記者発表資料

令和２年 ７月 ７日

本資料の発表をもって解禁

令和元年１０月台風第１９号豪雨水害では、信濃川水系の千曲川での大規模浸水被害に加え、津南町、小千谷市や長岡市等、信濃川の広域にわたり、浸水被害が発生しました。

次の洪水に備え、河川整備によるハード対策と避難等のソフト対策を一体的かつ緊急的に進めるため、国・県・市町村で構成する「信濃川水系緊急治水対策会議」を立ち上げ、「緊急治水対策プロジェクト」がとりまとめられました。

「信濃川中流及び魚野川大規模氾濫に関する減災対策協議会」は「緊急治水対策プロジェクト」 を推進しており、このたび、洪水からの「逃げ遅れゼロ」を目指し、住民一人ひとりが水害リスクを「我がこと化」することにより自らの避難行動を促すため、国・県・ 市町村が連携し、「緊急治水対策プロジェクト」のソフト対策の一環として洪水からの「逃げ遅れゼロ大作戦」を展開します。

具体には、水害に備え、前もって、個人や各家庭で、自分のとるべき行動を時間軸にまとめたオリジナルの避難行動計画である「マイ・タイムライン」の普及活動を実施します。

特に、コロナ禍における避難は、「在宅避難」、「車中避難」等、多様な避難方法となることから、その実践的な検討に有益です。

信濃川河川事務所では、技術的な指導に加え、各自治体が作成した「マイ・タイムライン」及び「ハザードマップ」を、「緊急治水対策プロジェクト」のホームページに、順次、掲載するなどの取組みを進めます。

・ 「緊急治水対策プロジェクト」（信濃川中流及び魚野川大規模氾濫に関する減災対策協議会）http://www.hrr.mlit.go.jp/shinano/shinanogawa_info/gensai/index.html

逃げ遅れゼロ大作戦～ マイ・タイムライン 自分の命は自分で守る～

新潟県政記者クラブ、新県政記者クラブ

長岡市記者会、長岡地域記者会

三条市記者室、十日町記者クラブ

小出郷新聞、小千谷新聞

越南タイムス、ＦＭゆきぐに

エフエム魚沼、建設業界向け専門紙

同時発表記者クラブ

国土交通省 北陸地方整備局 信濃川河川事務所広報担当 専門職 平塚 洋一郎（ひらつか よういちろう）電話 ： 0258-32-3020（内線216）FAX ： 0258-33-8168

【問い合わせ先】

国土交通省信濃川河川事務所

小千谷市新潟市 三条市 見附市長岡市 十日町市

燕市 魚沼市 南魚沼市 弥彦村 新潟県津南町

「マイ・タイムライン」とは水害に備えて、前もって自分のとるべき行動を整理し時間軸にまとめたオリジナルの避難行動計画です。家族構成や生活環境に応じて「いつ」「何を準備して」「どのタイミングで」「どこに逃げるか」が明確となり、いざという時にあわてずに行動することができます。コロナ禍における避難は、「在宅避難」、「車中避難」等、多様な避難が必要になることから、その実践的な検討に有益です。

マイ・タイムライン作成例（燕市）：全戸配布済み。ＨＰ掲載

ホームページ掲載イメージ

信濃川における対策の内容 1/4