einstein analyticsの使い所...2019/09/26 · 2017年community cloud導入 2018年quip導入...
TRANSCRIPT
Einstein Analyticsの使い所
株式会社リバネス取締役CIO 吉田丈治
2019/9/26
*本日の資料は、
プレゼンの最終ページに
共有URLを記載してあります
1
株式会社リバネス取締役CIO
2002年リバネス創業時からリバネスに在籍
リバネスにおけるSalesforce関連サービスの歴史
2014年 Salesforce導入苦悩の一年間を過ごす
2015年 Pardot導入
2016年 Apexによる自社アプリ開発の開始
2017年 Community Cloud導入
2018年 Quip導入
2019年 Salesforce Einstein,Einstein Analytics導入
吉田丈治(George YOSHIDA)
@geeorgey
GeorgeYoshida
follow me
geeorgey
100名弱の研究者が構成するリバネス理念「科学技術の発展と地球貢献を実現する」
専門性
農学・生命科学・生物学・機械工学・電子工学・
情報工学・薬学・医学・心理学・哲学など
海外支社国内 4拠点
東京 大阪 熊本 沖縄
博士
45.6%
修士
54.3%
スタッフ88名
構成比
リバネスの4つの事業ドメイン
4
教育 人材 研究 創業
Nurturing leaders who can utilize diverse resources,
● 小中高生● 学校の先生
● 大学生/院生● 大学教員● 企業採用担当
● 大学院生● 大学若手教員● 企業研究開発等
● 大学教員● 企業新規事業
リバネスでBIを必要とした訳
BIツールを探し始めた当初の話
• 検討開始当時(2015年)はDOMOを 使おうと思っていた
• 費用面及びデータの収集過程というタイミング的に断念
その後4年が経ち…
• 出来る限りの情報をSalesforceに集めた
• 様々な分析の可能性が出てきた💡💡💡
• 標準のダッシュボードの限界を感じた😢
• 設置できるコンポーネント数上限
• 限られたグラフ種類
• 今度はデータが多すぎて何が重要なのか分からなくなってきた😣 5
6
EAに決めた理由
• Salesforce公式のBI• 純正アプリなので開発スピードが早い• サポートを受けるのが楽• Trailheadによる学習コンテンツ
• グラフの種類が増える• モバイルアプリでも閲覧可能
• BIのみではなくEinstein(AI)が使え
る
彗星の如く現れたEinstein Analytics
使えるグラフの種類
7
使えるグラフの種類
8
ダッシュボード9種類
使えるグラフの種類
9
ダッシュボード9種類
→Einstein Analyticsでは?
33種類のグラフセット
10
求めていた機能色々なグラフで表現できる
33種類のグラフセットに目移りする👀
11
何が適切か分からない!😣
33種類のグラフセットと推奨機能
12
データセットをもとに推奨グラフを自動的に選出
大丈夫です
2019年5月1日の私「さて、BIを何に使おう?🤔 」
• 自由度が上がりすぎて戸惑う• 思考のアップグレードが必要
• レポート/ダッシュボードとの使い分け• EAの使い所はどこだ?
13
Salesforceのレポート/DBとの違い
14
SF DB Einstein Analytics DB
同期一定時間毎にデータを取得
● Einstein Analyticsがテキストデータとしてデータを格納● 数式項目,参照項目でもテキストとして格納● そのため動作が軽快
リアルタイムデータ スナップショット
Salesforceのレポート/DBとの使い分け
15
● 営業マネージャーが利用する売上
データ等のリアルタイム性が必要
なものは、Salesforceのレポート/
ダッシュボード/Visualforceを使
って処理
リアルタイムデータ スナップショット
● 中長期の分析用途として活用
○ 数年間に渡る商談傾向を見る
● チェック頻度の低い情報を見る
○ 一日に一度の申込数管理
● データを元に通知を飛ばす
リバネスも未だ導入過程
16
• いきなり多くの社員がダッシュボードを作れる訳ではない
• まずは、便利であろうものを作り上げて共有する所から始める
• 利用シーンも一緒に提供する
事例1:ユーザ数の変化を見て戦略を立てる
17
利用シーン• 各冊子担当者はこの画面を開き、自分の冊子の配布がTRUEにな
っている配送先でフィルタする
• 冊子の配布総数、配布箇所数、所属別配布数、都道府県別配布数
を見ながら、戦略的に追加郵送が必要であれば郵送先リストを拡
充する
事例1における効果
• 配布先の検証時間が99%減• エクスポート→Excel処理が不要に
• 権限不要• 管理者以外が自分でデータを見て戦略を立てられるように• 都道府県、所属種別等によるフィルタを自分で操作
18
事例1における効果
• 配布先の検証時間が99%減• エクスポート→Excel処理が不要に
• 権限不要• 管理者以外が自分でデータを見て戦略を立てられるように• 都道府県、所属種別等によるフィルタを自分で操作
19
・連動してデータが変化する事で、データ理解が早まる・動作が軽快なので、フィルタのON/OFFが苦痛にならない
事例2:Salesforce画面内にダッシュボードを設置する
20
上四角がEinstein Analyticsで作ったダッシュボード下四角はVisualforceで作ったグラフ
開発工数が激減
視線の通り道に重要情報を置いておく
21
いつも目にする場所に適宜ダッシュボードを配置するだけで、情報のインプットがスムーズに進む🎉
上四角がEinstein Analyticsで作ったダッシュボード下四角はVisualforceで作ったグラフ
開発工数が激減
事例3:マーケティング施策の効果測定
22
利用シーン• Webサイトに設置したPardotのトラッキングコードより、最終
活動日を取得
• 日付をクリックすることで、誰にマーケティング施策が刺さって
いるのかが一目瞭然
事例4:Einstein/ストーリー
23
事例4:Einstein/ストーリー
24
利用シーン• Salesforceを使っていると、徐々にデータリッチになっていく
• 一方で、本当に重要なデータが何かを人力で把握するのが難しく
なっていく
• ストーリーを使うことで、膨大なデータの中から、重要であろう
キー項目を自動的に導き出し得る
導入にあたり苦労した点は?
25
導入にあたり苦労した点は?
26
導入にあたり苦労した点は?
27
だんだん欲が出てくる• 一つのデータセットでなるべく多くの表現にありつきたい
• 様々なオブジェクトのデータを一括で取得できるようなデータ構
成を作り上げる必要がある
導入にあたり苦労した点は?
28
だんだん欲が出てくる• 一つのデータセットでなるべく多くの表現にありつきたい
• 様々なオブジェクトのデータを一括で取得できるようなデータ構
成を作り上げる必要がある
• 一度完成してしまうと、手放せない
Einstein Analyticsまとめ
1. とにかく動作が軽快
2. ダッシュボード作成工数が激減
3. 色々なデータを連動させる事が出来る
4. Einsteinには人間では難しい事をやらせよう
29
Thank you
本日の資料はこちらから閲覧/コメント可能です
https://lne.st/EA2019
Appendix
端折った部分等の追加資料
Einstein予測ビルダーの使い方
Salesforce UKのEdwardさんに教えてもらったEinstein予測ビルダーの使い方について具体的な方法を書いています。リンク
32
1オブジェクトでフルアクセスするためにデータ構造を再構築した
LnestID__c
Contact
Lead
OR Pardot Data
リバネス研究費
その他色々...
超異分野学会
取引先 商談
イベント参加登録
Lnest Staff
弊社スタッフとの名刺交換情報
イベント参加情報や企画への参加履歴を主従関係でリンク
リバネスIDからの参照レコードとすることで、Pardotからのデータも参照できるようになる
LnestID__c
Contact
Lead
OR Pardot Data
リバネス研究費
その他色々...
超異分野学会
取引先 商談
イベント参加登録
Lnest Staff
弊社スタッフとの名刺交換情報
イベント参加情報や企画への参加履歴を主従関係でリンク
リバネスIDからの参照レコードとすることで、Pardotからのデータを参照できるようになるCustomer360と同じコンセプトを実現
1オブジェクトでフルアクセスするためにデータ構造を再構築した