都市再生整備計画 事後評価シート...様式2 都市再生整備計画...
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様式2
都市再生整備計画 事後評価シート
豊後高田昭和の町地区
平成27年12月
大分県豊後高田市
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様式2-1 評価結果のまとめ
様式2-1 評価結果のまとめ様式2-1 評価結果のまとめ
様式2-1 評価結果のまとめ
都道府県名 面積 89.5 ha
交付期間 0.45
平成27年●月
平成27年●月平成27年●月
平成27年●月
基幹事業
提案事業
基幹事業
提案事業
提案事業
当 初
変 更
交付期間
の変更
平成23年度~27年度
交付期間の変更による事業,
指標,数値目標への影響
事業名 削除/追加の理由 削除/追加による目標,指標,数値目標への影響
なし
○高質空間形成施設(上町線美装化)
道路の美装化(石畳風景観舗装)を通じて「高齢者が楽しいまち
づくり」を促進するため事業を追加(第6回変更)
商業活性化、定住促進に関係するが、指標への影響は間接的で
あるため数値目標は据え置く
○公園(御玉市民公園(仮称)整備)
○高質空間形成施設(玉津プラチナ通り美装化)
○高質空間形成施設(宮町商店街景観形成等魅力向上施設)
○高質空間形成施設(昭和の町街路灯)
新たに
追加した事業
○事業活用調査(市庁舎跡地等の活用方策検討調査)
大分県 市町村名 豊後高田市 地区名 豊後高田昭和の町地区
平成23年度~27年度 事後評価実施時期 平成27年度 交付対象事業費 568百万円
当初計画
から削除
した事業
なし
なし
国費率
当初計画に
位置づけ,
実施した事業
事業名
○高次都市施設(観光交流センター:昭和の町新拠点施設)
○地域創造支援事業(修景・チャレンジショップ等支援事業)
○まちづくり活動推進事業(中心市街地活性化協議会支援)
新たなコミュニティの場を創出し、高齢者をはじめ、多くの市民が
楽しみ・学び・輝けるまちづくりを推進して定住魅力の向上を図る
ため事業を追加(第1回変更)
観光振興、商業活性化、定住促進に関係するが、他事業の影響
も大きいため、目標指標は据え置く
商業活性化、定住促進に関係するが、指標への影響は間接的で
あるため数値目標は据え置く
昭和の町並みの質の向上を通じて観光振興、商業活性化に関係
するが、指標への影響は間接的であるため数値目標は据え置く
観光振興、商業活性化、定住促進に関係するが、指標への影響
は間接的であるため数値目標は据え置く
市民が安全快適に、かつ楽しく商店街内を散策できる環境づくり
を図るために、市道新町上町線の改修に合わせて事業を追加
(第3回変更)
宮町商店街において、商店街の個性や雰囲気に合ったグレード
の高い街並み景観を創出するため事業を追加(第3回変更)
街路灯の整備により、夜間の安全性を高めるとともに、通りの賑
わい創出を図るため事業を追加(第3回変更)
市庁舎移転後の跡地について、玉津地区、桂川河川敷、新図書
館などの周辺施設等に配慮した一体的な整備を行うために事業
を追加(第2回変更)
市庁舎跡地の検討であり、指標への直接的な影響はないため数
値目標は据え置く
1)事業の実施状況
基幹事業
○高質空間形成施設(御玉1号線美装化)
○高質空間形成施設(下町中伏美装化)
○高質空間形成施設(宮町ロータリーグレードアップ)
道路の美装化(カラー舗装)を通じて「高齢者が楽しいまちづくり」
を促進するため事業を追加(6回変更)
路の美装化(石畳風景観舗装)を通じて「高齢者が楽しいまちづく
り」を促進するため事業を追加(第7回変更)
明るく、集客効果を高めるロータリーへとグレードアップし賑わい
の場としての機能を発揮させるため事業を追加(第6回変更)
商業活性化、定住促進に関係するが、指標への影響は間接的で
あるため数値目標は据え置く
商業活性化、定住促進に関係するが、指標への影響は間接的で
あるため数値目標は据え置く
観光振興、商業活性化に関係するが、指標への影響は間接的で
あるため数値目標は据え置く
○高次都市施設(観光交流センター:昭和の町魅力発信施設)
市の魅力の発信、観光客、市民の集客を兼ね備えた憩い空間の
整備により市街地の活性化及び商店街の回遊促進を図るため事
業を追加(第6回変更)
観光振興、商業活性化、定住促進に関係するが、他事業の影響
も大きいこと、事業完了が計画期間最終年度で効果発現が限定
的と想定されることから数値目標は据え置く
○高次都市施設(地域交流センター:市民コミュニティプラザ)
市民活動(NPO、ボランティア等)の支援を一層充実するため事
業を追加(第4回変更)
市民活動の活性化を通じて、観光振興、商業活性化、定住促進
に関係するが、指標への影響は間接的であるため数値目標は据
え置く
-
単位 基準年度 目標年度 モニタリング 評価値
あり
なし ●
あり
なし ●
あり -
なし -
単位 基準年度 目標年度 モニタリング 評価値
4)定性的な効果
発現状況
●
●②
●①
●
5)実施過程の評価
実施内容 実施状況 今後の対応方針等
モニタリング
都市再生整備計画に記載したが,実施できなかった
持続的なまちづくり
体制の構築
①豊後高田市観光まちづくり会社の機能強化
②中心市街地活性化協議会の機能充実
都市再生整備計画に記載し,実施できた
①豊後高田市観光まちづくり会社については、自立性を高めつつ、引き続
き、市、商工会議所と一体となって、商業と観光の一体的推進に向けた活
動を行う。
②中心市街地活性化協議会については、今後のまちづくりのあり方の協
議・研究を行う地域の基礎的な組織として、継続して協議会の開催と活動
を行う。
都市再生整備計画に記載はなかったが,実施した
都市再生整備計画に記載したが,実施できなかった
指標値の計測・集計の実施によるモニタリング
都市再生整備計画に記載し,実施できた
来訪者数、滞留時間など基本的な指標については継続的に計測・集計
し、モニタリングを行う。
都市再生整備計画に記載はなかったが,実施した
都市再生整備計画に記載したが,実施できなかった
住民参加
プロセス
①玉津プラチナプロジェクト
②中心市街地活性化協議会支援
都市再生整備計画に記載し,実施できた
①今後も引き続きプロジェクトを開催しながらまちづくりを推進する。
②今後も引き続き協議会を開催しながらまちづくりを推進する。
都市再生整備計画に記載はなかったが,実施した
・既存資源の活用による集客力の向上や昭和の町の雰囲気づくりの充実、歩いて楽しい商店街づくりなどの取組みにより、昭和の町及び周辺部での創業希望者が増加、移住者や若者の創業(8件)につながり、空き店舗の解消、街並み景観の向
上、賑わい創出など、商業活性化に効果があった。
・玉津地区では、空き家を活用した玉津コミュニティカフェ「こいこい」がオープンし高齢者をはじめ多様な世代の憩い・交流の場となるとともに、新聞社による文化・教養教室が開催され学びの場へと広がっている。
・また、安全・快適で楽しい道路空間の形成など高齢者が楽しい商店街づくりが進み、玉津まちの駅「夢むすび」の農産物直売額は増加傾向で推移している。
・中心市街地に楽しく歩けるウォーキングロードを整備した結果、多くの市民が歩く姿を見かけるようになり、町中の魅力向上や賑わいの創出が図れた。
効果発現要因
(総合所見)
フォローアップ
予定時期
その他の
数値指標1
市内観光地への立ち寄り
割合
% 15.8
H22
指 標
従前値 目標値 数 値
目標
達成度※1
17.4
市内観光地への立ち寄り割合は本計画以前より
増加しており、また、県内の観光交流客数が横ば
いとなる中、市内の主要観光地における入込客
数は、本計画以前の水準に比べ微増となってい
る。昭和の町が豊後高田市の観光の“玄関口”に
なって、効果が市内全域に波及する状況が生ま
れてきていると想定される。
平成28年6月頃
市全体の人口が減少傾向にある中、本計画区域
内の人口はほぼ横ばいで推移し、また隣接する
エリアにおいては人口が増加している。本計画の
各事業により中心市街地の魅力が高まり、結果
として、中心市街地とその周辺を含む市中心部
への定住促進が図られたと想定される。
1年以内の
達成見込み
市中心部の居住人口
新図書館開設や既存資源の魅力向上、昭和の
雰囲気づくりの充実などによる回遊促進、玉津地
区での道路の美装化などによる安全・快適で楽
しい道路空間の形成を通じた高齢者が楽しい商
店街の形成に一定の効果があったものの、昭和
の町新拠点施設等の事業着手の遅滞があり、新
たな立ち寄り先が創出できなかったことや、来街
者の旅行パターンが市内の観光地等と合わせた
周遊型へシフトしたことなどもあり、目標値を達成
することはできなかった。
平成28年6月頃
指標2 滞留時間 分 94.3 H21 106.5
○
庁舎跡の公園整備が遅滞したものの、新図書館
の建設や旧図書館・空き家を活用した交流施設
整備などによるコミュニティの場の創出・強化、並
びに地区内道路の路面補修や美装化などによる
安全・安心で、快適かつ楽しい道路空間の形成
により、地区内の居住環境が高まり、目標値を達
成した。
平成28年5月頃指標3 転出者人口の割合 % 4.9 H21 4.6
4.2H27
指標1 来訪者数 人/年 333,488 H21 400,000 H27
指 標
従前値 目標値 数 値
目標
達成度
1年以内の
達成見込み
効果発現要因
(総合所見)
フォローアップ
予定時期
2)都市再生整備計画
に記載した目標を
定量化する指標
の達成状況
人 4,308H22
4,400
326,848 △
イベント等の開催や、昭和ロマン蔵やボン
ネットバスなどの既存資源の活用による集
客力の向上、ロータリーやモニュメント、店
舗の修景など昭和の町の雰囲気づくりの充
実により、平成23年度には目標値を上回る
など、観光客の誘客に一定の効果があっ
た。昭和の町新拠点施設や魅力発信施設
等の事業着手の遅滞があり、目標値を達成
することはできなかったが、本計画以前のト
レンドに基づく推計値を上回っており、近年
の傾向よりは改善がみられる。
平成28年4月頃
H27
79.7 ×
平成28年5月頃
3)その他の数値指標
(当初設定した数値
目標以外の指標)に
よる効果発現状況
その他の
数値指標2
-
様式2-2 地区の概要
様式2-2 地区の概要様式2-2 地区の概要
様式2-2 地区の概要
単位:人/年 333,488 H21 400,000 H27 326,848 H27
単位:分 94.3 H21 106.5 H27 79.7 H27
単位:% 4.9 H21 4.6 H27 4.2 H27
来訪者数
滞留時間
転出者人口の割合
大目標 昭和30年代の懐かしさとプラチナの輝きで活力あふれるまちづくり
~豊後高田昭和の町地区第二期活性化計画~
目標1 観光振興 懐かしさと輝きが体感できる観光まちづくりの推進
目標2 商業活性化 みんなに愛され利用される商店街づくりの推進
目標3 定住促進 楽しみ・学び・輝けるまちづくりの推進
豊後高田昭和の町地区(大分県大分市) 都市再生整備計画事業の成果概要
平成27年●月
目標を定量化する指標 従前値 目標値 評価値
公園(市庁舎跡地)
玉津プラチナ通り美装化
中心市街地魅力向上事業
宮町商店街景観形成等魅力向上施設
昭和の町街路灯
御玉1号線美装化
宮町ロータリーグレードアップ
豊後高田昭和の町地区
暮らし・にぎわい再生事業
(図書館建設事業)
旧図書館活用整備(そば道場)
拠点施設再点検強化事業修景・チャレンジショップ等支援事業 ボンネットバス活用支援
プラチナ情報センター整備事業
市道玉津海岸線施設等整備事業
拠点施設活用事業 中心市街地活性化協議会支援
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まちの課題の変化
【目標1 観光振興】
○イベント等の開催や、昭和ロマン蔵やボンネットバスなどの既存資源のさらなる活用により、集客力が向上した。また、ロータリーやモニュメント整備、店舗の修景などにより、昭和の町の雰囲気が一層高まった。
○一方、昭和の町の来訪者数は、平成23年度にイベントの開催等によって急増したものの、近年は減少傾向にあり、来訪者数の回復に向けて、引き続き、まちの魅力の創出・向上を図っていく必要がある。
○また、マスメディア等による広報は、多くの観光客の関心を引き、まちの賑わい活性化に大きく貢献することから、イベントや施設リニューアルなど町のニュースを継続的に発信しつづけていく必要がある。さらに、昭和の町から市内観
光地へ立ち寄るパターンなど市内周遊観光が芽生えつつあるため、昭和の町を市内周遊観光のポータルとして位置づけ、市全域の観光振興を図っていく必要がある。
【目標2 商業活性化】
○図書館建設や新規店舗の出店、昭和ロマン蔵などの既存資源の魅力向上、ロータリーなどの整備による昭和の雰囲気を感じられるエリアの拡大などの組み合わせにより、回遊促進が図られ、まちの賑わい創出に一定の効果があっ
た。また、玉津地区では、道路の美装化などによる安全・快適で楽しい道路空間が形成され、高齢者が楽しい商店街の形成に一定の効果があった。
○一方、昭和の町における滞留時間は減少傾向にあり、賑わいの向上・商業の活性化に向けて、さらなる回遊の促進を図っていく必要がある。
○昭和の町の来訪者の旅行パターンが、昭和の町のみの来訪から市内の観光と合わせた周遊型へシフトしてきていることに対応して、豊後高田市をメインとする観光の確立を目指し、昭和の町の魅力と回遊性の向上を図っていく必要
がある。
【目標3 定住促進】
○新図書館や新中央公園(前期計画にて整備)などの新たな施設や、旧図書館の有効活用、空き家を活用した交流施設の整備など、コミュニティの場の創出・強化が図られ、定住促進に一定の効果があった。また、地区内道路の路面
補修や側溝設置、美装化など、安全・安心で、快適かつ楽しい道路空間が形成され、居住環境の向上に一定の効果があった。
○転出者人口の割合は抑制されたものの、今後も少子高齢化の進展が予測されており、引き続き、さらなる定住促進を図っていく必要がある。
今後のまちづくり
の方策
(改善策を含む)
・本計画による効果を持続・発展させるとともに、残された課題や新たな課題に対応していくために次のような取組みを行っていく。
●昭和を感じるまちづくり
・昭和の町の雰囲気をより一層色濃く感じさせる新たな取り組みを行い、さらなる来訪者の増加と来訪者が昭和の町を一層楽しめる環境づくりを図る。
●滞留・回遊が賑わいを呼ぶまちづくり
・観光施設や憩いの場、交流の場など多様な機能を提供することにより、まちでの滞在を豊かにし、賑わいを高めることで、一層の商業活性化を図る。
●あらゆる世代が楽しめるまちづくり
・憩いの場や交流の場などの整備を進め、子ども・大人・プラチナ世代といったあらゆる世代が楽しめ、学べ、安心して公共サービスなどが受けられる居住環境を形成することなどにより、定住促進を図る。
●昭和の町の集客力を活かした市全域の観光振興への展開
・観光施設整備やイベント開催により、昭和の町の集客力をより一層高めるとともに、昭和の町を核とした市全域の観光振興につなげていく。
●昭和の町の居住環境を活かした中心市街地とその周辺への定住促進によるコンパクトな都市構造の構築
・公園や地域交流センター等の憩いの場やイベント開催等の交流の場の充実を図ることなどにより、まちなか居住の促進を図り、定住促進、コンパクトな都市構造の形成を推進する。