レセプトオンライン請求

マニュアル

（レセプト・総括出力マニュアルと合わせてご覧下さい）

株式会社スカイ・エス・エイッチ

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21 年 9 月 第 2 版

－ 目次 －

1.返戻……………………………………………………………………………1

1-1.返戻の処理方法………………………………………………………1

1-2.月遅れの処理方法………………………………………………………3

1-3.返戻分の総括表印刷……………………………………………………5

2.送信するレセプトファイルの作成………………………………………10

2-1.レセプトデータの作成方法…………………………………………10

2-2.確認およびファイルの形成方法………………………………………14

3.送信の準備…………………………………………………………………20

3-1.オルカＶＰＮサービスの接続…………………………………………20

4.レセプトデータの送信……………………………………………………22

4-1.レセプト送信の方法……………………………………………………22

4-2.請求状況の確認…………………………………………………………33

4-3.請求確定…………………………………………………………………35

4-4.オンライン受領書の印刷………………………………………………37

5.「受付不能」または「要確認件数」が１件以上表示されている場合…………42

5-1.結果リストの印刷……………………………………………………………42

5-2.請求取消………………………………………………………………………46

6.送信、作業終了……………………………………………………………………48

6-1.ログアウト……………………………………………………………………48

6-2.オルカＶＰＮサービスの接続終了…………………………………………50

- 1 -

1.返戻

オンライン請求においても、返戻は紙レセプトです。

返戻分は、紙レセプトに直接修正を行い、返戻分だけの総括表を作成して、

編綴を行い、再請求します。

※【43 請求管理】までの処理方法は、紙レセプトと同じです。

『レセプト・総括表マニュアル』を参照して下さい。

1-1.返戻の処理方法

①業務メニュー画面【43 請求管理】

②『診療年月』『患者番号』を入力します。

③『請求年月』に返戻レセプトを一緒に請求する診療年月

『返戻年月』に返戻があった年月（レセプトが医療機関に到着した年月

等）を入力します。※入力もれにご注意下さい

請求区分は『1 未請求』のままにしておきます。

例）２０年７月に２０年４月診療のレセプトが返却されて、２０年６

月診療分レセと一緒に提出する場合。

- 2 -

④【 登録 】【 ＯＫ 】

①

②

- 3 -

1-2.月遅れの処理方法

月遅れ（保留など）で、一度も請求を行っていないレセプトは、当月分の

レセプトと一緒にオンライン請求します。

※この処理も、上記の返戻と同様、【43 請求管理】までの処理方法は、紙

レセプトと同じです。『レセプト・総括表マニュアル』を参照して下さ

い。

①業務メニュー画面【43 請求管理】

②『診療年月』『患者番号』を入力します。

③『請求年月』に返戻レセプトを一緒に請求する診療年月

『返戻年月』は 空欄 にします

空欄にする事により、対象レセプトが請求月のレセプトと一緒なったレ

セプトファイルを作成することができます。

請求区分は『1 未請求』のままにしておきます。

例）２０年４月診療分のレセプト（月遅れ）を２０年６月診療分レセ

プトと一緒に提出する場合。

空欄で

- 4 -

④【 登録 】【 ＯＫ 】

①

②

- 5 -

1-3.返戻分の総括表印刷

①業務メニュー画面【44 総括表・公費請求書】

②『診療年月』の枠に出力したい診療年月、『請求年月日』に総括表、公費

請求書に記載したい年月日を入力します。

『対象帳票』枠は、選択状態（選択ボタンが窪んでいる）のままにしてお

きます。

③右下【印刷開始】

- 6 -

④ここでは【F11 印刷しない】

⑤処理を開始します。

処理が終了したら【F1 戻る】

- 7 -

⑥真ん中下【再印刷】

- 8 -

⑦帳票別に一覧が出現します。

出力したい帳票の用紙（色紙）をプリンタのトレイに入れ、該当帳票をクリック

して選択し、右下【 印刷 】

【 ＯＫ 】印刷がはじまります。

・再印刷指示画面

※最新の処理は、一番上に表示されているグループです。

対象帳票の枚数は『頁数』枠に表示されています

※

- 9 -

＜社保＞

再印刷画面にて『社保総括表[返戻分]』をクリックして印刷を行なって

下さい。

＜国保＞

再印刷画面で対象の総括表をクリックして、右下【 印刷 】

【F10：プレビュー】で一度画面に総括表を表示させてから内容を確認し、

対象の総括表を印刷して下さい。

【F10：プレビュー】【F12：プレビュー】

左側番号をクリックし青く反転させる。右下【 印刷 】

- 10 -

2.送信するレセプトファイルの作成

レセプトファイル作成の前に・・・

必ず【42 明細書】で一括作成を行ってください。

方法は明細書出力と同じです。

印刷指示画面（一覧）の画面で

『レセプト種別不明』に件数が出現してないか必ず確認

をしていただき、右下【 印刷 】【F11：印刷しない】で処理をしてください。

これは、レセプト提出月の保険や診療の訂正を行っている可能性があ

る場合、レセプト一括作成を再度行なうことで、入力に矛盾がないか

どうかを確認しています。

また『レセプト種別不明』に件数が出現したままレセプトファイルの作成を

行っても、『レセプト種別不明』に表示されているレセプトデータが作成さ

れません。

『レセプト種別不明』のレセプトは必ず訂正を行って、再度【42 明細書】

で一括作成を行ってください。

2-1.レセプトデータの作成方法

①業務メニュー画面【F44総括表・公費請求書】

②『診療年月』と『請求年月』を確認します。

- 11 -

③画面下部の

『レセプト電算システム提供データ・公費ＣＳＶ提供データ』の

『ファイル出力先』の右側「▽」をクリックして、

『3 システム管理設定場所（フロッピィ用）』を選択してください。

- 12 -

④社保、国保ごとに作業を行ないます。

社保を作成する場合は【社保レセ電】

国保を作成する場合は【国保レセ電】を押下もしくはクリック

します。

※以下、社保の場合での画面説明です。

（国保の場合でも方法は同じです。）

『社保分（入院外）のレセプト電算データを作成します（症状詳記の印

刷を指定）』

とガイダンスが出現しますので、【F11 印刷しない】

①

②

- 13 -

⑤処理画面が出現します。

『処理が正常に終了しました』とガイダンスが表示されたら処理終了です。

【F1：戻る】

- 14 -

2-2.確認およびレセプトファイルの確定方法

① 画面の右上部角の【 ＿ 】をクリックします。

ここにＯＲＣＡの画面がある状態です。

- 15 -

⑦全画面左上部の をクリックします。（注）

- 16 -

⑧画面が出現しますので、画面左上部の『ブックマーク』をクリックして、表示さ

れる内容の中の【ＯＲＣＡプログラム】をクリックします。

ここをクリックして

←クリック

- 17 -

⑨画面が出現しますので【オンラインデータ確認】をクリック

します。

- 18 -

⑩レセプトファイルのデータ内容が表示されます。内容確認後

をクリックしてください。

※

提出年月、提出先、件数を確認して下さい。

※当月診療以外のデータを入れた場合は、一覧に該当患者があるか確認

してください。

※提出年月は実際に提出される年月が表示されます。（診療月ではあり

ません。）

※ボタンの

はレセプトフォルダの名称になります。（「H2105」は提出年月です）

- 19 -

⑪画面左上部に「正常終了しました」と表示され、レセプトファイルの作

成が完了しました。

【閉じる】をクリックしてください。

● 国保の画面

※再度レセプトを作成した等、同月に［データを「01_H2105_国保連」

に移す］をクリックすると、「ファイルが存在します」と表示されます。

「上書きする」をクリックしてください。

※

- 20 -

3.送信の準備

3-1.オルカＶＰＮサービスの接続

①送信するパソコンの本体にＵＳＢトークンを差込みます。

②画面左側にある「オルカＶＰＮサービス」のアイコンをダブルクリック

します。

ダブルクリック

- 21 -

③画面が出現したら「接続」をクリックします。マウスアイコンが時計

の形状のままのこともありますが、そのまま進めることができます。

④オルカＶＰＮサービス接続用パスワードを入力します。

⑤「接続の状態」が「接続」に変わります。ここで１分程度時間がかかる

こともあります。これで送信のための準備ができました。

- 22 -

4.レセプトデータの送信

※以下、説明画面の「東京都」を医療機関様の府県に読み替えてくださ

い。

4-1.レセプト送信の方法

①画面左手にある「オンライン請求・（府県名）」のアイコンをダブルクリ

ックします。

ダブルクリック

- 23 -

②「オンライン請求システム」の最初の画面が表示されます。

請求先をクリックします。

※以下、社保支払基金での画面です。

国保連合会への請求画面、方法も同じです。

③『請求』をクリックします。

- 24 -

④ユーザＩＤを入力して、クリックでパスワードの枠にカーソルを移動

させます。

パスワードを入力し、『ログイン』をクリックします

12345678

9

｜

ユーザＩＤ入力後

クリックして

カーソル移動してください

12345678

******** パスワードを入力後

「ログイン」を

クリック

- 25 -

⑤トップ画面が出現します。

『レセプト送信（①）』をクリック、その後下に表示される『医科（②）』

をクリックします。

⑥送信画面が出現しますので、『ＡＰＳあり』のまま、『実行』をクリック

します。

①

②

- 26 -

⑦メッセージが表示されます。

もしも・・・

以下の様な確認メッセージが出現した場合はクリックでチェックを入れて

『はい』をクリックしてください

- 27 -

⑧パスワードの要求画面が出現するので『了解』クリックします。

※パスワードの入力の必要はありません。

注）上記の画面の了解をクリック後

この画面から一定時間動かない場合は

４８ページ「6-1.ログアウト」を行った後

２２ページ「4-1.レセプト送信の方法」からやり直してください。

⑨送信するレセプトフォルダを選択します。

『参照』をクリックします。

※入力しないで「了解」をクリック

- 28 -

⑩上部、参照右側の▼をクリックします

⑪「receden」と表示されているフォルダをクリックします。

クリック

- 29 -

⑫参照の枠が「reseden」に変わります。

該当のレセプトフォルダをクリックし『開く』をクリックします。

フォルダの名称の「H2108」は提出年月であり診療年月ではありません。

②クリック

⑬ファイルの選択画面に戻ります。

選択したフォルダが表示されているか確認をしてから、『読込』をクリッ

クします。

①該当の

レセプトフォルダを

クリック 提出月を選択

- 30 -

⑭メッセージが表示されます。

⑮読込終了のメッセージが表示されるので送信をクリックします。

⑯レセプトデータ送信中のメッセージが表示されます。

- 31 -

⑰送信完了のメッセージが表示されたら『ＯＫ』をクリックします。

⑱送信完了の画面表示の『ＯＫ』をクリックします。

- 32 -

⑲トップ画面に戻ります。

処理状況が表示されます。

- 33 -

4-2.請求状況の確認

①トップページの『請求状況（①）』をクリック、その後下に表示される『医

科（②）』をクリックします。

①

②

- 34 -

②請求状況が表示されます。

③「送信レセプト件数」および「要確認件数」を確認します。

★「受付不能」および「要確認件数」がどちらか１件でも表示されてい

る場合

エラーがあり、修正が必要です。

４２ページの「5.「受付不能」または「要確認件数」が１件以上表

示されている場合」を行ってください。

★件数が０件（エラーなし）の場合

次の「請求確定」に進みます。 次のページ ３５ページ

- 35 -

4-3.請求確定

ここからの説明は「受付不能」と「要確認件数」が０件の場合で請求

確定をする方法です。

①「請求状況」の『請求確定（エラー分を含む）』をクリックします。

②『実行』をクリックします。

- 36 -

③「請求確定画面」が表示されますので『ＯＫ』をクリックします。

④画面は「請求状況」に戻ります。

「請求状況」の枠に「請求済（エラー分を含む）」の表示があれば請求確定

完了です。

- 37 -

4-4.オンライン受領書の印刷

①「請求確定件数」枠の件数をクリックします。

②「オンライン受領書」の画面の左上の「入院外分へ」をクリックします。

- 38 -

③「オンライン受領書」の入院外分が表示されます。

印刷レイアウトをクリックします。

④印刷をします。

画面左上のファイルをクリックします。

- 39 -

⑤印刷をクリックします。

⑥印刷をクリックします。

プリンタより「オンライン受領書」が出力されます。

- 40 -

⑦印刷が終了後、レイアウト画面の右上の×をクリックして画面を閉じ

ます。

⑧「オンライン受領書」の画面に戻るので、画面の右上の×をクリックし

て画面を閉じます。

- 41 -

ひきつづき社保もしくは国保を送信する場合は一度ログアウトを行います。

①画面左側の「ログアウト」をクリックします。

②確認画面の「ＯＫ」をクリックします。

③ログアウトが完了し請求先の最初の画面が表示されます。

終了する場合は、画面左上の×をクリックしてください。

２２ページの「レセプトデータの送信」から作業を再度行って、２３ページの②で

基金もしくは連合会を選択してください。

社保、国保ともここまでの作業が終了すればオンライン請求の完了で

す。

４８ページの「6.送信、作業終了」に進んでください。

- 42 -

5. 「受付不能」または「要確認件数」が１件以上表示されている場合

エラー内容のあるレセプトの件数です。

エラー内容の確認を行い、送信したレセプトデータを取り下げ（請求

取消）、ＯＲＣＡで修正、レセプト一括作成、「ＯＲＣＡプログラム－

オンラインデータ確認」での「データを「01_H**_**_支払基金」（また

は国保連）に移す」をクリック後、再度レセプトデータを送信します。

5-1. 結果リストの印刷

・エラー内容を確認します

①件数が上っている「受付不能」「要確認件数」枠の件数をクリックします。

- 43 -

②結果リストが表示されます

・「受付不能」のみ件数が表示されている場合

【受付処理結果リスト】が表示されます。

・「要確認件数」のみ件数が表示されている場合および「受付不能」と「要

確認件数」の両方の件数が表示されている場合は

【受付・事務点検ＡＰＳ結果リスト】が表示されます。

※「受付不能」の内容と「要確認件数」の内容が一緒に表示されます。

- 44 -

以下、【受付処理結果リスト】【受付・事務点検ＡＰＳ結果リスト】は同じ

印刷方法です。

③「受付・事務点検ＡＰＳ結果リスト」画面が表示されます。

表示内容を印刷する場合画面左上の「印刷レイアウト」をクリックしま

す。

④印刷を行います。

画面左上のファイルをクリックします。

- 45 -

⑤印刷をクリックします。

⑥印刷をクリックします。

プリンタより「受付処理結果リスト」または「受付・事務点検ＡＰＳ結

果リスト」が出力されます。

- 46 -

5-2.請求取消

請求取消を行います。

①「請求取消」ボタンをクリックします。

②「請求取消内容確認」画面が出現しますので「実行」をクリックします。

③確認画面が出現しますので「ＯＫ」をクリックします。

- 47 -

④画面は「請求状況」に戻ります。

請求状況枠が「取消済」に変わります。

エラー内容を元にＯＲＣＡで修正、レセプト一括作成、

「ＯＲＣＡプログラム→オンラインデータ確認」での

「データを「01_H**_**_支払基金」（または国保連）に移す」をクリッ

ク後、再度レセプトデータを送信します。

（１０ページよりやり直しとなります。）

- 48 -

6.送信、作業終了

6-1.ログアウト

①画面左側の「ログアウト」をクリックします。

②確認画面の「ＯＫ」をクリックします。

- 49 -

③ログアウトが完了し請求先の最初の画面が表示されます。

終了する場合は、画面左上の×をクリックしてください。

- 50 -

6-2.オルカＶＰＮサービスの接続終了

①「終了」をクリックします。

②「終了しますか？」と表示が出現します。

「はい」をクリックしてください。

③接続状態が「切断」に変わります。

右上の × で終了します。

- 51 -

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