Empower3 ア ドバンス ト レーニングテキス ト　 　 　 　 　 ( 製薬分野）

3471-J FR2

日本ウォーターズ株式会社XEM3ADP0200

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XEM3ADP0200 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬）

目　次

第 1章 定量計算 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 1-1

定量試験について - - - - - - - - - - - - - - - 1-2解析メソッドの確認 - - - - - - - - - - - - - - 1-4サンプル情報の変更 - - - - - - - - - - - - - 1-10バックグランド解析の実行 - - - - - - - - - - 1-15結果の確認 - - - - - - - - - - - - - - - - - 1-18純度試験について - - - - - - - - - - - - - - 1-22

第 2 章 システム適合性試験 - - - - - - - - - - - - - - 2-1

解析メソッドの設定 - - - - - - - - - - - - - - 2-3結果の確認 - - - - - - - - - - - - - - - - - 2-18解析メソッドの保存 - - - - - - - - - - - - - 2-20

第 3 章 サマリーレポートメソッド - - - - - - - - - - - 3-1

サマリーレポートの作成 - - - - - - - - - - - - 3-2編集画面へのアクセス - - - - - - - - - - - - - 3-4レポートメソッドの保存 - - - - - - - - - - - 3-24

第 4 章 不純物解析機能 - - - - - - - - - - - - - - - - 4-1

不純物解析の例 - - - - - - - - - - - - - - - - 4-2解析メソッド＞成分タブの設定 - - - - - - - - - 4-3解析メソッド＞不純物タブの設定 - - - - - - - - 4-6結果の保存 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4-8解析メソッドの保存 - - - - - - - - - - - - - - 4-8レポート例 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 4-9

第 5 章 Appendix - - - - - - - - - - - - - - - - - - - 5-1

カスタムフィールドの概要 - - - - - - - - - - - 5-2計算式の指針 - - - - - - - - - - - - - - - - 5-10異なるピーク間の計算 - - - - - - - - - - - - 5-12カスタムフィールド作成画面へのアクセス - - - 5-16カスタムサンプル識別子の作成 - - - - - - - - 5-18カスタムデータベース結果の作成 - - - - - - - 5-25カスタムフィールド編集画面 - - - - - - - - - 5-32定量計算で使うカスタムフィールド（水分の補正） 5-34補正係数 - - - - - - - - - - - - - - - - - - 5-41検出の確認 - - - - - - - - - - - - - - - - - 5-48面積再現性の自動判定 - - - - - - - - - - - - 5-51

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クロマトグラムの演算（解析専用サンプルセット ) 5-58ノイズ及びドリフト値の計算方法 - - - - - - - 5-64ピーク幅の計算について - - - - - - - - - - - 5-69コントロール試料注入 - - - - - - - - - - - - 5-71レポートメソッド編集のポイント - - - - - - - 5-73システムスータビリティ用レポートメソッド - - 5-78

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memo

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第 1 章 定量計算

この章では Empower3 の自動計算機能を使用し た、定量計算についてご紹介し ます。

定量計算

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1. 定量試験についてEmpowerを用いた、以下のよ う な定量試験(内部標準法）の自動計算の手順をご紹介し ます。

図 1.

定量試験について

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図 2. 定量試験用サンプルセ ッ ト の一例

★ Empower における設定の手順 ： 定量試験

<< 手順 >>①解析メ ソ ッ ド の作成②サンプル情報の入力③解析を実行

定量計算

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2. 解析 メ ソ ッ ド の確認

2.1 　 Empower3 へのロ グ イ ン （プロ フ ェ ッ シ ョ ナルイ ン ターフ ェース）

□デス ク ト ッ プ上の Empower3 ロ グ イ ンシ ョ ー ト カ ッ ト をダブルク リ ッ ク し、Empower3ロ グ イ ン画面を表示し ます。

図 3.

□ユーザー名 （例 ： system）、 パス ワード （例 ： manager） を入力し ます。

□ 「詳細」 ボ タ ン を ク リ ッ ク し、 許可されているユーザーイ ン ターフ ェース欄で 「プロ フ ェ ッ シ ョ ナル」 を選択し ます。

□ 「OK」 を ク リ ッ ク し て ロ グ イ ン し ます。

図 4.

解析 メ ソ ッ ド の確認

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□ 「プロ ジェ ク ト を開 く 」 または 「プロ ジェ ク ト を参照」 を ク リ ッ ク し ます。

図 5.

「プロ ジェ ク ト を開 く 」 画面が表示されます。

プロ ジェ ク ト を選択し、 「OK」 を ク リ ッ ク し ます。

図 6.

プロ ジェ ク ト 画面が開き ます。

旧イ ン ターフ ェ イ ス：プロ ジェ ク ト を開 く

新イ ン ターフ ェ イ ス：プロ ジェ ク ト を参照

定量計算

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□ 「チャ ンネル」 タブを ク リ ッ ク し ます。

□条件設定するデータ上で右ク リ ッ ク - 「レ ビ ュー」 を選びます。

図 7.

解析 メ ソ ッ ド をまだ作成し ていない場合は、 「解析パラ メ ー ターウ ィ ザー ド」 （Empower3基礎 ト レーニングテキス ト 参照） で作成し たあと、 次の手順に進みます。

□ 「フ ァ イル」 から 「開 く 」 - 「解析 メ ソ ッ ド」 を選びます。

□解析に使用する メ ソ ッ ド を選んで、 [ 開 く ] を ク リ ッ ク し ます。

画面右下に解析 メ ソ ッ ド 名が表示されます。

解析 メ ソ ッ ド の確認

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図 8.

□ 「ウ ィ ン ド ウ」 から 「解析 メ ソ ッ ド」 を ク リ ッ ク し ます。

解析 メ ソ ッ ド の編集画面が開き ます。

図 9.

「波形解析」 タブには波形解析パラ メ ータ、 「成分」 タブにはピーク同定に関する内容が保存されます。 内容を変更する場合は、 直接入力し て変更可能です。

変更し たパラ メ ータは、 「波形解析」 ボ タ ン と 「検量線作成」 ボタ ンまたは 「定量」 ボタンを ク リ ッ クする事で適用されます。

波形解析ボタン 検量線作成ボタン

定量ボタン

現在開いている解析メソッド名

定量計算

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□ 「成分」 タブを ク リ ッ ク し ます。

図 10.

定量計算に必要な設定は以下の項目です。

①化合物 X と内部標準物質の登録 （解析パラ メ ーターウ ィ ザード で設定済み）

②定量の基準 （解析パラ メ ーターウ ィ ザード で設定済み）

③平均 （こ の画面で設定）

複数の標準試料のレ スポン ス を平均する場合に設定し ます。 初期設定は 「な し」 です。

　 な し 　 ： レ スポン スの平均を行いません。

　 濃度 　 ： 設定濃度 （サンプル重量） が正確に同じ標準試料を複数注入し平均化する　 　 　 　 　 場合に使用し ます。

　 レベル ： 設定濃度 （サンプル重量） がわずかで も異な る標準試料を複数注入し平均　 　 　 　 　 化する場合に使用し ます。 サンプルセ ッ ト 画面で、 平均化する標準試料に　 　 　 　 　 は同じ レベルを入力し ます。

□ [ 平均 ] 欄で 「レベル」 を選択し ます。

内部標準法用の解析 メ ソ ッ ド の設定ポ イ ン ト

・ ウ ィ ザード から解析 メ ソ ッ ド を新規作成する方法

単独の内部標準法を選択

内部標準に使 う 成分の選択のプルダウ ンから、内部標準成分名を選択

解析 メ ソ ッ ド の確認

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・ 解析 メ ソ ッ ド成分タブで設定する方法

　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 化合物 X （定量成分） の内部標準に IS （内部標準成分） を指定

2.2 　 メ ソ ッ ド の保存

★解析メ ソ ッ ド

ウ ィ ザー ド で解析 メ ソ ッ ド 作成後、 メ ソ ッ ド を編集し た場合は必ず変更内容を上書き保存し ます。

□ 「フ ァ イル」 から 「上書き保存」 - 「解析 メ ソ ッ ド」 を選び保存し ます。

定量計算

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3. サンプル情報の変更解析を行 う 前に各サンプルで標準試料 ・ 未知試料の区別、 標準試料濃度、 サンプル重量などが正し く 設定されている こ と を確認し ます。

連続分析しサンプルセ ッ ト で保存されたデータはプロ ジ ェ ク ト 画面のサンプルセ ッ トタブで指定でき ます。

□プロ ジェ ク ト 画面で ［サンプルセ ッ ト ］ タブを選びます。

□確認するデータの上で右ク リ ッ ク し 「サンプルの変更」 を選びます。

図 11.

サンプル情報の変更

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬）1-11

サンプルの変更画面が表示されます。

図 12.

3.1 　 定量計算に関わる フ ィ ール ド

標準試料と未知試料の面積の比較を自動計算する場合、 Empower の定量機能を使用します。 必要な入力フ ィ ール ド を設定する こ と で、 自動的に結果フ ィ ール ド に定量結果が算出されます。

* サンプルセ ッ ト テーブルに以下の列が表示されていない場合、テーブル上で右ク リ ック - 「テーブルのプロパテ ィ 」 を選択し て表示する よ う に設定変更し ます。

★入力フ ィ ールド

分析時は 「サンプルセ ッ ト 」 に、 分析終了後は 「サンプルの変更画面」 に入力し ます。

①サンプルの種類 （サンプルの変更画面）

標準試料で検量線を作成し、 未知試料を定量し ます。 サンプルセ ッ ト 作成時の 「機能」によ り 決定し ます。 この画面で変更可能です。

②サンプル重量 （サンプルの変更画面）

採取量を入力し ます。 入力し ない場合は、 1 が入力されます。

③希釈率 （サンプルの変更画面）

希釈倍率を入力し ます。 入力し ない場合は、 1 が入力されます。

④レベル （サンプルの変更画面）

検量線ポ イ ン ト を平均化する場合などに使用し ます。 平均化する標準試料には同じ レベルを入力し ます。

□サンプルの変更画面で上記入力フ ィ ール ド を確認し、 直接入力し ます。

濃度ボタン

定量計算

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⑤濃度 （サンプルの変更画面 - 成分の編集画面）

標準試料の成分名と濃度を入力し ます。

⑥純度 （サンプルの変更画面 - 成分の編集画面）

標準試料の成分名と純度を入力し ます。

□ ［濃度］ ボタ ンを ク リ ッ ク し ます。 または 「編集」 から 「濃度」 を選びます。

成分の編集画面が表示されます。

□ 「値」 タブを ク リ ッ ク し ます。

図 13.

解析 メ ソ ッ ド の " 成分 " に設定し た名前 と一致させる為に解析 メ ソ ッ ド から成分名をコ ピーし ます。

□ 「編集」 から 「解析 メ ソ ッ ド から成分を コ ピー」 を選びます。

□解析に使用する解析 メ ソ ッ ド を開 く と、 成分名が入力されます。

□各成分の濃度をバイ アル毎に入力し ます。

１ 列が １ バイ アルに相当し ます。 表の上にあ る 「バイ アル ： 」 欄でバイ アル番号を確認し ながら入力し て下さい。

注意 ： 内部標準成分は濃度を入力し ません。 計算上は濃度は “ １ ” で扱われます。

□各成分の純度を入力する場合は、 「純度」 タブを ク リ ッ ク し、 同様の設定を し ます。

図 14.

「純度」 タ ブの入力は必須ではあ り ません。入力し ない場合純度 100% と し て計算されます。

「全サンプル」画面で単位を入力する場合、

単位の前に”<（英数半角）”を入れて く だ さい。

サンプル情報の変更

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□ ［OK］ を ク リ ッ ク し ます。

各項目の編集が終了し た らサンプル情報を保存し ます。

□ 「フ ァ イル」 から 「保存」 を選びます。

□ 「フ ァ イル」 から 「終了」 を選びます。

★自動計算フ ィ ールド

自動計算され、 レ ビ ュー画面のピーク テーブルに結果が表示されます。 レポー ト に も表示可能です。

①レ スポン ス 　 解析 メ ソ ッ ド で設定し ます。[面積]、[高さ ]、[IS比]などの定量基準です。

②濃度 　 　 　 　 自動計算されます。

「純度」 は Empower3FR2 からの新機能です。 標準品の純度を含んだ定量計算機能が使用可能です。 「純度」 が空欄の場合は、 純度 100% と し て計算されます。

定量計算

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬） 1-14

3.2 　 解析順の指定に関わる フ ィ ール ド

Empower3 では、 「分析 と解析 （レポー ト ）」 モー ド によ る分析実行、 又は分析終了後にサンプルセ ッ ト を使用し たバ ッ ク グ ラ ン ド 解析 （印刷） を行 う 場合、 データ指定がなければ 「分析時間」 終了後直ちに解析実行 （バッ ク グ ラ ン ド 解析では測定された順番）し ます。 挟み込み定量な どの よ う に、 測定さ れた順番に解析し ない場合は 「ラベル」「ラベルレ フ ァ レ ン ス」 「プロセス」 の設定が必要です。

①ラベル

データにつける目印です。半角英数字を使用し て任意の文字が使用可能です。

②ラベルレ フ ァ レ ン ス

「機能」 を実行する際に使用するデータ を ラベルで指定し ます。* はワ イル ド カード です ( 文字の種類と数を問いません )。

③プロセス

各行で実行するプロセス を指定し ます。

　 設定のま ま 　 ： 「機能」 に従って解析 / レポー ト し ます。

　 解析 / レポー ト な し 　 ： 解析も レポー ト も実行されません。

　 レポー ト な し ： 解析は実行されますがレポー ト は実行されません。

図 15.

「ラベル」 「ラベルレ フ ァ レ ンス」 「プロセス」 設定は、 サンプルセ ッ ト メ ソ ッ ド を 「ウ ィザー ド」 を用いて作成し た場合は自動設定されます。

バッ ク グ ラ ン ド解析の実行

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4. バッ ク グ ラ ン ド解析の実行□ ［サンプルセ ッ ト ］ タブ、 ［イ ンジェ ク シ ョ ン］ タブまたは ［チャ ンネル］ タブを選びます。

検量線を作成し定量する場合は ［サンプルセ ッ ト ］ タブを選びます。

図 16.

□解析するデータの上で右ク リ ッ ク し 「解析」 メ ニ ューを選びます。

複数のデー タ を一度に解析する場合はあ らか じ め複数のデー タ を選択 し た状態で右クリ ッ ク し ます。

［バッ ク グ ラ ン ド解析 / レポー ト ］ ダ イ ア ロ グが表示されます。

定量計算

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬） 1-16

図 17. バッ ク グ ラ ン ド解析 / レポー ト

□ " ○取 り 込み時の メ ソ ッ ド セ ッ ト を使 う " を選びます。

サンプルセ ッ ト に解析順の指定を し た （ラベル、 ラベルレ フ ァ レンス、 プロセスの設定を使用する） 場合、 " 取り込み時のメ ソ ッ ド セ ッ ト を使う " を選びます。 " 指定し た解析メソ ッ ド " ・ " 指定し た メ ソ ッ ド セ ッ ト " を選ぶと挟み込みし た標準試料で正し く 検量線が作成できません。取り込み時(分析時) に使用し た メ ソ ッ ド セ ッ ト に解析メ ソ ッ ド を登録し ていない場合は、メ ソ ッ ド セ ッ ト の設定をあらかじめ行ってから この解析操作を行って く だ さい。

以前同じ解析 メ ソ ッ ド で標準試料を計算し た場合は、 前回の解析で作成された検量線が解析 メ ソ ッ ド に リ ン ク し ています。 「検量線の消去」 にチェ ッ ク を入れて解析を実行すれば、 確実に古い検量線と の リ ン ク を切る こ と ができ ます。

□ ［OK］ を ク リ ッ ク し ます。

バッ ク グ ラ ン ド解析の実行

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よりみち

取 り 込み時 （分析時） に使用し た メ ソ ッ ド セ ッ ト に解析 メ ソ ッ ド を登録する

□プロ ジ ェ ク ト 画面 「 メ ソ ッ ド」 タブで分析時に使用し た メ ソ ッ ド セ ッ ト をダブルクリ ッ ク し ます。

□ メ ソ ッ ド セ ッ ト 編集画面で、 チャ ンネル名 と 解析 メ ソ ッ ド をプルダ ウ ンか ら選択します。

データ取り込み時のチャ ンネルが 1 つしかない場合は、 「既定の解析メ ソ ッ ド」 欄に解析メ ソ ッ ド を登録し ます。

□ 「フ ァ イル」 から 「上書き保存」 を選択し ます。

よりみちはおしまい

取 り 込みチャ ンネルが 1 つの場合、解析 メ ソ ッ ド を登録

取 り 込みチャ ンネルが 2 つ以上の場合、チャ ンネル名と それに対する解析 メ ソ ッを登録

定量計算

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬） 1-18

5. 結果の確認

5.1 　 結果の表示

解析が終了する と ［結果セ ッ ト ］ テーブルにサンプルセ ッ ト 名 と 同じ名前の結果セ ット が保存されます。

図 18. 結果セ ッ ト テーブル

□プロ ジェ ク ト 画面で ［結果セ ッ ト ］ タブを ク リ ッ ク し ます。

［更新］ ボタ ンを ク リ ッ ク し て く だ さい。 新の結果も表示されます。

□確認する結果セ ッ ト 名の上で右ク リ ッ ク - 「レ ビ ュー」 を選びます。

レ ビ ュー画面が開き、 結果が表示されます。

図 19.

結果の確認

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬）1-19

図 20.

★ク ロマ ト グラムの選択

画面左のツ リ ーバーで行います。

□ツ リ ーのバイ アルをダブルク リ ッ ク し ます。

ダブルク リ ッ ク し たバイ アルのイ ンジェ ク シ ョ ン ・ チャ ンネルが表示されます。

□表示し たいイ ンジェ ク シ ョ ンを ク リ ッ ク し ます。

順にデータ を表示する場合は次のイ ンジ ェ ク シ ョ ン ・ 前の イ ンジ ェ ク シ ョ ンア イ コ ンを使 う と便利です。

図 21.

★結果の確認

計算結果はク ロマ ト グ ラ ムの下のテーブルに表示されます。

□ ［ピーク］ タブを選びます。

未知試料の 「濃度」 欄に定量結果が表示されます。

「濃度」に定量値が計算されます

「レスポンス」に内部標準成分との面積比が計算されます

次のイ ンジェ ク シ ョ ン前のイ ンジェ ク シ ョ ン

定量計算

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬） 1-20

5.2 　 検量線の確認

□ 「ウ ィ ン ド ウ」 から 「検量線」 を選びます。

検量線の画面が表示されます。

図 22.

□他の成分の検量線を表示する場合は成分の欄を ク リ ッ ク し て選びます。

★ 「個々のポイ ン ト 」 タ ブ

検量線のひとつひとつのポ イ ン ト の情報が表示されます。

レベル . 標準試料のポ イ ン ト データ を レベルに よ り 平均化する時に使用する レベルを表し ています。

X 値 . 設定し た標準試料の濃度 （重量） です。 ［サンプル重量］ ［希釈率］ を使った場合は次のよ う にな り ます。

［濃度］ × ［サンプル重量］ ÷ ［希釈率］

レスポンス . 検量線の作成に用い られたレ スポン ス値が表示されます。 レ スポン ス値は、解析 メ ソ ッ ド の [ 定量の基準 ] で設定された項目 （ピーク の面積または高さ） が Y 値と し て設定されます。 内部標準を使用する場合は、 レ スポン ス値は、 内標ピーク と の比 と な り ます。

［成分ピークの面積 ・ 高さ］ ÷ ［内標ピークの面積 ・ 高さ］ × ［内標濃度］

計算値 . 作成し た検量線の式にレ スポン ス値を代入し計算された濃度。

結果の確認

XEM3ADP0200 　 Empower3 ア ド バン ス ( 製薬）1-21

％偏差 . 計算された濃度 ( 計算値 ) と、設定濃度 (X 値 ) の差が百分率 と し て表わされます。

★ 「平均し たポイ ン ト 」 タ ブ

検量線ポイ ン ト の平均化を行った場合、 平均化し たポ イ ン ト の情報が表示されます。

図 23.

平均値 . 個々のポイ ン ト のレベル毎の X 値の平均値です。

平均レスポンス . 個々のポ イ ン ト のレ スポン ス値の平均値です。

計算値 . 作成し た検量線の式に平均レ スポン ス値を代入し計算された濃度です。

偏差 %. 計算値 と実際の平均値の違いを平均値に対するパーセンテージ と し て示し ます。

エラー . 検量線上の平均レ スポン スの標準偏差です。

平均し たポイ ン ト 数 . 平均化された検量線データのポ イ ン ト 数です。

計算値 X値×X値

---------------------- 100×