わせください。
表6 SVR/SVS形の潤滑装置QZ付き部品記号
記号QZUUQZSSQZDDQZZZQZKK
QZJJHHQZTTHHQZJJHHYYQZTTHHYY
潤滑装置QZ付き防塵用部品潤滑装置QZ+エンドシール潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパ潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール+金属スクレーパ潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)潤滑装置QZ+エンドシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ潤滑装置QZ+ダブルシール+サイドシール+インナシール+LaCS+プロテクタ(金属スクレーパ機能を兼ねる)+サイドスクレーパ
表7 SVR/SVS形 潤滑装置QZ取付け後のLMブロック全長(L寸法)
呼び形番25R/C25LR/LC30R/C30LR/LC35R/C35LR/LC45R/C45LR/LC55R/C55LR/LC65R/C65LR/LC
QZUU QZSS QZDD QZZZ QZKK QZJJHH QZTTHH QZJJHHYY QZTTHHYY102.8122118140.5139.5165168.2201201.4238.6224.4284.4
102.8122118140.5139.5165168.2201201.4238.6224.4284.4
108127.2124.6147.1146.5172175.2208208.4245.6231.8291.8
108.5127.7123.7146.2146.3171.8175.8208.6209.0246.2233.1293.1
113.7132.9130.3152.8153.3178.8182.8215.6216.0253.2240.5300.5
122.5141.7140.9163.4163.5189.0195.8228.6231.1268.3257.5317.5
127.7146.9147.5170.0170.5196.0202.8235.6238.1275.3264.9324.9
122.5141.7140.9163.4163.5189.0195.8228.6231.1268.3257.5317.5
127.7146.9147.5170.0170.5196.0202.8235.6238.1275.3264.9324.9
単位:mm
呼び形番35RH/CH35LRH/LCH45RH/CH45LRH/LCH55RH/CH55LRH/LCH
QZTTHHQZUU QZSS QZDD QZZZ QZKK QZJJHH QZJJHHYY QZTTHHYY139.5165168.2201201.4238.6
139.5165168.2201201.4238.6
146.5172175.2208208.4245.6
146.3171.8175.8208.6209.0246.2
153.3178.8182.8215.6216.0253.2
163.5189.0195.8228.6231.1268.3
170.5196.0202.8235.6238.1275.3
163.5189.0195.8228.6231.1268.3
170.5196.0202.8235.6238.1275.3
単位:mm
OPTIONSオプション
(エンドシール)
潤滑油の流れ
③ オイルコントロールプレート
ボールリテーナ
ボール
ケース ② 高密度ファイバーネット
① 高含油ファイバーネット
Global site : http:/ /www.thk.com/
中部営業統括部 名古屋支店 TEL 052(883)0851 FAX 052(883)0855 豊 田 支 店 TEL 0566(82)3007 FAX 0566(82)3870 小 牧 支 店 TEL 0568(72)2031 FAX 0568(73)1894 金 沢 支 店 TEL 076(238)6158 FAX 076(238)0246 三 重 支 店 TEL 059(379)3401 FAX 059(378)8329 西日本第一営業統括部 大 阪 支 店 TEL 06(6222)8211 FAX 06(6222)8212 京 滋 支 店 TEL 077(553)2431 FAX 077(553)2421 明 石 支 店 TEL 078(923)0621 FAX 078(923)6067
西日本第二営業統括部 福 岡 支 店 TEL 092(474)4471 FAX 092(474)5429 広 島 支 店 TEL 082(286)0789 FAX 082(286)0794 福 山 支 店 TEL 084(973)1501 FAX 084(973)1502 松 山 支 店 TEL 089(972)7411 FAX 089(972)7511 熊 本 支 店 TEL 096(212)3630 FAX 096(212)3633 海外営業統括部 TEL 03(5434)0351 FAX 03(5434)0353
【製品・技術に関するお問い合わせ先】 テクノセンター 応用技術統括部 〒144-0033 東京都大田区東糀谷4-9-16 TEL 03(5735)0225 FAX 03(5735)0273
東日本第一営業統括部 東 京 支 店 TEL 03(5434)0341 FAX 03(5434)0345 上 野 支 店 TEL 03(5812)2071 FAX 03(3832)3051 川 越 支 店 TEL 049(224)7180 FAX 049(225)3187 仙 台 支 店 TEL 022(232)7011 FAX 022(232)7015 秋田営業所 TEL 018(892)6061 FAX 018(839)9560 宇都宮支店 TEL 028(683)2225 FAX 028(663)4113 長 岡 支 店 TEL 0258(37)1011 FAX 0258(37)0853 日 立 支 店 TEL 029(271)9311 FAX 029(271)9313 東日本第二営業統括部 八王子支店 TEL 042(645)8101 FAX 042(646)0509 厚 木 支 店 TEL 046(229)0808 FAX 046(229)0809 静 岡 支 店 TEL 054(251)8261 FAX 054(251)8265 浜 松 支 店 TEL 053(413)7871 FAX 053(413)7874 沼 津 支 店 TEL 055(924)4001 FAX 055(923)4854 甲 府 支 店 TEL 055(273)6827 FAX 055(273)1159 諏 訪 支 店 TEL 0266(53)1144 FAX 0266(53)1146 上田営業所 TEL 0268(23)8506 FAX 0268(23)8507
©THK CO., LTD. 201008030 J5 Printed in Japan
ご使用上の注意●取扱い・本製品の多くは重量物(20kg以上)です。重量物運搬の際は2人以上または運搬器具を使用しておこなってください。けがや破損の原因となります。・各部を分解しないでください。ごみの侵入や機能が損失する原因となります。・LMブロックおよびLMレールを傾けますと、自重で落下する場合がありますので、ご注意ください。・LMガイドを落下させたり、叩いたりしないでください。けがや破損の原因となります。また、衝撃を与えた場合、外観に破損が見られなくとも機能を損失する可能性があります。・ごみ、切り粉など異物の侵入のないようご注意ください。ボール循環部品の破損や機能の損失の原因となります。・クーラントがLMブロック内部に侵入するような環境下で使用される場合は、クーラントの種類によって製品の機能に支障をきたす場合がありますので、THKまでお問い合わせください。
・80℃を超えての使用は避けてください。80℃を超えて使用されたい場合は、THKまでお問い合わせください。・ごみ、切り粉などの異物が付着した場合は、洗浄した後、潤滑剤を再封入してください。使用する洗浄液の種類は、THKまでお問い合わせください。・LMガイドを逆さ吊り状態で使用される場合では、落下防止の安全機構を追加する等の対処をお願いします。事故等によりエンドプレートが破損しますと、ボールが脱落し、LMレールからLMブロックが外れて落下する恐れがあります。
・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温などの特殊環境下で使用される場合は、THKまでお問い合わせください。・LMブロックを一度LMレールから抜いて再度組付ける場合は、組付けを容易にするためのLMブロック抜き取り/挿入治具がありますので、THKまでお問い合わせください。
●潤滑・防錆油をよく拭き取り、潤滑剤を封入してからお使いください。・性状の異なる潤滑剤を混合しての使用は避けてください。・常に振動が作用する箇所、クリーンルーム、真空、低温・高温など特殊環境下での使用は、通常の潤滑剤を使用できない場合がありますので、THKまでお問い合わせください。・特殊な潤滑剤を使用される場合は、THKまでお問い合わせください。・油潤滑にて使用される場合、LMブロックの取付姿勢によっては、潤滑油が行き渡らないことがありますので、THKまでお問い合わせください。・給脂間隔は使用条件により異なりますので、THKまでお問い合わせください。
●保管LMガイドは、弊社の梱包および荷姿で、高温、低温、多湿を避け、水平な状態で保管してください。
ボールリテーナ入りLMガイド SVR/SVS
●「LMガイド」「ボールリテーナ」「 」はTHK株式会社の登録商標です。®
無断転載を禁ずる
●本カタログ記載の図・写真と実際の製品とでは異なる場合があります。
●改良のため予告なしに外観、仕様等変更することがありますので、ご採用の時は事前にお問合わせください。
●カタログの制作には慎重を期しておりますが、誤字・脱字等により生じた損害については、責任を負いかねますのでご了承ください。
●弊社製品・技術の輸出及び輸出の為の販売につきましては、外国為替及び外国貿易法、及びその他の法令の遵守を基本方針としております。
尚、弊社製品の単品での輸出については、予めご相談ください。