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施工マニュアルしおさい
第2版 2015.07
施工マニュアル
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施工マニュアルしおさい
目 次
1. 本体形状及び標準仕様 p.3
2. 標準部材一覧 p.4
3. 標準施工手順
標準施工フローチャート p.6
①軒先唐草の取り付け p.7
②アスファルトルーフィングの敷き込み p.8
③ケラバ捨谷の取り付け p.9
④本谷の取り付け p.9
⑤本体、雪止め金具の施工 p.10
⑥その他部材の取り付け
・ケラバ包み p.12
・谷アングル p.13
・雨押え(桁側、妻側) p.13
・棟(主棟、下り棟) p.15
4. 標準納まり図 p.17
5. 注意事項 p.20
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1.本体形状及び標準仕様
<断面形状>
<製品仕様> <バリエーション>
<断熱材> ※断熱材はオプション(別途販売)となります。通常品は 裏貼りなし となります。
※断熱材を使用する場合、発注時どちらのタイプがお知らせ下さい。
※各仕様は予告なしに変更する場合があります。
1820(有効長)
1900(製品長)
207
9
230(有効幅)
292
80
有効長さ 1,820㎜
有効幅 230㎜
有効面積 0.419㎡
1枚あたり重量 2.1kg
1坪あたり必要枚数 7.9枚
施工可能勾配 2.5寸以上
ブラックパール
茶
仕 様 色材 質 塗 膜 板厚
ガルバリウム鋼板 フッ素樹脂塗装 0.35㎜
タイプ 断熱材仕様 厚さ
敷設タイプ 2.0㎜
本体裏貼りタイプ 4.0㎜
発泡ポリエチレンシート 片面アルミ箔(商品名:ソフトラビー)
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2.標準部材一覧
棟包み(平葺用) 板厚:0.35㎜ 本谷 板厚:0.35㎜
製品長さ:1,820㎜
製品長さ:1,820㎜
製品長さ:1,820㎜ 製品長さ:1,820㎜
長手方向7㎜ずつ折り返し 製品長さ:1,820㎜
雨押え 板厚:0.35㎜ 軒先唐草 板厚:0.35㎜
C用軒先唐草 板厚:0.35㎜ ケラバ捨谷 板厚:0.35㎜
ケラバ包み 板厚:0.35㎜ 谷アングル 板厚:0.35㎜
製品長さ:1,820㎜
右端70㎜切欠き 有効長さ:1,750㎜ 製品長さ:1,820㎜
105
25
15142°
80
50
5
20
58 66
16
21
21
135° 77
130
18
80
90
13620
50
155°
10
45 110
25
15
110°
50
30
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2.標準部材一覧
12×45㎜
本体固定用 表面アルミ箔ラミネート
厚さ:2㎜
ステンレス製 ステンレス製
無塗装品のみ
剣先(平葺用) 板厚:0.35㎜
寄棟屋根:下り棟先端に使用
規格幅:914㎜、457㎜
規格長さ:10m
規格以外の幅、長さも製作可
(長さは10mまで)
約450本入 使用目安:本体60枚(10坪)あたり/1kg
15×32㎜
役物固定用
規格:1m×50m(50㎡分)
無塗装品、塗装品(ブラックパール色、茶色) あり
平板 板厚:0.35㎜ 914㎜×1,829㎜ 長尺 板厚:0.35㎜ 長さ:10m
ステンレススクリュー釘 ※1箱1kg入 ソフトラビー(断熱材) ※敷設タイプ
棟コーナー(平葺用) 板厚:0.35㎜
切妻屋根:主棟部端に使用
約1,000本入 使用目安:1現場あたり/1kg ※本体が裏貼り品の場合は使用しません
雪止め金具(富士型) ステンレス製 雪止め金具(フラット) ステンレス製
120
(60)
(211)
(46)
(206)150
700
15
12924
15
600
12924
914
1,829
10m
914(457)
50m
1m
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3.標準施工手順
<標準施工フローチャート>
・新築、リフォームとも、新規野地板まで施工してあるものとします。
・上記手順及び施工方法、部材や各納まりについては、当社の標準的な方法を説明しています。
・現場の状況や状態により、施工手順や施工方法が変わる場合があります。
<施工の前に>
・施工可能勾配は 2寸5分以上 となっております。
2寸5分以下の場合は施工不可、または下地を2寸5分以上にかさ上げする必要があります。
・既存屋根の種類によって既存屋根を撤去する必要がある場合と、撤去する必要なく施工できる
場合があります。(既存の状態によって撤去するかどうか変わる場合があります)
※いずれの場合も、新規にルーフィングを敷き込みして下さい。
既存屋根の種類 既存屋根の撤去及び施工方法(例)
和瓦 撤去し、新規野地板を貼りルーフィング敷き込み
瓦棒 撤去せず、新規野地板を貼りルーフィング敷き込み
カラーベスト 撤去せず、新規ルーフィング敷き込み
① 軒先唐草の取り付け
② アスファルトルーフィングの敷き込み
③ ケラバ捨谷の取り付け
④ 本谷の取り付け
⑤ 本体の施工、雪止め金具の取り付け
⑥ その他部材の取り付け
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施工手順 ①軒先唐草の取り付け
①-1 既存屋根の軒先が、既存の野地板より出ている場合、野地板の面に合わせて既存屋根をカットします。
①-2 軒先唐草を左端より取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、右側を上にして重ねて下さい。
既存屋根がカラーベストや石綿スレート瓦の場合、屋根をカットすると粉塵が飛び散ってしまいます。
C用軒先唐草を使用すれば、軒先部分をカットすることなく、唐草の取り付けが可能です。
・C用軒先唐草を使用する場合、アスファルトルーフィングを先に敷いてから取り付けて下さい。
・既存屋根がカラーベストや石綿スレート瓦以外の場合は、使用できません。
<軒先唐草の場合>
①既存屋根の軒先部カット
②アスファルトルーフィング敷き込み
③軒先唐草取り付け
<C用軒先唐草の場合>
①アスファルトルーフィング敷き込み
②C用軒先唐草取り付け
既存野地板の面に
合わせてカット
既存屋根
既存野地板
軒先唐草
釘打ち箇所
軒先唐草
C用軒先唐草
既存屋根の厚さが唐草の寸法内に収まれば、
軒先をカットすることなく取り付けが可能です。
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施工手順 ②アスファルトルーフィングの敷き込み
②-1 ・下葺材は、アスファルトルーフィング23kg、またはゴムアスルーフィングを使用して下さい。
・必ず軒先側から棟側に向かい、桁行方向(軒先と平行)に敷き込んでください。
・下地が含湿している場合、雨天時の敷き込みは避けて下さい。
・ルーフィングの重ね寸法については、下図を参照して下さい。
<出隅>
150㎜以上
立ち上げ
二重に敷き込み
角にコーキング
<入隅>
150㎜以上
立ち上げ
二重に敷き込み
角にコーキング
<重ね寸法(基準)>
●流れ方向 → 100㎜以上
●桁行方向 → 200㎜以上
●主棟部 → 二重に敷き込む
●下り棟部 → 二重に敷き込む
●谷部 → 二重に敷き込む
●出隅、入隅 → 二重に敷き込み
壁際は150㎜以上立ち上げ
角はコーキング
100㎜以上重ねる
200㎜以上重ねる
二重に敷き込む
二重に敷き込む
二重に敷き込む
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施工手順 ③ケラバ捨谷の取り付け
③-1 ケラバ部に、ケラバ捨谷を取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、棟側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
※頂部等の各取り合いは現場加工となります。
施工手順 ④本谷の取り付け
④-1 谷芯に合わせて本谷を取り付けます。
先端は、野地板の先端より20~30㎜ほど出して切り落とし、野地板に合わせて折り下げ加工します。
重ねしろは50㎜以上とし、棟側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
※頂部や壁際等、各取り合いは現場加工となります。
釘打ち箇所
(釘頭コーキング)
本谷
先端折り下げ加工
釘打ち箇所
(釘頭コーキング) ケラバ捨谷
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施工手順 ⑤本体、雪止め金具の施工
<⑤-1 本体>
⑤-1-1 軒先の中心に本体のジョッグル部か中心部を合わせるように仮置きし、左右対称になるように葺いて
いきます。
⑤-1-2 ケラバ側の両端を、ケラバ捨谷に合わせてカットします。
⑤-1-3 割り付けに沿って、左端から右端へと葺いていきます。
本体右端のジョッグル部分に左端のハゼを重ね、上にスライドします。
本体のジョイントを上下段で千鳥になるように葺くと、仕上がりが綺麗になります。
本体は、ケラバ捨谷の際まで伸ばして下さい。
本体をケラバ捨谷まで伸ばす 本体がケラバ捨谷の手前
本体は、右端のジョッグル部に左端のハゼを差し込み、上にスライドさせます。
ケラバ捨谷
本体
ケラバ捨谷
本体
右端ジョッグル部分
左端ハゼ部分
左端を右端に差し込み
上にスライド
本体(左端)
本体(右端)
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●本体釘打ち箇所
本体1枚あたり4~5箇所(基本的に455㎜ピッチ)釘打ちします。
ステンレススクリュー釘45㎜を使用して下さい。
<⑤-2 雪止め金具> ※富士型、フラットタイプともに取付方法は同じです。
⑤-2-1 軒先より2段目と3段目に雪止め金具を取り付けます。
取り付けにはステンレススクリュー釘45㎜を使用して下さい。
必ず本体を施工しながら取り付けて下さい(後付不可)。
⑤-2-2 軒先より2段目に914㎜ピッチで取り付け、3段目も同様に914㎜ピッチで取り付けます。
3段目は、2段目の間、千鳥になるように取り付けます。
千鳥に取り付けることで、実質の取り付けピッチは455㎜となります。
455
455
釘打ち箇所
本体のジョイント部を上下段で
千鳥にするように施工すると
見映えが良くなります。
2段目
3段目 雪止め金具
455 455 455 455
914 914
914
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<⑤-2 雪止め金具> ※富士型、フラットタイプともに取付方法は同じです。
・現場や地域の状況によっては、雪止め金具の取り付けピッチを変えることもできます。
例)2、3段目 取り付けピッチ455㎜ 例)2段目のみ 取り付けピッチ455㎜
※実質取り付けピッチ227.5㎜
取り付けピッチを変更する時、現場の状況や環境を加味して下さい。
施工手順 ⑥その他部材の取り付け
<⑥-1 ケラバ包み>
⑥-1 ケラバの上側にケラバ包みを引っかけ、下方向に回転させて取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、棟側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
ケラバ包みはケラバ捨谷の上側に引っかけて
回転させます。
※各取り合い、ケラバ部先端は現場加工となります。
227.5 227.5 227.5 227.5 455 455
ケラバ包み
ケラバ捨谷
本体
釘打ち箇所
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<⑥-2 谷アングル>
⑥-2-1 本体を、本体のイナズマ部分より少し出るようにしてカットします。
⑥-2-2 カットした本体に合わせて、谷アングルを取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、棟側を上にして重ね、重ね部にはコーキングを行ってください。
谷アングルは釘打ちせず、リベットで段部に固定します。リベット頭にはコーキングを行って下さい。
<⑥-3 雨押え(桁側)>
⑥-3-1 雨押えの幅に合わせて貫板15×90を取り付けます。
⑥-3-2 貫板15×90の手前で、本体を立ち上げます。
⑥-3-3 雨押えを左側から取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、右側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
⑥-3-4 雨押えを取り付けたら、雨押え頂部と壁との取り合いにコーキングを行って下さい。
本体
釘打ち箇所
貫板15×90
本体立ち上げ
雨押え 頂部コーキング
本谷
本体
谷アングル
リベット固定
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<⑥-4 雨押え(妻側)>
⑥-4-1 雨押えの幅に合わせて貫板15×90を取り付けます。
⑥-4-2 貫板15×90の手前で、本体を立ち上げます。
⑥-4-3 雨押えを取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、棟側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
⑥-4-4 雨押えを取り付けたら、雨押え頂部と壁との取り合いにコーキングを行って下さい。
※壁との取り合い(桁側、妻側)やコーナー部、雨押え同士の取り合いは現場加工となります。
雨押えは桁側、妻側とも共用となります。
<桁側、妻側とも本体を立ち上げない場合>
本体を壁際まで伸ばし、本体の上から雨押えの幅に合わせて貫板15×90を取り付け、雨押えを
取り付けて下さい。
妻側は、ケラバ捨谷や平板を現場でL字型やコの字型に加工し、捨谷を作ってください。
貫板の釘穴から漏水しないようにコーキングを行う等、止水対策を十分に行って下さい。
※推奨する施工方法ではありません
<桁側>
・本体は壁際まで伸ばす
・釘頭にはコーキング
本体立ち上げ
頂部コーキング
本体
雨押え
貫板15×90
釘打ち箇所
壁際まで伸ばす
釘頭コーキング
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<妻側>
・ケラバ捨谷や平板でL字型やコの字型の捨谷を現場で作って下さい
・本体は捨谷の際まで伸ばす
・釘頭にはコーキング
<⑥-5 主棟>
⑥-5-1 平棟カバー(平葺用)の幅に合わせて貫板15×90を取り付けます。
⑥-5-2 貫板15×90の手前で、本体を立ち上げます。
⑥-5-3 平棟カバー(平葺用)を左側から取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、右側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
⑥-5-4 主棟の両端に棟コーナー(平葺用)を取り付けます。
※各取り合いは現場加工となります。
壁際(捨谷)まで
伸ばす
捨谷(現場加工)
釘頭コーキング
本体立ち上げ
本体
貫板15×90 釘打ち箇所
平棟カバー(平葺用)
棟コーナー(平葺用) 釘打ち箇所
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平棟カバー(平葺用)は、長手方向(L方向)の左右に折り返しがついています。
片側が表向き、もう片側が裏向きとなっています。
折り返しが裏になっている方を重ね上側として下さい。
<⑥-6 下り棟>
⑥-5-1 平棟カバー(平葺用)の幅に合わせて貫板15×90を取り付けます。
⑥-5-2 貫板15×90の手前で、本体を立ち上げます。
⑥-5-3 平棟カバー(平葺用)を取り付けます。
重ねしろは50㎜以上とし、棟側を上にして重ね、重ね部と釘頭にはコーキングを行って下さい。
⑥-5-4 下り棟の先端には剣先(平葺用)を取り付けます。
本体を立ち上げない場合は、雨押えと同様です。
その場合は止水対策を十分に行って下さい。
折り返し(表側)
折り返し(裏側) 重ね上側
重ね下側
本体
貫板15×90
釘打ち箇所
平棟カバー(平葺用)
剣先(平葺用)
本体立ち上げ
釘打ち箇所
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4.標準納まり図<施工箇所>
①軒先 ⑦谷
②ケラバ ⑧主棟端
③主棟 ⑨下り棟先端
④下り棟
⑤壁取り合い(桁側)
⑥壁取り合い(妻側)
※施工箇所の名称や納まりは当社の標
準的な仕様、方法に基づいています。
現場の状況や状態により施工方法が
変わる場合があります。
<①軒先>
・軒先唐草を使用した場合
・C用軒先唐草を使用した場合
軒先唐草
①
②
③
④
⑤
⑥
⑦
⑧
⑨
50
80
C用軒先唐草
本体
軒先唐草
C用軒先唐草
本体
66
16
21
21
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<②ケラバ>
<③主棟 ④下り棟>
<壁取り合い ⑤桁側>
※下り棟も同様の納まりです。
ケラバ包み
ケラバ捨谷
雨押え
110 45 25
15
本体
ケラバ捨谷
ケラバ包み 77
130
18
80
90
平棟カバー(洋風)
本体立ち上げ
本体
平棟カバー(洋風)
15 142°
105 25
本体
雨押え
コーキング
貫板15×90
本体立ち上げ
貫板15×90
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<壁取り合い ⑥妻側>
※使用する雨押えは桁側、妻側共通です。
<⑦谷 (和風・洋風共通)>
<⑧主棟端 (洋風)> <⑨下り棟先端 (洋風)>
本谷 谷アングル
136
50
155°
50
30
谷アングル
棟コーナー(平葺用) 剣先(平葺用)
雨押え
110 45 25
15 貫板15×90
コーキング
雨押え
本体立ち上げ
本谷
本体
本体
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5.注意事項
本体表面に火気を近づけると表面塗膜が劣化する場合があります。
火の扱いには十分に注意して下さい。
製品を保管する時は、地面に直接置かないで下さい。
製品は台木に乗せ、シートを必ずかけて下さい。
本体の上を歩くときは、段差や山部をつぶさないように十分注意して下さい。
本体や部材を切断する時、切り屑を残さないよう十分注意して下さい。
切り屑が本体表面に付着すると、もらい錆が発生する原因になります。
施工可能勾配は2.5寸以上となっております。
2.5寸未満、及び90°以上の屋根面には施工できません。
本体、部材の締結釘は、当社のステンレススクリュー釘を使用して下さい。
製品の搬入、搬出の際は、製品に直接ワイヤーやロープをかけないようにして下さい。
変形、傷、破損の原因となります。
製品を地面や屋根の上で引きずるといった、製品を傷つけたり、変形、破損させるおそれの
ある行為、または外観を損なうような行為はおやめ下さい。
強風時の荷揚げ及び施工はおやめ下さい。風により製品が飛ばされるおそれがあります。
屋根上に荷揚げした製品は長時間放置せず、速やかに施工を行って下さい。
喫煙しながらの作業はおやめ下さい。
作業、休憩終了時には必ず清掃を行い、梱包材や切り屑、飲食物、タバコの吸殻等を散らか
さないようにして下さい。
作業中、休憩中問わず、施主様や近隣の方々の迷惑になるような言動はおやめ下さい。
寒冷地域あるいは強風地帯では、特殊な工事を必要とする場合があります。
こうした地域で施工される場合、事前に専門業者にご相談ください。
本マニュアルは、あくまでも当社の標準的な施工方法について記載しております。
特殊な設計、施工を行う場合には、事前に専門工事関係者にご相談下さい。
製品の破損や事故の原因となるおそれがあります危険を伴う場合がありますので、施工中は厳守のほどお願いいたします
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