ゼミナール，卒業研究等の紹介海谷担当 · プログラマ. 開発指示....

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ゼミナール，卒業研究等の紹介海谷担当

Call for Students

2020年6月24日 (5/28版)海谷治彦

卒論等海谷担当

このスライド自体，海谷のページに

掲載してあります．

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概要

• 「ソフトウエア開発論」，「ソフトウェア工学」を主なテーマとしています．

• 情報システム開発におけるプログラミングより前の段階に注目しています．


プログラミングより前って？ 1/4• 人々はなんらかの仕事や活動をしています．

– 最初は情報システム，コンピュータとは関係なく．

• 仕事例: 銀行業務，物品販売，ホテル経営・・

• 生活例: 音楽鑑賞，ゲーム，育児，介護・・

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仕事や生活と，それにかかわる人々や道具


プログラミングより前って？ 2/4

• コンサルタント等が仕事・生活を観察して・・・

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観察・分析

コンサルタント


理解


• 情報システムをどこかに導入したほうが仕事や生活が今より良くなるかどうかを検討します．

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観察・分析



理解整理


• 分析結果に基づき，開発者やプログラマ等に，どんなシステムを作ればよいか指示します．

• その後，プログラミング等が始まる・・・

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観察・分析


設計者プログラマ

開発指示


理解

整理

仕様書

「理解」や「整理」をするためには？

• システムの導入を検討している業務や生活の模型を作って，

• 模型の上で，役に立ちそうなシステムを模擬的に導入し，

• 導入効果を吟味したりする．

• この模型のことを「モデル」，モデルを作ることを「モデリング」と呼ぶ．

卒論等海谷担当 7

情報システムのためのモデルの例


情報システムの場合，ほとんどのモデルは上記のような図式言語で書かれる．

研究活動の分類• モデルのより良い，もしくは新しい記述法を提案しよう．

– モデル化すべき内容の検討

– 文法および記述手順• 既存手法の改善も含む

• モデルの分析法を提案しよう．

– モデル上(机上)で導入したシステムが役立ちそうか否か判断する等

• モデルの記述と分析を支援するコンピュータツールを作りましょう．

– いわゆるモデリングツール

• 上記それぞれの適用や評価を行いましょう．

– ほぼ人体実験


卒論テーマの具体例

• 以下のページから過去の例を参照できます．

https://www.sci.kanagawa-u.ac.jp/info/kaiya/lab/


どんな学生に向いてるか？

• 将来，ソフトウェア技術者，システムインテグレーター，コンサルタントになりたい人．

• コンピュータありきで話を始め無い人．

× 「ディープラーニングで・・・」，「IoTを利用して・・・」

コンピュータを導入しない方が良い業務・活動もある

• 問題文を与えられて，いきなりプログラミングする作業に違和感を覚える人．

• 個々の要素技術(画像，暗号，AI等)よりも，

– それらを統合し，

– 生活や仕事への適用を検討したい人

11卒論等海谷担当

結果が失敗でも良い

• 研究は演習等と異なり正解があるか分からない場合があります．

• 結果として思うような成果があげられないこと(失敗)もあるかもしれません．

– 良いデータがとれない，作ったプログラムが期待される効果が無い，改善案が改善とならない等

• だからといって不合格とはなりませんのでご安心ください．

• むしろ，顛末がわからない問題に挑戦する方が望ましいと思います．


ゼミナール，卒論の予定

• ゼミナール三年後期

– 週一回程度を予定．(月3時限)– 既存のモデリング言語や手法の講義と実習．

• 卒論四年

– 週一～二回程度の卒論生等全体の会合(輪講等)を予定．(前期: 月3時限後期: 木3時限)

– 進捗に応じて個別卒論指導を予定．平均して週一回前後を考えたい．


面談・相談について• 6月に適宜，Zoomを用いて受けます．

• 夜間でもOK (日による)• 予め希望日時を連絡してくれると助かります．

• 水曜 PM8～10にオフィスアワーやってますので，その時でも結構です．

– それ以外でも都合がつけば可能．

– 火曜日はできません．


選抜について

• もし，希望者数が定員を上回った場合，以下を重視して選抜を行ないます．

• 取得単位数の多さ．

– 卒業要件単位のみ，教職科目は含まない

– 質(点数)より量(単位数)を重視ということ．

• オブジェクト指向開発論を受講しているか否か．


桑原先生との違い

• 桑原先生

– UML等のシステム設計技術を用いて役に立つものを作る(らしい)．

• 海谷

– UML等のシステム設計技術自体を考えたり，改善したりする．

– UML等の適用自体は目標ではない，設計技

術の吟味や考察のために適用する場合はある．


授業について

• 受講中もしくは受講済であること

– オブジェクト指向開発論

• 受講中もしくは受講済が望ましい

– オブジェクト指向プログラミング

– プログラミングI,II等

• 後期に以下を受講してください

– 情報科学特別講義


参考: 参加している国家プロジェクト

• 複数活動間の相乗効果を促進するためのシステム要求変更手法とツールの開発 (2018～)– メインでやってるプロジェクトです．

• ヘテロな開発運用時代の保守進化を支える全方向ソフトウェア追跡 (2016～)– 国立情報学研究所(NII)，早稲田，情報セキュリティ大学院大学(IISEC)，東京学芸大，本学，日本工業大，信州大学 (リーダーは早稲田)


以上，ご検討ください


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