マルレク2018‐2019 · 3 マルレク2018-2019開催趣旨...

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1 マ ル レ ク 2018‐2019 丸山不二夫レクチャーシリーズ 2018‐2019 概要と実績 ( 2018 年 5 月 2019 年 3 月 ) 2019 年 3 月現在 丸山事務所 事務局 http://www.digital-life365.com/

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Page 1: マルレク2018‐2019 · 3 マルレク2018-2019開催趣旨 マルレク2018のテーマは、「PostDeepLearning時代の人工知能技術を展望する」です。 丸山の"PostDeepLearning"という見方について、少し詳しく述べて見ました。

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マ ル レ ク 2018‐2019

丸山不二夫レクチャーシリーズ 2018‐2019 概要と実績

( 2018 年 5 月 ~ 2019 年 3 月 )

2019 年 3 月現在

丸山事務所 事務局

http://www.digital-life365.com/

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マルレク2018-2019のご案内

マルレクでは、IT技術のグローバルな新しい波にフォーカスして、丸山が重要と考えるトピックにつ

いて、ベンダー・フリーな立場から、出来るだけ新しい情報を、出来るだけわかりやすく、出来るだけ

多くの方に、伝えていこうと思います。マルレクの基本的なメッセージの一つは、日本の IT業界が日本

の元気を牽引するようになる上でも、日本の IT業界が、グローバルな技術的イノベーションの一翼を担

うことが必要だと言うことです。グローバルな動向をよく知り、自分の頭でよく考えることが、イノベ

ーションの出発点です。

マルレクは、直接には、新しい技術の「アーリー・アダプター」層をターゲットにしています。その

層を拡大し、その層のもつ技術的情報を豊かに出来ればいいと考えています。それは、イノベーション

を担う層の裾野を広げ、間接的には、イノベーションを受け入れる層を拡大することにつながると確信

しています。

今回の「マルレク 2018-2019」は、「Post Deep Learning時代の人工知能技術を展望する」を年間のメイン

テーマとして開催しますが、サブ・テーマとして、「科学と技術のイノベーションの接点を探る」を設定

したいと考えています。

このサブ・テーマで、ITの世界の将来展望と深く結びつき、また IT技術者の関心が高いのは、「量子コ

ンピューティング」をめぐるトピックスだと思います。このトピックスも、「マルレク 2018」では、積

極的に取り上げて行きたいと思っています。

なお、マルレクの"Post Deep Learning"という見方については、次章の「マルレク 2018開催趣旨」をご

覧ください。

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マルレク 2018-2019開催趣旨

マルレク 2018のテーマは、「Post Deep Learning時代の人工知能技術を展望する」です。

丸山の"Post Deep Learning"という見方について、少し詳しく述べて見ました。お読みください。

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「Post Deep Learning時代の人工知能技術を展望する」

-------------------------------------------------------------

この間、丸山は、マルレクでは、「ニューラル・ネットワークと技術革新の展望」をテーマに、ディー

プ・ラーニング技術のトピックスを継続的に取り上げてきました。また、MaruLabo と連携して、Google,

Amazon, Microsoft といったクラウド・ベンダーや角川アスキー総研の協力を得て、IT技術者向けのディ

ープ・ラーニングを学ぶクラウド・ハンズオンを連続的に展開してきました。

現代のディープ・ラーニング技術は、MLP, CNN, RNN(LSTM)、強化学習モデルといった多数のモデル

を擁し、その応用は、画像認識、音声認識、自動運転・ロボットの制御、ゲーム、機械翻訳等々、広い

範囲に及び、それぞれの分野で大きな成果をあげています。そうした応用分野の拡大は、今後もさらに

続くでしょう。「マルレク 2018」でも、ディープ・ラーニングの世界の最新のトピックスを、引き続き、

取り上げて行きたいと考えています。

同時に、2012年から始まったディープ・ラーニング技術の「ブーム」から 5年が経過した今日の時点

で、冷静に現在の到達点を評価する必要を感じています。現時点でのディープ・ラーニング技術の達成

は、人工知能技術の目標である人間の「知能」の機械による代替に成功したというよりは、人間と動物

に共通する「感覚=運動能力」の機械による代替に、大きな可能性を開いたということに他ならないと

僕は考えています。

Amazon Alexa や Google Home 等のボイス・アシスタント・デバイスの急速な普及は、機械はまだ人間

の言葉を正確に理解できないこと、また、それらのデバイスからは、文字で蓄積された膨大な「知識」

を自由に利用できないことを多くの人に気づかせています。

これから普及が加速するであろう自動運転車にしても、例えば、交通法規(これは時々変わります)

を守って安全に走行させるには、「ルール・ベース」のコントロールが必須です。さらに言えば、予想し

ていなかった状況に遭遇した時、合理的で論理的な判断を行う能力が、本当は求められるはずです。こ

れらの技術は、決して、ディープ・ラーニング技術に閉じていません。

重要なことは、ディープ・ラーニング技術が可能にした、これらのコンシューマ・レベルでの新技術

(ボイス・アシスタント、自動運転車)の普及の中で、今後、ますます多くの人に「AIの未熟さ」とし

て意識されるであろう課題が、人工知能技術がこれから向かうべき方向を正確に指し示しているという

ことです。 繰り返すと、ボイス・アシスタントでいうと、自然言語の正確な理解と「知識」の自由な活

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用、自動運転車でいうと、「ルール・ベース」の柔軟なコントロールと論理的な推論能力の実現が、そう

した課題です。

ひるがえって考えれば、ディープ・ラーニング技術が大きな成果をあげた、人間と動物に共通する「感

覚=運動能力」の機械による実現を超えて進むには、動物と人間を明確に分かつ人間固有の認知能力 ---

僕は、言語的認識能力と数学的認識能力の二つが重要と考えているのですが --- の機械による実現に向

かう必要があります。

残念なことに、現時点では、これらの能力を機械で実現する確実な方法が存在するわけではありませ

ん。おそらくこうした課題を解決するには、一定の時間が必要です。それが、長期の取り組みになる可

能性は高いのです。ただ、人工知能研究が向かうべき方向は、理論的にも実践的にも明らかだと考えて

います。そうした方向性を明らかにしたのは、2012年以来のディープ・ラーニングを中心とする人工知

能研究の、大きな貢献です。

こうした時、人工知能研究をさらに推し進める重要な方法があると、僕は考えています。それは、言

語的認識能力については言語学と、数学的認識能力については数学との研究の連携を進めることです。

現代の言語学では、ChomskyらのMinimalist Programに基づいて、機械的に計算可能な過程として、言語

活動をボトムアップから構成しようという研究が、広く受け入れられています。

数学では、Voevodskyらの Univalent Theoryが、数学の基礎にある「同一性」概念に新しい知見をもた

らすとともに、数学の証明のコンピュータによる自動化に精力的に取り組んでいます。

こうした取り組みは、人間の認識能力についての深い洞察を可能にするものであると同時に、いずれも

が、それをコンピュータ上で実現しようという明確な指向を持っているのが大きな特徴です。こうした

動きが、将来的には、人工知能研究と合流していくのは確実だと、僕は考えています。

より一般的に言えば、技術のイノベーションには、それを支える科学の発展が不可欠なのです。今回

の「マルレク 2018」のメイン・テーマは、「Post Deep Learning時代の人工知能技術を展望する」なので

すが、サブ・テーマとして、「科学と技術のイノベーションの接点を探る」を設定したいと考えています。

人工知能研究でもこうした視点が重要だというのは、先に述べた通りです。

このサブ・テーマで、ITの世界の将来展望と深く結びつき、また IT技術者の関心が高いのは、「量子

コンピューティング」をめぐるトピックスだと思います。このトピックスも、「マルレク 2018」では、

積極的に取り上げて行きたいと思っています。

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マルレク2018-2019 開催テーマと実績

「マルレク 2018-2019」は、「Post Deep Learning時代の人工知能技術を展望する」をメインテーマとして

2018年 5月から 2019年 3月まで、年間で6回開催いたしました。

(マルレクは隔月を基本に年間 6回を開催してまいりましたが、前期の開催テーマ「ニューラル・ネッ

トワークと技術革新の展望」は「マルレク 2017」第五回で終了させて頂き、第六回目分については勝手

ながら「マルレク 2018」の開催テーマに繰り入れ、「マルレク 2018」は当初は年間 7回の開催予定とさ

せて頂いていました。)

「マルレク」へのご参加につきましては、

(1) 「マルレク」開催一回につき参加料を 1,000円とさせていただきます。(一般受講)

(2) 個人によるマルレクへの協賛(個人協賛会員)を募集しています。

協賛会員につきましては、参加料は無料、また一般申込に先立ち先行申込を募らせていただきます。

● 第一回 「 ポスト・ディープラーニングの人工知能技術を展望する 」

開催 2018年 5月 22日(火) 19:00 ~

会場 株式会社 DMM.com 本社 (東京都港区六本木 3丁目)

● 第二回 「 量子コンピューティングの現状と課題 」

開催 2918年 6月 26日(火) 19:00 ~

会場 GMOインターネット株式会社 (東京都渋谷区桜丘町)

● 第三回 「 自然言語とコンピュータ概論 -- 計算主義的言語論理入門 -- 」

開催 2018年 8月 27日(月) 19:00 ~ 21:00

会場 富士通株式会社 富士通ソリューションスクエアー (蒲田)

● 第四回 「量子アルゴリズム入門 」

開催 2018年 11月 2日(金) 19:30 ~ 21:30

会場 日本マイクロソフト株式会社 (品川)

● 第五回 「 人工知能と意味の形式的理論 」

開催 2019年 1月 8日(火) 19:00 ~ 21:00

会場 富士ソフト アキバプラザ (秋葉原)

● 第六回 「量子コンピュータをやさしく理解する三つの方法 」

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開催 2019年 3月 25日(月) 19:00 ~ 21:00

会場 株式会社 DMM.com DMM グループセミナールーム

(六本木一丁目)

ネット配信によるマルレク講座のご案内

ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)を紹介します。

(概要とご案内はこちらから。)

●「 量子コンピューターをやさしく理解する三つの方法 」

マルレク 2018-2019第六回(2019年 3月 25日開催)の講演を収録、動画講座に再編集したものです。

●「 人工知能と意味の形式理論 」

マルレク 2018-2019第五回(2019年 1月 8日開催)の講演を収録、4単元の講座に編集したものです。

●「 量子アルゴリズム入門 」

マルレク 2018-2019第四回(2018年 11月 2日開催)の講演を収録、3単元の講座に編集したものです。

●「 自然言語とコンピュータ概論 -- 計算主義的言語論理入門 -- 」

●「 量子コンピューティングの現状と課題 」

マルレク 2018-2019第二回(2018年 6月 26日開催)の講演を収録、4単元の講座に編集したものです。

●「 ポスト・ディープラーニングの人工知能技術を展望する 」

マルレク 2018-2019第一回(2018年 5月 22日開催)の講演を収録、5単元の講座に編集したものです。

●「ボイス・アシスタントから見るAIの未来 」

マルレク 2017-2018第五回(2018年 1月 15日開催)の講演を収録、6単元の講座に編集したものです。

●「量子コンピューターとは何か? 」

マルレク 2017-2018第四回(2017年 11月 30日開催)の講演を収録、8単元の講座に編集したものです。

●「 エントロピーと情報理論 -- 量子情報理論入門 -- 」

マルレク 2017-2018第三回(2017年 9月 28日開催)の講演を収録、8単元の講座に編集したものです。

●「 人工知能の歴史を振り返る 」

マルレク 2017-2018第二回(2017年 7月 31日開催)の講演を収録、10単元の講座に編集したものです。

●「 ニューラル・コンピュータとは何か 」

マルレク 2017-2018第一回(2017年 5月 31日開催)の講演を収録、8単元の講座に編集したものです。

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「マルレク」以外の講演

マルレク以外で、丸山不二夫が登壇する公開イベントの内、マルレクに関連する内容・テーマの講演を

紹介します。

(概要とご案内はこちらから。)

●「紙と鉛筆で学ぶ量子コンピュータ入門」/ 2月 23日(土)開催

主 催 : 株式会社 角川アスキー総合研究所

● 楽しい数学第四夜 「同じ」 を考える --型の理論入門 -- / 1月 29日(金)

主 催 : 一般社団法人 MaruLabo

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第四話(最終話) 人工知能と哲学 /

12月 14日(金)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第三話 人工知能と量子コンピューター

/ 11月 19日(月)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第二話 人工知能と自然言語 / 10月26日(金)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

● 楽しい数学 第三夜 計算理論入門 --- 「やさしい計算」と「むずかしい計算」/ 10月15日(月)開催

主 催 : 一般社団法人 MaruLabo

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第一話 人工知能と自然言語 / 9月27日(木)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

● 紙と鉛筆で学ぶ「量子コンピュータの基礎」無料リピート開催/ 9月 15日(土)、9月22日(土)、10月 6日(土)、開催

主 催 : 丸山 不二夫

●『紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習』6時間集中講座【リピート開催】/ 7月 28日(土)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

● 数理ナイトスペシャル 「 現代数学との向き合い方 」 / 7月 3日(火)開催

主 催 : 一般社団法人MaruLabo

●「楽しい数学 〜好奇心から広がる数理の世界〜[Hosted by 角川アスキー総合研究所]」/

6月 30日(土)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

●「再開!!【ディープラーニング入門 6時間集中講座】〜未来の「常識」を基礎から学ぼう

〜」/ 6月 16日(土)開催

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主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

●「楽しい数学 -- MaruLabo数理ナイト第二夜:「 集合論入門 -- 「数える」と「集める」

の数理」 」/ 5月 29日(火)開催

主 催 : 一般社団法人MaruLabo+ 丸山事務所

●「簡単に人工知能アプリを作る為の Amazon SageMakerクラウド・ハンズオン」 / 5月12日(土)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 一般社団法人MaruLabo

●「楽しい数学 -- MaruLabo数理ナイト第一夜:「数理哲学への招待」」/ 4月 25日(水)

開催

主 催 : 一般社団法人MaruLabo + 丸山事務所

●「機械学習アプリを「賢く」作る:AWS SageMakerクラウド・ハンズオン」 / 2月 24日(土)開催

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 一般社団法人MaruLabo

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マルレク 2018-2019 協賛

(マルレク協賛のご案内はこちら。)

≪ マルレク 2018 法人協賛 ≫

マルレク 2018-2019 協賛いただいている法人 (順不同、敬称略)

● 富士通コネクテッドテクノロジーズ 株式会社

● 富士通株式会社

(2019年 3月現在)

≪ マルレク 個人協賛 ≫

丸山の活動に個人からの支援を!

丸山が基本的に依拠しているのは、情報共有の大きな流れです。ただ、より良い情報を継続的に発信す

るためには、一定の環境が必要です。大学をリタイアして、丸山の環境も大きく変わりました。マ ル

レク個人協賛は、今後の丸山の活動に対する、個人のレベルからの支援のお願いです。

マルレク個人協賛会員の特典

マルレク個人協賛会員の特典は、二つあります。

一つは、丸山が主宰する「マルレク」「クラウド研究会」等のセミナーで、一般の受付に先立つ「先行受

付」に申し込みができます。昨年度実績では、マルレクは昨年度 6回、クラウド研究会は昨年度 3回開

催しています。

もう一つは、2016年度から受講料 1,000円/1回となったマルレクに、受講料なしで参加できます。

マルレク個人協賛の趣旨に賛同される方は、お手数ですが下記の【 マルレク個人協賛会員 募集要項 】

をご確認の上こちらからお申込みください。

(2019年 3月現在)

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『マルレク 2018-2019』開催概要

≪ マルレク 2018-2019 第一回 / 5月 22日開催 ≫

● 開催テーマ : 「 ポスト・ディープラーニングの人工知能技術を展望する 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。(データーサイズ 322Mb)

● 日 時 : 2018年 5月 22日(火) 19:00~ 21:00

(開場 18:30 / 受付 18:30~29:30)

● 会 場 : 株式会社 DMM.com DMM グループセミナールーム (六本木)

(東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 24階 )

● 受講申込 : 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料

一般申込受付 2018年 5月 15日(火)12:00~ 5月 22日(火) 10:00

個人協賛会員 2018年 5月 8日(火)12:00~ 5月 22日(火) 10:00

受講申し込みはこちらかから。

● 募集定員 : 160人 (予定) (申込先着順、定員になり次第申込の受付を終了します。)

講演概要:

現在の「人工知能」技術の中核は、ディープ・ラーニング技術です。ディープ・ラーニング技術は、2012

年以来、爆発的に発展・普及し、大きな成果を上げてきました。

しかし、現時点でのディープ・ラーニング技術の達成は、人間の「知能」の機械による代替に成功した

というよりは、人間と動物に共通する「感覚=運動能力」の機械による代替に、大きな可能性を開いた

ということに他なりません。

それには理由があると、僕は考えています。

ディープラーニングがよって立つ立場は、人間の(それは、脳を持つ他の動物とも同じなのですが)認

知・運動能力は、基本的には脳のニューロンの結合状態に還元できるというものです。この「コネクシ

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ョニズム」という還元主義は、強力なものですが、動物と人間の違いを考えようとすると、あまり役に

は立ちません。

人間固有の認知能力と言えば、言語的認識能力と数学的認識能力が双璧です。セミナーでは、この二つ

の能力に、ディープ・ラーニング以外の陣営から、どのようなアプローチが行われているか紹介したい

と思います。

セミナーでは、人工知能研究の歴史を振り返りながら、知能へのもう一方のアプローチ、「計算主義」(僕

は、あまり、この名前気に入ってはいないのですが。といって、「シンボル主義」というのもどうかなと

いう気がしています。)を取り上げられればと思っています。

僕の基本的立場は、人工知能に関しては、「コネクショニズム」も「計算主義」も、人間の「知能・認知

能力」の全領域をカバーするには、いささか足りないところがあるのではというものです。ただ、個人

的には、いわば哲学的には、数学的認識のメカニズムに強い関心を持っています。

セミナーでは、現代の生物学的かつ計算主義的言語学の潮流を、ChomskyのMinimalist Program を中心に

紹介しようと思います。

現代の知能への「計算主義」的アプローチの始祖は、いうまでもなく Turingです。セミナーでは、こう

した系譜を受けつぎ、コンピュータによる数学の証明に取り組み、昨年、急逝した Voevodskyの仕事を

紹介できればと思います。

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≪ マルレク 2018-2019 第二回 / 6月 26日開催 ≫

● 開催テーマ : 「 量子コンピューティングの現状と課題 」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。(データサイズ 64Mb)

● 日 時 : 2018年 6月 26日(火) 19:00~ 21:00

(開場 18:30 / 受付 18:30~19:30)

● 会 場 : GMOインターネット株式会社 GMO Yours (渋谷)

(東京都渋谷区桜丘 26-1 セルリアンタワー )

● 受講申込 : 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 (終了しました)

一般申込受付 2018年 6月 19日(火)12:00~ 6月 25日(月)12:00

マルレク個人協賛会員 2018年 6月 12日(火)12:00~ 6月 25日(月)12:00

受講申込みはこちらから。

● 募集定員 : 170人 (先着受付順)

開催趣旨

「近未来の計算技術」としての量子コンピューティングに対する関心は、高いものがあります。本セミ

ナーは、量子コンピューティングの現状と課題について、情報を共有することを目的としています。

ここでは、今回のセミナーの前提となる量子コンピュータの歴史の部分を紹介したいと思います。

量子コンピュータのコンセプトは、1982年に物理学者のファインマンが、「量子力学をコンピュータでシ

ミュレートする」というアイデアを出した時に遡ります。1986年には、物理学者のドイッチェが、コン

ピューターの計算可能性を理論的に定式化した「チャーチ・チューリングのテーゼ」を、量子コンピュ

ータにも拡張します。ただ、この 80年代、量子コンピュータに対する関心は、物理学者の一部に限られ

ていたと思います。

90年代に入って、IBMのショアが、量子コンピュータを用いた素因数分解アルゴリズムを発見します。

1994年のことです。量子コンピュータに対する関心は、IT業界も巻き込んで大きく広がります。なぜな

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ら、ショアのアルゴリズを実行するマシンができたら、現代のネットワーク社会のセキュリティの基礎

である暗号化技術はたやすく破られるからです。

幸か不幸か、ショアのアルゴリズムが動く量子コンピュータは、実現できませんでした。ショアのアル

ゴリズムを実装するために必要な量子周囲の数は膨大なもので、かつ、周囲のノイズの影響を強く受け

る量子回路には不可欠な量子エラー訂正回路も、量子回路の数を雪だるま式に増やすことになります。

重要なことは、こうした状況は、現在も基本的には変わっていないのです。こうして、量子コンピュー

タに対する関心は、だんだん醒めて行きます。

2010年代に入って、量子ゲート型の量子コンピュータの将来性に見切りをつけた人たちが、新しいアー

キテクチャーである量子アニーリング型の量子コンピュータを開発し、商用化します。ローズ率いる

D-Wave社は、その代表例です。ただ、彼らの「量子コンピュータ」が、本当に、量子的な効果を利用し

ていて、古典的なコンピュータより速いかをめぐって、激しい論争が巻き起こります。

こうした歴史を知ることは、現在の量子コンピュータの到達点と課題を、理解する上で基本的な前提に

なると思います。

以下セミナーの本論部分です。

セミナー概要

セミナーの主要な内容は、昨年(2017年)12月に行われたカンファレンス「ビシネスのための量子コンピ

ューティング」で、物理学者 Preskillが行った基調講演の紹介です。"Quantum Computing in the NISQ era and

beyond" https://arxiv.org/abs/1801.00862v2

詳しくは、セミナーで!

・量子コンピューティングの可能性

・ NISQ (Noisy Intermediate-Scale Quantum) とは何か?

・「量子優越性」を具体的な問題ごとに考える

・子最適化の問題

・量子アニーリング

・子エラー訂正回路

・量子ディープラーニング

・ QRAMと量子逆行列変換

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≪ マルレク 2018-2019 第三回 / 8月 27日開催 ≫

● 開催テーマ : 「 自然言語とコンピュータ概論 -- 計算主義的言語論理入門 --」

講 演 : 丸山不二夫

講演資料はこちらから。 (データサイズ 164.3 Mb)

● 日 時 : 2018年 8月 27日(月) 19:00~ 21:00

( 開場 18:30 / 受付 18:30~ 19:30 )

● 会 場 : 富士通株式会社 富士通ソリューションスクエア (蒲田)

( 東京大田区新蒲田1-17-25 )

● 受講申込 : 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料

一般申込・協賛法人 2018年 8月 20日(月)12:00~ 8月 27日(月)10:00

マルレク個人協賛会員 2018年 8月 13日(月)12:00~ 8月 27日(月)10:00

受講申込みはこちらから。

● 募集定員 : 180人 (先着受付順)

※ マルレク 2018-2019第三回では開催当日(6月 26日)にお手伝いいただける方を若干名募集してい

ます。 (お手伝い募集は終了いたしました。 ご協力ありがとうございました。)

講演概要

自由に言語を操る人間の能力を機械で実現することは、人工知能研究にとって、大きな目標の一つです。

おそらくそれは、人工知能研究の「究極」の目標になるだろうと僕は考えています。他の動物にはない

人間の「知能」の核心部分を構成しているのは、人間の言語能力に他ならないと考えているからです。

ここ数年で、この分野では大きな前進がありました。Googleのニューラル機械翻訳や Alexa 等の音声イ

ンターフェースを備えたパーソナル・アシスタント・システムの登場は、画期的なものです。今回のレ

クチャーでは、「自然言語とコンピュータ」をテーマに、この分野の取り組みを概観したいと思います。

コンピュータによる自然言語処理に興味を持つ人だけではなく、広く人工知能技術の現在の到達点に関

心を持つ人にも、有益な情報を提供したいと考えています。ご期待ください。

第一部では、ディープラーニング技術からのこの分野のアプローチを紹介します。ここでの目覚ましい

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成果は、ディープラーニング技術の機械翻訳への応用です。また、「文章題」で小学生程度の「推論」能

力を機械に持たせようという、bAbi(「ベイビー」と読むようです)データセットをめぐる Google, Facebook

の取り組みについても紹介しようと思います。

第二部では、Amazon Echo, Google Home 等の、パーソナル・ボイス・アシスタントの取り組みの現状を

紹介します。正確にいうと、この両者は、言語について多少異なるアプローチをとっているのですが、

第一部で取り上げるディープラーニングに基づいたアプローチとは、明確に異なる技術に基づいている

ことには注意が必要です。同時に、両者ともに、Schema.org の提供する Entity モデルに依存しています。

第三部では、「文法」に基づいてコンピュータで「文」を生成しようという取り組みを紹介します。主要

には、言語学の世界で生まれたアプローチで、コンピュータ上での実装では遅れていますが、コンピュ

ータで可能な「計算」として言語能力のモデルを作ろうという試みは、興味深いものです。こうした「計

算主義的言語理論」の代表として、Lambekのカテゴリー文法と Chomskyの"Merge"の理論を紹介したい

と思います。

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≪ マルレク 2018 第四回/ 11月 2日開催 ≫

● 開催テーマ: 「 量子アルゴリズム入門 」

講 演: 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。 (データサイズ 122.4Mb)

● 日 時 : 2018年 11月 2日(金) 19:30 ~ 21:30

( 開場 19:00 / 受付 19:00 ~ 20:00 )

● 会 場 : 日本マイクロソフト株式会社 本社 (品川)

( 東京都港区港南 2-16-13 品川セントラルタワー )

● 受講申込: ( 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 )

一般申込・協賛法人 2018年 10月 26日(金)12:00~ 11月 2日(金)10:00

マルレク個人協賛会員 2018年 10月 19日(金)12:00~ 11月 2日(金)10:00

受講申込はこちらから。

● 募集定員: 110人 (先着受付順)

※ マルレク 2018第四回では開催当日(11月 2日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

(お手伝い募集は終了いたしました。ご応募ありがとうございました。)

講演概要

今回のマルレクのテーマは、「量子アルゴリズム入門」です。

メディア的には、量子コンピュータへの関心を訴求する一番大きなポイントは、Google, IBM, Microsoft を

はじめとする大手 ITベンダーが、50-100qubitの中規模の量子コンピュータを実際に作り上げる取り組み

を精力的に進めていることが大きいかもしれません。それは、確かに重要な変化です。

ただ、現在起きている変化は、それだけではありません。量子コンピュータをハードウェアだとすると、

その上で走るソフトウェアに相当する「量子アルゴリズム」の研究・開発が、爆発的に進んでいます。

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90年代にショアの素因数分解のアルゴリズムが発表された時は、ハードウェアの実現の見通しとは独立

に、アルゴリズムそのものに、非常に大きな関心が集まりました。むしろ、そこで膨らんだ期待が、ハ

ードウェア上の制約で、その実現がすぐには難しいと分かった時に、量子コンピュータそのものに対す

る失望に変わったように思います。

冒頭にも書きましたように、量子コンピュータのデバイスとしての実現可能性をめぐる状況は、90年代

とははっきり変わって来ています。それ以上に重要なことは、この分野のイノベーションは、ショアの

アルゴリズムの発見がそうであったように、先行する理論的探求によってに牽引されるということです。

現在、多くの研究者を巻き込み、深い結果が出て来ている量子アルゴリズムの研究動向は、量子コンピ

ュータの未来を占う上で、決定的と言っていい重要な意味を持っています。

今回のマルレクでは、量子アルゴリズムの「金字塔」といっていい、ショアのアルゴリズムの中核であ

る「量子フーリア変換」のやさしい解説を行いたいと思います。この間、展開して来た「紙と鉛筆で学

ぶ量子情報理論演習」の内容は、きっと役にたつと思います。

時間の最後に、現在の量子アルゴリズムの世界で、ゲート型の量子コンピュータとアニーリング型量子

コンピュータをつなぐ理論としても、また、3SATのような「NP-完全問題」に対する量子コンピュータ

の側からの挑戦としても注目され、量子複雑性の理論にも大きな刺激を与えている、"Local Hamiltonian

Problem" を紹介しようと思います。

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≪ マルレク 2018 第五回/ 1月 8日(火) 開催 ≫

● 開催テーマ: 「 人工知能と意味の形式的理論 」

講 演: 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。 (データサイズ 141.8Mb)

● 日 時 : 2019年 1月 8日(火) 19:00 ~ 21:00

( 開場 18:30 / 受付 18:30 ~ 19:30 )

● 会 場 : 富士ソフト アキバプラザ セミナールーム (秋葉原)

( 東京都千代田区神田練塀町3 )

● 受講申込: ( 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 )

一般申込・協賛法人 2018年 12月 25日(火)12:00~ 1月 8日(火)10:00

マルレク個人協賛会員 2018年 12月 18日(金)12:00~ 1月 8日(火)10:00

受講申込はこちらから。

● 募集定員: 140人 (先着受付順)

※ マルレク 2018第三回では開催当日(1月 8日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

(ご応募ありがとうございました。)

講演概要

人工知能研究の大きな課題の一つに、意味の理解をどのように機械上で実現するかという問題がありま

す。

講演では、まず、この分野で、現時点で一定の成功を収めている三つのアプローチを紹介します。

第一は、Amazon Alexa, Google Home 等のボイスアシスタント・システムで多く利用されている、ヒュー

リスティックなアプローチです。そこでは、チューリング・テストをパスすることを意識した、意味の

プラグマティックで「操作主義的」理解が中心にあります。

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第二は、Google等の大規模な検索エンジンや Diffbot等が利用している。Knowledge Graph的なアプオー

チです。グラフの規模の大小はあるのですが、そこで中心的な役割を果たしているのは、「エンティティ・

モデル」です。

第三は、Googleニューラル機械翻訳の成功に刺激を受けた、「機械翻訳技術」の発展と普及を背景とした

アプローチです。そこでは、大規模なパラレル・コーパスを大規模なハードウェアを利用して「学習」

が行われます。

講演の後半は、現在の実装技術の紹介を目的とした前半と切り口が異なります。「意味の理解」は、「意

味」についても「理解」についても、新しい枠組みが必要だというように、丸山は考えています。また、

そうした理論は形式的なシステムで記述できるとも考えています。

次のような話をします。

・ 文法の構造と意味の構造の対応、あるいは二つの構造の「二重化」の必要について。

・ 理論とモデル。数学での意味の扱いに学ぶ。

・ ローヴェールの Functor Semantics

・ 新しい「型の理論」

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≪ マルレク 2018 第六回/ 3月 25日(月) 開催 ≫

● 開催テーマ: 「 量子コンピュータをやさしく理解する三つの方法 」

講 演: 丸山不二夫

講演資料の閲覧はこちらから。 (データサイズ 410Mb)

● 日 時 : 2019年 3月 25日(月) 19:00 ~ 21:00

( 開場 18:30 / 受付 18:30 ~ 19:30 )

● 会 場 : 株式会社 DMM.com DMM グループセミナールーム (六本木一丁目)

( 東京都港区港六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー 24階 )

● 受講申込: ( 一般申込 1,000円 / マルレク協賛会員 無料 )

一般申込・協賛法人 2019年 3月 18日(月)12:00~ 3月 24日(日)18:00

マルレク個人協賛会員 2019年 3月 11日(月)12:00~ 3月 24日(日)18:00

受講申込はこちらから。

● 募集定員: 140人 (先着受付順)

※ マルレク 2018第六回では開催当日(3月 25日)にお手伝いいただける方を若干名募集しています。

(ご応募ありがとうございました。)

講演概要

量子コンピュータに興味を持ちはじめた人を対象にした、コンパクトな 2時間のセミナーです。

量子コンピュータを難しく感じている人は多いと思います。それにはいろいろな理由があるのですが、

このセミナーで伝えたいことは、おもに二つあります。

一つは、量子の世界の理解が難しい本当の理由は、量子の世界がとても不思議な世界であるということ

につきます。セミナーでは、その不思議さを伝えたいと思います。これについては、不思議だが自然は

そうなっているんだと納得するしかないように思います。それが出発点です。

もう一つは、それではそうした不思議さに、どう向き合うかということです。ビジネス志向で量子コン

ピュータに関心を持ってもらうのも結構ですが、残念ながら、まだまだ市場が成熟している訳ではあり

ません。ビジネス志向だけだと、現状にきっとがっかりします。僕が考えているのは、そこには「知的

好奇心」が必要だということです。

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むしろ重要なことは、ビジネスが成熟して多くの人が参入できるまでの時間的猶予があるということだ

と考えています。その間に、それぞれが準備すればいいのです。きちんと時間をとって勉強しなければ

なりませんが。

幸いなことに、こうした状況を反映して、量子コンピュータをわかりやすく理解するための方法が、い

ろいろ模索されています。セミナーでは、それらの試みから、次の三つを紹介します。

一つ目は、Terry Rudolph の、PETEという不思議な箱の振る舞いを通じて、量子の世界を考えさせるア

プローチです。彼の紹介している量子ゲームは、どう考えても勝てないはずなのに、PETEを使えば、テ

レパシーを使ったみたいに勝てるという不思議なものです。

二つ目は、Umesh Vazirani らの、量子論の前提を簡単に整理して、そこから高校生程度の数学で、量子の

振る舞いを理解するというアプローチです。僕の「紙と鉛筆 ... 」のシリーズは、彼の方法にインスパイ

アされたものです。「マッハ・ゼンダー干渉計」での光の不思議な振る舞いも、これで理解できます。

三つ目は、数式を使わずに、String Diagram という図形を使って、その直感的な変形操作で、量子の振る

舞いを理解させようという Bob Coeckeらのアプローチです。特に、彼がフォーカスしている、「量子テ

レポーテーション」の説明は、とても興味深いものです。

僕は、基本的には、第二の方法推しなのですが、量子コンピュータをやさしく理解するためのいろいろ

なアプローチを知ることは、量子コンピュータの理解にきっと役にたつと思います。

量子コンピュータに興味を持つ、多くの方の参加をお待ちしています。

以上

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ネット配信によるマルレク講座のご案内

ネット配信によるマルレク及びマルレク関連の講座(講義)を紹介します。

●「 量子コンピューターをやさしく理解する三つの方法 」

マルレク 2018-2019第六回(2019年 3月 25日開催)の講演を収録、動画講座に再編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

講義資料はこちらから閲覧いただけましす、ご利用ください。(無料)

●「 人工知能と意味の形式理論 」

マルレク 2018-2019第五回(2019年 1月 8日開催)の講演を収録、4単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 オープニング 」(約 3分)は無料で試聴できます、ご利用ください。

●「 量子アルゴリズム入門 」

マルレク 2018-2019第四回(2018年 11月 2日開催)の講演を収録、3単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 オープニング 」(約 3分)は無料で試聴できます、ご利用ください。

●「 自然言語とコンピュータ概論 -- 計算主義的言語論理入門 -- 」

マルレク 2018-2019第三回(2018年 8月 27日開催)の講演を収録、4単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 オープニング 」(約 6分)は無料で試聴できます、ご利用ください。

Page 28: マルレク2018‐2019 · 3 マルレク2018-2019開催趣旨 マルレク2018のテーマは、「PostDeepLearning時代の人工知能技術を展望する」です。 丸山の"PostDeepLearning"という見方について、少し詳しく述べて見ました。

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●「 量子コンピューティングの現状と課題 」

マルレク 2018-2019第二回(2018年 6月 26日開催)の講演を収録、4単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 オープニング 」(約 10分)は無料で試聴できます、ご利用ください。

●「 ポスト・ディープラーニングの人工知能技術を展望する 」

マルレク 2018-2019第一回(2018年 5月 22日開催)の講演を収録、5単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 オープニング 」(12分 55秒)は無料で試聴できます、ご利用ください。

●「ボイス・アシスタントから見るAIの未来 」

マルレク 2017-2018第五回(2018年 1月 15日開催)の講演を収録、6単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 オープニング 」(12分 36秒)は無料で試聴できます、ご利用ください。

●「量子コンピューターとは何か? 」

マルレク 2017-2018第四回(2017年 11月 30日開催)の講演を収録、8単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

冒頭の単元「 はじめに 」(5分 58秒)は無料で視聴できます。

●「 エントロピーと情報理論 -- 量子情報理論入門 -- 」

マルレク 2017-2018第三回(2017年 9月 28日開催)の講演を収録、8単元の講座に編集したものです。

(9月 28日の講演タイトルは「 IT技術者のための情報理論入門 -- エントロピーと複雑さについて 」)

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

Page 29: マルレク2018‐2019 · 3 マルレク2018-2019開催趣旨 マルレク2018のテーマは、「PostDeepLearning時代の人工知能技術を展望する」です。 丸山の"PostDeepLearning"という見方について、少し詳しく述べて見ました。

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講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

先頭の 2つの単元「 はじめに 」(約 14分)と「 イノベーションの科学 」(約 15分)は無料で試聴で

きます。

●「 人工知能の歴史を振り返る 」 ( 配信中 )

マルレク 2017-2018第二回(2017年 7月 31日開催)の講演を収録、10単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

先頭の 2つの単元「 はじめに 」(約 5分)と「 20世紀(過去) ~Turingと Chomosky~ 」(17分)

は無料で視聴できます。

●「 ニューラル・コンピュータとは何か 」

マルレク 2017-2018第一回(2017年 5月 31日開催)の講演を収録、8単元の講座に編集したものです。

講 師 : 丸山不二夫

配信元 : crash.academy

講座概要と購入申込 : こちらから。

料 金 : 1,000円

先頭のの単元「 はじめに(ニューラル・コンピュータとは何か?)」 (約 8分)は無料で試聴できま

す。

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「マルレク」以外の講演

マルレク以外で、丸山不二夫が登壇する公開イベントの内、マルレクに関連する内容・テーマの講演予

定を紹介します。

●「紙と鉛筆で学ぶ量子コンピュータ入門」/ 2月 23日(土)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2019年 2月 23日(土) 13:00 ~ 19:00

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム

主 催 : 株式会社 角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

● 楽しい数学第四夜 「同じ」 を考える --型の理論入門 -- / 1月 29日(金)

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2019年 1月 29日(金) 19:00 ~ 21:00

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム

主 催 : 一般社団法人 MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第四話(最終話) 人工知能と哲学 /

12月 14日(金)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 12月 14日(金) 19:00 ~ 22:00 (18:30 受付開始)

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町 3-1)

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第三話 人工知能と量子コンピューター

/ 11月 19日(月)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 11月 19日(月) 19:00 ~ 22:00 (18:30 受付開始)

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町 3-1)

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

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●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第二話 人工知能と自然言語 / 10月26日(金)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 10月 26日(金) 19:00 ~ 22:00 (18:30 受付開始)

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町 3-1)

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

● 楽しい数学 第三夜 計算理論入門 --- 「やさしい計算」と「むずかしい計算」/ 10月15日(月)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 10月 15日(月) 19:00 ~ 21:00

会 場 : 合同会社 DMM.com

東京都港区六本木 3-2-1

住友不動産六本木グランドタワー 24階

主 催 : 一般社団法人 MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

●「『人工知能』を科学する」連続ナイトセミナー 第一話 人工知能と自然言語 / 9月27日(木)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 9月 27日(木) 19:00 ~ 22:00 (18:30 受付開始)

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町 3-1)

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

● 紙と鉛筆で学ぶ「量子コンピュータの基礎」無料リピート開催/ 9月 15日(土)、9月22日(土)、10月 6日(土)、開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時(会場) :

1. 9/15(土) 13:00~19:00 ( IBM 箱崎 東京都中央区日本橋箱崎町 19-21)

2. 9/22(土) 13:00~21:00 ( Google 六本木 東京都港区六本木 6-10-1)

3. 10/6 (土) 13:00~19:00 ( Microsoft 品川 東京都港区港南 2-16-3)

参加費 : 無料

主 催 : 丸山 不二夫

開催案内と参加申込はこちらから。

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●『紙と鉛筆で学ぶ量子情報理論基礎演習』6時間集中講座【リピート開催】/ 7月 28日(土)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 8月 19日(日) 13:00 ~ 19:00 (12:30 受付開始)

会 場 : 五番町グランドビル 7階/KADOKAWAセミナールーム(東京都千代田区五番町 3-1)

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

● 数理ナイトスペシャル 「 現代数学との向き合い方 」 / 7月 3日(火)開催

講 師 : 佐藤 文広 (立教大学名誉教授)

丸山 不二夫

日 時 : 2018年 7月 3日(火) 19:00 ~ 21:00

会 場 : ミスルト セミナールーム

東京都港区北青山2丁目9‐5

スタジアムプレイス青山 8F

主 催 : 一般社団法人MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

●「楽しい数学 〜好奇心から広がる数理の世界〜[Hosted by 角川アスキー総合研究所]」/

6月 30日(土)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 6月 30日(土) 13:00 ~ 17:00 (12:30 受付開始)

会 場 : 角川第 3本社ビル (東京都千代田区富士見 1-8-19 )

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

●「再開!!【ディープラーニング入門 6時間集中講座】〜未来の「常識」を基礎から学ぼう

〜」/ 6月 16日(土)開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 6月 16日(土) 13:00 ~ 19:00 (12:30 受付開始)

会 場 : 角川第 3本社ビル (東京都千代田区富士見 1-8-19 )

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

開催案内と参加申込はこちらから。

●「楽しい数学 -- MaruLabo数理ナイト第二夜:「 集合論入門 -- 「数える」と「集める」

の数理」 」/ 5月 29日(火)開催

Page 33: マルレク2018‐2019 · 3 マルレク2018-2019開催趣旨 マルレク2018のテーマは、「PostDeepLearning時代の人工知能技術を展望する」です。 丸山の"PostDeepLearning"という見方について、少し詳しく述べて見ました。

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講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 5月 29日(火) 19:00 ~ 21:00

会 場 : ミスルト セミナールーム

東京都港区北青山2丁目9‐5

スタジアムプレイス青山 8F

主 催 : 一般社団法人MaruLabo+ 丸山事務所

開催案内と参加申込はこちらから。

●「簡単に人工知能アプリを作る為の Amazon SageMakerクラウド・ハンズオン」 / 5月12日(土)開催

開催テーマ : 【クラウド上の最新ディープラーニング開発環境を体験しよう!】

SageMakerクラウド・ハンズオン」

講 師 : 丸山 不二夫

古川 新 (MaruLabo)

松尾 康博 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキ

テクト)

日 時 : 2018年 5月 12日(土) 13:00 ~ 19:00 (12:30 受付開始)

会 場 : 角川第 3本社ビル (東京都千代田区富士見 1-8-19 )

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 一般社団法人MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

●「楽しい数学 -- MaruLabo数理ナイト第一夜:「数理哲学への招待」」/ 4月 25日(水)

開催

講 師 : 丸山 不二夫

日 時 : 2018年 4月 25日(水) 19:00 ~ 21:00

会 場 : ミスルト セミナールーム

東京都港区北青山2丁目9‐5

スタジアムプレイス青山 8F

主 催 : 一般社団法人MaruLabo + 丸山事務所

開催案内と参加申込はこちらから。

●「機械学習アプリを「賢く」作る:AWS SageMakerクラウド・ハンズオン」 / 2月 24日(土)開催

講 師 : 丸山 不二夫

古川 新 (MaruLabo)

松尾 康博 (アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社 ソリューションアーキ

テクト)

Page 34: マルレク2018‐2019 · 3 マルレク2018-2019開催趣旨 マルレク2018のテーマは、「PostDeepLearning時代の人工知能技術を展望する」です。 丸山の"PostDeepLearning"という見方について、少し詳しく述べて見ました。

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日 時 : 2018年 2月 24日(土) 13:00 ~ 19:00 (12:30 受付開始)

会 場 : 角川第 3本社ビル (東京都千代田区富士見 1-8-19 )

主 催 : 株式会社角川アスキー総合研究所

共 催 : 一般社団法人MaruLabo

開催案内と参加申込はこちらから。

マルレク 2018-2019 協賛

≪ マルレク 2018 法人協賛 ≫

マルレク2018‐2019の活動に対する法人の協賛を募集しています。

マルレク協賛の条件等につきましては、メールにて下記アドレス宛にお問合せください。

マルレク+MaruLabo 事務局 [email protected]

マルレク 2018-2019 協賛いただいている法人 (順不同、敬称略)

● 富士通コネクテッドテクノロジーズ 株式会社

● 富士通株式会社

(2019年 3月現在)

≪ マルレク 個人協賛 ≫

「マルレク」への個人協賛会員募集につきまして、以下の通りご案内いたします。

丸山の活動に個人からの支援を!

丸山が基本的に依拠しているのは、情報共有の大きな流れです。ただ、より良い情報を継続的に発信す

るためには、一定の環境が必要です。大学をリタイアして、丸山の環境も大きく変わりました。マ ル

レク個人協賛は、今後の丸山の活動に対する、個人のレベルからの支援のお願いです。

マルレク個人協賛会員の特典

マルレク個人協賛会員の特典は、二つあります。

一つは、丸山が主宰する「マルレク」「クラウド研究会」等のセミナーで、一般の受付に先立つ「先行受

付」に申し込みができます。昨年度実績では、マルレクは昨年度 6回、クラウド研究会は昨年度 3回開

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催しています。

もう一つは、2016年度から受講料 1,000円/1回となったマルレクに、受講料なしで参加できます。

協賛は、一口 5,000円から

マルレク個人協賛は、一口 5,000円からです。もちろん、一口以上の協賛を歓迎いたします。 なお、協

賛会員の有効期間は、マルレクの開催年度に関わらず、入金が確認された日から 1年間になります。

マルレク個人協賛の趣旨に賛同される方は、お手数ですが下記の【 マルレク個人協賛会員 募集要項 】

をご確認の上こちらからお申込みください。

よろしくお願いいたします。

≪ マルレク個人協賛会員 募集要項 ≫

マルレク個人協賛会員の募集要項は以下(1.~6.)の通りです。予めご確認の上ご応募いただきま

すようお願いいたします。

1.目的

マルレクの活動は、IT 技術のグローバルな新しい波にフォーカスして、丸山不二夫が重要と考えるト

ピックについて、ベンダー・フリーな立場から、出来るだけ新しい情報を、出来るだけわかりやすく、

出来るだけ多くの人に、伝えていくことを目標にしています。

丸山が基本的に依拠しているのは、情報共有の大きな流れですが、特定の組織に属さない丸山がより

良い情報を継続的に発信するためには、一定の環境が必要です。

このため、マルレク個人協賛は会員を募り丸山不二夫の今後の活動に対する個人レベルの支援をお願い

するものです。

2.会員資格

・ 丸山の今後の活動に賛同いただいた個人で、1口以上の協賛会費を納入頂いた方。

・ 会員資格は協賛会費入金日から 1年間です。(会費の入金日から 1年後の入金同月末日まで。)

3.年間の協賛会費

・ 1口 5,000円で、1口以上。(2口以上のお申込みは任意です。)

・ 一旦ご納入頂いた協賛会費は原則ご返却しないものとします。

4.入会受付

・ 所定の「マルレク協賛会員受付ページ」よりお申込みください。

・ 申込受付ページ URL: http://kokucheese.com/event/index/393124/

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・ お申込の受付が完了した時点で協賛会費の支払方法(銀行振込)をお知らせします。

・ お申込み後 30日以内に会費の入金が無いときは当該申込をキャンセルしたものとします。

(入会受付開始は 2016年 4月 20日からです。 以後、受付は随時。)

5.協賛会員の特典

1. 丸山不二夫が主宰するセミナー(「マルレク」、「クラウド研究会」等)の受講申込にて、一般受

付に先立つ「先行受付」にて申込を受け付けます。

2. 有料開催の「マルレク」に無料で参加できます。(一般参加は 1回あたり 1,000円)

3.

6.運営事務局

一般社団法人 MaruLabo

マルレク+MaruLabo 事務局

E-Mail:[email protected]

URL https://www.marulabo.net/

(2019年 3月現在)