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【フルポ酸】 ~自然が育む奇跡の因子
フルボ酸とは、土壌や地下水、地質堆積物、河川、湖沼、
海水など、あらゆる環境中に存在する腐植物垂の一種
で、暗褐色から淡黄色をした水溶性の有機物です。
近年まで、科学的・医学的な研究はほとんどなされて
いない物質ですが、今日では世界中の科学者や医師が
フルポ酸を認識し、その驚異的な効果と未知の可能性
に注目し始めています。
■腐植物質
腐植物質とは、植物の葉や茎などの有機物が多種多様
な微生物によって分解される際に生じる有機物で、糖や
タンパク質、脂質などに分類されないものの総称です。
土壌に含まれる有機物の60%、海水に含まれる有機物
の80%が腐植物質ともいわれています。
腐植物質は、特定の化学構造を有する単一の化合物で
はなく、カルポキシル基、フェノール性水酸基を分子内に
豊富に含んだ有機酸で、ヒュ一三ン、フミン酸、フルポ酸
の3種類に分類されます。
L"奇跡の因子"フルポ車
古いフランス語の`暮金色''を語源とするフルポ酸(Fulvic
Acid)は、その名のとおり黄色をした有機酸です.
分子量は極めて小さく、酸性・アルカリ性を問わず水に
簡単に溶ける電解質で、天然の有機物としては地球上
で最も複雑な分子構造をしています。
自然界に多量に存在する腐植物質(フミン酸)に極めて
微量(0.02%)に含まれ、私たちの体内にも0.02%
ほど存在しています。
その驚くべき働きが解明されるにつれ"奇跡の因子"と
形容されるほど、機能性に富んだ希少な物質です。
■フルポ薮の特賞~キレート
有機酸が分子構造の中にミネラル(金属元素)を結合し
た状態をキレートといい、その語源は"蟹のハサ="と
いうギリシャ語に由来しています。
鉄原子を配位したヘモグロビンや、マグネシウム原子を
配位したクロロフィルは、動植物にとって生理的に最も
重要なキレート化合物(錯体)です。
フルポ酸は、カルポキシル基によってミネラルと容易に
結合する能力に優れており、キレートされた各種の元素
を分子構造に包含していることが最大の特質です。
■フルポ酸複合体
フルポ酸によってキレートされ、無機から有機化した鉄
や亜鉛、マグネシウム、ゲルマニウムなどのミネラルは
植物の根から吸収され、食物連鎖によりあらゆる動植物
の生体内にフルボ酸複合体として存在しています。
また、フルポ酸はミネラルや各種の元素などと結合する
ことで、その機能を飛躍的に高めるとともに、細胞への
吸収力を高めるという特殊な能力を持っています。
■フルポ酸の働き~トランスファーキレーション
フルボ酸は、動植物の生命活動を支える重要なミネラル
や微量元素などをキレートして生体内に供給する一方、
有害な重金属などの不要な物質をキレートして、体外に
排出するデトツクス作用に優れています。
この``移送''を意味するトランスファーキレーションと
いう媒体としての働きが、フルポ酸特有の機能です。
)フルポ輩の効果
1 :免疫系に働きかける
免疫細胞をダイレクトに活性化し、免疫力の飛躍的な
向上を図ります。
2 :活性酸素に働きかける
強力な抗酸化作用により、活性酸素を除去することで
細胞や遺伝子を保護します。
3:ミトコンドリアに働きかける
細胞内のミトコンドリアを活性化し、エネルギーの生産
性を高め、あらゆる細胞の新陳代謝を促します。
4 :エイジングケアに働きかける
細胞に必要なミネラルや栄養素を供給し、お肌の新陳
代謝(ターンオ一八一)を促し、シミやくすみの原因となる
老廃物を排出するデトックス作用にも優れています。
5 :酵素システムに働きかける
酵素を活性化し、消化器系に限らず様々な生理機能の
向上を図ります。
6:ヒスタミンに働きかける
アレルギーの原因物質といわれるヒスタミンの生成を
抑制し、内的・外的な要因により生じるアレルギー症状
を緩和します。
7 :遊離基捕捉剤として働きかける
電気的・化学的に不安定で、有害な化学物質や重金属
を安定化させる働きに優れています。
■従来のフルポ酸の問題点
これまでのフルポ酸は、腐葉土や泥炭、化石燃料(石油・
石炭)などからまずフミン酸を分離し、そのフミン酸に
微量に含まれるフルボ酸を抽出していました。
しかし、この生産方法は、フミン酸からフルボ酸を分離
することが極めて困難なため、純粋なフルポ酸の生産
量は僅かなうえ、大変高価なものでした。
土壌学において、土壌改良材などの研究が進んでいる
フミン酸に比べ、フルポ酸の本格的な研究や実用化が
進まなかった理由です。
また、土壌や化石燃料から抽出したフルポ酸は、塩素に
反応して発癌性物質トリハロメタンを生成する問題も
指摘されています。
■ミヤモンテフルポ酸
2003年外科医で既に世界的な発毛の権威でもある
ディック・ミヤヤマ博士(医学博士:メキシコ)は、ドイツ
のオーガニック認証を受けたメキシコの広大な農場で、
無農薬・有機栽培で育てた植物を原材料に、腐植連鎖
(発酵)を独自のバイオテクノロジーにより速度化させ、
世界で初めて植物より抽出したフルポ酸の量産に成功
しました。
2005年さらにフルポ酸の含有量を高め(60- 80%)、
フ三ン酸を一切含まない純粋なミヤモンテフルボ酸の
開発と量産に成功。
飲料や化粧品の原料としての供給が始まりました。
{フルポ酸と環境問題
世界各地に残る古い堆積層は、フルポ酸を豊富に含有
しており、石炭や石油の埋蔵量からも、太古の地球には
肥沃な土壌に巨大な植物が繁茂していたことが容易に
推測できます。
豊かな森で産まれたフルボ酸はミネラルをキレートし、
フルポ酸複合体として植物に吸収され、食物連鎖により
地上の全ての生き物の生命活動を支えています。
また、水に溶け込んだフルポ酸は、鉄や各種のミネラル
をキレートして海に至り、海藻やプランクトンを育て、
海を起源とする生態系を支えています。
しかし、地球規模の環境汚染が進み、土壌のミネラルや
腐植物質が減少した今日では、微生物を育む力が低下
し、植物にはかつてのようなフルポ酸が含まれておらず、
フルポ酸の循環が起こりにくい環境になっています。
土噂や河川、海の汚染物質を分解あるいは無害化し・
フルポ酸の循環を取り戻して、豊かな自然と生態系を
蘇らせることができるミヤモンテフルボ撃の開発と量産
化は、悪化の一途を辿る環境問題にとっても朗報です。
■フルポ酸の展開
1:健康食品
2:化粧品・医薬部外品
3:農業・畜産業
4:水産業
5:環境・土壌改良