ライトアレイ インストレーションインストラクション, …...2 pub. no....

12
インストレーションインストラクション ライトアレイ Cat. No. 45MLA-F45MLA-CTRL-100F はじめに こ の製品シ リ ーズの ラ イ ト ア レ イ は、 物体の測定を信頼性の高い方 法で迅速に行な う ために使用されます。 測定が完了する と 、 最高の 測定値がPLCに伝達されます。 1 に、 標準的なアプ リ ケーシ ョ ン を示します。 1 - 標準的なアプリケーション コント ローラは、 いわゆるハンドシェイクプロ ト コルを使用して、 シ リ アルモードでデータを伝送します。 このプロ ト コルに従う と、 2つの入力 と 2つの出力を使用して、任意のPLC とのデータ伝送を簡 単に行な う こ と ができ ます。 そのため、 RS-232RS-485RS 422各インターフェイスもバスシステムも必要となりません。保存され た高さの測定値をPLCに伝送する処理には、 6090 ミ リ秒しかかか り ません。 伝送を効率的に行な う ため、 遮断された最も高いビームに関する情 報のみが伝達されます。 伝送が可能なのは、 測定値用の メ モ リ がコ ン ト ローラに搭載されているためです。 測定期間が終了する と、 最 高値が伝送されます。 測定期間の長さはPLCによって決定されます。 項目 参照 ページ はじめに 1 特別な機能 2 アプリケーション 2 機器の仕様 3 接続 と 端子位置 4 ディスプレイ要素 5 ジャンパ設定 6 DIPスイッチ設定 6 インターフェイス 7 測定速度 8 初回設置に関する情報 8 診断および処置 10 技術データ 11 警告 : コントローラ / ライト・アレイ・システムは 安全システムではあり ません。 人体の保護目的で 使用することは禁じられています。 このオペレーションマニュアルおよび参照文書に 定める指示に完全に従わないと、 コン ト ローラ/ ライ ト ・ アレイ ・ システムはその機能を果たすこ と ができません。 また、 設置時点で有効な法規制を 調べてお く こ と も重要です。 これらの指示にまった く または部分的にしか従わ ないと、 システムの誤動作の早期発生につながる 可能性があります。 業者またはシステムインテグ レータは、指示に従わない設置を行なった場合の結 果に対して全責任を負います。 このマニュアルはコントローラ / ライト・アレイ・ システムの一部をなすものであり、 システムの耐用 期間中はその他の機器関連文書と と もにアクセス できる状態にしておく必要があります。システムの 組み立て、 設置、 操作、 保守を担当するすべての人 員が利用できるようにしてください。 重要 このマニュアルに記載されている指示には注意深 く従ってください。 これらの指示に従わないと、 顧客か ら の苦情や重大な リ コ ールの原因 と な り か ねません。設置に関する これらの手順書は常に現場 に保管してください。 24V 0V 45MLA-F センダ レシーバ 45MLA-CTRL-100F コントローラ SPS/ PLC

Upload: others

Post on 26-Jan-2021

1 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

  • インスト レーシ ョ ンインスト ラクシ ョ ン

    ライ トアレイ Cat. No. 45MLA-F、 45MLA-CTRL-100F

    はじめにこの製品シ リーズのライ ト アレイは、物体の測定を信頼性の高い方

    法で迅速に行な うために使用されます。測定が完了する と、最高の

    測定値がPLCに伝達されます。 図1に、 標準的なアプ リ ケーシ ョ ンを示します。

    図 1 - 標準的なアプリケーシ ョ ン

    コン ト ローラは、 いわゆるハンドシェイ クプロ ト コルを使用して、

    シ リ アルモードでデータを伝送します。 このプロ ト コルに従う と、

    2つの入力と 2つの出力を使用して、任意のPLCとのデータ伝送を簡単に行な う こ とができます。 そのため、 RS-232、 RS-485、 RS 422の各インターフェイスもバスシステムも必要とな り ません。保存され

    た高さの測定値をPLCに伝送する処理には、60~90 ミ リ秒しかかかり ません。

    伝送を効率的に行なうため、 遮断された最も高いビームに関する情

    報のみが伝達されます。 伝送が可能なのは、 測定値用のメモ リがコ

    ン ト ローラに搭載されているためです。 測定期間が終了する と、 最

    高値が伝送されます。 測定期間の長さはPLCによって決定されます。

    項目 参照ページ

    はじめに 1

    特別な機能 2

    アプリケーシ ョ ン 2

    機器の仕様 3

    接続と端子位置 4

    ディスプレイ要素 5

    ジャンパ設定 6

    DIPスイッチ設定 6

    インターフェイス 7

    測定速度 8

    初回設置に関する情報 8

    診断および処置 10

    技術データ 11

    警告 : コン ト ローラ /ライ ト ・ アレイ ・ システムは安全システムではありません。 人体の保護目的で

    使用することは禁じられています。

    このオペレーシ ョ ンマニュアルおよび参照文書に

    定める指示に完全に従わないと、 コン ト ローラ/ライ ト ・ アレイ ・ システムはその機能を果たすこと

    ができません。 また、 設置時点で有効な法規制を

    調べてお く ことも重要です。

    これらの指示にまった く または部分的にしか従わ

    ないと、 システムの誤動作の早期発生につながる

    可能性があります。 業者またはシステムインテグ

    レータは、指示に従わない設置を行なった場合の結

    果に対して全責任を負います。

    このマニュアルはコン ト ローラ /ライ ト ・ アレイ ・システムの一部をなすものであり、 システムの耐用期間中はその他の機器関連文書と と もにアクセス

    できる状態にしてお く必要があります。システムの

    組み立て、設置、操作、保守を担当するすべての人

    員が利用できるようにして ください。

    重要 このマニュアルに記載されている指示には注意深

    く従って ください。 これらの指示に従わないと、

    顧客からの苦情や重大なリ コールの原因となりか

    ねません。設置に関するこれらの手順書は常に現場

    に保管して ください。

    24V 0V

    45MLA-Fセンダ

    レシーバ

    45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ

    SPS/PLC

  • ライ トアレイ

    図 2 - コン トローラとライ トアレイ (センダ)

    特別な機能ラ イ ト アレイシステムには以下の優れた特長があ り ます。

    • 汎用のハンドシェイ ク インターフェイス

    • 高速の高さ測定

    • 壁掛け用の取り外し可能なDINレール取付けブラケッ ト

    • IP54コン ト ローラ (取付けオプシ ョ ンによる)

    • 幅広い温度範囲

    • 多用途に応用可能

    • スタンドアロンソ リ ューシ ョ ン(コン ト ローラを制御キャビネッ トに設置する必要がない)

    • 光学インターフェイスによる高速ソフ ト ウェア構成

    • ラ イ ト アレイをさまざまなピッチで利用可能

    • ラ イ ト アレイ長 : n x 50mm (1.97インチ)

    • カスケードシステムが可能

    • コン ト ローラに合わせて調整可能な追加のピッチ

    • コンパク ト なラ イ ト アレイのハウジング

    • 鏡面反射を低減する特殊な光学素子

    • 小さな物体を確実に検出できるス リ ムなアパーチャ (口径)

    • 幅広い動作範囲

    • 堅牢な構造

    • 光学インターフェイス

    • 最大255ビーム

    • ラ イ ト アレイにコネクタ端子付き

    • ラ イ ト アレイに診断インジケータを搭載

    • 最新のテク ノ ロジ

    アプリケーショ ン

    標準的なアプリケーション

    ラ イ ト ・ アレイ ・ システムは、 以下のシステムでのアプリ ケーシ ョ

    ンで使用するこ とを意図して設計されています。

    • コンベアシステム

    • ス ト レージシステム

    • ソート システム

    • 塗装システム

    標準的なアプリ ケーシ ョ ン分野は以下の通りです。

    • 木材測定

    • 品質管理

    • 輸送システム

    • 自動ス ト レージシステム

    以下の業種に対応しています。

    • 金属加工

    • 紙加工

    • 木材加工

    • 織物産業

    また、距離や高さを素早く正確に測定するこ とが必要となる、 あら

    ゆる状況に対応しています。

    アプリケーションの制限事項

    ラ イ ト ・ アレイ ・ システムは、爆発性(EX)または放射性環境で使用するよ う設計されていません。

    ラ イ ト アレイは、 -20~+55°C (-4~+131°F) (結露なきこ と )の温度範囲で動作します。 コン ト ローラに対して許可される温度範囲は、

    0~55°C (32~131°F)です。 信頼性に優れた動作は、 取付け方向にかかわらず実現します。

    専門家による設置と接続については、関連する法規制を確認してく

    ださい。専門的な研修を受けた当社の担当者にお問い合わせいただ

    く こ と もできます。

    45MLA-Fライ トアレイ

    45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ

    2 Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017

  • ライ トアレイ

    機器の仕様

    コントローラ

    図3に、コン ト ローラの寸法を示します。ハウジングはIP54 (EN 60529)に従って密閉されています。

    図 3 - コン トローラの寸法[mm (インチ)]

    図4に、 DINレール上のハウジングの位置を示します。 DINレール取付けブラケッ トは必要に応じて取り外すこ とができます。

    図 4 - DINレール上のコン ト ローラの位置[mm (インチ)]

    ライ トアレイ

    コン ト ローラは以下のタイプのライ ト アレイに接続できます。

    • 45MLA-F

    • 45MLA-T

    ラ イ ト アレイには以下の特性があ り ます。

    • フランジ付きプロファイル(図6を参照)

    • 最も低いビームの中央からプロファイルの端までの距離は7mm (0.27インチ)です。

    • プロファイルの端の最初のレンズは常にアクティブです。

    この手順書では、 ライ ト アレイの特性についてのみ説明します。

    ラ イ ト アレイの詳細は、最寄りの当社営業所または代理店にお問い

    合わせください。

    図 5 - ライ ト ・ アレイ ・ハウジングの寸法(センダとレシーバ) [mm (インチ)]

    側面のフランジには、なべ頭ワッシャを使用した取付け用の埋め込

    み式の穴があ り ます(図6および図7を参照)。

    図 6 - ライ トアレイのフレーム(センダとレシーバ) [mm (インチ)]

    45(1.77)

    130 (5.12)160 (6.30)

    31 (1.22)

    5 (0.20)

    31 (1.22)

    176 (6.93)188 (7.40)200 (7.87)

    80 (3

    .15)

    120 (

    4.72)

    128 (

    5.04)

    64 (2

    .52)

    ケー

    64 (2

    .52)

    保護フ ィールドの長さ

    ねじM4

    ライ ト カーテン

    31 (1.22)

    標準側面

    フランジ付きプロファイル

    接続ケーブル

    最小曲げ半径 = 35mm (1.42インチ)

    1.5 (0.059)

    15 (0.59)

    18.5 (0.73)

    500 (19.68)

    15(0.59)

    40 (1.57)

    5.8 (0.23)

    17.5 (0.69)

    3 (0.12)

    33 (1.3)15.5 (0.61)

    28 (1.1)

    4.8 (0.19)

    20 (0

    .79)

    22.6

    (0.89

    )

    長さ =

    20 (0

    .79)

    ケーブルクリップ6mm (0.24インチ)

    白(センダ)青(レシーバ)

    センダ

    17.5 (0.69)

    5.8 (0.23)

    レシーバを上から見た図

    3 (0.12)

    120°

    前面

    20.8 (0.82)

    15.8 (0.62)

    6.5 (0.25)

    7.1 (0.28)

    11 (0.43)

    Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017 3

  • ライ トアレイ

    図 7 - なべ頭ワッシャを使用した取付け

    フランジには、 も う 1つの小さな穴( リ ファレンス穴)もあ り ます。このも う 1つの穴は、 ラ イ ト アレイを特定の高さにピンで取付ける場合に使用します。次の図に、取付け穴と リ ファレンス穴の位置を

    示します。

    図 8 - 取付け穴とリファレンス穴の位置[mm (インチ)]

    ピッチが510mm (20.08インチ)の長いシステムの場合は、 追加の取付け穴を必要に応じて使用できます(機械的に可能な場合)。

    45MLA-CTRL-100Fライ ト ・ アレイ ・ システムは以下のピッチで提供されています。

    • 10mm (0.39インチ)

    • 25mm (0.98インチ)

    • 37.5mm (1.48インチ)

    ラ イ ト アレイ内で見えるすべてのレンズがアクテ ィブである とは

    限り ません。つま り、 さまざまなタイプのライ ト アレイが外見上は

    同一に見えても、 異なる電子部品を含んでいる可能性があ り ます。

    図 9 - ライ ト ・ アレイ ・ システム上のラベル

    接続と端子位置

    コントローラ

    図10に、 コン ト ローラからPLCまでの接続図を示します。

    図 10 - コン ト ローラの接続図

    1台のPLCに複数のコン ト ローラが接続されている場合は、 選択ワイヤを使用して各コン ト ローラを個別に選択できます。

    図 11 - 1台のPLCに複数のコン ト ローラが接続されている場合の接続図

    各コン ト ローラ上の適切な選択入力を使用します。高さの測定処理

    が停止します。 コン ト ローラ との通信が開始されます(7ページの「インターフェイス」 を参照)。

    図12に、 電源、 インターフェイス、 センダおよびレシーバ接続のための端子位置を示します。 この図に示すポテンシ ョ メータがコン ト

    ローラで果たす機能はあ り ません。

    重要 ライ トアレイの組み込みピッチは、 ライ ト ・ アレイ ・

    ラベル(図9を参照)で示されています。

    重要 コントローラを稼動する前に、 DIPスイッチの設定値(6ページの 「DIPスイッチ設定」 を参照)と接続先のライトアレイのピッチの設定値を設定してお く ことが重要

    です。 DIPスイッチの設定値に誤りがあると、 高さの測定エラーが発生し、 ひいてはス ト レージシステムの重大な破損につながる可能性があります。

    M5x12 DIN 7984

    なべ頭ワッシャ 6.4フォームC、 DIN 6319

    ナッ ト M5 DIN EN 24035

    画像はレシーバを示します。センダは左右対称になります。

    第1素子

    30 (1.18)

    レシーバ(前面図)

    150 (5.9)

    A

    4.0 H12Ø

    510 (20.08) ±0.25

    7 (0.27) B

    B A

    白色

    青色

    選択

    肯定

    レデ

    コン ト ローラ45MLA-CTRL-100F

    PVC(制御ユニッ ト)

    デー

    レシーバ

    センダ

    選択

    1肯定応答

    レデ

    デー

    45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ 1

    SPS/PLC

    45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ 2

    45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ 3

    45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ 4

    選択

    2選

    択3

    選択N

    4 Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017

  • ライ トアレイ

    図 12 - コン ト ローラの端子位置

    場合によっては、コン ト ローラを接地(アース接続)するこ とによって、システム内の電磁両立性(EMC)妨害を軽減できるこ とがあり ます。

    ライ トアレイ

    ラ イ ト アレイをコン ト ローラに接続するには、 ロ ッ クウェル・オー

    ト メーシ ョ ンから提供されるコネク タを使用しなければな り ませ

    ん。 長いシステム向けに、 ロ ッ ク ウェル ・ オー ト メーシ ョ ンでは、

    1mおよび3m (3.28フ ィー トおよび9.84フ ィー ト )の延長ケーブルを提供しています。 センダ用ケーブル(白マーク )と レシーバ用ケーブル(青マーク )の長さは、最大で10m (32.8フ ィート )に達するこ とがあり ます。 センダ部品とレシーバ部品のケーブル長が異なっても、

    システムの機能に支障をきたすこ とはあ り ません。

    図13に、 センダ(白)と レシーバ(青)のM12接続を示します。

    図 13 - ト ランシーバ(白)とレシーバ(青)のM12接続

    接続を誤って反対にしてしまっても、端子が電子部品を破損させる

    こ とはあ り ません。 ライ ト アレイの接続は、 コン ト ローラの電源投

    入後に行な う こ と もできます。 ただし、 その場合は、 コン ト ローラ

    の電源を再投入して、伝送時に適切な通信が確立されるこ とを確認

    する必要があ り ます。

    ディスプレイ要素ステータスインジケータ要素は、コン ト ローラ上と ライ ト アレイ上

    にあ り ます。

    コン トローラ

    図14に、 コン ト ローラ上のステータスインジケータ (D1~D7)の位置を示します。

    図 14 - ステータスインジケータ(D1~D7)とジャンパJ1およびJ2

    ライ トアレイ

    センダとレシーバのライ ト アレイは、 ケーブル入力の近くに2つの追加のインジケータを備えています。

    図 15 - センダとレシーバのステータスインジケータ

    重要 ライ トアレイおよび制御システムの設計上、接地接続

    はライ トアレイのフレーム(取付けブラケッ ト を使用)またはコン ト ローラのいずれかで行なう こ とができ

    ます。 ライ トアレイのフレーム上とコン ト ローラ使用

    の両方で接地を行なう と、接地ループが生じる可能性

    があります。 このため、 コン ト ローラでの接地接続は

    最初は避けることをお奨めします。 ライ トアレイのフ

    レームが接地されていない場合は、 コン ト ローラで接

    地接続を行なう ことをお奨めします。

    Wago プラグ

    45MLA-CTRL-100F

    GND ポテ

    ンシ

    ョメー

    タ1

    0V+24V

    DC選択(864)入力 2

    肯定レディ

    (862)出力 2

    データ(861)出力 1

    ポテ

    ンシ

    ョメー

    タ2

    レシーバ

    (青)

    センダ

    (白)

    応答(863)入力 1

    インジケータ 色 / 意味 色 / 意味

    D1緑色 : ライ トアレイが遮断されていない

    緑色に点滅 :明度が不十分です

    消灯 : ライ トアレイが遮断されている

    D2赤色 : ライ トアレイが遮断されている

    赤色に点滅 :高さの測定に失敗した

    消灯 : ライ トアレイが遮断されていない

    D3 緑色に点滅 :通信が確立されている

    消灯 : 通信が確立されていない

    D4 緑色に点滅 :通信が確立されている

    消灯 : 通信が確立されていない

    D5 緑色に点滅 :通信が確立されている

    消灯 : 通信が確立されていない

    D6 緑色に点滅 :通信が確立されている

    消灯 : 通信が確立されていない

    D7 緑色 :電源が投入されている 消灯 : 電源が投入されていない

    Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017 5

  • ライ トアレイ

    ケーブル入力の近くにある2つの表示灯は、 コン ト ローラのD1インジケータ とD2インジケータに対応しており、 それぞれ以下の状態を示します。

    診断および処置のセクシ ョ ンでは、ステータスインジケータによっ

    て示される特定の問題に関する詳細情報を説明します。

    ジャンパ設定図14に、 2つのジャンパ( J1およびJ2)とDIPスイ ッチも示します。 これらのジャンパは、 ラ イ ト アレイの一部のハード ウェアバージ ョ ン

    にのみ備わっています。

    これらのジャンパが備わっている場合、コン ト ローラの入力ロジッ

    ク (PNPまたはNPN)は両方のジャンパ( J1およびJ2)によって定義されます。

    コン ト ローラ とのハンドシェイ ク通信を行な うには、両方のジャン

    パがPNP位置に設定されていなければなり ません。

    DIP スイッチ設定図14に、 8つのスイ ッチを持つDIPスイ ッチを示します。

    スイ ッチ1~4を使用する と、ライ ト アレイのアクティブピッチの寸法をソフ ト ウェアで拡大できます。 この変更によ り、ハード ウェア

    ピ ッチ、 つま り 10mm (0.39 イ ンチ)、 25mm (0.98 イ ンチ)、 37.5mm(1.48インチ)の任意の倍数に測定ピッチを設定できるよ うになります。

    例 :ハード ウェアピ ッチが25mm (0.98インチ)である ラ イ ト アレイがコン ト ローラに接続されています。 ただし、 このアプリ ケーシ ョ ンに

    は、 75mm (1.67インチ)の測定ピッチが必要です。 DIPスイ ッチが係数3に設定されている場合、 ソフ ト ウェアは3ビームに1回しか評価されません。 測定ピッチは次の式を使用して計算できます。

    [測定ピッチ] = 係数 x [ハード ウェアピッチ]

    ハード ウ ェアピ ッチはラ イ ト アレ イのラベル上に記載されてい

    ます。

    表 1 - ピッチ設定用の DIP スイッチ位置

    DIPス イ ッチ5および6は、 (ケーブルのある側で)無視される測定ピッチの数を定義します。 これらのスイ ッチを使用して、 システム

    出力上で影響を受けない 「不感」 エ リ アを定義できます。次の表に、

    このシステムの機能を説明します。

    1 ケーブル入力の近くの無視される測定ピッチの数。

    DIPスイ ッチ7および8には現時点で機能があ り ません。

    状態 緑色のインジケータ 赤色のインジケータ

    ライ トアレイが遮断されていない

    点灯 消灯

    ライ トアレイが遮断されている

    消灯 点灯

    高さ測定システムで障害が発生(10ページの 「診断および処置」 を参照して ください)

    消灯 点滅

    明度が不十分です 点滅 消灯

    電源が投入されていないか、ライ トアレイが接続されていない

    消灯 消灯

    係数 スイッチ 1 スイッチ 2 スイッチ 3 スイッチ 41 オフ オフ オフ オフ2 オン オフ オフ オフ3 オフ オン オフ オフ4 オン オン オフ オフ5 オフ オフ オン オフ6 オン オフ オン オン7 オフ オン オン オフ8 オン オン オン オフ9 オフ オフ オフ オン

    10 オン オフ オフ オン11 オフ オン オフ オン12 オン オン オフ オン13 オフ オフ オン オン14 オン オフ オン オン15 オフ オン オン オン16 オン オン オン オン

    無視されるピッチ 1 スイッチ 5 スイッチ 60 オフ オフ

    1 オン オフ

    2 オフ オン

    3 オン オン

    重要 DIPスイ ッチ設定の変更は電源投入後まで認識されません。

    コン ト ローラを初めて起動する前に、 接続先の

    ライ トのDIPスイッチ設定とハードウェアピッチ値(= ピッチ長)を確認しておく ことが重要です。

    DIPスイッチ設定が間違っていると、測定エラーが発生した結果、 機器が重大な損失を被る可能

    性があります(11ページの 「45MLA-CTRL-100Fライト ・ アレイ ・ システム」 を参照)。

    ヒン ト 接続先のライ ト アレイのビーム数は値[係数+1]以上でなければなりません。 つまり、 ライ ト ・

    アレイ・システムごとに少な く とも2つのビームがアクテ ィブであることが必要です。

    6 Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017

  • ライ トアレイ

    インターフェイス

    通信内容

    ラ イ ト アレイのスキャンが行なわれるたびに、コン ト ローラは遮断

    された最も高いビームを特定し、その値を前回のライ ト アレイのス

    キャン と比較します。 最新のスキャン値が前回のスキャン値を上

    回っている場合は、最新の値がメモ リに保存されます。それ以降は、

    選択入力が高いかど うかがモニタされます。高い場合は、 メモ リに

    保存されている値が伝送されます。 この値は、遮断された最も高い

    ビームの番号を表します(最も低いビームではない)。

    図 16 - ソフ トウェアプロセスのフローチャート

    伝送が正常に完了する と、 保存されている値はメモ リ から削除さ

    れ、 別の測定が直ちに行なわれます。 PLCは、 通信の開始時間(選択信号の一時設定、 最小値は20 ミ リ秒)を決定します。

    高さの測定期間に制限はあ り ません。理論上は、高さの測定を何時

    間にもわたって行な う こ とが可能であ り、 この期間が終了する と、

    期間全体で最も高い測定値が伝送されます。

    インターフェイスのタイプ

    コン ト ローラは、 シ リ アルモードで伝送を行ない、 6ビッ ト または9ビッ ト コード (データ用の8ビッ ト + 1パリ テ ィ ビッ ト )で結果を送信します。実際のビッ ト数は、接続先のライ ト アレイのビーム数に

    よって決ま り ます。

    通信は、 選択、 データ、 肯定応答、 レディ とい う 4つのワイヤを使用したハンドシェイ ク処理によって行なわれます。 7ページの図17に、 ハンドシェイ クプロ ト コルの関連フロー図を示します。

    このプロ ト コルに従う と、 2つの入力と2つの出力を使用して、 あらゆる標準PLCとのデータ伝送を行な う こ とができます。 通信には、RS-232、RS-485、RS 422、その他のバスシステムが必要となり ません。

    図 17 - ハンドシェイクプロ ト コルのフロー図

    ビーム数が 32以上のライ ト アレイの場合、 ハンドシェイ ク通信は9ビッ ト シーケンスを使用して行なわれます。 8番目のビッ トの後は、 パリ ティ ビッ トが伝送されます(パリティ : 奇数)。

    図 18 - 8ビッ ト伝送の信号シーケンスの例

    Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017 7

  • ライ トアレイ

    ビーム数が 31以下のライ ト アレイの場合、 通信は6ビッ ト シーケンスを通じて行なわれます。 この場合、伝送はパリティ ビッ ト なしで

    行なわれます。データワイヤの破損を検出できるよ う、測定結果は

    32ビーム(16進数20)のオフセッ ト を指定して伝送されます。

    図 19 - 6ビッ ト伝送の例

    伝送には、遮断された最も低いビームではなく、遮断された最も高

    いビームに関する情報のみ含まれます。

    図17と図18で言及されている時間は、 以下のよ うに指定されます。

    T1 : PLC が選択信号を印加してから、 伝送が行なわれるまでの時間。PLCの選択信号は、 コン ト ローラに短時間印加するこ とができます(最小値については、 コン ト ローラの表を参照して ください)。 選択信号が継続的に 「高」 の場合は、 メモ リに保存されている値が連続して伝達されます。通信を1回行な うには、PLCのT1時間と選択信号が最小値よ り も大き くなければな りません。 T1時間は、 通信期間の最大値よ り小さいこ と も必要です。

    T2 : PLCが肯定応答信号を印加してから、コン ト ローラのレディ信号が 「低」 になるまでの時間。

    T3 : データ信号を印加してから、 レディ信号が 「高」 になるまでの時間。

    T4 : PLCからの肯定応答信号が 「低」 になってから、 コン ト ローラからの 「レディ」 信号が 「高」 になるまでの時間。 この値は、

    最後のビッ トが読取られてから、新しいデータビッ トが使用可

    能になる時点までの経過時間を表しています。

    コン ト ローラがPLCとの通信中に応答の受信を突然停止した場合(tがタイムアウ ト を上回った場合。コン ト ローラのセクシ ョンを参照)、コン ト ローラは通信を中止します。コン ト ローラは現在の値をメモリに

    保存し、 次のPLC選択信号(7ページの図16)を受信するまで高さの測定を継続します。

    入出力の詳細なタ イ ミ ング情報と追加のプロパテ ィについては、

    「技術データ : コン ト ローラ」 (11ページ)を参照して ください。

    通信期間

    コン ト ローラ とPLCは、 メモ リに保存されている値の伝送に必要な時間を決定します。ビーム数が32以下(6ビッ ト伝送)のライ ト アレイの標準値は30~60 ミ リ秒です。ビーム数が32以上のライ ト アレイの場合、 通信は 「8ビッ ト + パリティ ビッ ト 」 パターンで行なわれます。 この場合の標準的な伝送時間は45~90 ミ リ秒にな り ます。

    こ こで言及する伝送時間は最小値です。コン ト ローラがプログラム

    された時間(タ イムアウ ト )内に応答(肯定応答)を受信しない場合、コン ト ローラは伝送を中止し、 次の伝送まで待機します(7ページの図16のフローチャート を参照)。

    測定速度レーザアレイ製品ファ ミ リーを開発するにあたっては、システムの

    測定を高速で行な うための特別な注意が払われました。スキャンが

    高速で行なわれるため、小さな物体の高さでさえも信頼性の高い方

    法で検出されます。

    例えば、ビーム数が30のライ ト アレイは直径5mm (0.2インチ)の物体を検出できます。 このレベルの検出は、 物体が0.5m/秒の速度でライ ト アレイ内を移動する場合にも可能です。

    測定の速度(T)は、 ビーム数(N)、 ビーム当たりのスキャン速度(tS)、解析速度(tA)を使用して、 次のよ うに概算できます。

    T = N x tS + tA

    tSと tAについては、 次の概算値を想定できます。

    tS = 65マイク ロ秒/ビーム

    tA = 230マイ ク ロ秒

    測定速度については、最寄りの当社営業所または代理店までお問い

    合わせください。

    初回設置に関する情報

    コントローラ

    プラグインの端子台を使用する と、接続を素早く簡単に行な う こ と

    ができます。 このタイプの端子台によ り、 ワイヤを個別に接続する

    こ とが可能とな り ます。

    図 20 - 端子台の両側

    コン ト ローラの初回設置時には、以下の点に注意を払う必要があ り

    ます。

    • 供給電圧はDC+24Vでなければならない

    • ジャンパがある場合は、 ジャンパ設定を調整する

    • DIPスイ ッチの設定を指定する

    • 電磁妨害の危険を軽減するため、 高電力回路ケーブルの横に接続ケーブルが置かれていないこ とを入念に確認する

    8 Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017

  • ライ トアレイ

    インジケータ

    ラ イ ト アレイには、 明度インジケータ も備わっています。 センダ/レシーバのケーブル入力の近くにあるいずれかの緑色の表示灯と、

    コン ト ローラ上の緑色のD1表示灯が点滅している場合は、 重要な領域に明度が存在するこ とを意味します。

    45MLA-Fライ ト アレイの初回使用時には、以下の点に注意して ください。

    • センダのケーブルとレシーバのケーブルを入れ換えない

    • 長さが10m (32.8フ ィート )以下のケーブルを選択する

    • ケーブルを圧迫したり、 機械的応力をかけたり しない

    • ラ イ ト アレイに機械的応力をかけない(ねじ りや曲げ)

    • 最初のPLC伝送時までに限り明度ダイオードに注意を払う

    • 高電力回路ケーブルの横に接続ケーブルが置かれていないこ とを確認する

    重要 明度の評価を実施できるのは、ライ トアレイを遮断

    している物体がない場合に限ります。明度が評価が

    されるのは、電源を投入した後、PLCから最初の選択信号を受取るまでの間だけです。最初の選択信号が

    検出された後は、明度の評価は行なわれな く なりま

    す。最初の選択信号が検出されるまでの測定結果は

    保存されたままになります。つまり、電源投入後に

    通信する機械には、直ちに検出された明度レベルし

    か表示されません(ライ ト アレイが遮断されていない場合)。

    注意: ESD (静電気放電)による破損を最小限に抑えるため、 コン ト ローラを接地または分路して、静電気

    制御パッケージおよびマテリアルハン ド リング製

    品を使用して ください。 接地、 イオン化、 導電性で

    散逸性の静電気対策用の材質を使用して、静電気を

    消散させて中和して ください。

    Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017 9

  • ライ トアレイ

    診断および処置

    アクセサリ

    以下の交換用アクセサリ を使用できます。

    問題 原因 処置

    コン ト ローラが機能せず、 インジケータのダイオードが動作していない

    供給電圧がない 電源をチェ ッ クして く ださい。

    ライ トアレイのセンダまたはレシーバでインジケータの表示灯がアクテ ィブではない

    センダまたはレシーバにケーブルが接続されていない

    センダまたはレシーバのケーブル接続をチェ ッ クして く ださい。

    必要な場合はケーブルを交換して ください。

    ライ トアレイが遮断されていないにもかかわらず、 インジケータが常に赤色になる

    センダとレシーバの位置が180°ずれている

    センダまたはレシーバを180°回転させて ください。

    システムの位置合わせが不十分 位置合わせを訂正して ください。

    レンズがブロックされているか汚れている

    光路を妨げるものを取り除いて く ださい。

    特殊リーンリフ ト (ロールドア式など) ロールドアを閉じると、 ライ トアレイは常に遮断される

    素子の不具合ライ トアレイのセンダとレシーバをまず取り外して、 互いに位置合わせする。 センダとレシーバのインジケータがそれでも赤色のままの場合は、ミスアライ メン トの可能性は除外できる。その場合は、 センダとレシーバを交換して ください。 必要な場合はケーブルを交換して ください。

    コン ト ローラの不具合 コン ト ローラを交換して く ださい。

    インジケータD2が赤色に点滅している

    (システム外乱)

    センダとレシーバのライ トアレイの接続が正し く ない

    センダとレシーバの赤色のインジケータも点滅しているか。 点滅していない場合は、 ライ トアレイの接続をテスト して く ださい。 点滅している場合は、 センダとレシーバのライ トアレイが入れ替わっている可能性がある。

    センダまたはレシーバのライ トアレイの不具合

    まずセンダのライ トアレイを交換して く ださい。 それでも問題が続く場合は、 レシーバのライトアレイを交換して ください。 必要な場合はケーブルを交換して ください。

    コン ト ローラの不具合 コン ト ローラを交換して く ださい。

    インジケータD1が緑色に点滅している(明度)

    センダとレシーバが互いに正しく位置合わせされていない。

    コン ト ローラに電源を投入して、 位置合わせを訂正して ください( 「45MLA-Fインジケータダイオード」 を参照)。

    間違った値が伝送される

    DIPスイッチ設定が目的のピッチと対応していない。

    DIPスイッチ設定を訂正して く ださい(6ページの 「DIPスイッチ設定」 を参照)。

    ライ トアレイのピッチが正し くない

    ピッチの正しいライ トアレイと交換して ください。

    ライ トアレイのケーブル長が10m (32.8フ ィート )を超えている ケーブルを短く して く ださい。

    接地接続が間違っている、 または行なわれていない

    接地接続を改善して ください。

    コン ト ローラのジャンパ設定が正し く ない ジャンパ設定を訂正して く ださい(6ページの 「DIPスイッチ設定」 を参照)。

    コン ト ローラの不具合 コン ト ローラを交換して く ださい。

    物体が検出されない

    反射(光沢面がライ ト ビームと平行している) 光沢面を黒く塗るなどして最小限に抑えて ください。

    コン ト ローラの不具合 コン ト ローラを交換して く ださい。

    コン ト ローラのジャンパ設定が正し く ない ジャンパ設定を訂正して く ださい(11ページの 「45MLA-CTRL-100Fコン ト ローラ」 を参照)。

    インターフェイスの配線が正しく ない

    配線を訂正して ください。

    突発的なスイッチングエラーが発生する

    異質な光路または別の光学センサ

    異質な光路を覆うか、 除去して く ださい。

    接地接続が間違っている、 または行なわれていない

    接地接続を改善して ください。

    接点のゆるみ ケーブル、 コン ト ローラ、 またはライ トアレイを交換して ください。

    Cat. No. 説明

    445L-AC8RJM12/8ピン~RJ45接続ケーブル1 = 1m (3.28フ ィート )、 2 = 2m (6.56フ ィート )、3 = 3m (9.84フ ィート )、5 = 5m (16.4フ ィート )、 および8 = 8m (26.25フ ィート )

    445L-AC8PC M12/8ピン~M12/8ピン接続ケーブル 1 = 1m (3.28フ ィート )、 3 = 3m (9.84フ ィート )

    45MLA-CTRL-100F 制御ユニッ ト

    注意: ライ トアレイとコン ト ローラシステムの接地接続は、ライ トアレイまたはコン ト ローラのいずれ

    かで行なう ことができます。アレイとコン ト ローラ

    の両方を接地接続することは、接地ループの原因と

    なりかねないため行なわないで ください。

    10 Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017

  • ライ トアレイ

    技術データ

    45MLA-CTRL-100F コン トローラ 45MLA-CTRL-100F ライ ト ・ アレイ ・ システム

    一般的なデータ

    公称動作モード 連続

    正味重量 360g (12.7オンス)

    装置の寸法 200 x 126 x 48mm (7.87 x 4.96 x 1.89インチ)

    取付け位置 制約なし

    温度範囲動作時 : 0~55°C (32~131°F)保管/移動時 : -25~+70°C (-13~+158°F)

    EN 60529に基づく エンクロージャ定格

    ハウジング : IP54端子板 : IP20

    ハウジングの材質 ABS (FR) UL94-V0

    導線接続 :8ピン端子板(プラグイン)

    ワイヤ断面積 : 最大2.5mm2 (0.10平方インチ)最小0.08mm2 (0.003平方インチ)

    ワイヤ固定

    クイック取付けDINレール35m (114.83フ ィート ) EN 50022または取付け穴

    インターフェイス伝送速度

    30~90 ミ リ秒、 PLCからの肯定応答信号の反応時間とライ トアレイのビーム数によって決まる

    インターフェイスのタイ ミング

    タイムアウト : 約1秒評価(内部) : 0.2~0.5 ミ リ秒T1 : 7.3 ミ リ秒(最大)、 ライ トアレイのビーム数によって決まるT2 : 0.2 ミ リ秒(最大)T3 : 0.11ミ リ秒(最大)T4 : 2.25ミ リ秒(最大)

    承認 該当するすべての指令に対してCEマーク

    インターフェイス 4線式シリアル

    重量および梱包

    発送用梱包 250 x 165 x 165mm (9.8 x 6.49 x 6.49インチ)

    発送重量 正味重量 + 250g (8.82オンス)

    入力

    公称電圧UN DC24V (EN 60204-1)

    5%の残留リ ップル 0.85~1.15UN消費電流 最大100mA (半導体出力アンロード済み)

    内部ヒューズ なし

    最大電力消費量 100mAのとき2.9W (最大動作電圧時)

    半導体出力

    端子 データ (861)/[出力1]、 レディ (862)/[出力2]

    タイプ : PNP/NPN (短絡保護、 プッシュプル)

    電圧 公称電圧UN

    消費電流 各PNP : 最大 : 200mA (24V)、 各NPN : 100mA (24V)

    ロジック 0V 「低」 — DC+24V 「高」

    半導体入力

    端子 選択(864)/[入力1]、 肯定応答(863)/[入力2]

    タイプジャンパJ1およびJ2 (短絡保護)に応じてPNPまたはNPN

    スイッチングレベル低 PNP : DC0~7V、 NPN : DC21~24V

    スイッチングレベル高 PNP : DC18~24V、 NPN : DC0~20V

    消費電流 PNP : 6mA (24V)、 NPN : 6mA (0V) (24Vのとき)

    入力 最小電流3mA

    一般的なデータ

    重量 システムとケーブルの長さによって異なる

    取付け埋め込み式の取付け穴を2つ(各側面に1つ)持つフランジ付きプロファイル。 なべ頭ワッシャ付きM5ねじ向け

    ライ トアレイ断面

    フランジなし :幅 : 16mm (0.63インチ) ±0.3mm (0.012インチ)奥行 : 20.8mm (0.82インチ) ±0.3mm (0.012インチ)

    フランジあり : 3ページの図6を参照

    ハウジングの材質 アルミニウム

    ハウジングの表面 粉体塗装(RAL 3002赤)

    ライ トアレイの長さ (アルミニウムプロファイルのみ)

    最大1,400mm (55.12インチ) (±0.2mm [0.008インチ])最小50mm (1.97インチ)(±0.2mm [0.008インチ])

    モジュールの長さ 50mm (1.97インチ)

    ビーム数 最大255

    エンクロージャ定格 IP50

    コネクタのタイプ M12 8ピン

    最大ケーブル長センダ : 10m (32.8フ ィート )レシーバ : 10m (32.8フ ィート )

    温度範囲動作時 : -20~+60°C (-4~+140°F)、 結露なきこと保管時 : -20~+60°C (-4~+140°F)

    湿度 15~95% (結露なきこと )

    ピッチ10、 25、 37.5mm (0.39、 0.98、 1.48インチ)、 またはソフ トウェア(DIPスイッチ)使用時にはその倍数

    最初のアクテ ィブなビームの中央から側面の末端までの最小距離

    7mm (0.27インチ) (±0.1mm [0.0039インチ])

    ウィンドウの材質 ポリカーボネート

    アパーチャ (口径)の形状

    37.5mm (1.48インチ)ピッチ : 8 x 3.1mm (0.31 x 0.12インチ) (高さ x 幅)25mm (0.98インチ)ピッチ : 8 x 3.1mm (0.31 x 0.12インチ)10mm (0.39インチ)ピッチ : 8 x 2.8 mm (0.31 x 0.11インチ)

    センダ/レシーバの光角

    約±2.5° 3m (9.8フ ィート )以上

    外部光抑制 最大50,000ルクス

    動作範囲(センダ/レシーバ間分離)

    最小0mm最大4,000mm (157.48インチ)

    追加データ シリコン不使用、 カスケードシステム可能

    接続ケーブル長1、 2、 3、 5、 および8m (3.28、 6.56、 9.8、 16.4、 および26.25フ ィート )

    延長ケーブル長 1mおよび3m (3.28フ ィートおよび9.8フ ィート )

    注意: これらの装置は物体認識のみを目的としたものであり、 人体の保護(アクセス保護)に使用することはできません。

    Pub. No. 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017 11

  • 当社のサポートサービスサポート情報にアクセスするには、 以下のリ ソースをご利用ください。

    マニュアルに関するご意見やご要望お客様からのご意見は、 お客様のニーズに合わせたよ り良いマニュアル作りに役立ちます。 マニュアルの改善についてご提案があれば、http://literature.rockwellautomation.com/idc/groups/literature/documents/du/ra-du002_-en-e.pdf のフォーム 「How Are We Doing?」 にご記入ください。

    技術サポートセンターナレ ッジベース記事、 ハウツービデオ、 FAQ、チャ ッ ト、 ユーザフォーラム、 および製品更新通知。

    https://rockwellautomation.custhelp.com/

    ローカル ・ テクニカル ・ サポートの電話番号

    お住まいの国の電話番号をご確認く ださい。 http://www.rockwellautomation.com/global/support/get-support-now.page

    ダイレク ト ・ ダイアル ・ コード製品のダイレク ト ・ ダイアル ・ コードをご確認ください。 テクニカル・サポート ・エンジニアに直接回すにはこのコードを使用します。

    http://www.rockwellautomation.com/global/support/direct-dial.page

    文書ライブラリインス ト レーシ ョ ンインス ト ラクシ ョ ン、 マニュアル、カタログ、およびテクニカルデータ。

    http://www.rockwellautomation.com/global/literature-library/overview.page

    製品互換性およびダウンロードセンター (PCDC)

    製品がどのように連携しているかの特定に役立て、 特長や機能をチ ェ ッ ク し、 対応するファームウェアを確認して く ださい。

    http://www.rockwellautomation.com/global/support/pcdc.page

    Allen-Bradley、 Rockwell Automation、 およびRockwell Softwareは、 Rockwell Automation, Inc.の商標です。Rockwell Automationに属していない商標は、 それぞれの企業に所有されています。

    ロッ クウェル ・ オート メーシ ョ ンは、 以下のWebサイ トで最新の製品環境情報を公開しています。http://www.rockwellautomation.com/rockwellautomation/about-us/sustainability-ethics/product-environmental-compliance.page

    Publication 45MLA-IN004A-JA-P - May 2017Copyright © 2017 Rockwell Automation, Inc. All Rights Reserved. Printed in the USA.

    https://rockwellautomation.custhelp.com/http://www.rockwellautomation.com/global/support/get-support-now.pagehttp://www.rockwellautomation.com/global/support/direct-dial.pagehttp://www.rockwellautomation.com/rockwellautomation/about-us/sustainability-ethics/product-environmental-compliance.pagehttp://www.rockwellautomation.com/global/literature-library/overview.pagehttp://www.rockwellautomation.com/global/support/pcdc.pagehttp://literature.rockwellautomation.com/idc/groups/literature/documents/du/ra-du002_-en-e.pdf

    ライトアレイ インストレーションインストラクションはじめに特別な機能アプリケーション標準的なアプリケーションアプリケーションの制限事項

    機器の仕様コントローラライトアレイ

    接続と端子位置コントローラライトアレイ

    ディスプレイ要素コントローラライトアレイ

    ジャンパ設定DIPスイッチ設定インターフェイス通信内容インターフェイスのタイプ通信期間

    測定速度初回設置に関する情報コントローラインジケータ

    診断および処置アクセサリ

    技術データ45MLA-CTRL-100Fコントローラ45MLA-CTRL-100Fライト・アレイ・システム

    当社のサポートサービスマニュアルに関するご意見やご要望

    裏表紙

    /ColorImageDict > /JPEG2000ColorACSImageDict > /JPEG2000ColorImageDict > /AntiAliasGrayImages false /CropGrayImages false /GrayImageMinResolution 300 /GrayImageMinResolutionPolicy /OK /DownsampleGrayImages true /GrayImageDownsampleType /Average /GrayImageResolution 300 /GrayImageDepth 8 /GrayImageMinDownsampleDepth 2 /GrayImageDownsampleThreshold 2.00000 /EncodeGrayImages true /GrayImageFilter /FlateEncode /AutoFilterGrayImages false /GrayImageAutoFilterStrategy /JPEG /GrayACSImageDict > /GrayImageDict > /JPEG2000GrayACSImageDict > /JPEG2000GrayImageDict > /AntiAliasMonoImages false /CropMonoImages false /MonoImageMinResolution 1200 /MonoImageMinResolutionPolicy /OK /DownsampleMonoImages true /MonoImageDownsampleType /Average /MonoImageResolution 1200 /MonoImageDepth -1 /MonoImageDownsampleThreshold 1.50000 /EncodeMonoImages true /MonoImageFilter /CCITTFaxEncode /MonoImageDict > /AllowPSXObjects false /CheckCompliance [ /None ] /PDFX1aCheck false /PDFX3Check false /PDFXCompliantPDFOnly false /PDFXNoTrimBoxError true /PDFXTrimBoxToMediaBoxOffset [ 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000 ] /PDFXSetBleedBoxToMediaBox true /PDFXBleedBoxToTrimBoxOffset [ 0.00000 0.00000 0.00000 0.00000 ] /PDFXOutputIntentProfile (U.S. Web Coated \050SWOP\051 v2) /PDFXOutputConditionIdentifier (CGATS TR 001) /PDFXOutputCondition () /PDFXRegistryName (http://www.color.org) /PDFXTrapped /False

    /CreateJDFFile false /Description > /Namespace [ (Adobe) (Common) (1.0) ] /OtherNamespaces [ > /FormElements false /GenerateStructure true /IncludeBookmarks false /IncludeHyperlinks true /IncludeInteractive false /IncludeLayers false /IncludeProfiles true /MarksOffset 6 /MarksWeight 0.250000 /MultimediaHandling /UseObjectSettings /Namespace [ (Adobe) (CreativeSuite) (2.0) ] /PDFXOutputIntentProfileSelector /UseName /PageMarksFile /RomanDefault /PreserveEditing true /UntaggedCMYKHandling /LeaveUntagged /UntaggedRGBHandling /LeaveUntagged /UseDocumentBleed false >> > ]>> setdistillerparams> setpagedevice