保全マネジメントシステム(bimms)基本情報管理機能管理責任者向け...

PBBA20140401

(一財)建築保全センター

保全マネジメントシステム(BIMMS)

管理責任者向け操作説明書

１．基本情報管理機能編

（マスタ等を含む）

2014年 4月

基本情報管理機能管理責任者向け操作説明書目次


1. はじめに ...................................................................................................... 1

1.1. 保全マネジメントシステム(BIMMS)の構成..................................................................................... 1

1.2. 各ボタンの表現方法................................................................................................................................. 2

2. ログイン（初回パスワード変更）............................................................... 3

3. ご利用手順 .................................................................................................. 6

3.1. ユーザーグループの作成 ....................................................................................................................... 7

3.2. 新規ユーザーの登録............................................................................................................................... 13

3.3. ユーザーへのユーザーID、パスワードの通知 ............................................................................ 16

3.3.1. 業種マスタデータ ........................................................................................... 20

3.3.2. 法人マスタデータ ........................................................................................... 23

3.3.3. 建物用途マスタデータ .................................................................................... 26

3.3.4. 建物一般事項マスタデータ ............................................................................. 32

3.3.5. 格付マスタデータ ........................................................................................... 34

3.3.6. 予算科目マスタデータ .................................................................................... 37

4. 管理物件の登録 ......................................................................................... 44

4.1. 土地の登録方法 ........................................................................................................................................ 44

4.2. 建物の登録方法 ........................................................................................................................................ 49

4.3. 資産グループの登録方法 ..................................................................................................................... 54

4.3.1. 建物資産グループ登録 .................................................................................... 54

4.3.2. 土地資産グループ登録 .................................................................................... 58

5. メニュー表示のカスタマイズ .................................................................... 62

6. ユーザーへの告知...................................................................................... 63

6.1. ユーザーID、パスワード、契約 ID .................................................................................................. 63

6.2. パスワードの管理方法 .......................................................................................................................... 63

6.3. 保全マネジメントシステム(BIMMS) 操作方法 ......................................................................... 63

6.4. 保全マネジメントシステム(BIMMS)に関するお問い合わせ .................................................. 63



7. 管理物件の新規登録、削除について ......................................................... 64

7.1. 管理物件の新規登録............................................................................................................................... 64

7.2. 管理物件の削除 ........................................................................................................................................ 64

8. 運用上の注意 ............................................................................................. 65

8.1. パスワードの定期変更 .......................................................................................................................... 65

8.2. パスワードの遵守 ................................................................................................................................... 65

9. インポートジョブ設定 .............................................................................. 66

9.1. Excelファイル ......................................................................................................................................... 66

9.2. 一括登録シート_ツール........................................................................................................................ 66

9.3. インポートジョブ設定 .......................................................................................................................... 67

10. システム運営管理 .................................................................................... 69

11. 会計情報出力 ........................................................................................... 70

11.1. 減価償却計算 .......................................................................................................................................... 70

11.2. 会計情報出力 .......................................................................................................................................... 72

12. パスワードポリシー ................................................................................ 74

13. 補足情報 .................................................................................................. 75

13.1. ユーザーグループ情報........................................................................................................................ 75

基本情報管理機能管理責任者向け操作説明書 1

1. はじめに

1.1. 保全マネジメントシステム(BIMMS)の構成

保全マネジメントシステム(BIMMS)は 3つのサービスから構成されています。

①基本情報管理

不動産の所在地、面積、地目、構造、価格、工事・診断履歴、図面等の資産関連書類など、基本的な

不動産情報を管理します。

②施設管理

日常保守業務、設備機器建材台帳、クレーム、エネルギー消費量など、施設管理に必要な情報を管理

します。

1）日常管理

当日の作業報告書を自動作成していく感覚で、建物で発生した事柄や点検結果を管理し

ます。

サブメニューには、（1-1）本日のスケジュール、（1-2）本日の依頼・クレーム、（1-3）

本日の不具合、（1-4）作業日報があります。

2）機器・部材・備品管理

機器・部材・備品の台帳や履歴を管理します。データ分析機能も備えています。メンテ

ナンス要領も種別ごとにデータベース化しておくことができます。

サブメニューには、（2-1）LCC参照、（2-2）メンテ要領・仕様、（2-3）台帳管理、（2-4）

履歴管理、（2-5）データ分析があります。

3）保全計画管理

機器･部材・備品に登録された情報をもとに、修繕周期、更新周期と劣化度、危険度をパ

ラメータとして中長期保全計画を管理します。

サブメニューには、（3-1）簡易中長期保全計画管理、（3-2）中長期保全計画管理があり

ます。

4）依頼・クレーム管理

入居者から報告されたクレームや依頼事項などを管理し、進捗管理、サービス向上、オ

ーナー様へのご連絡に利用します。

サブメニューには、（4-1）依頼・クレーム履歴、（4-2）データ分析があります。


5）エネルギー管理

光熱水費を蓄積し対前年、他建物との比較し、エネルギー面での支出を管理します。

サブメニューには、（5-1）コスト管理、（5-2）データ分析、（5-3）原単位があります。

6）施設運営費管理

施設運営費（管理委託費、清掃費）を前年月、年間目標値と比較し、管理します。

サブメニューには、（6-1）コスト管理があります。

7）メンテナンス計画

保守のスケジュール作成し、予算と実績を管理します。

サブメニューには、（7-1）年間スケジュール、（7-2）月間スケジュール、（7-3）年間予

算実績管理、（7-4）月別コスト実績管理があります。

8）報告書・帳票

日報、月次報告書、年度報告書を作成し、管理します。

サブメニューには、（8-1）日報・月報・年報があります。

③複数施設総合評価・分析（複数物件情報集約）

①～②で収集・集約したデータに基づいて、複数不動産の運用・管理情報および資産戦略立案に必要

な情報を抽出・分析します。

1.2. 各ボタンの表現方法

● 追加ボタン

はマニュアル内では「追加ボタン」と表現します。

● 参照ボタン

はマニュアル内では「参照ボタン」と表現します。

その他のボタンに関しては、ボタンの下にボタン名称が表示されているので、

ここでは特に説明はしません。


2. ログイン（初回パスワード変更）

保全マネジメントシステム(BIMMS)のサイトにアクセスするには、以下の方法で行ってください。

はじめてログインする

保全情報システム(BIMMS) の

サイトにアクセス

IDとパスワードを入力

契約 IDを入力する

パスワードを変更する

スタート

ログインする

保全情報システム(BIMMS) の

サイトにアクセス

IDとパスワードを入力

契約 IDを入力する

スタート


● ログインページのアドレス

保全マネジメントシステム(BIMMS)のログインページを開く場合は、ご利用のブラウザのアドレス欄に

http://www.bimms.jp/bimms を入力してください。

※上記のアドレス入力後に表示される「保全情報センター」のホームページ上の「保全マネジメント

システム」リンクをクリックします。

システムを利用する際には、必ずこのページを参照してください。お知らせ欄にシステム停止等の重

要事項が記載されることがあります。

● ログインページ

保全マネジメントシステム(BIMMS)のログインページでは、契約 ID、ユーザーID、パスワードを入力し

てください。


● 初回ログイン

初回ログイン時、パスワードを変更する画面が強制的に表示されます。

● 登録完了メッセージ

「パスワード変更」ボタンをクリックし、処理完了メッセージ画面が表示されます。


3. ご利用手順

● 管理責任者

・ユーザーグループの作成

・新規ユーザーの登録

・ユーザーへのユーザーID、パスワードの通知

● 管理責任者またはユーザー

・各種マスタデータの登録

・管理物件の登録

※管理責任者とは

契約時にお渡しするユーザーID で、ユーザー管理（ユーザー登録・利用権限設定等）を行うことがで

きます。お名前は、保全マネジメントシステム(BIMMS)申込書の管理責任者となります。

ご利用手順

ユーザーへの ID・パスワード通知

マスターデータ・物件情報の登録

スタート

ユーザーグループの作成

新規ユーザーの登録


3.1. ユーザーグループの作成

● ご利用になるユーザーの権限グループを作成

ユーザーの業務範囲、管理対象物件を想定して、システム利用権限を定義するグループを作成します。

この作業は、管理責任者が行います。例えば、全ての権限を有するスーパーバイザーグループや施設

管理業務にかかわるユーザーグループ、○○地区の物件を担当するグループなど何種類かのユーザー

グループを作成します。

● ユーザーグループ作成方法

左のメニューから環境設定をクリックし、その中のユーザーグループをクリックします。

ユーザーグループリスト画面の「新規登録」ボタンをクリックします。


● ユーザーグループ情報の登録

「ユーザーグループ情報」画面でグループ名、各パッケージ毎のアクセス権、コメントを入力し、「登

録」ボタンをクリックします。


登録が完了すると下記のメッセージが表示されます。「ＯＫ」ボタンをクリックしてください。

「ユーザーグループリスト」画面で登録の確認ができます。


※注意

1. 資産を登録していない、あるいは資産グループ（土地・建物）を作成していない場合、「対象資産

グループ」は「全ての建物」もしくは「全ての土地」を選択します。資産グループとは、管理物件を

グループ分けしたものです。「対象資産グループ」を指定すると、指定した資産グループ内の物件に対

するアクセス権を設定できます。資産グループの作成は、本書 4.3.資産グループの作成をご参照くだ

さい。

2. 「所属ユーザー」は、次の新規ユーザー登録で設定します。ユーザーは必ず 1つのユーザーグルー

プに属します。

3. 土地・建物情報に対して修正・承認を行うユーザには「修正削除」権限と「承認」権限を併せて設

定してください。「承認」権限を与えない場合、土地・建物情報の修正後、「承認」（修正した情報の反

映）を行うことができません。


● アクセス権限について

保全マネジメントシステム(BIMMS)では５つのレベルのアクセス権限が設定できます。画面では、”

、、、、 ”で表現しています。

“ ”（参照不可）の設定では該当するパッケージについて一切の操作ができません。画面自

体が呼び出せません。

“ ”（参照）が設定されているユーザーは情報を参照することはできますが、情報の登録、

修正、削除といった操作はできなくなっています。

“ ”（修正削除）が設定されているユーザーは、参照に加えて情報の登録、修正、削除といっ

た通常の操作が可能です。

“ ”（マスタ編集）が設定されているユーザーは、上記に加えて、関連する機能についてのマ

スタデータ編集が可能となります。

“ ”（承認）が設定されているユーザーは、承認操作および各パッケージで鍵付（“ ”）画面

の参照が可能です。

以上の５つのアクセス権限と機能範囲、対象資産グループ範囲を組合わせることにより柔軟で多様な

利用権限を設定することができます。


管理者別に管理建物、情報のアクセス制限が可能管理者別に管理建物、情報のアクセス制限が可能管理者別に管理建物、情報のアクセス制限が可能

管理者－１管理者－１管理者－２管理者－２管理者－３管理者－３ ( ( 設計事務所設計事務所 ) )

管理者－５０管理者－５０ ( ( ビル管理者ビル管理者 ) ) ・・・・・・・・・・・・

契約物件数契約物件数

総合管理者総合管理者

個人、グループ単位で物件別、情報別の個人、グループ単位で物件別、情報別の

アクセス制御が可能アクセス制御が可能

アクセス権管理責任者アクセス権管理責任者

プロパティプロパティ

基本情報基本情報

ビルマネビルマネ

ポートフォリオポートフォリオ

G1 G1 G G ２２

管理者－１管理者－２管理者－３ ( ( 設計事務所 ) )

管理者－５０ ( ( ビル管理者ビル管理者 ) ) ・・・・・・・・・・・・

契約物件数契約物件数

管理責任者管理責任者

個人、グループ単位で物件別、情報別の個人、グループ単位で物件別、情報別の

アクセス制御が可能アクセス制御が可能

運営管理運営管理

基本情報基本情報

施設管理施設管理複数施設総合評価複数施設総合評価

G1

管理者別に管理建物、情報のアクセス制限が可能

管理者－１管理者－２管理者－３設計事務所

管理者－５０

G1 G G ２２


3.2. 新規ユーザーの登録

● ご利用になるユーザーを登録し、IDを発行

施設管理者など保全マネジメントシステム(BIMMS)をご利用になるユーザーを登録し、IDを発行します。

この作業は、管理責任者が行います。

● 新規ユーザー登録方法

左のメニューから環境設定をクリックし、ユーザー登録をクリックします。

次にユーザーリスト画面の「新規登録」ボタンをクリックします。


ユーザー情報画面で所属するユーザーグループ名（※1）、法人名（※2）、氏名等を

入力し、「登録」ボタンをクリックします。

登録完了メッセージ画面にて登録情報が表示され、「OK」ボタンをクリックします。


ユーザーリスト画面で登録したグループ名（もしくは任意の検索条件）を選択し、「検索」ボタンをク

リックすると、登録の確認ができます。

※注意

1. ユーザーグループ名は未設定のまま新規ユーザーを登録できます。しかし、ユーザーグループを設

定するまでは、そのユーザーは保全マネジメントシステム(BIMMS)を利用できません。

2. 法人名はリストから選択となります。リストにない場合は、「法人マスタ登録」ボタンをクリック

し、法人マスタ情報を登録してください。登録方法は、この操作説明書の ●各種マスタデータの

登録をご参照ください。


3.3. ユーザーへのユーザーID、パスワードの通知

● ユーザーへのユーザーID、パスワードの通知

登録したユーザーにユーザーID、パスワードを通知します。ユーザーID は、ユーザーリスト画面で確

認します。パスワードは、ユーザー情報画面で確認します。この作業は、管理責任者が行います。

※3.2. 新規ユーザーの登録の登録完了メッセージ画面のユーザーID、パスワードを通知することに

より、以降の作業を省略可能です。

● ユーザーへのユーザーIDの通知方法

左のメニューから環境設定をクリックし、その中のユーザー登録をクリックします。次にユーザーリ

スト画面で（検索項目を設定し）、「検索」ボタンをクリックします。


表示されたユーザーリストから、ユーザーIDの確認をします。

各ユーザーにユーザーIDを通知します。

※注意

ユーザーグループ名未設定のユーザーは、保全マネジメントシステム(BIMMS)を利用できません。

「ユーザー管理」より設定してください。


● ユーザーへのパスワードの通知方法

左のメニューから環境設定をクリックし、その中のユーザー登録をクリックします。次にユーザーリ

スト画面で（検索項目を設定し）、「検索」ボタンをクリックし、その中のユーザーID をクリックしま

す。

パスワードリセットをクリックしてパスワードを確認します。

各ユーザーにパスワードを通知します。


● 各種マスタデータの登録

統一性が必要なデータ・分類をマスタデータとして登録します。

管理物件の登録前に行うことをお勧めします。

「基本情報」では、①業種マスタ、②法人マスタ、③建物用途マスタ、④予算科目マスタを用意しま

した。入力項目や検索項目、情報の登録や修正の確定を行う際に利用します。


3.3.1. 業種マスタデータ

法人等の業種情報を管理します。「法人マスタ」等の業種情報はこのマスタデータから選択項目を表示

しています。

● 登録

左のメニューからマスタ編集をクリックしその中の業種マスタをクリックします。

次に業種マスタ画面で「追加」ボタンをクリックします。ボタンをクリックすることで、入力行が１

行追加されます。


「業種マスタ」画面で業種コード、業種・名称を入力し、「修正」ボタンをクリックします。

登録完了メッセージを確認後、「OK」ボタンをクリックします。


業種マスタ画面を表示すると、登録確認ができます。


3.3.2. 法人マスタデータ

法人名、代表住所等を管理します。「土地基本情報」の地権者、「建物基本情報」の所有者・管理者・

設計者・施工者、「連絡先情報」の法人名等、法人名はこのマスタデータから選択します。

● 登録

左のメニューからマスタ編集をクリックし、法人マスタをクリックします。

次に法人リストの画面で「新規登録」ボタンをクリックします。


法人マスタ情報画面で法人名等を入力し、「登録」ボタンをクリックします。

※注意

「ＵＲＬ」は、http://から入力してください。



「法人リスト」画面で検索条件を記入し、「検索」ボタンをクリックすることで、登録確認ができます。


3.3.3. 建物用途マスタデータ

建物用途を分類別に管理します。また各建物用途には、規模を表す単位を一つ登録できます。

「建物基本情報」の建物用途は、このマスタデータから選択します。

● 登録

左のメニューからマスタ編集をクリックし、建物用途マスタをクリックします。

先ず分類を登録します。「建物用途リスト」画面で「分類編集」ボタンをクリックします。


建物用途マスタ情報画面で分類を入力し、「追加」ボタンをクリックします。



「建物用途リスト」画面の「データ編集」ボタンをクリックし、「建物用途分類」画面を表示します。

以下のように分類が追加されます。

建物用途を登録します。建物用途リスト画面で建物用途が属する分類をクリックします。


「建物用途マスタ情報」画面で建物用途を入力し、「追加」ボタンをクリックします。



規模単位を登録します。（「マスタとして利用する」にチェックを付けてください。）

入力ができたら、「修正」ボタンをクリックしてください。



「建物用途リスト」画面で登録の確認ができます。

※注意

1.「マスタとして利用する」にチェックが付いていない建物用途は、建物用途選択時にリストに表示

されません。

2.建物用途マスタには、一般的なマスタデータ（システムマスタ）が既に用意されています。

このシステムマスタは修正・削除ができません。


3.3.4. 建物一般事項マスタデータ

建物基本情報画面の仕様タブに表示されている各項目の内容を管理するマスタです。システムマスタ

以外の項目の内容を自由に編集することができます。

左のメニューからマスタ編集をクリックし、建物一般事項マスタをクリックします。

区分項目のリストボックスから任意の区分名称を選択し、選択した区分に関連する内容を記入します。

その後、「追加」ボタンをクリックします。

● 修正

建物一般事項マスタ画面に表示されている一覧から変更したい内容の修正を行います。修正完了後は

「修正」ボタンをクリックします。


● 利用停止

リスト一覧の対象項目にチェックを付けます。画面上部の対象項目の「利用停止」ラジオボタンを選

択します。画面上部の対象項目の「利用停止中」ラジオボタンを選択し、利用停止中のリスト一覧に

表示されます。

● 利用停止解除

リスト一覧の対象項目にチェックを付けます。画面上部の対象項目の「利用停止解除」ラジオボタン

を選択します。画面上部の対象項目の「利用中」ラジオボタンを選択します。利用中のリスト一覧に

表示されます。


3.3.5. 格付マスタデータ

格付記号、格付定義を信用リスクレベルで格付し、格付マスタデータを管理します。格付マスタデー

タを追加、修正、削除する場合は、リスト値編集画面から設定します。

● 登録

左のメニューからマスタ編集をクリックし、その中の格付マスタをクリックします。格付の設定は格

付項目のテキストボックスに格付記号を入力し、「追加」ボタンをクリックします。


● 修正

「追加」ボタンをクリック後、表示された一覧から修正したい内容の修正を行います。修正完了後は

「修正」ボタンをクリックします。

● 上下移動

上下移動をさせたい情報の対象項目のラジオボタンを選択し、「▲」「▼」ボタンをクリックします。


● 削除

削除したい情報の対象項目のラジオボタンを選択し、「削除」ボタンをクリックします。


3.3.6. 予算科目マスタデータ

工事履歴、予算・収支管理、施設管理一般で使う予算科目を、<B/S>資産/負債、<P/L>収益/費用/その

他損益<CF>収入/支出、<CF>投資活動(資本的支出)/財務活動、それぞれの用途に応じて予算科目・補

助科目・コードで管理します。予算科目・コードを追加、修正、削除する場合は、このマスタから設

定します。

● 登録

左のメニューからマスタ編集をクリックし、その中の予算科目マスタをクリックします。科目、コー

ドの設定は画面上部に表示されている分類別に行いますので、該当の分類を選択後、「検索」ボタンを

クリックします。


● 追加

画面上部の「追加」ボタンをクリックします。「予算科目マスタ情報」画面が表示されます。

● 予算科目マスタ情報の登録

科目区分、予算科目を入力して「登録」ボタンをクリックします。

参照ボタンから、あらかじめシステムマスタに登録されているサンプルデータを選択することもでき

ます。「参照」ボタンをクリックすると、サンプルの科目リストがポップアップ画面で表示されますの

で予算科目を選択し、クリックします。予算科目情報の入力完了後、「登録」ボタンをクリックします。

※注意

「修正」ボタンをクリックするまで、入力した内容は反映されませんのでご注意ください。


● 補助科目の追加

予算科目新規追加後、補助科目を追加する場合は、各予算科目の右側にある「追加」ボタンをクリッ

クします。

「補助科目マスタ情報」画面が表示されますので、補助科目・コードを入力して「登録」ボタンをク

リックします。「参照」ボタンから、あらかじめシステムマスタに登録されている補助科目マスタのデ

ータを選択することもできます。「参照」ボタンをクリックすると、補助科目リストがポップアップ画

面で現れますので補助科目から選んでクリックします。補助科目情報の入力完了後、「登録」ボタンを

クリックします。


● 修正

予算科目、補助科目を修正することができます。コードは「参照」ボタンをクリックし、表示された

一覧から修正したい予算科目、補助科目を選択すると、「予算科目マスタ情報」画面に内容が表示され、

修正を行うことができます。修正完了後は「修正」ボタンをクリックします。


● 利用停止

修正の手順と同様に削除したい予算科目または補助科目の情報画面を表示し、「利用停止」ボタンをク

リックします。

※注意

予算科目を削除すると、その下の補助科目は全て利用停止となります。

既に使用している予算科目、補助科目は利用停止にできません。（「関連するデータがあるためできま

せん。」というメッセージが表示されます。）


● <P/L>費用<CF>支出

①建物情報の工事履歴で利用する補助科目には、履歴チェックボックスをクリックしてチェックを付

けてください。

履歴にチェックが付いていない項目は、工事履歴でも、長期修繕計画の新規登録でも、予算予算科目

選択時にセレクトボックスに表示されません。

②施設管理機能で利用する補助科目には BM利用にチェックを付けてください。

③施設管理機能の依頼・クレーム管理や、機器・部材・備品管理で小口修繕費に集計する科目には、「BM

小口」にチェックを付けてください。


● <P/L>その他損益

①予算科目が収益の場合はプラス、費用の場合はマイナスを「符号」欄で選択してください。

<P/L>その他損益には、補助科目はありません。

● <CF>投資活動（資本的支出）、<CF>財務活動

①建物情報の工事履歴で利用する補助科目には、「履歴」チェックボックスをクリックしてチェックを

付けてください。

②予算科目が収入の場合はプラス、支出の場合はマイナスを「符号」欄で選択してください。


4. 管理物件の登録

保全マネジメントシステム(BIMMS)で管理する土地や建物を登録します。

4.1. 土地の登録方法

左のメニューから資産選択をクリックし、その中の土地選択をクリックします。

次に建物選択画面で「新規登録」ボタンをクリックします。


土地基本情報画面で土地名称等を入力し、「保存」ボタンをクリックします。


保存完了のメッセージ表示後、下記のような画面が表示されます。

（この状態では土地の登録は完了していません。登録を完了する為には必ず承認の操作が必要になり

ます。）

登録した建物名称が土地名称項目の右側に表示されます。


● 最終承認

土地基本情報・承認願いタブ画面にて承認先グループを確認し、「最終承認」ボタンをクリックします。


承認完了後、ステータスが「承認済み」となります。


4.2. 建物の登録方法

左のメニューから資産選択をクリックし、その中の建物選択をクリックします。

「建物選択・登録」画面で「新規登録」ボタンをクリックします。


「建物基本情報」画面で建物情報を入力し、「保存」ボタンをクリックします。


保存完了のメッセージ表示後、下記のような画面が表示されます。（この状態では建物の登録は完了し

ていません。登録を完了する為には必ず承認の操作が必要になります。）

画面上部の建物名称項目に登録した建物名称が表示されます。


● 最終承認

建物基本情報・承認願いタブにて承認先グループを確認し、「最終承認」ボタンをクリックします。


承認完了後、ステータスが「承認済み」となります。


4.3. 資産グループの登録方法

4.3.1. 建物資産グループ登録

建物を管理組織単位等でグループ分けします。建物資産グループは、建物資産の絞込み（建物選択、

複数施設総合評価・分析）やユーザーの建物資産アクセス権設定（ユーザーグループ）、地図表示で利

用します。この作業は、管理責任者が行います。

● 建物資産グループの新規登録方法

左のメニューから環境設定をクリックし、その中の建物資産グループをクリックします。

次に建物資産グループリスト画面で建物資産グループ名称を入力し、「新規登録」ボタンをクリックし

ます。


登録完了メッセージ確認後、登録した建物資産グループ名称の No.をクリックします。

建物資産グループ情報画面で、「資産組入」ボタンをクリックします。


● 資産グループ情報＜資産組入＞

「資産グループ情報＜資産組入＞」画面で、建物資産グループに追加する建物を選択します。先ず建

物リストを表示させる為に、検索条件を指定し（必ず指定する必要はありません）「検索」ボタンをク

リックします。次に追加する建物にチェックを付け、「資産組入」ボタンをクリックします。


登録完了メッセージ確認後、建物資産グループ情報画面に戻ります。追加した建物がリストアップさ

れていることを確認し、キャンセルボタンをクリックします。

建物資産グループリスト画面でコメントを入力し、修正ボタンをクリックします。


4.3.2. 土地資産グループ登録

建物と同様に土地を管理組織単位等でグループ分けします。土地資産グループは、土地資産の絞込み

（土地選択、複数施設総合評価・分析）やユーザーの土地資産アクセス権設定（ユーザーグループ）、

地図表示で利用します。この作業は、管理責任者が行います。

● 登録

左のメニューから環境設定をクリックし、その中の土地資産グループをクリックします。

次に土地資産グループリスト画面で土地資産グループ名称を入力し、新規登録ボタンをクリックしま

す。


登録完了メッセージ確認後、登録した土地資産グループ名称の No.をクリックします。

土地資産グループ情報画面で、資産組入ボタンをクリックします。


● 土地グループ情報＜資産組入＞

「土地グループ情報＜資産組入＞」画面で、土地資産グループに追加する土地を選択します。土地リ

ストを表示させる為に、検索条件を指定し（必ず指定する必要はありません）検索ボタンをクリック

します。追加する土地にチェックを付け、資産組入ボタンをクリックします。


登録完了メッセージ確認後、土地資産グループ情報画面に戻ります。追加した土地がリストアップさ

れていることを確認し、キャンセルボタンをクリックします。

土地資産グループリスト画面でコメントを入力し、修正ボタンをクリックします。


5. メニュー表示のカスタマイズ

● 保全マネジメントシステム(BIMMS)画面左側のメニューは、表示／非表示の設定を自由に行えます。

運営業務、施設管理のメニューに対して、全体またはメニュー毎に表示／非表示の設定が行えます。

この設定は、ご契約者様単位となります。

この作業は、管理責任者が行います。

● メニュー表示のカスタマイズ方法

左のメニューから環境設定をクリックし、メニュー表示カスタマイズをクリックします。

メニュー表示カスタマイズで、表示するメニューにはチェックを付け、表示しないメニューにはチェ

ックを外し、修正ボタンをクリックします。


6. ユーザーへの告知

ユーザーの登録が完了したら、ユーザーへ以下の 4項目を告知してください。

6.1. ユーザーID、パスワード、契約 ID

ユーザーID、パスワード、契約 ID は、保全マネジメントシステム(BIMMS)へログインする時に必要で

す。

ユーザーへの通知については、この操作説明書の「ご利用手順ユーザーへの IDの通知」をご参照く

ださい。

6.2. パスワードの管理方法

保全マネジメントシステム(BIMMS)で管理しているデータは、パスワードによって守られています。ユ

ーザーへは、以下の 3点を告知してください。

・パスワードは非常に大切なもので、きちんと自分で管理してください。

・パスワードの漏洩を防ぐために、定期的に変更してください。

・パスワードを忘れてしまったときは、管理責任者に伝えてください。

パスワードの定期変更、パスワードを忘れたときの対処方法については、このマニュアルの「運用上

の注意」をご参照ください。

6.3. 保全マネジメントシステム(BIMMS) 操作方法

資産の選択・データの修正方法など、保全マネジメントシステム(BIMMS)の使い方については各操作説

明書をご参照ください。

6.4. 保全マネジメントシステム(BIMMS)に関するお問い合わせ

保全マネジメントシステム(BIMMS)に関するお問い合わせは、この操作説明書「お問い合わせ方法」を

ご参照ください。


7. 管理物件の新規登録、削除について

管理物件の登録削除は、保全マネジメントシステム(BIMMS)の中で自由に行えます。

サポート窓口へのご連絡は必要ありません。

7.1. 管理物件の新規登録

管理物件を増やす時は、保全マネジメントシステム(BIMMS)で資産の新規登録をします。新規物件は、

登録と同時に利用できます。

－管理物件の新規登録方法－

この操作説明書の「管理物件の登録」をご参照ください。

7.2. 管理物件の削除

不要になった管理物件は、保全マネジメントシステム(BIMMS)から削除できます。削除を行うと、その

物件の基本情報等のデータや、写真集・電子書庫に登録されている画像・図面などの書類、連絡先デ

ータ等が全て削除されます。契約単位で管理している法人マスタ、建物用途マスタ、費目マスタなど

のデータは残ります。

－管理物件の削除方法－

1. 削除したい資産の基本情報画面を開きます。

2. 「削除」ボタンをクリックします。


8. 運用上の注意

（パスワードの定期変更、パスワードの遵守、パスワードを忘れたら）

保全マネジメントシステム(BIMMS)で管理しているデータは、パスワードによって守られています。パ

スワードは非常に大切なものですから、きちんと管理してください。

8.1. パスワードの定期変更

パスワードの漏洩を防ぐために、パスワードを定期的に変更してください。

－パスワードの変更方法－

1.左のメニューから、「パスワード変更」をクリックします。

2.旧パスワードと新パスワードを入力し、「パスワード変更」ボタンをクリックします。

8.2. パスワードの遵守

プロジェクト等で一時的に利用するユーザーにも、パスワード（ユーザーID）を新規に発行してくだ

さい。プロジェクト終了後に不要となったパスワードを削除すれば、不正なアクセスを防げます。こ

の作業は、管理責任者が行います。

－ユーザーの登録方法－

この操作説明書の「ご利用手順新規ユーザーの登録」をご参照ください。

－ユーザーの削除方法－

1.左のメニューから「環境設定」をクリックし、その中の「ユーザー管理」をクリックします。

2.「ユーザーリスト」画面で検索条件を指定し、「検索」ボタンをクリックします。

3.ユーザーリストから、削除するユーザーのユーザーIDをクリックします。

4.「ユーザー情報」画面で「削除」ボタンをクリックします。

8.3. パスワードを忘れたら

パスワードはユーザー自身が管理します。管理責任者でも、パスワードを調べることはできません。

ユーザーがパスワードを忘れてしまった場合は、パスワードのリセットをして下さい。パスワードが

初回パスワード（ユーザーIDと同じ）に戻ります。この作業は、管理責任者が行います。

－パスワードのリセット方法－

1.左のメニューから「環境設定」をクリックし、その中の「ユーザー管理」をクリックします。

2.「ユーザーリスト」画面で検索条件を指定し、「検索」ボタンをクリックします。

3.ユーザーリストから、パスワードをリセットするユーザーのユーザーIDをクリックします。

4.「ユーザー情報」画面で「パスワード・リセット」ボタンをクリックし、「修正」ボタンをクリ

ックします。


9. インポートジョブ設定

建物基本情報、土地基本情報、建物診断情報、型式台帳（仕様）、機器台帳（機器・劣化）、法人マス

タ、建物資産グループ、土地資産グループ、工事履歴、エネルギー、運営管理費の各項目のデータを

Excelの所定のフォーマットで作成し、BIMMSシステムへインポートする機能を提供します。

9.1. Excelファイル

インポート対象の各項目のデータは以下の Excelファイルに入力します。

Excelファイルにデータを入力する際は、マクロを有効にして開いてください。マクロを有効にしない

場合は、入力チェックが動作しないためインポート時にエラーが発生する可能性が高くなります。

● 一括登録シート（2014年度版）.xls

建物基本情報、土地基本情報、建物診断情報、型式台帳（仕様）、機器台帳（機器・劣化）、法人マス

タ、建物資産グループ、土地資産グループの各項目のデータを入力します。

● 一括登録シート（工事履歴）.xls

工事履歴の各項目のデータを入力します。

● 一括登録シート（エネルギー）.xls

エネルギー、運営費管理の各項目のデータを入力します。

※注意

Excelファイルの名称は変更しないでください。一括登録シート_ツールが正しく動作しなくなります。

入力データにマスタ登録が必要なデータが含まれている場合、事前にマスタ登録されていることを確

認してください。

9.2. 一括登録シート_ツール

一括登録シート_ツール.xlsを使用して、データを入力した Excelファイルを読み込みインポートジョ

ブ設定画面で取り込める形式のファイルを作成します。

● インポートファイルを作成

一括登録シート_ツール.xlsをマクロを有効にして開きます。

一括登録シート（2014年度）、一括登録シート(工事履歴)、一括登録シート(エネルギー)に対して以下

の操作を行います。

「参照」ボタンをクリックし、インポート対象のファイルを選択します。（ファイル名称は固定のため

名称を変更しないでください。）ファイルを選択するとシート名が表示されるためインポートを行うシ

ートを選択します。（デフォルトは全てのシートが選択されています。）

インポート対象のシートを選択後、ファイル出力パスの「参照」ボタンをクリックしてファイル出力

パスを選択します。

「インポートファイル作成」ボタンをクリックすることにより、ファイル出力パスに指定したフォル

ダに import.zipファイルが作成されます。


※注意

import.zip ファイルの更新権限がない状態で「インポートファイル作成」ボタンをクリックした場合

は、エラーとなり import.zipが作成されません。「インポートジョブ設定」画面で import.zipを選択

している場合などは、import.zipファイルの更新権限がない状態となります。

9.3. インポートジョブ設定

一括登録シート_ツール.xlsにて作成された import.zipファイルを BIMMSシステムにインポートしま

す。

左メニューからシステム連携をクリックし、その中のインポートをクリックすると、「インポートジョ

ブ設定」画面が表示されます。


● ファイルをインポート

ファイルの「参照」ボタンをクリックし、import.zipファイルを選択後、「登録」ボタンをクリックし

て下さい。

状態が「実行中」となり、バックグラウンドでインポート処理が実行されます。

インポート実行中は画面を切り替えても処理が継続されます。

インポート処理が完了すると、状態が「正常終了」または「異常終了」になります。

「異常終了」になった場合は、インポートログをダウンロードしてエラー箇所を修正後、再度、イン

ポートファイルの作成から実施してください。

エラーの対処方法については、別紙「インポートジョブ設定エラー対処方法」を参考にしてください。

● インポート履歴を検索

インポートジョブ設定画面で状態を選択し(必須ではない)「検索」ボタンをクリックすると、指定し

た状態のインポート履歴を検索することができます。

● インポート履歴を削除

インポートジョブ設定画面で削除欄を選択し、「削除」ボタンをクリックするとインポート履歴を削除

することができます。

※状態が実行中の履歴の削除はできません。

● インポートログをダウンロード

インポートジョブ設定画面でログのリンクをクリックすると、インポートログをダウンロードするこ

とができます。


10. システム運営管理

毎日定時にシステム運営管理データを契約 ID ごとに CSV ファイル出力し、システム内に保存します。

各ユーザーは、各々が所属する契約 IDの運営管理データを取得できます。

左メニューからシステム運営管理をクリックすると、「システム運営管理」画面が表示されます。

● 運営管理データを検索

「システム運営管理」画面を表示して、文書名や利用年月(必須ではない)を設定し、「検索」ボタンを

クリックして下さい。各月のシステム運営管理データが表示されます。

● 運営管理データをダウンロード

「システム運営管理」画面でシステム運営管理データを検索後、ファイル名のリンクをクリックして

下さい。システム運営管理データのダウンロードができます。


11. 会計情報出力

土地固定資産情報、建物固定資産情報、付帯設備固定資産情報を集計し CSVファイルに出力します。

また、減価償却計算を実施することにより、指定した時点での残存簿価を計算し保存できます。

左メニューから会計情報出力をクリックすると、「会計情報出力」画面が表示されます。

11.1. 減価償却計算

定額法という方法で選択した資産に対し減価償却計算を行います。また、計算年度月項目にて年度月

を変更し、計算することもできます。

● 減価償却計算を実行

「会計情報出力」画面を表示して、建物コードや用途(必須ではない)などを設定し、「検索」ボタンを

クリックすると、出力対象一覧が表示されます。対象欄を選択、計算年度月を設定し、「減価償却計算」

ボタンをクリックしてください。計算年度月時点の残存簿価が計算されます。


● 減価償却結果を確認

「建物基本情報」画面の価格タブをクリックすると、簿価欄の残存簿価項目に減価償却計算後の簿価

が表示されます。

注）資産価値の増加の算定

資産価値の増加額、増加事由、増加後簿価については、資本的支出の予算科目の工事費入力により、

価値が増加したとして算定します。

会計情報出力において、その増加額、増加事由、増加後簿価が出力されます。


11.2. 会計情報出力

土地情報と建物・付帯設備情報を分けて CSV ファイル出力します。土地情報は１行で１つの土地情報

を出力します。建物情報は１行で１つの建物情報を出力し、続けて同じ建物の付帯設備情報の全集約

情報行を出力、次に、区分・種別毎に集約した情報を出力します。付帯設備は区分・種別分出力され

るため、複数行出力されます。建物・付帯設備情報は行毎に意味合いが異なる情報を出力するため、

先頭行に情報名称を追加します。

● 会計情報を出力

「会計情報出力」画面が表示して、建物コードや用途など(必須ではない)を設定し、「検索」ボタンを

クリックすると、出力対象一覧を表示します。対象欄を選択し、「減価償却計算」ボタンをクリックす

ると、「減価償却計算が正常に完了しました。」のメッセージが表示されます。「OK」ボタンをクリック

すると減価償却計算が完了します。減価償却計算後、対象欄を選択し、さらに土地情報欄、建物・付

帯設備情報欄を CSVへの出力対象として選択し、「会計情報出力」ボタンをクリックしてください。選

択した条件に従い土地情報、建物・付帯設備情報の会計情報が出力されます。


● 土地情報出力イメージ

土地情報は１行で１つの土地情報を出力します。

● 建物・付帯設備情報出力イメージ

建物情報は１行で１つの建物情報を出力し、続けて同じ建物の付帯設備情報の全集約情報行を出力、

次に、区分・種別毎に集約した情報を出力します。付帯設備は区分・種別分出力されるため、複数行

出力されます。建物・付帯設備情報は行毎に意味合いが異なる情報を出力するため、先頭行に情報名

称を追加します。


12. パスワードポリシー

パスワードの設定条件や、有効期間、ログイン試行回数などを設定します。この設定は、全ユーザー

に適用されます。左メニュー環境設定のパスワードポリシーを選択し、「パスワードポリシー」画面を

表示します。各項目について、有効／無効の選択、条件を設定します。

● 文字列の組み合わせ

ユーザーがパスワードを設定する際の設定ルールを、画面表示のよう6つの条件で設定します。

● パスワード有効期限

定期的にパスワードを変更させたい場合に設定します。有効期限が切れると、パスワード変更が必須

になります。また、パスワード有効期限が切れる10日前より、ログイン後にパスワードの変更を促す

メッセージを表示します。

● ログイン試行最大回数

指定した回数、連続してログインに失敗すると、ユーザーIDが利用停止になります。初期値は30回で

すが、1～999回まで任意で設定できます。

● パスワードリセット時

設定すると、パスワードがリセットされた際、対象ユーザーに新パスワードをメールでお知らせしま

す。

● 利用停止の解除時

設定すると、利用停止解除時に、対象ユーザーに新パスワードをメールでお知らせします

● 利用停止の時

ユーザーID が利用停止になった時、設定項目の「有効」を選択した場合は、対象ユーザーと管理責任

者に、「無効」を選択した場合は、対象ユーザーのみにメールで通知します。


13. 補足情報

13.1. ユーザーグループ情報

この機能は特定ユーザーに対して様々な権限を与えることが可能です。ただし、この機能を使用でき

るのはスーパーユーザーのみです。法人マスタ、部門・部署マスタ、部屋・室名マスタに関しては、

個別にマスタ編集権限を与えることが可能です。これらのマスタ権限は修正削除、承認、対象資産グ

ループに関しては選択できません。そのため初期表示画面で選択不可能としてます。

法人マスタ、部門・部署マスタ、部屋・室名マスタの特定のマスタに対してのみ権限を与えたい場合

は、基本情報管理のマスタ編集、施設管理情報のマスタ編集にチェックを付けずに特定のマスタ編集

にのみチェックを付けてください。法人マスタ、部門・部署マスタ、部屋・室名マスタは参照不可、

参照に関係なく、マスタ編集にチェックを入れると、そのマスタに関しましては編集権限が与えられ

ます。個別にマスタ権限を与える必要がない場合は、チェックを付ける必要はありません。


機能範囲説明

基本情報管理

土地基本情報基本情報管理の土地基本情報に対しての権限を与え

ます。

土地基本情報（電子書庫）基本情報管理の土地基本情報（電子書庫）に対しての

権限を与えます。

建物基本情報基本情報管理の建物基本情報に対しての権限を与え

ます。

建物基本情報（電子書庫）基本情報管理の建物基本情報（電子書庫）に対しての

権限を与えます。

施設管理

日常管理施設管理の日常管理に対しての権限を与えます。

機器部材備品管理施設管理の機器・部材・備品管理に対しての権限を与

えます。

依頼クレーム管理施設管理の依頼クレーム管理に対しての権限を与え

ます。

中長期保全計画管理中長期保全計画管理に対しての権限を与えます。

エネルギー管理

・維持管理運営費

施設管理のエネルギー管理。維持管理運営費に対して

の権限を与えます。

メンテナンス計画施設管理のメンテナンス計画に対しての権限を与え

ます。

報告書帳票施設管理の報告書・帳票に対しての権限を与えます。

複数施設

総合評価分析

土地基本情報複数施設総合評価・分析の土地基本情報に対しての権

限を与えます。

土地基本情報（電子書庫）複数施設総合評価・分析の土地基本情報（電子書庫）

に対しての権限を与えます。

建物基本情報複数施設総合評価・分析の建物基本情報に対しての権

限を与えます。

建物基本情報（電子書庫）複数施設総合評価・分析の建物基本情報（電子書庫）

に対しての権限を与えます。

運営管理複数施設総合評価・分析の運営管理に対しての権限を

与えます。

施設管理複数施設総合評価・分析の施設管理に対しての権限を

与えます。

保全技術情等保全技術情等に対しての権限を与えます。

法人マスタ

マスタ編集のチェックボックスにチェックすると法

人マスタに関しては編集権限を持たせることが可能

です。

部門・部署マスタ

マスタ編集のチェックボックスにチェックすると部

門・部署マスタに関しては編集権限を持たせることが

可能です。

部屋・部名マスタ

マスタ編集のチェックボックスにチェックすると部

屋・室名マスタに関しては編集権限を持たせることが

可能です。

システム運営管理

編集削除のチェックボックスにチェックするとシス

テム運営に関しては該当自治体のファイルをダウン

ロードできる権限を持たせることが可能です。

会計情報出力

編集削除のチェックボックスにチェックすると会計

情報に関しては減価償却計算や会計情報を帳票に出

力できる権限を持たせることが可能です。

システム連携

編集削除のチェックボックスにチェックするとイン

ポートジョブに関しては編集権限を持たせることが

可能です。


｢お問合せ方法｣

保全マネジメントシステム(BIMMS)に関するお問い合わせは、下記窓口までお願いします。

お問い合わせの前に、契約 ID、ユーザーIDをご確認ください。

● 総合窓口

（一財）建築保全センター

『ＢＩＭＭＳ保全マネジメントシステム』担当

住所東京都中央区新川 1-24-8

TEL 03-3553-0070

FAX 03-3553-6767

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