ハーモニーフェスタ2018ハーモニー春日部の事業紹介(平成30年4月1日~平成31年3月31日)...
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特集 :ハーモニー事業に潜入◆子育て支援講座(家族編/出産編) ◆男性の料理教室(男のグルメ/お父さんの昼ご飯)■平成30年度 実施事業紹介 ■ハーモニー相談 ■ハーモニー利用案内 ■女性の貧困を考える ■ハーモニーフェスタ2019開催のお知らせ
【主な内容】
発行日:平成 31年1月 1日(年1回発行)
201914「ハーモニー春日部」は春日部市男女共同参画推進センターの愛称です。女性と男性の調和(ハーモニー)やセンターと街の調和を願って名付けられました。また、男女が社会の対等な構成員として和音を奏でるという意味も込められています。
春日部市男女共同参画推進センター「ハーモニー春日部」で開催された、「ハーモニーフェスタ2018」。様々な情報提供と交流の場として、たくさんの人が集いました。 国で定めた男女共同参画週間に合わせ毎年6月、より多くの方に当センターを知っていただき、男女共同参画に関する様々な情報提供することを目的として、実行委員会の主催で開催しました。
ふれあい ささえあい たすけあい
ハーモニーフェスタ2018平成30年6月18日(月)~24日(日)
共にいきいきみんなで行こう! ハーモニー春日部
親子で作ろうパッチンカエル(講師 : 杉山充男氏)
夢追いコンサート(生バンドによる演奏)
風呂敷の包み方教室(講師 : 五十嵐和子氏)
男女共同参画基調講演会「再度見直そう、日本女性の底力」(講師 : 文京学院大学名誉教授 山下泰子氏)
君も今日からミュージシャン(共栄大学の皆さん)
ハーモニーコンサート〈ヴァイオリンとピアノの演奏〉(演奏 : 桜井大士氏、松田琴子氏)
9月2日(日)、午前は1歳未満の子どもを持つご家族を対象に「家族編」、午後は出産を控えたご夫婦を対象に「出産編」と題して、2部構成の子育て支援講座を行いました。当日は雨にも関わらず、多くのご家族に参加いただきました。 「家族編」のテーマは、①離乳食で陥りやすいトラブル②断乳・卒乳についての2つ。「出産編」のテーマは、①ペア・ストレッチ②もうすぐパパになるあなたへ(妊娠中の妻に寄り添い、育児の準備をしましょう)の2つ。皆さん熱心に学ばれていました。以下、当日のアンケートよりご意見・ご感想を紹介します。
10月、11月と計4回にわたり、男性の料理教室を開催しました。 料理は初めてという心配顔のお父さんも、やってみたら意外と簡単!?出来上がった料理と記念撮影後、ノンアルコールビールでカンパ~イ!そして自慢の料理に舌鼓み、和気あいあい楽しく過ごされました。これを機に色々な料理に挑戦されてみてはいかがでしょうか。
「家族編」♡ 離乳食についてよくある相談内容を聞けてよかったです。♡ 卒乳・断乳の失敗談を聞けて勉強になりました。♡ 偏食・遊び食べが気になっていましたが、そのような時は 止めて良いと解り気が楽になりました。♡ 断乳・卒乳についてもう少し詳しく聞きたいと 思いました。
「出産編」♡ 普段やらないストレッチが出来て、良い運動になりました。♡ 男性同士の意見交換などがあり、貴重な時間でした。♡ 情報を共有する機会を作れて良かったです。♡ 仕事で疲れていても、妻の話を聞く時間を作りたいです。♡ もう少し色々なストレッチを覚えたいと思いました。♡ ママ同士でディスカッションする時間が欲しかったです。
特集 : ハーモニー事業に潜入◆【子育て支援講座】家族編/出産編
◆【男性の料理教室】男のグルメ/お父さんの昼ご飯
「家族編」断乳・卒乳のお話
「出産編」ペア・ストレッチ
調理実習風景 ノンアルでカンパ~イ!自慢の手まり寿司
たいへんおいしくできました
■この講座の目的は、出産・子育ての情報を提供することで、不安やストレスを解消・和らげたりすると同時に、夫や家族の協力が一番大切であることを認識していただくことです。皆さんから好評と感謝の言葉をいただきました。
■ハーモニー春日部の事業紹介(平成30年4月1日~平成31年3月31日)「とても楽しく、有意義で良かった」など多くの感想をいただきました。今後開催する事業(*)については、対象の方の参加をお待ちしています。問い合わせはハーモニー春日部まで。
■ハーモニー相談 ■ハーモニー利用案内◇ 女性総合相談 毎週 月・火・水・金曜日 10:00~15:00(電話/面接)
◇ 女性のからだ・母乳・育児相談 毎週 木曜日 13:00~16:00(電話/面接)
◇ 女性のカウンセリング相談 毎月 第1・2・3土曜日 12:00~16:00(面接のみ)
◇ 女性のための法律相談(市内在住/1回限り/時間30分) 毎月 第4土曜日 13:00~16:00(面接のみ)
◆ 男性のための相談 毎月 第1日曜日 13:00~16:00(電話/面接)
【開館時間】【休 館 日】
【利用対象】
【団体利用】
8:30~21:30年末年始のみ(12月29日~1月3日) ※施設管理上の理由などにより臨時に休所する場合が あります。
男女共同参画社会を目指す目的で活動する市内在住・在勤・在学者の団体等(情報ライブラリーは個人での利用が可能です)事前の登録が必要です。登録申し込みは、ハーモニー春日部までお問い合わせ下さい。
事 業 名 実 施 日 対 象 内 容 講師/感想など
ハーモニーフェスタ
女性のためのエンパワーメントセミナー
子育て支援講座~家族編~
男性のための家事支援講座
メンズアクション セミナー
~出産編~
子育て支援講座
*男女共同参画
*男女共同参画セミナー
~子育て編~
「親子工作教室」
2018
平成30年 6月18日㈪ ~24日㈰
平成30年 10月 7日㈰ 10月14日㈰ 11月 3日㈯ 11月10日㈯
平成30年 12月15日㈯
平成30年 7月 5日㈭10:00~12:00
平成30年 9月 2日㈰10:00~12:00
14:00~16:00
平成30年 11月25日㈰13:00~15:30
10:00~12:30
10:00~12:30平成31年 1月27日㈰13:00~15:00平成31年 2月17日㈰10:00~12:00
【テーマ】「ふれあい ささえあい たすけあい」
ペア・ストレッチもうすぐパパになるあなたへ
男性の料理教室
生き生きライフで、生涯現役!
イクメン(イクジイ)料理教室
【講演会】 笑いと健康 ~考え方次第で幸せになれる!~
段ボールで 恐竜を作ろう
~作ってみたら結構面白い~
10月:男のグルメ料理11月:お父さんの昼ご飯
~パパ(おじいちゃん)と一緒にクリスマスランチを作ろう~
~人生100年時代を迎えて~
効率的な求人の探し方と注意点
ハーモニーフェスタ 実行委員会
【共催】 埼玉県女性キャリアセンター
【講師】 キャリアカウンセラー
【講師】 春日部保健所 地域活動栄養士会
【講師】 春日部保健所 地域活動栄養士会
【講師】 杉山 充男 氏
【講師】 産業カウンセラー
本多 正樹 氏
【講師】 真打講談師
神田 蘭 氏
就職を希望する女性
初産の妊婦と夫
男性
男性
小学生とその保護者(父親・祖父)
利用団体及び一般の方
小学生とその保護者
5カ月~1歳未満児とその家族
☆コンサートに感動 しました。
☆家でも早速作って みます。
☆家族の協力が大切と 認識しました。
~共にいきいき みんなで行こう! ハーモニー春日部~
一般の方
離乳食で陥りやすいトラブル断乳・卒乳について
【講師】 管理栄養士/ 春日部地区助産師
講演会
■ハーモニー春日部案内図■
豊野工業団地行きバスに乗り約10分「ハーモニー春日部」にて下車
お問い合わせ・申し込み
・ハーモニー春日部のホームページができました。
・フェイスブックページは、ホームページの をクリック!または で検索を!
www.harmonykasukabe.jp ぜひご覧ください。
指定管理者 株式会社コンベンションリンケージ
本誌は再生紙を使用しています。
春日部市男女共同参画推進センター「ハーモニー春日部」〒344-0063 春日部市緑町3-3-17 電話048-731-3333 FAX048-733-0071
両親の不和、母の家出を目にしてきた子供は、我が家の「里子」になりました。「お家に帰りたい」とは一度も口にしませんでした。今も続く子供の虐待、育児放棄の報に胸が痛みます。女性の地位向上、家庭崩壊をなくすため、ハーモニー春日部が、これからも男女、特に女性を支援する場と認知され利用されるよう、誌面で尽力していきたいと思います。 編集員代表:角田 範夫
■女性の貧困を考える
編 集 後 記
ハーモニー春日部Facebook ページ
ハーモニー春日部
市立医療 センター市立医療 センター
一ノ割駅
一ノ割駅
◆春日部駅東口より(朝日バス)
◆無料駐車場がございますのでご利用ください。
昨年のテレビドラマ『健康で文化的な最低限度の生活』は、人が命を繋ぐ最低限度生活をするためのセーフティーネット、生活保護がテーマでした。視聴率は低かったそうですが、福祉の面で貧困問題を考える上で良い機会になったのではないでしょうか。
今、雇用問題は国の課題になっています。総務省統計局「平成29年労働力調査年報」の正規・非正規社員年齢構成別男女の比率に注目してみると、男性では正規社員が15~24歳で約6割と低いものの(これも大きな問題)、15~64歳では8割以上の男性が正規社員で、65歳以上でも3割が正規社員で働いています。しかし、女性は出産・子育てがあるとしても、子育て、介護の社会的整備が不十分なこともあり、全体の年代で約6割が非正規雇用です。 では、なぜ女性に非正規雇用者が多いのか。正規雇用になるためのハードルは高いのです。そこには女性差別があります。一番わかりやすい事例として、先日の医科系大学での女性受験者の一律減点などは記憶に新しいでしょう。女性差別は今始まったことではないことぐらい、
2019年6月17日(月)~ 23日(日)の開催を予定しています。講演会やコンサートなど、多くの方に楽しんでいただける企画を用意しています。是非お越しください。
■ハーモニーフェスタ2019開催のお知らせ
誰もが知っています。女性も男性も日常生活の中で、意識しないで差別していることが問題なのです。 子育て中ぐらい、仕事を辞めて、できる範囲で働けば良いと考える女性もいますが、夫と死別したときや、暴力・ギャンブル等で離婚に至った時、女性が一家を支えるだけの収入を得ることは、中年の男性が再就職するより難しいのです。現在の日本のシングルマザーの就労年収は平均約200万円という現状、その中での子育ては心身共に疲弊します。 また、単身女性の場合は、同じ条件でもジェンダーによるストレスで精神を病む比率は、男性より高いといいます。女性の差別と貧困は見えないから問題なのです。樋口一葉の「たけくらべ」をご存知の方も多いでしょう。流麗な文章の中に、女性の不幸は当たり前の世界として表現されています。
自分の周りにはそのような人はいない、と思っているあなたに、今も続く「見ない、見えない」当たり前を考えて欲しいのです。