スマートな交通&モビリティ・サービスの 将来に向けた取り...

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© 2012 IBM Corporation スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの スマートな交通&モビリティ・サービスの 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み 将来に向けた取り組み スマーター・シティ事業 スマーター・シティ事業 スマーター・シティ事業 スマーター・シティ事業 モビリティ&交通 モビリティ&交通 モビリティ&交通 モビリティ&交通 ビジネス開発担当 ビジネス開発担当 ビジネス開発担当 ビジネス開発担当 江崎 江崎 江崎 江崎 智行 智行 智行 智行 7回 日本 日本 日本 日本ITS推進フォーラム 推進フォーラム 推進フォーラム 推進フォーラム 将来の交通ビジョンセッション 将来の交通ビジョンセッション 将来の交通ビジョンセッション 将来の交通ビジョンセッション ~ The future of Smarter Mobility & Transportation ~ ~ The future of Smarter Mobility & Transportation ~

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  • © 2012 IBM Corporation

    スマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスのスマートな交通&モビリティ・サービスの

    将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み将来に向けた取り組み

    スマーター・シティ事業スマーター・シティ事業スマーター・シティ事業スマーター・シティ事業 モビリティ&交通モビリティ&交通モビリティ&交通モビリティ&交通 ビジネス開発担当ビジネス開発担当ビジネス開発担当ビジネス開発担当 江崎江崎江崎江崎 智行智行智行智行

    第第第第7回回回回 日本日本日本日本ITS推進フォーラム推進フォーラム推進フォーラム推進フォーラム

    将来の交通ビジョンセッション将来の交通ビジョンセッション将来の交通ビジョンセッション将来の交通ビジョンセッション

    ~ The future of Smarter Mobility & Transportation ~~ The future of Smarter Mobility & Transportation ~

  • © 2011 IBM Corporation2

    都市・社会システムの発達の中で、より複雑に「つながる」依存関係、逼迫する社会

    インフラの制約下で、将来の個人の移動手段、公共交通は大きく変化する

    0 0 0 0

    10 10 10 10

    20 20 20 20

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    50 50 50 50

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    2007年

    都市の人口都市の人口都市の人口都市の人口

    都市以外の人口都市以外の人口都市以外の人口都市以外の人口

    [億人]

    [年]

    50%50% 6060%% 70%70%

    交通渋滞交通渋滞交通渋滞交通渋滞交通渋滞交通渋滞交通渋滞交通渋滞

    日本の渋滞日本の渋滞日本の渋滞日本の渋滞日本の渋滞日本の渋滞日本の渋滞日本の渋滞

    3838383838383838億時間、億時間、億時間、億時間、億時間、億時間、億時間、億時間、1212121212121212兆円、兆円、兆円、兆円、兆円、兆円、兆円、兆円、

    GDPGDPGDPGDPGDPGDPGDPGDP のののののののの 2.4%2.4%2.4%2.4%2.4%2.4%2.4%2.4% 相当相当相当相当相当相当相当相当

    20302030203020302030203020302030年までに世界の年までに世界の年までに世界の年までに世界の年までに世界の年までに世界の年までに世界の年までに世界の

    エネルギー需要はエネルギー需要はエネルギー需要はエネルギー需要はエネルギー需要はエネルギー需要はエネルギー需要はエネルギー需要は55%55%55%55%55%55%55%55%増増増増増増増増

    エネルギー不足エネルギー不足エネルギー不足エネルギー不足エネルギー不足エネルギー不足エネルギー不足エネルギー不足

    安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり安心・安全な街づくり

    20112011201120112011201120112011~~~~~~~~1515151515151515年度年度年度年度年度年度年度年度でででででででで

    1919191919191919兆円以上の兆円以上の兆円以上の兆円以上の兆円以上の兆円以上の兆円以上の兆円以上の

    復興予算の使い途復興予算の使い途復興予算の使い途復興予算の使い途復興予算の使い途復興予算の使い途復興予算の使い途復興予算の使い途

    世界で急速に進む都市化と様々な課題 ~ 交通・移動の“Landscape”が変わる

    •都市集中化による交通へのインパクトは甚大

    •行政・業界の枠を越えた仕組みづくりが必要

    都市部の人口の割合の変化

    2007 2030 2050

  • © 2011 IBM Corporation3

    + +

    “デジタルの世界と現実の世界の融合”が加速、リアルタイムにつながる社会、消費者・

    市民体験に変化を与える新たな交通・モビリティサービスがリアルに始まっている

    INTELLIGENTINSTRUMENTED INTERCONNECTED

    「つながる世界「つながる世界「つながる世界「つながる世界「つながる世界「つながる世界「つながる世界「つながる世界・融合・融合・融合・融合・融合・融合・融合・融合」」」」」」」」「リアルタイム「リアルタイム「リアルタイム「リアルタイム「リアルタイム「リアルタイム「リアルタイム「リアルタイム・センシング・センシング・センシング・センシング・センシング・センシング・センシング・センシング」」」」」」」」 「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」「複雑化・情報激増」

    デジタルの世界と現実の世界の融合 ~ IT で地球をより賢く、よりスマートに

    Car sharing eMobilityCar on demand Fleet Management Intermodal travel新たな価値新たな価値新たな価値新たな価値新たな価値新たな価値新たな価値新たな価値

    創造の機会創造の機会創造の機会創造の機会創造の機会創造の機会創造の機会創造の機会

    潜在リスク潜在リスク潜在リスク潜在リスク潜在リスク潜在リスク潜在リスク潜在リスク

    脅威の増大脅威の増大脅威の増大脅威の増大脅威の増大脅威の増大脅威の増大脅威の増大

    成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場成長のポテンシャル、未知の市場、、、、、、、、リアルタイムリアルタイムリアルタイムリアルタイムリアルタイムリアルタイムリアルタイムリアルタイムへへへへへへへへ

  • © 2011 IBM Corporation4

    最新最新最新最新ITを活用したスマートな社会実現の為の仕組み(オープン・プラットフォーム)の実装を活用したスマートな社会実現の為の仕組み(オープン・プラットフォーム)の実装を活用したスマートな社会実現の為の仕組み(オープン・プラットフォーム)の実装を活用したスマートな社会実現の為の仕組み(オープン・プラットフォーム)の実装~データ収集-分析・モデリング-意思決定-アクションのループを継続的に回すこと~データ収集-分析・モデリング-意思決定-アクションのループを継続的に回すこと~データ収集-分析・モデリング-意思決定-アクションのループを継続的に回すこと~データ収集-分析・モデリング-意思決定-アクションのループを継続的に回すこと

    データ収集データ収集データ収集データ収集 データ同化、モデルと予測分析データ同化、モデルと予測分析データ同化、モデルと予測分析データ同化、モデルと予測分析 意思決定支援意思決定支援意思決定支援意思決定支援

    ソーシャルメディアソーシャルメディアソーシャルメディアソーシャルメディア

    気象気象気象気象

    交通交通交通交通

    映像映像映像映像

    交通シミュ交通シミュ交通シミュ交通シミュ

    レーションレーションレーションレーション

    避難シミュ避難シミュ避難シミュ避難シミュ

    レーションレーションレーションレーション

    財務財務財務財務

    リスク分析リスク分析リスク分析リスク分析

    アーカイブアーカイブアーカイブアーカイブ

    データ補正データ補正データ補正データ補正

    降雨予測降雨予測降雨予測降雨予測 洪水予測洪水予測洪水予測洪水予測モデリングモデリングモデリングモデリング

    ビッグ・データビッグ・データビッグ・データビッグ・データ

    ダッシュボードダッシュボードダッシュボードダッシュボード

    可視化技術可視化技術可視化技術可視化技術

    警官、消防士、警官、消防士、警官、消防士、警官、消防士、

    救護班、担当者、救護班、担当者、救護班、担当者、救護班、担当者、

    住民、住民、住民、住民、…………

    通信ツール通信ツール通信ツール通信ツール

    SupplySupplySupplySupply

    ChainChainChainChain

    RiskRiskRiskRisk

    AnalyticsAnalyticsAnalyticsAnalytics

    サプライサプライサプライサプライ

    チェーンチェーンチェーンチェーン

    リスク分析リスク分析リスク分析リスク分析

    リアルタイム・ストリーム処理、クラウド、最適化システムリアルタイム・ストリーム処理、クラウド、最適化システムリアルタイム・ストリーム処理、クラウド、最適化システムリアルタイム・ストリーム処理、クラウド、最適化システム

    質問応答質問応答質問応答質問応答

    技術技術技術技術

    •政策立案•緊急対応•災害対応•交通制御•都市計画•...意見分析意見分析意見分析意見分析

    エネルギーエネルギーエネルギーエネルギー

    通信通信通信通信

    イベントルール

    プロセス意味モデル

    アクションアクションアクションアクション

    IBM Intelligent Operation Center – Traffic Management Center

    IBM Intelligent Operation Center

  • © 2011 IBM Corporation5

    従来の路上センサーに基づく道路情報システムの5%のコストで、高精度かつより広範な

    サービスを迅速に提供できることが実証済み (車載機・路上センサーなし)

    Celint TrafficSence ™ for IBM Intelligent Operation Center

    道路通行データ集約システムの進化道路通行データ集約システムの進化道路通行データ集約システムの進化道路通行データ集約システムの進化

    •第一世代 : 路上センサー、高精度であるが、高価で地域限定

    •第二世代 : GPS データ収集、サンプリング率低く、50% 渋滞検出率、40分程度の遅延

    •第三世代 : 携帯ベース、位置情報の不正確性のため、 70% 検出率、 30分程度の遅延

    •第四世代第四世代第四世代第四世代 :::: 路上の携帯電話のシグナルをリアルタイムに匿名追跡、交通渋滞情報を抽出路上の携帯電話のシグナルをリアルタイムに匿名追跡、交通渋滞情報を抽出路上の携帯電話のシグナルをリアルタイムに匿名追跡、交通渋滞情報を抽出路上の携帯電話のシグナルをリアルタイムに匿名追跡、交通渋滞情報を抽出

    98989898% のスローダウン検出のスローダウン検出のスローダウン検出のスローダウン検出、、、、 2-3分2-3分2-3分2-3分の遅延の遅延の遅延の遅延 (ほぼリアルタイム)(ほぼリアルタイム)(ほぼリアルタイム)(ほぼリアルタイム)

    カンザス市カンザス市カンザス市カンザス市

    75マイルを路上センサーでカバー(75マイルを路上センサーでカバー(75マイルを路上センサーでカバー(75マイルを路上センサーでカバー(30M$投資投資投資投資)))) VS. 市内全域を市内全域を市内全域を市内全域を5%5%5%5%のコストのコストのコストのコストで実現で実現で実現で実現 (1.5M$)

    事例: セルラーベース 高度道路情報サービス (Celint, IBM, City of Kansas)

  • © 2011 IBM Corporation6

    都市の渋滞の30%は、ドライバーがパーキングを探すために発生、これに特化し、都市内のパーキ

    ングスペース状況のリアルタイムで正確な把握とポリシー・支払い条件などを完全につなぐ統合型

    サービスプロバイダーが出現、グローバルに展開へ

    •駐車場の満空を確認する

    •駐車場のポリシー、価格、支払い条件を確認

    •利用サービスの質についてコメント・評価(SNS)

    •ピン・ドロップで記憶、クルマにもどる際のガイド

    •お気に入りの登録

    •スマホでの代金支払い

    消費者視点消費者視点消費者視点消費者視点

    事例: 完全統合型 リアルタイム・パーキングサービス ~ ParkSight City™

    市当局、パーキング管理の視点市当局、パーキング管理の視点市当局、パーキング管理の視点市当局、パーキング管理の視点

    •新たなセンサー、メッシュネットワーク設置による正確なデータ把握

    •パーキングスペースの稼働率Upのための対策分析(リアルタイムデータと蓄積データの分析)

    •街全体の最適化に向けて、ダイナミックダイナミックダイナミックダイナミックなポリシー、料金の設定とモニタリングを可能とする

    •違反車のリアルタイム表示

  • © 2011 IBM Corporation7

    リアルタイムで起きている交通パターン、個人の通勤履歴を分析し、より早く、安全な通勤

    ルートを予測、外出前の渋滞道路回避パーソナル・サービスの共同開発

    事例:スマートな通勤パーソナルサービス ~ Smarter Traveler™ (IBM、Caltrans、UC Berkeley)

    � ベイエリア全域の道路、料金所、橋、交差点に

    設置されるセンサーから交通データを収集・分析

    � GPS機能付き携帯電話の位置情報をこの分

    析された交通データと結び付けて、参加者が外

    出する日やお好みルートを学習学習学習学習する機能する機能する機能する機能

    � 通勤者が自動車で出発する前に出発する前に出発する前に出発する前に、日常的な通

    勤ルートの状況に関する注意をよびかける情報

    が自動通知(電子 メールもしくは携帯メール)

    IBM® Traffic Prediction Tool(TPT)

    ...単に道路のレーンの数を増やすといった交通渋滞解決策は、現実的ではありません。

    問題が山積みになる前に、科学と データに基づいた新時代の交通管理を推進します - Caltrans 幹部

    GOALGOAL

    最寄の公共交通機関の駅への道順、電車の

    到着時間予測、また駅の駐車スペースに空き

    予測など含めた、目的地へ到達するためのより

    スマートなルートを薦めること

  • © 2011 IBM Corporation8

    事例:Mobility Integratorの台頭 ~Smarter Mobility (Veolia Transdev, IBM in Lyon, France)

    気象

    Car Bus EV Fleet ParkingTaxis Train Bikes

    マルチモーダル・モビリティ・コントロールセンターマルチモーダル・モビリティ・コントロールセンターマルチモーダル・モビリティ・コントロールセンターマルチモーダル・モビリティ・コントロールセンター

    SNS

    通信

    TOMORROW

    TODAY

    渋滞

    都市化の進展に伴い、消費者・市民は E2E(Door-to-Door) の代替移動手段として、統合化されたシームレス・モビリティー・サービスを求めるようになる

    •リアルタイム予測によるマルチモーダルな移動手段情報提供•複数移動手段の統合Ticketing

    IBV Study 2011

  • © 2011 IBM Corporation9

    ストックホルム市の通行料課金システム (RUC)

    • 2006年年年年1~~~~7月月月月 試行、試行、試行、試行、9月月月月 住民投票住民投票住民投票住民投票

    • 交通量交通量交通量交通量: 25%減少減少減少減少

    • 公共交通機関の利用者公共交通機関の利用者公共交通機関の利用者公共交通機関の利用者: ++++4万人万人万人万人/日日日日

    • CO2等温室効果ガス等温室効果ガス等温室効果ガス等温室効果ガス: 40% 減少減少減少減少

    • 市内市内市内市内 小売店の売り上げ小売店の売り上げ小売店の売り上げ小売店の売り上げ 6%増増増増

    市の出入口市の出入口市の出入口市の出入口18181818ヶ所にポイント設置。ヶ所にポイント設置。ヶ所にポイント設置。ヶ所にポイント設置。 渋滞のピーク時間帯別に付加運賃渋滞のピーク時間帯別に付加運賃渋滞のピーク時間帯別に付加運賃渋滞のピーク時間帯別に付加運賃

    2007200720072007年年年年8888月月月月1111日からのストックホルム渋滞税導入をスウェーデン議会が決定、システム運用日からのストックホルム渋滞税導入をスウェーデン議会が決定、システム運用日からのストックホルム渋滞税導入をスウェーデン議会が決定、システム運用日からのストックホルム渋滞税導入をスウェーデン議会が決定、システム運用開始開始開始開始

    ~渋滞と大気汚染の問題の解決に向けた一手~~渋滞と大気汚染の問題の解決に向けた一手~~渋滞と大気汚染の問題の解決に向けた一手~~渋滞と大気汚染の問題の解決に向けた一手~

    事例: スマートな交通マネジメント

  • © 2011 IBM Corporation10

    交通社会をITで支える -ストックホルム市事例How does it work?

    2

    Information is matched with registered vehicle. Fee is added to the owner’s account

    Call-centre operations managed by IBM

    The gateway registers the vehicle

    A

    1 Picture is taken of the vehicle’s licence plate.

    ABC 123

    B

    3 Way of payment• Transponder/direct debit• Bank/Giro• 7-eleven/ Pressbyrån

    事例: スマートな交通マネジメント

  • © 2011 IBM Corporation11

    GPS Satellite

    �セントラル・バックオフィス

    �マップマッチング(地図情報とのマッチング)

    �距離・経路に応じた課金

    �Webポータル

    SecureTransfer

    Secure ID

    SecureAttachment

    Vignette

    GPS

    GSM

    OBU

    オランダでのGPSベースのRUC実証実験~距離、時間、場所、大気汚染に応じた課金

    20%の交通渋滞の解消と鉄道・水上交通の利用向上を狙う

    Smarter transportation

    system

    SecurePositioning

    事例:スマートな交通マネジメント ~ 将来の通行税課金システム将来の通行税課金システム将来の通行税課金システム将来の通行税課金システム

    オランダ(オランダ(オランダ(オランダ(Eindhoven))))•ドライバーの70%が運転行動を変えた•Overall result >16% クルマの利用削減

  • © 2011 IBM Corporation12

    事例: Smart-In-Car Trial ~リアルタイムのCAN-busデータを活用した安心・安全度の向上

    OEM共通のユニバーサルシステム共通のユニバーサルシステム共通のユニバーサルシステム共通のユニバーサルシステム

    Smart Traffic Center

    匿名化匿名化匿名化匿名化

    Benefit

    •交通当局:交通当局:交通当局:交通当局: リアルタイムの道路コンディション情報への迅速な対応リアルタイムの道路コンディション情報への迅速な対応リアルタイムの道路コンディション情報への迅速な対応リアルタイムの道路コンディション情報への迅速な対応

    (路上センサーなど新規インフラ不要)(路上センサーなど新規インフラ不要)(路上センサーなど新規インフラ不要)(路上センサーなど新規インフラ不要)

    •消費者:消費者:消費者:消費者: 近所のパーソナル交通情報をスマホ等でリアルタイムに把握近所のパーソナル交通情報をスマホ等でリアルタイムに把握近所のパーソナル交通情報をスマホ等でリアルタイムに把握近所のパーソナル交通情報をスマホ等でリアルタイムに把握

    •フリート:フリート:フリート:フリート: サービス品質向上や車両保守の効率化、エコ運転推進サービス品質向上や車両保守の効率化、エコ運転推進サービス品質向上や車両保守の効率化、エコ運転推進サービス品質向上や車両保守の効率化、エコ運転推進

  • 13 © 2012 IBM Corporation

    Building a smarter planet: smarter transportation

    事例:事例:事例:事例: Smart-In-Car Trial in Eindhoven (オランダ)(オランダ)(オランダ)(オランダ)

    •リアルタイムのIn-Carデータから危険な路上コンディションを検知し

    て警告を出すことができる(ドライバー向け、交通情報管理者向け)

    • 路上の穴, スリップ道, 事故, 交通渋滞検知, 故障予知

    •オランダ交通局 (RWS) は、In-CarデータをIBM Smart Traffic

    Management Center (TMC) へ送付(プライバシー情報など処理

    済みの情報として送付)、交通サービス向上に活かす:

    • 道路の安全性確保

    • プロアクティブな道路改修

    • Freeのプローブデータ活用による道路網の最適化

  • © 2011 IBM Corporation14

    ビーチ、サッカー場ビーチ、サッカー場ビーチ、サッカー場ビーチ、サッカー場

    交通状況交通状況交通状況交通状況

    市内カメラ市内カメラ市内カメラ市内カメラ

    気象・災害予測システム気象・災害予測システム気象・災害予測システム気象・災害予測システム

    危機対応チーム危機対応チーム危機対応チーム危機対応チーム

    電気・水道・ガス電気・水道・ガス電気・水道・ガス電気・水道・ガス

    2010年12月末開設、2011年から本格稼働

    事例: レジリエントな都市 Rio de Janeiro – Intelligent Operations Center

    危機管理センター危機管理センター危機管理センター危機管理センター

    2014年の年の年の年のWorld Cup、、、、2016年の年の年の年のOlympic開催を控え、南米一のプレミアム都市となることを開催を控え、南米一のプレミアム都市となることを開催を控え、南米一のプレミアム都市となることを開催を控え、南米一のプレミアム都市となることを目標として、目標として、目標として、目標として、6ヶ月という超短期間で新コマンド・センターを立上げ、ヶ月という超短期間で新コマンド・センターを立上げ、ヶ月という超短期間で新コマンド・センターを立上げ、ヶ月という超短期間で新コマンド・センターを立上げ、30の公共安全機関を統合、の公共安全機関を統合、の公共安全機関を統合、の公共安全機関を統合、気象・災害予測により、毎年発生する洪水による被害対策を気象・災害予測により、毎年発生する洪水による被害対策を気象・災害予測により、毎年発生する洪水による被害対策を気象・災害予測により、毎年発生する洪水による被害対策を48時間前に対応可能となった時間前に対応可能となった時間前に対応可能となった時間前に対応可能となった

    レジリエントな都市実現に向けて、全ての公共安全、緊急対策の統合に継続的に取り組むレジリエントな都市実現に向けて、全ての公共安全、緊急対策の統合に継続的に取り組むレジリエントな都市実現に向けて、全ての公共安全、緊急対策の統合に継続的に取り組むレジリエントな都市実現に向けて、全ての公共安全、緊急対策の統合に継続的に取り組む

    気象、エネルギー、交通、ビル、水のデータをリアルタイムに分析・モデル化気象、エネルギー、交通、ビル、水のデータをリアルタイムに分析・モデル化気象、エネルギー、交通、ビル、水のデータをリアルタイムに分析・モデル化気象、エネルギー、交通、ビル、水のデータをリアルタイムに分析・モデル化

  • © 2011 IBM Corporation15

    Deep Thunder

    Flood Simulator for Rio

    Megaffic in flooding situation

    Megaffic what-if simulation

    IBM Deep Thunder-気象シミュレーション-気象シミュレーション-気象シミュレーション-気象シミュレーション

    �1キロメールのグリッドで、12時間毎に48時間後の気象状況をシミュレーション可能 (通常の10キロ-20キログリッドでは、

    最近の局地的豪雨の予測には不十分)

    �48時間の猶予を持って災害シミュレーション&緊急災害対

    策が可能となる

    事例: Rio de Janeiro - IBM Deep Thunder 適用例

    IBM Flood Simulator-洪水・災害シミュレーション-洪水・災害シミュレーション-洪水・災害シミュレーション-洪水・災害シミュレーション

    �気象予測データを入力に洪水シミュレーションを実施

    IBM Megaffic Simulator-大規模高速交通シミュレーション-大規模高速交通シミュレーション-大規模高速交通シミュレーション-大規模高速交通シミュレーション

    �洪水予測データを入力に交通シミュレーションを実施

    �どこで渋滞が発生し被害が大きくなる可能性があるか把握

    �What—if分析で、どこをBlockすれば自動車による避難が

    最適化できるかをシミュレーションし、緊急避難計画・誘導に

    役立てる

    48時間

  • © 2011 IBM Corporation16

    実施概要実施概要実施概要実施概要

    実証内容実証内容実証内容実証内容

    ビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリットビジネス上のメリット

    �EU 20-20-20戦略の達成を目標にした実証事業、島内の風力発電とEVのエネルギーの連携を実施。

    �風力発電の発電状況・予測とEVの蓄電池の残量をもとに価格インセンティブ情報をEVに送信 (V2G)

    �電力供給者とEV間の双方向リアルタイム情報交換

    �IBMはEVの充電と風力発電量の同期化モデルを研究開発

    �EVの蓄電池の残量を見える化しダイナミックプライシングダイナミックプライシングダイナミックプライシングダイナミックプライシングによる

    デマンドレスポンスにより電力の逼迫を回避

    �デンマーク全国への展開を計画し、風力での電力供給を安定化

    させ、安価で温室効果ガス排出のない風力発電比率の増加

    Project EDISON:スマートな送電網からクリーンなエネルギーをクルマの充電にEcoGridと呼ばれる欧州の再生可能エネルギーの実証において、電気自動車(EV)の蓄電池の状況の

    見える化 と 不安定な再生可能エネルギー(風力発電)を連携し、安定化させる実証実験を推進中

    �期間:2008~~~~2012年年年年

    �対象:ボーンホルム島、 風力発電が島内の30%

    �実施主体:DONG Energy、Oestkraft (電力会社)、

    デンマーク工科大学、IBMデンマーク およびIBMチューリッヒ研究所、

    Siemens、Eurisco、デンマークエネルギー協会

    事例: スマートグリッドとEVの連携 (V2G)~ デンマーク Project EDISONプロジェクト

  • © 2011 IBM Corporation17

    EU FP7*の一つで、2050年までの交通におけるCO2排出量削減目標達成のための重要な役割を持ち、ヨーロッパ全域での新たなEVサービス市場創出、国を跨ったシームレスな充電インフラ構築と標準化の提唱を目指す (パイロット2011~2015)

    事例: ヨーロッパ全域でのEV普及推進 ~Green eMotion

    *FP7:EUの第7次研究・技術開発のための枠組み計画 (Seventh Framework Programme)

    •既に各地で個別に実施されているEV実証実験の連携・融合

    •産学官の業界を越えた43のパートナーが参画

    •2015年までに、EV7万台、充電スポット8万台導入予定

    •EV充電インフラの相互接続性(ローミング)検証・標準化

    •Green eMotion MarketplaceのIT プラットフォームデザイン

    •新たなビジネスモデル・サービスの模索(2015年以降)

    •政策・法令立法の推進

  • © 2011 IBM Corporation18

    2,400 Smarter Cities projects in 2011

    R

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    RUCRUCRUCRUC渋滞課金・通行税渋滞課金・通行税渋滞課金・通行税渋滞課金・通行税

    交通情報マネジメント交通情報マネジメント交通情報マネジメント交通情報マネジメント

    ZERO

    欧州中心に展開、新たな欧州中心に展開、新たな欧州中心に展開、新たな欧州中心に展開、新たなPlayer台頭によりグローバルへの拡大が見込まれる台頭によりグローバルへの拡大が見込まれる台頭によりグローバルへの拡大が見込まれる台頭によりグローバルへの拡大が見込まれる

    グローバルのRUC渋滞課金 / 交通情報マネジメント プロジェクト

    T

    T

  • © 2011 IBM Corporation1919