新年度を迎えてkyoai.or.jp/publish/file/pic000000130000.pdf当院の栄養サポートチーム(nst)の...

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■医療法人協愛会理念 1. “地域の安心支援拠点”安心と信頼 を提供します 2. “皆さまの健康長寿”その人らしい 生活を支えます 3. “四者満足”希望と満足を実感でき る法人でありつづけます ■基本方針 1. “思い”を大切にした医療・予防・ケアに取り組みます 2.安全・納得の技術を提供します 3.切れ目のない地域連携で皆さまを支えます 4. 24時間、365日、まごころサービスで皆さまを支 えます 5.安心と信頼を提供できる人材を育成します この冬は例年になく寒さが厳しく、零下1~2度になることもあり、気温差も大 きく、体調の管理が大変な毎日でした。しかし、自然の摂理は何ものにも勝り、春 の訪れとともに動物や草木の活動が活発になり、今や病院周囲も春爛漫の候となり ました。 病院を取り巻く自然環境は、新築前には想像もできなかったほどの景観を呈し、患者さんの癒し効果 に大きな力を発揮しております。あらためてこの地域の先人の皆様の先見性に敬意を払わずにはおられ ません。 新病院は3回目の春を迎えました。地域の皆さまの温かいご支援のお陰 と職員の努力により病院も順調に成長し、徐々にではありますが高い評価 を得ています。新年度を迎えるにあたり、この現状に満足することなく、 さらに高い目標意識をもち、地域医療に邁進する覚悟でございます。 高い目標に向かっていく中で、昨年4月、当病院は栄養管理のチーム医 療を展開する『NST (*) 稼働施設』に認定されました。この NST の活躍により、 患者さんの健康状態もぐんぐん改善され、快適な入院生活を送られている ことを嬉しく思っています。 そして、9月には栄養科チームの嚥下食研究の成果として、嚥下食メ ニューコンテストで最優秀グランプリに輝き、栄養科職員の旺盛なリサー チマインドに敬意を捧げたいと思います。 また 11 月には、日本医療機能評価機構の4回目審査を受け、見事1回で 更新認定され、今後さらに2年後のトレーサー審査を受ける予定となりま した。機能評価はあくまで病院機能のスタンダードであり、医療の質が年々 バージョンアップし、その質がきちんとフォローアップされていることが 重要なポイントとなります。この点が高く評価され更新認定されたものと自負しております。さらに 12 月、日本糖尿病学会より教育施設 に認定され、医師の育成・研修施設としても貢献できる病院になり ました。 一方、労働環境面では新年度も“働きやすい職場”を目指し、職員一同力を合わせ中期経営計画“革新” の再確認と止揚に努め、地域の皆さまのニーズにお応えしていく所存です。 今後も皆さまの温かいご支援を切にお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。 (*)NST:NutritionSupportTeam 栄養サポートチーム 医療法人協愛会 阿知須共立病院 理事長・病院長 三好 正規 新年度を迎えて 1 TEL:0836-65-2200  FAX:0836-65-4436  http://www.kyoai.or.jp 2017年 春号

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Page 1: 新年度を迎えてkyoai.or.jp/publish/file/pic000000130000.pdf当院の栄養サポートチーム(NST)の 活動の一環として2名がポスター発表を行いました。栄養科より片山さつき管理栄養士が2題発

■医療法人協愛会理念

 1.�“地域の安心支援拠点”安心と信頼

を提供します

 2.�“皆さまの健康長寿”その人らしい

生活を支えます

 3.�“四者満足”希望と満足を実感でき

る法人でありつづけます

■基本方針

 1.�“思い”を大切にした医療・予防・ケアに取り組みます

 2.安全・納得の技術を提供します

 3.切れ目のない地域連携で皆さまを支えます

 4.�24時間、365日、まごころサービスで皆さまを支

えます

 5.安心と信頼を提供できる人材を育成します

 この冬は例年になく寒さが厳しく、零下1~2度になることもあり、気温差も大

きく、体調の管理が大変な毎日でした。しかし、自然の摂理は何ものにも勝り、春

の訪れとともに動物や草木の活動が活発になり、今や病院周囲も春爛漫の候となり

ました。

 病院を取り巻く自然環境は、新築前には想像もできなかったほどの景観を呈し、患者さんの癒し効果

に大きな力を発揮しております。あらためてこの地域の先人の皆様の先見性に敬意を払わずにはおられ

ません。

 新病院は3回目の春を迎えました。地域の皆さまの温かいご支援のお陰

と職員の努力により病院も順調に成長し、徐々にではありますが高い評価

を得ています。新年度を迎えるにあたり、この現状に満足することなく、

さらに高い目標意識をもち、地域医療に邁進する覚悟でございます。

 高い目標に向かっていく中で、昨年4月、当病院は栄養管理のチーム医

療を展開する『NST(*)稼働施設』に認定されました。このNSTの活躍により、

患者さんの健康状態もぐんぐん改善され、快適な入院生活を送られている

ことを嬉しく思っています。

 そして、9月には栄養科チームの嚥下食研究の成果として、嚥下食メ

ニューコンテストで最優秀グランプリに輝き、栄養科職員の旺盛なリサー

チマインドに敬意を捧げたいと思います。

 また 11 月には、日本医療機能評価機構の4回目審査を受け、見事1回で

更新認定され、今後さらに2年後のトレーサー審査を受ける予定となりま

した。機能評価はあくまで病院機能のスタンダードであり、医療の質が年々

バージョンアップし、その質がきちんとフォローアップされていることが

重要なポイントとなります。この点が高く評価され更新認定されたものと自負しております。さらに 12

月、日本糖尿病学会より教育施設Ⅱに認定され、医師の育成・研修施設としても貢献できる病院になり

ました。

 一方、労働環境面では新年度も“働きやすい職場”を目指し、職員一同力を合わせ中期経営計画“革新”

の再確認と止揚に努め、地域の皆さまのニーズにお応えしていく所存です。

 今後も皆さまの温かいご支援を切にお願い申し上げまして、ご挨拶とさせていただきます。

(*)NST:Nutrition�Support�Team 栄養サポートチーム

医療法人協愛会 阿知須共立病院

� 理事長・病院長 三好 正規新年度を迎えて

1

TEL:0836-65-2200  FAX:0836-65-4436  http://www.kyoai.or.jp

2017年 春号

Page 2: 新年度を迎えてkyoai.or.jp/publish/file/pic000000130000.pdf当院の栄養サポートチーム(NST)の 活動の一環として2名がポスター発表を行いました。栄養科より片山さつき管理栄養士が2題発

◆ ◆ ◆ 新任医師のご紹介 ◆ ◆ ◆

 平成29年度、下記の通り新しく医師が着任致しましたのでご案内申し上げます。それぞれの医師に高い専門性がありますので、地域の皆さまのご期待、ご要望にお応えできるものと確信致しております。皆さまのご支援を心よりお願い申し上げます。

赤あか

瀬せ

 英ひであき

【専門分野】 内科一般 循環器内科

石いしかわ

川  剛つよし

【専門分野】 内科一般 消化器内科 肝臓内科

仙せん

譽よ

  学まなぶ

【専門分野】 内科一般 消化器内科 胆道・膵臓

田た

中なか

 宏ひろのり

【専門分野】 外科一般

各医師の外来担当曜日、時間等につきましては、裏表紙の「外来診療のご案内」をご参照ください。

頭部外傷が重傷にならないように

脳神経外科医の四方山話

脳神経外科部長  中 川   実

 今まで、頭部外傷の症例もいろいろ診てきましたが、シー

トベルトをしていたら、あるいはヘルメットをきちんとか

ぶっていたら、助かっていたのに、あるいはこんなに重症に

ならなかったのにと思う症例がありました。

 シートベルトをしていなかったために(図1)、フロント

ガラスに頭を打ちつけてしまったり、ヘルメットのあごひも

をしめていなかったために(図2)、転倒時にヘルメットが

脱げてしまって、頭を打ってしまったり。それから、あごひ

もをゆるくしめて、頭の後ろだけヘルメットをかぶった状態で(図3)、バイクを運転している人も

見かけます。これでは転倒時にヘルメットの役目をせず、前頭部を地面に打ちつけて、残念な結果

となる場合があります。

 ご自分の命を大切にするとともに、ご家族、恋人など身近な人たちの気持ちも考えて、「窮屈

だ」とか、「かっこ悪い」とか言わずにシートベルトやヘルメットはきちんと着用するように心が

けましょう。

(図1) (図2) (図3)

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日本糖尿病学会の認定教育施設Ⅱ取得!!

当病院は、昨年12月1日付で日本糖尿病学会の認定教育施設Ⅱになりました。(2017年1月現在県内8

病院)今後は、糖尿病予防・治療で皆さまのお役に立てるだけでなく、医師の教育(研修)施設とし

ても貢献してまいります。

【糖尿病教室ご案内】

■毎週水曜日PM13:30~@外来総合待合室  ■どなたでも参加できます

■医師、看護師、薬剤師、理学療法士、管理栄養士、フットケア指導士と相談できます

■参加無料               ☎0836-65-2200 担当:外来 三輪

■糖尿病とは?そして糖尿病がもたらす様々な症状について

 糖尿病はインスリン作用不足による慢性の高血糖状態を呈する病気

で、全身のあらゆる所に合併症を発症します。中等度以上の高血糖によ

り、特徴ある症状(口渇、多飲、多尿、体重減少、易疲労感)を呈する

こともあります。しかし、初期にはほとんど自覚症状がなく、健診で発

見されたり、他の病気で受診した時に指摘されることが多く、そのため

病識に乏しく治療開始への動機づけがなされにくい病気です。

 しかし、高血糖が長期に持続することにより、網膜、腎、神経の細小血管に障害を及ぼし(3大合併

症)全身の動脈硬化症を進展させることになります。これにより、生活の質(QOL)や生命予後を悪

化させる場合もあります。また、最近では、歯周病、認知症、がん、骨粗しょう症なども合併症として

知られています。

■治療法と予防法は?

 糖尿病治療の目標は血糖だけでなく、体重、血圧、脂質を良好な

状態に維持することにより、合併症の発症、進展を防ぎ、健康な人

と変わらないQOL、寿命を確保することです。合併症を防ぐに

は、食事療法、運動療法、薬物療法を行い、血糖コントロールの指

標であるHbA1c(*)を7%未満に保つことが重要です。     

    (*)ヘモグロビン エー ワン シーと呼び、糖尿病診断指標のひとつです。

 糖尿病でない方も生活習慣の見直しを行い、健康な食生活を維

持することにより発症を抑制できますので、今一度、次のことを

チェックされることをお奨めします。①食事は適正な量をバランス

よく、規則正しく摂取していますか?②肥満はないですか?③身体

はよく動かしていますか?④運動不足を感じていませんか?運動に

より筋肉量が増えれば転倒予防だけでなく、血糖にも良い影響を及

ぼします。今よりも10分多く体を動かし、週に1時間運動する習慣

をつけましょう。

3

糖尿病について-正しい予防のために-

糖尿病内科 松 原 弘 子日本糖尿病学会認定専門医・指導医

日本消化器病学会認定専門医

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日本静脈経腸栄養学会学術集会ポスター発表のご報告消化器内科  鈴 木 千衣子

 2017年2月23日、24日の2日間、岡山

市内で第32回日本静脈経腸栄養学会学術

集会が開催されました。この学会は参加

者が1万人を超える栄養学に関する世界

最大規模の学術集会です。医師だけでは

なく看護師・薬剤師・管理栄養士・検査

技師・理学療法士・ソーシャルワーカー

など病院で働く全職種が対象の大変ユ

ニークな学会です。

 当院の栄養サポートチーム(NST)の

活動の一環として2名がポスター発表を行いました。栄養科より片山さつき管理栄養士が2題発

表を行いました。1題目は「とろみつき流動食(エコフローアクア)の長期使用における効果の

検討」と題し、投与時間が短く嘔吐下痢や誤嚥性肺炎が少ないと報告されている新しい経腸栄養

剤を使用し、栄養投与にかかる時間がそれまでの1/3~1/2と短くなり、便の状態が改善し、

誤嚥なども無かったことを報告しました。2題目の「経皮経食道胃管挿入術を施行しとろみつき

流動食を投与した症例」では、首から食道を経由して胃管挿入を行った際でも安全に栄養投与を

短時間で行うことができることを報告しました。また、消化器内科の鈴木千衣子から「経皮経食

道胃管挿入術不適応例の患者因子についての検討」を発表しました。首から食道を経由して胃管

を入れる新しい手技は胃瘻を作ることが出来ない患者さんの栄養投与ルートとして注目されてい

ますが、拘縮など身体が硬

くなってしまった場合には

成功率が低下するため、時

期を逃さずに造設手術を行

うことが大切であるとの報

告を行いました。その他、

N S Tメンバーの看護師3

名、薬剤師1名も学会へ参

加し、これからのNST活動

に生かすための知識や技術

を学びました。

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片山さつき管理栄養士 鈴木千衣子内科部長

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 平成29年4月1日、平成29年度入社式が、三好正規理事長・病院長のもとで執り行われました。

 平成29年4月に入社された職員21名に、昨年10月から今年3月までに入社された10名を加え、総勢31

名が入社式に臨みました。昨年に続き、近年では一番多い人数です。職種も看護師、介護福祉士、薬剤

師、検査技師、放射線技師、リハビリ療法士、診療情報管理士、准看学生など、実にさまざまです。緊

張した面持ちで辞令を受け取った新入職員は、その後、理事長、会長、副院長とともに記念撮影。それ

がこの写真です。

 2日間の新人研修では、各部署長によるさまざまな講義がありました。法人の基本理念に始まり、就

業規則、医療安全、感染防止、個人情報保護、メンタルヘルスなど、どれも大切なことばかり。恒例の

理事長訓話では、理事長と新入職員との意見交換があり、新入職員は大いに刺激を受けた様子でした。

 1日目は緊張もあり、なかなか打ち解けられない様子でしたが、2日目になると、お互いのコミュニ

ケーションもずいぶんと増えました。不安そうだった表情も幾分柔らかくなり、最後の茶話会では「不

安だらけだったけど、2日間の研修を通してちょっと安心しました。頑張ります。」といった声が聞か

れ、担当者としては一安心。「見かけたら声を掛けてくださいね~。」と、お互いの仲間意識もしっか

り芽生えた様子です。最後は握手で全員を送り出しました。

 新入職員の皆さん、心身ともに健康に気をつけながら、一緒に協愛会を盛り立てていきましょう!

ようこそわが医療法人協愛会へ!我々は皆さんの入社を心から歓迎します!

理事長による訓話。

若きスタッフにエールを送ります。

グループディスカッションでは、

様々な意見が飛び交いました。

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「患者さんの権利を尊重すること、高齢者の皆さんをお守りすること」の憲章

■患者さんの権利を守ります■

 1.患者さんは、人間として尊重される権利を持っています。

 2.患者さんは、いつでも必要かつ十分な医療を受ける権利を持っています。

 3.患者さんは、プライバシーが尊重される権利を持っています。

 4.患者さんは、自分の選択によって治療を受ける権利と共に治療を拒否する権利を持っています。

 5.患者さんは、医師や医療従事者に十分な説明を受ける権利を持っています。

 6.患者さんは、平等な治療を受ける権利を持っています。

■「高齢者」の皆さんに対して■

 �◎尊厳を持って自立した生活が送れるよう支援します。◎健康で生きがいをもって、社会参加ができるよう手を差

し伸べます。◎利用者の皆さんから、信頼され満足されるサービス提供に努めます。◎処遇の質的改善、権利擁護

体制の充実に努めます。◎看護、介護を通して在宅への可能性を支援します。◎リハビリテーションを充実し、介

護予防、社会参加の推進に努めます。◎フォアザペイシェントの姿勢を貫きます。

日本医療機能評価機構から4回目の 病院機能評価認定をいただきました。

■ご質問・ご相談・苦情窓口のご案内■

お困りの点、医療・介護・福祉・個人情報保護についてのご相談や診療等に関するご要望・苦情は1階地域連携室(相

談窓口:医療ソーシャルワーカー、要望・苦情窓口:サービスセンター長)まで

� ☎0836-65-2200(代表)

6

 当院は昨年11月に病院機能評価認定の更新受審

をいたしましたが、この度3月3日付で正式に以

下の内容で認定との通知をいただきました。

 「主たる機能として慢性期病院、副機能として

一般病院1ともに認定、改善要望事項は両機能と

もに該当項目なし」というものです。

 当院は2002年に第1回目の認定をいただいて以

来、医療・看護・ケアはもとより人材育成や経営

面など、様々な分野で継続的に品質向上の取組み

を行ってまいりましたが、この度第3世代となる

病院機能評価において、4回目となる認定をいた

だきました。

 病院機能評価は全国8,453病院中2,193病院(約26%)が受審・認定を受け、山口県内の認定病院は36病

院、内4回の認定を受けた病院は10病院に止まります。

 当院は、公的な第3者による公正かつ客観的な機能評価認定は、ご支援をいただいております患者さ

んや地域の皆様に対する責務と考えております。この度の認定で、これまでの取組みや現時点での品質

はクリアできたものと思います。しかし医療の進化のスピードは速く、患者さん方の意識の変化も大き

く、当院理念で掲げております、「安心と信頼の提供」及び「四者満足」のためには、絶えず改善の取

組みを行うとともに新しいことにチャレンジして行く必要があると考えております。

 これからも患者さんや地域の皆様の「安心と信頼」に、職員一同取組んでまいりますので、引き続き

のご支援のほど宜しくお願い申し上げます。

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 当病院では毎年1回、看護部主催で看護介護研究発表会を開催しています。10回目となる「平成28年

度看護介護研究発表会」は、2月2日(木)、約2時間職員ホールで開催され、演題7題、参加者は113

名という盛り上がりでした。この研究発表会は、看護・介護に携わっている各部署職員が独自に研究

テーマを設定し、1年間の取り組みを経て成果を発表し、看護・介護の魅力を再発見・再確認する機会

として開催されています。

 今回は、テーマも自部署の課題解決からケアの自信につながり、病院全体の向上へとつながる研究が

多かったです。発表会は看護部付井原京子師長の開会の挨拶で始まり、西村浄美主任が座長、大田恵子

副主任が司会を務めました。演題は一般病棟1題、医療療養病棟4題、手術室1題、透析センター1題

で、各部署から成果が発表されました。

『平成28年度看護介護研究発表会』を開催しました!

【演題(グラフの番号です)】

①効果的な体圧分散を試みて~適切なポジショニングと除圧グローブの使用~ ( 3階医療療養病棟 )、

②ストーマケアの統一(5階一般病棟)、③介護職ということ(3階医療療養病棟)、④術前訪問によ

る不安の軽減 ~術前オリエンテーションファイルの作成を試みて~(手術室)、⑤下肢の皮膚保清に

ついて(4階医療療養病棟)、⑥高齢者の転倒予防 ~バランス評価に着目して~(4階療養病棟)、

⑦フットケア指導からセルフケア行動に変化が見られた2症例(透析センター)

【参加者対象アンケート調査】

演題で最も関心があったもの

①~⑦は下記参照(⑧未記入)

 研究発表会の最後に、三好正規病院長から「緻密で、かつポイントを得た質疑応答やプレゼンテー

ションスキルもアップしており、感銘を受けました。」、また、大谷しげみ看護部長から「パワーポイ

ントも立派で、発表も堂々とされていました。心理面で難しい患者様もおられますが、患者様に寄り

添った看護をしてほしいと思います。」との総評があり、参加した職員は気持ちを新たにしました。こ

の研究発表会に向けて取り組まれたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。次年度研究発表会に向

けてさらなる飛躍を期待しています。

3F医療療養病棟

外来・手術室

5F一般病棟

4F医療療養病棟

『平成 28 年度看護介護研究発表会』を開催しました!

当病院では毎年1回、看護部主催で看護介護研究発表会を開催しています。10 回目となる「平

成 28 年度看護介護研究発表会」は、2 月 2 日(木)、約 2 時間職員ホールで開催され、演題 7

題、参加者は 113 名という盛り上がりでした。この研究発表会は、看護・介護に携わっている各

部署職員が独自に研究テーマを設定し、1 年間の取り組みを経て成果を発表し、看護・介護の魅力

を再発見・再確認する機会として開催されています。

今回は、テーマも自部署の課題解決からケアの自信につながり、病院全体の向上へとつながる研

究が多かったです。発表会は看護部付井原京子師長の開会の挨拶で始まり、西村浄美主任が座長、

大田恵子副主任が司会を務めました。演題は一般病棟1題、医療療養病棟 4 題、手術室 1 題、透

析センター1 題で、各部署から成果が発表されました。

【参加者対象アンケート調査】 演題で最も関心があったもの

①~⑦は下記参照(⑧未記入)

研究発表会の最後に、三好正規病院長から「緻密で、かつポイントを得た質疑応答やプレゼンテ

ーションスキルもアップしており、感銘を受けました。」、また、大谷しげみ看護部長から「パワ

ーポイントも立派で、発表も堂々とされていました。心理面で難しい患者様もおられますが、患者

様に寄り添った看護をしてほしいと思います。」との総評があり、参加した職員は気持ちを新たに

しました。この研究発表会に向けて取り組まれたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。次年

度研究発表会に向けてさらなる飛躍を期待しています。

5階一般病棟

【演題(グラフの番号です)】

①効果的な体圧分散を試みて~適切なポジショニングと除圧グローブの使用~(3階医療療養病

棟)、②ストーマケアの統一(5階一般病棟)、③介護職ということ(3 階医療療養病棟)、④術前

訪問による不安の軽減 ~術前オリエンテーションファイルの作成を試みて~(手術室)、⑤下肢

の皮膚保清について(4 階医療療養病棟)、⑥高齢者の転倒予防 ~バランス評価に着目して~(4

階療養病棟)、⑦フットケア指導からセルフケア行動に変化が見られた 2 症例(透析センター)

3F 医療療養病棟 5F 一般病棟

外来・手術室 4F 医療療養病棟

『平成 28 年度看護介護研究発表会』を開催しました!

当病院では毎年1回、看護部主催で看護介護研究発表会を開催しています。10 回目となる「平

成 28 年度看護介護研究発表会」は、2 月 2 日(木)、約 2 時間職員ホールで開催され、演題 7

題、参加者は 113 名という盛り上がりでした。この研究発表会は、看護・介護に携わっている各

部署職員が独自に研究テーマを設定し、1 年間の取り組みを経て成果を発表し、看護・介護の魅力

を再発見・再確認する機会として開催されています。

今回は、テーマも自部署の課題解決からケアの自信につながり、病院全体の向上へとつながる研

究が多かったです。発表会は看護部付井原京子師長の開会の挨拶で始まり、西村浄美主任が座長、

大田恵子副主任が司会を務めました。演題は一般病棟1題、医療療養病棟 4 題、手術室 1 題、透

析センター1 題で、各部署から成果が発表されました。

【参加者対象アンケート調査】 演題で最も関心があったもの

①~⑦は下記参照(⑧未記入)

研究発表会の最後に、三好正規病院長から「緻密で、かつポイントを得た質疑応答やプレゼンテ

ーションスキルもアップしており、感銘を受けました。」、また、大谷しげみ看護部長から「パワ

ーポイントも立派で、発表も堂々とされていました。心理面で難しい患者様もおられますが、患者

様に寄り添った看護をしてほしいと思います。」との総評があり、参加した職員は気持ちを新たに

しました。この研究発表会に向けて取り組まれたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。次年

度研究発表会に向けてさらなる飛躍を期待しています。

5階一般病棟

【演題(グラフの番号です)】

①効果的な体圧分散を試みて~適切なポジショニングと除圧グローブの使用~(3階医療療養病

棟)、②ストーマケアの統一(5階一般病棟)、③介護職ということ(3 階医療療養病棟)、④術前

訪問による不安の軽減 ~術前オリエンテーションファイルの作成を試みて~(手術室)、⑤下肢

の皮膚保清について(4 階医療療養病棟)、⑥高齢者の転倒予防 ~バランス評価に着目して~(4

階療養病棟)、⑦フットケア指導からセルフケア行動に変化が見られた 2 症例(透析センター)

3F 医療療養病棟 5F 一般病棟

外来・手術室 4F 医療療養病棟

『平成 28 年度看護介護研究発表会』を開催しました!

当病院では毎年1回、看護部主催で看護介護研究発表会を開催しています。10 回目となる「平

成 28 年度看護介護研究発表会」は、2 月 2 日(木)、約 2 時間職員ホールで開催され、演題 7

題、参加者は 113 名という盛り上がりでした。この研究発表会は、看護・介護に携わっている各

部署職員が独自に研究テーマを設定し、1 年間の取り組みを経て成果を発表し、看護・介護の魅力

を再発見・再確認する機会として開催されています。

今回は、テーマも自部署の課題解決からケアの自信につながり、病院全体の向上へとつながる研

究が多かったです。発表会は看護部付井原京子師長の開会の挨拶で始まり、西村浄美主任が座長、

大田恵子副主任が司会を務めました。演題は一般病棟1題、医療療養病棟 4 題、手術室 1 題、透

析センター1 題で、各部署から成果が発表されました。

【参加者対象アンケート調査】 演題で最も関心があったもの

①~⑦は下記参照(⑧未記入)

研究発表会の最後に、三好正規病院長から「緻密で、かつポイントを得た質疑応答やプレゼンテ

ーションスキルもアップしており、感銘を受けました。」、また、大谷しげみ看護部長から「パワ

ーポイントも立派で、発表も堂々とされていました。心理面で難しい患者様もおられますが、患者

様に寄り添った看護をしてほしいと思います。」との総評があり、参加した職員は気持ちを新たに

しました。この研究発表会に向けて取り組まれたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。次年

度研究発表会に向けてさらなる飛躍を期待しています。

5階一般病棟

【演題(グラフの番号です)】

①効果的な体圧分散を試みて~適切なポジショニングと除圧グローブの使用~(3階医療療養病

棟)、②ストーマケアの統一(5階一般病棟)、③介護職ということ(3 階医療療養病棟)、④術前

訪問による不安の軽減 ~術前オリエンテーションファイルの作成を試みて~(手術室)、⑤下肢

の皮膚保清について(4 階医療療養病棟)、⑥高齢者の転倒予防 ~バランス評価に着目して~(4

階療養病棟)、⑦フットケア指導からセルフケア行動に変化が見られた 2 症例(透析センター)

3F 医療療養病棟 5F 一般病棟

外来・手術室 4F 医療療養病棟

『平成 28 年度看護介護研究発表会』を開催しました!

当病院では毎年1回、看護部主催で看護介護研究発表会を開催しています。10 回目となる「平

成 28 年度看護介護研究発表会」は、2 月 2 日(木)、約 2 時間職員ホールで開催され、演題 7

題、参加者は 113 名という盛り上がりでした。この研究発表会は、看護・介護に携わっている各

部署職員が独自に研究テーマを設定し、1 年間の取り組みを経て成果を発表し、看護・介護の魅力

を再発見・再確認する機会として開催されています。

今回は、テーマも自部署の課題解決からケアの自信につながり、病院全体の向上へとつながる研

究が多かったです。発表会は看護部付井原京子師長の開会の挨拶で始まり、西村浄美主任が座長、

大田恵子副主任が司会を務めました。演題は一般病棟1題、医療療養病棟 4 題、手術室 1 題、透

析センター1 題で、各部署から成果が発表されました。

【参加者対象アンケート調査】 演題で最も関心があったもの

①~⑦は下記参照(⑧未記入)

研究発表会の最後に、三好正規病院長から「緻密で、かつポイントを得た質疑応答やプレゼンテ

ーションスキルもアップしており、感銘を受けました。」、また、大谷しげみ看護部長から「パワ

ーポイントも立派で、発表も堂々とされていました。心理面で難しい患者様もおられますが、患者

様に寄り添った看護をしてほしいと思います。」との総評があり、参加した職員は気持ちを新たに

しました。この研究発表会に向けて取り組まれたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。次年

度研究発表会に向けてさらなる飛躍を期待しています。

5階一般病棟

【演題(グラフの番号です)】

①効果的な体圧分散を試みて~適切なポジショニングと除圧グローブの使用~(3階医療療養病

棟)、②ストーマケアの統一(5階一般病棟)、③介護職ということ(3 階医療療養病棟)、④術前

訪問による不安の軽減 ~術前オリエンテーションファイルの作成を試みて~(手術室)、⑤下肢

の皮膚保清について(4 階医療療養病棟)、⑥高齢者の転倒予防 ~バランス評価に着目して~(4

階療養病棟)、⑦フットケア指導からセルフケア行動に変化が見られた 2 症例(透析センター)

3F 医療療養病棟 5F 一般病棟

外来・手術室 4F 医療療養病棟

『平成 28 年度看護介護研究発表会』を開催しました!

当病院では毎年1回、看護部主催で看護介護研究発表会を開催しています。10 回目となる「平

成 28 年度看護介護研究発表会」は、2 月 2 日(木)、約 2 時間職員ホールで開催され、演題 7

題、参加者は 113 名という盛り上がりでした。この研究発表会は、看護・介護に携わっている各

部署職員が独自に研究テーマを設定し、1 年間の取り組みを経て成果を発表し、看護・介護の魅力

を再発見・再確認する機会として開催されています。

今回は、テーマも自部署の課題解決からケアの自信につながり、病院全体の向上へとつながる研

究が多かったです。発表会は看護部付井原京子師長の開会の挨拶で始まり、西村浄美主任が座長、

大田恵子副主任が司会を務めました。演題は一般病棟1題、医療療養病棟 4 題、手術室 1 題、透

析センター1 題で、各部署から成果が発表されました。

【参加者対象アンケート調査】 演題で最も関心があったもの

①~⑦は下記参照(⑧未記入)

研究発表会の最後に、三好正規病院長から「緻密で、かつポイントを得た質疑応答やプレゼンテ

ーションスキルもアップしており、感銘を受けました。」、また、大谷しげみ看護部長から「パワ

ーポイントも立派で、発表も堂々とされていました。心理面で難しい患者様もおられますが、患者

様に寄り添った看護をしてほしいと思います。」との総評があり、参加した職員は気持ちを新たに

しました。この研究発表会に向けて取り組まれたスタッフの皆さん、大変お疲れさまでした。次年

度研究発表会に向けてさらなる飛躍を期待しています。

5階一般病棟

【演題(グラフの番号です)】

①効果的な体圧分散を試みて~適切なポジショニングと除圧グローブの使用~(3階医療療養病

棟)、②ストーマケアの統一(5階一般病棟)、③介護職ということ(3 階医療療養病棟)、④術前

訪問による不安の軽減 ~術前オリエンテーションファイルの作成を試みて~(手術室)、⑤下肢

の皮膚保清について(4 階医療療養病棟)、⑥高齢者の転倒予防 ~バランス評価に着目して~(4

階療養病棟)、⑦フットケア指導からセルフケア行動に変化が見られた 2 症例(透析センター)

3F 医療療養病棟 5F 一般病棟

外来・手術室 4F 医療療養病棟

Page 8: 新年度を迎えてkyoai.or.jp/publish/file/pic000000130000.pdf当院の栄養サポートチーム(NST)の 活動の一環として2名がポスター発表を行いました。栄養科より片山さつき管理栄養士が2題発

外来診療のご案内月 火 水 木 金 土 専�門�分�野

内  科

午 前

三好正規

松原弘子

赤瀬英亮

三好正規

松原弘子

三好正敬

矢部朋子

三好正規

周布陽子

鈴木千衣子

沖田 極

三好正規

松村卓郎

鈴木千衣子

三好正規

三好正敬

矢部朋子

三好正規(第1・5)

鈴木千衣子(第2・3・4)

三好正敬(第1・2・4)

松原弘子(第1・3)

非常勤医師(第2・3)

三好正規

鈴木

三好正敬

松原高橋矢部

沖田

周布松村赤瀬非常勤藤井

内科一般 ・内分泌内科

呼吸器内科 ・福祉相談

産業医学相談

内科一般 ・消化器内科

内視鏡内科・肝臓内科

内科一般 ・循環器内科

腎臓内科

内科一般 ・糖尿病内科

内科一般 ・腎臓内科

内科一般 ・呼吸器内科

アレルギー

内科一般・肝臓内科

消化器内科

内科一般 ・循環器内科

内科一般 ・糖尿病内科

内科一般 ・循環器内科

内科一般

禁煙外来

午 後

松原弘子

高橋達世

赤瀬英亮

高橋達世

三好正敬(無呼吸外来)

周布陽子

高橋達世(腎臓内科)

松原弘子(透析予防外来)第1・3水曜

松村卓郎

藤井郁英(禁煙外来)

矢部朋子

脳神経外科

午前 石光 宏 石光 宏 中川 実 石光 宏 中川 実

石光 宏(第1・3)

中川 実(第2・4・5)

石光

中川

脳神経外科一般・もの忘

れ外来・認知症外来

脳神経外科一般・脳卒中

頭部外傷午後

中川 実(脳ドック)

石光 宏(認知症外来)

石光 宏(脳ドック)

石光 宏(脳ドック)

外科

午前 工藤明敏 近藤浩史 田中宏典

(手術)

工藤明敏 工藤明敏

工藤明敏(第1・3)

近藤浩史(第2・4・5)

工藤

近藤

田中

外科一般 ・消化器外科

乳腺外科 ・血管外科

呼吸器外科 ・甲状腺外科

外科一般 ・消化器外科

乳腺外科 ・甲状腺外科

外科一般午後 (手術) (手術) (手術)

整形外科

午前 三好智之 三好智之 三好智之 三好智之 徳重厚典

三好智之

または

村松慶一

三好智之村松

徳重

寒竹

整形一般

整形一般・手の外科

骨軟部腫瘍

整形一般・股関節

リウマチ

整形一般・脊椎・脊髄

午後

寒竹 司※16時~手術

* 診察時間 月曜~金曜日 9:00�~�17:30(12:30~14:00を除く)

          土曜日 9:00�~�12:30(午後休診)

* 上記診察時間外・休日・深夜も急患は診察いたします。

阿 知 須 共 立 病 院Tel�0836-65-2200 Fax�0836-65-4436

平成29年4月1日

 私たちは院内の最新情報、旬な情報を地域の皆様にいち早く、

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の編集も行っています。知りたい情報がすぐに見つけられる、

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阿知須共立病院 〒754-1277 山口市阿知須4841番地1

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