三菱ふそうトラック・パス株式会社kiroku.bufsiz.jp/gijyu/h26/jit/h26;12-fusou.pdf三菱ふそうトラック・パス株式会社...
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三菱ふそうトラック・パス株式会社
通称名 車両 型式 エンジン型式 適用時期 出典資料
ふそう lT"':'n n~ IFP-R系トラクタ
スーパーグレ←ト目6RIO 2012.4~ 整備解説書電子制御編 OODHT0015
電子制御式ブレーキ・システム (EBS)
1 概要(図ー 1)
EBS は従来のエア式ブFレーキと異なり,関連機器からの制御指示信号及び各センサからの信号をもとにして,
総合的にブレーキを制御するシステムであり,以下の特徴がある 0
.積載量変化による減速度相違の抑制
・ブレーキ・ペダル踏み込み量に対する減速度ヒステリシスの抑制
(プレーキ・ペダル踏み込みときと,踏み込み→戻し時に,同じペダル開度で減速度に差がある現象のこと)
.ブレーキ応答性向上による制動フィーリングの改善
・トラクタ前後軸の制動力配分の適正化
. ABS, ASR付加による安全性の向上
. EZGO・ECUとの通信による坂道発進補助装置の付加
. AMB . ECU (Active . Mitigation . Brake)との通信による衝突被害軽減プレーキ装置の付加
. ESP似 (Electronic. Stability . Program)を新規装着。横転抑制制御及びヨー制御
※ESP⑤はDaimler. AGの登録商標で、ある。
EBSシステムのプレーキ系統に加え,電気系統異常時のパックアップ用として,従来の2系統エア式プレ}
キ・システムを備えている。
1i
1) EBSの作動
(1) EBS通常時
-=:IGI悶1..
c>
ブレーキ・パルプ・ストローク・センサ
時ハンド・コントロール・パルプ(トレーラ・ブレーキ)
パーキング・プνーキ・スイッチ
ハンド・コントロール・パルプ{ホイール・パーキング・プレーキ〉
図-1 概要
コ仁二二J
Z:ョ'AD~努
プレッシャ・コントロール.壬ジュール
Zヒzx-YDt努亡コ仁二二コ
荷量センサ(ヱア圧センサ}
ーーーーーー:エア・ライン(通常}・・・・・・・・:エア・ライン〈パックアップ用}
:電気回路〈通常配線}
一一一一一:電気回路(C州通情}
。:エア・タンクからのヱアE
ブレーキ・ペダルを踏み込むと,ブレーキ・パルブ・ストローク・センサが踏み込み量を検知し,EBS.
ECUに入力される。
EBS.ECUはペダル踏み込み量をもとに目標エア圧を漬算し,前後軸用プレッシャ・コントロール・モジュー
ルへ指示信号を送信する。
プレッシャ・コントロール・モジ、ユールは受信した目標エア圧信号に従って,エア・タンクから前軸はプレッ
シャ・コントロール・パルプを経由し,後軸は直接プレーキ・チャンパにエアを供給してブレーキを制御す
る。
(2) EBS非作動時
-電気系統の故障又はEBS'ECUが異常を検知した場合は,従来のエア ・ブレ}キ・システムと同様に独
立2系統のエア・ラインが作動し, EBSをパッ クアップする。
・フ ット・ ブレーキ ・モジ‘ュールはペダルの踏み込み量に応じて,エア圧をブレーキ ・チャンパへ供給し, ブ
レーキを制御する。
-前・後軸用のプレッシャ・コントロール・モジュールはリレー・パルプと 同様の働 きを し, トレーラ・コン
トロール・モジュールもトレーラ・コントロール・パルプを作動させ, トレーラ側ヘエアを供給する。
2
-=:IGI悶1..
2) 付加機能(図ー2)イージーゴー
〈付加機能:ABS, ASR, EZGO, AMB, ES~)
AMB機能
AMBの作動イメージ
任漕報音(追突の危険性がある噸合}
d B
AJ
一
突
い
目
一
-O
E---一一
穴
M
4竺3
4~~ 宿泊JES問機能
ESP・の動作イメージ
図-2 付加機能
内〈JU
2 構造・機能
1) 構成部品の配置(図ー3,4)
-=:IGI悶1..
ブレーキ・パルプ・ストロータ・センサ(EBS)
図-3 構成部品の配置①
4
プレッシャ・コントロー'". モジュール(リヤ}
-=:IGI悶1..
{助手席側インパネ〉
ダイオ-~・ユヱット(EBS)
(CPC2)
〈フル・キャプ〉
ダイアグンーシス・スイッチ1(EBS) (ハーネス!こrEBSDIAGJのラベルあり}
I NOMAT.ハーネス
図-4 構成部品の配置②
5
-=:IGI悶1..
2) 構成部品の構造・機能
(1) EBSコントロール・ユニット(図-5)
EBSコントロール・ユニットは電子制御ブレーキ・システムを機能通りに作動させるコントロ}ル・ユニッ
ト機器で,シャシ各部のセンサ,スイッチなどの信号情報をもとに処理・判断し,ブレーキ ・システム全般
の制御を行っている。
入力信号 EBS.ECU 出力信号
|スタータ・スイッチ側聞 1- |CAN プ印ヤコントーモジーl|電子制御制側能 ~--~ (前軸槍}
|バッテリ直鴫 1-ABS制御槌能 1日明一世幽
|ブレーキ・パルプ・ストローク・センサ←+ 〈プレッシャ・コント軍蛤速センサ{帥軸右輪〉
ロール・壬ジュール
I ESP/ASRカット・オ7・スイvチ ト +制御槍能} 斗プ… U トロールパJげ
(前輪左槍)
|トレーラ・ブレーキ・スイッチ ー辛[ASR制御樋能
|寸…山トロールパJげ
|ストvプ・ランプ・スイvチ ト→(前軸右槍)
.能 f;~~ プ〈後レ輪ッ槍シ)ャ・コントロール・モジzール I |回Pセンサ日脚ぴ樹目蔵卜→
AUS(坂道宛進補助結置}織能
センサ h車腕セー}
!日p・制御鵬 車崎港センサ(後軸右槍}
XBR作動得能 」一寸荷量センサ(ヱア庄センサ}
笹AM誌B ほ引トレーフ・コントロール・モジュール
AUS(坂道完封臨補 CAN 助醤置}機能 一吋メータ・クラスタ肉プザー
日引 EBSoJォーニング制御
IDTC制御榔一ー判 ASRインジケータCAN 一ー判 A$Rカット・インフォメーション
作動解除制御機能
←一州リターダECU(Rl20)
CAN 一:'-~ÞfESPウォーヱング
故障診断櫨能 CAN・~ ESPインジケータ
CAN・~ ESPカット・インジケータ
|同C一A・N州l ダイアグノーシス・ヨネクタ
C州 ii
CAN : 一、a''
NH
一
A円
劃
一c一一
Ball
一N一
A円
一C
一
CPC2, MCM(エンジンEαJ)
-パーキング・ブレーキ情報・エンジン・トルク指示
図-5 システム・ブロック図
6
-=:IGI悶1..
(2) 構成部品の機能又は作動
部品名称 主な機能又は作動
スタ ータ・ スイ ッチ(M端子) ECU等電源供給
ブレーキ ・パルプ ・ストローク ・センサ ブレーキ ・ペダル踏み込み量の検出
ESP/ASRカット・オフ ・スイッチ ESP骨及ぴASRの一時的解除
ドレーラ・ ブレーキ ・スイ ッチトレーラ・ブレーキ作動時のエア圧の検出
(トレーラ・ ブレーキ作動時ON)
ストップ ・ラ ンプ ・スイッチ ブレ←キ ・ペダル踏み込み/解放の検出
ESPセンサ(ヨ←角速度及び横加速度センサ) ヨ←角速度(旋回方向回転速度)及び横方向加速度の検出
プレッシャ・コントロール・モジュール ブレーキ ・チャンパのよLア圧制御
車輪速度七ンサ車輪速度の検出
(プレッシャ ・コ ントロ←ル ・モジュール経由)
荷重センサ(エア圧センサ)こLア・ スプリング内のエア圧を検出
(プレ ッシャ・コントロール・モジュール経由)
プレッシャ・コントロ←ル・パルプ ABS. ESP骨作動時に前軸左右輸の制動力を個別に制御
トレーラ・コントロール・モジュール トレーラ ・サービス ・ラインのよLア圧制御
EBSウォーニング EBSシステムの異常表示
ASRインジケ←タ ASRシステムの作動表示
ASRカット・インプオメ」ション ASRシステムのカ ット表示.ASR故障時に表示
ESPウォーニング ESP岳システムの異常表示
ESPインジケ←タ ESP岳システムの作動表示
以下の場合に表示
. ESP骨システム ・カッ ト時
ESPカット・インジケ」タ. ESP骨システム異常時
. ABS未装着トレ←ラけん引時
-システム初期学習時
-トレーラ1QlJABS異常時
ダイアグノーシス ・コネクタ MUTとの通信
CPC2 ASR及びESP骨(エンジン制御)の作動
リタ ーダECU ABS及ぴESP骨機能作動時のリタ ーダ・ カット
(3) EBSコントロール・ユニット(図-6)
. EBS' ECUは受信したプレーキ・ペダルの踏み込み量,
荷重信号をもとに,最適な減速度と制動力配分を得るた
めの目標ヱア圧を演算し,各プレッシャ・コントロ-}レ・
モジ、ユールに送信する。
-各プレッシャ ・コントロール・ バルブはECUから受信
した目標エア圧を速やかに実現するようエア圧を制御す
る。
7
図-6 EBS' ECU
-z司沼. .
(4) ブレーキ・バルブ・ストローク・センサ(フット・ブレーキ・モジュール)(図-7)
・ペダルを踏み込むと,ペダルの踏み込み量がブレーキ・
バルブ・ストローク・モンサで検出されECUに電気信
号として送られる。
・デュアル・ブレーキ・バルブ部は,システム異常時のパッ
クアップ用であり,電気系統の異常時に通常のエア式ブ
レーキとして作用する。
-ブレーキ・パルプ・ストローク・センサは二つの独立し
た信号をECUに送信している。
ECUは二つの信号を比較することにより,ブレーキ・
バルブ・ストローク・センサの異常を検出する。
(5) 荷重センサ(エア圧センサ)(図-8)
荷重センサ(エア圧センサ)はエア・スプリングの圧力を
荷重として検出しプレッシャ・コントロール・モジ、ュー
ル(後軸輪)に送る。
(6) ESPセンサ(ヨ一角速度及び横加速度センサ)(図-9)
ESPセンサは車両のヨ一角速度及ぴ横加速度を検出す
る目的で新規装着した部品である。
ペダル
図-7 フット・ブレーキ・モジューjレ
図-8 荷重センサ位置
@;
図-9 ESPセンサ(ヨ一角速度及び横加速度センサ)
(7) プレッシャ・コントロール・モジュール
何) 前軸輪(図-10)
(a) 通常時
.プレッシャ・コントロール・モジュールは通常ECUから電源を供給されている。
・コントロール・モジュールは,車輪速度センサから得られる車輪速度情報をECUに送信する。
・パックアップ・バルブは通電されクローズ状態となっており,フット・ブレーキ・モジュールからのこにア圧
(コントロール・ボート)は遮断されている。
・マイクロ・コンピュータはECUから受信した目標エア圧値を基に保持バルブ及ぴ排気バルブを駆動しリ
レー・バルブの指示圧を調節することにより,ブレーキ・チャンパへの実エア圧(デリパリ・ボート)が目標
エア圧値に一致するようフィードパック制御する。
。凸
-=:IGI悶1..
(b)パックアップ・モード
-プレッシャ ・コント ロール ・モジュールに何らかの異常が発生した場合, ECUがコ ント ロール ・モジュー
ルへの電源供給を遮断する ことに より,パッ クアップ ・モードに移行する。
-保持パルプ, 排気パルプはクローズ状態となり,パックアップ ・パルプがオープンし,通常のエア式ブレー
キの作動を行 う。
〈内部回路〉
コントロール・ポート
サプライ.,j(ート
(口) 後軸輪(図ー 11)
(a) ~常時
「一ー一一-J一ー一一十一ー |
I I
| LJ パックアップ・パルプ
l 岨樋竃崎:オープン.
通電時zクローズ】
, フィJレタ
戸
リレー・パルプ
、, サイレンサ
エキゾースト・ポート
~ / 〆失
ヱア圧センサ
エキゾースト・ポート{大気解放}
図-10 プレッシャ・コントロール・モジュール(前軸輪)
デりパり・ポート
デリパり・ポート
-プレッシャ ・コント ロール ・モジュール(後軸輪)は通常ECUから電源を供給されている。
・コント ロール ・モジュールは,車輪速度センサから入力された車輪速度情報と荷重センサ(エア圧センサ)か
ら入力された積載状態に関する情報を ECUに送信する。
・パックアップ ・パルプは通電されクロ}ズ状態となってお り, フッ ト・ ブレーキ ・モジュールからのエア圧
(コント ロール・ポート )は遮断されている。
9
-=:IGI悶1..
-マイクロ・コンビュータはECUから受信した目標エア圧イ直をもと に保持バルブ及ぴ排気パルプを駆動し,
リレー・パルプの指示圧を調節することにより,ブレーキ・チャンパへの実エア圧(デリパリ・ポート)が目
標エア圧値に一致するようにフイ}ドパック制御する。
(b) パックアップ・モード
・プレッシャ ・コントロール・モジュールに何らかの異常が発生した場合,ECUがコントロール・モジュー
ルへの電源供給を遮断されることにより,パックアップ ・モードに移行する。
-保持パルプ, 排気パルプはクローズ状態とな り,パックアップ ・パルプがオープンし,通常のエア式ブレー
キの作動を行う。
〈内部回路〉
荷量センサ(ヱア庄センサ)一一一一「
「一一一一一一ー「一ーー「一一一一一一
車輪浬センサ「一一一「
F 一一一一一ー炉 EBS.ECU
デリパリ・ポlト(左鎗)
デリパリ・ポート(右槍)
エキゾースト・ポートサプライ・ポート
コント口-Jレ・ポートエキゾースト・ポート
コントロール・ポート{フット・ブレーキ・モジュールから〕
デりパり・ポート{プレーキ-チャンパ右輪へ}
サプライ・ポート〈ヱア・タンクから}
エキゾースト・ポート エキゾースト・71(ー卜は気解敏) (大気解厳)
図-11 プレッシャ・コントロール・モジュール(後軸輪)
10
-=:IGI悶1..
(8) 卜レーラ・コントロール・モジュール(図ー 12)
(イ)通常時
-トレ}ラ・コントロール・モジ、ユ}ルは通常ECUから電源を供給されている。
・パックアップ・パルプは通電されクローズ状態になっており,フット・ブレーキ・モジ、ユール:リヤからの
エア圧(コントロール・ポート)は遮断されている。
・マイクロ・コンビュータはECUから受信した目標エア圧値を基に保持パルプ及ぴ排気パルプを駆動し, ト
レーラ・ コントロール・パルプの指示圧(a)を調整することにより, トレーラ・サービス・ラインへのエア
圧が目標ヱア圧値に一致するようフィードパック制御する。
-トレーラ・コントロール・モジュールはパーキング用ハンド・コントロール・バルブ又はトレーラ・ブレー
キ用ハンド・コントロール・パルプ作動時のトレーラ・サービス・ラインへのエア圧供給といったトレーラ・
コントロール・パルプ本来の機能がある。
〈パーキング用ハンド・コントロール・バルブ作動時〉
パーキング用ハンド・コントロ}ル・パルプを作動させた場合,ハンド・コントロール・パルプの作用によ
り, トレーラ・コントロール・パルプの指示圧(b)が低下し, トレーラ・サービス・ラインへ機械的に(電
子制御ではなく )エアが供給される。
〈卜レーラ・ブレーキ用ハンド・コントロール・バルブ作動時〉
トレーラ・ブレーキ用ハンド・コントロール・パルプを作動させた場合,ハンド・コントロール・パルプか
らのエア圧がコントロール・ポ}トを通り, トレーラ・コントロール・パルプの指示圧(c)が上昇し, トレ}
ラ・サービス・ラインへ機械的に(電子制御ではなく )エアが供給される。
(口)パックアップ・モード
・トレ}ラ・コントロ~}レ・モジ、ユ~}レに何らかの異常が発生した場合, ECUがコントロ}ル・モジ、ユ~}レ
への電源供給を遮断することにより,パックア ップ・モードに移行する。
-保持パルプ,排気バルブはクローズ状態となり,パックアップ ・パルプがオープンとなる。
・トレ}ラ・コントロ}ル・モジ、ユールはトレ}ラ・コントロ}ル・パルプの作用も持っているため, 通常の
トレーラ・コントロール・パルプの作動を行う。
可Ei
可EA
〔三菱ふそうt
〈内部回路〉
EBS'ECUヘ
-
告書気バルブ(~il.時クローズ.A・J1i:オープン
-・a ・-・E・-働網-.,
保持パjレブ{穿...:タ回一ズz
量E・8f:オーブ~)
?
Itッタアップリ()レブ~..時:すーブン,...時.ヲローズ〉
〆i
、
siyJ
,
デリパリ-7ft-ト〈トレーラ・ヱマージェンシヘ〉
デリパリ・ポート{トレーラ・サービスヘ)時四一一一ーー一一」
サイレンサ
」い1
1
1必
ωω一L-
l
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J
斗
一
vυ
レ
一
一
-
.+佐一
ー寸1
1
1
{パーキング湾ハンド・コントローJレ・パルプから〉コントローJI-.ポート
サプライ・ポート
デυパリ・ポート{トレーラ・サーピスヘ}
ヱキゾースト-7ftート
コントロール・ポート〈フット・ブレーキ・モジュール:リヤ及びトレーラ・ブレーキ用ハンド・コントロール・パルプから〉
コントロール・ポート{フット・プレーや・モジュール:!Jヤ及びトレーラ・ブレーキ湾ハンド・コントロール・パルプから〉
コントロール・ポート〈パーキングmハンド・コントロール・パルプから〉
ダリパリ・ポート〈トレーラ・ヱマージェンシヘ〉
エやゾースト・ポートむた気解放〉
〈エア・タンクから〉サプライ・ポート
トレーラ・コント口一Jレ・モジューJレ図-12
プレッシャ・コント口ール・バルブ、(図-13)(9 )
Itj:出口
コントロ}ル・ノてルブはプレッシャ・コン-プレッシャ・
トロール・モジユ}ル(前輪輪)と各輪のブレーキ・チャe犠口
ンパ間に取り付けられている。
コントロ}ル・モジユ}ル(前輪)から供給-プレッシヤ・
各輪のプレッシャ・コントロ}ル・バルされたエアは,•
...."
排気ロ
ーー・ -s一一1-ーー一一i
ブが作動することで,制動時の車輪ロック防止のための
減圧と ESP③作動時に左右輪の制動力を独立して制御す
プレッシャ・コントロ-)レ・パJレブ図-13
12
る。
-=:IGI悶1..
3) 各機能
(1) ABS制御機能(コントロール・モジュール制御機能)
. ABS制御は,車輪速度センサと ECUにより車輪の回転状態を監視し,制動時に車輪速度があらかじめ設定
された減速度,又はスリップ率を超えた場合, ECUは車輪がロック傾向にあると判断し,コントロール・
モジュール,又はプレッシャ ・コントロール・パルプを作動させブレーキ・チャンパ内のエア圧を減圧させ
ることで制動力を減少させ,車輪のロックを防止する。その後,車輪速度が設定された減速度またはスリッ
プ率を下回ると,コ ントロール・モジュール,又はプレッシャ ・コントロール・パルプ台に信号が送られブレー
キ・チャンパに送るエア圧を増加して制動力を増す。
-このサイクルを繰り返すことにより滑りやすい路面での車輪ロ ックを防止し,安定した制動を可能にする 0
・ブレーキの制御は前輪,後輪をそれぞれ左右個別に制御している。
(2) ASR制御機能
. ASR制御は,車両のスタート時及び走行時の駆動輪を,車輪速度センサと ECUによりスピン(空転)の有無
を監視している。駆動輪がスピン(空転)すると ECUは駆動輪の両輪が同じ回転速度になるようにブレーキ
制御を行うと共に,ECUは前輪とほぼ同じ回転速度になるよう CPC2により,エンジン出力を低減制御する 0
・低圧警報信号検出時は,エア消費制御のため, ASRブレーキ制御を中止する。
. ESP/ASRカット・オフ・スイッチは新雪,ぬかるみなどの滑りやすい路面でASRの作動により発進が困難
な場合に使用するスイッチである。スイッチを押すことでエンジン出力制限のみがキャンセルされ,アクセ
ル・ペダルでの出力コントロ}ルを容易にすることで,脱出性と走破性を確保し車両を発進させることが
できる。ただし,ブレーキ制御は継続する。
. ASR作動中はASRインフォメーションがメータ・クラスタに表示され,ESP/ASRカッ ト・オフ・ スイッ
チによる一般的な解除中はASRカット・インフォメ}ションがメ}タ・クラスタに表示される。(<参考
EBS.ECU結線図)参照)
(3) ES同制御機能
-横転抑制制御
トラクタに搭載したESPセンサなどの情報から横転の兆候を検出し自動減速する。なお,制御作動中はブ
ザーが吹鳴し, ESPインジケ}タがメータ・クラスタに表示される。
-ヨー制御(US/OS制御)
トラクタに搭載したセンサなどの情報からトラクタを4輪独立制御する。また,状況に応じて自動減速及び
トレ}ラ制動も行う。なお,制御作動中はブザーが吹鳴し, ESPインジケ}タがメータ・クラスタに表示さ
れる。
・エンジン始動後に走行し,システムが初期調整状態になると ESPカット・インジケータがメータ・クラス
タに表示され,車速40km/hを超えて調整が完了すると インジケータは消灯する。
-ステアリング角度センサ, ESPセンサ(ヨー角速度及び横加速度センサ)の交換や脱着,又はECUを交換し
た場合はキヤリプレ}ションが必要となる。
. ESP⑨は限界を超えた走行を可能にする装置ではない。ESP⑨を過信せず,滑りやすい路面やカーブの手前
では十分減速して安全運転を心掛ける。
-トラクタ及びトレーラが次のような状態ではESp<x>が作動しない,又は効果が十分に得られない可能性がある。
-低速走行又は速度が旋回性能を著し く超えている場合
-片荷状態又は横風を受けた場合
-ブレーキの整備不良
円〈U
可EA
-=:IGI悶1..
-タイヤのパンク又は脱輪
何) オーバ・ステア時(図ー 14)
-トラクタのリヤ・タイヤのグリップが不足してオ}パ・
ステアに陥った場合,旋回外側のフロント・ブレーキを
作動させ,過剰なヨーイングの発生を抑制する。
-同時にトレーラ・コントロ}ル・モジ、ユールによりトレー
ラ側に制動力を掛け,ジャック・ナイフ現象を抑制する。ドライバ怠志:..・・・・実際の挙動:~ーーー
図-14 オーバ・ステア時
(口) アンダ・ステア時(図ー 15)
-トラクタのフロント・タイヤのグリップが不足してアン
ダ・ステアに陥った場合,旋回内側のリヤ・タイヤに制
動力をかけ, ヨーイングの発生を促進する。
・その結果, トラクタはターンインし,車両挙動は安定方
向へ導かれる。
戸ライパ意志:...... Jl聞の鯵動~ーーー
図-15 アンダ・ステア時
イデゴ
(4) XBR (AMB, EZGO・AUS(坂道発進補助装置))作動機能
. XBR (External . Brake . Request)は外部からの制動要求によりブレーキ制御を行う。イーデーゴー イーロープー
. AMB(衝突被害軽減ブレ}キ)はAMB.ECUから, EZGOはEZGO・ECUから制御を要求し, EBS' ECU
がブレーキ制御を行う 。
.AUS作動時は運転者のブレーキ・ペダル操作によって発生した性動力が保持される。
(5) DTC制御機能
. DTC (Drag . Torque . Control)制御はエンジン・ブレーキによる車輪ロックを抑制する機能である。
-滑りやすい路面においてエンジン・ブレ}キで車輪がロック傾向になった場合にCPC2に要求してエンジン・
トルクを制御し,車輪ロックを抑制する。
(6) 補助ブレーキ作動解除制御機能
-滑りやすい路面では補助ブレーキのみの制動でも車輪ロックと同じような状態になることがあり, ABS作
動時に補助ブレーキが作動すると ABS制御によるブレーキ・コントロールが困難になる。
・このため, ABS作動時は補助ブレーキ・スイッチがONであっても解除する。
・補助ブレーキのスイッチがONの状態であれば, ABS解除後再ぴ補助ブレーキ作動を開始する。
(7) 故障診断機能
. ECUは各センサなどが故障であるかどうかを診断しており,故障と判断した場合はメ}タ・クラスタに故
障情報が表示され,運転者に知らせると共に故障箇所をダイアグノーシス・コードとして記憶し故障時の制
御を開始する。
-故障中の制御はシステムの機能を制限又は停止し,車両及び運転者の安全を確保する。また記憶されたダイ
アグノーシス・コードはMUT又はメータ・クラスタによる表示で呼び出すことができる。
Aせ
可EA
-=:IGI悶1..
(8) インフォメーションECU(図ー 16)
・インフォメーションECUは, トラクタ側とトレーラ側のABS配線及びトレーラ・ ストップ ・ランプ配線(7
ポール・ジャンパ・ケーブル, ABSジャンパ ・ケーブル)の接続状態を検出する と共に, トレーラ側に
ECUの電源を供給するものである。
・トラクタ側とトレーラ側のABS配線が接続されていない場合は, トレーラ・インフォメーションがメータ・
クラスタに表示される。
-トレーラ側回路に異常がある場合は, トレーラABSウォーニングがメータ・クラスタに表示される。
-トレ}ラを連結していない;伏態でプレ}キ・ペダルを踏みながらスタ}タ・スイ ッチを ONにするとトレ}
ラABSインフォメーションが表示される。
〈トラクタ側卜レーラ回路〉
入力傭骨 インフォメーションECU
EBSジャンパ・ケーブル
スタータ・スイッチON電源
|…踊ω|7-ポール・ジャンパ・ケーブル{ストップ・ランプ情骨2)
トνーラ回路(トレーラ)
〈インフォメーションECU端子配列〉
スタータ・スイッチON電源へM18
インフォメーションECU
聞耳メータ・クラスタ
トレーラABSインフ才メーション
圃同園問
トレーラABSウォーニング
誼盤恒星B ト一一一一
ー
10
スタータ・スイッチ側電源へ
4
G EBS
ジャンパ・ケーブル
7ーポール・ジャンパ・ケープル
又はソケット
図-16 インフォメーションECU
Fhd
可EA
出力傭骨
トレーラABSインフォメーション
方プラ・ロック・リレー(連結信号)
トνーラABSウォーニング
R誌
スタータ・スイッテON電震へ
トレーラ・ストップ・ランプ・リレー
AK10A
-=:IGI悶1..
4) 関連システム
(1) CPC2 (Common・Powertrain・ControIler)
付) システム概要(図ー 17)
. CPC2は,次の制御機能を有した統合ECUである。
・オート・クルーズ、機能
-車速制限機能
・プレーキ・ オーバ ・ライド・システム (ブレーキ優先制御)
-各機能の制御を行うためにセンサ,スイ ッチ及ぴCPC2のシステム情報をほかのシステム ECUよりCAN通
信経由で受け渡しをしている。
. CPC2は,主要な構成部品を自己診断し,万一異常のあった場合には運転者に知らせる故障診断機能などが
備えられている。
オート・クルーズ・メーン・スイッチ
コンビネーション・スイッチ
{クルーズ・コントロール・スイッチ}・セヲト・スイッチ
・キャンセル・スイッチ・リジューム・スイッチ
パルス・コンパータ
{車連センサ}
ストップ・ランプ・スイッチ
エア・サスEOJ{エア・サス{セミ・トレ)}
オート・クルーズ・メーン・リレー
.::1ンピネーション・スイッチ
{補助ブレーキ・スイッチ)
・T/M=ュートラ,j,・スイッチ・クラッチ・スイッチ
・アクセル位置センサ
-アイドル爾益ボリューム
.PTOロード・センサ
-大気温度センサ
-コールド・スタート・スイッチ
・T/M.PTOスイッチ
-パーキング・ブレーキ・スイッチ
{インジケータ周〉
• DPFタリーヱング・スイッテ
・スタータ・スイッチ
・オート・クルーズ・キャンセル・リレー
{トレーラ・ブレーキ作動時)
マグネット・クラッチ・リレー2
INOMAT-IT.ECU
リターダECU又は
リターダ/姻助プνーキ-りレー
CPC2
オート・クルーズ機能
.補助プνーキ制御
車速制限傷能
・速度抑制遍i置(Sl.D)様能
.エア・サス車違和l限織能
ブレーキ・オーバ・ライド・システム
故障.断機能
一~:電気信号
一割~:CAN信号
図-17 システム・ブロック図
16
一
タ一一一,、一・'
一UJ
一
ヨ一
M同
一
A
j
一
F」
1.
』
F--
-
.
F
E
--F
EIEEIBEZEL
~ a血阿国
オート・クルーズ・インジケータ
L.__
一件'一一、,一一骨』一一
!一一回「一一
一1141
一μ』一
瓦A
一j
一り〆一一u'一一hJ一
一〒-一
MCM(ヱンジンECU)
-インジヱタタ
・コモンレー'j,aセンサ• Jakeプレーキ・ソレノイド・パルプ1,2
車問厚様ECU
〈車問犀陽保持栂能付きオート・クルーズ付き}
I
+ --同c州コンバータ
A
+ |ダイアグノーシス・コネクタ
-=:IGI悶1..
〈構成部品の機能又は作動〉
部品名称 主な機能又は作動
オート ・クルーズ ・メーン・スイッチ オート ・クルーズ ・システム作動可否
クル」ズ・コントロ←Jレ・セット・スイッチ 目標車速の設定及び案更
クル」ズ ・コ ントロール ・キャンセル ・スイッチ オ←ト・クル←ズの一時解除
クルーズ・コントロール・リジューム・スイッチ オート ・クルーズの復帰及ぴ目標車速の変更
パルス ・コ ンパータ (車速七ンサ) 車速の検出
ストップ ・ラ ンプ ・スイッチ ブレ←キ ・ペダルの踏み込みを検出(ペダル踏み込み時ON)
エア・サスECU(エア ・サス(セミ・トレ)> こLア・サスの車高調整情報入力
リタ」ダECU又はオ」ト・クルーズ・メーン・リレ」 オ←ト・ク Jレ←ズ中の補助ブレーキ作動出力
ダイアグノーシス ・コネクタ FUSO・DiagnosticsとCPC2の通信
T/Mニュートラル・スイッチ T/Mニュートラル状態を検出
リタ←ダ/補助ブレ←キ ・リ レ← Jakeブレ」キの作動状態を出力
クラッチ ・スイッチ クラ ッチ・ ペダルの解放/踏み込みを検出
アクセル位置センサ アクセル ・ペダルの踏み込み量の検出
アイドル調整ボリュ←ム アイドリング回転速度の調節
PTOロード・センサ アクセル量の検出
大気温度センサ 大気温の検出
コ~}レド・スタート・スイ ッ チ 暖機の促進
マグネ ット・クラッチ・リレー2 エンジン運転/停止状態を出力(エア・コン制御用)
T/M'PTO・スイッチ PTOのON/OFFの切り替え
パ←キング ・ブレーキ ・スイッチ(インジケータ用) パ←キング ・ブレ←キ作動の検出
オート・クルーズ ・キャンセル ・リレー(トレーラ ・トレーラ ・ブレーキイ乍動時のオート・クルーズ ・キャンセル ・リレー
ブレーキ作動時)
DPFクリーニミノグ ・スイ ッチ DPF手動再生用
オート・クルーズ ・イ ンジケータ システム作動の表示
速度抑制装置(SLD)インジケータ システム確認の表示
. MCM(エンジンECU)にCAN通信経由でエンジン制御指示及び補
CAN通信(MCM(ニンジンECU),INOMAT-II . 助ブレーキの作動を指示する。CPC2が認識している車両情報を
ECU),車間距離ECU(車問保持機能付きオート・ クCAN通信上に出力し,各システムが制御に必要な情報を得られる
yレ」ズ)ようにしている。
-各ECUは,それぞれのシステムに適した制御を行う ためにCPC2へ信号を出力する。
月''可EA
-=:IGI悶1..
イ ?コ
(2) EZGO機能(図ー 18)イ-:;-ゴ』
EZGOは坂道での発進操作を容易にする AUS(坂道発進補助装置)を備えたブレーキ・システムである。
[作動原理]
ECUは, プレッシャ ・コントロール・モジュールを制御する ことで, AUSを作動,解除させる。
イ'-"ーゴーESS/EZGO・ECU リヤ・ブレーキ
下
斗/プνッシャ・コントロール・モジュール
~ o ~ フロント・ブレーキ繍へ
JL デュアル・ブレーキ・パルプ リヤ・プレーキ
図-18 EZGO機能
①通常の坂道発進
坂道からの発進時,通常はパーキング・ ブレーキを作動させクラ ッチを接続させながらパーキング・ ブレー
キを解除し車両を発進させる。
②AUSによ る坂道発進
AUSによる坂道発進はパーキング・ ブレーキを操作せずに車両を発進させることができ る。
車両を停止させブレ}キ・ペダルを踏み込んだ状態でAUSが作動すると, ECUがプレッシャ・コントロ}ル・
モジ、ユールに保持信号を送りブレーキ ・ペダルを解放しでもブレーキ ・エア庄は一定圧が保持され停止状態
を保つ。
この状態でクラ ッチを徐々に接続し接続点に達すると, ECUがプレッシャ・ コントロール・モジュールに
排気信号を送りAUSが解除する。
。。可EA
-=:IGI悶1..
③AUSの作動,解除(図~ 19, 20) ィ、ーデ』ゴー←
AUSはEZGOメーン・スイ ッチをON位置にして車両を停止させたとき,次の条件がそろ うとAUSは作動
する。
スタータ・スイッチON電源
エンジン回転信号あり{エンジン運転状.l
4ータ~ot-
EZGOメーン-スイッチα唱
パーキング・ブレーキ・スイッチOFF{パーキング・ブレーキ解除)
ストップ・ランプ・スイッチ剖{ブレーキ・ペダル踏み込み〉
事車速センサ信号{車槍をロックさせないで停止}
プレーキ解険初期セット済
クラッチ・ストローク信号断判定{クラッチ断)
T/M=ュートラル信号q可
(T!Mニュートラル吠魁}
AUS作動情号ON{プレーキ・エア圧保持)
イージー<1-
EZGOインジケータ表示
事:走行中IこAUSを作動させないため,あらかじ
め量定した推定車両速度と比較レ,下回った
掴合ca制動Hま車愉ロックと判断しAUSは作
動しない.
図-19AUSの作動
・ブレーキ・ ペダルを解放しでもプレッシャ ・コントロール・モジ‘ュール以降のブレーキ・エア圧は保持され,
ホイ}ル・ブレーキを作動させたままの状態となり, 車両は停止状態を保つ。
ただし 一定以上の勾配では車両はずり落ちる場合がある。そのときは車輪回転警報カ王作動し警報ブザーが
吹鳴する。
-作動状態から次のいずれかの条件でAUSは解除きれる。
スタータ・スイッチOFF
イージーゴー
EZGOメーン-スイッチOFF
パーキング・ブレーキ・スイッチON(パーキング・ブレーキ作動}
T/M=ュートラル信号OFF(T!Mギヤ入り状態〉
クラッチ・ストローク情号按判定(クラッチ断→掻時}
図-20 AUSの解除
19
AUS作動慣号OFF{ブレーキ・エア圧排気1
イーν二ヨ=EZGOインジケータ非表示
-=:IGI悶1..
3 車載故障診断
1) 点検時の注意事項
・電圧を測定する前にバッテ 1)の充電状態,比重を確認する。これらが低下している状態で点検を行うと,正
確な測定値が表示きれないおそれがある。
・バッテリ ・ケーブルやハ}ネス,コネクタを取外す場合は,必ずスタータ・スイ ッチを LOCK又はOFF位
置にしてから約5分経過後に行う 。(BlueTec②※ システムの処理が作動中のため)
※BlueTec@はDaimler. AGの登録商標である。
・バッテリ ・ケーブルやハーネス,コネクタを取り付ける場合は,電装品を破損するおそれがあるので,スター
タ・スイッチ及びライティング・スイッチを LOCK又は OFF位置にしてから行う 。
・テスタで測定する場合,テスト・パ}でECU内部回路や電装品を破損するおそれがあるので,コネクタ内
の端子聞やボデーとのショートをさせないよう慎重に取り扱う 。
2) 夕、イアグノーシス・コードの表示と消去
(1 ) マルチ・ディスプレイ・スイッチのf吏用方法(図ー 21)
マルチ ・ディスプレイ・スイ ッチをイ吏ってダイアグ
ノ}シス・コードを表示させる。
(2) システム点検の準備(図ー22)
①車両を停止させる。
②スタ}タ ・スイ ッチを ONにする。
③SELECTスイ ッチ,MODEスイッチ, SET/RESET
スイッチを一緒に押す。
④メータ・クラスタのLCDの表示がシステム選択画面
に切り替わる。
⑤SELECTスイッチを押して該当システムを選択する。
⑤iCPC制御」を押すと, CPC2のダイアグノーシス・コー
ドを確認できる。
20
マルチ・ディスプレイ・スイッチ
図-21 マルチ・ディスプレイ・スイッチ
図-22 システム選択画面
-=:IGI悶1..
(3) モード選択(図ー23)
SELECTスイ ッチを押して使用したいモードを選択する。
(4) 現在のダイアグノーシス・コード(図ー24)
U)3)項にて[現在ダイアグ]を選択する。
②発生したダイアグノーシス・コードが表示される。複数発生している場合は3秒毎に切り替えて表示され,
一つも発生していない場合は[ダイ アグノーシス・コ}ドは発生していません]が表示される。
③MCM(エンジンECU),ACM (SCR . ECU)のダイアグノーシス・コードは末尾の00が省略された形で表
示される。(例:FUSO Diagnostics POOl600→液晶表示 P0016)
図-23 モード選択画面
(5) 過去のダイアグノーシス・コード
ダイアグノーシス・ヨードの表示
I EBS制御 |
〔岨I'M!J・51副圃ITillIヨE孟国
図-24 ダイアグノーシス・コードの表示
U)3)項にて[過去ダイアグ]を選択すると,過去のダイアグノ}シス・コードが表示される。
②表示形態は(4)項 現在のダイアグノーシス ・コードと同じである。
(6) ダイアグノーシス・コードの消去(図ー25)
U)3)項にて[ダイアグ消去]を選択する。
②[クリアしますかけにYESで該当ECUに記憶されてい
るすべてのダイ アグノーシス・コ}ドが消去され, [ダ
イアグ・コード消去完了]と表示される。
(7) 通信異常時
ECPC制御・・
園理璽盟
削咽圃E凶
|SE正CTs'eI-f;副団lmJi.llII田三事哩
困ヨE型E重量
図-25 ダイアグノーシス・コードの消去
①通信中, [ダイ アグノーシス・コ}ド通信エラー]が発生した場合は,再度操作をやり直す。
②通信中,[ダイアグノーシス・コード受信不可], [ダイアグノーシス・コード消去不可]が発生した場合は,
故障診断ツールにて各システムを点検し, CAN通信ラインに異常がないか点検する。
21
-=:IGI悶1..
4 重点部位の点検・整備
1) システムの機能点検(図ー26)
亙童日 トレーラ側の点検については,トレイ・メーカ発行
の整備解説書を参照する。
(1 ) 車両停止状態での点検
①スタータ・スイッチを ONし,ブレーキ・ペダルを踏み
各コントロ}ル・パルプ各コントロール・モジ、ユ}ル
及びエア配管からのエア漏れを点検する。
②MUTのアクチュエータ・テスト No.52iパックアップ・
モード」を実施して,パックア ップ回路のエア漏れを同様に点検する。
図-26 工ア漏れ点検
③コントロール・バルブ及びコントロール・モジュール本体からのエア漏れの場合はコントロール・モジュー
ルを交換する。また,エア ・パイプ, コネクタ音防、らエア漏れがある場合は増し締めを行う。
④次にブレーキ・ペダルを離し,各コントロール・モジュールからの排気状態を点検する。
排気しない場合は各コントロール・モジュールを交換する。
①以上の点検をスタ}タ・スイッチOFFにした状態(パックアップ・モードによる通常ブレーキ作動状態)で
も同様に行う 。
(2) ブレーキ・テスタ(口ーラ・テスタ)での点検
①各種テストを行う際,各種機能が作動しないようロ}ラ・ベンチ・テスト・モ}ドに設定し,システムを強
制的に解除する。
②ロ}ラ・ベンチ・テスト・モード中はEBSウォーニング(澄)及ぴESP①ウォーニングが表示され次の機能が
停止する 0
・ASR制御
. PTC制御
. ESPa>制御
-各種センサの診断
.上記以外一部の機能
③ブレーキ・テスタ上で通常の車両と同様の手順で各車輪の制動力の確認を行う。
④異常が認められた場合はホイ}ル・プレ}キ本体及びサービス・ブレ}キ系統,各コントロール ・モジュー
ルの点検を行う。
(3) 口ーラ・ベンチ・テスト・モードの設定及び解除
問 MUT(外部診断器)を使用する場合
-スタータ・スイ ッチをONにした状態で, MUTを接続し,アクチュエータ・テスト No.511ローラ・ベンチ・
テスト・モ}ド」を実施する。
・ローラ・ベンチ・テスト・モードになると, EBSウォーニング(稽)が表示されたままとなり,同時にダイ
アグノーシス・コードNo.C1113C8iローラ ・ベンチ・テスト・モード中」が発生する。
-ローラ・ベンチ・テスト・モードの解除は,必ずアクチュエータ・テストのOFFで行う。
(口1) MUTを使用しない場合
・スタータ・スイ ッチをONにし,車速10km/h以下でESP/ASRカット・オフ・スイ ッチを5秒以上押すとロ}
ラ・ベンチ・テスト・モードに設定される。
22
-=:IGI悶1..
-ロ}ラ・ベンチ・テスト・モードになると走行開始後にESPカット・インジケータ及ぴESP制御ウオ}ニ
ングが表示されたままとなり,同時にダイアグノーシス・コードCllFEC8が発生する。
-ローラ・ベンチ・テスト・モ}ドの解除は次の方法で行う。
①ESP/ASRカット・オフ・スイッチを5秒以上押す。
①スタータ・ スイッチをOFFする。
①ローラ・テスタ上で走行して車速10km/h以上(前輪の車輪速度10km/h以上)にする。
(4) 車輔を走行させてABSの作動状態の点検(図-27)
走行テストは安全な場所で,車両は単車状態で行う。
①車両のフロント及びリヤの車輪の回転状態が分かるよう
にタイヤの側面に白色テープをはり付けて目印にする。
②ス タ}タ SWをOFF位置から ON位置にし, EBSウオ}
ニングが表示後,表示されなくなることを確認する。
③表示されたままの場合は, Iトラブルシューテイング」を
参照して原因を把握する。
④車両を 20~30km/hで走行させ,急ブレーキをかけて
すべての車輪がロックしないことを確認する。
2) オシロスコープによる車輪速度センサ信号波形の点検
白色テープ
図-27 ABSの作動点検
・ロータの打こんまたは歯欠けの有無はテスタでは検査できないのでMUTのオシロスコーフ。機能やオシロス
コープを用いて点検する。なお,オシロスコ}プは波形を記録できる機能が付いているものを使用する。
-ロータの打こんまたは歯欠けの原因にはホイール・ハブ&ブレーキ・ドラムをアクスルに組み込む際,ホイー
ル・ハブ先端に圧入されたロータがアクスル等に当た り打こんまたは歯欠けができることが多い。したがっ
て,ホイール・ハブ&ブレーキ・ドラムをアクスルに組み込む際にはロータが他の部品に当たらないよう注
意する。
23
-=:IGI悶1..
(1 )点検(図ー28)
①測定する車輪をジャッ キ・ア ップし,車輪速度センサ又はECUのコネクタ を取り外す。
②取り外したコネクタの端子にオシロスコープの端子を接続し,車輪を一定の速さで回転させ,オシロスコー
プの波形によ り,ロータの打こん又は歯欠けを点検する。
③波形の幅を他の波形と比べたと きに,明らかに狭い場合はロータの打こん又は歯欠けが考えられる。
波形幅の判定基準として,以下の式を用いる。
Vmin (披形最小)
Vmean(波形最大の平均)
Vmean -V V~ean ...... x 100 < = 20% mean
20%以上狭い波形がある場合にはロータを目視にて点検し異常がある場合は交換する。
波形正常{ロータに打こん又は歯欠けなし)
波形異常{ロータに打こん又は歯欠けあり)
図-28 信号波計の点検
3) 機器の点検整備
(1 )荷重センサ(工ア圧センサ)の点検(図ー29)
センサを図示のようにセットする。
エア圧を徐々 に加えたと きの電圧を測定する。
エア圧
6OkPa lO.62kgf/cm21
200kPa 12.04kgflcmZl
れ一山一山
測定値が基準値を外れる場合はセンサを交換する。
s
届:1二三九
4.41一一一一一一一一一一一
関」寸 制加
{o.62} 200 包1.4}
{2.04}
エア圧(kPa{kgf/cm2})
図-29 荷重センサ(工ア圧センサ)の点検
24
-E司lCa.
(2) 車輪速度センサの点検(図-30)
次の点検を行い, 異常がある場合はセンサを交換する。
E量量ヨ センサに内蔵されている磁石によりポー1レ・ピース部は磁化されており,金属片が付着しやすいので付着さ
せない。
(イ) コイル抵抗
端子 1 ~ 2 聞の抵抗値を測定する。
基準値:1400土 2000
(口)絶縁抵抗
端子1:ボデ}聞及ぴ端子2:ボデー聞の抵抗値を測定
する。
基準値:1MO以上
村 断線
断続の場合はハーネスのクランプ部を車両側から取 り外
し,クランプ部のハーネスを曲げたり,伸ばしたりして
一時的な断線の有無を点検する。また,コネクタ部端子
接続状態などの点検も行う。
(3) ESPセンサ(ヨ一角速度横加速度センサ)の点検(図-31)
・単品での点検が簡単にはできないので,各システム内の
ハーネス及ぴ関連部品の点検にて間接的に良否を判定す
る。
-関連部品に異常がなく, かっシステムに異常がある場合
はセンサを交換する。
ロ霊iJESPセンサの搭載位置及び方向の変更は絶対にしな
し、。
ESPセンサに足を掛けたり落下させて衝撃を与える
と故障する。
(4) フット・ブレーキ・モジュールの点検(図 -32, 33, 34)
①プライマリ出力ボ}トに980kPa{lOkgUcm2f以上測定
可能な圧力計を取り付ける。
②ブレーキ・ペ夕、ルに踏力計を取付ける。
①プライマリ入力ボー トに700kPa17kgUcm21のエア圧を
掛け,各部のエア漏れを点検する。
区量E 測定時の外気温度は20:!: 5.Cとする。
phd
η6
自
図-30 車輪速度センサの点検
図-31 ESPセンサの点検
E力針"カ計
出カポート
図-32 フット・ブレーキ・モジュールの点検
-=:IGI悶1..
④ECUとキャブ ・ハーネスのコネクタは接続状態にする。
⑤コネクタ (A)にテスタ棒を差し込み,電圧を測定できる
状態にしておく。
⑤プライマリ入力ポートに 850kPa18.7kgflcm2!のエア圧
を掛け, ブレーキ・ ペダルの踏角度に対するプライマリ
出力圧,ブレーキ・パルプ ・ス トローク ・センサ出力電
圧及び踏み角度が次の入出力特性線図の基準値であるか
圧力計及びサ}キ ット・テスタで確認する。
⑦出力エア圧又は出力電圧が低い場合はデュアル ・ブレー
キ・パルプを交換する。
ECU側コネクタ(A)
(ー}
ECU
(+):SIGl
テスター・
キャプ・ハーネス
図-33 ブレーキ・パルプ、・ストローク・センサ
の点検
踏角度{ペダル先端のストローク)28.5・(96mm)
9∞{自1.2}
800 {8.2}
、E5、 7∞{7.1} 6∞{且1}
E 2ME
軍出R 5∞ {S.1} ; 400 {4. 1} t-
T京、 抑制}
2∞{2.0}
1∞{1.0} O{O}
J T
牟』
‘b
ロ4.09-4.57 ム
rc: 4.09-4.64 ・
TtA c 、4十
~ T、
ウイマリ晶子叫~I 1 1 11:
f1 1 1 1 11
同一寸一十一ト一日一十一Lメ1-~ーレド仕向ご~Jラド、II I~土中イ 1 1 1 1: 1
SIG11 1主訴<CI1 1 1 1 1 1: 1
」ユ+%111 トト大1 1 1 11 1 r~ 戸「十門 -1十十十1-1-1 一千ドド~i-二惇
ペダル踏角度(")
図-34 入出力特性線図
phu
n〆“
-=:IGI悶1..
考参
SM判事糧
gM押
a糧
(EBS・ECU結線図〉
EBS.ECU
B13 スタータSWON電源へ小心
M27 パッテリ直電頴へ
やλ制干蝦餐冊
プレッシャ・コントロール・モジュール(後軸幡)
モジュール電源 ① モジューJl-GNOCAN H CAN L
C7
θ
⑦ 01
トレーラ・ブレーキSW
θ
V
G
-u
s
g4 プレッシャ. 荷量センサ
コントロール・バルブ{工ア圧センサ)伺町軸左噛)プレッシャ・コントロール・バルブ舗町軸右槍)
トレーラ・コントロール・モジュール
モジニLール電車GNO
保持誹気
向 ''77'')-;1
センサ5[1白
センサ判
C11
CANレジスタ
EBSジヤンパ・ケーブル
27
トレーヲCANL1-1...-呈旦凹
A4月EA11月型踊凹叩
A10嘩 EA16 t-=
05 D15
メータ・クラスタ
圧ウ才一羽園
田昌ウォーコグ 閣劃【捧l.叫Il竺竺!J
閤・酬が~[!]
直面圃直面国岡同同
ESPセンサ(ヨ一角速度及び横加速度センサ)
エ7・プレヲシャ・セシサ,、
-=:IGI悶1..
#250 A106 ステアリング角度センサ
B018 1.25-R
B050 YB
(EBS電気配線図〉
G⑥ B33
ヒューズ・ボックス
1/4
O.B5-GW 9062 DP10 0.3-Y
878 リレー・ボックス(メーン)
EAV・-
、,H7'
Bンル
Mキナ一
叩トゲル
i明・
H
a
,.,K4
・・4
・
JLrln白
白〉l悶
E-
WFF
ゐロ〉固
同白匂同
時白
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守白
O的
自白
O的
@⑥ 836 CANコンI~ータ
G璽D(J/O-A-2)
J11
0.3-L
B
詳042A38 パーキング・ブレーキSW(インジケータ周)
#201 889
ogl伺.0
EB72
Fa」
ZB1何回
1.25-L
E一刻
f
企画
「lil--」
no no ,u
1
1
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[
川団十四〈号室l岬吋
28
E F・‘
阻旦J~2242 1.25-L 2246B 2-8
B131a
OP31 DP07 CP04
CP05
8132 インフォメーションECU
辰[C州レジスタ
トレーラ・ロー・ヱア・プレッシャsw
トレーラ・ブレーキSW
#828 B09
2/4
#611 C03 ウォーニング・フザー
2398
タコ・グラフヘ
#269 All1.Al12 ヱア・プレッシャ・センサ
@巳)836 CANコンパータ
AMB EGU領.~コネクタ18pin
リターダECUへ(793 VR51A RY
EB72 O.85-GY EB72
825
-=:IGI悶1..
C.TID 833 ヒューズ・ポックス
G01 メータークラスタ
@型〉
LCD表示(鉱太表示)
園南E圃圃
Hu
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。回+辺
、JイFE
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山中
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826 EBS ECU
F守田U、」
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J33 回 47 1.25-GL
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X28 #533 プレッシャ・コントロール・
モジ斗ール(リヤ}プレッシャ・コントロール・毛ジュー'JI-(I)ヤ)側コネタ9
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3/4
持307Al16 ブレーキ・バルブ・ストローク・センサ
CJ:![)B33 ヒューズ・ポックス
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EBS ECU側コネクタ
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9速サ
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#005 A48 ESP/ASR
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リレーへ
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G型D
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(J/C-A-2)
CI!DUOl ハイカレント・
ヒューズ・ボックス
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自由
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ハーネス側コネクタ
(~悶恥⑥経引
X15a (フロント剛)
ハーネス側コネクタ
梢32X29 トレーラ・コントロール・
モジュール
za--由同
Jl由N.
話
非589EBSプレッシャ・コントロール・パルブ
区比刷、P44『〉ト同4
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X18a (フロントLH)
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非348X27 ESPセンサ臼ーレート&横Gセンサ)
J68
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O.85-GL SL07 スI'-~プ・ランプ.~リレーへ ¥竺竺ノ
間42A91, A92 ストップ・ランプsw
LCD表示
(拡大表示) (マルチ表示}
-=:IGI悶1..
C01 メータ・クラスタ・
~~~J 盃J耐9024 GW M24
両圏同
止
J18 9012 R 912
9018 1.25・R
ヒューズ・ボックス
833 CTID
lインパネ 117二二二二二 1J18 ~ャ才 11
ON13
CN12
区l国一同
区tm剖〉。
B81 リレー・ボックス{サブ)
カブラ・ロック・リレー
書201B89
話 21 1了EOU入 PWRA
主一国l岬N.F
0.85-召66 フラッシャ&コーナリング・ 〆三百石¥( 330 ) ランプ・ユニットヘ ¥竺竺竺ノ
インフォメーションECU
8132 G型D(J/C-A-1)
J11 1.25-9W B
JCAl 114 114
(J/C・A・'2)
G⑥
32
5-BR EEEl 〉国l制
-=:IGI悶1..
G面D
z-s一}円カブラ・ジョー・ロックSWへ
3⑧
U04CJ:!D ヒューズ・ホルダ
くツイスト線〉
[) [ )
円哩
FN
手
明也
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