クリニカル・クラークシップ...

117
クリニカル・クラークシップ -ガイドブック- 2019年

Upload: others

Post on 01-Mar-2020

2 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

クリニカル・クラークシップ

-ガイドブック-

2019年

大 阪 医 科 大 学

目 次

1 . 建学の精神・学是  ………………………………………………………………………………………………………………………………………………… 1

2 . クリニカル・クラークシップを始めるにあたって …………………………………………………………………………… 2

3 . 3 つのポリシー  ………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  3

4 . 一般目標・行動目標・本学の教育目的・附属病院の理念  ………………………………………………………… 6

5 . クリニカル・クラークシップ実習心得 ……………………………………………………………………………………………………  7

6 . 医学生の服装について ………………………………………………………………………………………………………………………………………… 9

7 . 医学生が実施する医行為について ……………………………………………………………………………………………………………… 10

8 . 実習中の感染予防とその対策 ……………………………………………………………………………………………………………………… 11

9 . 実習中の針刺し・切創・血液・体液汚染事故における対処 ………………………………………………… 12

10. 臨床実習に関する誓約書・包括同意書・個別同意書 ………………………………………………………………… 13

11. クリニカル・クラークシップにおけるパフォーマンス評価 …………………………………………………  16

12. 出欠表カード(サンプル) ………………………………………………………………………………………………………………………………  17

13. 教員による学生評価(サンプル) ………………………………………………………………………………………………………………  18

   *実習担当責任者による学生総合評価 

   *実習担当者による学生評価

14. クリニカル・クラークシップ自己評価(ユニバーサルパスポート) ………………………………  20

15. クリニカル・クラークシップに対する学生評価(ユニバーサルパスポート)   ………  21

16. 有意事象分析 SEA(Significant Event Analysis)(ユニバーサルパスポート)   22

17. クリニカル・クラークシップ班別表・ローテーション表 ………………………………………………………  23

18. 初日集合場所一覧表 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………  25

19. 各科クリニカル・クラークシップ要領

内科学Ⅰ(糖尿病代謝・内分泌内科、呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科、血液内科)  …  29

内科学Ⅱ(消化器内科) ……………………………………………………………………………………………………………………………  34

内科学Ⅲ(循環器内科、腎臓内科) …………………………………………………………………………………………………  37

内科学Ⅳ(脳神経内科、リウマチ膠原病内科) …………………………………………………………………………  40

神経精神医学 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………  43

小 児 科 学  …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  46

放射線医学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  49

臨床検査医学、中央検査部、輸血室、病理部・病理診断科、病院医療情報部 … 53

リハビリテーション医学 …………………………………………………………………………………………………………………………  55

皮 膚 科 学  …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  58

麻 酔 科 学  …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  61

一般・消化器外科学 ……………………………………………………………………………………………………………………………………  64

胸部外科学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  66

脳神経外科学 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………  69

産婦人科学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  72

整形外科学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  75

泌尿器科学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  78

眼 科 学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  80

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学 ……………………………………………………………………………………………………………………  83

口腔外科学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  86

形成外科学 …………………………………………………………………………………………………………………………………………………………  89

救急医学・総合診療科 ………………………………………………………………………………………………………………………………  92

救急医学(選択期間) …………………………………………………………………………………………………………………………………… 96

総合診療科(選択期間) ……………………………………………………………………………………………………………………………  99

20. 学則および別表 ……………………………………………………………………………………………………………………………………………………… 103

21. 授業科目履修認定方法および学習の評価・進級・卒業に関する規則   ………………………… 110

22. 大阪医科大学医学部 2019 年度開講科目(実務経験教員)一覧 ………………………………………… 114

- 1 -

1 .大阪医科大学 建学の精神

『医育機関の使命は医学教育と医学研究であり、またその研究は実地の医療に活かす

ことで完成する。』

 旧財団法人大阪高等医学専門学校を設立した吉津度(よしづわたる)は、「医育機関の使命

は医学教育と医学研究であり、またその研究は実地の医療に活かすことで完成する。」と唱え、

卒業生が医人として「救世仁術」の域に達することを念じて、大阪医科大学の前身である大

阪高等医学専門学校を開設しました。当初の理念では、医師不足への対応として、国内のみ

ならず、学歌にも謳われているようにアジアや南米への移民団も意識されていました。

大阪医科大学 学是

『 至誠仁術 』

 至誠とは孟子の「至誠にして動かざる者は、未だ之れ有らざるなり」に由来しています。

「至誠仁術」には「誠実」、「医学教育」、「医学研究」、「実地医療」、「国際化」といった 5 つの

キーワードが込められています。

 吉津のいう「救世」は、豊かな人間性に基づくもので、人格として最高の表現とされる

「integrity(誠実性)」に共通すると考えられます。この「integrity」の持つ崇高な人間性は、

孟子の「是の故に誠は、天の道なり。誠を思うは、人の道なり。至誠にして動かざる者、未

だ之れ有らず。誠あらざれば、未だ能く動かす者有らず。」における「至誠」に相当、或いは

共通すると考えられます。

- 2 -

2 .クリニカル・クラークシップを始めるにあたって

医学教育センター

 「クリニカル・クラークシップ」とは、学生が主体となり患者との関わり合いの中から 臨床医学を学ぶ

「診療参加型」の臨床実習方式である。診療参加型臨床実習の趣旨は、学生が診療チームに参加し、その一

員として診療業務を分担しながら、医師の職業的な知識・思考法・技能・態度の基本的事項を学ぶことであ

る。

 クリニカル・クラークシップにおいては、学生は臨床医に準じた医行為を行うことができる。臨床実習を

行うにあたって、学生は CBT および OSCE にて臨床知識および技能を評価され、一定の水準に到達した学

生は Student Doctor の資格を得る。Student Doctor のみが、指導医の元で医行為を行うことが可能である。

但し、CBT および OSCE を通過することだけが、臨床実習に必要な知識および技能を担保するものではな

い。臨床医学および実地医療に要求される知識および技能には限りはない。学生は謙虚に臨床実習に参加

し、修練することが要求される。クリニカル・クラークシップの学習は、自学自習が基本である。これまで

の教育のなかで active learning がいくつか取り入れられているものの、臨床実習は自学自習そのものであ

る。症例や患者自身から学んだことをいかに消化できるかが勝負である。 それらで得たものは、医師とし

て一生の宝物になるであろうし、今後医師として生きていくなかのコアな部分を形成するであろう。

 患者の目線からすると、医師が十分な知識を有していることは大前提として、確実な技能、さらにはコ

ミュニケーション能力に優れ、豊かな人間性と優しさを求めている。医師の評価について医師自身と患者で

対比したとき、 知識や技能以外の部分はおそらく患者の方がより重視している。臨床医学、医療が対人間で

あるのだから当然の結論である。本学の掲げたディプロマポリシーには、臨床能力や医学知識とともに多職

種連携・コミュニケーション、倫理とプロフェッショナリズムを挙げている。 特に後者は是非クリニカル・

クラークシップで身につけてもらいたい事項である。一方、 クリニカル・クラークシップにおいて医学科学

的知識を軽視しているわけではない。

 クリニカル・クラークシップに続いて、選択臨床実習、国家試験の合格を経て、初期臨床研修、さらには

専門医研修と繋がっていく。国家試験という関門があるものの、これらは医学・医師教育において一貫した

ものでなくてはならない。したがって卒前教育は、卒業時に「少しできる」ミニ医師の育成を目指すもので

はない。しかし、実際的に患者と接する第一歩であるクリニカル・クラークシップは、将来臨床家を目指す

学生諸君にとって極めて重要になるであろう。 実習中は特に安全対策を万全にしてもらいたい。感染症の

患者、針刺し事故等、病院には危険に満ちている。また諸君の態度、服装などについても注意が必要であ

る。実習の心得を遵守し、実り多いクリニカル・クラークシップになることを切望する。

- 3 -

3 .大阪医科大学医学部 3 つのポリシー

アドミッションポリシー(入学者受入の方針)

 本学は、昭和 2 年(1927年)に開設されて以来、約9000人の医学部医学科卒業生を送り出しており、建学

の精神「至誠仁術」をもとに、今後さらに発展していくことを目指しています。その建学の精神を具現化し

た教育目的は、「豊かな人間性を備え、人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防と克服及び

苦痛の軽減に努める人材、変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続ける人材、及び地域

医療から世界に通じる研究開発にわたる領域で探究心を持って活躍する人材を育成する」ことです(学則第

5 条より抜粋)。

求める学生像

 本学は、 6 年間のカリキュラムの履修を通して、教育目的に掲げた医師や医学研究者を育成するため、次

のような資質をもつ人材を求めています。

1 .医学を学ぶ明確な目的と意欲をもっている人

2 .医学を学ぶために必要な基礎学力、応用力、思考力、判断力、表現力をもっている人

3 .人に対する思いやりと豊かな人間性、および高い倫理性をもっている人

4 .他の人の意見を尊重し、コミュニケーション能力を涵養できる人

5 .知的好奇心と探究心をもって、自ら生涯にわたり課題の発見と解決に取り組むことのできる人

6 .柔軟な思考ができ、多様化と国際化に向かう現代社会に適応できる人

大学入学までに身につけておくべき教科・科目等

 本学で医学を学ぶためには、全人的な素養を身につけていることに加え、次の教科・科目について幅広い

基礎学力と応用力を身につけていることが望まれます。

1 .数学:数学Ⅰ、数学Ⅱ、数学Ⅲ、数学 A、数学 B についての理解、数学的・論理的に思考し表現

する能力

2 .理科:物理、化学、生物についての知識、科学的知識・思考にもとづいた判断力と探求心

3 .外国語:英語についての読解力・表現力と英語による基礎的なコミュニケーション能力

4 .国語:日本語文章の読解力・構成力、および日本語による表現力

5 .地理歴史・公民:世界史 B、日本史 B、地理 B、現代社会、倫理、政治・経済についての基礎的な

知識

入学者選抜の基本方針

 本学では「求める学生像」に沿った人材を選抜するため、一般入学試験とセンター試験利用入学試験を実

施しています。

1 .一般入学試験(前期・後期)

 数学・理科・英語の学力試験により基礎学力、思考力、応用力を評価するとともに、調査書、小

論文、および面接により意欲、資質、表現力を見極め、総合的な評価・判定により合格者を決定し

ます。

2 .センター試験利用入学試験(前期・後期)

 大学入試センター試験により数学・理科・英語・国語・地理歴史と公民についての基礎学力を評

価するとともに、調査書、小論文、および面接により意欲、資質、表現力を見極め、総合的な評価

・判定により合格者を決定します。

- 4 -

カリキュラムポリシー(教育課程編成の方針)

  6 年一貫教育を通じて、良き医療人としての人間性と自ら積極的に学び問題を解決する姿勢を身につけ、

国際的にも通用する専門的な知識と技能を修得できるよう、以下のカリキュラムを編成します。大阪医科大

学の特色として、自ら学ぶ姿勢を育てるため、少人数教育や課題発見解決型の講義や演習を導入しています。

また、十分な自学自習時間を確保するとともに、ICT(情報通信技術)を活用した能動学習を実施していま

す。

1 .初年次教育

 普遍教養科目や専門基礎科目の講義、セミナー、実習を通して、医療と研究を行うために必要な知識、態

度、技術を身につけます。また、一人ひとりに合った学習法を個別に指導するため、初年次は特に手厚く担

任を配置しています。

2 .基礎医学教育

 基礎医学科目の講義と実習を通して、人体の構造と機能について学び、臨床医学に活用できる体系的な知

識を身につけます。

3 .社会医学・臨床医学教育

 社会医学の講義と実習、臨床医学の講義と演習を通して、医療経済、医療保険、医療法規などを学びなが

ら、代表的な疾患の病態、診断、治療についての知識を身につけます。科目は、臓器別・ライフステージ別

のユニット・コース制の統合型カリキュラムを採用し、「生きた知識」「使える知識」の習得を目指して、課

題発見解決型の講義や演習を多く取り入れています。

4 .臨床実習

 臨床実習の前半(コア・クリニカル・クラークシップ)では、大学病院の各診療科において実習を行いま

す。それに続くアドバンスト・クリニカル・クラークシップでは、主に地域の医療機関で臨床実習を行いま

す。これらの実習を通して、医療の現場を教室として患者から学ぶことにより、実践的な診療能力を獲得す

ることを目指します。

5 .医療プロフェッショナリズム

 早期体験実習から参加型臨床実習を通して、医療の全体的な流れを体験的に学びつつ、医療人に必要な倫

理性やチーム医療でのコミュニケーション能力等を身につけます。また、地域医療実習などを通して、医療

人として地域固有の課題を見つけ解決することを学びます。

6 .語学・国際交流

 語学コースを通して、医療面接や海外との情報受発信に必要な英語力を身につけます。また、中山国際医

学医療交流センターを通じて交換留学生と交流し、異文化についての理解を深めるとともに、国際性豊かな

医療人を育成します。さらに、希望者は海外の提携校での実習に参加することができます。

7 .学生研究

 リサーチマインドと自律的探求能力を段階的に習得し、医学研究者とともに研究し成果を発表する機会を

提供するため、 6 年間を通して学生研究のコースが設定され、特に 3 年次には十分な学生研究期間が設けら

れています。また、希望する学生は、学生研究員制度を利用し、どの学年からでも研究室に所属し、さらに

深く研究を行うことができます。

8 .多職種連携

 多職種よりなるチーム医療を実践する能力を身につけるため、医看融合教育を含む、他学部の学生ととも

に学び討論する教育を行います。

- 5 -

ディプロマポリシー(学位授与の方針)

 建学の精神「至誠仁術」に則り、種々の活動を通じて強い倫理観、責任感、および指導力を涵養しつつ、

医学を中心とした諸科学の知識を身につけ、医師や医学研究者としての資質と能力を将来にわたって発揮で

きる人材の育成を目指しています。必要な所定の単位を修得し、以下の能力を獲得した学生に対して卒業を

認定し、学士(医学)を授与します。

1 .倫理とプロフェッショナリズム

 高い倫理性と誇りをもって、自己管理能力とリーダーシップを有し、他者に敬意をもって接することがで

きる。

2 .医学・科学的知識

 医学における科学的知識について十分に理解し、診療や研究に活用できる。

3 .実践的診療能力

 統合された医学・科学的知識、技能に基づいて、高い倫理観を有し、患者に敬意と思いやりをもって、医

療行為を実践できる。

4 .自律的探求能力

 医師や医学研究者としての能力の向上を目指し、生涯にわたって自ら学習することができる。

5 .多職種連携とコミュニケーション

 他の医療職の立場や考え方を理解、尊重しながら自分の考えを伝え、チーム医療において良好な人間関係

を構築することができる。

6 .医療の社会性

 医療の社会性に関する基本的な知識を身につけ、限られた資源を有効に活用しながら、適切な判断に基づ

く医療を実践できる。

7 .医療の国際性

 外国語表現力を身につけ、海外の医療者・研究者や患者とコミュニケーションを取ることができる。

医学部アセスメントポリシー(評価の方針)

 医学部では、教育の成果を可視化し、教育改善を恒常的に実施する目的で、 3 つのポリシーに即した評価

指標に基づいて学生の学修成果を測定・評価します。評価は、学生の入学時から卒業までを視野にいれ、教

育課程レベル、科目レベルにおいて、多面的に行います。

- 6 -

4 .クリニカル・クラークシップの一般目標・行動目標

本学の教育目的・附属病院の理念

一般目標

(General Instructional Objective)

学生は、医療チームの一員として診療に参加することで臨床能力を高め、将来臨床医として必要な知識、技能、

態度を習得する。

行動目標

(Specific Behavioral Objectives)

1 )担当患者と良好な人間関係を保ち、適切な医療面接により診断、治療に必要な情報を聴取できる。

2 )身体所見を正しく取り、カルテに記載できる。

3 )必要な検査を選択して結果を解釈し、診断のプロセスを組み立てることができる。

4 )診断から治療計画を組み立てることができる。

5 )鑑別診断を列挙し、それぞれの可能性を説明できる。

6 )担当患者の診療に関連したガイドラインや論文を調べ要約できる。

7 )患者の有する精神的・社会的問題点を整理できる。

8 )症例検討会等で担当患者についてのプレゼンテーションができる。

9 )許可された医行為を実施できる。

10)チーム医療に寄与できる。

11)医療安全、医療倫理、感染対策に配慮できる。

本学の教育目的

 本学は 、 豊かな人間性を備え 、 人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防と克服及び苦痛の

軽減に努める人材 、 変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続ける人材 、 及び地域医療

から世界に通じる研究開発にわたる領域で探究心を持って活躍する人材を育成するための教育を実践する。

附属病院の理念

 社会のニーズに応える安全で質の高い医療を皆様に提供するとともに良識ある人間性豊かな医療人を育成

します。

- 7 -

5 .クリニカル・クラークシップ実習心得

 この心得は本学学生が本学附属病院等で実習を行うにあたり、遵守すべき一般的事項を定めたものである。

学生は病院内の教職員の指示や注意に従い、附属病院の運営を阻害するようなことがあってはならない。

1.集合時間及び集合場所

 各コースで定められた時間・場所に集合する。場所は前もって確認しておき、時間を厳守する。予定表

は各コース別に記載の通りであるが変更がある場合は指導医から伝達される。やむを得ず遅刻又は欠席を

する場合は指導医に連絡する。

2.服装・身だしなみ:不適当と認められた場合は実習を受けられない場合がある。

1 )服装は清潔にして患者さんに不快感を与えないように心掛ける。

2 )清潔な服・白衣を着用する。

3 )清潔な靴を履く。

 ・実習を受けるのに適した動きやすく清潔なものにすること。

 ・スリッパ、サンダル、クロックスタイプの履物認めない 。

4 )所定の名札をつける。

5 )ケイシータイプ以外の通常の白衣を着る時はネクタイを着用する。

 ・夏季(クールビズ期間)はこの限りでない。但し、白衣の下には、Y シャツを着用すること。

  スクラブの着用は認めない。

6 )白衣の前ボタンはしめる。ボタンをはずして白衣をなびかせて歩かない。

7 )その他の服装については、必ず指導医の指示に従う。

8 )手術室においては備え付けの学生用手術衣を着用する。

 また手術室に入る際は清潔な靴をはくこと。

9 )頭髪はなるべく短くきれいに整髪する。

 派手な色や髪型は避け、爪と共に常に手入れをしておく。

10)ひげは剃ること。

3.言葉遣い

1 )患者さんへは勿論のこと、他職種の職員に対しても丁寧な言葉を使う。

2 )患者さんは名前で呼ぶ。

 おじいちゃん、おばあちゃんなどと呼んではいけない。

3 )ポケットに手を突っ込んだまま話をしない。

4.患者さんとの対応

1 )患者さんには誠意と親しみを持って対応する。

2 )患者さんから診断名、病状、検査結果、治療方針等について質問された時は、直ちに返答しないで指

導医の指示に従う。

- 8 -

5.守秘義務

1 )患者さん個人及び病気に関する情報を他に漏らしてはいけない。

2 )個人情報保護に留意し、これに関する附属病院の規程を遵守する。

6.診療録・医療用器具等の取扱い

診療録、指示書、その他の書類、画像、診療用器械器具、薬品などをカンファレンス以外に所定の場所

から持ち出してはならない。またそれらを撮影してはいけない。

7. 誓約書

臨床実習を始めるにあたって、学生は誓約書の内容を十分に理解・同意し、真摯に遵守し

なければならない。

8. 評価表及び出欠表

1 )出欠表には毎日担当指導医等の検印又はサインをもらうこと。

2 )実習毎にクリニカル・クラークシップに対する学生の評価、自己評価および SEA をユニバーサルパス

ポート「マイステップ」に最終週の土曜日正午までに入力すること。

3 )クリニカル・クラークシップは実習であり、全てに出席しなければならない。病気等で出席できない

場合は、規程の様式に従って教育センター課に提出する。

9. 医行為

 下記の項目を満たしていれば、学生は医行為を行うことが可能である(別表参照)。

1 )侵襲性のそれほど高くない一定のものに限られること。

2 )医学部教育の一環として一定の要件を満たす指導医によるきめ細かな指導・監視の下に医行為を行わ

せること。

3 )臨床実習を行わせるに当たって事前に医学生の評価を行うこと。

4 )医学生である旨の明確な紹介及び患者等の同意を得て実施すること。

- 9 -

6 .医学生の服装について

- 10 -

医師養成の観点から医学生が実施する医行為について

分類 ①必須項目

医師養成の観点から臨床実習中に実施が開始されるべき医行為

②推奨項目医師養成の観点から臨床実習中に実施が開始されることが望ましい医行為

診察

診療記録記載(診療録作成)※1 医療面接 バイタルサインチェック 診察法(全身・各臓器) 耳鏡・鼻鏡 眼底鏡 基本的な婦人科診察 乳房診察 直腸診察 前立腺触診 高齢者の診察(ADL評価、高齢者総合機能評価)

患者・家族への病状の説明 分娩介助 直腸鏡・肛門鏡

一般手技

皮膚消毒 外用薬の貼付・塗布 気道内吸引※2 ネブライザー静脈採血末梢静脈確保※2胃管挿入※2尿道カテーテル挿入・抜去※2注射(皮下・皮内・筋肉・静脈内)予防接種

ギプス巻き 小児からの採血 カニューレ交換浣腸

外科手技

清潔操作 手指消毒(手術前の手洗い) ガウンテクニック 皮膚縫合 消毒・ガーゼ交換 抜糸 止血処置 手術助手

膿瘍切開、排膿 嚢胞・膿瘍穿刺(体表) 創傷処置 熱傷処置

検査手技

尿検査 血液塗抹標本の作成と観察 微生物学的検査(Gram染色含む) 妊娠反応検査 超音波検査(心血管) 超音波検査(腹部) 心電図検査 経皮的酸素飽和度モニタリング 病原体抗原の迅速検査 簡易血糖測定

血液型判定 交差適合試験 アレルギー検査(塗布)発達テスト、知能テスト、心理テスト

救急※3

一次救命処置 気道確保 胸骨圧迫 バックバルブマスクによる換気 AED※2

電気ショック 気管挿管 固定など整形外科的保存療法

治療※4

処方薬(内服薬、注射、点滴など)のオーダー 食事指示 安静度指示 定型的な術前・術後管理の指示 酸素投与量の調整※5 診療計画の作成

健康教育

※1 診療参加型臨床実習実施ガイドライン「学生による診療録記載と文章作成について」を参考に記載する※2 特にシミュレータによる修得ののちに行うべき※3 実施機会がない場合には、シミュレータによる修得も可である※4 指導医等の確認後に実行される必要がある※5 酸素投与を実施している患者が対象

7 . 医学生が実施する医行為について

- 11 -

8 .実習中の感染予防とその対策

 実習中、感染性疾患に感染する可能性が高いとともに、患者様に感染性疾患を伝播する危険性も高い状況

にあります。感染性疾患は自分自身や患者様にとって、時には致死的となることもあるため実習中は以下の

注意事項を守ってください。

1 .自分自身の健康チェック

 実習当日の朝、体調不良の場合は、教育センターに連絡の上、実習に参加する前に保健管理室に連絡して

ください。また実習中に体調、気分不良となった場合は、指導医に報告し、保健管理室に来てください。普

段から自分自身の健康管理に注意してください。低栄養の予防、過労防止、睡眠・休養の確保、生活リズム

の維持、適切な水分補給を心がけましょう。

2 .ワクチン接種

  4 種感染症(麻疹・風疹・流行性耳下腺炎・水痘)や B 型肝炎の抗体価が無い又は低い場合はワクチン接

種をしてください。接種後は速やかに保健管理室に書類を提出してください。接種確認ができない場合、臨

床実習に出席できない場合があります。

3 .感染性の疾患に罹患した場合、疑わしい症状がある場合

 学校保健安全法に定める疾患、他の感染性疾患に罹患した場合、あるいは疑わしい症状がある場合は、学

校を休み、直ちに保健管理室に電話で報告し指示を受けてください。受診希望の場合でも、病院に直接来院

せず、保健管理室に電話で相談してください。この場合の欠席(出席停止)については、不利にならないよ

う配慮します。これらの疾患の中には、成人が発症すると重症化することもありますので注意してください。

【学校保健安全法で定める感染症】

 インフルエンザ、百日咳、麻疹、流行性耳下腺炎、風疹、水痘、咽頭結膜炎、結核、

 腸管出血性大腸菌感染症、流行性角結膜炎、急性出血性結膜炎、感染性胃腸炎

4 .切創・針刺し事故・血液汚染事故が発生した場合

 直ちに受傷部位、曝露部位を洗浄し、指導医、保健管理室に報告してください。その血液、体液等に感染症

がない場合も保健管理室に報告してください。(『実習中の針刺し・切創・体液汚染事故における対処』を参照)

5 .手洗い、うがい、マスクの着用

1 )病棟内への出入り時、食事や作業の前後、外出後などは十分に手洗いとうがいをしましょう。

2 )石鹸を使用し、両手に全ての面を最低 10 秒間こすりあわせて、流水の下で洗い流します。大学病院内

では易感染者が多いので、その周辺のものに接触する場合は、その前後に手洗いを行いましょう。手拭

はペーパータオルや温風乾燥機が望ましく、タオルの共用は避けた方が良いでしょう。

3 )マスクは気道粘膜の乾燥を防ぎ、直接飛沫による感染をある程度防ぐ効果があります。 

咳症状など体調不良の場合は、マスクを着用して実習を行ってください。

- 12 -

9 .実習中の針刺し・切創・血液・体液汚染事故における対処(大阪医科大学付属病院)9.実習中の針刺し・切創・血液・体液汚染事故における対処(大阪医科大学附属病院) 多くの患者様に接する機会の多い医療現場は、いかなる部門にかかわらず、血液・体液曝露のリスクにさ

らされている環境です。事故原因は個人の不注意・過失だけではありません。 実習中に事故が発生してしまった場合、直ちに以下の手順で対処して下さい。また、その血液・体液等に

感染症がないと判っていても、保健管理室に事故の旨を報告して下さい。 抗原抗体検査を行い自分の感染状況を知りワクチン接種をするなど、日頃から感染を防ぐ対策に努めましょう。

針刺し・切創・血液・体液汚染 事故発生

応急処置後、指導医、保健管理室に 発生状況、経過を適時報告する

応急処置 ・針刺し・切創後は直ちに、流水により充分洗浄する ・目・鼻などの粘膜部分は、水または生理食塩水にて洗浄する ・口腔内は含嗽する

直ちに作業を中止・応急処置の

後病院事務部医事課で『針刺し

事故の診療録(労災カルテ)』作

成。2 時間以内に第 1 回目の抗

HIV 薬を服用、以後 1 ヶ月の予

防内服で感染予防が可能。 ※「可能性」

例)HIV 患者が入院している病棟で、誰に用いたか分からない針での事故

外来で定期的観察 0W、2W、4W(1M)、

12W(3M)、24W(6M)

病院事務部医事課で『針刺し事故の診療

録(労災カルテ)』作成

平日:総合診療科受診 16 時以降 :翌日総合診療科受診(※感染源が

HBs 抗原陽性で被汚染者の HBs 抗原、抗体が

不明、または陰性の場合は 48 時間以内に受診

する)

*所定の提出書類(①療養の給付請求書、②負傷届、 ③エピネット)を病院事務部医事課で受け取り、 できるだけ詳しく記入。 ①は、学生は提出不要、②は保健管理室、③は感染対

策室に提出する。(負傷年月日の一週間以内を厳守) *汚染源の HBs 抗原、HCV 抗体、肝機能が判れば、

結果またはコピーを診療時に提出。 *処置・治療は、原則として当事者のコストは不要

HBs抗原陽性患者 の汚染事故

HCV 抗体陽性患者 の汚染事故

HBs 抗原陰性・HCV 抗体 陰性患者の汚染事故

汚染源不明 の汚染事故

原則として、HBs

抗原陽性・HCV 陽

性患者の汚染事故

として扱うため、 外来で定期的観察 0W、2W、4W(1M)、 8W、12W、24W(6M)

外来で定期的観察 0W、2W、4W(1M)、 12W(3M)、24W(6M)

HIV抗体陽性あるいは

その「可能性」が高い

場合は附属病院のHIVマニュアルに準じ対応

*被汚染者の HBs 抗

原・抗体、肝機能検査

を実施 *被汚染者が HBs 抗

原・抗体ともに陰性で

あれば、48 時間以内に

高力値 HBs 抗体含有

免 疫 グ ロ ブ リ ン

(HBIG)を投与し、必要

に応じて、HB ワクチ

ンを 0、1、3 ヶ月併用

し HBV 感染を防ぐ

外来で定期的観察 0W、4W、12W(3M)

被汚染者の HCV 抗

体検査、肝機能検査

を実施

患者(汚染源)の感染性の評価 ・患者の感染症に関する情報収集し、

HBs抗原、HCV 抗体、HIV 抗体の検

査結果を確認する。 ・患者の感染情報が不明な時は担当医に

汚染源患者の採血検査を依頼し、その結

果で判断することとなる。

*HCV 汚染に対しては、特

異的な予防法がないため、現

状では事実を記録としてと

どめ・経過観察を行う。感染

予防としてのインターフェ

ロンの有効性は確立してい

ないので一般には施行しな

い。尚、感染が成立する可能

性は極めて低率(約 1%)であ

る。万一発症した場合には、

治療を考慮する。治癒率は高

率である。

- 13 -

誓 約 書

~診療参加型臨床実習に参加するにあたって~

大阪医科大学医学部長 殿

大阪医科大学附属病院長 殿

私は診療参加型臨床実習(以下、実習)に参加するに当たり、指導教員より、以下の内

容について十分な説明を受け、理解・同意いたしました。つきましては、下記事項を遵守

することを誓約いたします。

1. 「クリニカル・クラークシップガイドブック」に則って実習を行います。実習の内

容は、病院の診療上の必要性や現実的制約によって、妥当な範囲で変更することがあ

ることを了解しました。

2. 私は臨床実習医学生(スチューデント・ドクター)であることから、医行為は単独

で、もしくは自己判断で行わず、必ず指導医の指導・監督の下に行います。

3. 実習は、医療行為の見学も含め包括及び個別同意に基づいて行います。

4. 担当患者には、指導医の紹介の下にスチューデント・ドクターであることを告げ、

指導医とともに実習に対する患者の個別同意を得ます。

5. 実習中にアンプロフェッショナルな行為は行いません。

6. 基本的な診察手技の習得に当たっては、自ら被検者にもなることを心掛けます。

7. 患者などが保有する病原体が、血液・排泄物・分泌物を介し自らに感染する危険性

があること、及びその予防法について指導医より事前に十分な説明を受けます。

8. 病院の諸規則、及び指導医または病院職員による指導に従い、感染防止を含めた医

療安全の確保のために、常に十分な注意を払います。

9. 実習中の事故(針刺し事故等)については、病院職員の職務遂行中の事故に準じて

取り扱われることを了解しました。

10. 常に患者の個人情報の取り扱いに留意し、実習中に知り得た患者情報は決して他に

漏らしません。また、自らの実習に関係のない情報を閲覧することもしません。

11. 電子カルテの利用に際し、「診療情報管理に関する個人及び業務パーソナルコンピュータ

の取扱いに関する細則」及び「電子カルテ使用の注意点」を遵守し、原則として診療情報は印

刷しません。電子カルテの記載に関しては特にプロフェッショナルとしての自覚を持っ

て行います。

12. 上記に違反した場合に、学則による懲戒を受けます。

20 年 月 日

大阪医科大学医学部

学籍番号:___________ 氏名:_______________

10.臨床実習に関する誓約書・包括同意書・個別同意書9 .実習中の針刺し・切創・血液・体液汚染事故における対処(大阪医科大学付属病院)9.実習中の針刺し・切創・血液・体液汚染事故における対処(大阪医科大学附属病院) 多くの患者様に接する機会の多い医療現場は、いかなる部門にかかわらず、血液・体液曝露のリスクにさ

らされている環境です。事故原因は個人の不注意・過失だけではありません。 実習中に事故が発生してしまった場合、直ちに以下の手順で対処して下さい。また、その血液・体液等に

感染症がないと判っていても、保健管理室に事故の旨を報告して下さい。 抗原抗体検査を行い自分の感染状況を知りワクチン接種をするなど、日頃から感染を防ぐ対策に努めましょう。

針刺し・切創・血液・体液汚染 事故発生

応急処置後、指導医、保健管理室に 発生状況、経過を適時報告する

応急処置 ・針刺し・切創後は直ちに、流水により充分洗浄する ・目・鼻などの粘膜部分は、水または生理食塩水にて洗浄する ・口腔内は含嗽する

直ちに作業を中止・応急処置の

後病院事務部医事課で『針刺し

事故の診療録(労災カルテ)』作

成。2 時間以内に第 1 回目の抗

HIV 薬を服用、以後 1 ヶ月の予

防内服で感染予防が可能。 ※「可能性」

例)HIV 患者が入院している病棟で、誰に用いたか分からない針での事故

外来で定期的観察 0W、2W、4W(1M)、

12W(3M)、24W(6M)

病院事務部医事課で『針刺し事故の診療

録(労災カルテ)』作成

平日:総合診療科受診 16 時以降 :翌日総合診療科受診(※感染源が

HBs 抗原陽性で被汚染者の HBs 抗原、抗体が

不明、または陰性の場合は 48 時間以内に受診

する)

*所定の提出書類(①療養の給付請求書、②負傷届、 ③エピネット)を病院事務部医事課で受け取り、 できるだけ詳しく記入。 ①は、学生は提出不要、②は保健管理室、③は感染対

策室に提出する。(負傷年月日の一週間以内を厳守) *汚染源の HBs 抗原、HCV 抗体、肝機能が判れば、

結果またはコピーを診療時に提出。 *処置・治療は、原則として当事者のコストは不要

HBs抗原陽性患者 の汚染事故

HCV 抗体陽性患者 の汚染事故

HBs 抗原陰性・HCV 抗体 陰性患者の汚染事故

汚染源不明 の汚染事故

原則として、HBs

抗原陽性・HCV 陽

性患者の汚染事故

として扱うため、 外来で定期的観察 0W、2W、4W(1M)、 8W、12W、24W(6M)

外来で定期的観察 0W、2W、4W(1M)、 12W(3M)、24W(6M)

HIV抗体陽性あるいは

その「可能性」が高い

場合は附属病院のHIVマニュアルに準じ対応

*被汚染者の HBs 抗

原・抗体、肝機能検査

を実施 *被汚染者が HBs 抗

原・抗体ともに陰性で

あれば、48 時間以内に

高力値 HBs 抗体含有

免 疫 グ ロ ブ リ ン

(HBIG)を投与し、必要

に応じて、HB ワクチ

ンを 0、1、3 ヶ月併用

し HBV 感染を防ぐ

外来で定期的観察 0W、4W、12W(3M)

被汚染者の HCV 抗

体検査、肝機能検査

を実施

患者(汚染源)の感染性の評価 ・患者の感染症に関する情報収集し、

HBs抗原、HCV 抗体、HIV 抗体の検

査結果を確認する。 ・患者の感染情報が不明な時は担当医に

汚染源患者の採血検査を依頼し、その結

果で判断することとなる。

*HCV 汚染に対しては、特

異的な予防法がないため、現

状では事実を記録としてと

どめ・経過観察を行う。感染

予防としてのインターフェ

ロンの有効性は確立してい

ないので一般には施行しな

い。尚、感染が成立する可能

性は極めて低率(約 1%)であ

る。万一発症した場合には、

治療を考慮する。治癒率は高

率である。

- 14 -

TESTBarCodeControl1111111111k00105201271910001000k0001EGMAIN0003N

- 15 -

TESTBarCodeControl1111111111k00105201271910001000k0001EGMAIN0003N

- 16 -

11.クリニカル・クラークシップおけるパフォーマンス評価

 学生は、医学的知識を単に「知っている」だけではなく、その知識をもとに医師として必要な技能が「で

きる」ようになる必要がある。知識は、筆記試験で評価することが可能であるが、技能は評価できない。そ

こで、知識や技能を用いて「できる」ことの評価が、「パフォーマンス評価」である。

 「パフォーマンス評価」とは、「ある特定の状況下で、様々な知識や枝能などを用いて 行われる人の振る舞

いを、直接的に評価する方法」である。クリニカル・クラークシップでは、医療現場での観察評価すなわち

Workplace-based Assessments(WPBA) が、パフォーマンス評価として用いられる。また、単に評価するだ

けでなく、学生にフィードバックすることで、成長を促すことも重要である。そこで、評価表(別紙)を用いて、

以下の 3 評価を行う。

 なお、実習毎に選択臨床実習に対する学生の評価、自己評価、SEA をユニバーサルパスポート「マイステッ

プ」に最終週の土曜日正午までに入力する。最終的な評価対象(10 点 /100 点)となる。

1 )症例検討評価 CbD (case-based discussion)

 回診あるいは症例検討などで行う。学生が担当している入院患者の報告を指導医に行い、指導医との間で

議論し、その内容の評価を行うことである。 最初に学生は、指導医の前で担当患者のプレゼンテーションを

行う。 次に、指導医から、臨床評価・今後の検査・コンサルテーション・治療方針などの計画・プロフェッ

ショナリズム等について質問され、議論を行う。学生は、指導医の評価後にフィードバックを受ける。

2 )手技観察評価 DOPS (direct observation of procedural skills)

 採血や手術などの手技で行う。指導医は学生の際の診療手技の評価を行う。

3 )短縮版臨床評価 Mini-CEX(mini-clinical evaluation exercise)

 病歴聴取や身体診察時に行う。 学生が患者から病歴聴取や身体診察を行う際に、指導医が学生の行動を評

価する。具体的には、学生が指導医の前で臨床行為(病歴聴取・身体診察)を行い、指導医にそのサマリー

を報告し、診断と治療方針を述べる。学生は、指導医の評価後にフィードバックを受ける。

- 17 -

12.クリニカル・クラークシップ出欠表

- 18 -

実習担当責任者による学生総合評価 【クリニカル・クラークシップ】

学生名 研修期間: ~

実習担当責任者: コ ー ス:

記 入 日: 年 月 日

出席状況 割合(出欠表から算出)

【中央値】

知識

知識の量 □ □ □ □ □ □

所見の解釈 □ □ □ □ □ □

鑑別診断力 □ □ □ □ □ □

問題解決力 □ □ □ □ □ □

技能

コミュニケーション □ □ □ □ □ □

身体診察技能 □ □ □ □ □ □

基本的な検査手技 □ □ □ □ □ □

基本的な手術手技 □ □ □ □ □ □

検査・治療計画の立案 □ □ □ □ □ □

情報の収集・整理 □ □ □ □ □ □

記録 □ □ □ □ □ □

発表能力 □ □ □ □ □ □

態度

服装・礼儀 □ □ □ □ □ □

患者に対する態度 □ □ □ □ □ □

積極性 □ □ □ □ □ □

協調性 □ □ □ □ □ □

評価者による総括評価

実習提出物の評価(自己評価4点、クリクラの評価3点、SEA3点)

実習担当者の感想

× 評価 総合評価

評価基準

5:きわめて良い、4:やや良い、3:やや悪い 合格レベルには達している 、

2:悪い、1:きわめて悪い

):実習対象外のため評価できない時は、3 5点に換算する。

教授承認

【8割未満は評価対象外】

- 19 -

実習担当者による学生評価 【クリニカル・クラークシップ】

学生名: 研修期間: 月 日~ 月 日

患 者: 歳代 □男性・□女性 コ ー ス:

場 面: 入院患者 ・ 外来患者

シミュレーション ・ ロールプレイ

模擬患者・その他( )

評 価 者:

記 入 日: 年 月 日

□ 症例担当時に記入症例検討評価表

【中央値】

カルテ記載 □ □ □ □ □ □

臨床アセスメント □ □ □ □ □ □

検査、専門家との相談 □ □ □ □ □ □

治療の提示 □ □ □ □ □ □

今後のフォローの立案 □ □ □ □ □ □

プロフェッショナリズム □ □ □ □ □ □

総合的な臨床判断 □ □ □ □ □ □

□ 手技実施時に記入手技観察評価表

【中央値】

適応、解剖、手技を理解している □ □ □ □ □ □

インフォームドコンセントを取る 理解している □ □ □ □ □ □

技術的能力 □ □ □ □ □ □

清潔手技 □ □ □ □ □ □

安全への配慮 □ □ □ □ □ □

手技後の管理 □ □ □ □ □ □

コミュニケーションスキル □ □ □ □ □ □

プロフェッショナリズム(患者の尊重) □ □ □ □ □ □

全体としての手技を行う能力 □ □ □ □ □ □

□ 患者診察時に記入短縮版臨床評価表

【中央値】

病歴 □ □ □ □ □ □

身体診察 □ □ □ □ □ □

コミュニケーション能力 □ □ □ □ □ □

臨床判断 □ □ □ □ □ □プロフェッショナリズム 患者の尊重、自己の限界や法的問題への気づき □ □ □ □ □ □

マネジメント、治療の提示 □ □ □ □ □ □総合 時間がかかりすぎていないか、このケースを単独で診察できるか □ □ □ □ □ □

評価基準 5:きわめて良い、4:やや良い、3:やや悪い 合格レベルには達している 、

2:悪い、1:きわめて悪い

):実習対象外のため評価できない時は、3 5点に換算する。

実習担当者のコメント・学生の学習課題・改善に向けたフィードバックなど

- 20 -

- 21 -

- 22 -

SEA (Significant Event Analysis)

班  別  表

1

2

3

4

1

2

3

4

1

2

3

4

1

2

3

4

2019年度 クリニカルクラークシップ実習表

一般・消化器外科学

科・

尿

病理部・病理診断科、病院医療情報部

臨床検査医学、中央検査部、輸血室、

救急医学・総合診療科

備考:内科学については別紙学生班別表、学生ローテーション表のとおりまわる。

- 23-

2

0

1

9 年 度  第

5

学 年

5 / 7(火)~ 5 /10(金)

D1 -Ⅰ D1 -ⅡD4

D3 -Ⅰ D3 -ⅡD2 C 1 C 4

C3 -Ⅰ C3 -Ⅱ C2 -Ⅰ C2 -ⅡB 1 B 4

B 3 B 2

5 /13(月)~ 5 /17(金) D1 -Ⅱ D1 -Ⅰ D3 -Ⅱ D3 -Ⅰ C3 -Ⅱ C3 -Ⅰ C2 -Ⅱ C2 -Ⅰ B 3 B 2

5 /20(月)~ 5 /24(金) D2 -Ⅰ D2 -ⅡD 1

D4 -Ⅰ D4 -ⅡD3 C 2 C 1

C4 -Ⅰ C4 -Ⅱ C3 -Ⅰ C3 -ⅡB 2 B 1

B 4 B 3

5 /27(月)~ 5 /31(金) D2 -Ⅱ D2 -Ⅰ D4 -Ⅱ D4 -Ⅰ C4 -Ⅱ C4 -Ⅰ C3 -Ⅱ C3 -Ⅰ B 4 B 3

6 / 3(月)~ 6 / 7(金) D3 -Ⅰ D3 -ⅡD2

D1 -Ⅰ D1 -ⅡD4 C 3 C 2

C1 -Ⅰ C1 -Ⅱ C4 -Ⅰ C4 -ⅡB 3 B 2

B 1 B 4

6 /10(月)~ 6 /14(金) D3 -Ⅱ D3 -Ⅰ D1 -Ⅱ D1 -Ⅰ C1 -Ⅱ C1 -Ⅰ C4 -Ⅱ C4 -Ⅰ B 1 B 4

6 /17(月)~ 6 /21(金) D4 -Ⅰ D4 -ⅡD3

D2 -Ⅰ D2 -ⅡD 1 C 4 C 3

C2 -Ⅰ C2 -Ⅱ C1 -Ⅰ C1 -ⅡB 4 B 3

B 2 B 1

6 /24(月)~ 6 /28(金) D4 -Ⅱ D4 -Ⅰ D2 -Ⅱ D2 -Ⅰ C2 -Ⅱ C2 -Ⅰ C1 -Ⅱ C1 -Ⅰ B 2 B 1

7 /16(火)~ 7 /19(金)

A1 -Ⅰ A1 -ⅡA4

A3 -Ⅰ A3 -ⅡA2 D 1 D4

D3 -Ⅰ D3 -Ⅱ D2 -Ⅰ D2 -ⅡC 1 C 4

C 3 C 2

7 /22(月)~ 7 /26(金) A1 -Ⅱ A1 -Ⅰ A3 -Ⅱ A3 -Ⅰ D3 -Ⅱ D3 -Ⅰ D2 -Ⅱ D2 -Ⅰ C 3 C 2

8 /26(月)~ 8 /30(金) A2 -Ⅰ A2 -ⅡA 1

A4 -Ⅰ A4 -ⅡA3 D2 D 1

D4 -Ⅰ D4 -Ⅱ D3 -Ⅰ D3 -ⅡC 2 C 1

C 4 C 3

9 / 2(月)~ 9 / 6(金) A2 -Ⅱ A2 -Ⅰ A4 -Ⅱ A4 -Ⅰ D4 -Ⅱ D4 -Ⅰ D3 -Ⅱ D3 -Ⅰ C 4 C 3

9 / 9(月)~ 9 /13(金) A3 -Ⅰ A3 -ⅡA2

A1 -Ⅰ A1 -ⅡA4 D3 D2

D1 -Ⅰ D1 -Ⅱ D4 -Ⅰ D4 -ⅡC 3 C 2

C 1 C 4

9 /17(火)~ 9 /20(金) A3 -Ⅱ A3 -Ⅰ A1 -Ⅱ A1 -Ⅰ D1 -Ⅱ D1 -Ⅰ D4 -Ⅱ D4 -Ⅰ C 1 C 4

9 /24(火)~ 9 /27(金) A4 -Ⅰ A4 -ⅡA3

A2 -Ⅰ A2 -ⅡA 1 D4 D3

D2 -Ⅰ D2 -Ⅱ D1 -Ⅰ D1 -ⅡC 4 C 3

C 2 C 1

9 /30(月)~10/ 4(金) A4 -Ⅱ A4 -Ⅰ A2 -Ⅱ A2 -Ⅰ D2 -Ⅱ D2 -Ⅰ D1 -Ⅱ D1 -Ⅰ C 2 C 1

10/ 7(月)~10/11(金)

B1 -Ⅰ B1 -ⅡB 4

B3 -Ⅰ B3 -ⅡB 2 A 1 A4

A3 -Ⅰ A3 -Ⅱ A2 -Ⅰ A2 -ⅡD 1 D4

D 3 D2

10/15(火)~10/18(金) B1 -Ⅱ B1 -Ⅰ B3 -Ⅱ B3 -Ⅰ A3 -Ⅱ A3 -Ⅰ A2 -Ⅱ A2 -Ⅰ D3 D2

10/21(月)~10/25(金) B2 -Ⅰ B2 -ⅡB 1

B4 -Ⅰ B4 -ⅡB 3 A2 A 1

A4 -Ⅰ A4 -Ⅱ A3 -Ⅰ A3 -ⅡD2 D 1

D 4 D3

10/28(月)~11/ 1(金) B2 -Ⅱ B2 -Ⅰ B4 -Ⅱ B4 -Ⅰ A4 -Ⅱ A4 -Ⅰ A3 -Ⅱ A3 -Ⅰ D4 D3

11/ 5(火)~11/ 8(金) B3 -Ⅰ B3 -ⅡB 2

B1 -Ⅰ B1 -ⅡB 4 A3 A2

A1 -Ⅰ A1 -Ⅱ A4 -Ⅰ A4 -ⅡD3 D2

D 1 D4

11/11(月)~11/15(金) B3 -Ⅱ B3 -Ⅰ B1 -Ⅱ B1 -Ⅰ A1 -Ⅱ A1 -Ⅰ A4 -Ⅱ A4 -Ⅰ D 1 D4

11/18(月)~11/22(金) B4 -Ⅰ B4 -ⅡB 3

B2 -Ⅰ B2 -ⅡB 1 A4 A3

A2 -Ⅰ A2 -Ⅱ A1 -Ⅰ A1 -ⅡD4 D3

D 2 D 1

11/25(月)~11/29(金) B4 -Ⅱ B4 -Ⅰ B2 -Ⅱ B2 -Ⅰ A2 -Ⅱ A2 -Ⅰ A1 -Ⅱ A1 -Ⅰ D2 D 1

12/ 2(月)~12/ 6(金)

C1 -Ⅰ C1 -ⅡC 4

C3 -Ⅰ C3 -ⅡC 2 B 1 B 4

B3 -Ⅰ B3 -Ⅱ B2 -Ⅰ B2 -ⅡA 1 A4

A 3 A2

12/ 9(月)~12/13(金) C1 -Ⅱ C1 -Ⅰ C3 -Ⅱ C3 -Ⅰ B3 -Ⅱ B3 -Ⅰ B2 -Ⅱ B2 -Ⅰ A3 A2

12/16(月)~12/20(金) C2 -Ⅰ C2 -ⅡC 1

C4 -Ⅰ C4 -ⅡC 3 B 2 B 1

B4 -Ⅰ B4 -Ⅱ B3 -Ⅰ B3 -ⅡA2 A 1

A 4 A3

1 / 6(月)~ 1 /10(金) C2 -Ⅱ C2 -Ⅰ C4 -Ⅱ C4 -Ⅰ B4 -Ⅱ B4 -Ⅰ B3 -Ⅱ B3 -Ⅰ A4 A3

1 /14(火)~ 1 /17(金) C3 -Ⅰ C3 -ⅡC 2

C1 -Ⅰ C1 -ⅡC 4 B 3 B 2

B1 -Ⅰ B1 -Ⅱ B4 -Ⅰ B4 -ⅡA3 A2

A 1 A4

1 /20(月)~ 1 /24(金) C3 -Ⅱ C3 -Ⅰ C1 -Ⅱ C1 -Ⅰ B1 -Ⅱ B1 -Ⅰ B4 -Ⅱ B4 -Ⅰ A 1 A4

1 /27(月)~ 1 /31(金) C4 -Ⅰ C4 -ⅡC 3

C2 -Ⅰ C2 -ⅡC 1 B 4 B 3

B2 -Ⅰ B2 -Ⅱ B1 -Ⅰ B1 -ⅡA4 A3

A 2 A 1

2 / 3(月)~ 2 / 7(金) C4 -Ⅱ C4 -Ⅰ C2 -Ⅱ C2 -Ⅰ B2 -Ⅱ B2 -Ⅰ B1 -Ⅱ B1 -Ⅰ A2 A 1

2 /10(月)~ 2 /14(金) <選 択 期 間>

後日希望調査の上、実習先を決定する。2 /17(月)~ 2 /21(金)

- 25 -

2019 年度

クリニカルクラークシップ実習(内科学)学生ローテーション表

2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間 2 週間

5 / 7 (火) 5 /20(月) 6 / 3 (月) 6 /17(月) 7 /16(火) 8 /26(月) 9 / 9 (月) 9 /24(火) 10/ 7 (月) 10/21(月) 11/ 5 (火) 11/18(月) 12/ 2 (月) 12/16(月) 1 /14(火) 1 /27(月)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

5 /17(金) 5 /31(金) 6 /14(金) 6 /28(金) 7 /26(金) 9 / 6 (金) 9 /20(金) 10/ 4 (金) 10/18(金) 11/ 1 (金) 11/15(金) 11/29(金) 12/13(金) 1 /10(金) 1 /24(金) 2 / 7 (金)

Ⅰ-a 1 4 3 2

Ⅰ-b 4 1 2 3

Ⅰ-c 3 2 1 4

Ⅰ-d 2 3 4 1

Ⅱ-a 1 4 3 2

Ⅱ-b 4 1 2 3

Ⅱ-c 3 2 1 4

Ⅱ-d 2 3 4 1

Ⅲ-a 1 4 3 2

Ⅲ-b 4 1 2 3

Ⅲ-c 3 2 1 4

Ⅲ-d 2 3 4 1

Ⅳ-a 1 4 3 2

Ⅳ-b 4 1 2 3

Ⅳ-c 3 2 1 4

Ⅳ-d 2 3 4 1

備考: 1 )Ⅰ-a ~Ⅳ-d は学生の班を示す

    2 )数字はグループを示す

    第 1 内科:糖尿病代謝・内分泌内科、呼吸器内科、血液内科

    第 2 内科:消化器内科

    第 3 内科:循環器内科、腎臓内科

    第 4 内科:脳神経内科、膠原病内科

- 26 -

クリニカルクラークシップ実習(内科学)学生班別及びマッチング表

班 1 ~ 2 週 3 ~ 4 週 5 ~ 6 週 7 ~ 8 週 班 1 ~ 2 週 3 ~ 4 週 5 ~ 6 週 7 ~ 8 週

a 1 4 3 2

a 1 4 3 2

b 4 1 2 3 b 4 1 2 3

c 3 2 1 4 c 3 2 1 4

d 2 3 4 1 d 2 3 4 1

a 1 4 3 2

a 1 4 3 2

b 4 1 2 3 b 4 1 2 3

c 3 2 1 4 c 3 2 1 4

d 2 3 4 1 d 2 3 4 1

備考:数字はグループを示す

    1 ・・・第 1 内科(糖尿病代謝・内分泌内科、呼吸器内科、血液内科)

    2 ・・・第 2 内科(消化器内科)

    3 ・・・第 3 内科(循環器内科、腎臓内科)

    4 ・・・第 4 内科(脳神経内科、膠原病内科)

- 27 -

2019度クリニカルクラークシップ実習初日集合場所一覧表

クリニカルクラークシップ実習科目 集   合   場   所 集合時間

内科学Ⅰ2 号館 6 階第 5 会議室

月曜日が休日の場合は火曜日…総合研究棟12階内科学Ⅰ教授室

9:00 9:00

内科学Ⅱ75病棟カンファレンスルーム

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上

8:50 8:50

内科学Ⅲ76病棟カンファレンスルーム

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所同上、集合時刻8:00

8:30 8:00

内科学Ⅳ総合研究棟11階内科学Ⅰ研究室

月曜日が休日の場合は火曜日…総合研究棟11階内科学Ⅰ研究室

9:00 8:00

神経精神医学精神神経科医局集団精神療法室

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・同上

9:00 8:50

小児科学

2 号館 6 階第 5 会議室

月曜日が休日の場合は火曜日… 2 号館 4 階第11会議室 7 月、 8 月、 9 月

および12月、 1 月については、第 1 週目の集合時刻は変更になるため、

事前に小児科医局(内線2356)に問い合わせること

8:20 8:00

放射線医学放射線科教授室

月曜日が休日の場合は秘書に確認(内線 2307)

9:00 事前要確認

臨床検査医学、中央検査部、輸血室、病理部・病理診断科、病院医療情報部

中央検査部 学生実習室

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所同上

9:30 9:00

リハビリテーション医学リハビリテーション科医局( 6 号館 1 階)

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻 同上 

8:00 8:00

皮膚科学皮膚科外来

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上

8:50 8:50

麻酔科学麻酔科医局(手術棟 2 階)≪時間厳守≫

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上

9:00 9:00

一般・消化器外科学第一週月曜日医局に8:00集合(時間厳守)

月曜日が休日の場合は火曜日7:45…医局

8:00 7:45

胸部外科学医局(第一週月曜日)

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上

8:30 8:30

脳神経外科学55病棟多目的室

月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上

9:00 9:00

産婦人科学月曜午前8時30分第6会議室(医局内線2360)

月曜日が休日の場合は前週金曜日に代表者が恒遠啓示講師に連絡をとっ

ておくこと(恒遠Dr.;6677)

8:30 事前要確認

整形外科学医局

月曜日が休日の場合は火曜日…第 6 会議室

9:00 7:30

泌尿器科学56病棟多目的ルーム

月曜日が休日の場合は火曜日に第12会議室 

9:00 8:30

眼科学外来・教授暗室

月曜日が休日の場合は火曜日に手術室room18( 2 F)

9:00 9:00

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学耳鼻咽喉科医局(研究棟 8 階)

月曜日が休日の場合は火曜日に66病棟カンファレンス室

8:30 事前要確認

- 28 -

授 業 科 目 集   合   場   所 集合時間

口腔外科学66病棟処置室 月曜日が休日の場合は火曜日…医局

9:00 9:00

形成外科学形成外科学医局 月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上

9:00 9:00

救急医学・総合診療科

初日:附属病院 1 号館 1 階救急外来 9:00前に集合  火曜日の消防署見学は高槻市消防本部に9:30までに直接集合 金曜日の救命救急センター実習は8:40に大阪府三島救命救急センター直接集合 月曜日が祝日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻、同上 月曜午後、木曜午前の総合診療実習は鈴木教授室へまず集合 水曜午前の感染対策クルズスは総合診療部医局へ集合

9:00 前 9:30 8:40

9:00 14:00

9:00

(選択期間)救急医学救急医療部医局 月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻 同上 

9:00

(選択期間)総合診療科総合診療科教授室( 6 号館地下 1 階) 月曜日が休日の場合は火曜日…集合場所・集合時刻 同上 

8:30 8:30

各科クリニカル・クラークシップ要領

- 29 -

担当者名:今川 彰久、後藤  功、藤阪 保仁、池田宗一郎、寺前 純吾、秋岡 寿一、横手 耐治、大西 峰樹、

     三好 拓児、金綱 規夫、佐野 寛行、今西 将史、田村 洋輔、忌部  尚、中村 敬彦、岩木 一貴、

     橘   恵、藤澤 玲子、重本  翔、増田 友紀、松永 仁綜、酒井 聡至、渡邉 大督、辻  博行、

     波戸岡 純、藤本麻由美

実習内容:

 一 般 目 標:学生は医療チームの一員として、内科全般の臨床能力を高め実際の医療現場で何が重要であるかを体得

することを目的とする。

 行 動 目 標: 1 .担当患者と良好な人間関係を保ち医療面接手技により医療情報を聴取できる。

2 .担当患者から問題点を抽出できる。(problem list 作成)

3 .客観的評価のため身体所見を正しく取ることができる。

4 .各種検査データの結果を解釈できる。

5 .問題点を評価し解決策について主治医と共に検討できる。(チーム医療学習)

 具体的内容:内科学Ⅰは、2 週間をひとつの単位として、各診療科(呼吸器・呼吸器腫瘍内科、糖尿病代謝・内分泌

内科、血液内科)を選択し配属する。

1 .外来診療の補助と見学を行う。

2 .入院患者の副担当医となり、担当患者の医療面接および身体診察を行う。

3 .回診でのプレゼンテーションを行う。

4 .検査手技を実際に体験する。

5 .診察結果や検査結果から問題点について検討する。

6 .受け持ち患者の看護業務についても手伝う。

7 .正しくカルテに記載する。

8 .症例検討会や勉強会への参加および発表をする。

評価方法:上記内容に従って各項目を設定した共通評価表を作成し、達成度 / 習熟度 / 満足度などを中心に、指導医・コ

メディカル・患者ならびに指導責任者が評価を行う。

注意事項:特になし

初日の集合場所、集合時間: 2 号館 6 階 第 5 会議室、午前 9 時

             月曜が休日の場合は火曜日…総合研究棟 12 階 内科学Ⅰ教授室 午前 9 時

予習項目:【糖尿病代謝・内分泌内科】

1 ) 解剖・生理:各内分泌臓器の構造とホルモンの作用、糖代謝の概略(解糖系と糖新生)

2 ) 症候:各内分泌疾患の主な身体的特徴(肥満とやせ、高血圧と低血圧、高血糖と低血糖)

糖尿病患者の身体的特徴(高血糖による症状か、合併症による症状か)

3 ) 検査:各内分泌疾患に代表的な検査、糖尿病の診断基準、糖尿病合併症の評価検査・方法

4 ) 疾患: 1 型糖尿病、2 型糖尿病、その他の機序による糖尿病、妊娠糖尿病

糖尿病急性合併症、糖尿病慢性合併症、糖尿病網膜症・腎症・神経症、クッシング症候群、

先端肥大症、褐色細胞腫、原発性アルドステロン症、プロラクチノーマ、インスリノーマ、

バセドウ病、甲状腺機能低下症、甲状腺癌

内科学Ⅰ(糖尿病代謝・内分泌内科 呼吸器内科・呼吸器腫瘍内科 血液内科)

- 30 -

5 ) 治療:ホルモン補充療法、ハーディ手術、腹腔鏡下副腎切除術、食事療法・運動療法、経口血糖降下薬、

インスリン療法(インスリンポンプ(CSII,SAP)含む)

【呼吸器・呼吸器腫瘍内科】

*以下の項目の①正常値 ②異常を来す病態

・呼吸数

・PaCO2、PaO2、HCO3-、アニオン・ギャップ

・SpO2

・肺動脈圧

・気管支肺胞洗浄液(BALF):総細胞数、白血球分画

*呼吸器感染症の主な起炎菌と使用される抗菌薬

*市中肺炎診断時の、A-DROP システム

*呼吸困難のスケール:mMRC 分類

*肺癌の臨床病期分類

*肺癌に用いられる抗癌剤

*化学療法における有害事象の CTCAE Grade 定義

【血液内科】

1 )生理:正常造血の仕組み

2 )症候:貧血、出血傾向、リンパ節腫脹、易感染性

3 )検査:血算・血液像、凝固系検査、骨髄穿刺・生検術、放射線診断学(CT、PET)

4 )疾患:悪性リンパ腫、形質細胞性骨髄腫、急性白血病、骨髄異形成症候群

5 )治療:抗がん化学療法、適切な輸血療法の手順

上記の項目について調べ学習をしておくこと。

復習項目:【糖尿病代謝・内分泌内科】

予習した項目および実習で学習した項目は、ノートにまとめておくこと。

レポートを発表後、質問のあった項目を中心に復習しておくこと。

【呼吸器・呼吸器腫瘍内科】

実習で担当した症例について内科学会認定医病歴要約を参考にレポートにまとめること。

診療中やカンファレンス・ミニレクチャー、レポート発表で指摘された事をメモ書きして、本やネットで確

認しノートにまとめ、確実に自分の知識とすること。

【血液内科】

予習した項目および実習で学習した項目は、ノートにまとめておくこと。

学習内容は、最終日の症例呈示総括において口頭試問の形式で評価し、結果を直接伝える。

オフィスアワー:

担当教員① : 寺前 純吾(糖尿病代謝・内分泌内科)

内線・PHS 3415・6700

E-mail:[email protected]

日時:毎週火曜日 14:00~15:00

場所:第 3 研究棟 3 階 内科Ⅰ 13 研究室

担当教員② : 大西 峰樹(糖尿病代謝・内分泌内科)

内線・PHS 2672・6128

E-mail:[email protected]

日時:毎週金曜日 10:30~11:30

- 31 -

場所:内科医局

担当教員③ : 後藤 功(呼吸器・呼吸器腫瘍内科)

内線・PHS 6124

E-mail:[email protected]

日時:毎週水曜日 15:20~16:20

場所:77 病棟カンファレンスルーム

担当教員④ : 秋岡 寿一(血液内科)

内線・PHS:6367

E-mail:[email protected]

日時・場所:毎週月曜日 16:00~17:00 7 号館 1 階 血液内科診察室

      毎週金曜日 16:00~17:00 7 号館 2 階 血液内科診察室

- 32 -

備考(*1 ): 内分泌代謝回診は金曜日から水曜日に、内分泌・代謝レクチャーは木曜日から金曜日に変更されることが

あるので確認すること

備考(*2 ):呼吸器朝レクチャーは木曜日から火曜日に変更されることがあるので確認すること

13:30 14:0012:00 13:008:00 8:30 9:00 9:30 10:00 11:00 15:00 16:00 16:30 17:00 17:30

内科学Ⅰ(第 1 週目)

病棟実習

ガイダンス

(今川)

2号館

6F

第5

会議室

オリエン

テーション

(今川)

2号館

6F

第5

会議室

上段:呼吸器内科選択中段:糖尿病代謝・内分泌内科選択下段:血液内科選択

呼吸器ガイダンス

(今西)

77病棟カンファ室病棟実習(担当医)

17:15 ~内科学Ⅰ医局会

講義実習棟2F

学Ⅱ講堂

糖尿病代謝ガイダンス(寺前)

78病棟カンファ室

内分泌代謝カンファレンス78病棟カンファ室

血液ガイダンス

(秋岡)7号館1階診察室

病棟実習(担当医)

気管支鏡検査放射線科9番透視室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

内科学Ⅰ総括者回診(今川、他)

36病棟→35→78→77病棟

呼吸器カンファレンス77病棟カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

呼吸器道標(1)(池田)77病棟

カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

第5学年特別演習

病棟実習(担当医)

呼吸器抄読会&PBLR

77病棟カンファ室

病棟実習

(担当医)

糖尿病教育コース「プロが教える運

動療法のコツ」78病棟処置室

17:15 ~    内分泌・代謝抄読会中央診療棟6F第12会議室

病棟実習(担当医)

17:40 ~   血液疾患カンファレンス第4週のみ17:40 ~ 合同カンファレンス 6F第5会議室

呼吸器朝レクチャー77病棟

カンファ室(*2 )

気管支鏡検査放射線科9番透視室

病棟実習(担当医)

11:00 ~ 11:45糖尿病教育

コース「食事療法って

なあに?」78病棟処置室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

呼吸器回診 77病棟→

病棟実習(担当医)

糖尿病教育コース

「糖尿病の合併症を防ぐために」78病棟処置室

内分泌・代謝レクチャー(*1 )78病棟

カンファ室

血液回診 36病棟→ 病棟実習(担当医)

呼吸器放外内合同カンファレンス手術棟1階

会議室

病棟実習(担当医)

呼吸器道標(2)(池田)77病棟

カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

頚動脈エコー23番エコー室

内分泌代謝回診(*1 )78病棟→

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

HIV感染症・針刺し事故対策(秋岡)

第11会議室

病棟実習

(担当医)

甲状腺エコー23番

エコー室

14:00 ~ 15:15  

糖尿病教育コース「検査結果の見方・考え方」78病棟処置室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

- 33 -

備考(*1 ): 内分泌代謝回診は金曜日から水曜日に、内分泌・代謝レクチャーは木曜日から金曜日に変更されることが

あるので確認すること

備考(*2 ):呼吸器朝レクチャーは木曜日から火曜日に変更されることがあるので確認すること

13:30 14:0012:00 13:008:00 8:30 9:00 9:30 10:00 11:00 15:00 16:00 16:30 17:00 17:30

内科学Ⅰ(第 2 週目)

上段:呼吸器内科選択中段:糖尿病代謝・内分泌内科選択下段:血液内科選択

病棟実習(担当医)

17:15 ~内科学Ⅰ医局会

講義実習棟2F

学Ⅱ講堂

病棟実習(担当医)内分泌代謝カンファレンス

78病棟カンファ室

病棟実習(担当医)

気管支鏡検査放射線科9番透視室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

呼吸器道標(4)(池田)77病棟

カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

呼吸器朝レクチャー77病棟

カンファ室(*2 )

気管支鏡検査放射線科9番透視室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

呼吸器回診 77病棟→

病棟実習(担当医)

内分泌・代謝レクチャー(*1 )78病棟

カンファ室

血液回診 36病棟→ 病棟実習(担当医)

呼吸器放外内合同カンファレンス手術棟1階

会議室

病棟実習(担当医)

呼吸器道標(5)(池田)77病棟

カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

頚動脈エコー23番エコー室

内分泌代謝回診(*1 )78病棟→

病棟実習(担当医)

13:30 ~ 14:30

アフタヌーンセミナー(今川)教授室

病棟実習

(担当医)

症例呈示総括(呼吸器)77病棟

カンファ室

病棟実習(担当医)

症例呈示総括(内分泌) 

78病棟カンファ室

病棟実習(担当医)症例呈示総括

(血液)7号館2階外来

TumorBoard77病棟カンファ室

呼吸器道標(3)(池田)77病棟

カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

11:00 ~ 12:00糖尿病教育コース

「糖尿病とうまく付き合う」78病棟処置室

病棟実習(担当医)

内科学Ⅰ総括者回診(今川、他)

36病棟→35→78→77病棟

呼吸器カンファレンス77病棟カンファ室

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

第5学年特別演習

病棟実習(担当医)

呼吸器抄読会&PBLR

77病棟カンファ室

病棟実習(担当医)

17:15 ~    内分泌・代謝抄読会中央診療棟6F第12会議室

病棟実習(担当医)

17:40 ~   血液疾患カンファレンス第4週のみ17:40 ~ 合同カンファレンス 6F第5会議室

- 34 -

担当者名:教 授  樋口 和秀、冨永 和作

     准教授  後藤 昌弘、福西 新弥、竹内 利寿

     講 師  増田 大介、朝井  章、紀  貴之、桑門  心、川上  研、柿本 一城、井元  章、

          小倉  健、小嶋 融一

     助 教  土本 雄亮、寺澤 哲志、太田 和寛、原田  智、大濱日出子、平田 有基、山口 敏史、

          植野紗緒里

実習内容:

 一 般 目 標:消化器内科の医療チームに参加し、医師としての基本的な知識・技能・態度および思考法を学ぶ。

 行 動 目 標: 1 )医師として適切なマナー(身だしなみや言葉遣いなど)を遵守できる。

2 )院内ルール(時間厳守や居場所連絡など)を理解して守ることができる。

3 )医療チームの一員として良好な関係を築き、積極的にチーム医療に参加できる。

4 )良好な医師患者関係を築き、正確な医療情報を聴取する医療面接ができる。

5 )客観的評価が可能な基本的身体診察法を理解して正確な身体診察ができる。

6 )基本的な血液・生化学・画像検査の目的・方法を理解して結果を解釈できる。

7 )採血・洗浄・消毒などの基本的手技を実施することができる。

8 )診療結果を正確に指導医に報告し、診療結果を正確に診療録に記載できる。

9 )診療結果、検査所見から問題点を抽出して討論できる。

10)教科書・文献的知識だけでなく医療現場での思考(臨床推論)ができる。

11)消化器疾患の診断法・治療法を理解して説明できる。

12)総回診やカンファレンスで担当患者のプレゼンテーションができる。

13)担当患者のサマリーを作成して症例検討会で発表できる。

 具体的内容: 1 )初日午前 8 時 50 分に 75 病棟カンファレンスルームに全員集合してオリエンテーションを受ける。

2 )主治医とマンツーマン体制で医療チームの一員として参加して入院患者を担当する。

3 )主治医による担当患者の紹介と主治医指導の下に医療面接・身体診察を行う。

4 )毎日訪床して情報聴取、診察を行い、その結果を診療録に記載する。

5 )看護記録から前日の状況を把握し、当日の検査予定などを確認して付き添う。

6 )指導医の指導の下に治療・処置(採血・洗浄・消毒・腹部 US・直腸診など)を行う。

7 )指導医の指導の下に消化器系の初診外来患者の医療面接を行う。

8 )画像診断検査(内視鏡、レントゲン、超音波検査)や内視鏡治療を見学する。

9 )内視鏡や超音波の模擬体験実習やシミュレーション装置により基本的な手技や画像診断の実際につ

  いて体験する。

10)診療結果、検査所見から問題点を抽出し、文献的検討を加えてから主治医と討論する。

11)総回診および各カンファレンスに参加して担当患者のプレゼンテーションを行う。

12)担当患者についてのレポートを作成して最終日に症例検討会で発表して提出する。

13)関連病院見学実習を通じて、大学病院以外での実地臨床体験を行う。

評価方法:共通評価表を用いて各担当医、講義担当者、外来問診指導医が評価を行う。これらの評価表を集積して、総

合評価を消化器内科教授の統括の下で教育主任が行う。

クリニカルクラークシップ実習評価は知識・手技、カルテ記載、実習態度(積極性・協調性)・服装・身だし

なみ、レポート内容・発表、試問、担当医及び統括評価者の評価、出席点などにより行う。

注意事項: 1 )時間厳守、身だしなみ(清潔白衣、服装、頭髪、髭、爪、靴、等)には十分注意すること。

2 )初日に実習のグループ分け(A 班と B 班)病棟患者担当と関連病院見学実習のメンバーを決定する。

3 )担当医からは学生への連絡ができないため、実習初日に学生から担当医に連絡すること。

4 )担当患者を毎日訪床し、オリエンテーション時に配布する入院診療録用紙に診察内容を記載し、最終日

内 科 学 Ⅱ( 消 化 器 内 科 )

- 35 -

  にレポートと共に提出すること。

  (電子カルテで学生が入力できない場合代用として紙ベースの仮入院診療録に記載すること。)

5 )遅刻が多い、実習態度が著しく悪いなど、実習を行う姿勢ではないと判定した場合は、他の評価項目の

  如何に関わらず実習自体不合格と判定するため注意すること。また、病欠の場合も教育センターに届け

  出しても欠席であり、出席にはならない。

6 )レポートの考察は内科学会認定医・専門医のレポート様式を用いて作成する。ただしレポートの作成は

  PC 作成とし、手書きは不可とするので注意すること。

初日の集合場所、集合時間:午前 8 時 50 分に 75 病棟カンファレンスルームに全員集合する。

             月曜が休日の場合は火曜日の午前 8 時 50 分に 75 病棟カンファレンスルームに集合する。

参 考 書:内科学(朝倉書店)、新臨床内科学(医学書院)、内科学(中山書店)、わかりやすい内科学(文光堂)、内科

診断学(医学書院)、消化器病学 基礎と臨床(西村書店)、標準消化器病学(医学書院)、消化器病診療第 2

版(医学書院)、必携消化器内科 研修ナビ(ヴァンメディカル)

Harrison’s Principles of Internal Medicine (Mc Graw Hill Education)

予習項目: 1 ) 解剖:消化管(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)と肝胆膵の解剖

2 ) 症候:腹痛(心窩部痛、上腹部・下腹部痛、右季肋部痛)、食欲不振、体重減少、全身倦怠感、吐血・下

血、黒色便、血便、嘔吐・下痢、粘血便、腹部膨隆(腹水)、黄疸

3 ) 検査:上部・下部消化管内視鏡検査、小腸内視鏡検査、胆膵内視鏡検査、腹部 US、腹部血管造影検査

4 ) 疾患:食道疾患(食道癌、逆流性食道炎、食道静脈瘤)、胃 ・ 十二指腸疾患(胃癌、胃 ・ 十二指腸潰瘍、

急性胃粘膜病院)、小腸・大腸疾患(大腸ポリープ、大腸癌、潰瘍性大腸炎、Crohn 病、小腸ポリープ)、

肝疾患(慢性肝炎、肝硬変、肝癌)、胆膵疾患(胆膵癌、急性胆管・胆嚢炎、胆管結石、急性膵炎、慢性

膵炎)など

5 )各疾患診断方法および治療方法

上記の項目について調べ学習をしておくこと。

復習項目:予習した項目および実習で学習した項目はノートにまとめておくこと。

オフィスアワー:

担当教員①:紀 貴之

内線・PHS 2352/6980

E-mail:[email protected]

担当教員②:川上 研

内線・PHS 2352/6863

E-mail:[email protected]

担当教員③:氏名 小倉 健

内線・PHS 2352/6432

E-mail: [email protected]

担当教員④:氏名 小嶋 融一

内線・PHS 2352/3541

E-mail: [email protected]

日時:毎週月曜日、火曜日、水曜日、金曜日 8:50-9:00

場所:75 病棟カンファレンスルーム

毎日 17:00-17:10

場所:75 病棟カンファレンスルーム

- 36 -

13:00 14:00 15:00

15:45

15:30 16:00 16:30 17:008:50 9:00 10:00 12:0011:00 17:30 18:00

内科学Ⅱ(消化器内科)(第 1 週目)

Aオリエン

テーション(紀)4F第11会議室

上部消化管内視鏡検査(大坂、太田、原田)消化器内視鏡センター

病棟患者紹介(紀)

75病棟カンファレンスルーム

胆膵内視鏡検査(増田、小倉、井元)

内視鏡透視室

下部消化管内視鏡検査(川上)内視鏡センター

病棟実習

(各担当医)化学療法病棟回診

(後藤、紀)24病棟~化学療法カンファレンス

(後藤、紀)化学療法センターB化学療法初診外来

(後藤、紀)化学療法センター A班は1.5時間で胆膵検査と下部消化管内視鏡検査を交代

A上部消化管内視鏡検査

(田中、小嶋) 消化器内視鏡センター病棟実習

(各担当医) 病棟実習(各担当医)

上部消化管疾患講義 (田中)75病棟

経皮的肝処置+腹部US(朝井)腹部US室

肝臓疾患講義(福西・土本)75病棟カンファレンスルーム

肝疾患カンファレンス

(津田、福西、朝井)75病棟B

病棟実習(各担当医)

PCT 回診がんセンター(桑門)

A注腸造影検査・下部消化管疾患

(川上)放射線科10番 病棟実習(各担当医)

第5学年特別演習(全体講義)

病棟実習(各担当医) 病棟実習

(各担当医)B

消化器内科初診外来・予診(3名/ 4名)(増田、竹内、朝井)消内外来

内視鏡模擬実習(冨永)医療技能シミュレーション室

A8:00 

入退院報告(全医局員)総合研究棟12F第2会議室

肝臓処置(TACE/RFA) (安岡 PHS3933)血管造影室 消化器内科総回診

(樋口教授)24病棟~

ミニレクチャー

(冨永)75病棟カンファレンスルーム

上部・下部消化管内視鏡検査(竹内/小嶋)消化器内視鏡

センター

病棟実習

(各担当医)

クリニカルカンファレンス

6F第5会議室B 病棟実習(各担当医)

A 関連病院見学実習

(阪和住吉総合病院、四天王寺病院、

石切生喜病院、城山病院、葛城病院)

関連病院見学実習

(阪和住吉総合病院、四天王寺病院、

石切生喜病院、城山病院、葛城病院)

消化管疾患カンファレンス(竹内、川上、

柿本、小嶋)75病棟

B

月曜日  A班は1.5時間で胆膵検査と下部消化管内視鏡検査を交代で見学

13:00 14:00 15:00 15:30 16:00 16:30 17:008:50 9:00 10:00 12:0011:00 17:30 18:00

内科学Ⅱ(消化器内科)(第 2 週目)

Aオリエン

テーション(増田)75病棟カンファレンスルーム

化学療法初診外来(後藤、紀)化学療法センター

12:00 ~ 13:00

症例演習

(増田)

化学療法病棟回診(後藤、紀)24病棟~

化学療法カンファレンス(後藤、紀)化学療法センター

病棟実習

(各担当医)胆膵内視鏡検査

(増田、小倉、井元)内視鏡透視室

下部消化管内視鏡検査(川上)内視鏡センターB

上部消化管内視鏡検査(大坂、太田、原田)消化器内視鏡センター B班は1.5時間で胆膵検査と下部消化管内視鏡検査を交代

A病棟実習

(各担当医)PCT 回診

がんセンター(桑門) 病棟実習

(各担当医)

下部消化管内視鏡講義(田中)75病棟

経皮的肝臓処置(朝井

PHS 6442)75病棟

病棟実習

(各担当医)

肝疾患カンファレンス

(津田、福西、朝井)75病棟B

上部消化管内視鏡検査(田中、小嶋) 消化器内視鏡センター

病棟実習(各担当医)

A消化器内科初診外来・予診(3名/ 4名)(増田、竹内、朝井)消内外来 病棟実習

(各担当医)* 第5学年特別演習(全体講義) 病棟実習

(各担当医)

病棟実習

(各担当医)B

注腸造影検査・下部消化管疾患(川上)放射線科10番 *12時に消化器内科外来集合 樋口教授とランチカンファレンス

A8:00 

入退院報告(全医局員)総合研究棟12F第2会議室

病棟実習(各担当医)消化器内科総回診

(樋口教授)24病棟~

小腸内視鏡検査

(能田)内視鏡透視室

内視鏡模擬実習(冨永)医療技能シミュレーション室

消化管レントゲン読影会

(川上PHS 6378)

医局情報処理室

クリニカルカンファレンス

6F第5会議室B

腹部血管造影検査(朝井)2号館地下DSA室

病棟実習(各担当医)

A 関連病院見学実習

(市立ひらかた病院、北摂総合病院、

第一東和会病院、守口敬仁会病院)

関連病院見学実習

(市立ひらかた病院、北摂総合病院、

第一東和会病院、守口敬仁会病院)

総括・症例発表/試問(紀・他)

75病棟カンファレンスルームB

月曜日  B班は1.5時間で胆膵検査と下部消化管内視鏡検査を交代で見学する。

水曜日  樋口教授とランチカンファレンス:12時に消化器内科外来前に集合。

金曜日  関連病院見学から帰った後75病棟カンファレンスルームで総括・症例発表・試問を行う。

- 37 -

担当者名:石坂 信和、寺﨑 文生、星賀 正明、宗宮 浩一、伊藤 隆英、森  龍彦、神﨑裕美子、森田 英晃、

谷川  淳、武田 義弘、藤阪 智弘、藤田 修一、宮村 昌利、大関 道薫、坂根 和志、山内 洋平

実習内容:

 一 般 目 標:循環器疾患と腎疾患の基本的診療能力を身につけるために、チームの一員として診療業務を経験し理解

する。

 行 動 目 標: 1 . 担当患者はもとより、指導医、主治医、担当医やパラメディカルスタッフと良好な人間関係を築く

         ことができる。

2 . 循環器疾患と腎疾患の評価に必要な医療面接の方法と診察法を習得する。

3 . 循環器疾患と腎疾患診療に必要な検査の目的と方法を理解し、結果を解釈できる。

4 . 循環器疾患と腎疾患の治療法の概略を理解する。

5 . 得られた情報に基づいて problem list を作成できる。

6 . 診療チームの一員として症例の問題解決に参加する。

 具体的内容: 1 . 指導医、主治医、担当医とともに 1 ~ 2 人の入院患者を担当する。

2 . 指導医、主治医、担当医とともに毎日の診療に関わる。

3 . 回診やカンファレンスで担当患者のプレゼンテーションを行う。

4 . 血圧測定や聴診法などの身体所見のとり方を習得する。

5 . 心電図、胸部エックス線写真、心臓および腎臓超音波検査、心臓カテーテル法などの検査データを

理解する。

6 . 心臓カテーテル検査・治療を見学する。

7 . 腎生検を見学する。

8 . 症例検討会に参加する。

9 . 最終日に担当症例について発表を行い、評価を受ける。

評価方法:共通評価表による。

注意事項:医療人にふさわしい身だしなみを整え、節度ある言動を行うこと。学生の医療行為は定められた基準に従っ

て行うこと。サンダル履き不可。

初日の集合場所、集合時間:76 病棟カンファレンス室、午前 8 時 30 分

             月曜が休日の場合は火曜日の午前 8 時に 76 病棟カンファレンス室に集合。

予習項目:「クリニカル・クラークシップ 循環器内科」小冊子に書かれている内容について調べ学習をしておくこと。

復習項目:「クリニカル・クラークシップ 循環器内科」小冊子を再読し、講義内容について理解を深める。

内科学Ⅲ(循環器内科・腎臓内科)

- 38 -

オフィスアワー:

担当教員①:宗宮 浩一

PHS:6481

E-mail:[email protected]

担当教員②:星賀 正明

PHS:6496

E-mail:[email protected]

日時:毎週木曜 16 時~ 17 時

場所:不定(PHS で連絡を)

- 39 -

11:00 12:00 13:00 14:009:00 10:008:00 15:00 16:00 18:0017:00

内科学Ⅲ(第 1 週目)

8:30 ~      

オリエンテーション・症例紹介、提示(星賀・宗宮・藤田)76病棟カンファ室

シミュレーション実習(心音の聴診)

(宗宮)新講義実習棟P405号

レクチャー

(心臓核医学)(山内)

76病棟カンファ室

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

心臓カテーテルカンファレンス(森田)

76病棟カンファ室

循環器内科科長回診(星賀)

76病棟カンファ室

循環器内科クリニカルカンファレンス

(循環器内科全員)76病棟カンファ室

病棟実習(主治医・

指導医)病棟

レクチャー(腎臓って?

3の法則)(森)

78病棟カンファ室

レクチャー(静脈血栓塞栓症)(大関)

76病棟カンファ室

心臓カテーテルカンファレンス(森田)

76病棟カンファ室

レクチャー(虚血性心疾

患の治療)(谷川)

76病棟カンファ室

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

第5学年特別演習

レクチャー(不整脈の診断と治療)(宮村)

第5会議室

Cardio-Vascular Conference

第5会議室(CVCが休会の場合、76病棟カンファ室にて新患プレゼン実施)

新患プレゼン76病棟

カンファ室

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

レクチャー(心周期・心拍出量

・心機能曲線)(坂根)

76病棟カンファ室

腎生検(腎臓内科全員)78病棟処置室

※腎生検がない場 合は、病棟実習

病棟実習(主治医・

指導医)病棟

レクチャー(腎と高血圧)

(森)76病棟カンファ室

心臓カテーテルカンファレンス

(森田)76病棟カンファ室

臨床実習

(心臓カテーテル検査・治療)アンギオ室

レクチャー

(心電図の読み方)(藤田)

76病棟カンファ室

レクチャー

(心臓MRI他)(神﨑)

76病棟カンファ室

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

レクチャー(心エコー検査の実際)(伊藤)

76病棟カンファ室

備考 1:月曜日が休日の場合は火曜日 8:00 から 76 病棟カンファレンス室でオリエンテーションを行う。

11:00 12:00 13:00 14:009:00 10:008:00 15:00 16:00 18:0017:00

内科学Ⅲ(第 2 週目)

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

レクチャー(循環器疾患の画像診断)

(森田)76病棟カンファ室

症例演習(胸部エックス線写真における

心血管陰影の読み方の基本)(寺﨑)

76病棟カンファ室

心臓カテーテルカンファレンス(森田)

76病棟カンファ室

循環器内科科長回診(星賀)

76病棟カンファ室

教授試問

石坂教授室

レクチャー(腎炎・ネフローゼの

基礎知識)(森)

78病棟カンファ室

心臓カテーテルカンファレンス(森田)

76病棟カンファ室

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

症例演習(心電図の

読み方)(武田)

76病棟カンファ室

第5学年特別演習

病棟実習(主治医・

指導医)病棟

Cardio-Vascular Conference

第5会議室(CVCが休会の場合、76病棟カンファ室にて新患プレゼン実施)

新患プレゼン76病棟

カンファ室

レクチャー(血管障害の

成り立ち)(星賀)

76病棟カンファ室

病棟実習(主治医・

指導医)病棟

腎生検(腎臓内科全員)78病棟処置室

※腎生検がない場 合は、病棟実習

病棟実習(主治医・

指導医)病棟

腎臓内科総括

(森)76病棟カンファ室

心臓カテーテルカンファレンス(森田)

76病棟カンファ室

病棟実習(主治医・

指導医)病棟

総括

(石坂)

石坂教授室

レクチャー(先生!どの輸液?

&スイカ伝説について)      

(森)76病棟カンファ室

病棟実習

(主治医・指導医)

病棟

- 40 -

担当者名:荒若 繁樹、石田 志門、細川 隆史、宇野田喜一、谷  裕基、太田  真、武内  徹、小谷 卓矢、

秦 健一郎、永井 孝治、藤木 陽平、石田 貴昭、鈴鹿 隆保、木坊子貴生、松田 翔悟、槇野 秀彦

実習内容:

 一 般 目 標:学生は医療チームの一員として、内科全般の臨床能力を高め実際の医療現場で何が重要であるかを体得

することを目的とする。

 行 動 目 標: 1 . 担当患者と良好な人間関係を保ち医療面接手技により医療情報を聴取できる。

2 .担当患者から問題点を抽出できる。(problem list の作成)

3 .客観的評価のため身体所見を正しく取ることができる。

4 .各種検査データの結果を解釈できる。

5 .問題点を評価し解決策について主治医と共に検討できる。(チーム医療学習)

 具体的内容:内科学Ⅳは、2 週間をひとつの単位として、診療科(神経内科、リウマチ膠原病内科)を選択し配属す

る。

1 . 外来診療の補助と見学を行う。

2 .入院患者の副担当医となり、担当患者の医療面接および身体診察を行う。

3 .回診・医局会・症例検討会の参加およびプレゼンテーションを行う。

4 .検査手技を実際に体験する。

5 .診察結果や検査結果から問題点について検討する。

6 .受け持ち患者の看護業務についても手伝う。

7 .カルテに正しく記載する。

評価方法:上記内容に従って各項目を設定した共通評価表を作成し、達成度 / 習熟度 / 満足度などを中心に、指導医・コ

メディカル・患者ならびに指導責任者が評価を行う。

注意事項:医学生として清潔感のある身だしなみ(髭、しわだらけの白衣は不可、爪は短く)に留意すること。診療

に当たって、時間や痛み刺激など患者の負担を考えて行動すること。

初日の集合場所、集合時間:総合研究棟 11 階 内科学Ⅰ研究室、午前 9 時

             月曜が休日の場合は火曜日…総合研究棟 11 階 内科学Ⅰ研究室、午前 8 時

【脳神経内科】

予習項目:<総論>

・神経診察の方法:神経所見の取り方・症候および局在診断について学習しておくこと

・脳脊髄液検査:腰椎穿刺の禁忌・適応、所見の解釈について学習しておくこと

・電気生理検査:神経伝導検査・針筋電図の見かたについて学習しておくこと

・画像検査:頭部 MRI・MRA、脳血流シンチ、DAT スキャン、MIBG 心筋シンチの意義・見かたについて

学習しておくこと

<各論>

以下の疾患について、鑑別診断および治療法・対処法について学習しておくこと

・脳血管障害:ラクナ梗塞、アテローム血栓性脳梗塞、心原性脳塞栓

・神経感染症:ウイルス性・真菌性・細菌性髄膜炎、癌性髄膜播種

内科学Ⅳ(脳神経内科・リウマチ膠原病内科)

- 41 -

・神経変性疾患:パーキンソン病・認知症・運動ニューロン病・脊髄小脳変性症

・神経免疫疾患:自己免疫性脳炎・重症筋無力症・Guillain-Barré症候群・CIDP

・脱髄疾患:多発性硬化症・視神経脊髄炎

・筋疾患:皮膚 / 多発筋炎・各種筋ジストロフィー

・てんかん:部分と全般性てんかん

復習項目:担当した症例は、レポート(内科学会専門医病歴要約の形式で記載)にまとめる。症例の現病歴・診察所見・

検査所見を的確にまとめ、プロブレムリストを作成し、考察を加える。

そのほか、外来・病棟回診で見た神経症候・疾患について成書を参考にノートにまとめておくこと。

参考図書:ベッドサイドの神経の診かた(改訂 18 版、南山堂)

神経内科ハンドブック(第 5 版、医学書院)

朝倉内科学(11 版、朝倉書店)

【リウマチ膠原病内科】

予習項目:・膠原病の症候:膠原病の皮膚・関節症状等

・検査:血清・免疫学的検査の意義について学習しておくこと

・SLE・関節リウマチ・血管炎・強皮症・皮膚筋炎 / 多発性筋炎の病態生理・症候・検査・診断・治療につ

いて学習しておくこと

復習項目:担当した症例は、レポート(内科学会専門医病歴要約の形式で記載)にまとめておくこと。

参考図書:すぐ使えるリウマチ・膠原病診療マニュアル(羊土社)

     リウマチ膠原病最新トピックス(診断と治療社)

オフィスアワー:

担当教員①:荒若 繁樹

内線・PHS:8127

E-mail:[email protected]

日時:期間中月曜日 16:30 ~ 17:00

場所:総合研究棟 2 階:内科学Ⅳ教授室

担当教員②:武内 徹

内線・PHS:6833

E-mail:[email protected]

日時:期間中水曜日 11:00 ~ 11:45

場所:3 号館 3 階 総合内科医局

- 42 -

内科学Ⅳ(第 1 週目)上段:膠原病内科選択下段:脳神経内科選択

(*)脳神経外科との合同カンファレンス 第2金曜 脳卒中カンファレンス 第11会議室  第3金曜 神経カンファレンス 第5会議室

13:00 13:30

13:30

14:00 15:00 15:3014:30 16:00 16:30 17:008:00 8:30 9:00 9:30 10:00 12:0011:00 17:30 18:00

病棟実習オリエン

テーション(石田)

総合研究棟11F内科学Ⅰ研究室

膠原病外来実習(武内)

膠原病ガイダンス(武内)

78病棟カンファ室

リウマチ膠原病内科

回診 78病棟→

神経内科レクチャー(荒若)神経内科

外来

内科学Ⅳ医局会2号館6F

第5会議室症例検討会

(第13会議室)病棟実習

(担当医)病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

膠原病レクチャー(小谷)3号棟3F

第13会議室

関節エコー外来/膠原病母性外来見学

(各外来担当医)7号館1Fリウマチ膠原病内科外来

病棟実習(担当医)

16:30 ~ 神経カンファレンス2号棟4F第11会議室

教授回診 (荒若) 78病棟

第5学年特別演習病棟実習

(担当医)

18:00 ~リウマチ膠原病内科カンファレンス7号館8F 78病棟カンファ室

病棟実習(担当医)

神経外来実習(石田・細川)

病棟実習(担当医)

膠原病外来実習(武内)

病棟実習(担当医)

神経外来実習(荒若・石田)

レクチャー神経生理検査(宇野田)

内科総合医局

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

脳外科と合同カン

ファレンス(*)

チャートカンファレンス(第11会議室)

神経回診35病棟→

(荒若・石田)病棟実習(担当医)

レクチャー神経画像①(石田)

神経内科外来

病棟実習(担当医)

内科学Ⅳ(第 2 週目)上段:膠原病内科選択下段:脳神経内科選択

(*)脳神経外科との合同カンファレンス 第2金曜 脳卒中カンファレンス 第11会議室  第3金曜 神経カンファレンス 第5会議室

13:00 14:00 15:00 15:3014:30 16:00 16:30 17:008:00 8:30 9:00 9:30 10:00 12:0011:00 17:30 18:00

病棟実習(担当医)膠原病外来実習

(武内)

リウマチ膠原病内科

回診 78病棟→

神経内科レクチャー(荒若)神経内科

外来

内科学Ⅳ医局会2号館6F

第5会議室症例検討会

(第13会議室)神経外来実習

(外来担当医)病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

関節エコー外来/膠原病母性外来見学

(各外来担当医)7号館1Fリウマチ膠原病内科外来

病棟実習(担当医)

病棟実習(担当医)

16:15 ~ 神経カンファレンス2号棟4F第11会議室

教授回診 (荒若)78病棟

第5学年特別演習病棟実習

(担当医)

18:00 ~リウマチ膠原病内科カンファレンス7号館8F 78病棟カンファ室

病棟実習(担当医)

神経外来実習(石田、細川)

病棟実習(担当医)

膠原病外来実習(武内)

病棟実習(担当医)

神経外来実習(荒若・石田)

ケース・スタディ(細川)

内科総合医局

病棟実習(担当医)試問(神経):担当症例呈示2階教授室

病棟実習(担当医)

試問(膠原病):担当症例呈示3号棟3F内科医局

病棟実習(担当医)

脳外科と合同カン

ファレンス(*)

チャートカンファレンス(第11会議室)

神経回診35病棟→

(荒若・石田)病棟実習(担当医)

レクチャー神経画像②(石田)

神経内科外来

- 43 -

担当者名:米田  博、康   純、花岡 忠人、金沢 徹文、川野  涼、木下 真也、山内  繁、久保洋一郎、

丸山惣一郎、桂  良輔、豐田 勝孝、辻  明里

実習内容:精神科臨床実習

 一 般 目 標:基本的な精神症状の評価の仕方、面接法を学ぶ。

 行 動 目 標: 1 )精神科以外の一般診療科においても診察機会が多い精神障害に対する診断と治療の初期対応ができる。

2 )精神症状を持つ患者の診察を行う上での、法と倫理の必須項目を列拳できる。

3 )精神症状・精神障害の初期症状をみて、専門医へのコンサルテーションが必要かどうか判断できる。

 具体的内容: 1 )担当患者さんを診察し、精神症状の評価をカルテに記載する。

        2 )指導医の行う薬物療法・精神療法・行動療法の見学。

        3 )実習レポートの提出。

        4 )初診患者の予診をとる

評価方法:共通評価表による。

注意事項:☆ オリエンテーションは医局の集団精神療法室で、まとめは教授室あるいは集団精神療法室で行います。

     ☆ 病棟実習について

       1 .本学 61 病棟で行います。

       2 .61 病棟では患者さんを担当してもらいますので、服装や対応の仕方に注意して下さい。

       3 .カルテから必要な情報をコピーはせず、自分自身でメモを取り、個人情報の扱いには十分に注意して

   ください。

     ☆ 心理テスト、知能テストの見学について

       1 .心理テスト、知能テストは(月)の午後に実施しています。具体的な実施予定は月曜日のオリエンテー

   ションの際に実習担当医から説明します。

       2 .テスト開始後の入退室は出来ませんので、遅刻しないように注意して下さい。

初日の集合場所、集合時間:精神神経科医局集団精神療法室、午前 9 時 00 分

             月曜が休日の場合は火曜日…精神神経科医局集団精神療法室、午前 8 時 50 分

予習項目:各精神疾患に関して次に示す参考図書を熟読し知識を整理しておくこと

参考図書:現代臨床精神医学、大熊輝男著(金原出版)

     NIM Lecture 精神医学、三好功峰、藤縄昭編(医学書院)

     精神医学、大槻三郎著(文光堂)

     臨床精神医学テキスト、カブラン著(医学書院)

復習項目:実習で担当した症例の鑑別診断、症候、治療についてレポートにまとめること。

神 経 精 神 医 学

- 44 -

オフィスアワー:

担当教員:川野 涼

内線・PHS:2357

E-Mail:[email protected]

日時:毎週木曜日 16:00-17:00

場所:精神神経科医局 集団精神療法室

- 45 -

11:00 12:30 13:159:159:00 14:30 16:00 17:00

神経精神医学

オリエンテーション   集団精神療法室

川野

回  診

61病棟

米田・木下

病棟実習

61病棟

川野・豐田

心理検査

外来

川端・吉川 ・西藤

入 院 報 告

医局

米田 ・木下 ・久保

演 習

第6会議室

米田 ・康

外   来   実   習

外来

米田・金沢

病   棟   実   習

61病棟

久保・丸山・豐田

病   棟   実   習

61病棟

木下・丸山

第5学年特別演習 自学自習

外   来   実   習

外来

康・金沢・辻

病   棟   実   習

61病棟

金沢・川野・桂

外   来   実   習

外来

金沢・山内

症  例  ま  と  め

医局

米田・金沢

- 46 -

担当者名:主任教授、余田 篤 准教授、岡本奈美助教、山岡繁夫助教

実習内容:

 一 般 目 標:小児医療現場で何が求められ、何が重要であるかを実際に体得する。

小児医療の特色と現状を体験する。

 行 動 目 標:患児および家族と良好な人間関係を保ち、医療面接手技により医療情報を正しく得る。

正確な Problem list を作成する。

客観的評価のため、身体所見を正確にとる。

担当医とともに問題点を評価し解決策を見出す(チーム医療学習)。

一連の診療行為を POS 方式にて診療録に記録できる。

回診やカンファレンスにおける発表能力を高める。

 具体的内容:原則的にペアドクターと行動を伴にして、補佐をしながら臨床小児科を学習する。

       心臓カテーテル検査・超音波検査・小児内視鏡検査・骨髄検査などの特殊検査には、ペアドクターとは

       別に積極的に参加し学習する。

( 1 ) 毎日 9:30 までに、研修医とともに患者回診を終了する。前日から朝にかけての患者の病状の変化

(発熱、呼吸状態、睡眠、食欲、食事量、排尿、排便など)、当日予定の検査などを各自の患者診

療ノート(初日に配布)に簡潔に記載する。ペアドクターの確認後、捺印をもらう。

( 2 ) 16:30 頃までに夕刻の回診を済ませて、患者診療ノートに簡潔に記載する。ペアドクターの確認後、

捺印をもらう。

( 3 ) 午前中、午後ともにまず特殊な検査があれば、そちらの見学を行う。

( 4 ) 興味があるグループのカンファレンスに参加して良い。但しペアドクターが所属するグループの

カンファレンスを優先する。

( 5 )午前中のシュライバー・処置係など、できるだけペアドクターと一緒に行動する。

( 6 )上記に記載のないものは、シラバスを参考にする。

( 7 )第 2 週金曜日(朝)のカンファレスで担当患者の発表を行う。

( 8 )月曜日の回診は、15:30 に 65 病棟に集合する。

評価方法:共通評価表による。

注意事項:子どもの大人に対する観察力は、想像以上に高い。信頼できる人物か、否か、直接的に判断し、それが子ど

もの不安や安心感に大きく影響を与える。これは成人患者以上に注意すべきことである。したがって、学生

の身なり、髪型、言葉遣い、マナー、態度は成人患者以上に気をつけるべし。

初日の集合場所、集合時間:月曜日 午前 8 時 20 分 2 号館 6 階第 5 会議室

月曜が休日の場合は、火曜日 午前 8 時 00 分  2 号館 4 階第 11 会議室。

7 月、 8 月、 9 月および 12 月、 1 月については、 第 1 週目の集合時刻は変更になるため、

事前に小児科医局(内線 2356)に問い合わせること。

小 児 科 学

- 47 -

予習項目:下記の参考図書を用いて、適宜実習内容を参照のこと。

シンプル小児科学(南江堂)

標準小児科学(医学書院)

復習項目:各配属グループ、担当患者によって異なる。

配属グループの指導医・ペアドクターから指示された教材(教科書・ガイドラインなど)を参考に、各担当

症例を振り返りながら学習内容をまとめておくこと。

オフィスアワー:

担当教員:①岡本奈美

内線 2356、PHS6578

E-Mail:[email protected]

日時:毎週月曜日 10:00-12:00、13:00-15:00(事前にメールにてアポイントメントを取ること)

場所:病院 3 号館 3 階 小児科医局

担当教員:②山岡繁夫

内線 2567、PHS8288

E-Mail:[email protected]

日時:毎週金曜日 9:00-12:00(事前にメールにてアポイントメントを取ること)

場所:病院 6 号館 3 階 NICU

- 48 -

13:00 13:3012:009:30 11:009:008:30 15:30 16:30 17:30

小児科学(第 1 週目)

8:20     

ケース

カンファレンス

・報告会

(第5会議室)[*]

オリエンテーション

担当者(14会議室)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

病棟(外来)実習各班責任者(65病棟・

周産期センター)

病棟回診

(主任教授)

(65病棟より開始)

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

8:20     

抄読会・報告会

(第11会議室)[**]

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

病棟(外来)実習各班責任者(65病棟・

周産期センター)

15:00       小児救急実習

新田(救急医療部)

医療技能シミュレーション室

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

患者回診(65病棟)

8:00     

カンファレンス(周産期センター)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

特別演習

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

患者回診(65病棟)

8:00     

カンファレンス(周産期センター)

病棟

実習

9:30      

新生児講義(山岡・安井)

(周産期センター)

11:00      

小児の医療面接と診察手技  

(岡本)(14会議室)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

患者回診(65病棟)

8:00     

カンファレンス(周産期センター)

心臓カテーテル検査(前半4人)循環器班(2階心カテ室)

重症回診(主任教授)(65病棟より開始)

病棟(外来)実習各班責任者(65病棟・

周産期センター)

ノートの確認各班責任者

病棟(外来)実習(後半4人)(65病棟・周産期センター)

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

備考:循環器小児科・胸部外科合同カンファレンス(カテ症例のある木曜日)18:00 ~ 53病棟カンファレンスルーム[*]7月8月9月および12月1月の集合時刻は事前に小児科学教室に確認すること[**]月曜日が祝日の場合は、8:00 ~

13:00 13:3012:0011:009:008:30 15:30 16:30 17:30

小児科学(第 2 週目)

8:20     

ケース

カンファレンス

・報告会

(第5会議室)[*]

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

病棟(外来)実習各班責任者(65病棟・

周産期センター)

病棟回診

(主任教授)

(65病棟より開始)

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

8:20     

抄読会・報告会

(第11会議室)[**]

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

患者回診(65病棟)

8:00     

カンファレンス(周産期センター)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

特別演習

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

患者回診(65病棟)

8:00     

カンファレンス(周産期センター)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

病棟(外来)実習

各班責任者

(65病棟・周産期センター)

ノートの確認各班責任者

16:30       カンファレンス

(周産期センター)

8:00

学生レポート報告会

(65病棟)

病棟 (外来) 実習(前半4人)(65病棟・周産期センター )

重症回診(主任教授)(65病棟より開始)

病棟(外来)実習各班責任者(65病棟・

周産期センター)心臓カテーテル検査(後半4人)

循環器班(2階心カテ室)

備考:循環器小児科・胸部外科合同カンファレンス(カテ症例のある木曜日)18:00 ~ 53病棟カンファレンスルーム[*]7月8月9月および12月1月の集合時刻は事前に小児科学教室に確認すること[**]月曜日が祝日の場合は、8:00 ~

10:00

- 49 -

担当者名:教   授  

准 教 授  山本 和宏  小森  剛  吉田  謙

講   師  小山 光博  中井  豪  新保 大樹

助   教  礒橋佳也子  西澤 光生  坂根  篤  吉川 信彦  重里  寛  山本 聖人 

       東山  央  田中 義和

助 教(准) 濱田 貴光  北埜 玲美

非常勤講師  宇都宮啓太  結城 雅子  高橋 正嗣  辰  吉光

実習内容:各種画像の成り立ち、MRI 見学・読影実習、IVR 見学実習、胸部 CT 診断・胸部 X-P 読影実習、肝臓、膵臓、

胆嚢画像診断実習、上部消化管 Ba study 読影実習、注腸造影見学・実習、頭部 MRI、CT 読影、頭頚部脊椎

画像診断セミナー、泌尿器画像診断セミナー、婦人科領域画像診断セミナー、血管画像セミナー、造影剤セ

ミナー、放射線防護セミナー、症例検討会、中枢神経核医学セミナー・実習、腫瘍核医学セミナー、内分泌

核医学読影実習、核医学装置見学実習、骨シンチ及び PET-CTCT 読影実習、核医学読影実習放射線腫瘍学セ

ミナー、治療位置設定実習、頭頚部放射線治療セミナー、放射線治療カンファレンス、定位放射線照射見学実習、

放射線治療セミナー、放射線治療の基礎と実際、放射線物理セミナー、放射線生物学セミナー

 一 般 目 標:放射線診断学、画像診断学、核医学、放射線治療を軸とした放射線腫瘍学の根本を会得し、医療におけ

る放射線医学の重要性を正しく理解できる。また、医療被曝とその正当性、放射線の安全管理について

理解し、放射線障害と防護について説明できる。

 行 動 目 標:( 1 )X 線診断学の基礎的事項、撮影技術、各臓器の X 線写真の読影に必要な解剖学とその病理、造影診

断学、各種特殊撮影検査を理解し、異常所見の基本的な読影方法を体得できる。CT、MRI、PET、

DSA、骨塩定量検査の原理、撮影並びに測定方法、異常所見の読影についても基本を理解できる。

CT 下穿刺術、US 下穿刺術の適応と意義について学習し、理解できる。

( 2 )放射線性同位元素の臨床医学応用である核医学診断の基礎と応用について説明でき、核医学測定装

置、SPECT、動態機能検査、PET、放射性医薬品について理解し、また、各種疾患のイメージン

グ、ダイナミックスタディの意義を認識し、異常所見の基本を理解できる。腫瘍マーカー、ホルモ

ンなどのインビトロ検査についても、その原理、臨床的意義を理解できる。

( 3 )血管性、非血管性(内視鏡)のインターベンショナルラジオロジーの原理、手技及びその臨床的適

応を理解できる。ステントの臨床についても理解できる。シミュレーション装置にて IVR の手技に

触れさせる。

( 4 )放射線腫瘍学について理解できる。すなわち、放射線治療の生物学的特性と共に、臨床放射線腫瘍

学を理解し、放射線治療の適応、化学療法、温熱療法、外科療法など他治療との併用及び腫瘍治療

に伴う副作用を説明できる。

( 5 )診療用放射線による被曝と防護を具体的に理解し、放射線の安全管理についての知識を徹底するこ

とができる。

 具体的内容:教授、准教授、講師から助教までの教員全員による、小グループによる BST を各 2 週間ずつ施行する

が、その際には放射線診療実技の、実際の実習と多くの症例写真の読影を学生に書かせて指導する。ま

た、放射線治療の経過と治療効果の判定を理解させる。希望者には事情の許す限り、胸部 X 線、胃透視、

頭部 MRI などを経験させる。

評価方法:放射線医学の就学評価の判定は、クリクラ発表、クリクラ小テスト、提出リポート等によって判定する。

放 射 線 医 学

- 50 -

初日の集合場所、集合時間:放射線科教授室、9:00 集合

             月曜が休日の場合は教室秘書に確認(内線 2307)

予習項目:下記の項目について調べ学習をしておくこと。

     放射線診断

・X 線写真の原理と人体の構成因子による X 線の吸収度の違い .

・CT の原理と CT 値、部分容積効果について

・MRI の T1 強調画像、T2 強調画像、拡散強調画像の区別

・MRI の禁忌について

・脳出血、くも膜下出血、硬膜外血腫、急性硬膜下血腫、慢性硬膜下血腫の CT について

・胸部 X 線正面像の解剖

・肺の CT の区域解剖

・肺の common disease(細菌性肺炎、肺結核)の X 線所見について

・肺癌と転移性肺腫瘍、肺過誤腫の CT 所見

・前縦隔、中縦隔、後縦隔に発生する腫瘍について

・消化管二重造影法の方法ついて

・陰影欠損、niche,tache について区別できる

・食道、胃、大腸の悪性腫瘍の典型画像

・上腹部臓器の CT による臓器解剖(食道、胃、十二指腸、肝臓、胆嚢、膵、脾、副腎、腎)、血管解剖

・下腹部、骨盤臓器の CT による臓器解剖(結腸、直腸、子宮、卵巣、尿管、膀胱、前立線、精嚢)

・肝腫瘤性病変、肝細胞癌、肝海綿状血管腫、肝嚢胞、肝膿瘍の CT 典型画像

・急性膵炎、慢性膵炎の典型像

・胆嚢癌、胆嚢腺筋症の CT 典型像

・腎細胞癌の CT 像について説明できる

・尿路(膀胱、尿管、腎盂)に発生する癌について

・尿管の生理的狭窄部について

・腎梗塞の CT 画像

・前立腺肥大症と前立腺癌の MR 像

・子宮筋腫と子宮腺筋症について MR で鑑別

・チョコレート嚢胞と皮様嚢腫について MRI,CT で鑑別

・核医学の放射性同位元素の壊変の様式について

・SPECT の原理について簡単に説明できる

・PET の原理について簡単に説明できる

・放射線防護の 3 原則について

・自然放射線と人工放射線について

放射線治療

・外照射、密封小線源治療、放射線内用療法について説明できる

・放射線治療の生物学的効果、放射線感受性について説明できる

・放射線の急性期障害と晩期障害について説明できる

・放射線の確率的影響と確定的影響について説明できる

・医療被曝、職業被曝、公衆被曝について説明できる

・放射線防護の 3 原則について説明できる

復習項目:予習した項目および実習で学習した項目はノートにまとめておくこと。

- 51 -

オフィスアワー:

担当教員①:小森 剛

PHS:6334

場所:RI 室

日時:月曜日・金曜日 11 時 30 分~ 12 時 30 分

   事前にアポイントを取ること。

担当教員②:吉田 謙

PHS:6333

場所:6 号館地下 放射線治療室

日時:水曜日 16 時 30 分~ 17 時

   事前にアポイントを取ること。

参考図書:放射線診断コンパクトナビ 医学教育出版社

画像診断ガイドライン 2016 年度版 金原出版

放射線医学 泌尿生殖器画像診断・IVR 金芳堂

放射線治療計画ガイドライン 2012

放射線医学 放射線腫瘍学(金芳堂)

放射線治療学 改訂 5 版(南山堂)

- 52 -

13:3012:3012:008:00 9:00 10:00 10:30 15:0014:30 16:30

放射線医学(第 1 週目)

頭部読影実習

(西澤)

[6号館地下]

消化管造影の実際

(辰)

[6号館地下]

腹部読影実習

(重里)

[CT室]

放射線治療実習

(高橋)[6号館地下]

放射線医学総論・

オリエンテーション

[教授室]

腹部読影実習

(坂根)

[6号館地下]

(胆・膵)読影実習

(濱田)

[6号館地下]

CT読影実習

[教授室]自学自習 第5学年 特別演習

CT読影実習

(北埜)

[CT室]

治療実習①

(吉田)

[6号館地下]

自学自習

MR見学実習

(結城)

[MR室]

IVR見学実習(山本)

[3号館2階5番血管造影室]

治療実習②

(吉川)

[6号館地下]

症例検討会

[6号館地下]

血管CT読影実習

(田中)[CT室]

婦人科領域読影実習(中井)

[6号館地下]

13:3012:3012:008:00 9:00 10:3010:00 15:00 16:30

放射線医学(第 2 週目)

内分泌核医学読影実習

(宇都宮)[6号館地下]

腫瘍核医学読影実習(小森)

[6号館地下]

治療実習③

(新保)

[6号館地下]

自学自習

 [6号館地下]

脳核医学読影実習

(太田)

[RI室]

自学自習

放射線治療

(吉田)

[6号館地下]

脊椎脊髄・

読影実習

[6号館地下]

胸部CT読影実習

(小山)

[6号館地下]

第5学年特別演習

小テスト・学生発表・泌尿器領域読影実習

[6号館地下]自学自習

中枢神経読影実習

(結城)

[6号館地下]

自 学 自 習症例検討会

[6号館地下]

胸部CT読影実習

(山本キ)

[CT室]

治療実習④(新保)

[6号館地下]

- 53 -

担当者名:松村 洋子、河野 武弘、竹下  篤、大坂 直文、大井 幸昌、中西 豊文

実習内容:

 一 般 目 標:臨床検査の方法・適応と解釈を学ぶ。

ベッドサイド検査を習得する。

「安全な血液製剤の安定供給の確保等に関する法律」(血液法)の下で実施する適正な輸血療法を学習す

る。

病理組織検査・微生物学検査の実際を学習する。

 行 動 目 標:臨床検査の実施方法、適応と解釈を学ぶ。

症例の検査データを解析し検査の目的と適応を説明し結果を解釈出来る。

血液型検査と交差適合試験を実施し、結果を正しく解釈できる。

輸血療法の適応と合併症を説明できる。

血液製剤の種類と適応を説明できる。

輸血療法におけるインフォームドコンセントを理解し実践できる。

ホルマリン固定から HE 染色までを説明できる。

術中迅速標本作製の過程を説明できる。

微生物学検査の適応と解釈を学ぶ。

 具体的内容:一般検査、免疫電気泳動、抗核抗体検査など実習と症例検討。

血清タンパク質電気泳動、血糖、血清酵素などの実技とデータの解釈。

血液型検査、交差適合試験、輸血実施時のインフォームドコンセント 

(ロールプレイング)、赤十字血液センター見学

ホルマリン固定あるいは凍結材料から HE 染色作製までを見学。

微生物学検査、ICT ラウンドについて見学・参加する。

評価方法:共通評価表による。

注意事項:

初日の集合場所、集合時間:中央検査部学生実習室 9 時 30 分

             月曜が休日の場合は火曜日…中央検査部学生実習室(中央検査部内) 午前 9 時

予習項目:一般臨床検査・生化学検査・免疫学検査(自己抗体)・病理検査・輸血・微生物学検査について標準臨床検査

医学を参考に調べ学習すること

復習項目:実習で扱った検査について SEA などにまとめること

オフィスアワー:

担当教員:松村 洋子

PHS:6112

日時:毎週月曜日 12 時から 13 時 中央検査部

中央検査部・輸血室・病理部・病理診断科・医療情報部・感染対策室・研究支援センター

- 54 -

13:3012:309:00 9:30 15:40 17:30

中央検査部・研究支援センター・輸血室・病理部・病理診断科・医療情報部・感染対策室

免疫血清検査・一般検査

(松村・実習室)未定

臨床検査総論

(中西 ・実習室)

医療情報学

(大坂・実習室)

病理検査

(竹下 ・病理学教室会議室 研究棟5階)第5学年特別演習 自学自習

微生物学検査

(大井 ・実習室)

輸  血

(河野・輸血室)

血液センター見学

(河野・大阪府赤十字血液センター)血液センター見学

- 55 -

担当者名:佐浦隆一、冨岡正雄、仲野春樹、羽森 貫、土井あかね、富永正吾(非常勤講師)

実習内容:

 一 般 目 標:すべての診療科に必要なリハビリテーション医学・医療の基本的な知識、技能、態度を身につける。

 行 動 目 標:・国際機能分類(ICF)を説明できる。

・疾病や外傷に起因する障害を説明できる。

・関節可動域検査、徒手筋力検査等の基本的な身体診察ができる。

・基本動作および日常生活動作(ADL)を説明できる。

・リハビリテーション関連職種とその役割について説明できる。

・装具療法について説明できる。

・高次脳機能障害について説明できる。

・社会資源の活用に必要な根拠法律を明記できる。

 具体的内容:・提示症例について医療面接・身体診察を行う。

・提示症例について障害像を評価する。

・担当教員の行うリハビリテーション処方を見学する。

・理学療法、作業療法、言語聴覚療法、カンファレンスなどを見学する。

・提示症例について実習レポートを提出する。

評価方法:共通評価表による。

注意事項:・個人情報の保護に充分に配慮する。

・障害者(児)や高齢者の障壁(バリア)とならないよう周囲に気を配る。

・電子カルテの閲覧は、本学の規定に基づき、当教室の教員の許可を得てから所定の端末で行う。

・本学の規定に基づき、電子カルテの印刷は禁止する。

・実習時は清潔な白衣や履物を装用する。

(注:T シャツ、ジーンズなど実習に不適切と判断される衣類を着用している場合は実習への参加を認めな

い。)

・不適切な態度や言動が認められた場合には実習を中止し、退場を求める。

・診察室・訓練室・医局では私語を慎む。

初日の集合場所、集合時間: 6 号館 1 階 リハビリテーション科医局 8:00 

             初日が火曜日も同じ。

予習項目:「リハビリテーション医学・医療コアテキスト(医学書院)」の総論第 1 章 リハビリテーション医学・医療

の概念を読んでノートにまとめておくこと。

復習項目:症例レポートの修正事項を復習しておくこと。

リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン 医 学

- 56 -

オフィスアワー:

担当教員①:佐浦 隆一

内線・PHS:6509

E-mail:[email protected]

日時:月曜日 12:00 - 13:00(要・事前連絡)

場所:リハビリテーション医学教室・教授室(62 病棟奥)

担当教員②:仲野 春樹

内線・PHS:6433

E-mail:[email protected]

日時:金曜日 12:00 - 13:00

場所:リハビリテーション医学教室・医局( 6 号館 1 階)

- 57 -

13:3013:0012:0011:008:00 8:10 8:30 9:00 10:00 14:00 15:00 16:3016:00 17:00 18:00

リハビリテーション医学

初診患者カンファレンス 

(教員全員)

リハビリテーションカンファレンス(全員)

オリエン

テーション

(佐浦)

55病棟

回診

(佐浦・土井)

担当症例紹介

(佐浦・仲野・羽森・土井)

三島救命救急センター

・急性期リハ実習

(佐浦・冨岡)

神経難病のリハビリテーション

(講義)(土井)

医局会症例検討会クルズス

(教員全員)

初診患者カンファレンス 

(教員全員)

月曜日が休日の場合はオリエンテーション実施   (佐浦)

リハ訓練

回診

(羽森)

担当症例患者診察

(担当教員)

運動生理

学講義

(土井)

担当症例

患者診察

(担当教員)

初診患者カンファレンス 

(教員全員)

リハビリテーションカンファレンス(全員)

体験実習

装具採型

(冨岡)

電気生理検査実習・嚥下

リハ実習(嚥下食体験)

(仲野)

第5学年特別演習

初診患者カンファレンス 

(教員全員)

症例供覧(脳機能障害)

(富永)

言語療法訓練見学

(仲野)

初診患者カンファレンス 

(教員全員)

症例討論

嚥下造影検査

(仲野)

リハビリテーション外来見学

・クリクラの総括

(佐浦)

- 58 -

担当者名:森脇真一、黒川晃夫、谷崎英昭、兪 明寿、大塚俊宏

実習内容:

 一 般 目 標:皮膚科診療(問診、視診、触診、検査法、診断に至るアプローチ、治療法など)の基本的知識を実際の

       臨床の場で身につける。

 行 動 目 標:( 1 )皮膚の正常構造・機能・病態生理を説明できる。

( 2 )視診・触診で皮疹の性状を表現し、正確に記載できる。

( 3 )代表的な皮膚疾患について、その病因や臨床所見、病理組織所見を説明できる。

( 4 )代表的な皮膚疾患の確定診断に必要な基本的診察法および検査法を実施し、その結果を解釈できる。

( 5 )代表的な皮膚疾患の各種治療法(外用療法、光線療法、手術療法など)を説明できる。

 具体的内容:( 1 )皮膚科外来見学・補助

( 2 )皮膚科外来手術の見学・補助

( 3 )病棟回診への参加

( 4 )臨床症例検討会、病理組織検討会での参加

( 5 )真菌検査による皮膚真菌症の診断

( 6 )パッチテストによる接触皮膚炎の診断

( 7 )ダーモスコピーを用いた色素性病変の診断

( 8 )皮膚科外用療法の実践

評価方法:共通評価表による。

初日の集合場所、集合時間:皮膚科外来、午前 8 時 50 分

             月曜が休日の場合は火曜日、皮膚科外来、午前 8 時 50 分

予習項目:下記の項目について調べ学習をしておくこと。

( 1 )皮膚の構造と機能

  【表皮の構造と皮膚の主な働き】

  【表皮、真皮に存在する細胞と主な働き】

( 2 )発疹学

  【皮膚描記症】

  【Nikolsky 現象】

  【Kobner 現象】

  【Auspitz 現象】

( 3 )診断と検査の基本

  【パッチテスト、光パッチテスト】

  【プリックテスト、スクラッチテスト、皮内テスト】

  【硝子圧法】

  【薬剤リンパ球刺激試験(DLST)】

  【真菌検査法】

  【Tzanck テスト】

( 4 )皮膚病理組織学

皮 膚 科 学

- 59 -

  【正常皮膚の組織像】

  【表皮肥厚、表皮萎縮】

  【過角化、不全角化、個細胞角化】

  【海面状態】

  【肉芽腫】

  【蛍光抗体法】

( 5 )治療学

  【外用療法】

  【副腎皮質ステロイド外用薬、内服薬の作用機序、適応・禁忌となる疾患、副作用】

  【免疫抑制剤外用薬、内服薬の作用機序、適応・禁忌となる疾患、副作用】

  【活性型ビタミン D3 外用薬の適応疾患】

  【レチノイド内服薬の適応疾患】

  【抗ヒスタミン薬の作用機序と適応疾患、副作用】

  【紫外線療法の基礎と主な適応疾患】

復習項目:実習中に経験した 1 例につき、800 字程度でレポートにまとめること(症例検討会終了後に回収)。

オフィスアワー:

担当教員:黒川 晃夫

内線・PHS:3584

E-mail:[email protected]

日時:毎週木曜日 12:30 ~ 13:00

- 60 -

13:3013:0012:009:00 14:00 14:15 14:30 14:45 15:15 15:30 16:00

皮膚科学

オリエンテーション/皮膚科外来紹介(森脇)外来実習(森脇)

真菌検査(処置係担当医)(皮膚科外来)

自学自習

皮膚生検・手術見学(担当医)

(皮膚科外来・中央手術室)

皮膚科外用療法

(大塚)

(皮膚科外来)

アトピー性皮膚炎

(谷崎)

(皮膚科外来)

外  来  実  習

(黒川)

(皮膚科外来)

自学自習

皮膚アレルギー試験

(兪)(皮膚科外来)

乾癬

(黒川)

(皮膚科外来)

皮膚科漢方療法

(黒川)

(皮膚科外来)

外  来  実  習

(谷崎)

(皮膚科外来)

第5学年特別演習 自学自習

外  来  実  習

(森脇)

(皮膚科外来)

自学自習

皮膚生検・手術見学

(担当医)

(皮膚科外来・中央手術室)

外  来  実  習

(黒川)

(皮膚科外来)

自学自習

入院患者症例提示

(79病棟会議室)

回診

(79病棟その他)

臨床・病理症例検討会

(第5会議室)

○月曜日、火曜日、木曜日:午後の予定は午前中の実習担当医の指示に従って下さい。○火曜日の皮膚アレルギー試験(兪)は、手術により曜日、時間が変更になる場合があります。変更の場合、担当医(兪)

から指示があります。 ○木曜日の乾癬・皮膚科漢方療法(黒川)は、曜日、時間が変更になる場合があります。変更の場合、担当医(黒川)

から指示があります。 ○金曜日の臨床・病理症例検討会は、開始時間が多少異なる場合があります。開始時間は回診の途中もしくは最後に連

絡します。○金曜日:午後は 14 時から 79 病棟会議室で入院患者のプレゼンテーションを行い、その後回診を行います。

- 61 -

担当者名:南  敏明、梅垣  修、澤井 俊幸、辰巳 真一、宮﨑信一郎、日下 裕介、日外 知行、門野 紀子、

中平 淳子、間嶋  望、下山雄一郎、今川憲太郎、駒澤 伸泰、三原 良介、尾本  遥、中野 祥子、

     城戸 晴規、藤原  淳、出口 志保、上野 健史、宮崎  有、佐野 博昭、石尾 純一、岡本香緒梨、

中尾 謙太、松波小百合、氏野 直美、長峯 達成、北埜  学、今城 幸裕、山崎 智己、藤澤 貴信、

小西 綾華、内田かほり

実習内容:

 一 般 目 標:周術期の全身管理

 行 動 目 標:術前、術中、術後の麻酔・全身管理を実際に体験学習する。

       ペインクリニック外来で、急性痛・慢性痛患者の診察、治療を学習する。

 具体的内容:①実際の麻酔業務(点滴確保、マスクによる気道確保などを含む)を体験する。

       ②術中使用される呼吸・循環モニターを理解する。

       ③麻酔・緊急時使用する薬剤の使用法の実際を学ぶ。

       ④血液ガス分析を行い、そのデータの解析を行う。

       ⑤ ICU で重症患者管理、画像診断を学ぶ。

       ⑥ペインクリニック外来で点滴回路を作製、急性痛・慢性痛患者の画像診断、ブロック治療の実際を学

ぶ。

       ⑦シミュレーターを用いて緊急時気道確保法(気管挿管やラリンジアルマスク)について実習を通じて

学ぶ。

       ⑧中心静脈カテーテル留置法や末梢神経ブロックのための超音波ガイド下で血管や神経の描出について

学ぶ。

評価方法:共通評価表による。出欠、遅刻等に関しては厳密に対処し、評価に大きく反映させる。

初日の集合場所、集合時間:麻酔科医局(手術棟 2 階) 9:00(時間厳守)

             月曜が休日の場合は火曜日:麻酔科医局(手術棟 2 階) 9:00(時間厳守)

予習項目:標準麻酔科学 P4-16 を読み、麻酔科学のアプローチを予習する

標準麻酔科学 P64-74 を読み、術前評価について予習する

標準麻酔科学 P117-130 を読み、モニタリングや中心静脈について予習する

標準麻酔科学 P159-172 を読み、輸血の種類と合併症、危機的出血ガイドラインを予習する

標準麻酔科学 P75-88 を読み、気管チューブ、ラリンジアルマスクについて予習する

標準麻酔科学 P94-P111 を読み、脊髄くも膜下麻酔、硬膜外麻酔について予習する

標準麻酔科学 P238-241 および P241-246 を読み、小児麻酔・産科麻酔について予習する

標準麻酔科学 P148-157 を読み、人工呼吸の適応、合併症について予習する

標準麻酔科学 P311-323 を読み、集中治療について予習する

標準麻酔科学 P191-199 を読み、悪性高熱症、神経障害を予習する

標準麻酔科学 P296-309 を読み、痛みの種類、ペインクリニック・緩和医療の基本的知識を予習する

復習項目:術前診察、術後診察、麻酔合併症について整理し、まとめる

心電図、カプノグラフィー、経皮的酸素飽和度について整理し、まとめる

麻 酔 科 学

- 62 -

中心静脈穿刺について整理し、まとめる

輸血副作用や確認について整理し、まとめる

基本的な気道管理手技について整理し、まとめる

脊髄くも膜下麻酔や硬膜外麻酔など区域麻酔について整理し、まとめる

帝王切開や小児の麻酔導入について整理し、まとめる

人工呼吸の意義や合併症について整理し、まとめる

敗血症・臓器不全・血液浄化について整理し、まとめる

悪性高熱症、神経障害の基本的治療について整理し、まとめる

周術期医療安全、多職種連携について整理し、まとめる

痛み治療の考え方と応用について整理し、まとめる

オフィスアワー:

対応教員①:駒澤 伸泰

PHS:6346

E-mail:[email protected]

対応教員②:城戸 晴規

PHS:6816

E-mail:[email protected]

日時:麻酔科医局(手術棟 2 階) 月・火・木 午前 9-11 時

- 63 -

13:00 14:00 17:00 19:00

麻酔科学

9:00 11:45

オリエンテーション・手術麻酔・シミュレーション実習(駒澤・三原)

[手術室・医療技能シミュレーション室]

病 棟 回 診

(南・城戸・宮﨑有・今城)

[麻酔科医局→病棟]

ペインクリニック

(宮﨑有)

[外来]

医局会(全員)

[中央手術棟1階会議室]

9:00 11:45集  中  治  療

(梅垣・松波)

[ICU]

12:00麻酔科術前診察

(日下・中野)

[麻酔科術前診察室]

8:15 11:45手術麻酔

(辰巳・中野)

[手術室]

12:00手術麻酔・緩和医療

(辰巳・中尾・城戸・石尾)

[手術室・会議室]

9:00 11:45神経ブロック

(城戸・石尾)

[手術室]

第5学年特別演習

8:15 11:45手術麻酔またはペインクリニック

(三原・長峯・中尾・今城)

[手術室または麻酔科外来]

13:00総 括

(南)

[麻酔科医局]

14:30

- 64 -

担当者名:内山 和久、林  道廣、奥田 準二、日外 知行、田中慶太朗、岩本 充彦、廣川 文鋭、河合  英、

富山 英紀、李  相雄、朝隈 光弘、清水徹之介、木村 光誠、井上 善博、田代圭太郎、山本 誠士、

藤岡 大也、鱒渕 真介、大住  渉、田中  亮、今井 義朗、濱元 宏喜

実習内容:

 一 般 目 標:一般・消化器・小児外科ならびに乳腺・内分泌外科の適応疾患を理解し、その診断と外科治療の実際、

特に根治性と機能温存のバランスを考慮した手術の要点を理解する。

 行 動 目 標:外科疾患患者の診断と外科治療ならびに術前・術後管理について医行為水準Ⅰまでの臨床実習を行い、

その成果を評価する。

 具体的内容:病棟医は 5 班に分かれ、主に臓器別に上部消化管、下部消化管、肝 ・ 胆 ・ 膵、乳腺 ・ 内分泌外科、小児外

科の疾患患者を担当している。実習生は 1 ~ 2 名ずつ各班に配属され 2 週間にわたって上記行動目標の

もとに日常業務に参加して臨床実習を行う。実習内容とその進行度は逐次各班の学生指導医、さらに班

長が責任を持って管理する。

評価方法:共通評価表により評価を行う。原則として最終日に試問を行う。

注意事項:日常的に患者様と接することから、節度ある身だしなみ、髪型・髪色に留意することが重要であり、患者様

と医療従事者への礼儀正しい挨拶の励行は必須である。

初日の集合場所、集合時間:第一週月曜日 午前 8 時 00 分(時間厳守)に医局に集合。

             オリエンテーションの後、各班への配属を決める。

             ※月曜日が休日の場合は、火曜日 午前7時 45 分に医局に集合。

予習項目:“臨床テキストブック”

「消化器コース」を参照して学習しておくこと。

復習項目:“臨床テキストブック”

「消化器コース」を参照して学習しておくこと。

オフィスアワー:

担当教員:河合 英

内線:2361

PHS: 6546

E-mail:[email protected]

日時:木曜日・金曜日 16 時~ 17 時

場所:消化器外科 医局

一般・消化器・小児外科および乳腺・内分泌外科

- 65 -

13:308:00 8:30 9:00 12:30 15:3014:30 16:3016:00 17:30

一般・消化器・小児外科および乳腺・内分泌外科(第 1 週目)

オリエンテー

ション   

医局

手術実習

(内山・担当医)

[手術室]

手術実習・外来等(内山・担当医)

[手術室]

術前・術後症例検討会

[C5病棟カンファレンスルーム]

病棟回診

(内山)

[C5病棟または74病棟]

回診終了後~カルテの記載

(内山)[C5病棟カンファ

レンスルーム]

講義ポート造設術

(井上)[手術室]

シミュレーション実習(田代)

[シミュレーションセンター]

講義上部消化管手術

(田代)[C5病棟カンファ

レンスルーム]

手術実習(内山・担当医)

[手術室]

講義外科って

おもしろい?(李)

[C5病棟カンファレンスルーム]外来診療

術前・術後症例検討会

[第11会議室]

病棟回診・外来実習

(内山)

[C5病棟または74病棟]

病棟回診

(担当医)

[C5病棟または74病棟]

講義大腸疾患について

(山本)[C5病棟カンファ

レンスルーム]

講義医学業界用語を覚えよう 

(河合)[C5病棟カンファ

レンスルーム]

手術実習

(内山・担当医)

[手術室]

15:00 ~ 15:30講義

USガイド下穿刺の手技 ハンズオン 

(木村)[手術室]

講義肝胆膵手術に必要な解剖(廣川)[医局]

13:308:00 8:30 9:00 12:30 15:3015:00

15:00

14:30 16:30 17:00

17:00

17:30

一般・消化器・小児外科および乳腺・内分泌外科(第 2 週目)

手術実習

(内山・担当医)

[手術室]

手術実習

(内山・担当医)

[手術室]

術前・術後症例検討会

[C5病棟カンファレンスルーム]

病棟回診

(内山)

[C5病棟または74病棟]

講義書いてみよう腹腔内の解剖

(米田)[C5病棟カンファ

レンスルーム]

講義膵臓

(清水)手術室

講義単孔及びNOTES

(朝隈)[C5病棟カンファ

レンスルーム]

講義下部消化管手術

(鱒渕)[74病棟カンファレンスルーム]

手術実習(内山・担当医)

[手術室]

手術実習

(内山・担当医)

[手術室]外来診療

術前・術後症例検討会

[第11会議室]

病棟回診

(内山)

[C5病棟または74病棟]

病棟回診

(担当医)

[C5病棟または74病棟]

講義乳癌治療(岩本)

[C5病棟カンファレンスルーム]

手術実習

(内山・担当医)

[手術室]

乳腺

外科

試問

(藤岡)

[外来]

14:00 ~講義

小児外科(富山)

[74病棟カンファレンスルーム]

16:00 ~消化器外科

試問(田中)

[74病棟カンファレンスルーム]

- 66 -

担当者名:教 授:勝間田敬弘、専門教授:根本 慎太郎

准教授:花岡 伸治、大門 雅広

講 師:森本 大成、小澤 英樹、佐藤  澄

助 教:神吉 佐智子(教育主任)、吉井 康欣、打田 裕明、小西 隼人、福原 慎二、島田  亮

実習内容:

 一 般 目 標:心臓・血管疾患、呼吸器疾患のベッドサイドにおける術前診察と各種検査、その結果に基づく治療法の

選択、手術手技の選択、術後管理を学ぶ。ここでは、成人心疾患、小児心疾患、大動脈疾患、末梢動脈

疾患、不整脈疾患、肺良性及び悪性腫瘍、及び縦隔疾患に対する外科治療法を網羅する。

 行 動 目 標:身体所見と各種検査結果から病態を理解した上で、それぞれの手術治療と術後管理に参加することで外

科治療法について理解を深める。

 具体的内容: 1 ) 2 週間を通して心臓血管外科疾患・呼吸器外科疾患の外科治療法選択にあたって、教室内での術前

検討会、他業種や他診療科との合同カンファレンス、外来、検査見学を行う。

術前検討会、病棟カンファレンス ・・・毎週火曜日

抄読会 ・・・毎月第 1・4 火曜日

教授外来見学 ・・・木曜日(心臓血管外科)

心エコー検査実習 ・・・火曜日(心臓血管外科)

Cardiovascular conference(CVC) ・・・毎週木曜日

Lung disease conference(LDC)  ・・・毎週金曜日

小講義・・・専門教員が担当。臨床上必要な知識の確認と習得を行う。

2 ) 1 週間ずつ心臓血管外科チームと呼吸器外科チームに加わり、それぞれの疾患を学習する。実習開

始時に 1 グループを A と B の 2 チームに分け、A)1 週目:心臓血管外科・小児心臓血管外科、2

週目:呼吸器外科、受け持ち症例は心臓血管外科・小児心臓血管外科、B) 1 週目:呼吸器外科、2

週目:心臓血管外科・小児心臓血管外科、 受け持ち症例は呼吸器外科を担当する。手術室では担当

チームの手術見学を行い、可能な限り清潔手洗い手技を行う。病棟では病棟処置やベッドサイドで

の治療に参加する。

3 )胸部外科の基本手術手技(縫合、糸結び、手術器具の使用)をドライラボで実習する。

4 )術前・術後に必要となる検査として、 a)胸部及び腹部CT検査の基本的な読影、b)心エコーの基

本的手技と理解、c) 冠動脈造影検査の基本的な読影、d)気管支鏡検査の基本的操作手技を見学及

び実習する。

5 )全身管理に必要となる a)中心静脈ライン及びスワンガンツカテーテル留置の基本的手技 及び、 b)

胸腔穿刺及びドレナージを見学及び実習する。

6 )担当症例に関しては、図書館及び胸部外科医局に所蔵する専門図書や専門雑誌関連ウェブサイトか

ら、適切かつ必要な情報を収集し、考察に加える。

7 )カンファレンスでの症例提示や学会での症例報告に則って、発表スライド作製とプレゼンテーショ

ン方法を習得する。

8 )医工連携、産学連携、学学連携を通した医学開発研究の実例を学び、将来の研究者マインドの醸成

の機会を得る。

評価方法:実習終了時に、受け持ち症例に関する症例発表を行う。この際にはパワーポイントでスライドを準備し、発

表は点数化する。スライドのハンドアウト、手術室での手術見学態度を含めて大阪医科大学実習共通評価表

胸 部 外 科 学

- 67 -

で総合評価点を算出し、出席表と共に責任者が最終評価を行う。

注意事項:・実習中の服装は、礼儀正しいもので清潔であること。常時白衣着用。

ケーシー型白衣は可。Tシャツ、短パン、素足、サンダル、クロックスは不可。長髪または髭を有する者

は清潔に整えること。

・実習中、大きな荷物は持参しないこと。

・電子カルテ端末は担当病棟もしくは医局のものを使うこと。

・専門用語を用い、礼儀正しい言葉使いと緊張感のある態度であること。     

・聴診器は常時携帯すること。

・実習中の携帯電話やスマートフォン、タブレットは電波の出ない状態であること。

・カンファレンス、小講義等のスケジュール変更は医局ホワイトボードを参照すること。

初日の集合場所、集合時間:医局、8:30AM

(月曜が休日の場合は火曜日 8:30AM)

前の週の金曜日に、1 週目の手術担当表を代表者が医局に取りに行くこと。

予習項目:心臓外科:新心臓血管外科テキスト(中外医学社、ISBN978-4-498-03914-8)

第 2 章、第 4 章

大動脈瘤、心臓弁膜症、冠動脈疾患の病態生理と手術の適応、手術手技、術後合併症など

小児心臓外科:新心臓血管外科テキスト(中外医学社、ISBN978-4-498-03914-8)

第 3 章

先天性心疾患の病態生理と手術適応、手術手技、術後合併症など

呼吸器外科:肺癌の病態生理、外科手術の適応、手術手技、術後合併症

上記の項目について調べ、学習をしておくこと。

復習項目:成人心疾患、小児心疾患、大動脈疾患、末梢動脈疾患、不整脈疾患、肺良性及び悪性腫瘍、及び縦隔疾患に

対する外科治療法について、ベッドサイドにおける術前診察と各種検査、その結果に基づく治療法の選択、

手術手技の選択、術後管理についてまとめる。

オフィスアワー:

担当教員①:吉井 康欣(心臓血管外科)

内線・PHS:8240

E-mail:[email protected]

日時:毎週火曜日 10:00 ~ 11:00

場所:医局

担当教員②:根本 慎太郎(小児心臓血管外科)

内線・PHS:6558

E-mail:[email protected]

日時:毎週金曜日 9:00 ~ 10:00

場所:胸部外科研究室(総合研究棟 8 階)

担当教員③:佐藤 澄(呼吸器外科)

内線・PHS:6396

E-mail:[email protected]

日時:毎週月曜日 15:00 ~ 16:00

場所:医局

- 68 -

13:00 13:30 14:00 15:00 16:00

16:1511:00

16:15

17:00

18:00

18:00

8:00

8:15

8:00

8:30 9:00 10:00 12:00 17:30

 胸部外科学(第 1 週目)

A オリエンテーション(花岡)

医局

手 術(心臓血管外科)

ドライラボ(市橋)シミュレーションセンター   

講義(佐藤)C4-CR

(中央手術棟4F)B

手 術(呼吸器外科)

AICU・病棟回診

(心外)

心エコー検査(心外)

(中央検査室27番)講義

(吉井)

医局

症例検討会・病棟カンファレンス

C4-CR(中央手術棟4F)

エコーカンファレンス  C4-CR

*抄読会

(医局)B病棟実習(呼外)

A手 術

(心臓血管外科)第5学年特別演習

手術(心外) 講義

(大門)

C4-CRB手 術

(呼吸器外科)手術(呼外)

A 心血管合同カンファレンス

(CVC)第5会議室

(2号館6階)

教授外来(心外) 自学自習(心外) 講義

(CE:岩崎)

医局

講義(小澤)

医局第1,3,5週

講義

(福原)

医局B 自学自習(呼外)病理標本切り出し(呼外)中央診療棟2F 病理部

A LDCC1-CR

(中央手術棟1F)

手 術

(心臓血管外科)

B手 術

(呼吸器外科)

*第1・4週 抄読会(医局)

13:00 13:30 14:00 15:00 16:00 17:008:30

8:15

8:15

8:30

9:00 10:00

9:30 11:30

12:00 17:30

 胸部外科学(第 2 週目)

A手 術

(呼吸器外科)

B手 術

(心臓血管外科)

A病棟実習(呼外)

症例検討会・病棟カンファレンス

C4-CR(中央手術棟4F)

エコーカンファレンス  C4-CR

*抄読会

(医局)BICU・病棟回診

(心外)心エコー検査

(心外、中央検査室27番)

A手 術

(呼吸器外科)第5学年特別演習

講義(森本)研究室

(研究棟8F)B手 術

(心臓血管外科)

A心血管合同カンファレンス

(CVC)第5会議室

(2号館6階)

自学自習(呼外)病理標本切り出し(呼外)中央診療棟2F 病理部

講義(打田)

医局第2, 4週

ドライラボ(島田)

シミュレーションセン ター  B 教授外来(心外) 自学自習(心外)

A LDCC1-CR

(中央手術棟1F)

講義(根本)研究室

(研究棟8F)

手 術

(呼吸器外科)担当症例まとめ

小発表会(神吉)

医局B手 術

(心臓血管外科)

*第1・4週 抄読会(医局)

- 69 -

担当者名:教   授  黒岩 敏彦

准 教 授  川端 信司

診療准教授  古瀬 元雅

講   師  野々口直助、池田 直廉、松原 功明

講 師(准) 平松  亮

助   教  矢木 亮吉、朴  陽太、福村 匡央

実習内容:

 一 般 目 標:脳神経外科学の基礎的知識・技能を身につけるために神経学の基礎、神経診察の基本手技、外科的手技

および全身管理の基本を修得する。

 行 動 目 標: 1 .一般的な神経学的診察法から得られる情報を体系的に概説できる。

2 .意識障害の程度評価(コーマ・スケール)を説明し、その原因を列拳できる。

3 .急性・慢性頭蓋内圧亢進の症候、脳ヘルニアの種類と症候を説明できる。

4 .髄膜刺激所見の取りかたを説明できる。

5 .髄液検査の目的、適応と異常所見を説明し、結果を説明できる。

6 .脳・脊髄 CT・MRI 検査および脳血管造影で得られる情報を説明できる。

7 .意識障害・頭痛など主たる神経徴候を病態に基づいて分類し、列拳できる。

8 .脳血管障害(脳梗塞、脳内出血、くも膜下出血)の病態、症候と診断を説明できる。

9 .てんかんの分類、診断と治療を説明できる。

10.脳膿瘍を概説できる。

11.頭部外傷(急性硬膜外・硬膜下・慢性硬膜下血腫など)の病態、症候と診断を説明できる。

12.主な脳腫瘍の分類と好発部位を説明し、病態を概説できる。

 具体的内容: 1 .神経学的診察法(特に中枢神経系の症状、視診・聴診・打診)の修得

2 .神経学的所見の解釈とカルテ記載

3 .中枢神経系画像診断の基本的解釈

4 .電気生理学的検査(脳波、誘発電位など)の実践

5 .採血、血圧の測定、心電図検査の実践

6 .意識障害、麻痺を有する患者の看護的業務(体位変換・移送)の修得

7 .基本的外科的処置(止血・抜糸・手術助手)の実践

8 .気管内吸引、ネブライザー、導尿の実践

9 .各種脳神経外科疾患(主に脳腫瘍、脳血管障害)各論の基本的な理解

評価方法:共通評価表による評価および担当者による評価

注意事項:実習中の服装はネクタイ着用(ケーシータイプ可)

初日の集合場所、集合時間:55 病棟多目的室(午前 9 時)

             月曜が休日の場合は火曜日に 55 病棟多目的室(午前 9 時)

脳神経外科学・脳血管内治療科

- 70 -

予習項目:下記内容について教科書を参考に調べ、知識をまとめておくこと。

参考図書;金芳堂 グリーンバーグ脳神経外科ハンドブック 原著第6版 

ページ数:P89-P122, P233-P267, P.491-505, P.541-653, P.655-665, P.678-685, P1167-1184、P1193-1194

1 )正常構造と機能 : 中枢神経・末梢神経の構造・機能、脳室・脳槽・髄膜の構造と機能、脳・脊髄血管系

とその支配領域

2 )症候:頭痛、瞳孔異常、脳神経障害、言語障害、髄膜刺激症状、反射異常、運動失調、感覚障害、歩行

  障害、平衡障害、自立神経障害、頭蓋内圧亢進、錐体路症候、脊髄障害

3 )診察:意識レベル・神経診察

4 )検査:CT、MRI、脳血管撮影、髄液検査、電気生理学的検査(脳波、誘発電位、聴性脳幹反応)

5 )疾患:脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷、中枢神経感染症(脳膿瘍、髄膜炎)、機能性疾患(水頭症、顔面

けいれん、三叉神経痛)脳・脊髄奇形疾患(頭蓋骨早期癒合症、Chiari 奇形、脊髄空洞症)、遺伝性疾患

  (von Hippel-Lindau 病、神経線維腫症、結節性硬化症)。

復習項目:実習で担当した症例についてレポートを作成し、まとめること。

オフィスアワー:

担当教員①氏名:古瀬 元雅

内線・PHS:6550

E-mail:[email protected]

オフィスアワー日時①:毎週月曜日 17:00 ~ 18:00

場所:脳神経外科医局

- 71 -

13:30 14:30 15:308:00 9:00 10:00 12:30 17:30

脳神経外科学・脳血管内治療科(第 1 週目)

オリエンテーション

(病棟主任)55病棟

多目的室

臨床実習、特に脳血管撮影(見学)

または

脳外科外来(黒岩)

臨床実習

カンファレンス

(古瀬)

55病棟多目的室

臨床実習、特に画像の読影

(病棟主任)

55病棟多目的室

臨床実習、特に手術(見学および介助)(川端、古瀬、野々口、池田)手術室

または 病棟処置の見学・実践(病棟主任)55病棟多目的室

臨床実習、特に手術(見学および介助)(黒岩)手術室

または

病棟処置の見学・実践(病棟主任)55病棟多目的室

カンファレンス

(黒岩)

55病棟多目的室

シミュレーターを用いた手技の実践(脳血管内手術手技)(松原、平松、矢木)

脳神経外科医局

第5学年特別演習

臨床実習、特に手術および血管内手術(見学および介助) (川端、古瀬、野々口、池田) 手術室、DSA室

または 病棟処置の見学・実践(病棟主任) 55病棟多目的室

臨床実習、特に手術および血管内手術(見学および介助) (黒岩・松原、平松、矢木) 手術室、DSA室

または 病棟処置の見学・実践 (病棟主任) 55病棟多目的室

カンファレンス

(黒岩)

55病棟多目的室

臨床実習またはレポート作成および症例呈示の指導

(病棟主任)55病棟多目的室

シミュレーターを用いた手技の実践

(顕微鏡下吻合術)(病棟主任)

脳神経外科医局

15:00                退院患者検討

(川端、病棟主任)

55病棟多目的室

13:30 14:30 15:308:00 9:00 10:00 12:30 17:30

脳神経外科学・脳血管内治療科(第 2 週目)

臨床実習、特に脳血管撮影(見学)

または脳外科外来(黒岩)臨床実習

カンファレンス

(古瀬)

55病棟多目的室

臨床実習、特に病棟

(病棟主任)

55病棟多目的室

臨床実習、特に手術(見学および介助)(川端、古瀬、野々口、池田)手術室

または 病棟処置の見学・実践(病棟主任)55病棟多目的室

臨床実習、特に手術(見学および介助)(黒岩)手術室

または

病棟処置の見学・実践(病棟主任)55病棟多目的室

カンファレンス

(黒岩)

55病棟多目的室

シミュレーターを用いた手技の実践(脳血管内手術手技)(松原、平松、矢木)

脳神経外科医局

第5学年特別演習

臨床実習、特に手術および血管内手術(見学および介助)(川端、古瀬、野々口、池田) 手術室、DSA室

または 病棟処置の見学・実践(病棟主任) 55病棟多目的室

臨床実習、特に手術および血管内手術(見学および介助)(黒岩・松原、平松、矢木) 手術室

または 病棟処置の見学・実践(病棟主任) 55病棟多目的室

  8:30

神経カンファレンス第5会議室 またはStrokeカンファレンス

第11会議室

 10:30

カンファレンス

(黒岩)

55病棟多目的室

学生による症例呈示

(宮武)

55病棟多目的室

15:00

試験と解説

(古瀬)

55病棟多目的室

16:00

試問および総括

(黒岩)

55病棟多目的室

- 72 -

担当者名:教   授  大道 正英

     准 教 授  

     講   師  林  正美、藤田 太輔、恒遠 啓示

     講 師(准) 田中 智人、田中 良道、佐々木 浩、藤原 聡枝

     助   教  佐野  匠、古形 祐平

     助 教(准) 多賀紗也香、穀内 香奈、村山 結美

実習内容:

 一 般 目 標:母性医療、内分泌・加齢医療、女性腫瘍性疾患、感染症疾患に関する臨床経験を通して幅広い知識と女

性診療の場での臨床能力と態度を研鑽する。

 行 動 目 標:医療チームの一員としてクリニカルクラークシップを行う。当科では従来の見学型ベッドサイドティー

チングは行わない。しかしながら対象患者がすべて女性であるという科の性格上、学生が直接患者に接

し診察をする際には十分な配慮が必要であることはいうまでもない。したがって、学生であろうとも、

不用意な言動や医療人にあるまじき態度などは教育的指導を行う。医療チームに入り婦人科診察所見を

もとに、補助的診断項目を参考にしながら、外来・病棟患者の診察について十分にディスカッションを

する。また分娩の進行においては、担当医とともにその経過中経時的に臨床症状の変化を勉強すること

になる。さらに、学生が実技への関心を高めるため、症候学を中心としたミーティング、および日進月

歩の新しい医学に関する知見をそれぞれの分野を専門とする医師と意見交換をすることで産婦人科学を

深く学習する。さらに基本的な医療技術の修得と、産婦人科患者とのコミュニケーションの確立に努力

する。

 具体的内容:女性の患者を担当し、受け持ち医とともにその診療すべてに参加する。

外   来・・・初診患者について医療面接を行い、バイタル、胸部、腹部診察などにより基本的な情

報を初診担当医の診察までに用意する。初診担当医とともに診察し、十分なディスカッ

ションを経て必要な検査をオーダーし、患者をエスコートする。

産 科 病 棟・・・分娩前患者については各疾患の入院管理法について病棟医長とディスカッションする。

実際に測定している CTG の読み方と判定をマスターする。産科超音波検査を自ら行

い、その意義を学習し、読影を行う。分娩症例は、患者の入院とともに受け持ちが決ま

る。ベッドサイドで患者をケアーし、パルトグラムの作成を自ら行い、分娩の進行を

チェックしながら、逐次担当医とディスカッションする。心地よく分娩し、新生児と

ともに幸せに退院してもらえるように患者の病院生活に積極的に関与し努力する。以

上の項目について臨床知識を深め、実技に習熟するよう努力する。

婦人科病棟・・・本大学では、婦人科疾患全般にわたり多くの患者が入院している。具体的には、良性

疾患では約 90% の症例で腹腔鏡下手術を行っている。そのため、入院から退院まで 1

週間とパスにより術後管理を行っている点も学習してもらいたい。また、本大学の特

徴でもある婦人科癌患者の診断、手術、治療や再発時の管理、治療などを病棟の受け

持ち患者や、毎週水曜日に行われるオンコロジーカンファレンスや月曜日医局会での

症例検討会から学んでもらいたい。

評価方法:共通評価表

産 婦 人 科 学

- 73 -

注意事項: 1 .医療チームの一員として、指導医や患者への挨拶を忘れないこと

      2 .実習時間は厳守する

      3 .女性患者に不快感を与えないよう、身だしなみに留意する

      4 .患者-医師関係を良好に構築できるように言葉遣い、態度に気を付ける

初日の集合場所、集合時間:午前 8 時 30 分、医局(月曜日は周産期カンファレンスのため第 6 会議室)

月曜日が祝日の時は、前週の金曜日に代表者が恒遠 啓示講師と連絡を取ってオリエンテー

ションを受けること。

予習項目: 1 ) 解剖:女性生殖器の構造について、解剖の項目で予習しておくこと。

2 ) 症候:無月経、過多月経などの項目について“月経の異常”を参考に予習しておくこと。

3 ) 検査:基礎体温測定について、不妊症検査法の排卵時期診断法の項目で予習すること。

ヒステロスコピーは内視鏡検査法の子宮鏡診で、コルポスコピーは内視鏡検査法の腟拡大鏡診の項目を

予習すること。婦人科検査法の組織診の項目で組織診を、細胞診の項目で細胞診を予習すること。分娩

監装置の項目で NST を予習しておくこと。超音波検査は超音波検査法で経腟、経腹の両方を予習して

おくこと。

4 ) 疾患:異常妊娠、異常分娩について、産科各論異常編で予習すること。遺伝子疾患について遺伝子相談

の項目を予習。子宮頸癌、子宮筋腫、子宮腺筋症や子宮体癌は子宮の腫瘍の項目を予習すること。卵巣

癌や卵巣腫瘍について卵巣腫瘍の項目を予習すること、内膜症、内膜ポリープ子宮内膜増殖症について

は類腫瘍性病変の項目について予習すること。STD については STD の項目について予習すること。

5 ) 治療:婦人科腫瘍手術、腹腔鏡手術、帝王切開、は治療法の項目の婦人科手術、産科手術で予習すること。

復習項目: 1 ) 実習でならった解剖についてレポートにまとめること

2 ) 実習でならった月経異常についてレポートにまとめること

3 ) 実習でならった NST についてレポートにまとめること

4 ) 実習でならった異常分娩についてレポートにまとめること

5 ) 実習でならった婦人科腫瘍についてレポートにまとめること

6 ) 実習でならった婦人科手術についてレポートにまとめること

オフィスアワー:

担当教員①氏名:恒遠 啓示

内線・PHS:6677

E-mail:[email protected]

日時①:金曜日 17 時

場所:医局

担当教員②氏名:藤田 太輔

内線・PHS:6393

E-mail:[email protected]

日時②:金曜日 17 時

場所:医局

- 74 -

13:308:00 9:00 12:30 15:00 16:00 17:00

産婦人科学(第 1 週目)

産科カンファレンス

(大道)

外来実習(大道)

病棟実習 (藤田、恒遠)

外来実習(大道)

病棟実習(藤田、恒遠)

症例検討会

・医局会

(大道)

外来実習 (藤田)

手術実習 (大道、恒遠、田中智、田中良)

外来実習 (藤田)

手術実習

(大道、恒遠、田中智、田中良)

分娩実習

【随時】

(藤田)

オンコロジーカンファレンス

(大道)

外来実習(大道)

病棟実習(藤田)第5学年特別演習

分娩実習

【随時】

(藤田)

外来実習(林)

手術実習(大道、恒遠、田中智、田中良)

病棟実習(藤田)

手術実習

(大道、恒遠、田中智、田中良)

分娩実習

【随時】

(藤田)

外来実習(田中智、藤田)

病棟実習(藤原)

総  回  診

(大道)

13:308:00 9:00 12:30 15:00 16:00 17:00

産婦人科学(第 2 週目)

産科カンファレンス(大道)

外来実習(大道)

病棟実習(藤田)

外来実習(大道)

病棟実習(藤田)

症例検討会

・医局会

(大道、佐々木)

外来実習 (藤田)

手術実習 (大道、恒遠、田中智、田中良)

外来実習 (藤田)

手術実習

(大道、恒遠、田中智、田中良)

分娩実習

【随時】

(藤田)

オンコロジーカンファレンス

(大道)

外来実習(大道、田中良)

病棟実習(藤田)第5学年特別演習

分娩実習

【随時】

(藤田)

外来実習(林)

手術実習(大道、恒遠、田中智、田中良)

病棟実習(藤田)

手術実習

(大道、恒遠、田中智、田中良)

分娩実習

【随時】

(藤田)

外来実習(田中智、藤田)

病棟実習(恒遠)

総  回  診

(大道、田中智)

レポート

発表

(大道、藤田)

- 75 -

担当者名:教授(責任者) 根尾昌志

     准 教 授  安田稔人

     診療准教授  三幡輝久

     講   師  馬場一郎 藤原憲太 中野敦之 横田淳司 嶋 洋明 大槻周平

     助   教  大野克記 岡本純典 長谷川彰彦 中矢良治 藤城高志

実習内容:

 一 般 目 標:運動器疾患と外傷の病歴聴取の方法および身体所見の診かたを習得すると共に、臨床例を通じて診断法

       と保存的および手術的な治療法を経験し理解する。

 行 動 目 標: 1 .外来・病棟実習で医療面接と身体所見の取り方を身につける。

        2 .運動器疾患の診察法を理解し、その基本的手技(可動域、肢長、周囲長の計測、腱反射、MMT な

         ど)を身につける。

        3 .代表的な運動器疾患と外傷の画像の読影法を身につける。

        4 .保存的療法(ギプス固定、理学療法、装具療法、薬物療法など)の実施方法を理解し、選択肢を列

         拳する。

        5 .清潔操作(手洗い、ガウン)、手術法の基本(皮膚切開、結さつ、縫合など)を習得する。

        6 .整形外科的な特殊検査(脊髄造影、関節造影、筋電図、関節鏡、超音波など)の手技を理解し、か

         つ所見について説明できる。

        7 .後療法を列拳する。

 具体的内容:基本的に学生一人に担当するレジデントを一人割り振り、学生は、レジデントの仕事のスケジュールに

       沿って実習を行う。担当レジデントが不在の場合は、実習プログラムに沿って行動する。

すなわち学生は担当レジデントと一緒に入院患者を受け持って、医療チームの一員として実際に参加す

ることになる。レジデント業務を間近で体験することにより、医師になった後に自身が行う業務内容が

より具体的に把握でき、シームレスな医療経験の機会が得られると思われる。

また医師として必要な心構えや生活態度、患者へのコミュニケーション、手技、知識の習得を、どのよ

うにして先輩医師が行ない、かつ取得しているかを実際に体験できる。

1 .担当患者の診察は担当レジデントもしくは上級指導医の下で行う。外来、手術実習などの空いた時

  間や自習時間を利用して患者の状態を診察し、所見を電子カルテに記載し、指導医のチェックを受

  け承認をもらう。

2 .教授回診時は、担当患者の実際の病状、経過、今後の方針などについて理解を深める。

3 .学生の医行為は定められた基準に基づいて行う。

4 .担当患者の手術には手洗いをして参加し、助手を務める。時間が許せば、担当外の患者の手術にも

  積極的に参加する。

5 .代表的な疾患と外傷のエックス線像の読影法と神経診察法の実習は時間を定めて助教以上のスタッ

  フが指導する。

6 .最終日(金)夕方に担当患者に関する報告と討論により臨床実習の総括を行う。

評価方法:共通評価表による。

注意事項: 1 .決められた時間を厳守する。

      2 .患者様に信頼感を与えるような身だしなみ、言葉遣い、態度を心がける。

整 形 外 科 学

- 76 -

      3 .診療グループの一員として実習するので自覚と責任を持って行動する。

      4 .患者様からの相談や質問に対しては指導医に相談した上で返答する。

      5 .旧紙媒体の入院カルテ、エックス線フィルム、および全ての電子化されたデータの複製(USB など)、ま

  た電子データのプリントアウトなどの個人情報が含まれる情報の病院外への持ち出しを禁止する。

       またこれらの管理を責任を持って行う。

       整形外科のクリクラ終了時に、全ての情報をしかるべき手段で廃棄する。

初日の集合場所、集合時間:月曜日(初日)午前 9 時に医局集合。オリエンテーションを行う。

             月曜日が休日の場合は、火曜日午前 7 時 30 分に第 6 会議室に集合。

予習項目: 1 )解剖:脊柱・脊髄、骨・関節、靱帯、末梢神経、筋肉・腱の構造と機能

      2 )徒手検査(関節可動域検査、徒手筋力検査)

      3 )画像診断法(エックス線、MRI、CT、脊髄造影、超音波画像、骨塩定量)

      4 )疾患 脊椎(腰部椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、腰椎分離・すべり症、頚椎症性脊髄症、脊柱側

          弯症)

          小児期の運動器疾患(DDH、内反足など)

          主要な骨軟部腫瘍・転移性骨腫瘍

          関節リウマチ

          変形性関節症

          末梢神経障害

          肩、肘、手の疾患

      5 )治療 脊椎手術、関節形成術、靭帯再建術、人工関節置換術(腫瘍用人工関節)、鏡視下手術など

     上記の項目について調べ学習をしておくこと。

復習項目:今回の実習で経験した疾患、手術などをノートにまとめておくこと。

オフィスアワー:

担当教官:藤原憲太

内線・PHS:6258

E-mail:[email protected]

日時:毎週月曜日 カンファレンス終了後

場所:講師室もしくは医局

- 77 -

13:30 13:458:00 9:00 12:0010:30 15:00 16:30 18:00

整形外科学

オリエンテーションと基本手技実習  

交代制;藤原、三幡、嶋 、      長谷川、中矢

受け持ち患者の診察

62病棟

病棟指導医

新入院患者紹介

第6会議室

指導医

教授回診62病棟

交代制;大槻、大野、       横田、岡本、藤城

症例検討会

第6会議室

指導医

抄読会

第6会議室

担当医

手  術  実  習

中央手術室

指導医(講師、助教)

手   術   実   習

中央手術室

指導医(講師、助教)

外  来  実  習

整形外来

(教授外来、初診外来 など)

第5学年特別演習

画像読影(水曜か木曜1回)

医局馬場、中野、岡本

外  来  実  習

整形外来

(専門外来(小児整形/足)、初診外来 など)

自  学  自  習

画像読影(水曜か木曜1回)

医局安田

症例検討

第6会議室

指導医

手  術  実  習

中央手術室

指導医(講師、助教)

手  術  実  習

中央手術室

指導医(講師、助教)

ま と め医局

根尾、安田、馬場、藤原、三幡、横田、 中野、嶋、大槻

- 78 -

担当者名:教 授  東  治人

准教授  稲元 輝生

講 師  伊夫貴 直和

他教室員

実習内容:

 一 般 目 標:泌尿器科の臨床に必要な知識および外来・病棟における診療技能を体得すること。

 行 動 目 標: 外来では、診察・検査手順を学習すると共に、画像診断や内視鏡検査の実際を経験する。専門外来(腫

       瘍、結石、排尿力・失禁、不妊、性機能・男子更年期障害、腎不全・腎移植)において専門分野の知識

       を深める。

       病棟では、主に手術患者の術前・術後管理を修得する。さらに高齢者の全身管理や進行性癌患者に対す

       る化学療法施行の実際を学ぶ。教授回診や症例検討会に参加することで疾患の理解をより深める。

 具体的内容:泌尿器科が取り扱う領域は腎・尿路と男子生殖器疾患であり、具体的には、小児泌尿器、泌尿器科腫瘍、

       腎不全・腎移植、尿路結石、尿路性器感染症、婦人泌尿器、内分泌・生殖機能・性機能(ED)、尿路閉

       塞性疾患、排尿機能・神経泌尿器、外傷・救急医療、エンドウロロジー・腹腔鏡手術などの診療に立ち

       会う。

評価方法:共通評価表による。

注意事項:羞恥心を有する患者を扱う当科の特色性に配慮して実習に臨むこと。

初日の集合場所、集合時間:56 病棟多目的ルーム 午前 9 時

(月曜が休日の場合は火曜日…第 12 会議室に午前 8 時 30 分)

予習項目:小児泌尿器、泌尿器科腫瘍、腎不全・腎移植、尿路結石、尿路性器感染症、婦人泌尿器、内分泌・生殖機

能・性機能(ED)、尿路閉塞性疾患、排尿機能・神経泌尿器、外傷・救急医療、エンドウロロジー、腹腔

鏡手術、ロボット支援下手術などの診療に立ち会う。

復習項目:外来診察、病棟見学、手術見学など症例内容、手術手技に関して、レポートにまとめること。

オフィスアワー:

担当教員:伊夫貴 直和

内線・PHS:3880

E-mail:[email protected]

日時:随時(事前に担当教員へ日時をご相談ください。)

場所:総合研究棟 9F 泌尿器科医局・腎泌尿器外科外来診察室

泌 尿 器 科 学

- 79 -

13:308:30 9:00 10:00 12:3011:30 15:00

15:00 16:00 17:00

16:3016:0015:30 17:30

泌尿器科学

オリエンテーション(伊夫貴)

[56病棟多目的ルーム]

外 来 研 修

(東、稲元、伊夫貴、上原)

〔外来診察室〕

手 術 実 習(東、能見、稲元、平野、伊夫貴、上原、小村、児島、小林、堤、加納、

藤原、木下、徳永、土井、中森、岡部、高倉、寺本、西村)〔手術室〕

症例検討会(東)

〔56病棟多目的ルーム〕

外 来 研 修

(能見、稲元、平野、上原、児島)

〔外来診察室〕

手 術 実 習(尿路結石)

(児島、小林、堤、加納、藤原、木下、徳永、土井、中森、岡部、高倉、寺本、西村)

病棟実習(児島、小林、堤、加納、藤原、木下、徳永、土井、中森、岡部、

高倉、寺本、西村)〔56病棟〕

外 来 研 修

(伊夫貴、小村、児島)

〔外来診察室〕

第5学年特別演習

手 術 実 習 (東、能見、稲元、平野、伊夫貴、上原、小村、

児島、小林、堤、加納、藤原、木下、徳永、土井、中森、岡部、高倉、寺本、西村)

〔手術室〕

外 来 研 修

(東、稲元、小村、平野、瀬川)

〔外来診察室〕

血液浄化センター研修

(能見・平野)〔透析室〕

手 術 実 習(東、能見、稲元、平野、伊夫貴、上原、小村、児島、

小林、堤、加納、藤原、木下、徳永、土井、中森、岡部、高倉、寺本、西村)

〔手術室〕

病棟実習(児島、小林、堤、加納、藤原、

木下、徳永、土井、中森、岡部、高倉、寺本、西村)〔56病棟〕

外 来 研 修

(能見、伊夫貴、鈴木)

〔外来診察室〕

病棟回診

(東)

〔56病棟〕

症例検討会

(東)

〔第12会議室〕

試問

(伊夫貴)

〔第12会議室〕

- 80 -

担当者名:池田 恒彦、奥  英弘、小嶌 祥太、喜田 照代、小林 崇俊、佐藤 孝樹、田尻 健介、福本 雅格、

三村 真士、松尾 純子、戸成 匡宏、河本 良輔

実習内容:

 一 般 目 標:眼科診察を理解し、基本的眼科的疾患の症状、診断および治療について述べることができる。

 行 動 目 標: 眼科的検査を理解できる。

視力検査、前眼部検査、眼底検査を施行できる。

眼科的診察手順を述べることができる。

基本的眼科手術を理解できる。

眼球運動所見・前眼部所見・眼底所見を述べることができる。

基本的眼科治療を理解できる。

 具体的内容:眼科診察・眼科手術の見学および介助を行う。

視力検査、前眼部検査(図 1)、眼底検査(図 2)の実技を行う。

豚眼を用いてマイクロサージェリーを体験し、眼の解剖や白内障手術基本手技を学ぶ(図 3)。

視野検査の実習を通じて、視野の読み方を理解する。

評価方法:共通評価表による。

注意事項:コンタクトレンズ装用者は実習の時に外せるように、容器を持参すること。

初日の集合場所、集合時間: 9:00 に外来・教授暗室

             月曜日が休日の場合には火曜日 9:00 に手術室 room18(2F)に集合

予習項目:(1) 構造と機能 

【眼球の解剖】

眼球の構造と機能、血管系支配について学習しておくこと

(2) 診断と検査の基本

視力検査、眼圧検査の目的と解釈

細隙灯顕微鏡、眼底検査の所見について学習しておくこと

(3) 症候

眼症状の分類と病態生理について学習しておくこと

(4) 疾患

角・結膜疾患、白内障、緑内障、網膜硝子体疾患、ぶどう膜炎、視神経疾患、眼瞼疾患について学習してお

眼 科 学

図 1 細隙灯顕微鏡検査 図 2 単眼倒像鏡眼底検査 図 3 豚眼による手術実習

- 81 -

くこと

復習項目:実習で学習した疾患、細隙灯顕微鏡の使用方法、眼底検査の所見、検眼鏡の使用方法、白内障手術の術式、 等

についてまとめておくこと

 

オフィスアワー:

担当教員:戸成 匡宏(眼科)

PHS:6580

E-mail:[email protected]

日時:金曜日 14:00-15:00

場所:眼科医局

質問できる時間帯の指定がない場合や連絡がつかない場合は、メールもしくは PHS で直接連絡をとってくだ

さい。

- 82 -

14:308:30 9:00 9:30 10:00 12:3011:00

12:00 14:00

15:00

16:30

16:00 17:0015:30 18:00

眼科学

実習のはじめに(池田)[外来]

外来診察実習(池田、小嶌、佐藤、田尻、

福本、三村、戸成)[外来]

視力・細隙灯実習

(喜田)

[79病棟]

手  術  実  習

(池田、田尻、福本、三村、戸成、河本)

[中央手術室]

細隙灯実習

(小嶌)

[79病棟]

眼底スライド検討    

(奥)[研究室]

自  学  自  習 第5学年特別演習

実習の成果

(池田)

[教授室]

眼底・検眼鏡の使い方(小林)

[79病棟]

豚眼実習(シミュレーション)

(戸成)[研究室3]

18:00よりオープンカンファレンス

(池田)[臨床第2講堂]

自  学  自  習

手術実習(池田、奥、喜田、

小林、佐藤)[中央手術室]

視野

[外来検査室]

- 83 -

担当者名:教  授  河田  了

専門教授  萩森 伸一

     准 教 授  寺田 哲也

     講  師  東野 正明、乾  崇樹

     助  教  稲中 優子、鈴木 倫雄、尾崎 昭子、綾仁 悠介、栗山 達朗

実習内容:

 一 般 目 標:①外来実習:耳鼻咽喉科によく見られる症候を主訴とする患者について、実際に初診患者に対して医療

        面接を行い、その後の診察→検査→診断の流れを理解する。

       ②病棟実習:主治医チームに所属し、チームの一員として実習期間内の手術症例、非手術症例の入院患

        者について、治療経過を学ぶ。

       ③症例提示:担当患者の疾患について学び、症例提示をする事で知識の整理をするとともにプレゼンテー

        ション能力を養う

 行 動 目 標: ①外来実習:耳鼻咽喉科領域での診察に使う器具について学ぶ。

             耳鼻咽喉科に見られる症候について、診断につながる過程を学ぶ。

②病棟実習:

 ●感覚器系の症例について、必要な検査を列挙し、治療法を理解できる。

 ●頭頸部腫瘍では、発生部位に関連した機能を考慮してすすめる治療計画を理解する。

 ●担当患者の疾患について学習し、発表を行う。

 具体的内容:①外来実習:

 ●難聴または耳鳴  □問診、□診察、□検査、□診断

 ●めまい      □問診、□診察、□検査、□診断

 ●(各部の)痛み  □問診、□診察、□検査、□診断

②病棟実習:

非手術症例の一例:急性感音難聴

  □ 正確な病歴がとれる。

  □ 耳鼻咽喉科局所所見がとれる。

  □ 必要な聴覚検査をあげ、所見を述べることができる。

  □ 必要な画像診断法をあげ、読影することができる。

  □ 適切な治療法をあげることができる。

手術症例の一例:甲状腺腫瘍

  □ 触診が正しくできる。

  □ 超音波検査装置による所見が正しくとれる。

  □ 手術には第三助手として参加、皮膚縫合などを行う。

  □ 術後の管理、処置(ガーゼ交換、抜糸など)を行う。

症例提示

  □ 提出する資料の作成、ならびに症例発表を行う。

  □ 短時間で必要最小限の情報を提供する。

  □ 担当した症例について基本的な質問に対して適切に答える。

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学

- 84 -

評価方法:具体的内容に挙げた“□”の項目の達成度について評価する。

項目は実習期間中の担当患者などにより、若干の変更がある。

注意事項:所属する班は、初日のオリエンテーションで伝える。

実習が、病院内で行われていることを忘れないこと。

清潔な服装を心がけ、身だしなみを整えること。

初日の集合場所、集合時間:耳鼻咽喉科医局(研究棟 8 階)に午前 8 時 30 分

月曜日が休日の場合は火曜日、66 病棟カンファレンスルーム( 6 号館 6 階)時間は事前要

確認

予習項目: 1 )解剖:中耳・内耳、鼻腔・副鼻腔、咽頭・喉頭、頸部

2 )症候:難聴、めまい、鼻出血、咽頭痛、嗄声、頸部腫瘤

3 )検査:聴力検査、経鼻内視鏡(ファイバースコープ)、頸部 CT

4 )疾患:内耳疾患(良性発作性頭位めまい、メニエール病、各種難聴)、中耳疾患(急性中耳炎、慢性中耳

  炎、滲出性中耳炎)、鼻・副鼻腔疾患(アレルギー性鼻炎、副鼻腔炎)、咽頭疾患(急性扁桃炎、慢性扁

  桃炎)、喉頭疾患(声帯ポリープ、反回神経麻痺)、頭頸部腫瘍(口腔癌、咽頭癌、喉頭癌、甲状腺腫瘍、

  耳下腺腫瘍)

5 )治療:鼓室形成術、鼻内視鏡手術、頸部郭清術

上記の項目について調べ学習をしておくこと。

復習項目:耳鼻咽喉科領域の診断時の器具と診断方法についてまとめておくこと。

オフィスアワー:

担当教員①:東野 正明

内線:2359

E-mail:[email protected]

日時①:毎週水曜日 12:30-13:00

場所:総合研究棟 8F 耳鼻咽喉科医局

担当教員②:乾 崇樹

内線:2359

E-mail:[email protected]

日時②:毎週火曜日 17:00-18:00

場所:6 号館 6 階 カンファレンスルーム

- 85 -

12:007:30 8:30 9:00 11:0010:00 13:00 15:3014:3013:30 17:00

耳鼻咽喉科・頭頸部外科学   * 手術や処置の時間確認などは、所属班の Dr の PHS をコールする

オリエン

テーション

【綾仁:医局】

河田教授

面談

【河田:外来】

手術実習  【担当班を中心に:手術室】

必ず各手術室で自己紹介をすること、積極的に手術に参加すること

17:00終了予定

7:30 ~    

術後症例検討会【66病棟カンファレンス室】

8:50 ~    

入院診

【外来】

自学自習

超音波検査【綾仁:

22番検査室】

回診

【萩森:

66病棟】

術前検討会学生プレゼンテーション

【66病棟カンファレンス室】

8:50 ~    

入院診

【外来】

外来実習

医療面接

初診【寺田:外来】

13:00 ~            

第5学年特別演習

8:50 ~    

入院診

【外来】

回診

【河田:

66病棟】

手術実習【担当班:手術室】

病棟・手術実習【担当班を中心に:手術室】

17:00終了予定

8:50 ~    

入院診

【外来】

外来実習、医療面接中耳伝音外来

【萩森、稲中、綾仁:外来】初診【東野:外来】

13:00 ~ビデオ講義【萩森:外来】13:30 ~聴覚実習【外来】    

補聴器外来見学         【野村:外来】

手術日は基本的に配属された班の班長の指示に従い、班の手術を中心にその他の班の手術も見学してください。個人情報の管理には、十分留意してください。何かわからないことがあれば、各班の班長もしくは教育主任(東野)まで聞いてください。

学生プレゼンテーション評価項目:①疾患を十分理解できているか ②担当症例の画像や病状を理解できているか                 ③自分の言葉でプレゼンテーションできているか(できるだけメモを見ない)実習中の重要事項:不潔な乱れた服装、 外来中の私語、 検討会中の居眠りなどは評価の減点対象になります

*翌週水曜日までに実習で経験した症例について、A4レポート1枚にまとめて、医局に提出すること  症例呈示(病名、主訴、既往歴、現病歴、診断、治療法など)を簡潔に示し、教科書と比較し、考察する)

- 86 -

担当者名:教    授  植野 高章

     専 門 教 授  寺井 陽彦

     講    師  中野 旬之

     助    教  小越菜保子 中島世市郎 井上 和也 

     助   教   准  大森 実知 山本佳代子

     臨床教育教授  福島 淳夫

実習内容:

 一 般 目 標:顎口腔疾患を理解し、医師として必要な顎口腔疾患に対する診断能力を身につけるとともに、咀嚼器官

としての口腔がもつ全身的意義を理解する。

 行 動 目 標:( 1 )口腔は消化器ならびに気道の一部であることを念頭におき、口腔疾患を理解し、疾患の診断、処

   置、経過に対する特殊性を理解する。

( 2 )口腔疾患術後の咬合異常、咀嚼障害を学び、補綴的処置を理解する。

( 3 )各種疾患の周術期や抗がん化学療法、放射線療法における口腔管理を学び、その効果を理解する。

( 4 )口腔疾患が全身に及ぼす影響について理解する。

 具体的内容:( 1 )病棟において入院患者の処置の介助を行う。

( 2 )外来診察に参加し診察、処置の介助を行う。

( 3 )手術室において顎口腔領域手術の助手をおこなう。

( 4 )がん治療患者や心臓血管外科手術患者の周術期口腔衛生管理のための口腔ケアを体験する。

( 5 )構音障害、咀嚼障害、審美障害について解説し、歯科補綴処置の実際の症例を検討する。

( 6 )睡眠時無呼吸症候群の口腔装置を用いた治療について解説し、症例を検討する。

( 7 )顎口腔、頭頸部の画像診断の症例を提示し検討する。

( 8 )歯周病やう蝕など口腔疾患について解説する。また誤嚥性肺炎等全身疾患との関連について解説し

   症例を検討する。

評価方法:共通評価表による。

初日の集合場所、集合時間:66 病棟処置室 9 時            

月曜が休日の場合は火曜日…医局 9 時

予習項目:下記項目について、参考図書をよく読み、学習しておくこと。参考図書は貸し出します。

( 1 )構造と機能

 顎、口腔の骨、筋、臓器、歯および歯周組織の解剖と機能

( 2 )診断と検査の基本

  1 )顎口腔の診察方法

  2 )顎口腔の画像診断(レントゲン、CT、MRI)の適応と解剖

( 3 )症候

  1 )がん周術期の口腔内症状

  2 )誤嚥性肺炎の病態

  3 )歯性感染の症状、臨床所見、検査所見

  4 )顎口腔の外傷(特に顎骨の骨折)の特徴、診断、検査、治療

口 腔 外 科 学

- 87 -

  5 )顎骨に発生する嚢胞性疾患の分類、発生原因、画像診断、臨床所見、治療

  6 )頭頸部放射線治療の副作用

  7 )抗がん剤の口腔内の副作用

( 4 )疾患

  1 )歯周病の症状、検査所見、治療および全身に与える影響

  2 )歯性感染の症状、検査所見、治療

  3 )顎骨骨折について症状、検査所見、治療

  4 )頭頸部放射線治療時の口腔内の副作用の症状、所見、治療

  5 )抗がん化学療法中の口腔内副作用について症状、所見、治療

  6 )智歯周囲炎の症状、所見、治療

  7 )含歯性嚢胞、歯根嚢胞の症状、所見、治療

参考図書

口の中がわかる ビジュアル 歯科口腔外科学読本 

監修 全国医学部附属病院歯科口腔外科科長会議 ( クインテッセンス出版 ) 

復習項目:実習で扱った口腔関連疾患について、学んだことをレポートにまとめること。

オフィスアワー:

担当教員:小越 菜保子(口腔外科)

PHS:8074

E-mail:[email protected]

日時:毎週月、木曜日 17:00-18:00

場所:口腔外科医局

     ※ PHS または e-mail で連絡し予約すること。

- 88 -

13:3012:009:00 15:30 17:00

口腔外科学

病棟実習 (オリエンテーション、入院患者処置の介助)

(小越)

66病棟

外来手術介助または骨折示説(小越)

外来手術介助または

構音障害示説

(寺井)

病棟実習(入院患者処置の介助、周術期口腔管理)

(寺井)

医局

手   術   助   手

(植野 、寺井、中野、中島、井上、大森、山本)

中央手術室 13:00 ~ 17:00

病棟実習(入院患者処置の介助、睡眠時無呼吸症候群の解説)

(中島)

66病棟

第5学年特別演習

外来実習 (外来患者処置の介助、歯周病、歯科補綴の解説)

(植野、福島、大森、山本)外来

顎口腔外科手術解説、口腔機能検査実習

(中野、井上、大森)外来

外来実習(インプラント)

(中野、井上、大森)

外来

病棟実習(入院患者処置の介助、口腔疾患の解説)

(寺井)

66病棟

手   術   助   手

(植野、寺井、中野、中島、井上、大森、山本)

中央手術室 13:00 ~ 17:00

- 89 -

担当者名:教   授  上田 晃一

診療准教授  塗  隆志

講   師  大槻 祐喜

講 師 准  廣田 友香

助   教  光野 乃祐、岩永 紘征

実習内容:

 一 般 目 標: 1 )形成外科的診断法、手術法を理解する。

2 )創傷治癒のメカニズム、処置について理解する。

 行 動 目 標: 1 )顔面骨骨折のレントゲン、CT の診断法を習得する。

2 )熱傷の分類、評価方法及び処置についての知識を習得する。

3 )褥瘡の分類、評価方法及び処置についての知識を習得する。

4 )シミュレーション外科について理解する。

 具体的内容: 1 )顔面 X 線写真、CT の読影を行う。

2 )器械縫合を行う。

3 )再建外科における手術方法について理解する。

4 )最新の手術シミュレーション技術を体験する。

評価方法:共通評価表及びレポートによる。

注意事項:局所麻酔の手術の場合、言動に注意して下さい。

     講義と手術見学を組み合わせた実習となります。

初日の集合場所、集合時間:9:00 形成外科医局(月曜が休日の場合は火曜日の 9:00)

予習項目:下記の項目について調べ学習をしておくこと。

・創傷治癒(月曜日 9 時医局集合)

1 )解剖;皮膚の解剖

2 )疾患;急性創傷、慢性創傷

3 )診断;TIME コンセプト

4 )治療;創傷に対する軟膏、局所陰圧閉鎖療法

・乳房再建(月曜日 9 時医局集合)

1 )解剖;乳房、腋窩・腹部の体表面の解剖

2 )疾患;乳癌

3 )治療;乳房再建の術式

・マイクロサージャリ(月曜日 14 時医局集合)

1 )遊離植皮

2 )有茎皮弁

3 )遊離皮弁

・顔面骨骨折(月曜日 15 時医局集合)

1 )解剖:顔面を構成する骨

形 成 外 科 学

- 90 -

2 )症候:開口障害、眼球運動障害・複視、咬合不整

・唇裂およびその他の先天異常(水曜日 9 時 30 分医局集合)

1 )口唇・口蓋の解剖

2 )口唇口蓋裂の発生

3 )口唇口蓋裂の治療法・言語療法

・形成外科とシミュレーション外科(金曜日 11 時医局集合)

1 )VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)の違い

2 )医療分野での応用例

・熱傷(金曜日 13 時医局集合)

1 )熱傷の評価(深達度、熱傷面積による評価など、小児の場合)

2 )熱傷の原因(火炎、熱湯、アイロン、化学物質など)

3 )熱傷の部位別問題点(顔面、手指、気道など)

復習項目:参加した手術について、その疾患の概要、治療法について A4 一枚程度のレポートにまとめる。

オフィスアワー:

担当教員:塗 隆志

内線・PHS:2365(医局)・6895

E-mail:[email protected]

担当教員:大槻祐喜

内線・PHS 2365(医局)・6937

E-mail: [email protected]

日時:毎週月曜~木曜日 14:00 ~ 17:00

場所:形成外科医局

- 91 -

13:0012:008:30 9:00 10:00 11:00 15:00 16:0014:00 17:00

形成外科学

ガイダンス

(大槻)

[医局]

創傷治癒・乳房再建講義(大槻)

[医局]

マイクロサージャリー講義

(塗)[医局]

顔面骨骨折実習

(岩永)[医局]

手   術   実   習

(上田・塗・大槻・岩永)

[手術室]

手  術  実  習

(上田・塗・大槻・岩永)

[手術室]

9:30~

形成外科講義

(上田)[医局]

第5学年特別演習

手   術   実   習

(上田 ・岡田・塗・岩永)

[手術室]

手   術   実   習

(上田 ・岡田・塗・岩永)

[手術室]

シミュレーション

(光野)

[医局]

熱傷講義、まとめ

(廣田)[医局]

- 92 -

担当者名:救急医療部:高須 朗、大石泰男、冨岡正雄、新田雅彦、谷口高平、太田孝志、飯田 亮、

           小林正直(非常勤)、三嶋隆之(非常勤)

     総合診療科:鈴木富雄、浮村 聡、島田史生、三澤美和

     三島救命救急センター:秋元 寛、小畑仁司、福田真樹子

実習内容:

 一 般 目 標:救急医療ならびに総合診療科の医療チームの一員として診療に参加し、プライマリケアからクリティカ

ルケアにわたる急性傷病全般の基本的な診療能力を高め、臨床医としての基本的な知識、技能、態度を

習得する。

 行 動 目 標: 1 ) 1 次から 3 次救急患者までの幅広い救急患者の対応について学ぶ。

2 )心肺停止、ショック、意識障害などに対する緊急処置について学ぶ。

3 )院内 CPR コールを通してチーム医療の大切さを知る。

4 )症候学を中心として臨床推論、診断過程を学ぶ。

5 )救急システムについて知る。

 具体的内容: 1 )本院救急外来に搬送される救急患者の診療について学ぶ。

2 )救急部入院患者の回診で初期対応のアウトカムを学ぶ。

3 )高槻市消防本部を見学して救急システムについて学ぶ。

4 )高槻市消防本部で救急救命士と対談してプレホスピタルケアの重要性について学ぶ。

5 )CPR 演習を通して心停止患者の初期対応について学ぶ。

6 )大阪府三島救命救急センターで 3 次救急医療について学ぶ。

7 )総合診療科外来でプライマリケアの実際を体験し横断的な臨床推論を学ぶ。

8 )医療者として必要な感染対策の基本的な考え方を学ぶ。

評価方法:高槻市消防本部見学についてレポート提出し評価する。

討論への参加ならびに発表、実習・演習態度などを含め各担当医の評価聞き取り・共通評価表を用い総合的

に指導責任者が判断する。

注意事項:・院内ルール、各施設の決め事を遵守する。(見学で訪問する消防署を含む)

・白色系のスニーカーまたは運動靴を履くこと。(クロックスなど甲に穴の空いた履物は院内全面禁止)

・定められた職員と同じユニフォームを着用し、名札を付ける。

・医療チームの一員として参加することが当実習の目的であるが、患者搬送時は診療に参加し、搬送がない

 時間帯は各担当医の指示に従うこと。

・感染防御のため必要なワクチンはあらかじめ接種しておくこと。

・大阪府三島救命救急センターでの実習には下記のものを必ず持参すること。

 (持ち物)白色系のスニーカーまたは運動靴等の上履き(土足厳禁)、名札、聴診器

・大阪府三島救命救急センターの実習での昼食は各自で準備すること。

・大阪府三島救命救急センターの実習では、希望者に昼食(有料)を準備できます(学務部へ事前に申し込

みが必要)。

・高槻消防本部の見学は私服で構わないが、名札を着用し、医学生に相応した服装を心掛けること(短パン

 に T シャツは NG、派手なアクセサリー NG)。

・大阪府三島救命救急センター、高槻消防本部等の外部施設での実習(見学)には特に時間厳守すること。

救 急 医 学・ 総 合 診 療 科

- 93 -

初日の集合場所、集合時間:・初日は附属病院 1 号館 1F 救急外来に午前 9 時前に集合する。

・総合診療科の実習集合(月曜午後と木曜午前)は鈴木教授室に集合する。

・火曜日の消防署見学は高槻市消防本部(〒569-0067 高槻市桃園町4番30号)に9:30 までに

 直接集合する。

・水曜日の感染クルズス、ICT ミーティングの集合は 9 時に総合診療部医局に集合する。

・金曜日の大阪府三島救命救急センターでの実習は朝 8 時 40 分に直接大阪府三島救命救急

 センター(〒 569-1124 高槻市南芥川町 11-1)に集合する。

・月曜日が祝日の場合は火曜日、集合場所・時間とも同上(体制により午前 8 時 30 分開始

 になることもある)。

予習項目: 1 )救急搬送システムについて標準救急医学第 5 版第 1 章を参考にして調べ学習しておくこと

2 )症状・徴候からみた救急疾患について準救急医学第 5 版第 3 章を参考にして調べ学習しておくこと

3 )各ショックの病態について準救急医学第 5 版 p145-152 を参考にして調べ学習しておくこと

4 )心停止患者への CPR について大阪医科大学臨床テキストブック(Web 版)を参考に調べて学習しておく

  こと

5 )重症救急患者の管理ついて標準救急医学第 5 版第 4 章を参考にして調べ学習しておくこと

6 )外傷例診療について標準救急医学第 5 版第 p361-424 を参考にして調べ学習しておくこと

7 )中毒・熱傷の診療について標準救急医学第 5 版第 p425-451 章を参考にして調べ学習しておくこと

8 )環境要因による救急疾患について標準救急医学第 5 版第 p452-458 を参考にして調べ学習しておくこと

9 )「標準救急医学第 7 章」を参考に調べ学習をしておくこと

復習項目: 1 )実習で理解した地域の救急搬送システムについてレポートにまとめること

2 )実習で経験した救急・総合診療外来症例についてレポートにまとめること

3 )演習で学んだ重症外傷初期対応について概括すること

4 )演習で学んだ心肺蘇生法について概括すること

5 )実習で体験した災害時のトリアージについてレポートにまとめること

オフィスアワー:

高須 朗

PHS:6855

E-mail:[email protected]

大石 泰男

PHS:6137

E-mail:[email protected]

冨岡 正雄

PHS:6858

E-mail:[email protected]

新田 雅彦

PHS:6729

E-mail:[email protected]

谷口 高平

PHS:6926

E-mail:[email protected]

- 94 -

太田 孝志

PHS:6858

E-mail:[email protected]

飯田 亮

PHS:3445

毎週火曜日午後 15:00 ~(救急カンファレンス後)

鈴木 富雄

連絡先:吉田 朝子(教授秘書)

PHS:6610

E-mail:[email protected] 

島田 史生、三澤 美和

連絡先:開出 陽子(医局秘書)

PHS:8062

E-mail:[email protected] 

対応可能な時間においては、秘書にお問い合わせください。

- 95 -

13:3013:0012:009:00 9:30 10:00 11:00 15:00 15:3014:3014:00 16:30 17:00

救急医学・総合内科

救急医療部

(オリエンテーション・講義・実習)

担当:大石

昼食/調整時間

総合診療科

(病棟・講義)

担当:島田/三澤

高槻市消防本部見学

担当:高須、新田

(名札着用、レポート提出)

昼食

救急医療部

カンファレンス

担当:全員

調整

時間

救急医療部

(クルズス)

担当:新田

感染対策

クルズス

担当:浮村

抗菌薬適正使用支援チーム

(AST)会議(第11会議室)

担当:浮村

AST回診:

浮村昼食 第5学年特別演習

救急医療部

(災害クルズス)

担当:冨岡

総合診療科 実習(講義)

担当:鈴木昼食

救急医療部

(蘇生実習(シミュレーション))

担当:小林、他

三島救命センター

担当:秋元・小畑・川上

(持ち物)白のスニーカー、名札、聴診器

昼食三島救命センター

担当:秋元・小畑・川上

まとめ

担当:

高須、新田

- 96 -

担当者名:救急医療部:高須 朗、大石泰男、冨岡正雄、新田雅彦、谷口高平、太田孝志、飯田 亮、

           三嶋隆之(非常勤)

実習内容:

 一 般 目 標:救急医療ならびに総合内科の医療チームの一員として診療に参加し、プライマリケアからクリティカル

ケアにわたる急性傷病全般の基本的な診療能力を高め、臨床医としての基本的な知識、技能、態度を習

得する。

 行 動 目 標: 1 )患者が求める救急医療の現状を知る。

2 )心肺停止、ショック、意識障害等緊急を要する症状、病態を呈する患者の初期診療(学生として許

  可されている医行為の範囲で)に参加して、チーム医療の大切さを知る。

3 )症候学を中心として救急的臨床推論、診断過程を学ぶ。

4 )エビデンスに基づいた診療を学ぶ。

 具体的内容: 1 )救急搬送患者の初期診療の過程を体験する。

2 )救急初期診療を体験する。

3 )症候を中心とした救急診療を体験する。

4 )気管挿管、輪状甲状切開、気管切開、中心静脈カテーテル留置、胸腔ドレナージなどの救命的処置

  を見学する、あるいはクルズスを通して学ぶ。

5 )特徴ある救急症例についてプレゼンテーションを行う。

6 )救急関連の英語論文の抄読会を行う。

評価方法:討論への参加ならびに発表、受講態度などを含め各担当医の評価を聞き取り共通評価表を用い総合的に指導

責任者が判断する。

注意事項: 1 )院内ルール、各施設の決め事を遵守する。

2 )白色系のスニーカーまたは運動靴を履くこと。(クロックスなど甲に穴の空いた履物は院内全面禁止)

3 )定められた職員と同じユニフォームを着用し、名札を付ける。

4 )医療チームの一員として参加できることが当実習の目的であるが、各施設の性格上、患者搬送時は診療

  に参加し、搬送がない時間帯は各担当医の指示に従うこと。

5 )感染防御のため必要なワクチンはあらかじめ接種しておくこと。

       白色系のスニーカーまたは運動靴等の上履き ( 土足厳禁 )、名札、聴診器

初日の集合場所、集合時間:月曜日午前 9 時 救急医療部医局に集合。

月曜日が祝日の場合は火曜日、集合場所・時間とも同上。

木曜日のクルズスは午前 8 時過ぎとなる(詳細は実習時に伝える)

予習項目: 1 )救急搬送システムについて標準救急医学第 5 版第 1 章を参考にして調べ学習しておくこと

2 )症状・徴候からみた救急疾患について準救急医学第 5 版第 3 章を参考にして調べ学習しておくこと

3 )各ショックの病態について準救急医学第 5 版 p145-152 を参考にして調べ学習しておくこと

4 )心停止患者への CPR について大阪医科大学臨床テキストブック(Web 版)を参考に調べて学習しておく

  こと

5 )重症救急患者の管理ついて標準救急医学第 5 版第 4 章を参考にして調べ学習しておくこと

救 急 医 学(選 択 期 間)

- 97 -

6 )外傷例診療について標準救急医学第 5 版第 p361-424 を参考にして調べ学習しておくこと

7 )中毒・熱傷の診療について標準救急医学第 5 版第 p425-451 章を参考にして調べ学習しておくこと

8 )環境要因による救急疾患について標準救急医学第 5 版第 p452-458 を参考にして調べ学習しておくこと

9 )「標準救急医学第 7 章」を参考に調べ学習をしておくこと

復習項目: 1 )実習で理解した地域の救急搬送システムについてレポートにまとめること

2 )実習で経験した救急症例についてレポートにまとめること

3 )実習で担当した担当症例の経過についてレポートにまとめること

4 )抄読会で発表した論文内容を概括すること

オフィスアワー:

高須 朗

PHS:6855

E-mail:[email protected]

大石 泰男

PHS:6137

E-mail: [email protected]

冨岡 正雄

PHS:6858

E-mail: [email protected]

新田 雅彦

PHS:6729

E-mail:[email protected]

谷口 高平

PHS:6926

E-mail:[email protected]

太田 孝志

PHS:6858

E-mail:[email protected]

飯田 亮

PHS:3445

毎週火曜日午後 15:00 ~(救急カンファレンス後)

- 98 -

12:00 13:309:00 15:00 16:3016:00 18:0017:30 22:00

救急医学(選択期間)

救急医療部

(オリエンテーション・講義・実習)

担当:大石、高須

昼食救急医療部

担当:高須、冨岡、新田、飯田、太田

救急医療部

担当:高須、谷口、太田昼食

救急医療部(カンファレンス)担当:高須、冨岡、新田、

谷口、飯田、太田

救急医療部

担当:高須、冨岡、新田、

谷口、太田、飯田

救急医療部

担当:新田、谷口 昼食 第5学年特別講習

救急医療部

担当:冨岡、新田、谷口

救急医療部・医局

(クルズス、8:00 ~)

担当:三嶋

昼食救急医療部

担当:高須、谷口、飯田

救急医療部

担当:高須、新田、太田昼食

症例発表・抄読会担当:高須、新田、太田

- 99 -

担当者名:鈴木富雄(責任者)、浮村 聡、下村裕章、島田史生、三澤美和

実習内容:

 一 般 目 標:医師となるための人格を涵養するとともに感染対策を含む基本的臨床技能を修得する。日常診療でしば

       しば遭遇する疾患や病態に適切に対応できるプライマリ・ケアの能力を育成する。

 行 動 目 標: 1 .外来・病棟実習において患者との良好な関係を築き、医療面接により的確な医療情報を得ることが

         できる。

2 .医療情報に基づいて problem list を作成することができる。

3 .基本的な診察法を習得する。

4 .検査の目的・方法・結果を理解し、結果を解釈できる。

5 .各種疾患の診断方法や治療法を理解し説明できる。

6 .医療チームの一員として安全対策、感染対策の基本を知る。

7 . 問題の指摘、解決に参加できる。

8 .初期診療における臨床推論の実習が主たる目標である。

9 . 受け持ち患者の症例報告を行う。

 具体的内容:外来診療に参加するとともに指導医、研修医で構成する医療チームの一員として参加し、入院患者を受

け持つ。当科の入院患者は不明熱や関節痛などの症候診断で入院してくるものが多い。すなわち診断が

ついていない患者である。患者における医療面接、重要な診察所見、必要な検査について学び臨床推論

の習得を目指す。またエンピリック治療と診断がついた後の治療計画の変更の手法についても学ぶ。ICT

回診で感染症学、感染制御学の基本を知る。

1 .月曜日午前 8 時 30 分に総合診療科教授室に集合し、その場でオリエンテーションを受ける。

2 .外来診療に参加しながら、医療面接、診察法、臨床診断学、治療など内科全般を学習する。

3 .指導医により担当患者の紹介を受ける。指導医の指導の下にチーム医療に参加する。

4 .指導医の指導の下に医療面接、診察、カルテ記載などを行う。

5 .臨床推論のための基礎的知識と鑑別診断の手法を学ぶ。

6 .感染対策室(ICT)回診で、耐性菌や院内感染について学ぶ。

評価方法:共通評価表

受入定員: 2 名(一週間)

注意事項:特になし

初日の集合場所、集合時間:総合診療科鈴木教授室(6 号館地下 1 階) AM8:30

             月曜日が休日の場合は火曜日、同上

予習項目: 1 . 5 年生の時の症候学演習(10回シリーズ)の鈴木の授業プリント

2 .医療面接と身体診察の OSCE で用いたテキストなどの復習

3 . 3 D テキストブックの院内感染のパート

上記の項目について調べ学習をしておくこと。

総 合 診 療 科(選 択 期 間)

- 100 -

復習項目:予習した項目および実習で学習した項目はノートにまとめておくこと。

オフィスアワー:

担当教員①:鈴木 富雄(総合診療科科長)

連絡先:吉田(教授秘書)PHS:6610 Email:[email protected]

担当教員②:浮村 聡(感染対策室 室長、総合診療科医長)

PHS:6160

Email:[email protected]

担当教員③:三澤 美和(総合診療科医長)

連絡先:開かい

出で

(医局秘書)PHS:8062 Email:[email protected]

日時:随時。教員の対応可能な時間帯については、お問い合わせください。

- 101 -

9:00 10:00 13:3013:008:30 14:30 15:30 17:00 18:1517:15 19:00

総合診療科(選択期間)

総合診療科オリエン

テーション(鈴木)

(教授室)

総合診療科外来実習

(鈴木)

(外来)

病棟実習(各種

レクチャーあり)

入院カンファレンス

(鈴木)(総合診療科医局)

勉強会(鈴木)

(総合診療科医局)

総合診療科申し送り(医局)

総合診療科外来実習

(三澤)

(外来)

病棟実習(各種

レクチャーあり)

科長回診

(鈴木)

(総合診療科医局)

総合診療科申し送り(医局)

総合

診療科

病棟実習

ICTミーティング及び回診

(浮村)

(感染対策室)

第5学年特別演習

病棟実習

(各種レクャー

あり)

総合診療科申し送り(医局)

総合診療科外来実習

(下村)

(外来)

病棟実習

(各種レクチャーあり)

救急・外来カンファレンス

(鈴木)(総合診療科医局)

総合診療科申し送り(医局)

総合診療科外来実習

(三澤)

(外来)

病棟実習(各種

レクチャーあり)

科長回診

(鈴木)

(総合診療科医局)

勉強会

(鈴木)

(総合診療科医局)

- 103 -

大 阪 医 科 大 学 学 則

(昭和27年 2 月20日施行)

第 1 章 総   則

(使 命)

第 1 条 本学は、寄附行為の目的に基づき、人類の健康と福祉の維持向上に役立ち、国際的視野を持つ最良の医療専門

職、教育者、あるいは研究者として活躍する人材の育成を使命とする。

(自己評価等)

第 2 条 本学は、その教育研究水準の向上を図り、前条の目的及び社会的使命を達成するため、本学における教育研究

活動等の状況について自ら点検及び評価を行うものとする。

  2  前項の点検及び評価の方法等については、別に定める。

(学部及び大学院)

第 3 条 本学に、医学部医学科及び看護学部看護学科を置く。

  2  医学部医学科の入学定員は112名、収容定員は672名とする。

  3  看護学部看護学科の入学定員は85名、収容定員は340名とする。

第 4 条 本学に、大学院を置く。

  2  大学院に関し必要な事項は、大阪医科大学大学院学則の定めるところによる。

(教育目的)

第 5 条 本学は、豊かな人間性を備え、人類共通の課題である健康の維持増進並びに疾病の予防と克服及び苦痛の軽減

に努める人材、変化する社会に対応し最新の知識と最良の技術を生涯学び続ける人材、及び地域医療から世界に通

じる研究開発にわたる領域で探究心を持って活躍する人材を育成するための教育を実践する。

(修業年限)

第 6 条 医学部医学科の修業年限は、6 年とする。

  2  看護学部看護学科の修業年限は、4 年とする。

(在学年限)

第 7 条 医学部医学科の在学年限は、第 1・2 学年次、第 3・4 学年次、第 5・6 学年次に区分し、各区分において 4 年を

超えることはできず、通算して12年以内とする。

  2  看護学部看護学科の在学年限は、通算 8 年以内とする。ただし、同一年次に 2 年を超えて在学することはできな

い。

(学 年)

第 8 条 学年は、4 月 1 日に始まり翌年 3 月31日に終る。

(学 期)

第 9 条 学年を、次の 2 学期に分ける。

     前期  4 月 1 日から 9 月30日まで

     後期 10月 1 日から翌年 3 月31日まで

(休業日)

第10条 定期休業日は、次のとおりとする。

(1)土曜日及び日曜日

(2)国民の祝日に関する法律(昭和23年法律第178号)に規定する休日

(3)本学創立記念日  6 月 1 日

(4)春季休業(期間は、別に定める。)

(5)夏季休業(期間は、別に定める。)

(6)冬季休業(期間は、別に定める。)

 2 学長は、前項に定めるもののほか臨時の休業日を定めることができる。また、教育上必要と認めた場合は、定期休

業日であっても授業及び試験を行うことができる。

- 104 -

第 2 章 入学及び再入学

(入学等の時期)

第11条 入学及び再入学の時期は、学年の始めとする。

(入学資格)

第12条 本学に入学することができる者は、次の各号のいずれかに該当する者とする。

(1)高等学校(中等教育学校の後期課程を含む。)を卒業した者

(2)通常の課程による12年の学校教育を修了した者

(3)外国において学校教育における12年の課程を修了した者又はこれに準ずる者で文部科学大臣の指定した者

(4)文部科学大臣が高等学校の課程と同等の課程を有するものとして認定した在外教育施設の当該課程を修了した

(5)文部科学大臣の指定した者

(6)大学入学資格検定規程(昭和26年文部省令第13号)により文部科学大臣の行う大学入学資格検定に合格した者

又は高等学校卒業程度認定試験に合格した者

(7)本学の個別の入学資格審査により、高等学校を卒業した者と同等以上の学力があると認められ、18歳に達した

(入学志願手続)

第13条 入学志願者は、所定の入学願書及び別に指定する書類(別表 3 )に定める入学検定料を添えて学長に願い出な

ければならない。

(合格者の選考)

第14条 入学志願者に対しては試験を行い、その成績により合格者を選考する。

(入学手続及び入学許可)

第15条 前条に定める選考の結果に基づき合格の通知を受けた者は、所定の期日までに保証人連署の在学保証書その他

所定の書類を学長に提出するとともに、第36条に規定する入学金及び学費の一部を納入しなければならない。

  2  保証人は、両親又はこれに代る成年に達した親族とする。

  3  保証人は、学生の在学中に係る一切の事項について、責任を負うものとする。

第16条 学長は、前条に定める入学手続を完了した者に、入学を許可する。

(再入学)

第17条 本学を退学した者で、再入学を志願する者については、欠員がある場合に限り、選考の上、相当の学年次に入

学を許可することがある。ただし、再入学の願い出は、退学の日から 4 年以内に限る。

第 3 章 教育課程及び履修等

(教育課程及び履修方法)

第18条 学生が履修すべき授業科目、単位数及び年次配当は、医学部医学科については(別表 1 )とし、看護学部看護

学科については(別表 2 )のとおりとする。

  2  総合的な学力等を判定する試験(統合的な試験)を所定の課程に加えることができる。

(単位の計算方法)

第19条 各授業科目の単位数は、1 単位の授業科目を45時間の学修を必要とする内容をもって構成するものとし、次の

基準により計算するものとする。

(1)講義については、15時間の授業をもって 1 単位とする。

(2)チュートリアルについては、20時間の授業をもって 1 単位とする。

(3)演習については、30時間の授業をもって 1 単位とする。

(4)実験、実習及び実技については、45時間の授業をもって 1 単位とする。

  2  教育上必要があると認めたときは、前項の規定にかかわらず、講義、チュートリアル及び演習については15時間

から30時間、実験、実習及び実技については、30時間から45時間までの範囲の時間の授業をもって 1 単位とするこ

とができる。

( 1 年間の授業期間)

第20条  1 年間の授業を行う期間は、定期試験等の期間を含め、35週にわたることを原則とする。

- 105 -

(履修の認定)

第21条 授業科目の履修の認定は、試験その他の評価により行う。

  2  評価は100点法によって行い、60点以上を合格、59点以下を不合格とし、90点以上を秀(S)、80点以上89点以下

を優(A)、70点以上79点以下を良(B)、60点以上69点以下を可(C)、59点以下を不可(D)と表示する。

  3  不合格となった授業科目については、再試験を行うことがある。

  4  試験及び評価の実施に関し必要な事項は、学部長が当該教授会の議を経て学長に報告し、学長が決定する。

第21条の 2  前条の評価に対してグレード・ポイント(以下、「GP」という。)を設定し、下記の計算式によりGPの

平均値であるグレード・ポイント・アベレージ(以下、「GPA」という。)を算出する。

GPA={(評価を受けた科目のGP)×(当該科目の単位数)}の累計/履修単位数の合計(Dの単位数を含む。)

  2  成績の評価に対するGPは、Sが 4 点、Aが 3 点、Bが 2 点、Cが 1 点、Dが 0 点とする。

(追試験)

第22条 病気その他やむを得ない理由により、試験を受けられなかった者については、追試験を行うことがある。

  2  追試験の実施に関し必要な事項は、学部長が当該教授会の議を経て学長に報告し、学長が決定する。

(既修得単位の認定)

第23条 他の大学を卒業し、又は中途退学し、新たに本学の第 1 学年次に入学した学生の既修得単位については、教育

上有益と認めるときは、その学力を確認した上で本学において修得したものとして認定することができる。

  2  前項の定めにより認定することができる単位は、合計30単位を限度とする。

  3  前 2 項の取り扱いについては、学部長が当該教授会の議を経て学長に報告し、学長が決定する。

(他大学等における授業科目等の履修)

第24条 本学が、教育上有益と認めるときは、他の大学等(外国の大学等を含む。)との協議に基づき、学生に当該大学

等の授業科目等を履修させることができる。

  2  前項の取り扱いについては、学部長が当該教授会の議を経て学長に報告し、学長が決定する。

(履修方法等の細目)

第25条 本学則に定めるもののほか、履修方法、成績評価及び試験等の細目については、学部長が当該教授会の議を経

て学長に報告し、学長が決定する。

第 4 章 休学、復学、転学、退学及び除籍

(休 学)

第26条 病気その他やむを得ない理由により、休学しようとする者は、医師の診断書又は詳細な理由書を添えて、保証

人連署のうえ学長に願い出て、学期単位を原則として休学することができる。

  2  病気その他の理由により修学することが不適当と認められる者については、学長は休学を命ずることができる。

(休学期間)

第27条 休学期間は、引き続き 2 年を超えることができない。

  2  休学期間は、通算して 4 年を超えることができない。

  3  休学期間は、第 7 条に定める在学年限に算入しない。

(復 学)

第28条 休学期間中に、その理由がなくなったときは、学長の許可を得て復学することができる。

  2  復学は、原則として学年又は学期の始めでなければならない。

(転 学)

第29条 他の大学へ、入学又は転入学を志願しようとする者は、保証人連署の上、学長に所定の退学願を提出しなけれ

ばならない。

(退 学)

第30条 病気その他やむを得ない理由により、退学しようとする者は、その事実を証する書類を添え、保証人連署の上、

学長に所定の退学願を提出しなければならない。なお、病気の場合は、校医の診断書又は意見書を添付しなければ

ならない。

(除 籍)

第31条 次の各号のいずれかに該当する者は、当該教授会の意見を踏まえ、学長が決定し、除籍する。

- 106 -

(1)第 7 条に定める在学年限を超えた者

(2)在学年限内に所定の単位を修得できないことが明らかな者

(3)第27条に定める休学年限を超えてなお復学できない者

(4)第36条に定める学費について、納入期限経過後督促してもなお未納の者

(5)長期間にわたり行方不明の者

(6)死亡した者

第 5 章 進級及び卒業

(進 級)

第32条 当該学年次又は当該学期の所定の課程を修了した者については、当該教授会の議を経て、学部長が単位及び進

級を認定し、学長が決定する。

  2  進級に関しては、当該教授会の意見を踏まえ、学長が決定する。

(卒 業)

第33条 第 6 条に定める修業年限以上在学し、医学部医学科においては第18条(別表 1 )に定める所定の単位を修得し、

かつ、総合試験に合格した者には、医学部教授会の議を経て、医学部長が卒業を認定し、学長が決定のうえ卒業証

書及び学士(医学)の学位を授与する。

  2  前項の総合試験に関しては、医学部教授会の議を経て、医学部長が別に定め、学長が決定する。

  3  看護学部看護学科においては同条(別表 2 )に定める所定の単位を修得した者には、看護学部教授会の議を経て、

看護学部長が卒業を認定し、学長が決定のうえ卒業証書及び学士(看護学)の学位を授与する。

第 6 章 賞   罰

第34条 成績優秀操行善良で他の模範であると学長が認めるときは、教授会の議を経て、学生を褒賞することができる。

第35条 教育上必要があると学長が認めるときは、当該教授会の意見を踏まえ、学生に懲戒を加えることができる。

  2  懲戒は訓告、停学及び退学とする。

  3  第 1 項及び前項のほか、懲戒に関し必要な事項は、別に定める。

第 7 章 入学検定料、入学金及び学費

(入学検定料、入学金及び学費)

第36条 入学検定料、入学金及び学費の額は、(別表 3 )のとおりとする。

  2  納入した入学検定料、入学金及び学費は、原則として返還しない。

  3  入学検定料、入学金及び学費は、経済事情の変化によりその金額を変更することがある。

  4  第 1 項にかかわらず、入学時特待生制度等適用者の入学金及び学費については、別に定める。

  5  学費の納入に関する取扱いについては、別に定める。

第37条 追試験及び再試験を受験する者は、1 授業科目につき受験料3,000円を納入しなければならない。

第38条 削 除

(休学の場合における学費)

第39条 休学する者は、指定した期限までに学費のうち在籍料を納入しなければならない。ただし、学期途中に復学し

た者は、当該学費を納入しなければならない。

  2  在籍料の額は、(別表 3 )のとおりとする。

第 8 章 研 究 生

第40条 削 除

(研究生)

第41条 本学開設の授業科目のうち特定分野に関し、研究を行おうとする者があるときは、選考の上研究生として許可

することができる。

  2  研究生に関し必要な事項は、大阪医科大学大学院学則の定めるところによる。

  3  前項に関わらず、看護学部において研究生になり得る者は、看護系の短期大学、看護系専門学校を卒業した者と

- 107 -

同等以上の学力があると認められた者とし、その運用等については、別に定める。

第 9 章 委託生及び聴講生

(委託生及び聴講生)

第42条 本学に委託生を託された場合は、その学歴を選考して許可することがある。

  2  本学開設の授業科目の中から 1 科目又は数科目を選んで聴講することを希望する者があるときは、聴講生として

許可することがある。

  3  委託生及び聴講生に関し必要な事項は、教授会の議を経て、当該学部長が別に定め、学長が決定する。

第10章 海外研究員

(海外研究員)

第43条 本学の海外研究員とならんとするものは、別に定める規則により留学を命ぜられることがある。

第11章 公 開 講 座

(公開講座)

第44条 本学に公開講座を設けることがある。

第12章 学生の福利・厚生

(学生の福利・厚生)

第45条 本学に福利・厚生施設を置く。その規則は、別に定める。

第13章 職 員 組 織

(職員組織)

第46条 本学に学長、学長補佐、学部長、附属病院長、図書館長その他の職員を置く。その規則は、別に定める。

  2  学長は、校務をつかさどり、所属職員を統督する。

  3  学長補佐は、学長の統督の下で教育に関する校務をつかさどる。

  4  学部長は、学長の統督の下で学部に関する校務をつかさどる。

第47条 本学に教育及び研究のための教授、准教授、講師、助教、助手、技術職員等を置く。これらの定員及び資格に

ついては、別に定める。

第48条 本学の事務を処理するため、一定数の事務職員を置く。

第49条 本学の教職員を専任兼任に区別し、その勤務規則は、別に定める。

第14章 教 授 会

(教授会)

第50条 教育研究に関する事項の審議機関として、本学各学部に教授会を置く。

  2  教授会に関し、必要な事項は、別に定める。

第51条 削 除

第52条 削 除

第15章 附 属 施 設

(附属施設)

第53条 本学に図書館を設ける。その規則は、別に定める。

第54条 本学に附属病院を設ける。その規則は、別に定める。

第16章 大学協議会

(大学協議会)

第55条 本学の各学部に共通する事項を協議するために大学協議会を置く。

- 108 -

  2  大学協議会の組織・運営等は、別に定める。

第17章 その他の組織

(その他の組織)

第56条 本学に教育研究に必要なその他の組織を設ける。

  2  個々の組織の使命・構成等は、別に定める。

第18章 そ の 他

(改 廃)

第57条 この学則の改廃は、各学部の教授会及び大学協議会の議を経て、理事会が行う。

附 則

 この改正は、平成30年 4 月 1 日から施行する。

- 109 -

2016年度以前入学者適用

第1学年 第2学年 第3学年 第4学年 計生命科学1(物理学) 6 6 必 修生命科学2(化学) 4 4 〃生命科学3(生物学) 4 4 〃生命科学1実習(物理学) 1 1 〃生命科学2実習(化学) 1 1 〃生命科学3実習(生物学) 1 1 〃人間科学 2 2 〃国際言語文化1(英語) 4 4 〃国際言語文化2(独語) 4 4 〃スポーツ健康科学 1 1 〃情報科学 0.5 0.5 〃数理科学 4 4 〃生命誌 1 1 〃医学概論 1 1 〃医学心理学 4 4 〃セミナー1 2 2 〃セミナー2 2 2 〃医療人マインド 1 1 〃大学コンソーシアム京都・大阪医工薬連環科学遠隔講座人体構造入門コース1(臓器発生学) 2 2 必 修人体構造入門コース2(細胞生物学) 3 3 〃早期体験実習 0.5 0.5 1 〃医学英語 0.5 0.5 0.5 1.5 〃人体構造実習(1)肉眼解剖学実習 5 5 〃人体構造実習(2)組織学実習 2.5 2.5 〃人体構造実習(3)神経学実習 1 1 〃人体の機能1(分子生物学) 2 2 〃人体の機能2(生理学) 5.5 5.5 〃人体の機能3(生化学) 6.5 6.5 〃人体の機能2実習(生理学) 1 1 〃人体の機能3実習(生化学) 1 1 〃病気の成り立ち 3.5 3.5 〃薬物療法 6.5 6.5 〃病原体・生体防御1 1 1 〃病原体・生体防御2 1.5 1.5 〃病原体・生体防御3 4 4 〃医学入門 4.5 4.5 〃循環器 6 6 〃腎・尿路 4.5 4.5 〃呼吸器 4.5 4.5 〃消化器 7.5 7.5 〃血液 3 3 〃内分泌・代謝 4.5 4.5 〃アレルギー・免疫 4.5 4.5 〃皮膚 3 3 〃医学・医療と社会(衛生学・公衆衛生学) 7.5 7.5 〃運動器 4.5 4.5 〃神経 4.5 4.5 〃精神・行動 4.5 4.5 〃地域・産業保健 4.5 4.5 〃感覚器1(眼科) 3 3 〃感覚器2(耳鼻科) 3 3 〃周産期・女性生殖器 6 6 〃成長・発達 4.5 4.5 〃麻酔 1.5 1.5 〃救急 1.5 1.5 〃リハビリテーション医学 1.5 1.5 〃放射線医学治療学・放射線障害 1.5 1.5 〃腫瘍(乳腺含む) 1.5 1.5 〃感染症 1.5 1.5 〃加齢・高齢者 3 3 〃死と科学 3 3 〃研究の楽しみ 0.5 0.5 1 〃基本的臨床技能実習(basic) 1 1 〃診療の基礎とケア1 1 1 〃診療の基礎とケア2 1.5 〃臨床病理学演習 1.5 〃医療倫理SGL 1.5 〃法医学演習 0.5 〃臨床薬理学 0.5 〃BML 1.5 〃内科学 4 〃外科学 3 〃神経精神医学 0.5 〃小児科学 1 〃整形外科学 0.5 〃皮膚科学 0.5 〃泌尿器科学 0.5 〃眼科学 0.5 〃耳鼻咽喉科学 0.5 〃放射線医学 1 〃産婦人科学 1 〃麻酔科学 0.5 〃口腔外科学 0.5 〃臨床検査医学 0.5 〃形成外科学 0.5 〃救急医学 0.5 〃リハビリテーション医学 0.5 〃選択臨床実習 6 〃基本的臨床技能実習(advanced) 0.5 〃

49.0 38.0 54.5 54.5 225.5  〔授業科目の細分〕内科学;内科学Ⅰ、内科学Ⅱ、内科学Ⅲ、内科学Ⅳ外科学;一般・消化器外科学、胸部外科学、脳神経外科学*については大学コンソーシアム京都、大学コンソーシアム大阪、医工薬連環科学遠隔講座のうち2単位修得。

(別表1)

第5学年 第6学年教育課程 授業科目

受講学年次及び単位数必修・選択

 必 修*2

総  合  教  育

選 択 総 合 科 目

2

チュートリアル

1.50.5

1.51.5

43

0.5

0.51.5

0.5

0.50.50.5

10.50.5

0.50.5

6

0.50.50.5

11

臨 床 実 習 等

0.5合 計 23.0 6.5

専   門   教   育

基 礎 コ ー ス

- 110 -

大阪医科大学医学部授業科目履修認定方法及び

学習の評価・進級・卒業に関する細則(平成 9 年 4 月 1 日施行)

(目 的)

第 1 条 この細則は、大阪医科大学学則(以下、「学則」という。)第21条、第22条、第25条、第32条及び第33条の規定

に基づき、医学部の授業科目の履修認定方法及び学習の評価・進級等に関する取り扱いを定めることを目的とする。

(履修届)

第 2 条 学生は、各学年次又は各学期の始めに、その学年次又は学期に開講される選択科目の中から、履修しようとす

る授業科目を定めて、学長に届け出なければならない。

2  前項の届出は、当該授業科目の授業開始後 1 週間以内に学務課に履修届(様式 1 号)を提出することにより行う

ものとする。

3  第 1 項に定める各学年次に開講される授業科目は、別表 1 のとおりとする。

(履修科目の変更・取消)

第 3 条 前条第 1 項の定めにより届け出た授業科目を変更し又は取消をしようとするときは、学長に届け出なければな

らない。

2  前項の届出は、当該授業開始後 2 週間以内に、学務課に履修科目変更・取消届(様式第 2 号)を提出することに

より行うものとする。

(履修の評価)

第 4 条 授業科目の履修の評価は、学則別表 1 の授業科目の細分に従って、当該授業科目の担当の教授、准教授、講師

(以下、「担当教員」という。)が行う。

2  総合的な学力等の評価は、医学教育センター(以下、「教育センター」という。)が行う。

(履修の評価を受ける資格)

第 5 条 前条に定める授業科目の履修の評価を受けるためには、原則として講義については実授業時間の 3 分の 2 以上、

実習、演習及び実技については全ての授業時間に出席していなければならない。

(試 験)

第 6 条 第 4 条に定める授業科目の履修の評価のための試験は定期試験及び臨時試験とし、総合的な学力等の評価のた

めの試験は統合的な試験とする。

2  授業科目の履修の評価のための試験は100点法によって評価し、60点以上を合格、59点以下を不合格とする。

3  第 1 項に定める試験において不合格となった場合は、当該授業科目の担当教員、教育センターが特に必要と認め

た場合、再試験を行うことがある。(再試験受験願の提出を必要とする。)

(定期試験)

第 7 条 定期試験は、別表 1 にしたがい学年末又は学期末に、学長が一定の期間を定めて行う。

2  前項の試験を受けなかった者のうち、当該授業科目の担当教員、教育センターが、病気、災害その他やむを得な

い理由によって試験を受けることができなかったと認定した者については、所定の様式(様式 3 号)による願出に基

づき追試験を行うことができる。

(臨時試験)

第 8 条 臨時試験は、当該授業科目の担当教員、教育センターが必要と認めたとき、適宜行うものとする。

2  臨時試験としての追試験については、前条第 2 項の規定を適用する。

(統合的な試験)

第 9 条 統合的な試験は、別表 1 にしたがい学長が一定の期間を定めて行う。

2  統合的な試験には共用試験、臨床実習履修評価試験、総合試験などが含まれる。

(試験の実施方法)

第10条 試験の実施方法は、定期試験及び臨時試験については当該授業科目の担当教員が、統合的な試験については教

育センターが定める。

- 111 -

(試験に関する不正行為)

第11条 試験に関し不正な行為があったと認められた者については、当該授業科目の試験を無効とし、次の学年への進

級若しくは卒業判定を受けることができない。

(履修の認定及び進級)

第12条 授業科目の履修の認定は、学則別表 1 に掲げる授業科目ごとに当該担当教員が総合的に行う。

2  各第 1 ~第 6 学年次の学年末において、第 1 ~第 2 学年次は単位未修得者、第 3 ~ 4 学年次及び第 6 学年次は単

位未修得者、統合的な試験の不合格者、第 5 学年次は単位未修得者、統合的な試験の不合格者、クリニカルクラーク

シップ総合評価不合格者、以上の者は次の学年次に進級することができない。

3  前項の定めにより進級できなかった者が留め置かれる学年次及び学期は、次の各号のとおりとする。

 (1)第 1 学年次から第 5 学年次においては、当該学年次に留め置く。

 (2)第 6 学年次においては、第 6 学年次に留め置く。(卒業判定がなされた時から臨床実習に参加することができる。)

第13条 前条第 2 項の規定によりそれぞれの年次に留め置かれた者は、第 1 ~ 2 学年次では、当該学年次でみとめられ

なかった授業科目を、第 3 ~ 6 学年次では、当該学年次に履修しなければならない全ての授業科目の授業科目を再履

修し、合格しなければ次の学年次に進級することができない。

(成業の見込のない者)

第14条 学則第 7 条第 1 項の在学年数を超える者は、学力劣等で成業の見込がないと認められる者とみなす。

(改 廃)

第15条 この細則の改廃は、教育センターの発議に基づき、医学部教授会の議を経て、学長が行う。

附 則

この規則は、平成 9 年 4 月 1 日から施行する。

この規則の施行日前に入学した者については、この規則にかかわらず、なお従前の例による。ただし、その者が原級

に留められ、次年度以降の当該学年次の教育課程に移行しているときは、その者に係る次年度以降の教育課程、履修

方法及び卒業要件については、別に定めることができる。

附 則

この規則は、平成13年 4 月 1 日から施行する。

この規則の施行日前に入学した者については、この規則にかかわらず、なお従前の例による。ただし、その者が原級

に留められ、次年度以降の当該学年次の教育課程に移行しているときは、その者に係る次年度以降の教育課程、履修

方法及び卒業要件については、別に定めることができる。

附 則

この規則は、平成14年 4 月 1 日から施行する。

この規則の施行日前に入学した者については、この規則にかかわらず、なお従前の例による。ただし、その者が原級

に留められ、次年度以降の当該学年次の教育課程に移行しているときは、その者に係る次年度以降の教育課程、履修

方法及び卒業要件については、別に定めることができる。

附 則

この規則は、平成15年 4 月 1 日から施行する。

この規則の施行日前に入学した者については、この規則にかかわらず、なお従前の例による。ただし、その者が原級

に留められ、次年度以降の当該学年次の教育課程に移行しているときは、その者に係る次年度以降の教育課程、履修

方法及び卒業要件については、別に定めることができる。

附 則

この規則は、平成16年 4 月 1 日から施行する。

この規則の施行日前に入学した者については、この規則にかかわらず、なお従前の例による。ただし、その者が原級

に留められ、次年度以降の当該学年次の教育課程に移行しているときは、その者に係る次年度以降の教育課程、履修

- 112 -

方法及び卒業要件については、別に定めることができる。

附 則

 この規則は、平成17年 4 月 1 日から施行する。

附 則

 この規則は、平成24年 4 月 1 日から施行する。

附 則

 この改正は、平成30年 4 月 1 日から施行する。

附 則

 この改正は、平成31年 1 月16日から施行する。

- 113 -

(別表1) 2016 年度以前入学者適用 授業科目・統合的な試験と進級・卒業要件

第1学年次

【授業科目】

生命科学1(物理学)、生命科学2(化学)、生命科学3(生物学)、生命科学1実習(物理学)、

生命科学2実習(化学)、生命科学3実習(生物学)、人間科学、国際言語文化1(英語)、

国際言語文化2(独語)、スポーツ健康科学、情報科学、数理科学、生命誌、医学概論、

医学心理学、セミナー1~2、医療人マインド、人体構造入門コース1(臓器発生学)、

人体構造入門コース2(細胞生物学)、早期体験実習

大学コンソーシアム京都・大阪

医工薬連環科学遠隔講座

【進級要件】

全科目の単位を修得すること。単位未修得者は第1学年次へ留年

第2学年次

【授業科目】

早期体験実習、医学英語、人体構造実習(1)肉眼解剖学実習、人体構造実習(2)組織学実習、

人体構造実習(3)神経学実習、人体の機能1(分子生物学)、人体の機能2(生理学)、

人体の機能3(生化学)、人体の機能2実習(生理学)、人体の機能3実習(生化学)、病気の成り立ち、

薬物療法、病原体・生体防御1、病原体・生体防御2

【進級要件】

全科目の単位を修得すること。単位未修得者は第2学年次へ留年。

第3学年次

【授業科目】

医学英語、研究の楽しみ、病原体・生体防御3、チュートリアルコース10科目(医学入門、循環器、

腎・尿路、呼吸器、消化器、血液、内分泌・代謝、アレルギー・免疫、皮膚、医学・医療と社会

(衛生学・公衆衛生学))

【統合的な試験】

総合試験

【進級要件】

全科目の単位を修得し、総合試験に合格すること。単位未修得者あるいは総合試験の不合格者は

第3学年次へ留年。

第4学年次

【授業科目】

医学英語、研究の楽しみ、診療の基礎とケア1、チュートリアルコース16科目(運動器、神経、

精神・行動、地域・産業保健、感覚器1(眼科)、感覚器2(耳鼻科)、周産期・女性生殖器、

成長・発達、加齢・高齢者、死と科学、麻酔、救急、リハビリテーション医学、

放射線治療学・放射線障害、腫瘍(乳腺含む)、感染症)、基本的臨床技能実習(basic)

【統合的な試験】

共用試験(CBT、Pre-CC OSCE)

【進級要件】

全科目の単位を修得し、共用試験に合格すること。

単位未修得者あるいは共用試験の不合格者は第4学年次へ留年。

第5学年次

【授業科目】

診療の基礎とケア2、法医学演習、臨床薬理学、臨床病理学演習、医療倫理SGL、BML、

臨床実習(内科学(内科学Ⅰ、内科学Ⅱ、内科学Ⅲ、内科学Ⅳ)、外科学(一般・消化器外科学、胸部外科学、

脳神経外科学)、神経精神医学、小児科学、整形外科学、皮膚科学、泌尿器科学、眼科学、

耳鼻咽喉科学、放射線医学、産婦人科学、麻酔科学、口腔外科学、臨床検査医学、形成外科学、

救急医学、リハビリテーション医学)

【統合的な試験】

臨床実習履修評価試験

【進級要件】

全科目の単位を修得し、臨床実習履修評価試験に合格すること。単位未修得者、臨床実習総合評価不

合格者あるいは臨床実習履修評価試験の不合格者は第5学年次へ留年。

第6学年次

選択臨床実習、基本的臨床技能実習(advanced)

【統合的な試験】

Post-CC OSCE試験、総合試験、卒業試験①、卒業試験②、大学共通卒業試験

【卒業要件】

Post-CC OSCE試験、総合試験、卒業試験①、卒業試験②、大学共通卒業試験に合格すること。Post-

CC OSCE試験、総合試験、卒業試験①、卒業試験②、大学共通卒業試験の不合格者は第6学年次へ留

年。

- 114 -

配当学年

科目名実務経験のある教員

による授業*1必修・選択 第1学年 第2学年 第3学年 第4学年 第5学年 第6学年

人間科学 必 修 2情報科学 〃 0.5セミナー1 〃 2セミナー2 〃 2大学コンソーシアム京都・大阪医工薬連環科学遠隔講座 生命科学1(物理学) 必 修 6生命科学2(化学) 〃 4生命科学3(生物学) 〃 4生命科学1実習(物理学) 〃 1生命科学2実習(化学) 〃 1生命科学3実習(生物学) 〃 1スポーツ健康科学 〃 1数理科学 〃 6生命誌 ● 〃 1人体構造入門コース1(人体発生学) ● 〃 2人体構造入門コース2(細胞組織学) ● 〃 2.5国際言語文化1(英語) 〃 4国際言語文化2(独語) 〃 4学生研究1 ● 〃 1 コミュニケーション学 〃 2医学概論 ● 〃 1医学心理学・行動科学 〃 3.5医療人マインド ● 〃 1早期体験実習1 ● 〃 0.5  人体の構造1(肉眼解剖学) ● 〃 9人体の構造2(組織学) ● 〃 4人体の構造3(神経解剖学) ● 〃 1人体の機能1(分子生物学) 〃 2人体の機能2(生理学) ● 〃 7人体の機能3(生化学) ● 〃 5.5人体の機能2実習(生理学) ● 〃 0.5人体の機能3実習(生化学) ● 〃 1病気の成り立ち1 ● 〃 4薬物療法1 ● 〃 6.5病原体・生体防御1 ● 〃 1病原体・生体防御2 ● 〃 2医学英語1 〃 0.5 早期体験実習2 ● 〃   0.5専門職連携医療論 ● 〃 1  病気の成り立ち2 ● 〃 1薬物療法2 ● 〃 1病原体・生体防御3 ● 〃 5.5診断学入門 ● 〃 4.5循環器 ● 〃 3腎尿路・男性生殖器 ● 〃 1.5女性生殖器・婦人科腫瘍 ● 〃 2呼吸器 ● 〃 1.5消化器 ● 〃 3血液 ● 〃 1内分泌・代謝 ● 〃 3アレルギー・免疫 ● 〃 2皮膚 ● 〃 2運動器 ● 〃 1.5神経 ● 〃 2精神・行動 ● 〃 2医学・医療と社会 ● 〃 8医学英語2 〃 0.5学生研究2 ● 〃 4.5医療プロフェッショナリズム・コア1 ● 〃 4医学英語 〃 0.5運動器 ● 〃 4.5神経 ● 〃 4.5精神・行動 ● 〃 4.5地域・産業保健 ● 〃 4.5感覚器1(眼科) ● 〃 3感覚器2(耳鼻科) ● 〃 3周産期・女性生殖器 ● 〃 6成長・発達 ● 〃 4.5麻酔 ● 〃 1.5救急 ● 〃 1.5リハビリテーション医学 ● 〃 1.5放射線医学治療学・放射線障害 ● 〃 1.5腫瘍(乳腺含む) ● 〃 1.5感染症 ● 〃 1.5加齢・高齢者 ● 〃 3死と科学 ● 〃 3研究の楽しみ ● 〃 0.5基本的臨床技能実習(basic) ● 〃 1診療の基礎とケア1 ● 〃 1診療の基礎とケア2 ● 〃 1.5臨床病理学演習 ● 〃 1.5医療倫理SGL ● 〃 1.5法医学演習 ● 〃 0.5臨床薬理学 ● 〃 0.5BML   〃 1.5内科学 ● 〃 4外科学 ● 〃 3神経精神医学 ● 〃 0.5小児科学 ● 〃 1整形外科学 ● 〃 0.5皮膚科学 ● 〃 0.5泌尿器科学 ● 〃 0.5眼科学 ● 〃 0.5耳鼻咽喉科学 ● 〃 0.5放射線医学 ● 〃 1産婦人科学 ● 〃 1麻酔科学 ● 〃 0.5口腔外科学 ● 〃 0.5臨床検査医学 ● 〃 0.5形成外科学 ● 〃 0.5救急医学 ● 〃 0.5リハビリテーション医学 ● 〃 0.5選択臨床実習 ● 〃 6基本的臨床技能実習(advanced) ● 〃 0.5

*1 実務経験のある教員による授業科目…下記のいずれかに当てはまる科目・医師として概ね5年以上の実務経験を有する教員が、その経験を十分に授業に活かしつつ実践的教育を行っている授業・オムニバス形式で多様な企業、研究機関、将来連携・協働が見込まれる領域(多職種連携)等から講師を招き実施している授業・臨床実習などを主として実践的医学教育から構成される授業*2 大学コンソーシアム京都、大学コンソーシアム大阪、医工薬連環科学遠隔講座のうち2単位修得。

5

6

2 必 修*2

1

2

3

4

大阪医科大学医学部2019年度開講科目一覧