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マニアル Nero WaveEditor

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マニュアル Nero WaveEditor

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Nero WaveEditor

著作権および商標情報

著作権および商標情報

ここに記載されるソフトウェアと同様に、本マニュアルはライセンスの一部として提供され、使用許諾書に従ってのみ使用または複製することが許されます。 同梱のソフトウェアおよび本マニュアルの内容は、事前の通知なしに変更される場合があります。

Nero AG 社は、本マニュアルの正確さに関していかなる責務も負わないものとし、保証の範囲を超える一切の請求を拒否します。

本マニュアルとその内容のすべては、著作権によって保護されており、Nero AG 社に著作権が帰属しています。

無断転載を禁止します。 また、このマニュアルの内容は、国際著作権条約により保護されています。 Nero AG

社の書面による許可なしに、本マニュアルの一部または全部の複製、配布、複写を禁止します。

プロジェクトに挿入または転写しようとしている既存の画像、写真、ビデオ、音楽タイトル、またはその他の素材は、著作権によって保護されている場合があります。

これらの素材を許可なく使用することは、その素材について著作権の帰属している所有者の権限を侵害する可能性があります。

著作権の所有者から必要なすべての使用許諾を取得しなければなりません。

著作権を所有しているか、著作権の所有者から許可されているか、あるいはその行為が著作権法の「公正使用」規定にあたる場合を除いて、国内または国際著作権法の違反にあたる場合があります。

著作権で保護されたマテリアルの転写、改良、変更、または公表は、損害賠償請求や他の法的手続きの行使につながることがあります。 ご自身の権利について不明確な場合は、法律の専門家にご相談ください。

Nero Suite

に同梱されているアプリケーションには、サードパーティによって開発されたテクノロジが必要なものがあり、またその中にはデモ版として使用するものがあります。

これらのアプリケーションの当該バージョンを制限なく使用できるようにするには、オンラインで無料でアクティベートするか、アクティベーションファックスを送信してください。

送信されるデータは、サードパーティから使用許諾されているテクノロジをアクティベートするために必要なデータだけです。

Nero Suite を制限なく使用するには、インターネット接続が可能な環境、またはファックス機が必要です。

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Nero、Nero のロゴ、Nero Digital、Nero Essentials、Nero Express、Nero ImageDrive、Nero LiquidTV、Nero MediaHome、Nero

PhotoSnap、Nero Recode、Nero RescueAgent、Nero ShowTime、Nero SecurDisc、Nero StartSmart、Nero Vision、InCD、Move

it、および UltraBuffer は、Nero AG の商標または保護された商標です。

Adobe、Acrobat、Acrobat Reader、および Premiere は、Adobe Systems 社の商標または保護された商標です。

AMD Athlon、AMD Opteron、AMD Sempron、AMD Turion、ATI Catalyst、および ATI Radeon は、Advanced Micro Devices

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ATSC は、Advanced Television Committee の商標です。

ICQ は、AOL 社の登録商標です。

Apple、iPhoto、iPod、iTunes、iPhone、FireWire、および Mac は、Apple 社の商標または登録商標です。

ARM は、ARM 社の登録商標です。

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Blu-ray Disc は、Blue-ray Disc Association の商標です。

CyberLink は CyberLink 社の登録商標です。

DLNA は Digital Living Network Alliance の登録商標です。

DivX および DivX Certified は DivX 社の登録商標です。

Dolby、Pro Logic、およびダブル D 記号はドルビーラボラトリーズ社の商標または登録商標です。

DTS および DTS Digital Surround は、DTS 社の商標または登録商標です。

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WinTV は、Hauppauge Computer Works 社の登録商標です。

Intel、Pentium、および Core は、Intel 社の商標または登録商標です。

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Nero WaveEditor

Linux は、Linus Torvalds の登録商標です。

Memorex は、Memorex Products 社の登録商標です。

ActiveX、ActiveSync、DirectX、DirectShow、Internet Explorer、Microsoft、HDI、MSN、Outlook、Windows、Windows Mobi-

le、Windows NT、Windows Server、Windows Vista、Windows Media、Xbox、Xbox 360、Windows Vista

のスタートボタン、および Windows のロゴは、Microsoft 社の商標または登録商標です。

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NVIDIA、GeForce、および ForceWare は、NVIDIA 社の商標または登録商標です。

Nokia は Nokia 社の登録商標です。

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Sony、Memory Stick、PlayStation、PLAYSTATION および PSP は、Sony 社の商標または登録商標です。

HDV は、Sony 社および JVC(Victor Company of Japan)の商標です。

UPnP は、UPnP Implementers 社の登録商標です。

Labelflash は、ヤマハ社の登録商標です。

ここで記載されている商標は情報提供のみを目的としています。 すべての商標名、商標はそれぞれの所有者に帰属します。

Nero AG, Im Stoeckmaedle 13-15, D-76307 Karlsbad, Germany

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目次

Nero WaveEditor IV

目次

1 はじめに 7

1.1 このマニュアルについて 7

1.2 Nero WaveEditor について 7

2 プログラムを起動する 9

3 ユーザーインターフェース 10

3.1 メイン画面 10

3.2 メニューバー 11

3.3 ツールバー 12

3.4 ファイル表示 13

3.5 表示エリア 13

3.6 表示ウィンドウまたはツールバーを表示する 14

4 設定 15

4.1 デバイス設定 15

4.2 エディタオプション 16

4.2.1 [表示]タブ 16

4.2.2 [フォルダ]タブ 17

4.2.3 [保存/出力設定]タブ 18

4.2.4 プラグインタブ 19 VST

4.2.5 DirectX プラグインタブ 20

4.3 オーディオ形式設定 20

4.3.1 デコーダタブ 20

4.3.2 エンコーダタブ 21

4.3.3 コンバータタブ 21

5 オーディオファイル 23

5.1 オーディオファイルを再生する 23

5.2 [録音コンソール]ウィンドウ 23

5.3 オーディオファイルを録音する 25

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目次

Nero WaveEditor V

5.4 オーディオファイルを編集する 25

5.4.1 フェードアウトとフェードインの方法 27

5.4.2 [サンプルフォーマットの設定]ウィンドウ 29

5.4.3 サンプルフォーマットを変換する 30

5.4.4 [ポーズ検出]ウィンドウ 30

5.4.5 ポーズ検出の実装 31

5.4.6 [テストトーンジェネレータ]ウィンドウ 31

5.4.7 オーディオファイルにテスト信号を挿入 32

6 フィルタ 34

6.1 ツール 35

6.1.1 ディエッサーツール 35

6.1.2 ダイナミックプロセッサツール 35

6.1.3 イコライザツール 36

6.1.4 カラオケフィルタツール 37

6.1.5 ノイズゲートツール 38

6.1.6 ピッチチューンツール 39

6.1.7 ステレオプロセッサツール 39

6.1.8 時間修正ツール 40

6.1.9 変遷ツール 41

6.2 エフェクト 41

6.2.1 コーラスエフェクト 41

6.2.2 コンボリューションリバーブエフェクト 43

6.2.3 ディレイエフェクト 43

6.2.4 ディストーションエフェクト 44

6.2.5 ドップラーエフェクト 45

6.2.6 フランジャーエフェクト 46

6.2.7 ラウドネスエフェクト 47

6.2.8 低音質エフェクト 47

6.2.9 調整エフェクト 47

6.2.10 マルチタップディレイエフェクト 49

6.2.11 位相変換エフェクト 50

6.2.12 ピッチベンドエフェクト 51

6.2.13 シュードリバースエフェクト 52

6.2.14 再アナログエフェクト 52

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目次

Nero WaveEditor VI

6.2.15 リバーブエフェクト 53

6.2.16 スタッターエフェクト 54

6.2.17 拡張サラウンドエフェクト 55

6.2.18 サラウンドリバーブエフェクト 56

6.2.19 ボイス変調エフェクト 57

6.2.20 ワウワウエフェクト 58

6.3 拡張 59

6.3.1 帯域補完拡張 59

6.3.2 カメラディノイザ拡張 60

6.3.3 DC オフセット修正 60

6.3.4 ディクリッカー拡張 60

6.3.5 ディクリッパー拡張 61

6.3.6 ハム削減拡張 62

6.3.7 フィルタツールボックス拡張 63

6.3.8 ノイズ削減拡張 63

6.3.9 ノイズ解析 65

6.4 オーディオファイルの音を変更する 65

6.5 技術的な情報 65

6.5.1 システム要件 65

6.5.2 対応フォーマットおよびコーデック 66

7 用語集 67

8 お問い合わせ 68

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はじめに

1 はじめに

1.1 このマニュアルについて

このマニュアルは、Nero WaveEditor

での作業方法を知りたいと思う、すべてのユーザーに向けた構成になっています。内容はプ

ロセスベースになっており、特定の目的を達成する方法を、手順ごとに説明してあります。

このマニュアルを効果的に活用するために、以下の表記ルールに注意してください。

必ず守っていただきたい、警告、前提条件、または指示を示します。

補足的な情報や、注意メッセージを示します。

1. 初に、… 行頭の番号は、必要な操作を示します。

番号順に、操作を実行してください。

途中結果を示します。

結果を示します。

OK プログラムインターフェースに表示される、テキストの一部またはボ

タンを示します。 これらは、太字で表記されます。

「」を参照してく

ださい。

他章への参照を示します。

リンクと同様に動作し、下線付きの赤色文字で表記されます。

[…] コマンドを入力するための、キーボードショートカットを表します。

1.2 Nero WaveEditor について

Nero WaveEditor を使用すると、音楽を録音し、各種フィルタやサウン

ドの強化方式などを使用して対応するオーディオファイルを編集した後、これらを Nero

Burning ROM または Nero Express を使用して書き込むことができます。

Nero WaveEditor 7

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はじめに

Nero WaveEditor 8

Nero WaveEditor ではオーディオファイルをリアルタイムに非破壊編集しています。

内部参照方式のオーディオフォーマットによって、編集履歴も保存されるので変更を直ちに

元に戻すことも可能です。 多数のエフェクト(例:

コーラス、ディレイ、フランジャー、リバーブ)、多数のツール(例:

ステレオプロセッサ、イコライザ、ノイズゲート)、洗練された音質改良アルゴリズム(帯

域補間、ノイズ除去、デクリッカー)といった Nero WaveEditor の各種フィル

タとツールは音声ファイル編集の手助けとなるでしょう。

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プログラムを起動する

2 プログラムを起動する

Nero StartSmart から Nero WaveEditor を起動するには、次の手順を実行します。

1. [StartSmart]アイコンをクリックします。

Nero StartSmart ウィンドウが開きます。

2. ボタンをクリックします。

Nero アプリケーションのリストが表示されます。

Nero StartSmart ウィンドウ

3. 選択リストから Nero WaveEditor を選択します。

4. [Nero WaveEditor]ウィンドウが開きます。

Nero StartSmart から Nero WaveEditor が起動します。

Nero WaveEditor 9

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ユーザーインターフェース

3 ユーザーインターフェース

3.1 メイン画面

Nero WaveEditor が起動すると、メイン画面が表示されます。

メイン画面は、次のエリアに分かれています。

メニューバーとツールバー

ファイル表示

各表示

Nero WaveEditor のメイン画面

以下も合わせてご覧下さい:

メニューバー 11

ツールバー 12

ファイル表示 13

表示エリア 13

Nero WaveEditor 10

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ユーザーインターフェース

Nero WaveEditor 11

3.2 メニューバー

メニューバーでは、次の設定オプションが使用できます。

メニュー

ファイル

[ファイル]メニューを開きます。このメニューには、ファイルを

開く、保存する、閉じるなど Windows

と同様のファイル機能が含まれています。

メニュー

編集

[編集]メニューを開きます。このメニューには、画面で選択した

ファイルを切り取る、コピーする、削除するなど Windows

と同様のファイル編集機能が含まれています。

また、各種方法によってオーディオファイルの編集、ファイルおよ

びトラック分割の挿入、自動ポーズ検出の有効化が可能です。

メニュー

表示

[表示]メニューを開きます。このメニューには、メニューバーと

ツールバーをカスタマイズし、プロジェクトビューを拡大および縮

小するオプションがあります。

また、オーディオファイルの表示の変更、ウィンドウの表示と非表

示、および読み込まれたオーディオファイルに関する情報の表示も

可能です。

メニュー

オーディオ

オーディオファイルを録画、再生、および停止するオプションのあ

る[オーディオ]メニューが開きます。

メニュー

音量

[音量]メニューが開きます。このメニューには、開いているオー

ディオファイルの音量を変更するオプションがあります。

メニュー

ツール

[ツール]メニューが開きます。このメニューには、各種ツールを

使用して開いているオーディオファイルを編集するオプションがあ

ります。

メニュー

エフェクト

[エフェクト]メニューが開きます。

このメニューには、各種エフェクトを使用して開いているオーディ

オファイルを編集するオプションがあります。

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ユーザーインターフェース

メニュー

拡張

[拡張]メニューが開きます。

このメニューには、開いているオーディオファイルのサウンドを編

集するオプションがあります。

メニュー

プラグイン

[プラグイン]メニューが開きます。このメニューには、DirectX

、および VST

プラグインの設定を実行するオプションがあります。

メニュー

ウィンドウ

[ウィンドウ]メニューを開きます。このメニューでは、すべての

ウィンドウを一度に閉じることができます。

メニュー

設定

[設定]メニューが開きます。このメニューにはプログラムを設定

するオプションがあります。

メニュー

ヘルプ

[ヘルプ]メニューを開きます。このメニューには、ヘルプファイ

ルを呼び出したり、Nero WaveEditor

に関する情報を表示したりするオプションがあります。

以下も合わせてご覧下さい:

設定 15

3.3 ツールバー

ツールバーでは、次の設定オプションが使用できます。

オーディオファイルを作成します。

既存のオーディオファイルを開きます。

オーディオファイルを保存します。

選択した範囲を切り取り、クリップボードに保存します。

選択した部分をコピーし、クリップボードに保存します。

クリップボードの内容を選択した場所に貼り付けます。

直前の動作を取り消して前の状態に戻ります。

Nero WaveEditor 12

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ユーザーインターフェース

取り消した直前の動作を元に戻します。

オーディオファイル全体を選択します。

オーディオファイルを拡大します。

オーディオファイルを縮小します。

選択した範囲が画面全体に表示されるようにオーディオファイルを拡大します。

ファイル全体が画面に表示できるようにオーディオファイルを縮小します。

3.4 ファイル表示

開いたファイルは、波形が標準で表示されたピークファイルとしてファイル表示に表示され

ます。

また、ファイルの表示をスペクトログラム表示やウェーブレット表示に変更することも可能

です。

3.5 表示エリア

[表示]エリアでは、[表示]メニューで各種ウィンドウを表示できます。

次の設定オプションが使用できます。

項目

レベルメーター

[転送]ウィンドウを開きます。このウィンドウの左半分には

、ルームサウンドが表示されます。

また、右半分では、オーディオファイルを再生成し、スピーカ

ーの音量や用途を変更することもできます。

項目

スペクトラムアナライ

ザー

[スペクトラムアナライザー]ウィンドウが開きます。このウ

ィンドウでは、再生中にオーディオファイルの周波数がグラフ

で表示されます。

Nero WaveEditor 13

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ユーザーインターフェース

Nero WaveEditor 14

項目

編集履歴

オーディオファイルのすべての編集手順を一覧表示した[編集

履歴]ウィンドウが開きます。

また、このウィンドウではあらゆる編集段階に戻り、オーディ

オファイルの元の状態をリストアすることもできます。

項目

ステータスバー

[ステータスバー]を表示します。選択されたオーディオセク

ションの継続時間、およびオーディオファイル全体が画面の一

番下に表示されます。

3.6 表示ウィンドウまたはツールバーを表示する

表示ウィンドウまたはツールバーを表示するには、次の手順を実行します。

1. [表示]メニューをクリックし、必要な表示ウィンドウまたはツールバーをクリックします。

メイン画面の一番下に表示ウィンドウが表示されます。この表示ウィンドウは必要に応

じて移動したり、サイズを変更したりできます。

メニューバーの下にツールバーが表示されます。

このツールバーはマウスを使用して移動できます。

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設定

Nero WaveEditor 15

4 設定

Nero WaveEditor はニーズに合わせて設定できます。

設定するには、以下の調整可能なエリアを使用できます。

デバイス設定

エディタオプション

オーディオフォーマット設定

以下も合わせてご覧下さい:

デバイス設定 15

エディタオプション 16

オーディオ形式設定 20

4.1 デバイス設定 Nero WaveEditor

のデバイス設定では、オーディオの入出力の仕様を設定することができます。

このウィンドウを開くには、メニューバーで[オプション]>[デバイス設定]を選択しま

す。

[デバイス設定]ウィンドウでは以下の設定を行うことができます。

ドロップダウン

メニュー

入力デバイス

オーディオ入力用のオーディオデバイス(マイクなど)を指定します

ドロップダウン

メニュー

出力デバイス

オーディオ出力用のオーディオデバイス(スピーカーなど)を指定し

ます。

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設定

Nero WaveEditor 16

4.2 エディタオプション

エディタオプションは、[エディタオプション]ウィンドウでカスタマイズされます。

このウィンドウを開くには、メニューバーで[オプション]>[エディタオプション]を選

択します。

4.2.1 [表示]タブ

[表示]タブでは、次の設定オプションが使用できます。

チェックボックス

オーディオ視覚効果表示の

左側に時間軸を表示する

オーディオファイルのピークファイルの左側に比率の軸を

表示します。

比率の軸では、プラスおよびマイナスの比率エリアに周波

数の配列が表示されます。

チェックボックス

オーディオ視覚効果表示の

上に時間軸を表示する

オーディオファイルのピークファイルの上に時間軸を表示

します。

時間軸には、オーディオファイルの持続時間が時間、分、

秒、ミリ秒単位で示されます。

チェックボックス

再生時に再生ポジションラ

インをトレースする

オーディオファイルの再生ポジションを赤線で示します。

チェックボックス

黒と緑の色セットを使用す

ピークファイルを緑色で、その背景を黒色で表示します。

デフォルトでは、ピークファイルは青色で、その背景は白

色で表示されます。

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設定

4.2.2 [フォルダ]タブ

[フォルダ]タブでは、次の設定オプションが使用できます。

入力フィールド

一時フォルダ

一時ファイルが保存されるフォルダを定義します

フォルダは、多量の空き容量のある記憶装置に置

く必要があります。

入力フィールド

ピークファイルディレクトリ

ピークファイルが保存されるフォルダを指定しま

す。

ピークファイルとは、オーディオファイルを迅速

に開くために Nero WaveEditor

で使用されるキャッシュファイルのことです。

フォルダは、多量の空き容量のある記憶装置に置

く必要があります。

チェックボックス

常にピークファイルを再生成

オーディオファイルを開いたときに常に新しいピ

ークファイルを作成します。

それ以外の場合、ピークファイルはディレクトリ

に一時的に保存され、そこで再度呼び出されます

入力フィールド

My Musicフォルダ

ファイルが保存されるデフォルトフォルダを指定

します。

チェックボックス

常にMy

Musicフォルダからファイルを開く

ダイアログを開始

[ファイルを開く]ダイアログボックスを呼び出

すと、システムでは[マイミュージックフォルダ

]入力フィールドで指定したフォルダを常に 初

に表示します。

各ファイルのフォルダを選択するダイアログボッ

クスを開きます。

Nero WaveEditor 17

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設定

Nero WaveEditor 18

4.2.3 [保存/出力設定]タブ

[保存/出力設定]タブでは、次の設定オプションが使用できます。

チェックボックス

低量子化ビット数へ変換

する場合ディザリングを

使用する

人間の耳では聞き取りにくい白色雑音による低量子化ビット

数への変換時に発生するサウンドエラーをオーバレイします

ディザリングがないと、低量子化ビット数に変換したときに

はっきりと聞こえる干渉が聴こえてしまう可能性があります

ドロップダウンメニュー

ノイズシェーピングフィ

ルタ

ノイズシェーピングの形式を指定します。

[IIR フィルタ(二次)]: Infinite Duration Impulse Respon-

se。 IIR フィルタを使用します。 IIR

フィルタは、無制限に長く連続したインパルス応答を提供で

きます。 通常、IIR フィルタは、FIR

フィルタよりも優れた主観的オーディオ品質を達成しますが

、聞いてわかる範囲外では、干渉エネルギーのレベルは高く

なります。 二次とは音が 12dB

で減衰されるという意味です。

[FIR フィルタ(3 タップ)]: Finite Impulse Response fil-

ter 。 FIR フィルタを使用します。 FIR

フィルタは、保証された有限長のパルス応答を有します。

初期設定ではこの項目が選択されています。

チェックボックス

Nero WaveEditor

の終了時に Wave

音量を元に戻す

Nero WaveEditor を終了したときにオーディオフ

ァイルの音量を元に戻します。

ドロップダウンメニュー

再生時の量子化ビット数:

読み込んだオーディオファイルの再生時の量子化ビットを指

定します。

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設定

Nero WaveEditor 19

ドロップダウンメニュー

サラウンドオーディオの

再生方法

サラウンドオーディオの再生方法を指定します。

[マルチチャンネルオーディオ]:

すべてのチャンネルを使用してサラウンドオーディオを再生

します。

[Nero HeadPhone

を使用したステレオ(バーチャルサラウンド)]:

ヘッドホン用に生成されるバーチャルサラウンドエフェクト

を用いて、ステレオに変換されたサラウンドオーディオを再

生します。

[Nero VirtualSpeakers

を使用したステレオ(バーチャルサラウンド)]:

ステレオとして変換されたサラウンドオーディオを再生しま

す。それによってスピーカーに対してバーチャルサウンドエ

フェクトが生成されます。

4.2.4 VST プラグインタブ

VST プラグインタブ次の設定オプションが使用できます。

表示エリア

インストール済 VST

プラグイン

現在インストールされている VST プラグインを表

示します。

ボタン

削除

選択した VST プラグインを削除します。

ボタン

プラグインの追加

[ファイルを開く]ダイアログボックスを開きます。新規の

VST プラグインをインストールします。

ボタン

フォルダスキャン

[ファイルを開く]ダイアログボックスを開きます。指定し

たフォルダで、新しい VST プラグインを検索します。

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設定

Nero WaveEditor 20

4.2.5 DirectX プラグインタブ

DirectX プラグインタブ次の設定オプションが使用できます。

表示エリア

インストールされている Di-

rectX プラグイン

現在インストールされている VST

プラグインを表示します。

ボタン

プラグイン無効

マークされている DirectX プラグインを無効にします。

ボタン

DirectX

プラグインをスキャン

DirectX プラグインを中心に検索します。

4.3 オーディオ形式設定

オーディオ形式設定では、Nero WaveEditor では、さまざまなタブでデコ

ーダ、エンコーダ、コンバータの定義を実行できます。

このウィンドウを開くには、メニューバーで[オプション]>[オーディオ形式設定]を選

択します。

4.3.1 デコーダタブ

デコーダタブ次の設定オプションが使用できます。

ボタン

設定

ダイアログボックスが開き、選択したデコーダに設定を追加

できます。

このボタンは、一部のデコーダでは使用できません。

ボタン

情報

[情報]ダイアログボックスが開き、選択したエンコーダの

情報が表示されます。

このボタンは、一部のデコーダでは使用できません。

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設定

Nero WaveEditor 21

ボタン

上へ移動

デコーダを 1 つ上の項目に移動します。

ボタン

下へ移動

デコーダを 1 つ下の項目に移動します。

ボタン

アーティスト/タイトル情

報ソース

[アーティスト/タイトル情報の取得]ダイアログボックスが

開き、アーティストやタイトルの情報ソースを指定できます

4.3.2 エンコーダタブ

エンコーダタブ次の設定オプションが使用できます。

ボタン

設定

ダイアログボックスが開き、選択したエンコーダに設定を追加できま

す。

このボタンは、一部のエンコーダでは使用できません。

ボタン

情報

[情報]ダイアログボックスが開き、選択したエンコーダの情報が表

示されます

このボタンは、一部のエンコーダでは使用できません。

ボタン

アーティスト/

タイトル情報ソ

ース

[アーティスト/タイトル情報の取得]ダイアログボックスが開き、ア

ーティストやタイトルの情報ソースを指定できます。

4.3.3 コンバータタブ

コンバータタブ次の設定オプションが使用できます。

ボタン

設定

ダイアログボックスが開き、選択したコンバータに設定を追加できます

このボタンは、一部のコンバータでは使用できません。

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設定

Nero WaveEditor 22

ボタン

情報

[情報]ダイアログボックスが開き、選択したコンバータの情報が表示

されます。

このボタンは、一部のコンバータでは使用できません。

ボタン

アーティスト

/タイトル情

報ソース

[アーティスト/タイトル情報の取得]ダイアログボックスが開き、アー

ティストやタイトルの情報ソースを指定できます。

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オーディオファイル

Nero WaveEditor 23

5 オーディオファイル

5.1 オーディオファイルを再生する

オーディオファイルを再生するには、次の手順を実行します。

1. メニューの[ファイル]から[開く]を選択します。

[ファイルを開く]ウィンドウが表示されます。

2. ファイルシステム内で開くオーディオファイルを選択し、[開く]ボタンをクリックします。

オーディオファイルの 2 つのチャンネルがピークファイルとして表示されます。

3. 完成したオーディオファイルを再生するには、[オーディオ]>[すべて再生]メニューをクリックします。

4. オーディオファイルの一部を選択してマークを付け、その選択範囲のみを再生する場合は、[オーディオ]>[選択範囲を再生]メニューをクリックします。

5. 中断されることなくオーディオファイルを再生する場合は、[オーディオ]>[繰り返し再生]メニューをクリックします。

6. 再生を停止するには、[オーディオ]>[停止]メニューをクリックします。

オーディオファイルの再生は、以上です。

5.2 [録音コンソール]ウィンドウ Nero WaveEditor

を使用すると、さまざまなタイプの再生装置をコンピュータに接続し、そこで再生された媒

体を録音することができます。

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オーディオファイル

録音コンソール

[録音コンソール]ウィンドウの[オーディオ入力]エリアでは、次の設定オプションが使

用できます。

上書き録音できるように録音の先頭に戻ります。

オーディオファイルを録音します。

録音を一時停止します。 録音中のみ使用できます。

録音を再開できるように録音の 後に移動します。

ドロップダウンメニュー

オーディオ入力ライン

オーディオ入力を指定します。

チェックボックス

デジタルモニタリング

[入力レベル]スライダを有効にします。

スライダ

入力レベル

録音の音量を指定します。

録音の音量は、黄色いエリアに表示されます。

[動作内容]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

Nero WaveEditor 24

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オーディオファイル

オプションボタン

既存の録音データに上

書き

Nero WaveEditor

で開いたオーディオファイルまたは既存の録音に上書きします

オプションボタン

録音データに挿入

録音データをオーディオファイルのマーカーを設定した場所に

挿入します。

5.3 オーディオファイルを録音する

オーディオファイルを録音するには、次の手順を実行します。

1. [オーディオ] > [録音]メニューをクリックします。

[録音コンソール]ウィンドウが開きます。

2. 目的に合わせて録音設定を行います。

3. 録音するには[ ]ボタンをクリックします。

4. 録音を中断するには[ ]ボタンをクリックします。

5. 録音をファイル表示に挿入する場合は、[OK]ボタンをクリックします。

オーディオファイルが録音されました。

5.4 オーディオファイルを編集する

オーディオファイルを編集するには、次の手順を実行します。

1. オーディオファイルの強調表示部分を逆に再生する場合は、[編集]>[リバース]メニューをクリックします。

2. テスト信号をオーディオファイルに挿入するには、[編集] >

[テスト信号の挿入]メニュー(「オーディオファイルにテスト信号を挿入 32」を参照)をクリックします。

3. サンプル形式を変換するには、[編集] >

[サンプルフォーマットの変換]メニューをクリックします(「サンプルフォーマットを変換する 30」を参照)。

Nero WaveEditor 25

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オーディオファイル

Nero WaveEditor 26

4. 歌の中の無音を自動的に検出し、オーディオファイルの再生時にこれらをスキップできるようにしたい場合は、[編集] >

[ポーズ検出]メニューをクリックします(「ポーズ検出の実装 31」を参照)。

5. オーディオファイルにトラック分割を挿入し、その地点に直接スキップできるようにするには、[編集]>[トラック分割の挿入]メニューをクリックします。

6. トラック分割をファイルとして挿入して作成された単一のトラックを保存するには、次の手順を実行します。

1. [編集]>[ファイルとしてトラックを保存]メニューをクリックします。

[別ファイルとしてトラックを保存]ウィンドウが表示されます。

2. 保存するトラックを選択して名前を付け、必要なファイルフォーマットを選択します。

3. [OK]ボタンをクリックします。

7. オーディオファイルでマークした範囲の音量を非表示にする場合は、[音量]>[フェードアウト]をクリックし、目的の非表示方法メニューをクリックします。

マークされた選択範囲の音量の変化は、ファイル表示にグラフィカルに表示されます。

8. オーディオファイルでマークした範囲の音量をフェードインにする場合は、[音量]>[フェードイン]をクリックし、目的の表示方法メニューをクリックします。

マークされた選択範囲の音量の変化は、ファイル表示にグラフィカルに表示されます。

9. オーディオファイルのマークされた部分の周波数を特定の dB

値に平均化する場合、次の手順を実行します。

1. [音量] > [平均化]メニューをクリックします。

[平均化]ウィンドウが表示されます。

2. [ノーマライズ基準]スライダを必要なポジションに移動します。 設定した dB

値は表示パネルに表示されます。

3. [OK]ボタンをクリックします。

10. オーディオファイルのマークされた選択範囲の音量を上げたり、下げたりする場合、次の手順を実行します。

1. [音量]>[音量変更]メニューをクリックします。

[音量変更]ウィンドウが表示されます。

2. [音量変更]スライダを必要なポジションに移動します。 設定した dB

値は表示パネルに表示されます。

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オーディオファイル

3. [OK]ボタンをクリックします。

音量を上げると、オーディオファイルのすべての周波数が指定した dB

値だけ上がります。 音量を下げると、すべての周波数が指定した dB

値だけ下がります。

11. オーディオファイルのマークした範囲をミュートする場合、[音量]>[ミュート]メニューをクリックします。

マークされた選択範囲の音量の変化は、ファイル表示にグラフィカルに表示されます。

12. オーディオファイルのマークされた範囲をツールを使用して変更する場合は、[ツール]メニューをクリックします(「ツール」を参照)。

13. オーディオファイルのマークされた範囲をエフェクトを使用して変更する場合は、[エフェクト]メニューをクリックします(「エフェクト」を参照)。

14. オーディオファイルのマークされた範囲を拡張を使用して変更する場合は、[拡張]メニューをクリックします(「拡張」を参照)。

オーディオファイルの編集が完了しました。

以下も合わせてご覧下さい:

サンプルフォーマットを変換する 30

[サンプルフォーマットの設定]ウィンドウ 29

[ポーズ検出]ウィンドウ 30

フェードアウトとフェードインの方法 27

ポーズ検出の実装 31

オーディオファイルにテスト信号を挿入 32

5.4.1 フェードアウトとフェードインの方法

[音量]< [フェードアウト]メニューでは次の設定オプションが使用できます。

[サイン波]フェードアウト

Nero WaveEditor 27

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オーディオファイル

[指数]フェードアウト

[線]フェードアウト

[対数]フェードアウト

[音量 ]< [フェードイン] メニューでは次の設定オプションが使用できます。

[サイン波]フェードイン

[指数]フェードイン

[線]フェードイン

[対数]フェードイン

Nero WaveEditor 28

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オーディオファイル

5.4.2 [サンプルフォーマットの設定]ウィンドウ

[編集]メニューを使用すると、サンプルフォーマットを変換できます。

サンプルフォーマットの設定

[サンプルフォーマット設定の変換]ウィンドウでは、[サンプルフォーマット]エリアに

次の設定オプションが表示されます。

ドロップダウン

メニュー

サンプルレート

選択項目に対してさまざまなサンプルレートを提供します。

初期設定レートは[44100]です。

ドロップダウン

メニュー

ビット長

選択項目に対して各種のビット長を提供します。 標準設定は、[16

ビット(CD および DAT)]です。

[チャンネル]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

Nero WaveEditor 29

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オーディオファイル

Nero WaveEditor 30

オプションボタ

チャンネル

選択項目に対して各種の出力タイプを提供します。 サラウンド 5.1 と

7.1 を選択すると、5 つまたは 7

つのチャンネルでサラウンドオーディオファイルを作成するオプショ

ンを選択できます。

ドロップダウン

メニュー

ダウンコンバー

ト方法

サラウンドオーディオファイルを通常のステレオオーディオファイル

、ヘッドホン用の人工的なサラウンドサウンド付きのステレオオーデ

ィオファイル、またはスピーカー用の人工的なサラウンドサウンド付

きのステレオオーディオファイルに変換します。

サラウンドオーディオファイルのみで使用できます。

[変換設定]画面では、次の設定オプションが使用できます。

ドロップダウン

メニュー

アンチエイリア

スフィルタ

これには、さまざまな種類のアンチエイリアスフィルタが用意されて

います。

5.4.3 サンプルフォーマットを変換する

サンプルフォーマットを変換するには、次の手順を実行します。

1. [編集]>[サンプルフォーマットの変換]メニューをクリックします。

[サンプルフォーマット設定の変換]ウィンドウが表示されます。

2. [サンプルフォーマット設定の変換]ウィンドウで必要な設定を定義します。

3. [OK]ボタンをクリックします。

サンプルフォーマットの変換が完了しました。

5.4.4 [ポーズ検出]ウィンドウ

[編集]メニューを使用すると、オーディオファイルに自動ポーズ検出を実装できます。

[ポーズ検出]ウィンドウの次の設定オプションが使用できます。

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オーディオファイル

Nero WaveEditor 31

エリア

動作内

選択項目に対して各種のオプションを提供します。

検出されたポーズにトラック分割を挿入したり、検出したポーズを削除したり

、あるいは検出したポーズを削除してトラック分割に置き換えることができま

す。

[検出設定]エリアでは以下の設定オプションが使用できます。

入力フィールド

ポーズの 小の長さ

オーディオファイル内でポーズを自動検出する場合に検出され

るポーズの 小の長さを定義します。

値は秒数で指定します。

入力フィールド

歌の 小の長さ

歌を完全な歌として認識する場合の歌の 小の長さを定義しま

す。 値は秒数で指定します。

スライダ

しきい値

オーディオファイルのトラックをポーズとして検出する際の音

量のしきい値(これ以下の値をポーズとして検出)を定義しま

す。

5.4.5 ポーズ検出の実装

自動ポーズ検出を実装するには、次の手順を実行します。

1. [編集]>[ポーズ検出]メニューをクリックします。

[ポーズ検出]メニューが表示されます。

2. [ポーズ検出]ウィンドウで必要な設定を定義します。

3. [OK]ボタンをクリックします。

自動無音検出の実装が完了しました。

5.4.6 [テストトーンジェネレータ]ウィンドウ

[テストトーンジェネレータ]ウィンドウを使用すると、オーディオファイルにテスト信号

を挿入できます。

[テストトーンジェネレータ]ウィンドウの[一般設定]エリアでは、次の設定オプション

が表示されます。

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オーディオファイル

Nero WaveEditor 32

入力フィールド

長さ

テスト信号の長さ(秒単位)を指定します。

スライダ

振幅

音とノイズの両方にテスト信号の振幅を指定します。

オプションボタ

トーン

テスト信号をトーンとして再生するかどうかを定義します。

また、テスト信号の波形、開始周波数、および終了周波数の設定オプ

ションが表示されている領域を有効にします。

ドロップダウン

メニュー

Wave フォーム

テスト信号の波形を指定します。

入力フィールド

開始周波数

テスト信号の開始周波数を指定します。

入力フィールド

終了周波数

テスト信号の終了周波数を指定します。

オプションボタ

ノイズ

テスト信号をノイズとして再作成するかどうかを定義します。

また、ノイズのタイプを定義する領域を有効にします。

ドロップダウン

メニュー

ノイズのタイプを指定します。

[白色]は、大きなノイズ、[ピンク]は中庸のノイズ、[茶色]は

小さなノイズを示します。

5.4.7 オーディオファイルにテスト信号を挿入

テスト信号をオーディオファイルに挿入するには、次の手順を実行します。

1. [編集]>[テスト信号の挿入]メニューをクリックします。

[テスト信号ジェネレータ]ウィンドウが表示されます。

2. 挿入するテスト信号に対して必要な設定を行います。

3. [OK]ボタンをクリックします。

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オーディオファイル

Nero WaveEditor 33

4. ここで、ファイル表示の下部にある矢印を移動して、テスト信号の範囲を定義します。

5. テスト信号より前のオーディオファイルをフェードアウトするには、ファイル表示の上部にあるテスト信号の開始位置にある青緑色の矢印を左から右に移動します。

6. テスト信号の後のオーディオファイルをフェードインするには、ファイル表示の上部にあるテスト信号の終了位置にある青緑色の矢印を左から右に移動させます。

オーディオファイルへのテスト信号の挿入が完了しました。

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フィルタ

6 フィルタ

オーディオファイルの音をさまざまな方法で変化させることができます。

オーディオファイルの音を変化させるには、以下のメニューを使用できます。

ツール

エフェクト

拡張

すべてのウィンドウで、次の設定オプションが使用できます。

フィルタによって変化されたオーディオファイルを再生しま

す。

再生を停止します。

チャンネル有効 選択項目に対して有効なチャンネルを提供します。

チャンネルのオン/オフは別々に切り替えることができます。

バイパス フィルタによる変化を有効期間内で維持します。

この機能により、編集前と編集後のファイルを交互に聴きく

らべることができます。

オフラインで実行 オーディオファイルに対する変更をオフラインで実行します

この機能により、処理能力の低いプロセッサでの変更後のフ

ァイルの再生をスムーズに実行できます。

選択項目に対して事前定義されたプロファイルおよび個々に

作成したプロファイルの両方を提供します。

現在の設定を使用して新しいプロファイルを作成します。

選択したプロファイルを削除します。

Nero WaveEditor 34

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フィルタ

Nero WaveEditor 35

6.1 ツール

6.1.1 ディエッサーツール

[ディエッサー]ツールは、録音済みの会話や歌から不愉快なヒス音(シューという音)を

除去するために使用します。

[ディエッサー]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

しきい値

ヒス音を除去するレベルを dB 値で指定します。

この値を非常に小さく設定すると、非常に小さなヒス音も除去されます

スライダ

希薄化

ヒス音が完全に除去されない場合、ヒス音を減衰させる範囲を指定しま

す。

[反応時間]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

アタックタイ

検出対象となるヒス音の長さを指定します。

スライダ

リリースタイ

フィルタリングするヒス音の長さを指定します。

6.1.2 ダイナミックプロセッサツール

[ダイナミックプロセッサ]ツールは、入力音量と出力音量の比率を調整するために使用し

ます。

このツールを使用すると、たとえば小さなノイズを強調し、それによりオーディオファイル

に力強さを加えることができます。

次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 36

グラフ

特徴

入力音量と出力音量の比率を示します。 この場合、Y 軸が出力、X

軸が入力になります。

スライダ

アタックタイム

大のエフェクトが聴こえるまでの時間を指定します。

スライダ

リリースタイム

エフェクトが聴こえなくなるまでの時間を指定します。

チェックボックス

ムービー

同じパートのすべてのサラウンドチャンネルを処理します。

これは、サラウンドオーディオファイルの処理中にのみ有効にするこ

とができます。

6.1.3 イコライザツール

[イコライザ]ツールを使用すると、特定の周波数を強調させ、振幅およびバンド幅を指定

できます。

次の設定オプションが使用できます。

グラフ

周波数反応グラフ

周波数反応を示します。 Y 軸は振幅、X

軸は周波数を表します。

ドロップダウンメニュー

フィルタ

フィルタを選択します。

[フィルタ]ドロップダウンメニューの数は、左から右へ

の[周波数反応グラフ]の四角形を表します。

スライダ

中央周波数

X 軸上のハンドルの分布を示します。

中央周波数の値(Hz)をフィールドに入力できます。

スライダ

帯域

中央周波数の帯域幅の上がり下がりを急激にするか、ゆる

やかにするかを示します。 ジョグダイアルを使って 0.1

から 3 のオクターブ値を設定できます。

スライダ

ゲイン

図の中のカーブの Y 軸上の信号の振幅を指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 37

チェックボックス

ローシェルフ

低周波数を増減させます。

スライダ

カットオフ

特定の周波数の後にフィルタを開始できるようにします。

スライダ

ゲイン

増減の度合いを指定します。

チェックボックス

ハイシェルフ

高周波数を増減させます。

スライダ

カットオフ

特定の周波数の後にフィルタを開始できるようにします。

ゲイン 増減の度合いを指定します。

6.1.4 カラオケフィルタツール

[カラオケフィルタ]ツールは、ステレオファイルの両方のチャンネル上の同じオーディオ

ファイルからの周波数をフィルタリングします。

古い録音の場合、通常人間の声をフィルタリングします。

ただし、この声が両方のチャンネルに均一に分配されない場合は、ファインチューンを実行

できます。

次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ボーカルパン

人間の声をフィルタリングするチャンネルと強さを指定します。

スライダ

ゲイン補正

フィルタを適用した結果小さくなってしまったオーディオファイル

の音量を上げます。

エリア

ボーカル周波数帯

声の周波数帯を指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 38

スライダ

低域周波数

声の低域周波数の制限を指定します。 通常の値は 100 Hz です。

スライダ

高域周波数

声の高域周波数の制限を指定します。 通常の値は 8000 Hz です。

6.1.5 ノイズゲートツール

[ノイズゲート]ツールは、信号伝送の無音部分を除去します。

たとえば、ノイズの発生を防ぐのに役立ちます。

ノイズゲートは、ダイナミックプロセッサのカテゴリに属します。

次の設定オプションが使用できます。

スライダ

しきい値

オーディオファイルがミュートされる 小 dB

値(これ以下の値をミュート)を指定します。 つまり、dB

値が低すぎるとゲートはクローズされます。

スライダ

アタックタイ

しきい値を超えた後にゲートを再度オープンするために必要な時間、つ

まりオーディオファイルの音を復元するために必要な時間(ミリ秒)を

指定します。

スライダ

リリースタイ

オーディオファイルの音のレベルがしきい値を下回った後にゲートをク

ローズするために必要な時間、つまりオーディオファイルをミュートす

るために必要な時間(ミリ秒)を指定します。

エリア

チャンネルモ

ード

[リンク]オプションボタンを有効にすると、両方のチャンネルのノイ

ズゲートは、2

つのチャンネルのいずれか、または両方がしきい値を超えるとすぐに表

示されます。

[独立]オプションを有効にした場合、しきい値に達すると、ノイズゲ

ートは両方のチャンネルをそれぞれ別々に閉じたり、開いたりします。

ステレオ形式のオーディオファイルにのみ関連する機能です。

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フィルタ

Nero WaveEditor 39

6.1.6 ピッチチューンツール

[ピッチチューン]ツールによって、不正な歌のトーンを修正できるように、短い間、音声

などのピッチが変更されます。

次の設定オプションが使用できます。

チェックボックス

修正

不適切な音を修正します。

バー

修正済

緑色の矢印の動きに基づいて修正レベル(%)を示します。

スライダ

参照

修正に使用される基準音を指定します。

スライダ

ビンディング

修正する音の長さを指定します。

小さい値を指定するほど、不適切な音の修正時間が短くなります。

ドロップダウンメ

ニュー

スケール

選択項目に対してさまざまなスケールを提供します。

ヨーロッパで もよく使用されるスケールは Equally Tempered

Chrome です。

チェックボックス

ビブラート

高音と低音の両方に変更を加えます。

これにより、声を「震わせる」ことができます。

スライダ

周波数

音の変化の周波数を示します。

スライダ

深さ

音の変化の強さを示します。

6.1.7 ステレオプロセッサツール

[ステレオプロセッサ]ツールでは、ステレオサウンドを処理できます。

[左出力]エリアは、左のスピーカーの出力強度を指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 40

スライダ

左入力

左のスピーカーの左入力信号の強さを指定します。

スライダ

右入力

左のスピーカーの右入力信号の強さを指定します。

[右出力]エリアでは、右のスピーカーの出力強度を指定します。

スライダ

左入力

右のスピーカーの左入力信号の強さを指定します。

スライダ

右入力

左のスピーカーの右入力信号の強さを指定します。

[ステレオ設定]エリア:

スライダ

位相オフセット

左チャンネルと右チャンネルの実行時における差を補正します。

スライダ

ステレオワイド化

モノラル録音された音をステレオ録音されたような音にします。

この設定により、ステレオ録音に奥行き感を与えることができます

6.1.8 時間修正ツール

[時間修正]ツールは、ピッチを変えずに再生速度を変えます。

[タイムスケール変調ファクタ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

チェックボックス

パーセント

再生速度をパーセント単位で変更します。

スライダ上で変更を設定するか、入力フィールドに入力します。

チェックボックス

ビート/分

ビート/分(BpM)の再生速度を変更します。変更は入力フィールド

に入力できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 41

ドロップダウンメ

ニュー

適化

オーディオファイルの速度変更を 適化するために、変更するオーデ

ィオファイルの音楽の種類を指定します。

6.1.9 変遷ツール

[変遷]ツールはピッチを変更します。

オーディオファイルの長さは変更することもそのまま維持することも可能です。

オーディオファイルの長さを調整して、再生速度を速くすることができます。

次の設定オプションが使用できます。

スライダ

インターバル

オーディオファイル内のピッチを変更します。

スライダ

ファインチューン

オーディオファイルの元の長さを維持したためにディストーションが

起きてしまった場合、微調整が可能です。

チェックボックス

オリジナル長の調

オーディオファイルの元の長さをそのまま維持します。

6.2 エフェクト

6.2.1 コーラスエフェクト

[コーラス]エフェクトでは、エコーエフェクトが生成されます。これを録音された声に適

用すると、バックで聖歌隊が歌っているようなサウンドとなります。

[変調]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

スライダ

深さ

ピッチにおける変化の程度を指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 42

スライダ

周波数

ピッチにおける変化の周波数(振動)を指定します。

[ディレイ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ディレイ

元の信号を基準とした、コピーを再生する際に使用するディレイを指定しま

す。

[フィルタ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

チェックボック

ローパス

ローパスフィルタを有効にします。

スライダ

ローパス

指定したヘルツレート以上の周波数を削減し、指定した値以下の低周

波数をほとんどフィルタリングしないで通過させることができます。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

エフェクト

元の信号をコピーされた信号とミックスし、コピーされた信号の強さ

を示します。

スライダ

ドライシグナル

元の信号をコピーされた信号とミックスし、元の信号の強さを示しま

す。

[コーラス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

ボタン

モノラル/ステレ

オーディオファイルの処理された部分をそれぞれ、より「モノラルに

近い」または「ステレオに近い」音にします。

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フィルタ

6.2.2 コンボリューションリバーブエフェクト

[コンボリューションリバーブ]エフェクトは、参照ファイルのコンボリューションリバー

ブコンディションを関連するリバーブコンディションに転送し、これに合わせてオーディオ

ファイルを調整します。

次の設定オプションが使用できます。

ボタン

インパルス応答選択

編集するオーディオファイルのリバーブエフェクトの生成

に使用するインパルス応答のソースファイルを開きます。

グラフ

インパルス応答ゲイン

インパルス応答の信号を表示します。

グラフ

ゲイン

リバーブの周波数の制限を表示します。 カーブの Y

軸は、図中のリバーブエフェクトのゲインを指定し、X

軸は周波数を示します。

制限周波数グラフィックの線形スケールと対数スケールを

切り替えます。

スライダ

プリディレイ

サウンドを障害物から離れるようにするために必要な時間

の長さを指定します。これは、エコーの強度を示します。

スライダ

ドライシグナル

元の信号をコピーされた信号とミックスし、元の信号の強

さを示します。

スライダ

エフェクト

元の信号をコピーされた信号とミックスし、コピーされた

信号の強さを示します。

6.2.3 ディレイエフェクト

[ディレイ]エフェクトは、ディレイを使用して再生される元の信号のコピーを使用してエ

コーを作成します。

[ディレイ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

Nero WaveEditor 43

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フィルタ

Nero WaveEditor 44

スライダ

ディレイタイム

コピーされた信号の再生時のディレイを指定します。

スライダ

フィードバック

作成する元の信号のコピー数を指定します。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナル

元の信号をコピーされた信号とミックスし、元の信号の強さを示し

ます。

スライダ

エフェクト

元の信号をコピーされた信号とミックスし、コピーされた信号の強

さを示します。

6.2.4 ディストーションエフェクト

[ディストーション]エフェクトは、ギターに使用します。

これにより、アコースティックギターの録音をエレクトリックギターのような音にひずませ

ることができます。

[ディストーション]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

ドロップダウンメニュ

方法

各種のディストーションオプション(古い拡声器など)を提供

します。

スライダ

ドライブ

干渉の強さを示します。

スライダ

ハードネス

ディストーションのハードネスを指定します。

これは、[方法]ドロップダウンメニューで[チューブ]、[F

uzz3]、[可変クリッピング]項目が選択されている場合のみ

調整できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 45

チェックボックス

プリフィルタリング

ディストーションをかける前に元の信号をフィルタリングしま

す。

スライダ

下部カットオフ

元の信号の周波数帯の下限を指定します。

スライダ

上部カットオフ

元の信号の周波数帯の上限を指定します。

ポストフィルタリング 歪ませた信号をフィルタリングします。

スライダ

下部カットオフ

編集された信号に対する周波数帯の下限を指定します。

スライダ

上部カットオフ

編集された信号に対する周波数帯の上限を指定します。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナル

元の信号をコピーされた信号とミックスし、元の信号の強さを示しま

す。

スライダ

エフェクト

元の信号をコピーされた信号とミックスし、コピーされた信号の強さ

を示します。

6.2.5 ドップラーエフェクト

[ドップラー]エフェクトは、通過しているノイズソースと、その結果生じる特殊な聴覚特

性をシミュレーションします。

次の設定オプションが使用できます。

グラフィック ノイズソースを移動する目的の地点と終了地点を示します。

リスナーはグラフィックの中心にいます。

移動パターンは、グラフィック内で直線を使って変更できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 46

スライダ

直径

移動範囲の直径を指定します。

スライダ

長さ

移動の長さを指定します。

6.2.6 フランジャーエフェクト

[フランジャー]エフェクトは、ディレイを使用して元の信号のコピーを再生することで、

音にディストーションをかけるギターエフェクトです。

元の信号のコピーを変調により変化させることで、その音に特殊なディストーションがかか

ります。

[変調]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

スライダ

深さ

コピーされた信号を調整し、変更の程度をピッチ単位で指定します。

スライダ

周波数

コピーされた信号を調整し、変更の周波数をピッチ単位で指定します。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナル

元の信号をコピーされた信号とミックスし、元の信号の強さを示しま

す。

スライダ

エフェクト

元の信号をコピーされた信号とミックスし、コピーされた信号の強さ

を示します。

チェックボック

ステレオフラン

ジャー

オーディオファイルの処理された部分をより「ステレオに近い」音に

します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 47

6.2.7 ラウドネスエフェクト

[ラウドネス]エフェクトは、オーディオファイルの他の領域の振幅を上げることで、 大

振幅値(値 1)を増やさずにオーディオファイルの音量を大きくします。

このようにすると、オーディオファイルは振幅の値 1

を増やすことなく全体的に大きな音になります。

次の設定オプションが使用できます。

スライダ

目標ゲイン

増幅の度合いを指定します。

6.2.8 低音質エフェクト

[低音質]エフェクトはビットレートを減衰させることで、数量化エラーと呼ばれる干渉効

果を作成します。ビットレートを大幅に減衰させるときにノイズが聴こえることがあります

サンプルレートを削減すると、オーディオファイルの音はぼやけてしまい、もたついた感じ

になります。

次の設定オプションが使用できます。

グラフ

ビット長/サンプルレ

ート

グラフの下の 2 つのスライダで変化を示します。

スライダ

ビット長

ビット長を指定します。 たとえば、音楽 CD のビット長は 16

です。

スライダ

サンプルレート

サンプルレートを指定します。 音楽 CD

のサンプルレートは、44100 Hz です。

6.2.9 調整エフェクト

[調整]エフェクトを使用すると、振幅と周波数を別々に変更することができます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 48

[調音の大きさ]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

チェックボックス

調音の大きさ

振幅調整の設定オプションを有効にします。

グラフ

調音の大きさ

オーディオ信号の振幅を示します。

スライダ

周波数

信号の周波数を指定します。

スライダ

調音範囲

信号の音量を指定します。

ドロップダウンメニュー

変調信号

振幅変調画像に表示されるサインなどの信号形式を選択しま

す。

ボタン

ブレンドエッジ

異なる終了値と開始値のバランスを保ちます。

自分で作成した信号のみ有効です。

[周波数調整]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

チェックボックス

周波数調整

周波数調整の設定オプションを有効にします。

グラフ

周波数調整

オーディオ信号の周波数を示します。

スライダ

周波数

信号の周波数を指定します。

スライダ

深さ

信号の長さを指定します。

ドロップダウンメニュー

変調信号

周波数変調画像に表示されるサインなどの信号形式を選択し

ます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 49

ボタン

ブレンドエッジ

異なる終了値と開始値のバランスを保ちます。

自分で作成した信号のみ有効です。

[ミックス]: 元の信号に、変調した振幅信号と変調した周波数信号とをミックスします。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナル

元の信号の強さを示します。

スライダ

調音の大きさ

振幅変調を行った信号の強さを指定します。

スライダ

周波数調整済

周波数変調を行った信号の強さを指定します。

6.2.10 マルチタップディレイエフェクト

[マルチタップディレイ]エフェクトを使用すると、元の信号のコピーを複数作成し、ディ

レイを使った再生を行うことができます。

これにより、リバーブエフェクトが作成されます。

次の設定オプションが使用できます。

ボタン

アクティブタッ

選択項目に対して複数のコピーを提供します。 各タップは、1

つのコピーを表します。

グラフ

ゲイン

コピーをグラフィック表示します。

スライダ

ディレイ

コピーを再生する間隔を指定します。

スライダ

ゲイン

コピーの音量/強さを指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 50

スライダ

パン

ステレオファイルの場合、これはコピーを視聴するスピーカーを示し

ます。

[フィードバック]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

ドロップダウン

メニュー

種類

選択項目のコピーされた信号に対する各種のフィルタを提供します。

スライダ

フィードバック

ゲイン

ディレイスライダを使用して指定した時間が経過した後再生されるコ

ピーの音量を指定します。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナル

元の信号を編集されたコピーとミックスし、元の信号の強さを示しま

す。

スライダ

エフェクト

元の信号を編集されたコピーとミックスし、編集された信号の強さを

示します。

6.2.11 位相変換エフェクト

[位相変換]エフェクトは、バンドフィルタリングされた元の信号のコピーのディレイを使

って再生することで、音にディストーションをかけるギターエフェクトです。

[変調]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

ドロップダウンメニ

ュー

変調関数

各種の信号フォーム(サインなど)を提供します。

スライダ

周波数

コピーされた信号の周波数を指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 51

[設定]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

下限

周波数帯の下限を指定します。

スライダ

上限

周波数帯の上限を指定します。

スライダ

帯域

信号のバンド幅を示します。

チェックボックス

ステレオフランジャ

オーディオファイルの処理された部分をより「ステレオに近い」

音にします。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナル

元の信号を編集されたコピーとミックスし、元の信号の強さを示します

スライダ

エフェクト

元の信号を編集されたコピーとミックスし、編集された信号の強さを示

します。

6.2.12 ピッチベンドエフェクト

[ピッチベンド]エフェクトは、「スピードカーブ」の力を借りてオーディオファイルの長

さ全体のピッチを変更します。

オーディオファイルの長さは変更することもそのまま維持することも可能です。

次の設定オプションが使用できます。

グラフ

ピッチ

オーディオファイルの長さ全体のピッチを示します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 52

スライダ

ピッチの長さ

[ピッチ]グラフの Y 軸を設定します。

この値が大きいほど、ピッチの変化が大きくなります。

チェックボックス

長さを維持

オーディオファイルの長さをそのまま維持します。

ピッチ(出力長さ)グラフの X 軸は固定されています。

6.2.13 シュードリバースエフェクト

[シュードリバース]エフェクトでは、オーディオファイル全体が逆に再生されるのではな

く、小さいシーケンスに分割されます。

これらは「通常の」方向で逆順のシーケンスで再生されます。

これによってオーディオファイルの内容は認識可能ですが、リバース再生エフェクトが適用

されます。

次の設定オプションが使用できます。

エリア

リバース時間

シーケンスを逆に再生する長さを示します。

6.2.14 再アナログエフェクト

[再アナログ]エフェクトは、オーディオファイルにエフェクトを追加して、人為的により

古い音を作ります。

次の設定オプションが使用できます。

チェックボックス

ノイズ

オーディオファイルにノイズを加えます。

スライダ

レベル

ノイズの強さを指定します。

チェックボックス

レトロレシオ

古いラジオの音のようにオーディオファイルの音をわずかに歪ませま

す。

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フィルタ

Nero WaveEditor 53

スライダ

レベル

ディストーションエフェクトの強さを指定します。

チェックボックス

クリック音

古いレコード上の傷やほこりのエフェクトを追加します。

スライダ

クリック音

ビニールレコード上にあるような傷の周波数および強さを指定します。n und Staub wie auf einer Schallplatte an.

スライダ

パチパチ音

ビニールレコード上で発生するようなパチパチ音の周波数および強さ

を指定します。 wie auf einer Schallplatte an.

オプションボタン

ソース

各種のレコードタイプのオプションを提供します。

チェックボックス

ハミング

オーディオファイルに低周波数のハムを追加します。

スライダ

レベル

ハムの強さを示します。

スライダ

倍音

周波数が持つ倍音数を指定します。

スライダ

勾配

高レベルと低レベルの間のトランジションのスティープネス(斜度)

を指定します。

この設定によりヒス音が「ひっかくような音」になります。

オプションボタン

周波数

ハムの周波数を指定します。

6.2.15 リバーブエフェクト

[リバーブ]エフェクトは、スペース内の音響反射をシミュレートします。

次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 54

スライダ

リバーブ時間

リバーブの長さを指定します。

スライダ

ルームサイズ

リバーブを生成する想像上の部屋の大きさを指定します。

スライダ

明るさ

リバーブの明るさを指定します。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

ドライシグナ

元の信号を編集されたコピーとミックスし、元の信号の強さを示します

スライダ

エフェクト

元の信号を編集されたコピーとミックスし、編集された信号の強さを示

します。

6.2.16 スタッターエフェクト

[スタッター]エフェクトには、オーディオファイルのリズムを変更するためのオプション

が用意されています。

次の設定オプションが使用できます。

グラフ

無音部分の長

Y 軸上の無音の長さと X 軸上の信号の長さを示します。

スライダ

無音部分の長

無音または繰り返しの長さを指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 55

スライダ

シグナルの長

繰り返される信号の長さを指定します。

[モード]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

オプションボ

タン

ミュート

オーディオファイルを[ミュート]スタッターモードで再生します。

オーディオファイルは[シグナルの長さ]スライダを使って設定された

時間再生され、[無音部分の長さ]スライダを使って設定された時間ミ

ュートされます。 ファイルはそのファイルの長さを維持します。

オプションボ

タン

拡大

オーディオファイルを[拡大]スタッターモードで再生します。

オーディオファイルは[シグナルの長さ]スライダを使って設定された

時間再生され、[無音部分の長さ]スライダを使って設定された時間ミ

ュートされます。

ファイル内の適切な場所でミュートされた後、 後の再生が終了した地

点で再生が再開されるため、ファイルの長さは変わります。

オプションボ

タン

リピート

オーディオファイルを[リピート]スタッターモードで再生します。

オーディオファイルは[シグナルの長さ]スライダを使って設定された

時間再生されます。

その後、オーディオファイルの同じ範囲が、[無音部分の長さ]スライ

ダを使って設定された時間の長さだけ再度再生されます。

これは、オーディオファイルの選択されたエリアが完了するまで繰り返

されます。

6.2.17 拡張サラウンドエフェクト

[拡張サラウンド]エフェクトは、サラウンドオーディオファイル(5.1 または

7.1)を編集している場合にのみ使用できます。

このエフェクトでは、拡張サラウンドサウンド設定を行います。

次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 56

スライダ

拡張

拡張の度合いを示します。

チェックボックス

フロントチャンネ

フロントチャンネルを含めるようにエクスパンションを拡げます。

チェックボックス

サイドチャンネル

サイドチャンネルを含めるようにエクスパンションを拡げます。

チェックボックス

サラウンドチャン

ネル

サラウンドチャンネルを含めるようにエクスパンションを拡げます。

6.2.18 サラウンドリバーブエフェクト

[サラウンドリバーブ]エフェクトを使用すると、リバーブエフェクトをオーディオファイ

ルに追加して、オーディファイルがさまざまな空間的条件で録音されたような音になります

[部屋の大きさ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

グラフ

部屋の大きさ

部屋の大きさの変更を視覚的に示します。

スライダ

部屋の幅を変更します。

スライダ

奥行き

部屋の奥行きを変更します。

スライダ

高さ

部屋の高さを変更します。

[部屋の大きさ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 57

スライダ

エアダンピング

室内の減衰されるレベルを指定します。

スライダ

表面素材

部屋の特徴的な表面素材(カーペットなど)を指定します。

[出力]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

アーリーリフレクシ

ョン

オーディオソースからリスナーまでの距離を示します。

スライダ

レイトリフレクショ

部屋の中のオーディオソースのリバーブを示します。

スライダ

ドライゲイン

元の信号の強さを示します。

6.2.19 ボイス変調エフェクト

[ボイス変調]エフェクトを使用すると、オーディオファイル内の人間の声を操作できます

[エンベロープ]エリアでは、次に示す設定オプションを使用できます。

グラフ

エンベロープマッ

ピング

オーディオファイルの入力および出力周波数を変更します。

ハンドルを使用して直線を変更できます。 グラフィックでは Y

軸は出力周波数、X 軸は入力周波数を表します。

スライダ

スケーリング

人間の声を形成する要素を移動します。

[ピッチ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 58

スライダ

間隔

オーディオファイル内のピッチを変更します。

スライダ

ファインチューン

元のオーディオファイルの長さをそのまま維持したために間隔やパ

ッチが変わって歪みが起きてしまった場合、微調整が可能です。

[時間]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

伸張

オーディオファイルの長さを変更するか、元の長さをそのまま維持するかを

指定します。

[モード]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

オプションボタン

通常

オーディオファイルの音声は変更されません。

前回設定したエフェクトのみが使用されます。

オプションボタン

ロボットボイス

アクティブなエフェクトにロボットのような聴感を追加します。

オプションボタン

ささやき

アクティブなエフェクトにささやきのような聴感を追加します。

6.2.20 ワウワウエフェクト

[ワウワウ]エフェクトでは、ギターの録音をひずませることができます。

[変調]エリアでは次の設定オプションを使用することができます。

スライダ

変調周波数

変調の周波数を指定します。

ドロップダウンメニ

ュー

変調関数

変調信号の信号形式(サインなど)を選択します。

[ミックス]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 59

スライダ

ドライシグナ

元の信号を編集されたコピーとミックスし、元の信号の強さを示します

スライダ

エフェクト

元の信号を編集されたコピーとミックスし、編集された信号の強さを示

します。

[フィルタ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

下限

周波数帯の下限を定義します。

スライダ

上限

周波数帯の上限を定義します。

スライダ

帯域

周波数のバンド幅を定義します。

スライダ

フィードバッ

コピーされた信号数を指定します。

6.3 拡張

6.3.1 帯域補完拡張

[帯域補完]拡張を使用すると、特定の周波数を強調したり、除去することができます。

[スベクトラルリミックサー]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

高周波数

高周波数の強さを示します。

スライダ

ドライシグナル

元の信号の強さを示します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 60

スライダ

低周波数

高周波数の弱さを示します。

[フィルタ]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

スライダ

高周波数

高周波数を増幅させる周波数(この周波数以上を増幅)を示します。

スライダ

低周波数

低周波数を増幅させる周波数(この周波数以下を増幅)を示します。

6.3.2 カメラディノイザ拡張

[カメラディノイザ]拡張は、特にざわめき音やその他のバックグラウンドノイズをカメラ

録音から軽減します。

次の設定オプションが使用できます。

グラフ

ノイズ削減レベル:

信号をグラフィック形式で表示します。

スライダ

軽減レベル

妨害ノイズをどの程度除去するかを指定します。

6.3.3 DC オフセット修正

[DC

オフセット修正]では、キャリブレーションがうまくいっていない装置(ゼロポイントを中

心としていない)からの録音を改善します。

6.3.4 ディクリッカー拡張

ディクリッカー]拡張を使用すると、クリック音やパチパチ音といったノイズをオーディオ

ファイルから除去できます。

次の設定オプションが使用できます。

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フィルタ

Nero WaveEditor 61

チェックボックス

ディクリッカー

オーディオファイルからの録音で傷などによって生じることがある、

クリックなどの妨害ノイズを除去します。

スライダ

検出値

可聴され、除去対象となる妨害ノイズの強さを示します。

スライダ

大長

妨害ノイズをフィルタリングする時間の 大長を示します。

チェックボックス

高品質

高品質のフィルタリングを提供します。

ただし、この設定は、きわめてプロセッサインテンシブです。

チェックボックス

ディクラックル

オーディオファイルからのほこりやレコード針の音によって生じるこ

とがある、パチパチ音などの妨害ノイズを除去します。

スライダ

検出値

可聴され、除去対象となる妨害ノイズの強さを示します。

スライダ

軽減レベル

妨害ノイズをどの程度除去するかを指定します。

チェックボックス

自動リストア

両方の領域の 適値を自動的に設定します。

調整する領域にあるチェックボックスをクリックし、[自動リストア

]オプションを有効にします。

6.3.5 ディクリッパー拡張

[ディクリッパー]拡張は、振幅ピークが設定値より高くなったために Nero WaveEditor

へのインポート中にカットオフされた場合、そのカットオフされた振幅ピークを追加します

次の設定オプションが使用できます。

スライダ

検出しきい値

除去された振幅ピークを再アタッチする音量を指定します。

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フィルタ

Nero WaveEditor 62

スライダ

ゲイン変調

削除された振幅ピークを再アタッチします。

振幅ピークはファイルの保存後に再度削除されることになるた

め、このパーセント値にはあまり高い値は設定しないようにし

てください。

6.3.6 ハム削減拡張

[ハム削減]拡張は、オーディオファイル内のハミングノイズを除去します。

次の設定オプションが使用できます。

グラフ

ハム削減

4 つのノッチフィルタを表示します。

ボタン

自動ハム検出

すべてのフィルタに 適値を自動的に設定します。

[ハムフィルタ設定]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

オプションボ

タン

フィルタ

4 つの異なるノッチフィルタを表示します。

これらのフィルタはスライダを使用して設定できます。 4

つのノッチフィルタは、[フィルタのリンク]オプションボタンを使用

してリンクさせることもできます。

この場合、すべてのスライダの変更がすべてのフィルタに適用されます

スライダ

周波数

フィルタリングするハムの周波数を指定します。

スライダ

ゲイン

ハムをどの程度除去するかを指定します。

スライダ

ノッチフィルタの範囲の上がり下がりを急激にするか、ゆるやかにする

かを指定します。

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フィルタ

6.3.7 フィルタツールボックス拡張

[フィルタツールボックス]拡張を使用すると、独自のオーディオフィルタを定義できます

次の設定オプションが使用できます。

チェックボックス

ユーザー作成フィル

タ応答

ハンドルを使用してグラフィックを変更するためのオプションを

有効にします。

グラフ

ユーザー作成フィル

タ応答

調整可能な曲線を使用してフィルタを自分で定義できます。

制限周波数グラフィックの線形スケールと対数スケールを切り替

えます。

チェックボックス

バンドパスフィルタ

特定の周波数範囲を超えることが可能な[バンドパスフィルタ]

を追加します。

スライダ

上限

バンドパスフィルタの高域周波数の上限を指定します。

スライダ

下限

バンドパスフィルタの低域周波数の下限を指定します。

エリア

ノッチフィルタ

特定の周波数レンジを超えることを防ぐノッチフィルタとバンド

パス停止が 3 つまで挿入されます。

スライダ

中央

関連のあるノッチフィルタの周波数を指定します。

6.3.8 ノイズ削減拡張

[ノイズ削減]拡張は、オーディオファイル内の気になるノイズを除去します。

次の設定オプションが使用できます。

Nero WaveEditor 63

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フィルタ

グラフ

スペクトラルサブトラクシ

ョンプロファイル

妨害信号をマッピングします。

制限周波数グラフィックの線形スケールと対数スケールを

切り替えます。

スライダ

ゲインフロア

ノイズの一部をそのまま残す場合にノイズ削減レベルを指

定します。

スライダ

軽減レベル

ノイズ削減のレベルを指定します。

[モード]エリアでは、次の設定オプションが使用できます。

オプションボタン

自動ノイズ解析

ノイズに関してオーディオファイルを自動的に解析します

ボタン

フリーズ

スペクトラルサブトラクションプロファイル内のノイズカ

ーブを固定し、これを基準信号として使用します。

オプションボタン

編集ノイズカープ

特殊なスペクトラルサブトラクションプロファイル内のノ

イズカーブにハンドルを挿入します。これらのハンドルは

カーブの編集に使用できます。

オプションボタン

ノイズプリント

ノイズ解析を実装した後およびノイズ除去をはじめて呼び

出した後、この機能は自動的に有効になります。

ノイズ解析により生成されたノイズカーブは、編集するこ

とができます。

ボタン

残余出力

ノイズ信号の再生のみを行います。

Nero WaveEditor 64

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フィルタ

Nero WaveEditor 65

6.3.9 ノイズ解析

[ノイズ解析]拡張は、オーディオファイル内のマークされた領域をノイズ基準音として使

用します。 この基準音は、ノイズの抑制に使用されます。

6.4 オーディオファイルの音を変更する

ツール、エフェクト、およびサウンド 適化ツールを使用してオーディオファイルの音を変

更するには、次の手順を実行します。

1. 音を変化させるオーディオファイルの領域にマークを付けます。

マークを付けた領域が異なる色で強調表示されます。

2. [ツール]、[エフェクト]、および[拡張]メニューで目的の項目を選択します。

該当するウィンドウが表示されます。

3. 開いているウィンドウで目的に合った設定を行います。

4. [OK]ボタンをクリックします。

オーディオファイルの強調表示された部分における音の変更が完了しました。

6.5 技術的な情報

6.5.1 システム要件

Nero WaveEditor は Nero

製品と一緒にインストールされます。システム要件も同じです。システム要件についての詳

細は、www.nero.com でご確認ください。

また、次の要件も当てはまります。

ハードディスクに 5 MB 以上の空き容量

16 ビット Windows 互換サウンドカードおよびスピーカーまたはヘッドフォン

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フィルタ

WHQL 認定の 新デバイスドライバのインストールを推奨します。WHQL

は、Windows Hardware Quality Labs の略称であり、そのドライバが Microsoft

によって認定され、Microsoft Windows

および対応のハードウェアに適合することを表します。

6.5.2 対応フォーマットおよびコーデック

6.5.2.1 オーディオ形式とコーデック

アドバンストオーディオコーディング(ACC) - インポートのみ

オーディオ交換ファイル形式(AIFF、AIF)

Dolby Digital (AC-3) - ® nur Import

MP3 および mp3PRO

Moving Picture Experts Group-1 オーディオレイヤー 3(MP3)

s Group-4(MP4)

E(WAV、WAVE)

Nero WaveEditor ファイル(NWF)

Moving Picture Expert

Nero Digital(MP4)

OGG Vorbis(OGG、OGM)

Resource Interchange File Format WAV

Windows Media オーディオ(WMA)

Nero WaveEditor 66

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用語集

Nero WaveEditor 67

7 用語集

FIR フィルタ

フィルタとは、入力信号を転送機能にリンクさせ、この変更された信号をその転送機能の出

力で使用できるようにするシステムです。 Finite Pulse Response によるフィルタ(FIR

フィルタ)では、出力信号は、入力信号を部分的にバッファしたいくつかの値で構成されて

います。

IIR フィルタ

フィルタとは、入力信号を転送機能にリンクさせ、この変更された信号をその転送機能の出

力で使用できるようにするシステムです。 Infinite Pulse Response(IIR

フィルタ)では、入力値の他に、出力信号のバッファされた値が使用されます。

サンプルレート

サンプルレートとは、信号が時間間隔ごとにサンプルされる頻度です。

秒単位のサンプリング値で測定されます。

サンプルレートを上げるほど測定の精度が高くなり、音質が良くなります。

ビット深度

ビット深度は、振動をキャプチャする精度を表します。ビット深度が大きいほど、キャプチ

ャの精度とオーディオ品質は向上します。

周波数

周波数は、電場または磁場の秒当たりの振動を表します。オーディオファイルでは、周波数

はピッチの上昇と共に増加します。単位はヘルツ(Hz)です。

大の大きさの振動ことを振幅といいます。

平均化

オーディオ技術における平均化は、アナログおよび/またはデジタルオーディオデータを一

定の音量レベルに引き上げるプロセスです。

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お問い合わせ

8 お問い合わせ

Nero WaveEditor は、Nero AG の製品です。

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76307 Karlsbad サポート:

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