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Geographical Survey InstituteGeographical Survey InstituteH16 GISデータの標準化実践セミナー in 東京

クリアリングハウスとメタデータ

竹本孝

国際航業株式会社

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内　　容

はじめに

１．クリアリングハウスとメタデータ

２．JMP2.0の解説～日本版メタデータプロファイル～

３．地理情報クリアリングハウスの紹介

４．JMPエディターによる実演

５．JMPの登録手順

６．まとめ

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はじめに－講演内容の位置付け

地理情報標準地理情報標準○○事務所○○事務所○○事務所

××県××県××県

△△市△△市△△市

情報共有仕組みの一つ仕組みの一つ

クリアリングハウスとメタデータクリアリングハウスとメタデータ【１日目【１日目13:0013:00--14:0014:00】】

データ製品仕様と作成手順データ製品仕様と作成手順【１日目【１日目14:0014:00--16:1516:15】】

データ品質評価データ品質評価【２日目【２日目10:0010:00--12:0012:00】】

各事業分野の各事業分野の

データ製品仕様と事例データ製品仕様と事例

■■ 統合型統合型GISGIS⇒【２⇒【２日目日目13:0013:00--14:0014:00】】

■■ 道路、都市計画分野道路、都市計画分野⇒【２日目⇒【２日目14:0014:00--14:4514:45】】

■■ 農政分野農政分野⇒【２日目⇒【２日目15:0015:00--15:3015:30】】

■■ 下水道、固定資産分野下水道、固定資産分野⇒【２日目⇒【２日目15:3015:30--16:1516:15】】

□河川、港湾分野、・・・□河川、港湾分野、・・・

計画計画－要求事項の明確化－要求事項の明確化

設計設計－データ製品仕様作成－データ製品仕様作成

発注（実施）発注（実施）－データ整備－データ整備

検査検査－品質評価－品質評価

成果管理・公開成果管理・公開－メタデータ登録、データ提供－メタデータ登録、データ提供

調査調査－－既存データ調査既存データ調査

●●の施設管理のためのデータを整備したい！

利用できるデータはないかな？！

作成したデータを他部門に提供なきゃ！

データ整備の発注をしよう！

データ仕様を決めなきゃ！

データの検査をしなきゃ！

事業の流れ事業の流れ講演内容の位置付け講演内容の位置付け

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１．クリアリングハウスとメタデータ

1.1.　クリアリングハウスとは

1.2.　地理情報クリアリングハウス

1.3.　クリアリングハウスの定義

1.4.　メタデータとは

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1.1.クリアリングハウスとは

例えば・・・

東京東京地図地図

------ YAHOO YAHOO ホームページよりホームページより ------

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<!<!DOCTYPE html PUBLIC "DOCTYPE html PUBLIC "--//W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" //W3C//DTD XHTML 1.0 Transitional//EN" "DTD/xhtml1"DTD/xhtml1--transitional.dtd">transitional.dtd"><html <html xmlnsxmlns="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:="http://www.w3.org/1999/xhtml" xml:langlang="="jaja" " langlang="="jaja">">

<head><head>

<<META nameMETA name="description" content="="description" content="「「Mid-Tokyo Maps」は東京東京

の中心部を軸にした、インターネット上の“新しい地図地図”を公開。歴史・国際比較

など様々な観点から東京を再発見します。">"><<META nameMETA name="keywords" content="="keywords" content="東京、森ビル、建築、都市計画、東京、森ビル、建築、都市計画、

街づくり、都市政策、職住近接、高層化、高度利用街づくり、都市政策、職住近接、高層化、高度利用">"><<title> title> MIDMID--TOKYO MAPSTOKYO MAPS </title></title>

</head></head></html></html>

『 META name 』の“東京“、”地図”の検索の結果、『 MID-TOKYO MAPS 』のタイトルが表示される。

『 META name 』の“東京“、”地図”の検索の結果、『 MID-TOKYO MAPS 』のタイトルが表示される。

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メタデータ

メタデータ

サーバ

メタデータ

インターネット

サーバ

メタデータ

国土地理院地理情報DB

△△省□□研究所空間DB

◇◇大学研究データ

★★株式会社DB

地方公共団体○○DB

クリアリングハウスを利用したデータ検索のイメージ

クリアリングハウスを利用したデータ検索のイメージ

【質問】「○○市の土地利用情報について教えて下さい。」

【回答】「○○市の○○大学がこんな内容のデータを持っています。」

メタデータ

1.2.地理情報クリアリングハウス

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1.3.クリアリングハウスの定義

クリアリングハウス（Clearinghouse）手形交換所。商品取引における清算業務を行う機関。

情報センター。情報を収集・提供する機関。--三省堂・デイリー新語辞典より—

JIS X 0701【ドキュメンテーション用語（基本概念）】の定義では・・・資料及びデータを収集し，保存し，報知し，利用できるようにする機関。このときの資料及びデータは，利用者を他の情報源に導くものであることもあるし，完結済み，進行中又は計画中の研究・調査研究であることもある。

空間情報の分野では・・・空間情報をターゲットとし、空間情報の概要を知る

このときの空間情報は、必ずしもデジタルデータではない

空間情報の概要は、メタデータを参照する

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1.4.メタデータとは

製品に関する説明情報

消費者が製品を購入する

とき、何を基準に購入する

かを考える！！

価格

内容

製造年月日

製造者

etc…

地理情報A

こんな地理情報が欲しい！

地理情報B

地理情報C

題名：地理情報A形式：ベクトルデータ範囲：太平洋全域

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２．JMP2.0の解説

2.1.　JMP2.0の位置づけ

2.2.　JMP2.0の構成

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2.1.JMP2.0の位置づけ

ISO19115－メタデータ；国際標準

地理情報標準第２版（JSGI2.0 ）

JMP2.0 ～ Japan Metadata Profile ～

国内での利用を前提　

JSGI2.0の「拡張規則」を

もとに、コアメタデータを拡張主に品質情報

今後のメタデータ整備は、

「JMP2.0を推奨」

コアメタデータ(約50項目)

JMP2.0(約70項目)

ISO19115包括的メタデータ(約400項目)

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2.2.JMP2.0の構成

JMP2.0日本版メタデータプロファイルJ MP2 .0 Jap an Meta data P r ofi l e

保守情報Maintenance information

データ品質情報Data quality information

配布情報Distribution information

範囲情報Extent information

参照系情報Re ference s yst em i nfo rmat ion

系譜情報Lineage information

識別情報Identi ficatio n informa ti on

計測単位Units of Measure

引用と責任者情報Citation respons ibleParty information

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2.2.JMP2.0の構成

メタデータに関する情報メタデータそのものに関する情報

データの問合せ先情報データの所有者や配布者などの問合せ先に関する情報

データの識別情報データを一意に識別するための情報

データの範囲情報データの含まれる空間的、時間的な範囲に関する情報

データの配布情報データを配布する際のデータフォーマットや配布形態に関する情報

データの品質情報データの品質に関する情報

必須

オプション

必須

必須

オプション

オプション

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３．地理情報クリアリングハウスの事例紹介

3.1. 国土地理院・クリアリングハウス

3.2. 水情報国土データセンター・クリアリングハウス

3.3. 東京湾環境情報センター・クリアリングハウス

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3.1.国土地理院のクリアリングハウス

１

クリアリングハウス

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『ノード接続』の場合は、ここ

から入る

『ノード接続』の場合は、ここ

から入る

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東京都

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20042000

３

土地台帳計画主題分類について

４

境界

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すべてを選択

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東京都－都市計画

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『東京都－都市計画』のデータ概要を閲覧できる。

『東京都－都市計画』のデータ概要を閲覧できる。

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特徴

複数のクリアリングハウス（ノードサーバー）に対して分散検索が可能

ノードサーバー構築キットを無償配布

メタデータエディタ（JMP2.0対応）を無償配布

利用状況

登録団体＝７省１２機関５団体（１９サイト）

クリアリングハウスへのメタデータ登録件数＝６９，０００件

２００３年度中のアクセス件数＝７０，０００件

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ノードサーバ登録状況

京大、地図センター、ＮＳＤＩＰＡ、日本建設情報総合センター、北海道地図株式会社

その他

宇宙航空研究開発機構、奈良文化研究所文部科学省

環境省環境省

大臣官房官庁営繕部、国土情報整備室、土地・水資源局、海上保安庁、気象庁、国土地理院

国土交通省

経済産業省、産業技術総合研究所経済産業省

農林水産省農林水産省

厚生労働省厚生労働省

総務省総務省

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3.2.水情報国土ﾃﾞｰﾀ管理ｾﾝﾀｰ・ｸﾘｱﾘﾝｸﾞﾊｳｽ

河川局ホームページからリンク

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水文水質データベース、川の防災情報データベース、河川環境データベース、ダム湖環境データベース　を横断検索

水文水質データベース、川の防災情報データベース、河川環境データベース、ダム湖環境データベース　を横断検索

河川の情報を一括して検索


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水系別、河川別に検索

水系別、河川別に検索

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記載データを取得した場所、データの責任者の情報、実データの種類・内容を記載

記載データを取得した場所、データの責任者の情報、実データの種類・内容を記載

水文水質データベース川の防災情報河川環境データベースダム湖環境データベース

オンラインで各データベースにリンクしてデータを入手できる

オンラインで各データベースにリンクしてデータを入手できる

河川用にメタデータを作成記載データを取得した場所、

データの責任者の情報

河川用にメタデータを作成記載データを取得した場所、

データの責任者の情報

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東京湾の環境情報のワンストップサービスを実現す東京湾の環境情報のワンストップサービスを実現する総合情報サイト（ポータルサイト）の整備が重要る総合情報サイト（ポータルサイト）の整備が重要

3.3.東京湾環境情報センター･ｸﾘｱﾘﾝｸﾞﾊｳｽ

クリアリングハウスによるメタデータの共有

東京湾の環境再生を効率的に推進する上では、海域環境情報の共有とその有効活用が必要

管理機関ごとにデータの内容を規定しているため、他機関と不統一

データに関する権利・問合せ先が不明確データ収集・変換・更新・管理に多大な労力が必要

従来型の

データベース

A大学

B省

C県

個別 DB

個別 DB

個別 DB

課題

国土交通省関東地方整備局港湾空港部による取り組み

センターの設立背景 http://www.tbeic.go.jp

これまでは、すべての環境データを一括管理

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メタデータ詳細表示

ＧＩＳによる調査地点地図表示

検索画面

項目検索

地図検索

キーワード検索※同義語の同時検索

クリアリングハウスによる検索と結果表示

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東京湾における情報共有の仕組み

学習機能

リアルタイム情報配信機能

情報公開機能

水質

生物

地形

GIS

気象

海象観測日：年月日観測時刻： 18時有義波高： 1.2

有義波周期：～平均波向：～

（）流速上層：～（）流向上層：～

風向：～風速：～

有義波高

有義波周期

流向(上層)

流速(上層)

風向風速平均波向

有義

波波

高(m)

ｈ時間( )

××年**月**日

0時 6時 12時 18時 24時

1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12

1.5 1.5 2.0 3.0 0.5 1.2 1.8 2.0 1.4 0.9 0.5 0.8

13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24

0.6 0.9 1.5 2.0 1.5 1.2

（）観測状況最新データグラフ・データ配信

インターネット

東京湾環境情報センター


メタデータメタデータメタデータ

情報共有機能

水・底質データ検索機能

メタデータDB

メタデータ

東京湾環境情報センター東京湾環境情報センター管理運営：関東地方整備局港湾空港部管理運営：関東地方整備局港湾空港部

情報公開機能情報共有機能

環境データ環境データ



データ取得者


センターで定義した環境情報標準によるデータ整備推奨！　　⇒標準データ

センターが提供するツールによりメタデータを作成。センターへ登録！

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東京湾で定義したメタデータ項目 ※　　　　必須項目※　　　　必須項目

実データを説明する情報

概要(目的、要約など )

問い合わせ先(実データ作成者名、住所など )

観測項目(項目分類、測定項目など )

空間範囲(調査地点座標、調査範囲など )

時間範囲(実データ調査期間 )

参照系(座標記述に用いた座標系 )

フォーマット(データ形式など )

配布方法(実データの提供方法など )

品質情報(データ作成履歴など )

記述言語(実データを記述言語など )

実データ名称(報告書、論文名称など )

メタデータを説明する情報

作成者(実データ作成者名、住所など )

作成日(項目分類、測定項目など )

記述言語(メタデータを記述している言語など )

利用成果に関する情報

利用者情報(利用成果の作成者名、住所など )

フォーマット(データ形式など )

配布方法(利用成果の提供方法など )

クルーズ情報(船名、航海名など )

備考(コメント )

JMP2.0を基本とし、海域環境項目を拡張

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今後の活動プラン

海域環境情報標準の発行

標準データ利用ツール（可視化・フォーマット変換）の開発　

環境情報の利用成果を情報提供者へフィードバック

環境情報の共有促進

環境情報の利活用促進

情報・人・活動のネットワーク構築

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４．JMPエディターによる実演

機能JMP2.0データ作成

JMP1.1a⇒JMP2.0変換

サンプルデータ地図情報レベル2500データ

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JMP2.0全般

JMP2.0ﾒﾀﾃﾞｰﾀｴﾃﾞｨﾀｰ

JMP2.0変換ツール

ｸﾘｱﾘﾝｸﾞﾊｳｽﾉｰﾄﾞ構築のツール集

クリアリングノードサーバ構築キット

JMP2.0の仕

様書、解説書、サンプルデータ

JMP2.0の仕

様書、解説書、サンプルデータ

エディター、マニュアルなど

エディター、マニュアルなど

JMP1.1aか

らの変換ツール、マニュアル

JMP1.1aか

らの変換ツール、マニュアル

ノードサーバ構築ツール、マニュアル、など

ノードサーバ構築ツール、マニュアル、など

５．メタデータの登録手順

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５．メタデータの登録手順

ﾉｰﾄﾞｻｰﾊﾞ構築ｷｯﾄのﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ

JMP2.0ｴﾃﾞｨﾀｰのﾀﾞｳﾝﾛｰﾄﾞ

ﾉｰﾄﾞｻｰﾊﾞの構築、登録、接続

指定フォルダーに登録

国土地理院HP

JMP2.0のデータ作成

終了

地理院登録申請

助言等

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６．まとめ

クリアリングハウスおよびメタデータ整備の意義既存データの調査や入手が非常に容易になる

利用者ニーズに即したデータ調達の機会増加

データの品質向上

、など

GISｱｸｼｮﾝﾌﾟﾛｸﾞﾗﾑ2002-2005の推進

政府保有の地理情報は、2003年度までにメタデータを整備

し、クリアリングハウスに登録するよう努める。

情報共有のファーストステップ

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６．まとめ

行政機関（担当者）は何をすべきか？メタデータの整備

新規にデータ整備をする際には、メタデータ作成を含める。

既存データの修正の際も同様とする。

可能であれば、既存データ、既存資料のメタデータを作成する。

クリアリングハウスの構築各機関でのクリアリングハウス（ノードサーバ）の構築と国土地理院ゲートウェイへの接続

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将来的な展望

クリアリングハウスは、メタデータの検索だけではなく、実データの登録、管理、入手までの総合的なサービスの提供

６．まとめ

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ご静聴ありがとうございました!!

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