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◎大会写真 1~4 ◎あいさつ 東京都実行委員会会長 5 東京都高等学校体育連盟会長 6 ◎大会概要 実施概要 7 表彰式 8 ◎競技記録 トーナメント勝敗表 9 成績及び優秀選手 10 公式記録及びマッチレポート 11~40

平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会女子

記録報告書 目次

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1

競 技

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2

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3

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4

表 彰

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5

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6

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1 期 日 (1)総合開会式 平成26年8月1日(金) 16:30~ (2)競 技 平成26年8月2日(土) ~ 8月6日(水) (3)閉 会 式 平成26年8月6日(水) 決勝終了後 2 会 場 (1)総合開会式 味の素スタジアム (2)競 技 駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場 (ローン) 第二球技場 (人工芝) 補助競技場 (人工芝) 味の素スタジアム 西競技場 (ローン) (3)閉 会 式 駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場 3 競技日程

平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会女子

実施概要

期 日

競技会場

1回戦 2回戦 ― 準決勝 決勝

8/2

(土)

8/3

(日)

8/4

(月)

8/5

(火)

8/6

(水)

駒沢オリンピック公園

総合運動場

陸上競技場 2試合 2試合

2試合 1試合

B 第二球技場 2試合 2試合

C 補助競技場 2試合

D 味の素スタジアム 西競技場 2試合

7

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3位表彰式 期 日 平成26年8月5日(火)準決勝終了後(各試合後) 会 場 駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場 次 第 1 表彰 2 メダル授与 表彰式・閉会式 期 日 平成26年8月6日(水) 決勝終了後 会 場 駒沢オリンピック公園総合運動場 陸上競技場 次 第 1 開会通告 2 成績発表 3 表彰 賞状・全国高体連会長杯授与 文部科学大臣杯授与 読売新聞社杯(楯)授与 NHK杯(楯)授与 賞状・準優勝楯授与 メダル授与 4 フェアプレー賞授与 5 あいさつ 6 国旗降納 7 諸旗降納 8 閉会宣言 9 閉式通告

平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会女子

表彰式

8

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平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会女子

トーナメント勝敗表

8月2日 8月3日 8月5日 8月6日

1

0

1

0

12

0

1 PK 4

1 PK 2

0

5

2 PK 3

2 PK 5

0

4

7

0

7

0

2

1

0

1

2

0

8

0

2

1

1

2

8月2日 8月3日 8月5日 8月6日

13

14

9

10

11

12

15

16

1

2

3

4

5

6

7

8

九 州 ② 宮崎

藤 枝 順 心 東 海 ① 静岡

日 ノ 本 学 園 近 畿 ① 兵庫

都 立 飛 鳥 開 催 地 東京

十 文 字 関 東 ① 東京

開 志 J S C 北 信 越 新潟

湘 南 学 院 関 東 ③ 神奈川

梅 村 学 園 三 重

神 村 学 園 九 州 ① 鹿児島

北海道文教大明清

東 海 ② 三重

【8】

【13】

【9】

【10】

【11】

【12】

【14】

【6】

岡 山 県 作 陽 中 国

【5】

【7】

北海道北 海 道

岡山

京 都 精 華 女 子 近 畿 ② 京都

【4】

優勝 日ノ本学園高等学校

【15】

宮 崎 日 大

日 本 航 空 関 東 ② 山梨

専 大 北 上 東 北 ② 岩手

【1】

【2】

【3】

県 立 鳴 門 渦 潮 四 国 徳島

常 盤 木 学 園 東 北 ① 宮城

9

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平成26年度全国高等学校総合体育大会サッカー競技大会女子

成績及び優秀選手

日ノ本学園高等学校 (兵庫県 ・ 近畿①)京都精華女子高等学校 (京都府 ・ 近畿②)岡山県作陽高等学校 (岡山県 ・ 中国)湘南学院高等学校 (神奈川県 ・ 関東③)日ノ本学園高等学校 (兵庫県 ・ 近畿①)

背番号 POS. 氏名 学年1 1 GK 木 付  優 衣 32 2 DF 竹 村  美 咲 33 3 DF 國 武  愛 美 34 4 DF 渡 部  那 月 35 10 MF 八 坂  芽 依 36 16 FW 目 原  莉 奈 17 6 DF 前 澤  彩 香 38 9 FW 谷 口 木乃実 39 10 MF 園 田  瑞 貴 3

10 10 MF 間 明  瀬 奈 311 14 FW 白 井  未 来 112 4 DF 宮 地 明日翔 313 9 MF 森 迫 あやめ 314 10 MF 渡 邊 佳奈美 315 7 MF 西 川  彩 華 316 10 FW 白  木   星 317 12 MF 松 本 茉奈加 118 10 MF 杉 田  妃 和 319 6 MF 大 久 保  舞 3藤枝順心

岡山県作陽

常盤木学園十文字

藤枝順心

湘南学院湘南学院

岡山県作陽岡山県作陽

日ノ本学園日ノ本学園日ノ本学園

常盤木学園

日ノ本学園日ノ本学園日ノ本学園

京都精華女子京都精華女子京都精華女子

学校名

フェアプレー賞

【成績】優勝

準優勝第3位

大 会 優 秀 選 手

10

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11

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12

年 月 日 ( ) )

1 】

) vs )

0 ‐ 01 ‐ 0

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 相手DFの背後を狙ってDFラインを高く保とうとする飛鳥に対し、日ノ本はサイドを攻略して活路を見出そうとする展開で始まる。序盤は飛鳥の高いDFラインにパスが引っかかっていた日ノ本であったが、両サイドの選手をよりワイドに配置することで攻撃の幅が広がり、サイドにボールが渡った際には中にいる味方選手のもらい方の質も高いことから徐々にサイドを攻略し始める。さらに日ノ本は⑪池尻が蹴るコーナーキックの精度が高く、完全にペースを握った状態で前半を終える。 後半の立ち上がりに飛鳥のDFラインが高いことを逆手に取った日ノ本は、味方DFがボールを保持すると同時にMFが相手DFラインの背後に走り抜け、ボールを受けた⑩八坂はGKとの1対1の場面を冷静に決めた。その後も、日ノ本は攻撃の手を緩めず、幅広い攻撃を続け、試合巧者ぶりを発揮しゲームを支配した。⑩はドリブルが素晴らしく、判断力に優れ、チームのタクトを振ることができる中心選手である。 敗れはしたが、飛鳥は最後まで粘り強く戦い、GK①松尾は守備範囲が広く、高い位置を取るDFラインの背後をカバーし続け、PKを止めるなど存在感を見せた。またDFラインをコントロールし続けた⑤召田のキャプテンシー、そして独特のドリブルを仕掛けることができる⑩藤原など、各ポジションに期待が持てる選手が多くいるだけに、今後に期待したい。

記載責任者 所属( 横浜翠陵高等学校 氏名( 翠  茂樹

東京都

2014

1 0

日ノ本学園 高校 都立飛鳥 高校

マッチNO.【

日ノ本学園 高校( 兵庫県 都立飛鳥 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

 1回戦

8 2 土 10:00 kick off

⑪⑩

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13

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14

年 月 日 ( ) )

2 】

) vs )

4 ‐ 08 ‐ 0

‐‐PK

4 - 3 - 3 4 - 4 - 2

【Match Report】

.

) )

8 2 土 10:00 kick off

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会  1回戦

宮崎県

2014

12 0

藤枝順心 高校 宮崎日大 高校

マッチNO.【

藤枝順心 高校( 静岡県 宮崎日大 高校(

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場

基本システム 基本システム

 藤枝順心は、MF⑩杉田を中心に、MF⑧河野、MF⑥大久保が流動的にポジションチェンジをしながら、ボールを動かし、アタッキングサードに入ってから、ワンツーや個人技からチャンスを窺う。対する宮崎日大は、両ウイングハーフをDFラインに下げ、6枚のDFとその前に2枚のボランチを配置してブロックを形成し、前線に2枚を残して、カウンターを狙う展開でスタートする。ボールを支配し続ける順心が前半4分に左CKからフリーで走りこんできたDF③三丸が頭で押し込み先制点を上げると、続く8分に⑥が中央からドリブル突破を図り追加点を奪った。その後も順心が攻め続けるが、宮崎のゴール前の8枚のDFによる引いた守備に対して、ミドルシュートやクロスから、DFを引き出そうとするが崩しきれず、GK①出水田の好セーブにも阻まれ、中々得点が奪えず時間が経過していくが、前半終了間際に守備の乱れを突き個人技から2点を追加した。 後半に入っても、順心の攻勢は続き、宮崎も引いて守備を固めるが、バイタルエリアでボールを持たれることが多くなり、1対1で仕掛けられてかわされると裏にスペースができ、そこでボールを受けた選手の個人技で得点を重ねた。宮崎も1点を取りに行くために、CB④星崎を前線に上げて前からボールを奪いに行くが、チャンスは作れず、その後も順心が立て続けに得点を重ね試合終了となった。順心の個々の能力の高さが目立った試合内容であり、宮崎は、守備的な布陣で粘りを見せるが、1対1の守備の対応に課題が残った。

記載責任者 所属( 成田国際高等学校 氏名( 石井 慎之助

④⑤

⑨③

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15

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16

年 月 日 ( ) )

3 】

) vs )

0 ‐ 30 ‐ 2

‐‐PK

4 - 4 - 2 3 - 5 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 常盤木は安定したポゼッションから長短のパスを使い分け、ゲームを組み立てる。一方、鳴門渦潮は身体を張り集中した守備に徹し、ボールを奪ってからはFW⑩山田にボールを集め攻撃の糸口をつかむ展開となった。常盤木は前半2分フリーキックからFW⑩白木のミドルシュートが決まり、優位にゲームを進める。さらに⑩が流動的に動くことでフリーでボールを受け、決定的なパスを演出し、14分に追加点を決める。またMF⑦西川がアンカーとして攻守の要として貢献した。鳴門渦潮も中盤で奪ったボールをFW⑦櫛谷がドリブルで切れ込み左足でシュートをするが、惜しくもクロスバーの上をかすめた。前半終了間際には常盤木FW⑭三橋がドリブルで仕掛け3点目を決め試合を決定づけた。 後半も常盤木は幅を使った攻撃やドリブルからの中央突破を使い分け、鳴門渦潮のゴールへ襲い掛かる。鳴門渦潮も攻め込まれながらもボールをはじいて守っていたが終盤には体力の消耗もあり、中盤のマークが甘くなったMF⑮津永に一瞬の隙をつかれ追加点を決められた。選手交代をしながら⑩、⑦、MF⑨松田がゴールに向かい最後まで諦めない姿勢を見せたが、得点することはできなかった。全体的には落ち着いた試合運びをした常盤木学園の試合巧者ぶりが印象的であった。

記載責任者 所属( 土浦第二高等学校 氏名( 大久保 真弓

宮城県

2014

0 5

県立鳴門渦潮 高校 常盤木学園 高校

マッチNO.【

県立鳴門渦潮 高校( 徳島県 常盤木学園 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場補助競技場

 1回戦

8 2 土 10:00 kick off

⑦⑧

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17

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18

年 月 日 ( ) )

4 】

) vs )

0 ‐ 10 ‐ 3

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

岡山県

2014

0 4

日本航空 高校 岡山県作陽 高校

マッチNO.【

日本航空

基本システム 基本システム

 お互い4-4-2のシステム。日本航空はMF⑧中村を起点とし、右MF⑨根本、左MF⑩伊東にボールを散らし、サイドからチャンスを作り出す。一方の作陽は運動量豊富なMF⑨森迫にボールを集め、左MF⑦伊藤の縦への突破、ボランチ⑩渡邊からの左右への揺さぶりで好機を演出する。日本航空は、長短のパスを使い分け、攻撃の枚数を増やしていくが、ボールを支配しながらもなかなかシュートまでには至らない。作陽はなかなかボールが収まらず、単調な攻撃が目立つ中、24分日本航空の一瞬の隙をつき、前の空いたスペースに走りこんだ⑩渡邊に、FW⑪北方から絶妙なパスが通り作陽が先制する。先制されるものの、日本航空はボールを大事にしっかりとつなぎ、自分たちのリズムで試合を運ぶ。 後半に入っても日本航空のペースは続き作陽DFを崩しにかかるが、作陽CB④宮地の的確なポジショニングとカバーリングで得点を許さない。45分、劣勢だった作陽がカウンターから追加点を上げ、その後もセットプレー等で得点を奪い、日本航空の追撃を許さず4-0で逃げ切る。日本航空はテンポの良いパス交換から再三作陽ゴールに襲い掛かったが、フィニッシュの精度が低く得点を上げることが出来なかった。バイタルエリアでの工夫がもう少し欲しかったが、FW⑪菅野のDF裏へ抜け出すタイミングは非常に素晴らしいものがあり、今後の成長が楽しみな選手である。少ないチャンスを得点につなげた作陽は守備から攻撃への切り替えの速さ、また④宮地、⑩渡邊の的確なポジショニング、さらにロングフィードの精度は非常に高いものがあり、今後の活躍に期待が持てる。

記載責任者 所属( 成立学園高等学校 氏名( 中野 進治

会場( 味の素スタジアム西競技場8 2 土 10:00 kick off

 1回戦

高校( 山梨県 岡山県作陽 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

⑪⑩

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19

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20

年 月 日 ( ) )

5 】

) vs )

4 ‐ 03 ‐ 0

‐‐PK

3 - 5 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 京都精華は3-5-2、専大北上は4-4-2のシステム。立ち上がりから京都精華が細かいパスを繋ぎ、ポゼッション率を上げながら主導権を握る。専大北上はプレッシャーをかけるが、簡単にパスやドリブルでかわされてしまう。8分、京都精華はタイミングよく裏へ飛び出したMF⑩園田がボールを受けドリブルを仕掛け、ペナルティーエリア内で倒され、PKで先制点を挙げる。その後、16分にもMF⑩のドリブルから追加点を奪う。一方で、専大北上はボールを奪ったらFW⑭安藤が攻撃のターゲットとなるが、サポートが遅く、ボールを奪われてしまう。20分、京都精華は選手交代を機に、4-4-2へシステム変更をする。パワーとスピードを兼ね備えた⑨谷口がFWへポジションを変更したことで、ゴール前でのチャンスが増え、前半を4-0で折り返す。 後半に入っても、京都精華が圧倒的にゲームを支配しながら得点を重ねるが、終盤でのフィジカル面で課題が残った。試合全体を通して、専大北上の中盤でのプレッシャーが甘く、DFラインを下げてしまったため、京都精華にスペースを与えてしまい、厳しい状況を自分たちで作り出してしまった。しかし、専大北上の最後までゴールを奪いに行く姿勢は好感が持てる。

記載責任者 所属( 大阪府立成美高校 氏名( 前田 恵理子

岩手県

2014

7 0

京都精華女子 高校 専大北上 高校

マッチNO.【

京都精華女子 高校( 京都府 専大北上 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 味の素スタジアム西競技場

 1回戦

8 2 土 12:30 kick off

⑩⑨

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21

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22

年 月 日 ( ) )

6 】

) vs )

0 ‐ 10 ‐ 0

‐‐PK

4 - 5 - 1 4 - 3 - 3

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 文教明清は4-5-1、開志学園は4-3-3システム。開志学園はFW⑩堀江をターゲットにしながらMF⑤橋本が中心となりボールの出し入れを行い攻撃の機を窺う。対する文教明清はFW⑩三浦のスピードのあるドリブルで相手守備ラインと対峙する。ポゼッションの開志学園とDF⑤大方とDF⑦本間が守備ラインをしっかりとコントロールしながらカウンターを狙う文教明清、お互い集中力を切らさず戦っていく。しかしながら均衡を破ったのは前半32分、開志学園DF③行田から守備ラインの僅かなギャップを飛び出したMF⑧松本にスルーパスが通り、GKと1対1を冷静に右隅に押し込んだ。その後、文教明星もFW⑩とMF⑨合田を横並びに変更、より幅を使った攻撃で開志学園の守備を翻弄するが、しっかりとしたチャレンジ&カバーで攻撃の芽を摘む。しかし、お互いのストロングポイントを潰しあった中で一進一退の試合が展開される。後半はお互いメンバーチェンジで流れを変えようとするが、ロングフィードボールが多くなり体力を奪われていった。これから次のステージで戦うためには、ミドルサードからフィニッシュまでの改善が期待される。

記載責任者 所属( 市立柏高校 氏名( 森  宏

新潟県

2014

0 1

北海道文教大明清 高校 開志学園JSC 高校

マッチNO.【

北海道文教大明清 高校( 北海道 開志学園JSC 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場補助競技場

 1回戦

8 2 土 12:30 kick off

⑩ ⑰

⑥⑦

⑨ ⑩

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23

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24

年 月 日 ( ) )

7 】

) vs )

2 ‐ 06 ‐ 0

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 共に3年連続出場同士のチームの一戦。ともに4-4-2の布陣で試合が始まる。湘南学院は、奪ったボールを相手の背後を素早く狙う意図をもって攻撃を仕掛けけ、前線の選手も相手ディフェンスの背後を常に狙っており、タイミングの良い飛び出しでチャンスを作る。一方の三重は、ボールポゼッションからゴールチャンスを窺おうとするが、湘南学院のディフェンスが厳しいプレスで三重の攻撃の連動を許さない。前半は、湘南学院が押し込む展開が続く中で、飲水後、さらに攻勢を強め、FW⑧清水の突破から立て続けにチャンスに作り、24分にコーナーキックから先制し、さらに相手の背後をついて追加点を奪う。 後半も湘南学院のスピード豊かな突破が三重守備陣に圧力をかけ続け、後半も湘南学院が得点を重ねた。試合終了間際には三重が湘南学院ゴールを脅かすが、GK⑰大泉の好守と、体を張った守備陣の頑張りで得点を許さず、湘南学院が2回戦に進出した。三重は、ボールを意図的に動かしたが、前線にボールが入った時のサポートの質に課題が残った。

記載責任者 所属( 熊谷女子高等学校 氏名( 堀 達也

三重県

2014

8 0

湘南学院 高校 梅村学園三重 高校

マッチNO.【

湘南学院 高校( 神奈川県 梅村学園三重 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場

 1回戦

8 2 土 12:30 kick off

⑰⑯

⑤ ⑥

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25

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26

年 月 日 ( ) )

8 】

) vs )

0 ‐ 21 ‐ 0

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 試合開始直後は神村が主導権を握ったかに見えたが、14分、十文字MF⑫松本の右からのドリブルの仕掛けで得たFKをMF⑨源間が頭で合わせ先制。その後の時間帯を優位に進め、⑫、FW⑪佐藤(美)、DF⑤佐藤(幸)らのスピードに乗ったサイドからの突破で好機を作る。前半終了間際、FW⑬村上が個人技で相手をかわし、ミドルシュートを放ち2点目を奪い前半を終える。 後半に入り、神村は攻撃に圧をかけ、シュートへの意識を強くすることでチャンスを作り、43分に左サイドを崩したMF⑰八木のシュートがポストにはね返ったボールにMF⑨尾川が反応し1点を返す。その後は、守備に人数を割いてボールを奪い精度の高いフィードで試合を組み立て、固い守りで追加点を許さない神村に対し、十文字は3ラインをコンパクトに保ち、攻守両面においても数的有利な状況を作り出し、主導権を神村に渡さない展開が続く。その後も互いに好機を作るが、その度に体を張った好守備が見られ、互いに追加点を許さない一進一退の攻防が続き、そのまま試合終了となった。最終的には決めるべきところを決めた十文字が勝利を収めたが、神村の最後までゴールを目指す姿勢は今後への更なる可能性を強く感じさせるものであった。

記載責任者 所属( 太田女子高等学校 氏名( 本木 可奈

東京都

2014

1 2

神村学園 高校 十文字 高校

マッチNO.【

神村学園 高校( 鹿児島県 十文字 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

 1回戦

8 2 土 12:30 kick off

⑧⑬

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27

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28

年 月 日 ( ) )

9 】

) vs )

1 ‐ 00 ‐ 0

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 3 - 3

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 日ノ本学園は運動量の豊富なFW⑨大竹にボールを集め、MF⑩八坂、MF⑪池尻の素早いサポートで藤枝ゴールに襲い掛かる。藤枝順心はMF⑩杉田を中心に長短様々なパスを織り交ぜ、ピッチを広く使う。スペースがあればドリブルを組み入れ、日ノ本学園DFを崩しにかかる。藤枝順心の左サイド、DF⑦中野、FW⑮児野の縦への突破、右サイドのDF⑤管能、FW⑨島村、そして流動的に動く中盤との連携で日ノ本学園の守備を翻弄する。しかし、日ノ本学園もきちんとした2ラインを取り、粘り強いディフェンスで対応する。一進一退の攻防が続き、藤枝順心ペースで前半が終わろうとしていた35分、コーナーキックからDF③國武が押し込み日ノ本学園が先制し、前半が終了する。 後半に入り、藤枝順心は果敢にゴールを奪いに攻め込むが、ゴールネットを揺らすことが出来ない。焦りからか、横へ揺さぶるパスが減り、縦へ急ぐ場面や連携ミス等が目立つ。日ノ本学園はしっかりと守備ラインを整え、パスの出所を抑える等、藤枝順心の攻撃を遮断する。GK①木付の位置取り、両CBがシュートコースを限定し体を張ったプレーで藤枝順心に得点を許さない。時折見せる、スピード溢れるカウンターには迫力があった。1-0で日ノ本学園が勝利を収めたが、両チームとも個の技術、チームの組織力(守備)等、高校女子サッカーのレベルが非常に高くなったと感じさせ、見ごたえのある一戦であった。

記載責任者 所属( 成立学園高等学校 氏名( 中野 進治

静岡県

2014

1 0

日ノ本学園 高校 藤枝順心 高校

マッチNO.【

日ノ本学園 高校( 兵庫県 藤枝順心 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

 2回戦

8 3 日 10:00 kick off

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29

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30

年 月 日 ( ) )

10 】

) vs )

0 ‐ 12 ‐ 1

‐‐

3 PK 5

3 - 2 - 3 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 常盤木学園は3-2-3-2、作陽は4-4-2システム。立ち上がりから常盤木はMF⑦西川、MF⑧佐々木がボールを動かし幅のMF⑬門脇のスピードを生かした展開。一方作陽は長いボールと短いパスを使い分け守備ではDF④宮地を中心に守備ラインをしっかりと形成し常盤木の攻撃を阻む。常盤木はFW⑩白木を軸に速いパス回しから中盤でのマークを外し相手バイタルを狙う。このような展開の中で常盤木のペースが作陽の守備を剥がしていく。しかし前線で球際に規制を掛け、奪ったボールを速い仕掛けから、8分に作陽MF⑧今田から右サイドからのクロスのこぼれ球を、FW⑪北方が決める。しかし、常盤木は焦らずしっかりとポゼッションでゲームをコントロールしながらも、なかなか好機は作れず前半を終える。 後半立ち上がりに常盤木は、MF⑦からの仕掛けで左サイドMF⑬が速い切り返しから右ゴールネットを揺らす。その後も、常盤木が⑦からFW⑭三橋、⑬との豊富な攻撃のバリエーションで作陽守備陣を翻弄するがシュートが決まらない。そのような中で、作陽MF⑭松島も常に守備をしながら攻撃のチャンスを窺い、47分に、作陽MF⑦伊藤からFW⑪が中央ドリブルから本日2点目となるゴールを決めた。しかし途中出場の左MF⑯小森がドリブルでカットインしたところ作陽が体を張って止めたプレーがPKとなりFW⑩がきっちりと決め後半が終了する。粘り強くFW⑩白木も果敢に攻撃を繰り返しシュート数では遥かに上回り二度に渡り同点に追いついたが、PK戦の末作陽が準決勝進出となった。

記載責任者 所属( 市立柏高校 氏名( 森   宏

岡山県

2014

2 2

常盤木学園 高校 岡山県作陽 高校

マッチNO.【

常盤木学園 高校( 宮城県 岡山県作陽 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場

 2回戦

8 3 日 10:00 kick off

⑪ ⑩

① ②

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31

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32

年 月 日 ( ) )

11 】

) vs )

1 ‐ 01 ‐ 1

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 3 - 3

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 京都精華は4-4-2、開志学園は4-3-3のシステム。開志学園はDFラインを高く保ち、長短のパスを丁寧につなぎながらスピードのあるFW⑬長井をターゲットとし、攻撃を仕掛ける。一方京都精華は、相手にボールを保持される時間が長く、厳しい時間が続くが、ボールを奪うと相手の背後を狙っているFW⑨谷口にロングフィードでボールをつなぎ、チャンスを演出する。互いにチャンスはあるものの、フィニッシュの精度に欠き、なかなか点を決めることができない。しかし均衡を破ったのは、前半終了間際の34分、ハーフウェーライン辺りからドリブルを仕掛けたMF⑩園田が左サイドから駆け上がってきたMF⑦金塚にラストパスを送り、それを流し込み先制。 後半に入り、開志学園は41分、右サイドバック⑮守屋からのクロスをFW⑩堀江がニアで合わせ同点に追いつく。その後、京都精華は突破力のあるMF⑩を起点とし、攻撃を仕掛け、49分、MF⑩が見事なボールコントロールから絶妙なループシュートを決め、再び開志JSCを突き放す。その後も京都精華のペースで試合を運び、2-1で勝利した。しかしながら、惜しくも敗退した開志学園のFW⑬の裏への飛び出し、スピードには目を見張るものがあった。

記載責任者 所属( 大阪府立成美高校 氏名( 前田 恵理子

新潟県

2014

2 1

京都精華女子 高校 開志学園JSC 高校

マッチNO.【

京都精華女子 高校( 京都府 開志学園JSC 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場第二球技場

 2回戦

8 3 日 12:30 kick off

⑪ ⑬

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33

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34

年 月 日 ( ) )

12 】

) vs )

2 ‐ 00 ‐ 1

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 両チーム4-4-2のシステム。十文字はFW⑪佐藤にボールを集め攻撃の起点を作り、湘南はシンプルにDFの背後を狙い、FW⑭白井が反応するというスタイルでゲームが始まる。十文字は右サイドをスピードあるドリブルでMF⑫松本が仕掛けたり、DF②梶井の効果的なオーバーラップでチャンスを作り出すが、湘南GK⑰大泉の好セーブにより得点を許さない。十文字がボールを保持し優位に進めているように見えたが、22分、CKにより湘南④金子が得点し先制する。その後も十文字は幅を使った攻撃を繰り返すが、湘南の粘り強いディフェンスにより決定的なチャンスを作れない。一方湘南は、27分FW⑧清水がハーフライン付近から抜け出し、そのまま冷静にGKとの1対1を決め、前半を終える。 後半に入り、早い時間帯に1点が欲しい十文字は攻撃に圧をかけ果敢に湘南ゴールに攻め込む。しかし、湘南のセンターバックの的確なカバーリングとGKの好守に阻まれ、なかなか点を奪えない。十文字はDFラインを3枚にし、攻撃に人数をかける。湘南の足が止まり始めたところを、十文字④平野からのパスに反応した⑪が強烈なシュートを決め1点を返す。その後も勢いに乗った十文字は好機を何度も作るが、体を張った湘南のディフェンスによって跳ね返される。終了間際、右サイドの崩しから決定的なチャンスを作るが、またしても湘南GK⑰のセーブにより試合終了となった。 個人技の光る十文字と、組織的に戦う湘南のチームカラーがはっきりと出た、見ごたえのある好試合であった。

記載責任者 所属( 土浦第二高等学校 氏名( 大久保 真弓

東京都

2014

2 1

湘南学院 高校 十文字 高校

マッチNO.【

湘南学院 高校( 神奈川県 十文字 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

 2回戦

8 3 日 12:30 kick off

⑧⑬

⑤ ⑥

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35

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36

年 月 日 ( ) )

13 】

) vs )

0 ‐ 01 ‐ 1

‐‐

4 PK 2

4 - 1 - 4 - 1 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 日ノ本学園は4-1-4-1、岡山作陽は4-4-2のシステム。日ノ本学園が風上にエンドをとって試合開始。日ノ本学園は、攻撃時にはMF⑩八坂、MF⑪池尻が高めの位置取りで4-3-3の形になりながらFW⑨大竹をターゲットにしてボールを収め攻撃に枚数をかける。日ノ本学園が主導権を握った状態で試合が進むが、一方の岡山作陽も、組織的な守備で危険なエリアをしっかりと埋めることで日ノ本学園の攻撃を跳ね返し、運動量豊富なMF⑨森迫のスピードを生かしたカウンターから相手ゴールを目指す。前半は互いに流れからのチャンスは少なく、日ノ本学園がセットプレーから好機を作るが決めきれずにスコアレスのまま終了。 後半、日ノ本学園はピッチをワイドに使いSBのオーバーラップや⑩の突破、代わって入ったFW⑯目原の仕掛けなどから活路を見出すも、岡山作陽の粘り強いディフェンスでなかなか1点を奪うことができないまま時間が過ぎる。65分、岡山作陽のMF⑩渡邊が蹴ったCKが日ノ本GK①木付の頭上を越えて直接ゴールイン。残り5分で先制され追い込まれた日ノ本学園であったが、後半終了間際の70分、相手DFラインの裏へ抜け出た⑨がマイナスに折り返したボールを⑩が逆サイドでオフサイドぎりぎりのポジションを取っていたDF④渡邊へ展開、GKとの1対1を確実に決め、PK戦へ突入。追いついた日ノ本学園が4-2でPK戦を制し、3年連続の決勝戦への切符を勝ち取った。岡山作陽は組織的な守備で日ノ本学園の攻撃の芽を摘むが、守備から攻撃への切り替え、パスの精度に課題が残った。

記載責任者 所属( 太田女子高等学校 氏名( 本木 可奈

岡山県

2014

1 1

日ノ本学園 高校 岡山県作陽 高校

マッチNO.【

日ノ本学園 高校( 兵庫県 岡山県作陽 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

準決勝

8 5 火 10:00 kick off

⑤⑥

⑨③

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37

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38

年 月 日 ( ) )

14 】

) vs )

1 ‐ 01 ‐ 0

‐‐PK

4 - 4 - 2 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

基本システム 基本システム

 共に4-4-2の布陣でキックオフ。立ち上がりから強い風が吹く中で、ボールが落ち着かない展開が続くが、徐々に京都精華は高い個人スキルを生かしてゲームを支配し始める。丁寧なビルドアップからMF⑩園田を起点とし、FW⑨谷口、MF⑦金塚がボールを受けてチャンスを作る。一方の湘南は、時折前線からのプレスでボールを奪い、チャンスをつかむが、決定機を迎えることはできない。京都精華のペースで試合が進む中、湘南も体を張った守備で対抗するが、34分に京都精華が中盤で⑩が前を向いてDFラインの背後にパスをくり出し、⑦がゴールを奪い、リードして前半を終える。 後半、湘南は立ち上がりから積極的に前線からの守備でペースを握ろうとするが、京都精華は、前半同様ボールを動かしながらプレスをかいくぐり、相手陣に攻め込む。50分にはMF⑰山下のロングシュートが決まり、その後もボールを保持しながら優勢に試合を進めた京都精華が勝利を収め、決勝戦に進出した。 京都精華は全員が高いボールスキルを持ち、激しいプレスが来たときにも、常に落ち着いてゲームを運んでいたのが印象的であった。特にMF⑩園田のボールコントロール・判断力が秀でており、湘南は苦しめられた。また、湘南は、奪ったボールに対してのサポートの質、ラストパスの質に課題が残ってしまった。

記載責任者 所属( 熊谷女子高等学校 氏名( 堀 達也

神奈川県

2014

2 0

京都精華女子 高校 湘南学院 高校

マッチNO.【

京都精華女子 高校( 京都府 湘南学院 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

準決勝

8 5 火 12:30 kick off

⑤⑥

⑭ ⑩

⑰①

⑪ ⑬

⑯ ⑰

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39

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40

年 月 日 ( ) )

15 】

) vs )

1 ‐ 06 ‐ 0

‐‐PK

4 - 1 - 4 - 1 4 - 4 - 2

【Match Report】

) )

高校

 連日の酷暑の中、三連覇を目指す日ノ本学園と初優勝に王手をかけた京都精華女子の決勝戦が始まった。人とボールの動きが連動し、数的優位を作りゲームを支配する日ノ本学園に対し、京都精華はチーム全体の個のスキルが非常に高く、MF⑩園田の華麗なテクニックを駆使し、緩急に変化をつけていく。前半ペースを掴んだのは日ノ本学園。MF⑥吉田、MF⑩八坂を中心にピッチを広く使い、京都精華DFを揺さぶる。京都精華はラインを下げ、守備の人数を増やし対応する。奪ったボールは⑩に集め、FW⑨谷口へのホットラインで中央突破を狙うが、なかなか緩急をつけた得意な形に持っていけない。33分、京都精華DFのミスを見逃さず、FW⑯目原がボールを奪い、ゴール前で待っていたMF⑪池尻が流し込み日ノ本学園が先制する。 後半開始早々、左サイドから見事な崩しでDF⑤稲田が追加点を挙げると、日ノ本学園の攻撃陣が爆発し、立て続けに得点を重ねていく。京都精華はボールに対してのプレッシャーが甘く、DFにMFが吸収されてしまいラインが下がりすぎてしまっているため、ボールの出所を抑えることが出来ない。終始、ボールを支配した日ノ本学園が圧倒的な強さでインターハイ三連覇を達成した。敗れた京都精華は、自分たちのサッカースタイルを変えずに今大会を戦い続けたが、プレッシャーの強いチームに対しての戦い方が今後の課題となってしまう決勝戦となった。しかしながら、選手一人ひとりの技術の高さは目を見張るものがあった。両チームとも高校選手権までに、どの程度成長し進化しているか非常に楽しみである。

記載責任者 所属( 成立学園高等学校 氏名( 中野 進治

日ノ本学園 高校 京都精華女子

兵庫県 京都精華女子

会場( 駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場

マッチNO.【

高校( 京都府

10:00 kick off

基本システム 基本システム

7

2014 8 6 水

0

日ノ本学園 高校(

= Match Report= 全国高等学校総合体育大会 決勝戦

⑬ ⑪

⑰⑯