法政大学の内部質保証システムとその取組み について · 2020年05月10日...
TRANSCRIPT
2020年05月10日
法政大学総長室付大学評価室長
川上 忠重
法政大学の内部質保証システムとその取組みについて
本日の説明概要
1.法政大学の内部質保証システムの概要
2.内部質保証システムにおけるマネジメント
3.内部質保証の機能化に向けた取組み
4.内部質保証を機能させるにあたっての課題および今後の取組み
5.まとめにかえて
2
法政大学の内部質保証システムの概要
3
教育を中心とした内部質保証体系図
4
内部質保証に関する方針①
➢全学的な自己点検・評価体制
本学における自己点検・評価は,全学的な自己点検評価推進体制を整備し,教育研究組織および事務組織等全ての部局が自主的かつ自律的にその質の向上に向けた改革・改善プログラムを策定・実施するとともに,それらを踏まえて全学的な観点から改革・改善の方向性を調整・統合し,整合性の確保された全学の教学マネジメントを確立するとともに,その結果を公表することで社会に対する説明責任を果たすことを目的とする。
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/rinen/hoshin/hoshin_11.html
5
内部質保証に関する方針②
➢ 部局における自己点検・評価
「教育研究組織の編成原理」および「管理運営方針」に基づき設置・運営されている各学部等の教育研究組織および事務組織においては,以下の責務を果たすことが求められる。
1.部局は,法人から示された各種方針に基づき,現状分析を踏まえて方針・到達目
標を策定する。⇒自己点検・評価シートの作成2.部局の長は,部局内の中期目標を達成するための年度目標や必要に応じ行動計画を策定する。とりわけ事務部門は,教育研究活動を含む大学全体を支援する立
場として積極的に関与する。⇒中期目標・年度目標の設定、達成状況の確認3.部局の長は,方針・計画策定,実施,点検・評価,見直しが円滑に進むよう管理運営体制を適宜構築し,適切にリーダーシップを発揮する。4.部局の長は,積極的な内部コミュニケーションを通じて部局の内外との調整を図るとともに,問題認識および課題解決策に関する情報の共有化を図る。
6
内部質保証に関する方針③
➢ 組織体制
上記①および②を実現するため,以下の組織を置く。
1.本学の自己点検・評価体制の企画・立案・調整を行うため,「点検評価企画委員会」を置く。2.全学的な教学面を含む内部質保証の責任を担う組織として「全学質保証会議」を置き学内の質保証に関係する委員会等での取り組み状況の把握及び調整や,全学的な課題の解決に向けた施策の企画・立案及び提案等を行う。3.学部長・研究科長等で構成され,自己点検の主体となる「自己点検委員会」を置く。当該委員会のもと適用範囲・運用単位として規定されている各部局において自己点検が行われるが,各教学部局内には学部(研究科)執行部の取り組み状況について,第三者的立場から,定期的な確認・助言等を行う「質保証委員会」を置く。4.学内外の有識者等で構成され,各部局の自己点検の結果をもとに毎年,客観的評価を行う「大学評価委員会」を置く。評価結果は,全学質保証会議や各部局にフィードバックする。
7
➢ 大学評価室による内部質保証支援
大学評価室は,本学における内部質保証を担保するため,学内における自己点検および客観的な大学評価を行う諸組織の事務局として,以下の活動を推進する。
1.大学評価は,各学部等全ての教育研究組織および事務組織を対象として客観的に点検・評価することにより,質の向上に向けた改革・改善への解決策を確認することを目的とする。2.評価基準については,大学設置基準および大学基準協会の基準による基盤評価ならびに目標到達度に対する達成度評価も考慮する。
⇒大学基準協会の第3期認証評価点検・評価項目等に準拠3.第三者による客観的な評価を行い,その結果を改革・改善への解決策の参考と
する。⇒大学評価委員会による評価4.自己点検・評価に必要な教育研究活動,事務活動を支援するデータベースを整
備,分析し,積極的な活用に供する。⇒IRシステムの整備・運営5.大学評価の結果は,経営戦略の構築に供するため総長・理事会へ報告する。6.内部質保証システムについて,関係組織と連携しながら,継続・組織的に検証・
改善を行う。
内部質保証に関する方針④
8
9
本学の自己点検・評価体制(部局内)
•点検・評価項目に基づく現状分析
•長所・課題等の洗い出し
Review
現状分析
• 中期・年度目標の設定と実行Plan & Do
改善計画&実行
•課題等に対する改善(対応)状況の
チェック
Check
自己チェック
• さらなる改善に向けたアクションAction
【部局内】質保証委員会(適宜実施)
【部局外】大学評価委員会
【部局内】質保証委員会(適宜実施)
10
全学的観点での内部質保証検証プロセス
11
12
内部質保証体制イメージ図
13
本学の自己点検・評価の歴史(1) ~2006年度以前~
14
本学の自己点検・評価の歴史(2)~ 2006年度認証評価結果を受けて~
2007年度 次回認証評価を6年後の2012年度に受審するとし、新体制構築を
目指す。
2008年11月 専門部署・総長室付大学評価室設置
2008年11月 学部長会議「法政大学の新たな自己点検・評価体制に向けて」(大
学評価室長)
自己点検の実施主体を、執行部を中心とした学部・研究科等と定め、その
責任者を部局の長とする旨が確認される。
2009年1月 学部長会議 上記承認、規程全面改正
2009年4月 新たな自己点検・評価体制として、「自己点検委員会」「大学評価
委員会」「点検評価企画委員会」を設置。
2013年3月 認証評価「適合」受審
評価項目「内部質保証」は極めて高い評価。
長所5件・努力課題11件・改善勧告0件。
15
本学の自己点検・評価の歴史(3)~新たな自己点検・評価体制の構築~
部局で自己点検・評価活動や教育の質保証への取り組みが適切に行われているか、学部・研究科内の質保証委員会で第三者的にチェックすることに。
2012年4月 全学部に質保証委員会設置
2013年4月 全研究科に質保証委員会設置
2014年7月 全学指針「質保証委員会が果たすべき基本的な
役割と活動」を策定(学部長会議・大学院委員会承認)
*2018年4月 全学質保証会議設置
2018年度 2019年度
2018年11月21日(水):第1回 全学質保証会議 2019年04月18日(水):第4回 全学質保証会議
2018年12月05日(水):第2回 全学質保証会議 2019年09月18日(水):第5回 全学質保証会議
2019年03月14日(木):第3回 全学質保証会議 2019年10月19日(水):第6回 全学質保証会議
2019年12月25日(水):第7回 全学質保証会議
法政大学の内部質保証システムにおけるマネジメント
16
17
全学内部質保証システム推進組織によるマネジメント
内部質保証システムの実質化
☆彡:「全学質保証会議」の設置経緯
2017年度の他大学訪問等により、「全学的視点での点検評価」の不足の認識
→全学的視点での点検評価を行う組織として
*「全学教学点検部会」および「全学教学評価部会」を既設の
「自己点検委員会」と「大学評価委員会」内に設置
大学評価委員会において、全学的な点検および評価を行う体制は構築されるが、
両者を統括した「全学の内部質保証の責任を負う組織」の必要性
☆全学的な内部質保証に関連する計画、運営、検証および改善
を行うための包括的なPDCAサイクルの実現のため
「全学質保証会議」の設置
18
全学内部質保証システム推進組織によるマネジメント
内部質保証システムの実質化
☆彡:「全学質保証会議」と各会議体の役割
「全学質保証会議」:総長、副学長、副学長補佐、大学評価室長が構成員
→副学長の教学支援本部担当常務理事(兼大学評価室担当常務理事)を兼ねる
者が進行役を担当
☆彡:本学の大学評価委員会による評価を踏まえて全学的な質保証課題を検討
「学部長会議・研究科長会議」:いずれも総長を議長と位置づけ、関係する副学長(常務理事)が構成員となり、他の副学長(常務理事)も関連する議題に関して出席
☆彡:全学質保証会議での課題の共有化の後、各施策の提案・実施に際しては、本学の従来の仕組みを活かして、「担当常務理事」として各組織体に指示・提案
→「全学質保証会議」と従来システムのハイブリット型のマネジメント
19
2018年度及び2019年度 全学質保証会議での検討事項と成果
◆「全学的視点」での自己点検・評価報告書の作成⇓ 編集過程で様々な課題を認識
◆アウトカムを適切に視野に入れた自己点検・評価の推進
⇒ 全学的アセスメント・ポリシーと策定の各学部版ポリシー作成の依頼⇒ 全学部のアセスメント・ポリシーの作成・公表
☆彡:教員個々のアセスメント・ポリシーへの意識
&組織としての「学修成果の把握」推進
◆SDGsの全学的視点での取組推進
⇒公開科目「SDGs 科目群」の設定・公開へ
◆「法政大学の理念・目的および各種方針」の見直し
内部質保証の機能化に向けた取組み
20
21
内部質保証についての考え方(方針)の学内での共有
◆毎年3月に次期学部長等を対象として、大学評価室主催の
「自己点検説明会」を開催
→各部局長の自己点検・評価および内部質保証への意識向上
◆「点検評価企画委員会」、「自己点検委員会」、「大学評価委員会」
等で、大学評価室長による、自己点検・評価の仕組みや内部質保証
に関する説明
→法政大学 内部質保証システムの中での役割の確認
*大学評価室ウェブサイト:各年度の自己点検・評価結果のほか、委員名簿、
関連規定、過年度認証評価関連資料、各種アンケート結果やその対応、
ニューズレター等が公表され、情報共有されている。
22
内部質保証に関して学内で浸透させるための工夫(大学評価室セミナー)自己点検委員会と同時開催(年2回)
※過去のすべての大学評価室セミナーの開催実績は以下のURLでご確認いただけます。https://www.hosei.ac.jp/hyoka/NEWS/event/archive_seminar.html
回 開催日 テーマ 講師
16 2015.1.15 教育の高度化に資する質保証のあり方と課題筑波大学研究センター長・ビジネスサイエンス系教授 吉武博通氏
17 2015.4.16あらためて,何のための自己点検・評価なのか‐大学全体のビジョンを見すえて‐
法政大学HOSEI2030策定委員会委員長・総長 田中優子氏
18 2016.1.28大学教育改革の動向とディープ・アクティブラーニング
京都大学高等教育研究開発推進センター教授 松下佳代氏
19 2016.4.283つのポリシーにおける一貫性の構築の意義と方法
大阪大学全学教育推進機構教育学習支援部准教授佐藤浩章氏
20 2017.4.27学位授与の説明責任としての学生の学習成果の把握とアセスメント-ICEルーブリックと卒業ポートフォリオの活用-
帝京大学学修・研究支援センター長・教授土持ゲーリー法一氏
21 2018.1.25第3期認証評価に向けた学部・研究科での取り組み
公益財団法人大学基準協会
大学評価・研究部 企画・調査研究系 蔦美和子氏
22 2018.4.26関西大学における第3期認証評価に向けた取り組み
関西大学 学長補佐・文学部教授 堀潤之氏
23 2019.1.24グローバル時代の専門教育と教養教育の統合を目指して~学習成果の把握と内部質保証の観点から~
広島大学名誉教授、東北大学名誉教授、広島高等教育研究開発センター客員教授、公正研究推進協会(APRIN)理事、法政大学大学評価委員会委員羽田貴史氏
24 2019.4.18明治大学におけるInstitutional Researchの実践事例:IRによるプログラムレビューの支援と学習成果の可視化の試み
明治大学教学企画部教学企画事務室 山本幸一氏
25 2020.1.23 アセスメント・プランを踏まえた教育効果の測定-教学マネジメント指針案から見えること-
立命館大学教育開発推進教授沖 裕貴氏
2019年度大学評価室セミナー
23
24
内部質保証に関して学内で浸透させるための工夫【自己点検懇談会(学部)発表型:年2回】
2014第1回 全発表型(シングルセッション) 6月5日(木) 各学部の将来ビジョン,第Ⅱ期中期目標(2014-17)について
2014第2回 全発表型(シングルセッション) 2月26日(木) 年度目標の達成状況-各学部等における達成指標に基づく自己点検とその達成状況について-
2015第1回 ワークショップ型 6月4日(木) 自己点検・評価を「見える化」する!‐数字が語る学部の現在‐
2015第2回 基調講演+一部発表+ワークショップ型
3月3日(木) 学部における修学支援について
2016第1回 全発表型(シングルセッション) 6月16日(木) 法政ブランドをつくる! 各学部の教育の特色は?-カリキュラム・ポリシーの点検に向けて-
2016第2回 発題+報告+一部発表+ワークショップ型
3月2日(木) 学生の学修成果をどう把握するか‐各学部の改訂版ディプロマポリシーをふまえて‐
2017第1回 全発表型(シングルセッション) 6月15日(木) ディプロマ・ポリシーの実現に向けた取り組み-カリキュラム構築の観点から-
2017第2回 報告+一部発表+ワークショップ型
3月1日(木) 学習成果の把握に向けた取り組み-教育課程の編成および実施に関する方針(カリキュラムポリシー)の点検に向けたカリキュラムマップおよびカリキュラムツリーの活用を踏まえて-
2018第1回 全発表型(シングルセッション) 6月14日(木) アドミッション・ポリシーを踏まえた入学者に求める能力と初年次教育の在り方について
2018第2回 一部発表+ワークショップ型 2月28日(木) 法政スタンダード構築に向けた初年次教育の取り組み
2019第1回 発表型(8学部)(シングルセッション)
6月6日(木) アセスメント・ポリシー(学修成果の把握に関する方針)に基づく特色ある取り組み
2020第2回 発表型(8学部・機構)(シングルセッション)
2月27日(木) アセスメント・ポリシー(学修成果の把握に関する方針)に基づく特色ある取り組み
2018年度・2019年度自己点検懇談会(学部)
25
26
内部質保証に関して学内で浸透させるための工夫【自己点検懇談会(大学院):年1回】
2014第1回 全発表型(二部制) 10月30日(木) 教育の質保証に向けたこれまでと今後の取り組みについて
2015第2回 全発表型 10月15日(木) 入学定員の確保と質の維持のための、各研究科の『魅力化』戦略と教育改善への取り組みについて(博士後期課程におけるコースワーク導入の取り組みにも触れながら)
2016第3回 全発表型 12月8日(木) 大学院において社会人学生・留学生をどう受け入れるか―各研究科・インスティテュートの体制・指導上の工夫等について―
2017第4回 報告+一部発表+ワークショップ型
12月21日(木) 学部・大学院の円滑な接続のための魅力ある接続教育を考える―大学院教育の質保証、学部・大学院の一貫教育も見据えて―
2018第5回 報告+一部発表+ワークショップ型
10月25日(木) 大学院教育におけるコースワークの実質化―体系的な教育課程のしかけ創り―
2019第6回 報告+一部発表+ワークショップ型
12月12日(木) 大学院教育が育成する人材と社会における役割について-多様化する社会からのニーズにどう対応すべきか-
27
内部質保証に関して学内で浸透させるための工夫【自己点検懇談会(事務部門):年1回】
2014第4回 一部発表型 3月16日(月)「大学評価室各種アンケート、大学評価結果(経営部門)等から学び実行する当該統括本部・事務部局の内部質保証の取り組みについて」「ステークホルダーの満足度を上げるための施策・個別政策等の提案について」
2015第5回 一部発表型 1月14日(木)部長会議設置のプロジェクトによる発表「職員力向上プロジェクト(中間報告)」「市ヶ谷キャンパスにおける地域連携のあり方について(最終報告)」「有効な防災・防犯体制の整備について(課題の洗い出し)」「各種外部資金獲得のための業務体制について(最終報告)」
2016第6回 一部発表型 3月14日(木)職員の立場からどう学生支援を進めるか‐教職協働も意識して‐ ①受入れ留学生の支援 ②学生の学習・生活支援 ③学生のキャリア支援
2017第7回 一部発表型 3月2日(金) 職員の立場からどう本学のIR機能を促進させるか‐エビデンスベースの意思決定促進のために‐ ①入試業務とデータ・分析活用事例 ②学生のキャリア支援とデータ・分析活用事例 ③IR機能促進のための組織的取り組みについて
2018第8回 一部発表型 2月20日(水)事務部門においてどう内部質保証システム(PDCA)を機能させるか-目標管理制度におけるデータ・分析の活用について-
内部質保証を機能させるにあたっての課題・今後の取組み
28
29
第3期認証評価受審にあたり
◇大学が自らの責任で教育活動等の質保証を一義的に担っていく必要性
*本学では、各部局と連携した自己点検・評価を毎年実施することにより、
独自の「教育の充実」と「学生の学習成果」の向上に向けた取組みが、
組織的に行われている
→「学部・研究科といった教育プログラムレベルについての自己点検・評価
に基づく、自律的な部局の教育研究活動のPDCAを廻す仕組み」の経験・蓄積
を踏まえた「全学的な教学マネジメント」システムが実施されている
◇総長を中心とした教学マネジメントおよび内部質保証システムの機能化
*教学上の企画立案機能をより一層強化するために、新たに総長と副学長直
下の組織として「教学企画室」を新設し、全学質保証会議や教育開発支援機構
と連携した「副学長プロジェクト」を2019年4月より設置
30
第3期認証評価受審にあたり
継続的な取組みとして
・全学的な内部質保証の一層の推進☆全学質保証会議、教学企画室
・アウトカムを適切に視野に入れた評価の実現に向けた取組み
☆:学生の学習成果(各全学組織のさらなる連携) IR委員会
・大学としての基礎的要件の厳格な確認と明確な提示による大学教育の可視化
☆彡:教員個々のアセスメント・ポリシーへの意識も当然重要
31
第3期認証評価受審にあたり
単なる組織体制の構築やPDCAサイクルに基づく「内部質保証システム」の実行
のみならず、迅速かつ正確な教育・研究に関する情報収集および分析結果を踏まえた企画・設計、運用、検証および改善・向上に向けて組織全体として実践
→「HOSEI」全体として、それぞれの役割を見据えた「自分事」としての意識
*各部局との協働連携のさらなる推進(コミュニケーション重視型)
☆彡:「法政大学憲章」を念頭に置きながら、今後も継続した本学独自の手法
を含む「教育の質」の向上に向けた取組みをさらに推進
教育を中心とした内部質保証体系図
32
33
内部質保証システムの今後の課題(検討・進行中)
「全学質保証会議」を中心とする新たな内部質保証システムについて、体制整備
(会議体間の役割分担・連携)やシステムの機能の適切性の点検・評価
→「全学質保証会議」からの提案については、「学部長会議」および
「研究科長会議」において審議・検討
◆各部局長との連携によりある程度の適切性は実質的に評価
☆彡第三者(外部有識者)を含めた、「全学質保証会議」の
点検・評価体制の評価の重要性は認識
☆今回の受審結果を踏まえて検討・推進
34
まとめにかえて
◆ 自己点検・評価報告書(認証評価申請書)の重要性
*限られたスペースの中で、いかに現在の状況を明確にアピールできるか。
◆ 各部局とのコミュニケーションと大学執行部の理解とリーダーシップの重要性
*全学質保証委員会は、2018年度に設置(2017年度に調査・準備)
◆ 「分科会原案」提示後から実地調査までの取組みの重要性
*説明しきれていない部分や不明確な部分を、いかに実地調査で「長所」
として、認識していただけるか、丁寧に対応することが必要
*今回の分科会原案は、決して「順風満帆」ではありませんでした。
◆ 「チームワーク力」と「折れない心」の重要性
35
ご清聴ありがとうございました。
参考関連サイト
◆ 法政大学HP: 内部質保証に関する方針
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/rinen/hoshin/hoshin_11.html
◆ 法政大学HP: 大学の理念・目的
http://www.hosei.ac.jp/gaiyo/rinen/rinen/index.html
◆ 教育を中心とした内部質保証体系図:法政大学
https://www.hosei.ac.jp/application/files/8715/8460/9072/191029_01.pdf
◆ 法政大学HP: 法政大学 大学評価室
https://www.hosei.ac.jp/hyoka/
◆ 法政大学2019年度認証評価関係資料:
①認証評価結果 ②点検・評価報告書(申請用) ③大学基礎データ(申請用)
https://www.hosei.ac.jp/hyoka/accreditation/