尾道大学草創期における運動部の発展についてharp.lib.hiroshima-u.ac.jp/onomichi-u/file/7796/...尾道大学草創期における運動部の発展について...

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249 研究ノート 尾道大学草創期における運動部の発展について 平松 尾道大学草創期の学生スポーツ活動は、次のことが明らかになった。 (1)尾道大学運動部の創部は、 2001 年度から 2002 年度の 2 年間にかけて 17 (同好会を含む)である O (2) 各運動部の年度別活動状況の成績をみっと、 2004- 2005 年度頃が全体的にピ ークであったように見受けられる。この時期は、学生聞に大学運動部の歴史を 創ろうとする熱意や意欲からくる活動が見うけられた。 (3)運動部の活動予算をみると、活動費の援助は尾道大学後援会がおこなっており、 2009 年度の運動部総予算額は、 438 万円で十分な予算額とはいえない状況であ る。 (4) スポーツに貢献した団体や個人に贈られる学長賞、学長奨励賞がある。尾道大 学学生の競技レベルは高くはないが、団体や個人が受賞し、学生に活動の刺激 になる奨励策となっている。 キーワード:定道大学、草創期、スポーツ、発展 目次 1 目的 2 各クラブの活動状況 (1)運動部の創部時期について (2) 各運動部の活動と成績 3 各運動部の主将 4 運動部の予算 5 運動部間の交流会や連絡会 6 活躍した団体・個人 7 おわりに

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249

研究ノート

尾道大学草創期における運動部の発展について

平松 携

尾道大学草創期の学生スポーツ活動は、次のことが明らかになった。

(1)尾道大学運動部の創部は、 2001年度から 2002年度の 2年間にかけて 17部

(同好会を含む)である O

(2)各運動部の年度別活動状況の成績をみっと、 2004-2005年度頃が全体的にピ

ークであったように見受けられる。この時期は、学生聞に大学運動部の歴史を

創ろうとする熱意や意欲からくる活動が見うけられた。

(3)運動部の活動予算をみると、活動費の援助は尾道大学後援会がおこなっており、

2009年度の運動部総予算額は、 438万円で十分な予算額とはいえない状況であ

る。

(4) スポーツに貢献した団体や個人に贈られる学長賞、学長奨励賞がある。尾道大

学学生の競技レベルは高くはないが、団体や個人が受賞し、学生に活動の刺激

になる奨励策となっている。

キーワード:定道大学、草創期、スポーツ、発展

目次

1 目的

2 各クラブの活動状況

(1)運動部の創部時期について

(2)各運動部の活動と成績

3 各運動部の主将

4 運動部の予算

5 運動部間の交流会や連絡会

6 活躍した団体・個人

7 おわりに

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1 目的

尾道大学の創立は 2001(平成 13)年4月1日である。文部科学省に提出された創立目的

をみると、開校以来日年の歴史を持つ尾道短期大学を基礎として、その伝統を生かしなが

ら学科の内容を再編整備するとともに、かねて地域からの要望のあった美術学科を加え、 4

年制大学へ改組転換し、社会経済の著しい変化に対応した大学教育の充実を図ろうとするも

のである。それにより地域の人々の要望に応えるとともに、今後とも、社会の要望に応える

人材を育成し、地域はもとより国家社会の発展に寄与できる有為な人材を世に送りだすよう

努めることを目的とする、となっている1)。

スポーツの価値について、オリンピック憲章 2)をみると、オリンピズムは人生哲学であり、

肉体と意志と知性の資質をたかめ融合させた、均衡のとれた総体としての人聞を目指すもの

である。スポーツを文化や教育と融合させるオリンピズムが求めるものは、努力のうちに見

出される喜び、よい手本となる教育的価値、普遍的・基礎的・倫理的諸原則の尊重などに基づ

いた生き方の創造である、となっている。日本の学校教育におけるスポーツ活動は、初等教

育・中等教育・高等教育課程において、運動(スポーツ)部活動として重要な役割を果たす活

動のーっとなている 3 言い換えるならば、高等教育機関の大学におけるスポーツは、スポー

ツを教育や文化と融合させ教育的意義や価値を見出し、人間性を追求する活動といえよう。

尾道大学開学の 2001年度と尾道短期大学問学の 2001年度とは、同一年度で重なる O した

がって尾道短期大学 2年生と尾道大学 1年生は同ーのキャンパス内で学ぶ事になる。開学初

年度の 2001(平成 13)年入学式における学長告示で、松浦泰次郎学長は、「識は熱Lミうちに

打て」という諺を引用され、将来の自分を支える宝にしてほしい、と入学生に熱い気持ちを

述べられている。また、青年期の学生に望まれる教育は知育、徳、育、体育の三育のバランス

が重要である C 高等教育機関である尾道大学における課外活動の文化的活動の一環である運

動部(スポーツ)活動はどのように発展したのであろうかc

尾道大学問学の 2001年4月には学友会運動部は存在していないc しかし、同一キャンパス

内に尾道大学と尾道短期大学が同じ校舎や運動施設を利用している状況が 1年間続く c学友会

運動部をみると、尾道短期大学問学年度 (2001年度)の運動部は、合気道部、テニス部、卓球部、

ダンス部、パスケットボール部、バドミントン部、パレ一部の 7部で、その内で対外試合及び

交流を実施した部は、合気道部(女子)、卓球部(女子)、パスケットボール部(男子)の 3部で

あった。 2001(平成 13)年度に関学した尾道大学草創期の課外活動(運動部)の発展課程や活

動をみることは、価値に値することである。運動部(同好会を含む)の創部時期は何年頃に集

中し、その運動種目、運動活動の現状や活動の中心人物、活動した運動部員など尾道大学草創

期における学生のスポーツ文化を留めておくことは、それが、 30年後、 50年後、 100年後に尾

道大学の学生スポーツの文化として残すことに意義があり、必要で且つ重要であると考える。

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2 各クラブの活動状況

(1 )運動部の創部時期について

2001 (平成 13)年 4月に開学する。尾道短期大学 2年生と尾道大学 1年生が同一キャン

パス内に於いて、尾道短期大学運動部は、合気道部、テニス部、卓球部、ダンス部、バスケ

ットボール部、バドミントン部、パレ一部の 7部が活動している。その部に尾道大学学生が

入部して、一緒に練習をする奇妙な現象がおきる。その際、当然年齢の高く、また先輩格の

尾道短期大学運動部が主将役や主務の役割を担っている。

表 1は、尾道短期大学最後の 2001(平成 13)年度運動部と、尾道大学運動部創部を示し

た表である O 尾道短期大学から尾道大学に引き継がれた部は 7部である o 2002 (平成 14)

年度になると、尾道短期大学生が卒業し尾道大学生のみとなる。学生は 1・2年生の同好の

志が同好会を立ち上げる。硬式野球rPJ好会、サッカ一同好会、ソフトテニス同好会、ソフト

ボール同好会、プットサル同好会、陸上競技同好会、アウトドア同好会が一斉に組織的な活

動へと展開するようになる。 2003(平成 15)年になると、硬式テニス部、バスケットボー

ル部、バレーボール部の 3部が男子、女子の部に独立する部となる。この現実は、テニスコ

ートは 2面で硬式テニス部と軟式テニス部の使用曜日と練習時間の調節する課題がおきる。

第 1体育館では、バスケットボール男・女子チーム、バレーボール部男・女子チーム、バド

ミントン部、ダンス部、フットサル部、剣道部、合気道部が練習に励み、体育館、テニスコ

ーチの練習の場の確保が各運動部の課題となる O その背景には、練習場所の確保のためにパ

レ一部やバスケットボール部は男子と女子部の独立にを独立するようになる。バレーボール

コートの半分で剣道部が 10名余り練習する光景で、事故が生じないように願う日々である。

剣道部、フットサルの創部は現実に 2002年度の中途からである。 2002年度に同好会が立ち

上がる現状がある。 2005年度には、同好会から運動部へと昇格し、組織的で、安定した運営

や活動が展開されてくる。表 1で 2009年度をみると、軟式野球部が同好会から部に昇格し

活動開始する。その反面、アウトドア部が廃部となる。尾道大学運動部の創部は 2002年度

に同好会として活動し、やがて部へ昇格して今日に至っている。(表 1)

(2)各運動部の活動と成績

ここでは、各運動部の活動の現実を具体的にみる O

①合気道部

2001 (平成 13)年度

合気道部は尾道短期大学合気道部に入部し活動をする。

2002 (平成 14)年度

2002年度尾道大学ホームページの活動計画は、秋季合同合宿 3月、さっき祭合気道演

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表 1 運動部の創部

尾道大学学友会資料より作成

2001 (平13)年4月 2002 (平14)年度 2005 (平17)年度 2009 (平21)年度尾道短期大学運動部 尾道大学運動部 尾道大学運動部 尾道大学運動部

合気道部 合気道部 合気道部 合気道部

2 剣道同好会 剣道部 剣道部

3 硬式テニス部 硬式テニス部 女子硬式ァニス部 女子硬式テニス部

4 男子硬式ァニス部 男子硬式ァニス部

5 硬式野球同好会 硬式野球部 硬式野球部

6 サッカー同好会 サッカ一部 サッカ一面目

7 ソフトァニス同好会 ソフトテニス部 ソフトテニス部

8 ソフトボール部 ソフトボール部

9 卓球部 卓球部 卓球部 卓球部

10 ダンス部 ダンス部 ダンス部 ダンス部

11 軟式野球部

12 バスケットボール部 バスケットボール部 男子バスケットボール部 男子バスケットボール部

13 女子バスケットボール部 女子バスケットボール部

14 バドミントン部 バドミントン部 バドミントン部 バドミントン部

15 バレーボール部 バレーボール部 女子バレーボール部 女子バレーボール部

16 男子バレーボール部 男子バレーボール部

17 ハンドボール部 ハンドボール部

18 フットサル同好会 フットサル フットサル

19 陸上競技同好会 陸上競技部 陸仁競技部

20 アウトドア同好会 アウトドア部 廃部

武会 5月、みはら宮浦公園、昇段審査 6月、福山市武道館、尾道地区演武大会7月、長者原

スポーツセンタ一、夏季合同合宿 8月、香川県小豆島(ますや)、三原地区演武会・錬成大

会 10月、(財)合気道備後支部学生部所属大学演武会見学若しくは賛助演武 11月、尾道大

学演武会学園祭当日尾道大学体育館の行事計画である O

2003 (平成 15)年度(主将西尾匡平)

2003年度尾道大学ホームページの活動計画 3) には、第 41回全日本合気道演武大会5月

(日本武道館)、全国学生合気道演武大会、中四国学生合気道演武大会、倉敷ふれあい合

気道演武大会、玉島道場合気道演武大会、総社道場合気道演武大会、三原合気道演武大

会、尾道市合気道連盟演武大会、春夏合同合宿(岡山県立大、岡山理科大、くらしき作

陽大など)の 9行事を予定している。

2004 (平成 16)年度(主将西尾匡平)

2004年度尾道大学ホームページの活動計画 4)に、合気道両備支部 35周年記念演武会、

第 42回全日本合気道演武大会 5月日本武道館、倉敷道場演武会 6月、学生部昇級審査

6月倉敷武道館、チボリ・カルチャーセンター演武会 6月、井原・笠岡道場演武会7月、

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社道場演武会 7月、尾道・三原地区合気道演武会 7月、 9大学夏季合同合宿 8月、道主

講習会9月の 10行事を計画している O

2005 (平成 17)年度(主将大塚裕之、副主将佐藤梨沙)

2005年度尾道大学ホームページの活動計画 5)に、尾三地区合気道演武会、夏季合宿、

中・四国学生合気道連盟演武会などが計画されている。第 43回全日本合気道演武大会

(11月日本武道館)に出場した演武者は、横川和也、中川幸浩、清水あさえ、中上純子

がpる。

2006年(平成 18年) (主将横川和也、副主将中Jrl幸浩)

福山市合気道演武大会 (6月福山市北部市民センター)の演武者は、横川和也、中川幸

浩、清水あさえ、中上純子、木織由美子、大村友裕、太田希、矢代有紀、奥田知桂、

岩本若菜上村麻梨絵が演武している。その他、第 44回全日本合気道演武大会、第 46

回全国学生合気道演武大会 (12月2日日本武道館)に横川和也、中川幸浩、太田希、

鈴木彩子、大村友裕、瓦家美貴が演武している。

尾道大学の 2007年度大学案内で主将の横川和也 6) は、毎週水曜日と金曜日の午後 4

時 30分から体育館で仲良く活動しています。合気道と聞くとあまりなじみもなく、難

しく感じるかもしれませんが大学に入ってから始めた人も多く、基礎から始めるので初

心者でも大丈夫です。主なイベントは、夏と春の合宿、 11月の学圏祭の普段の稽古の

結果を演武会という形で発表したりもします。 2005年 11月27日に日本武道館で行わ

れた、全日本学生合気道演武大会にも出場させていただきました。これには今年も参加

しようと考えています。部員一人一人が目標を持ち心身共に成長していける部です。尾

道大学に入学したら是非見学にきてください、と合気道の現状を語っている。

2007 (平成 19)年度(主将太田希、副主将大村友裕)

福山演武会 (7月8日駅家北部市民センター)に太田希、鈴木彩子、木村友裕、瓦谷

美由貴、河野恵美、末藤摩季、山下哲夫、山田拓哉、奥田友桂、岸本若菜、藤本菜美子、

矢代有紀、甲斐達也、高見祐輔、松下寛正、平田牧子が演武している。その他に全国合

気道演舞会、倉敷親子ふれあい演舞会、尾道・三原地区合気道演武大会、中国・四国学

生合気道演武大会、全国学生合気道演武大会、両備支部創立 40周年記念演武大会で演

武している。

2008 (平成 20)年度(主将瓦谷美由貴、副主将末藤摩季)

2008年度合気道部合同稽古 (4月26日倉敷武道館)で瓦谷美由貴、末藤摩季、奥田知

圭、岸本若菜、藤本菜美子、甲斐達也、小竹原慎司、酒井祐輔、松下寛正、原因牧子、

柴主税が演武している。その他に合気道合同稽古、合気道福山演武会、中国四国学生

連盟合同稽古、倉敷親子ふれあい合気道演武会、岡山市合気道演武大会、合気道部夏季

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合宿、第 16回尾三地区演武大会、本部合宿、合気道本部道場、中・四国学生合気道連

盟合同稽古、倉敷武道館、関西学生合気道連盟演武大会、中・四国学生合気道連盟演武

大会、井原道場演武会、昇段審査、全国学生合気道連盟演武大会の 15行事を消化して

いる。

2009 (平成 21)年度(主将山田拓哉、副主将奥田知佳)

合気道春季合同合宿 (3月18日から 22日白竜湖スポーツ村)で、福山市立短大の学生と

合同合宿をしている O 参加者は、 3年生 山田拓哉、奥田知佳、岸本若菜、藤本菜美子。

2年生 甲斐達也、高見祐輔、松下寛正、小竹原慎司、酒井佑輔、平田牧子である。合

気道部指導稽古・昇段審査の参加大学は、尾道大、岡山県大、岡山理大、吉備国大、就

実大・短期大、福山平大、福山女短大で、尾道大から 4年に山田拓哉、奥田知佳、藤本

菜美子 3年に甲斐達也、小竹原慎司、高見佑輔、松下寛正、平田牧子、 I年に喜来詩織、

横山しおりが参加している。その他に学生指導稽古、全日本合気道演武大会、福山市合

気道連盟演武大会、倉敷親子ふれあい演武大会に出演している。

②剣道部

2001 (平成 13)年度

平井大介は、一人で組織的な剣道同好会の創部を模索している。

2002 (平成 14)年度(主将、平井大介)

同好会が創設されれ 1年生に新入生が入部してくる。体育館に狭いバレーボールコート

半分の広さを確保して稽古が始まる O 剣道部参与に大学時代に経験者の倉田三郎教授

(3段)が就任する。

2003 (平成 15)年度(主将平井大介)

広島県剣道連盟、大学剣道連盟等に加盟し、対外的な大会に出場する。第 79回第 81回

広島県春季学生剣道大会 (6月15月広島修道大)は、団体戦予選 1回戦で尾道大(先

峯平井、次峯甲斐、五将小川、中堅山内、三将西田、副将高嶋、大将広畑)1-4

広島経済大、予選2回戦尾道大 3-2広島工大で 1勝 1敗の成績である O 第 57回広島

県女子学生剣道大会は、個人戦では、田辺美夜受(尾道大)Xーココ岡、塚本志乃(尾道

大)メメー中村、塚本志乃(尾道大) ドド塚原、井出土未波(車道大) メ山下の結果

である。大会に出場予定は、第 39回広島県剣道段別選子権大会、第 50田中四国学生剣

道選手権大会、第 30回中四国女子学生剣道選手権大会、第 80回広島県秋季学生剣道大

会、第 58回広島県女子学生剣道大会、第 23回中国四国学生剣道新人戦である。

2005年度尾道大学の大学案内で主将の平井大介 7) は、大学が 4年生になってからで

きた部で、当初は 6名で、の出発で、広島県学生剣道大会個人戦しか出場できない状態でし

た。 2003年から新人部員を迎え、中四国学生剣道大会へも出場できるように成りまし

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た。今年の目標は全日本学生剣道大会に出場することです。部員の中には初心者もいて、

段位取得に力を入れて頑張っている人や、昇段を目標に頑張っている人など、さまざま

なメンバーが一つになって頑張っています。尾道大学剣道部は、できたばかりの歴史の

浅いクラブです。これから自分たちの子で、すばらしい伝統あるクラブづくりを目標と

しています。このように記載している。

2004 (平成 16)年度(主将広畑武史、副主将塚本志乃・井子上未波、主務城山有紗・金

光綾)

倉田三郎教授の好意により松山大学と定期戦が始まる。 2台の自動車で松山大学におい

て、稽古、交流戦が行われる。尾道大学から倉田三郎教授と筆者が参加し、松山大学か

ら剣道部部長、青野晃治監督、剣道部たちの出迎えをいただく。尾道大学対松山大学定

期戦における、男子団体戦は、尾道大 2-3松山大2引分、尾道大 0-5松山大2引分、

尾道大 2-2松山大3引分、女子団体戦尾道大 0-4松山大 1引分、尾道大0-4松

山大 1引分の結果である。思いもしない大歓迎に感激して稽古に励む。学生達はしまな

み海道をわたてっての交流で満足して久山田の部室に戻る O 第 51田中四国学生剣道選

子権大会は、男子 1回戦 平井、高嶋、広畑、西国が出場している。また、第 36回中

四国女子学生剣道選手権大会、第 81回広島県春季学生剣道大会は、尾道大学創立以来

運動部初入賞第 3位の成績を残す。第四回広島県女子学生剣道大会で(個人戦)1回

戦 井手上(尾道大)は、準々決勝まで勝ち進み 8位入賞する O 第 40回広島県剣道段

別選手権大会は、参段の部において、西田昌弘(経情 2年)8位入賞する。第 51回中

四国学生剣道優勝大会、第 31回中岡田女子学生剣道優勝大会に出場する。

2005 (平成 17)年度(主将西田昌弘、副主将高嶋勇希)

第2回松山大学定期戦 (5fj 2日松山大武道館)では、男子団体戦は尾道大 0-5松山

大、女子団体戦は尾道大 0-10松山大の結果である。 3大学対抗戦 (5月4日広島修

道大)男子団体は、尾道大4-1福山平成大、尾道大 2-5福山平成大、尾道大 4-3

広島修道大、尾道大 4-1広島修道大、女子団体は、尾道大・福山平成大 0-3広島修

道大、尾道大 0-3福山平成である c 第 52田中・四国学生剣道選手権大会、第 83回広

島県学生剣道選子権大会は、準決勝において尾道大 2-5広島大で負けはしたが、 2年

連続3位の結果を残す。第 84回広島県秋季学生剣道大会において、西国はベスト 8位

の結果を残す。第 61回広島県女子学生剣道選子権大会、広島県剣道段別選手権大会、

第 35回広島県女子剣道段別選手権大会に出場する。

2006 (平成 18)年度(主将填鍋豊、副主将稲熊浩司主務城山有紗)

交流戦から始まり (5月広島修道大学)男子団体戦は、尾道大 1-1広島修大B、尾道

大 2-3広島国、尾道大 1-2広島修大 A、尾道大 2-3近畿工学 A、尾道大 3-2

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広大医学部である。女子試合は、長友、田辺が出場している。 3回松山大剣道部定期戦

(6月10日松山大学武道館)男子は、尾道大 O勝一 2敗 1引分、女子は、尾道大O勝一

2敗-0引分である C 中国四国学生剣道新人戦大会に女子団体戦 1回戦は、尾道大学

(小笠、渡辺、山田)3 -0下関市立大 女子団体戦 2回戦は、尾道大学 1-0愛媛大

A女子団体戦3回戦は、尾道大学 0-1愛媛女子短大の結果である。

2007 (平成 19)年度(主将松下峻)

2008 (平成 20)年度(主将玉井武士)

この年に対外試合が復活する。第 55同中国四国学生剣道選手権大会(伊予市民体育館 5

月18日)において、 1回戦 玉井武士(尾道大)0 -1メ河野が出場する。第 40回中国

四国女子学生剣道選手権大会(伊予市民体育館 5月 18日)において、 1回戦渡遁(尾

道大)メ・コ 2-0宮本、 2回戦渡遁(尾道大)0 -1メ森園の出場結果である。

2009 (平成 21)年度(男子主将渡辺寛高、女子主将細川純、主務細川純)

2009年度中国四国学生剣道選手権大会 (5月 16日高松市総合体育館)男子は、玉井武

士、渡辺寛高、藤原健一、女子は、渡遺住子、中内みどり、細川純が出場している O

その他に第 3回広島県学生剣道大会 (6月14日広島工業大学体育館)男子の部 7人制

1回戦尾道大(玉井武士、上回拓、渡辺寛高、中野慎也、藤原健一、原田勇人) 0 -5

広島大である。女子の部 3人制 1回戦は、尾道大 A(中内みどり、田尾まり、細川純)

1-2広島国大、尾道大B (定平真実、上田球乃、谷本友香)1-2安田女大の結果で、

2チームが出場している。その他に第 56回中国四国学生剣道優勝大会、第 29回中国四

国学生剣道新人大会に出場している ο

③硬式テニス部

2001 (平成 13)年度 尾道短期大学と合同練習する。

2002 (平成 14)年度(主将丹下裕香)

2003 (平成 15)年度(主将丹下裕香)

尾道短期大学時代から寺柚教授の熱意ある指導により岡山学院大学定期戦を実施されて

いた。その流れの中で尾道大学になっても岡山学院大学定期戦(6月14日岡山学院大学)

が行われている。男子ダブルスは、尾道大(西迫義明・森川寛登、今給祭政則・多久和敦、

田中康義)1 -2岡山学院大。女子ダブルスは、尾道大(丹下裕香・小山未倫、岡田虞

知・池田、西庄・最)2-1岡山学院大の結果である。平成 15年度広島県学生庭球選手権

大会が開催され、公式戦初出場である。男子シングルス選手は、森川寛登、西迫義明、今

給豪政則、田中康義、多久和敦、茶川幸太、坂本宗、女子シングルス選手は、丹下裕香、

岡国民知が出場している。丹下裕香はセットを取るが、岡田虞知は惨敗してテニス部員

にその無念さを隠し切れなかった。その後、岡田虞知の姿がテニスコートに常に見られ、

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尾道大学草創期における運動部の発展について 257

練習を重ね試合に勝つようになる。岡田虞知の姿をみる後輩は手本となる。

2004 (平成 16)年度(男子主将今給禁政則女子主将丹下裕香)

平成 16年度中・四国学生テニス新進トーナメント大会 (10月備前コート他)に出場す

る。男子選手は、橋口、芥川、田中、早坂、尾上、森川である O 女子選手は、小山未倫、

末田歩、藤田佳奈子である。その他、平成 16年度広島県学生庭球王座決定戦、中国テ

ニストーナメント大会、平成 16年度広島県学生テニス大会、平成 16年度中・四国学生

テニス選手権大会、平成 16年度尾道大学対岡山学院大学定期戦に出場する。

2005年度尾道大学の大学案内において、女子主将の丹下裕香S)は、硬式テニス部は、

広島県学生テニス連盟と中四国テニス連盟に加入しています。大会にむけて週3-4回

が合同練習日、他は個人練習日として活動しています。また、他大学と年 5回程度交流

試合を行い、交流を深めています。良きライバルを得て、より一層日々の練習に力が入

ります。さらに、春と夏に小豆島で2泊 3日の強化練習を実施し、充実したサークル活

動になるようこころがけています。部員一同一人が目標に向かつて練習をしているので、

いい経験になることは間違いありません。練習の最後に部員全員で円陣を組み“ファイ

トー・オー"と叫んでもませんか、と入部を呼びかけている。

2005 (平成 17)年度(男子主将田中靖昌、主務多久和敦、女子主将小山未倫、主務巌

鮎美)

平成 17年度学生庭球王座決定戦大会 (10月14- 16日広島大学テニスコート)におい

て、男子 1回戦は、尾道大(服部、早坂、田中、橋口、今川、石原)7 -2福山平成大、

準決勝尾道 5-4広島県立大に勝利する。男子決勝では、尾道大 1-8広島国際大で

残念ながら優勝を逃し、尾道大準優勝となる。女子 1回戦は、尾道大(小山、末田、西

岡)3 - 0福山大に勝ち、女子 2回戦尾道大 4-1広島大歯学部に勝利し、 3部優勝を

果たし 2部昇格決定が決まる。その他、平成 17年度春季中四国学生テニス選手権大会、

乎成 17年度広島県学生庭球選手権大会、 2005年度夏季中四国学生テニス選手権大会、

平成 17年度中四国学生テニス新進トーナメント大会、平成 17年度広島県学生庭球新人

戦に出場する。また、交流戦は、福山大、広島国際大、岡山学院大と熱戦を展開する。

2006 (平成 18)年度(男子主将早坂哲耶、主務服部匡浩、女子主将末田歩、女子主務

長野美沙、会計進藤亜耶)

平成 18年度春季中国四国学生テニス選手権大会 (6月17から 21日広島広域公園テニ

スコート他)に出場する。男子は、早坂、高橋、浜田、今川、虞本、畠舘、橋口、神原、

青野、尾上、石原、服部、高橋、千田が出場する。女子は末田、平田、進藤、長野、

西岡、竹下、平木、横儀が出場する O その他の大会出場は、平成 18年度広島県学生庭

球選子権大会、平成 18年度全日本大学対抗テニス王座決定試合中国四国大会男子にお

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258 Vol. 10 No.l

いては 5部 5位である。また、女子も 5部 5位に終わる。 2006年中国四国学生テニス

選子権大会夏季大会、平成 18年度広島県学生庭球新人戦出場、平成 18年度中国四国学

生テニス新進トーナメント大会出場に出場する。交流戦は、広島国際大、福山平成大、

広大医学部戦をしている。

2007 (平成 19)年度(男子主将石原裕太郎、主務千田竜也、女子主将西岡みなみ、主務

横儀弥生、会計竹下愛恵)

広島県学生庭球王座決定戦 1部.2部大学入替え戦 (4月28日びんご運動公園)にお

いて尾道大 2-3広島修大に負け 2部残留が決定する O 平成 19年度全日本大学対抗テ

ニス王座決定戦中四国地区大会は、 2同戦から尾道大 4-5高知工科大で終わる。平成

19年度広島県学生庭球王座決定戦は、団体戦女子 2部において広島大歯学部、広島市

立大、広島文教女子大に勝ち 2部優勝し、 1部昇格が決定する。その他に平成 19年度

春季中国四国学生テニス選手権大会(男子、女子)、平 19年第 22回トーク杯シングル

テニス大会、平成 19年度広島県学生庭球選手権大会、平成 19年度夏期中国四国学生テ

ニス選手権大会(男子、女子)、 19年度夏期中国四国学生テニス選子権大会、全日本大

学対抗テニス王座決定中四国地区大会、 11回ハイパーカップミックスダブルステニス

大会、平成 19年度広島県学生庭球新人戦、平成 19年度中四国学生テニス新進トーナメ

ント大会(男了、女子)、平成 19年度中国四国学生テニス新進トーナメント大会、平成

19年度広島県学生庭球王座決定戦に出場する。交流戦は広島大歯学部としている O

2008 (平成 20)年度(男子主将守谷浩一郎、副主将大竹浩平、女子主将漬下衣里、副主

将保子漬絵梨子)

平成 20年度広島県学生庭球テニス選子権大会(女子) (9月22-23日広島大学)女子

シングルス 1回戦西岡みなみ(尾道大)8-4三反田、漬下衣里(尾道大)7 -9長田、

女子シングルス 2回戦丙伺みなみ(尾道大)8 -4大森、女子シングルス 3回戦西

岡みなみ(尾道大)3 -8伊藤で西岡みなみはベスト 8まで進む。予女子ダブルスに中

野・中島(尾道大)、西岡・漬下(尾道大)、準決勝は西岡・漬下(尾道大)0 - 2田

中・岩坂に惜しくも 3位となる。また、平成 20年度広島県学生庭球選手権大会(男子)

で石原・守谷(尾道大)はベスト 16位まで進む。その他の平成 20年度中国四国学生テ

ニス選手権大会、平成 20年度春季中四国学生テニス選子権大会、平成 20年度日本大学

対抗王座決定試合中・四国地区大会、平成 20年度夏季中四国学生テニス選子権大会、

平成 20年度全日本大学対抗王座決定試合中四国大会女子、平成 20年度夏期中国四国学

生テニス選手権大会、平成 19年度中国四国学生テニス新進トーナメント大会、第 33回

トークス杯ダブルステニス大会、 2008年度冬季中四国学生テニス選子権大会、平成 20

年度広島県学生庭球王座決定戦、ラ主流戦は広島大学歯学部としている o 2008年度は 13

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尾道大学草創期における運動部の発展について 259

大会を消化している。

2009 (平成 21)年度(男子主将守谷浩一郎、副主将大竹浩平、女子主将漬下衣里、副主

将保子漬絵梨子)

2009春季中・四国学生テニス選手権大会 (6月13~ 16日広島大学テニスコート)に佐

野、竹内、吉岡、桃谷、守屋、野原、川崎、広中、高森、森谷が出場する O 女子ダブルス 1

回戦草薙・中野(尾道大)0 -8内田・畠中、山崎由貴(尾道大)3 -8横田、中島有加

(尾道大)3 -8高野、白川愛(尾道大)0 -8三島である O その他、第 10回広島大学オ

ープンテニス大会、尾道市テニス団体対抗戦、 2009広島県学生テニス選子権大会、 2009

中四国学生テニス選手権大会、 2009尾道市秋季ダブルステニス大会、 2009福山市長ダブ

ルステニス大会、尾道大学対福山大学交流戦、平成 21年度中国四国学生テニス新進トー

ナメント大会、第 35回トーク杯ダブルステニス大会に参加している。

④硬式野球部

2002 (平成 14)年度

尾道市出身の津田篤、藤川昭、福山出身の糸瀬充弘たちが中心となり硬式野球部同好

会創部に奮闘する O 部長に刈山和俊教授が就任する。刈山和俊教授は、当時少年野球の

コーチをしており、野球に深い知識と経験がある。今日においても中国地区大学野球春

季・秋季リーグ戦に足を運ばれ応援、激励している υ 当時の練習場所は、 D棟南グラン

ドの狭い場所でキャッチボール、 トスパッティング程度しかできない状況である。

2003 (平成 15)年度(主将津田篤、主務藤川昭、マネージャー村上雄美)

交流戦は、広島国際大、岡山県立大と行っている。練習場所は、 D棟南グランドから正

門前グランドに(旧久山田市営住宅跡地、現テニスコート)に移動するが、狭くてパッ

ティング練習は不可能でシートノック程度の練習である。

2004 (平成 16)年度(主将木藤亮太、主務藤川昭、マネージャー村上雄美)

2004年度に中国学生野球連盟に加入する、平成 16年度中園地区大学野球春季3部リー

グ戦 (4~ 6月倉敷マスカット補助球場他)で、行っている。尾道大 4-7岡山県立大、

尾道大 7-12岡山県立大、尾道大 1-7島根県立大、尾道大 3-6島根県立大、尾道

大 3-5広島国際大、尾道大 2-4広島国際大、尾道大 6-5倉敷芸術大、尾道大学

13 -10倉敷芸術大、尾道大 9-6比治山大、尾道大学 7-5比治山大で4勝 6敗の 3

部4位である。中国地区大学野球新人大会は、尾道大 0-7東亜大で敗退する。また、

平成 16年度中国地区大学野球秋季 3部リーグ戦の結果は 2勝 8散の 3部 5位である。

交流戦は、呉大、岡山県立大、倉敷芸大、国際大呉である。

2005 (平成 17)年度(主将木藤亮太、主務田畑光章、マネージャー小倉早織、小川真央、

木村良子、大道絵里、菅友里恵)

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260 Vol. lO No.l

平成 17年度中園地区大学野球春季4部リーグ戦は、尾道大 5-1広島国際大呉、尾道

大 1-8広島国際大呉、尾道大 4-1呉大、尾道大 8-4呉大の 4部3勝 1敗である。

首位決定戦は尾道大 5-4広島国際大呉で 4部優勝が決定する。 2005年度中国地区春

季3・4部入れ替え戦は、尾道大 1-2比治山大、尾道大 4-9比治山大で4部残留が

決定する。平成 17年度中園地区大学野球秋季4部リーグ戦は、尾道大 8-1呉大、尾

道大 3-1呉大、尾道大 4-1広島国捺大呉、 尾道大 7-4広島国際大呉である。平

成 17年度中園地区大学野球秋季 4部リーグ戦優勝決定戦は、尾道大 4-5呉大、尾道

大 3-1広島国捺大呉の 2勝 O敗 4部優勝である。また、平成 17年度中園地区大学野

球秋季3・4部リーグ入れ替え戦では、 4部残留決定が決定する。交流戦は、広島国際

大呉、呉大、倉敷芸術科大である。

2006年度尾道大学の大学案内で主将の木藤亮太 9) は、 2004年の春に中国地区大学野

球連盟に加入しました。春・秋リーグで優勝し、 2部そして 1部昇格を目標に、限られ

た場所、限られた時間の中で、日々練習に励んでいます。部員は野球経験者から初心者

までいますが、個々の目標そしてチーム勝利のため、一丸となって頑張っています。大

学のグランドでは、盗塁やパントなどの基本的な練習の中で、とこに守備に重点を置い

た練習をしています。月に 2回のしまなみ球場を使用した練習では、ケースノックや連

携プレイなど試合形式の練習を行い、日頃大学のグランドでは練習を行い、更なるレベ

ルアップを目指しています、と語っている。

2006 (平成 18)年度(主将輿栢進、副主将丹羽ー志、主務山下由晃、マネージャー小

倉早織、小川真央、木村良子、大道絵里、管友里恵、白野桂、片山美賀子)

中国地区大学野球春期四部リーグ戦は、尾道大 2-4呉大学、尾道大 1-3広国大呉、

尾道大 1-1広国大呉(延長 12回引分)である。 2006年中園地区学生野球新人戦は、

尾道大 2-7倉敷芸術科大で敗北する O また、中国地区大学野球春季リーグ戦は、尾道

大 3-0広国大呉、尾道大 3-4広国大呉、尾道大 4-3呉大学である O なお、交流戦

は、岡山県大、広国大呉、呉大、比治山大、倉敷芸術科大である。 2006年度は選手不

足のために杉原圭売(ソフト部)の応援(打順3番)がある O

2007 (平成 19)年度(主将棚原義貴、主務辻本昌士、副主務吉川和範、マネージャー

小倉早織、小川真央、木村良子、大道絵里、菅友里恵、城野桂、片山美賀子)

中国地区大学野球春期四部リーグ戦 4部の結果は、尾道大 4-3広国大呉、尾道大

8-6広国大呉、尾道大 6-8比治山大学、尾道大 5-3比治山大で優勝 (3勝 1負)

し、 3部昇格決定が決定する。 2007年中国地区学生野球新人戦は、尾道大 2-9東亜大

学に負ける。中園地区大学野球秋季リーグ戦 3部は、 3勝 5敗の 4位である。交流戦は、

岡山県立大、呉大、広島国大、岡山県大、岡山理科大である。 4年生の送別試合は、

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尾道大学草創期における運動部の発展について 261

1 . 2年生 3-1引退学生 (3・4年生)の結果である。

2008 (平成 20)年度(主将中山功貴、副主将永瀬伸浩、主務長谷川達也、マネージャー

大道絵里、管友利恵、分凹真樹、黒木美樹、西村みのり)

2008中園地区大学野球春期四部リーグ戦 3部の結果は、尾道大 0-10鳥取大、尾道大

O一 7鳥取大、尾道大 1-3岡山県大、尾道大 0-7岡山県大、尾道大 2-2島根県立

大(延長 12回引き分け)、尾道大 4-9島根県立大である。 3・4部入れ替え戦は、尾

道大 4-11環太平大、尾道大 0-1環太平大である。

2007年 3月末日で久山田小学校は、栗原小学校と統合し廃校となる O その跡地を尾道

大学が活用することになり、運動場は体育授業、硬式野球部、サッカ一部練習場となる。

2008年の夏に運動場の整備が行われることになり、野球部員から松浦泰次郎学長あてに

ホームベース上に三角形のネットを設置してほしいと下記のように陳情書が提出される。

尾道大学松浦学長様

私たち尾道大学硬式野球部はこの度、小学校の工事の際にグランドのホームベース上

に三角形のネットを付けていただくようにお願いしたいと思います。理由は他の大学は

専用球場があり、毎日十分な練習を行いリーグ戦や新人戦に臨んで、います。しかし、私

たちは専用球場やグランドがなく、サッカ一部、陸上競技部など他の部活動と共有して

いるため、十分な練習ができていません。また、ネットがないためボールがグランドの

外に出てなくなり、その度にボールを買いたしています。そのような現状で思いきって

パッテインクゃ練習やバンド練習、ノックでフライの練習が出来ないのが現状です。今季

4部で優勝し、次回から 3部リーグの試合があります。スピード感、パワーなど野球の

レベルも上がっています。その中で戦っていくためにも、今までよりも練習の質・レベ

ルも上げなければ成りません。

私たちは、今回の優勝で今までより自信を持つ事が出来ました。その自信を勝てに 2

部リーグ昇格を目指して、野球のレベルだけでなく、野球を通して人間性の質・レベル

も上げていくように行動していくことを目標に練習に取り組んでいこうと思っていま

す。ネットが設置されることにより、今まで練習できなかったパッテイング練習や攻撃

面での実践練習ができるので確実に、今までとは違った野球をすることができ、少なか

らず以前よりチーム力があがると思います。守備面でもバッタ一、ランナーを付けて、

エンドランの練習を含めた実践的な練習も行うことができます。金銭的な問題もあると

思いますが、ネットの設置をしていただけるよう、よろしくお願いいたします。

野球部監督大石健太印

野球部主将中山弘紀印

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262 Vol. 10 No. 1

陳情書の提出者は、野球部監督大石健太(野球部員)、野球部主将中山成紀である。や

がて秋にパックネット上に三角形のネットが設置され、その費用は約 400万円である。

2008年度中園地区大学野球秋季3部リーグ戦は、島根県大、呉大学、鳥取大、鳥取大、

山口福文化大と対戦し 8連敗である。中国地区大学野球秋季は 3部残留決定する。岡山

県大の交流戦で打順は、 1番坂本、 2番永瀬、 3番宗、 4番古川、 5番中山、 6番竹本、

7番高榎、 8番長谷川・岡本、 9番小西、投手宗・長谷川・中山、捕子古川である。

また、交流戦は、岡山用科大、広国際大、岡山県大、鳥取大である。なお、 2008年中

国地区学生野球新人戦は、尾道大 0-10東亜大 (5回コールドゲーム)で負ける。

2009 (平成 21)年度(主将竹本龍、主務三田村達也、マネージャー西村みのり、加藤

彩、岩田絵里子)

2009年中国大学野球春季 3部リーグ戦の成績は、倉敷芸大、広島文化学園大、島根県

立大、鳥取大の 4勝 4敗で 4位である O なお、 3部秋季リーグ戦結果は、 2勝 6敗で 5

位である。交流戦は、岡山県立大、広国大呉、吉備国際大、島根県立大、倉敷芸術科学

大、岡山理科大である。また、尾道大 5-3開山理科大学戦の守備は、投子宗・土井、

捕手三田村、 1塁高榎、 2塁坂本一、 3塁竹本、遊撃溜谷、左翼坂本竜、

中堅土井・宗、左翼 中村である。卒業牛.と在学生との交流戦は 3月に尾道大学グラ

ンドで実施している。

⑤サッカ一部

2002 (平成 14)年度(主将矢野彬)

棟宵場は、 D棟南側で野球部等の日替わり締官し、広島県学生サッカ一連盟に加入する。

大会プログラムから対戦大学をみると、広島市立大、広島県立福祉大、広島国際学院大、

比治山大、広島大歯学部、近畿大工学部、海上保安大学校、広島県立大(リーグ戦最後

の試合で初勝利をあげる)である。主将矢野彬 (FW)、千秋雄売 (GK)、西迫義朗

(DF)、迫田和貴 (DF)、安藤隆文 (MF)、藤本岳 (MF)、太田桂一 (DF)、佐藤淳一郎

(MF)、小川真弘 (DF)、小田祥太 (MF)森山涼太 (MF)、材、野高広 (DF)、二三苫和也

(MF)、市川裕二 (DF)、花崎 f$;(MF) となっている。

2003 (半成 15)年度(主将矢野彬)

2003年度広島県学生サッカーリーグ戦 2部の対戦相手、近畿大、呉高専、広島国際学

院大、呉大、海上保安大、広島県福祉大、広大歯学部、比治山大、広島県立大である。

2004 (平成 16)年度(主将小田祥太)

始めて全広島大学選子権大会兼天皇杯広島予選会に出場する。 4月に広島市立大で開催

され尾道大 1-3呉大に敗北する o 2004年度広島県学生サッカーリーグ戦 2部の成績

は、尾道大 0-2呉大、尾道大 2-2近畿大工学部、尾道大 2-2広島国際大、尾道大

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尾道大学草創期における運動部の発展について 263

2-1呉高専、尾道大 3-2海上保安大校、尾道大学 3-2広島大菌学部、尾道大 2-

2比治山大、尾道大 2-3県保福大、尾道大 3-3広県立大で 5位である。交流戦は、

近畿大、尾道医師会としている。

2005 (平成 17)年度(主将山崎友裕、佐藤俊裕、主務林淳志、マネージャー石井詞子、

三木芳恵)

2005年度広島県大学サッカーリーグ戦2部は、尾道大 0-1県広大三原、尾道大 0-2

比治山大、尾道大 3-2呉高専、尾道大 1-4県広大庄原、尾道大 2-2広島国際大呉、

尾道大 3-0海上保安大、尾道大 1-2広島市大、尾道大 3-1広大歯学部、尾道大

5-0広島国際学院大、尾道大 1-2近畿大工学部に結果で 4勝 5敗 1引き分け 6位と

なる。

正門前の旧久山田市営住宅跡地のグランド(尾道大学正門のテニスコート)は、硬式野

球部、サッカ一部の練習場で共有していた。山から取り出したまさ土を利用している。

サッカ一部は、グランド整備の陳情を松浦泰次郎学長へ下記のように陳情しているして

いる。

2005年 7月20日

尾道大学学長線

グランドの土の補充について(お願い)

尾道大学学友会サッカ一部主将佐藤俊裕

サッカ一部は、野球部、陸上競技部の 3部でグランドを利用していますc グランドの

土に小石が多くて十分な練習ができずにいます。小石を取っていますが、雨が降ると表

面の f:が流されてしまい、小石が表面に再度出てきます。グランドの土の質が悪いため

です。サッカ一部は火・木・土・日の週4回練習をしています。現在、広島県学生サッ

カ一連盟に登録し練習に積極的なプレーができず負傷する少なくなく、練習に集中でき

る環境にしていただきたいものです。あらためてグランドに土の補充をお願いします。

サッカ一部参与平松携印

この要望書が提出された 2006年の春にグランドに士の補充が行われ、グランドの表面は整

備された。

学生のスポーツ活動で対外試合は、広島市中心であることから練習に刺激をと思い、格

上の広島大学サッカ一部の門を筆者がたたいた。第 1回広島大学対校戦は、 1試合 30

分ゲームで結果は、尾道大 0-1広島大、尾道大 0-1広島大、尾道大 0-0広島大、

尾道大 0-2広島大で実力差はかなりある。尾道社会人サッカーリーグ戦は 4勝 6敗で

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264 Vol. 10 NO.l

ある。交流戦は、 24試合を消化している。

2006 (平成 18)年度(主将水野悦孝、副主将竹下満教、主務椋野寛基、マネージャー

石井詞子、三木芳恵、 JII畑、高脇、森垣、脇坂、本山、本多、伊藤、松岡、中内)

2006年度広島県大学サヅカーリーグ戦2部の結果は、尾道大 4-0比治山大、尾道大

2-4近大工部、尾道大 6-0海上保大、尾道大 1-2広島工大、尾道大 2-2国際大

呉、尾道大 3-1広国学院、尾道大 2-0呉大の 4勝 2敗 1引分せある。第 2回広島大

学対校戦は、尾道大 0-1広島大、尾道大 0-2広島大、尾道大 0-0広島大、尾道大

0-1広島大である。尾道社会人サッカーリーグ戦は 4勝 3敗である。 06カレッジサッ

カーリーグは、尾道大 0-0岡山大 (PK戦 4-2)、尾道大 0-0香川大 (PK戦 1

3) である O

2007 (平成 19)年度(主将竹下満教、副主将谷本義樹、平上翼、主務椋野寛基、マネ

ージャーJlI畑かおり、本山梨恵、山口佳恵、本多美菜実、中内みどり)

2007年度広島県サッカー選子権大会 (4月15日広島市立大学)は、尾道大 1-8広島

工大である。 2007年度広島県大学サッカーリーグ戦 2部 (5-10月近畿大学グランド

他)は、尾道大 3-1海上保安大学、尾道大 2-1県立大三原キャンパス、尾道大

3-2広島市立大、尾道大 1-1呉高専、尾道大 3-0広大歯学部、尾道大 1-0比治

山大、尾道大 1-2近大工部、尾道大 1-1広国学大で 6勝 1敗 l引分準優勝で最も

優秀な成績を残す。 2008広島県サッカー選手権大会は近大工学に負ける O 第3回尾道

大学対広島大学対校戦は、尾道大 0-2広島大、尾道大 0-4広島大、尾道大 2-0広

島大である。その他の大会出場は、 LAKEBIWA & MIMASAKA Exciting Soccer

Toumam巴ntに出場する。交流戦は、就実大と対戦する O

2008年の大学案内でサッカ一部主将の竹下満教 10) は、サッカ一部の意気込みを次の

ように述べている。サッカ一部は 25名、マネージャー 7名で週4国の学校前のグラン

ドで練習しています。あまりグランドが広くないので試合形式の練習はできませんが、

基礎練習から始まり、 1対 1の練習やシュート練習を中心に普段は個人の技術向上を目

的とした練習を行っています。今年は天皇杯予選を控えているので、フォメーション練

習も行い、チーム意識の統一に努め 1日の練習の最後にはまとめとして、毎日ミニゲー

ムをしています。現在、私たちは広島県学生リーグに参加しており、昨年度成績は4位、

天皇杯出場権を獲得しました。来年度は 1位になることを目標に、その延長として中国

地区学生リーグへの昇格を目指して、日々頑張っております。

2008 (平成 20)年度(主将大野智章、主務本由美菜実、マネージャー川畑かおり、本山

梨恵、山口佳恵、中内みどり)

2008年度広島県サッカー選手権大会 (3月30日広島市立大)は、尾道大 0-4近畿大

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尾道大学草創期における運動部の発展について 265

工学である o 2008年度広島県大学サッカーリーグ戦2部は、尾道大 0-1広県大三原、

尾道大 0-0海上保安大学校、尾道大 1-0広大歯学部、尾道大 1-2呉高専校、尾道

大 5-0広島市大、尾道大 0-1近大工大、尾道大?一?広島県大である。第 4回尾道

大対広島大対校戦(12月 1日広島大学グランド)は、尾道大 0-2広島大、尾道大

0-4広島大、尾道大 0-2広島大である O

2009 (平成 21)年度(主将大野智章、主務小倉周作、マネージャー小西あゆみ、岡田阿

耶香、小野みずき、中西夕美子、灰原朋香、保岡小百合、山崎絢)

2009年広島県大学サッカーリーグ戦は、尾道大 0-3広島県立広島大、尾道大 1-1

広島市大、尾道大 0-2広大歯学部、尾道大 0-6広県立三原、尾道大 2-0海上保安

大学校の結果である O 対海上保安大学校に出場者は、畦坪克年、大野智章、小倉周作、

笹川彰宏、国重亮太、沖良介、岡地光介、小田雅俊、小野和章、甲斐昭平、佐々木崇

行、二木大志、松下尚祐、三島凌、森岡完太、山野真ーである。第 5回広島大対校戦

は、 l試合の 30分のグランドルールの試合結果は、尾道大 0-1広島大、尾道大 2-1

広島大、尾道大 0-2広島大で総合得点尾道大 2-4広島大で広島大学から得点を取っ

た記念する試合である。

⑥ソフトテニス部

2003 (平成 15)年度

週 1回の練習は楽しく汗を流す。来年は、学生連盟に加入予定です 3)

2004 (平成 16)年度(主将片山怜奈副主将北原悟、主務山本知恵)

主将の片山怜奈は、前年度までの楽しみ志向から競技志向へと部員を導いてLミく。念願

の全日本学生ソフトテニス連盟加入名簿に次の氏名がある。主将片山怜奈、黒木幸司、

米谷文孝、金龍一、花田武昭、林原周平、原恥利、三宅克尚、矢野圭裕、佐藤芳美、

阿部清香、松本美穂、三上希、安信由美紀の 14名である O 公式戦初試合は、平成 16

年度広島県ソフトテニス知事杯大会 (8月広島経済大学)に出場する O 米谷・黒木は

(定道大) 1-4で敗北する。平成 16年度広島県学生ソフトテニス新人大会 (10月広

島経済大学)の出場者は、男子 1回戦金・原(尾道大)不戦勝、米谷・黒木(尾道大)

1-4渡辺・水戸組、矢野・林原(尾道大)0 - 4田村・清水、花田・三宅(尾道大)

0-4二川・長谷部、男子 2回戦米谷・黒木(尾道大)0 -4種・石徳、女子 1回戦佐

藤・片山(尾道大)4 -2田辺・天野、三上・松本(尾道大)4 -2森田・瀧迫、阿

部・安信(尾道大)1 -4車塚・苗村、女子 2回戦佐藤・片山(尾道大)1-4野田・

白木、三上・松本(尾道大) 1 -4土生・松浦で、男子、女子とも 2回戦まで勝ち進

む。

2005 (平成 17)年度(主将片山怜奈)

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266 Vol. 10 NO.l

平成 17年度広島県知事杯ソフトテニス選子権大会 (6月5日 広島経済大学)に出場

し結果は、 1回戦 樫本・原(尾道大)4-2畠中・清原、矢野・杉原(尾道大)0 -4

山本・大戸、 2回戦樫本・原(尾道大)1 -4二川・妹尾である。

2006 (平成 18)年度(主将原聡利 主務萩原直美)

平成 18年度広島県知事杯ソフトテニス選手権大会 (6月4R 広島修道大学)男子は

梶原・柏原、松崎・藤村、兼重・井上、村上・堀田が出場する。女子は、萩原・岩本、

藤田・堀川が出場し、藤田・堀川ベスト 16位である。その他の第 32回小野杯ソフトテ

ニス大会、平成 18年度西日本学生対抗ソフトテニス選手権大会、平成 18年度西日本学

生ソフトテニス選手権大会、第 31回尾道市長&議長杯ソフトテニス大会、第 32回会長

杯ソフトテニス大会、平成 18年度広島県学生ソフトテニス秋季大学対抗戦大会の多く

の大会で成績を残す。

2007 (平成 19)年度(主将萩原直子、副主将樫本貴弘)

平成 19年度広島県知事杯ソフトテニス選手権大会 (6月3日 広島修道大学)に男子

は、樫本・藤川、松崎・藤村、合田・柏原、野村・亀井が出場する。女子は、 津田・

迫田、萩原・市山が出場する。第 51回中国学生ソフトテニス優勝大会 (5月4日福山

市竹ガ端運動公園)で男子は、樫本・藤川が出場し、女子は萩原・市山が出場するが 2

回戦で敗退する υ その他、第 9回 OSTAソフトテニス大会、第 18回上野杯ソフトテニ

ス大会、第 32田市長議長杯ソフトテニス大会に出場する O

2008 (平成 20)年度(主将藤川暢弘、副主将藤村理弘、会計市山朋枝)

平成 20年度西日本ソフトテニス遺子権大会 (7月 4-7日 徳島県大神子テニスセン

ター)に出場する。団体戦は、尾道大 0-3大阪教育大に敗北する。男子個人戦では、

松崎・藤村、樫本・藤}I¥、野村・岡田、合田・柏原、赤堀・亀井が出場する。女子団体

戦は尾道大 1-2兵庫県立大東学舎に敗れる。女子個人戦は湾問・市山、三石・俵屋が

出場する。また、第 58回中国学生ソフトテニス選手権大会、第 54画中・四国学生ソフ

トテニス選子権大会、 08三原市ファミリーミックスソフトテニス大会、第 32小林和作

杯ソフトテニス大会、第 8回中国オープンソフトテニス大会の大会に出場する。

2009 (平成 21)年度(主将野村敏之、会計津田光和)

平成 21年度広島県ソフトテニス春季大学対抗戦 (3月28・29日広島市修道大学テニ

スコート)に出場する。その結果は、リーグ戦男子 野村・藤JII、赤堀・竹田(尾道大)

0-2福山、野村・藤川、赤堀・竹田、赤堀・竹田(尾道大)1-2広島修大、赤堀・

竹田、野村・藤川(尾道大)0 -2広島経済大、女子リーグ戦 津田・迫田(尾道大)

0-1福山平成大、津田・迫田、津田、迫田(尾道大)1-2広島修道大の結果である O

その他、第 35回小野杯ソフトテニス大会、平成 21年度広島県知事杯学生ソフトテニス

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尾道大学草車rj期における運動部の発展について 267

選手権大会、平成 21年度西日本ソフトテニス選手権大会、 31回OSTAソフトテニス大

会、第 59田中国学生ソフトテニス選手権大会、第 35回会長杯ソフトテニス大会、ソフ

トテニス広島大会、秋季大学ソフトテニス対抗戦、第 55回中凹国学生ソフトテニス遺

子権大会、第 33回小林平日作杯ソフトテニス大会、東洋観光カップ、第 9回中国オープ

ンソフトテニス大会の 13大会に出場した。

⑦ソフトボール部

2003 (平成 15)年度(主将 中村枝里子)

多数女子学生が練習を楽しくしている。練習試合がしたいです 3)

2004 (平成 16)年度(主将松村彰妃、副主将松島靖和)

この年に男子部員が大会出場できるほど入部した。尾道地区ソフトボール協会へ出場が

可能か打診する。協会へ加入し出場条件が整えば出場できる回答を得る。大会出場の組

み合わせが公表になったが屠道大学ソフトボール部の統ーしたユニホームがなかった。

そこで簡易ユニホームで出場の了承を得る。簡易ユニホームは、ズボンは体育授業のジ

ャージ、上着は白色の Tシャツで胸と背中に規程の寸法の番号を付ける条件である。

胸・背番号作成は、白色のさらしを買って規程の大きさに切り、胸番号と背番号をマジ

ックインクで書いた。 Tシャツに胸番号と、背番号を取り付ける針と糸を学生数だけ準

備して学生に縫いつけるように指示する。尾道大学ソフトボーjl>l郊の初陣試合は、尾道

市民広場(高須町)で開催される。試合に負けはしたが学生達は試合が出来た喜びを感

じ、その後の練習に励みが出来た。ユニホームのない尾道大学ソフトボール部の現実を

みた役員が尾道市役所チームの古いユニホームを集めてくださり寄贈いただいた。その

ユニホームを着用して試合に出場している。公式戦初出場は、 2004年度尾道市長杯ソ

フトボール選手権大会では尾道大学 0-12尾道造船に大敗する。その後尾道市役所チ

ームとの交流戦は、 1勝 5敗である。また、尾道親和会(一般)リーグトーナメント大

会に出場する。

2005 (平成 17)年度(主将杉原圭亮)

尾道親和会リーグ戦 (4-11月)は、 7勝 7敗 1引き分けである o 2005年度尾道市長

杯ソフトボール選手権大会の結果は、尾道大学 0-9尾道造船である。

2006 (平成 18)年度(主将杉原圭売、主務吉崎恵三、マネージャー 田内美帆)

2006年度尾道親和会リーグ戦 4月-11月 に出場する。

2007 (平成 19)年度(主将大野克也)

2007年度尾道親和会ソフトボールリーグ戦で、ニュースタース¥向島体協東富、木の

庄西、フリーアローズ、フリーアローズと対戦する O

2008 (平成 20)年度(主将兼主務熊代真人)

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268 Vol. 10 NO.l

2008年度尾道親和会ソフトボールリーグ戦で、スリーアローズ、東富、スリーアロー

ズ等と対戦する。

2009 (平成 21)年度(主将藤原雄三、主務中西健太、会計柏内、広報百合野)

2009年度尾道親和会ソフトボールリーグ戦で、 5東宮チーム、木ノ西、ニュースターズ、

カネマン、 N、和、 M、織高等である。平成 21年度向島親和会トーナメント戦は、尾

道大 6-1ニュ ス夕 、尾道大 1-6兼吉の結果で準優勝である。

⑧卓球部

2001 (平成 13)年度

2002 (平成 14)年度(主将矢田優)

卓球場の練習場所を第 1体育館に移動する話がある。体育館は広くて絹麗であるが、練

習する広さ(面積)や時間帯に限度があるため、現在の A棟北側の卓球場が便利であ

ると結論に達し今日に至っている。

2003 (平成 15)年度

大会出場予定 3) は、第 54田中国学生卓球選手権大会春季大会、平成 15年度全尾道硬

式卓球大会(春季)、第 25回中国学生卓球連盟会長杯争奪卓球大会、平成 15年度全尾

道硬式卓球大会(秋季)、大 35田中国新入学生卓球選手権大会、第 4田中国学生卓球連

盟幹事長争奪卓球大会である。

2004 (平成 16)年度(主将原田浩司 副主将谷口義幸)

第 55回中国学生卓球選手権大会春季大会 (5月鳥取市民体育館)は、男子シングルス

に原田、谷口、岩村、世根村が出場している O 男子ダブルスは原田・谷口、岩村・世根

村が出場し、 2回戦に原田・谷口が進んでいる。第 55回中国学生卓球連盟会長杯争奪

卓球大会において、男子団体予選リーグ戦は、尾道大 0-3岡山由大 B、尾道大 3-1

島根大C、尾道大 0-3学連である O 男子シングルス予選トーナメントに原田、加藤、

岩村、谷口、世根村、原田が、女子シングルス予選トーナメントに奥野、平井が出場す

る。 2004年度全尾道硬式卓球大会(春季)は、男子シングルス 1回戦 原田、谷口、

二宮、岩村、加藤、世根村、女子シングルス 2回戦奥野、平井、男子ダブルス 1回戦

原田・谷口、二宮・加藤、女子ダブルス 1回戦平井・奥野が出場する。 2004年度全尾

道硬式卓球大会にも出場する。

2005 (平成 17)年度(主将兼主務谷口義幸、副主将平井育美)

第 57回中国卓球選手権大会広島県予選会は、男子シングルスに加藤、世根村、岩村、

井上、田原、谷口、稲林が出場し、男子ダブルス選手は、加藤・稲林、谷口・稲林が出

場する。女子シングルス選子は平井、奥野が出場し、女子ダブルスは平井・奥野が出場

する。第 56回中国学生卓球選子権大会春季大会 (5月松江総合体育館)は、男子シン

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尾道大学草創期における運動部の発展について 269

グルス 1匝戦は谷口、世根村、岩村、加藤、稲林、田原、 2回戦谷口、田原、 3回戦

田原、男子ダブルスは世根村・田原、谷口・岩村、加藤・稲林、女子シングルスは平井、

奥野、女子ダブルスは平井・奥野が出場する。また、第 22回中国四国学生卓球選手権

大会、第 60回国民体育大会卓球競技広島県予選会、第 27田中国学生卓球連盟会長杯争

奪大会、第 37画中国新入学生卓球選手権大会、 2005年度全尾道硬式卓球大会(春季)、

2005年度全尾道硬式卓球大会(秋季)、平成 17年度尾道卓球選手権大会に出場する。

2006 (平成 18)年度(主将兼主務稲林達也)

58田中国卓球選手権大会広島県予選会 (5月7日リージョンプラザ体育館)は、男子シ

ングルス選子は、稲林、岩村、小形、宮地、山本である O 男子ダブルス選手は、稲林・

加藤、小形・田原、宮地・山本で、ある。女子シングルス選手は小野、西川である。女子

ダブルス選手は小野・西川が出場する。第 57回中国学生卓球選手権春季大会 (5月27

日 山口スポーツセンター)男子シングルス 1回戦稲林(尾道大)0 -3小田原、小

形(尾道大)不戦勝安藤、田原(尾道大)3 -0 潰崎、宮地(尾道大)3-0皆谷、男

子シングルス 2回戦は、小形(尾道大)0 - 3吉本通宮地(尾道大)0 - 3岡田、田原

(尾道大)0 -3建部、男子ダブルス 1回戦は、稲林・小形(尾道大)0 -3笹尾・藤井、

田原・宮地(尾道大)3-0岡田・原田、男子ダブルス 2回戦 田原・宮地(尾道大)

0-3加藤・土井である。平成 18年度全日本卓球選手権大会一般の部広島県予選会出

場する。

尾道大学通信 2007年 N07で卓球部主将の稲林達也 11) は、卓球部を次のように紹介

している O 尾道大学卓球部は、男子 15名、女子 16名の計 31名で活動しています。そ

のうち新人部員が 23名と昨年は大変苦労した記憶があります。大学から始めた初心者

が多く、最初は練習・指導に困りましたが、今ではみんな上達し、経験者と肩を並べら

れるような部員もいます。昨年は、地元の尾道大会から中国学生卓球選手権大会、国体

予選、一般の大会等,月に 1度くらいのベースで多くの大会に積極的に参加しました O

大学としてのレベルは高い方ではなく、なかなか成果はあげられませんが、 1勝でも多

く勝ち上がるために日々練習に取り組んでいます。部活のない日や部活の終わった後で

も残って個人練習に取り組む部員もおり、卓球場を使える時間を最大限活用しています。

私たち尾道大学卓球部は、試合で成果を出すため一生懸命に、そしてみんなで楽しく、

今日も「切瑳“卓"磨jしています。

2007 (平成 19)年度(主将兼主務田原秀憲)

第四回中国学生卓球選手権春期大会 (5月 18-20日大竹市総合体育館)は、団体の

部 (2部Aリーグ)尾道大 1-4吉備国大、尾道大 2-4岡山理科大、尾道大 2-4福

山大、尾道大 2-4近畿大工学部 (Aリーグ O勝4敗 51立)男子個人の部ダブルスに宮

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270 Vol. 10 NO.l

地・豊永、山本・東問、田原・小形が出場する。シングルスに山本、田原、小形、東聞

が出場する。女子団体の部ダブルスに小野・西川が出場する。シングルスに西川、小野

が出場する O 第 58回中国学生卓球選子権大会秋季大会 (8月23-26日鳥取県民体育

館)では、団体戦は尾道大 4-3鳥取環境大、尾道大 4-3下関市立大》尾道大 0-6

鳥取大、尾道大 3-4近畿大工学部で通算 2勝2敗の 3部3位が決定し、 2部昇格なら

ず。第 62回国民体育大会卓球競技広島県予選(呉市総合体育館)は、田原、山本、宮

地、小形が出場する。その他、 2007全尾道硬式卓球大会、第 21回びんご卓球大会、第

29回中国学生卓球連盟会長杯争奪卓球大会、尾道・福山・岡山理大合同練習試合、第

39田中国地区新入学生卓球選手権大会に出場する。

2008 (平成 20)年度(主将兼主務山本智之)

第 59回中国学生卓球選子権春期大会 (3部) (5月23日-25日大竹市総合体育館)団

体の部ダブルスは、尾道大 4-0下関市立大、尾道大 0-4近大工学部、尾道大 1-4

広島工大、尾道大 4-0鳥取環境大、尾道大(不戦勝)5 -0水産大の 3勝 2敗で3位

である。個人の部ダブルスは、岡・横山、山本・宮地、豊永・吉田が出場する c シング

ルスは、岡、横山、東馬、山本、宮地、豊永、吉田が出場する。第 59田中国学生卓球

選手権秋期大会 (3部) (8月28日-31日松江市総合体育館)は、団体の部 尾道大

4-1鳥取環境大、尾道大 4-2下関市立大、尾道大o-~ 4広島工大で団体戦2勝 1敗

である o 3部2位で 2部昇格ならず。個人戦の部ダブルス出場選手は、田原・大槻、

岡・横山、山本・宮地、豊永・吉田、男子シングルスに横山大槻、田原である。その他、

2008全尾道硬式卓球大会、平成 20年度福山市民硬式卓球選手権大会前期に出場する。

2009 (平成 21)年度 (主将横山正義、主務岡孝明)

第 60田中国学生卓球選手権大会 (5月28-30日鳥取県民体育能)男子団体 3部リー

グ戦は、尾道大 4-0下関市大、尾道大 4-3鳥取環境大、尾道大 4-2福山大で全勝

する。 2部・ 3部入れ替え戦は、尾道大 4-0吉備国際大勝利し、 2部昇格が決定する。

なお、 3部リーグ最優秀選手に寺津晃平が選出される O 男子シングルス 2回戦 岡(尾

道大)3 -2岩本、伊藤(尾道大)3 -0 川崎、男子シングルス 3回戦 岡(尾道大)、

o -3 Lll内、伊藤(尾道大)0-3山田、男子ダブルス 2回戦、岡・横山(尾道大)

3-2内田・松山、玉田・吉崎(尾道大)3 -2加藤・小林、男子ダブルス 3回戦、

岡・横山(尾道大)0 - 3小林・久野、玉田・吉崎(尾道大)0 - 3小林・山田が健闘

する。 2009全尾道公式卓球大会に出場する。

⑨ダンス部

2001 (平成 13)年度 尾道短期大学のダンス部に混じり練習する c

2002 (平成 14)年度(主将中智美)尾道短期大学から引き継ぎ第 1体育館で活動する。

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尾道大学草創期における運動部の発展について

2003 (平成 15)年度(主将林朋子)

ダンス好きの人が集まり、週 1回の練習で大学祭において発表する 3)

2004 (平成 16)年度(主将赤井真弓)

定期的に大学内で発表会をしたいと思っています。主に学祭において 3)

2005 (平成 17)年度(主将瀧口洋子、副主将上野千絃)

定期的に大学祭等を中心に発表会をしたい 5)。

2006 (平成 18)年度(主将瀧口洋子、副代表武真由美、会計山田美由紀)

271

毎週木曜日尾道大学体育館で、 3時間ヒップホップダンスとブレイクダンスを中心に練

習する。尾道大学の学祭でのステージ発表も毎年する o 2006年度灯のまつりナイトフ

エスター 9月30日尾道市内、 2006年度福山平成大学御幸祭に出演、 2006年度尾道大

学水郷祭において、ステージ発表でも活躍する C

2007 (平成 19)年度(主将前川端恵)

2007年尾道大学通信 NO.8号においてダンス部の前川端恵 12) は、私たちは現在約 20

名で活動しています。練習は毎週木曜日に現第 2体育館(旧久山田小学校体育館)で練習

しています。部員のほとんど初心者からのスタートで、近くの大学のダンス部と交流し

ながら技術向上を目指しています。今はヒップホップダンスとブレイクダンスが中心で

すが、更に他のジャンルに挑戦していきたいと考えています(以下省略)、と語っている。

2008 (平成 20)年度(主将前川端恵)

4月22日は、尾道みなと祭り前夜祭~ちいとすげえ祭りーに出演する。 4月26日(土)

尾道駅前通りで開催される尾道みなと祭り「ええじゃん SANSAがり」コンテストグラ

ンプリ部門出演する。

2009 (平成 21)年度(主将坂本正弘)

昼憩時に学内発表会を C'D棟聞の中庭において、定期的な自主演技会を開催し、学生・

教職員が参集し好評である。また、大学祭にステージ出演や自彊高校に依頼出演する。

⑩軟式野球

2006 (平成 18)年度(代表村田明士、主将村上敬一、会計山口聡太)

火・土曜日に正門前グランド(現正門前テニスコート)で紅白戦、キャッチボール、ノ

ックなどの練習をしている。練習には約 20人が参加し、楽しく汗を流している。紅白

試合を実施、赤組 7-4白組である。また、 10月、三原市民球場において、大子町商

業高校 OBと交流戦をしている O

2007 (平成 19)年度(主将福原聖人)

2008 (平成 20)年度(主将橋村哲典、主務横山祐太郎、主務山田桂奈、西家さゆり、森

田彩樹、堀江久美子)

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272 Vol. 10 No.l

橋村哲典、横山祐太郎、山田桂奈達が中心なり 3年生の熱意が身を結び、 4月21日同

好会から部へ昇格する O 福山市松永地区軟式野球連盟毎日新聞社杯4月6日(浦崎グラ

ウンド)に出場し、結果は尾道大 0-1スプーキーズで惜しくも敗れる。 08松永地区

軟式野球スポニチ杯は、 1回戦尾道大 8-0ミスキャスト (5回コールドゲーム)、 2回

戦尾道大 7X-6フリーガンの結果である。

2009 (平成 21)年度(主将赤堀祐次、主務中谷広介、徳永雄太郎、森田彩樹、堀江久美子)

スポニチ杯松永地区軟式野球大会は、尾道大 3-4スプーキーズの結果である。

⑮バスケットボール部

2001 (平成 13)年度

男子パスケット部員は、尾道短期大学男子部員と A 緒に練習し、尾道短期大学のメンバ

ーとして広島県学生バスケットボールリーグ戦に出場する。女子部員は練習のみである。

2002 (平成 14)年度(男子主将城市剛宗、女子主将大本真弓)

男子バスケットボール部は広島県学生バスケットボール連盟に加盟し初出場する。連盟

に加盟したが尾道大学のユニホーム作成が遅れたため出場が危ぶまれる。会場大学の広

島国際学院大学に依頼して胸・背中に番号付きのビブス(体育実技で着用)を借りて出

場する。対戦大学は、呉高専、広島国際学院大 B、比治山大、近畿大学工学部である。

2003 (干成 15)年度(男子主将村上大地、女子主将大本真弓)

2003年度広島県学生男子パスケットボール春季リーグ戦に出場する。 2003年度広島県

学生男子バスケットボール秋季リーグ戦(広島国際学院大)の成績は、尾道大 55

104広島県立大、尾道大 81-37呉大、尾道大 56-68広大学校教育学部、尾道大

78 -58海上保安大、尾道大 57-106広島経済大Bである。 2003年度広島県学生女子

パスケットボール春季リーグ戦に出場する。

2004 (平成 16)年度(男子主将 山崎博貴、女子主将大本真弓)

2004年度広島県学生男子バスケットボール春季リーグ戦 (4 -7月広島国際学院大)

は、男子リーグ戦は、広島大学教育学部 B、海上保安大校、広島大法経学部、広島県

立大、近畿大工学部と対戦 1勝 4敗 (5位)である。男子順位決定リーグ戦は、広島大

法経学、広島国際大呉、呉工専と対戦して 2部9位である。広島県学生女子バスケット

ボール春季リーグ戦は、広島大医学部、広島県立大、広島国際大、広島女子大、広島工

大、広島市立大と対戦し 2勝 4敗で 2部6位である。 2004年度広島県学生バスケット

ボール秋季リーグ戦は、男子 5勝 4敗、女子 3勝 5敗である。

2005 (平成 17)年度(男子主将蛭牟田真幸、主務宮崎亜希子、女子主将後藤なっき、主

務宮崎亜希子)

2005広島県学生男子パスケットボール春季リーグ戦2部 (4-6月広島国際学院大)の

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尾道大学草創期における運動部の発展について 273

男子結果は、比治山大、県保健福祉大、呉高専、福山平成大、海上保安大、広大学教部、

広大歯学部、広島国際大呉、広島工大と対戦し 5勝 4敗の 4位である。女子は広島県立

大、広島女子大、広島市立大、広島国際大、広大医学部と対戦し O勝 5敗である。 2005

広島県学生男子バスケットボール新人大会男子は、尾道大 54- 155広島修道大に破れ

る。 2005広島県学生バスケットボール秋季リーグ戦 2部は、男子は 2部 8勝 3敗の 4

位である O 女子結果は 2勝 8敗である。 2005年度三地区(中・四・九州)学生バスケ

ットボール選手権大会に出場し、 1回戦は尾道大 96- 74崇徳大、第 2回戦は尾道大

84 -87東和大に敗れる O

2006 (平成 18)年度(男子主将中松啓、主務平松加奈子、女子主将後藤なっき、柏詞

子、主務平松加奈子)

2006広島県学生男子バスケットボール春季リーグ戦 2部は、広国大呉、広大医学、広

大菌学、比治山大、福山平大、呉高専、広修道大(経済学部)と対戦し 3勝 7負である O

女子バスケットボールリーグ戦 2部は、県広島大、広大医学、福山平大、広島国大、広

大教育、広島大経法、安田女子大、近畿大工学と対戦し 2勝 7敗である。

2007 (平成 19)年度(男子主将安藤直人、副主将岩崎昌弘、主務平松加奈子、女子主将

藤村桂澄、主務平松加奈子、漬村明日加、大村知子、橋本香菜、伊藤擾、宮下恵子)

2007広島県学生男子バスケットボール春季リーグ戦2部 (4-6月広島国際学院大)は、

2勝 9敗 1不戦勝である。選手は 4年岩崎昌弘、多田哲也 3年安藤真人、義談一哉、

望月祐、 2年内藤英喜、石田平八郎、 1年連石大介、延岡輝、泰山大地、小泉幸一、

高橋宏樹である。女子は、広国大、近畿大工学、保健福祉大、県立広大、広島市大、広

島県大と対戦し 4勝 3敗の 4位である。選手は 3年柏絢子、谷田真理子、 2年平松加

奈子、藤村圭澄、泉志穂、虞瀬夏樹、藤井歩である。広島県学生男子バスケットボー

ル秋季リーグ戦 2部Aチームは 6位である。 2007尾道大学男子バスケットボール秋季

リーグ戦2部Bチームは、主将岩崎昌弘、主務後藤なっき、大村知子を配して望み、

海上保安大、福山大、広大学教 C、広大菌学部、比治山大、呉高専、修道大済学部と対

戦し 7戦全勝で playoffに望み、尾道大 78-69近大工、尾道大 70-78海上保安大の

結果で、念願の 1. 2部入替戦に望み、尾道大 59-56広大学医学部に勝利し 1部昇格

決定を果たす。女子は 2部で 5勝3敗の 4位である O

2008 (平成 20)年度(男子主将吉田祥、主務平松加奈子、女子主将宮下恵子、主務

平松加奈子、津田秀美)

2008広島県学生男子パスケットボール春季リーグ戦 1部 (4-6月広島国際学院大)

は、広国院大、広大教育、広国大、広経済大、広島大、広県大(庄原)、広修大、広工

業大、海上保大と対戦し 1勝 8敗である。男子入替戦において、尾道大 101-84福山

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274 Vol. 10 No. 1

大に勝ち、 1部残留する O 広島県学生パスケットボール選手権大会新人戦は、尾道大 78

61広島県立大、尾道大 60-120広国院大の結果である。広島県学生男子パスケット

ボール選手権大会秋季は、入れ替え戦において、尾道大 71-98広島市立大に破れ 1部

から 2部転落する。女子の記録は、尾道大 55-68広国大呉、尾道大 65-75広国際大

の記録が残っている O

2009年度尾道大学案内の男子バスケットボール部主将の吉田祥 13)は、部員は男子

20名、女子 11名、マネージャー 5名の計 36名が週 2回尾道大学体育館で活動してい

ます。主にシュート練習や試合形式が中心でみんな楽しく練習しています。尾道大学バ

スケットボール部は、男子も女子も広島県学生バスケットボールに加盟しており、春-

秋季リーグ戦に出場しています。昨年の成績としては、男子は 4年生の先輩方の活躍に

より見事2リーグ優勝し 1部昇格を果たしました。女子は、年々成績が上がって昨年は

2部リーグ 4位でした。本年度は男女とも昨年の成績よりも上を目指して頑張っていき

たいと思います、と抱負を述べている。

2009 (平成 21)年度(男子主将連石大介、主務伊藤優、藤井杏菜、橋田智美、障子いく

み、小山奈美、女子主将泉麻里子、主務障子いくみ、小山奈波)

広島県学生男子バスケットボール春季リーグ戦2部(広島国際学院大学体育館)は、福

山大、近畿大工学部、比治山大、修道大人文部、呉高専、広大学教 B、広大歯学部など

で春季リーグ 13位である。選手は 3年は連石大介、延岡輝、泰山大地、古津茂隆、 2

年は窪内大将、福田寛和、有門靖典、大木智哉、 1年生は小林拓矢、白崎透、橋本浩介、

前田伸二、高木康行である。

⑫バドミントン部

2001 (平成 14)年度は、尾道短期大学部員と一緒に練習する。

2002 (平成 14)年度(主将岩永尚子、副主将大坪千香)

尾道短期大学生が卒業すると岩永尚子と大坪千香達が中心となって、同好会から部を立

ち上げ組織的な活動を開始する。

2003 (平成 15)年度(主将岩永尚子、副主将大坪千香)

平成 15年度広島県学生バドミントンリーグ戦 (7月 12-13日広島大他)は、男子団

体2部の結果は、尾道大 3-2広島国際大、尾道大3-2広島県立、尾道大2-3広島

工大B、尾道大 3-2近畿大B、尾道大 0-3広島修道大B、尾道大 3-2広大医学 B、

尾道大 1-3広島国際学院大 B、尾道大 0-3福111大、尾道大 2-3広島経済大 Bで

ある c 女子団体2部の結果は、尾道大 3-2広島国際大、尾道大 2-3広島県立大、尾

道大 3-2広島工大、尾道大 2-3安田女子大、尾道大 1-3近大の結果で 2部準優勝

を果たす。第 11回尾道オープンバドミントン大会、平成 15年度中国四国学生パドミン

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尾道大学草意IJ期における運動部の発展について 275

トン選手権大会、平成 15年度広島県学生新人バドミントン大会、平成 15年度広島県学

生バドミントン選手権大会に出場する 3)。

2004 (平成 16)年度(主将三室至大)

第 23回広島県学生バドミントンリーグ戦 (2部)(7月広島大学他)は、尾道大 1-4広

国大、尾道大 1-4広大医学、尾道大 3-2福山大、尾道大 0-4広県大の記録が残る。

2005 (平成 17)年度(男子主将河野良太、女子主将隅本さやか)

第35回広島県学生バドミントン大会 (12月廿日市市スポーツセンター)は、男子シン

グルス 2回戦 三室、渡辺、荒井、酒井、河野、藤崎、男子シングルス 3回戦は三室、

荒井、渡辺、男子シングルス 4回戦は三室、荒井、男子シングルス 5回戦は三室、男子

シングルス 6回戦は三室がバスト 8位の成績を残す。男子ダブルスは原・酒井、荒井・

渡辺、河野・大渡が出場し、 2回戦は三室・藤崎、原・酒井、荒井・渡辺、男子ダブル

ス3回戦三室・藤崎、男子ダブルス 4回戦、三室・藤崎ベスト 16位まで進む。女子

シングルス 1回戦は松本、菊池、女子ダブルス 1回戦松本・菊池が出場する。第 7回

ゴーセン杯争奪呉オープン大会 (3部)に男子の三室・藤崎、荒井・渡辺が出場し、三

室・藤崎が優勝する。また、女子は隅本・岩田が出場する。

2006 (平成 18)年度(男子主将藤崎貴之、女子主将岩田智美、主務横山幸奈)

平成 18年度尾道親善バドミントン大会 (5月21日長者原スポーツセンター)は、男子

ダブルス 2部リーグ戦に是木・守屋、藤崎・荒井、渡辺・酒井、渡辺・酒井、青木・

津山が出場する。女子ダブルス 3部リーグ戦に松本・乾、岩田・長原、林・西岡が出場

し、健闘し 3部優勝する。女子ダブルス 4部リーグ戦は片岡・宮内、菊地・宮仲が出場

する O 第 25回広島県学生バドミントンリーグ戦男子 2部リーグは、尾道大学 4-1近

畿大学工学部、尾道大学 3-2福山、尾道大学 4-1広島国際大の結果で 1部昇格決定

する。女子 2部リーグ戦は、福山大、県立広島大庄原、県立広島大広島、広島女学院大

と対戦、 4勝 1敗で 2部準優勝する。 I部2部入れ替え戦で尾道大 1-4広島国際大で

破れ 2部残留する。その他、第 1回広島県学生バドミントン親睦大会出場、第 36回広

島県バドミントン大会出場、第 14回尾道市会長杯バドミントン大会、第 17回府中市バ

ドミントンオープン大会に出場に出場する O

2006年尾道大学通信N05で女子主将の岩田智美 14) は、現在 10名で男子と一緒に練

習しています。昨年の団体戦(広島県学生バドミントンリーグ戦)では、少数ながら 4

勝 3負で 2部 4位という成績を残しました。また、試合だけでなく昨年の夏には 2泊 3

Bで広島国際大学と合同合宿を行い、いつもと違う練習メニューや練習試合を経験でき、

レベルアップすることができました。練胃の後には、海で泳いだりとてもいい思い出に

なりました。日頃の締習では、部員が少なくて練習メニューのパターンを考えるのが大

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276 Vol. 10 NO.l

変ですが、定期的に行われる試合や団体戦での成績アップを目標に一生懸命かつ楽しく

練習に励んでいます、と部の現状を紹介している O

2007 (平成 19)年度(男子主将荒井努、女子主将西岡麻依子)

第26回広島県学生バドミントンリーグ戦 (1部) (7月28. 29日広島大学西体育館ア

リーナ)は、男子 1部は広島工業大学、広島大学、広島市立大学、広島修大学、広島国

際大学、広島国際学院大学と対戦し 1部4位である。女子 2部は、広島大学医・菌・薬

学、鈴峯女子短大、福山大学と対戦し 2勝 1敗の 2位である。女子 1. 2部入れ替え戦

は、尾道大学 0-3広島国際で負け 2部残留する。その他、第 2回広島県学生バドミン

トン親睦大会、第 37回広島県学生バドミントン大会、第 15回尾道オープンバドミント

ン大会、第 7回府中市バドミントン協会長杯バドミントン大会、第 8回フジ杯三原オー

プンバドミントン大会、第 18回府中市オープンバドミントン大会、第 4回しまなみオ

ープンバドミントン大会、第 15回尾道市会長杯バドミントン大会に出場する O

2008 (平成 20)年度(男子主将青木健二)

第31回広島県学生バドミントン新人戦大会 (2009年2月20-22日広島修道大学)は、

1年生女子ダブルス古永・渡辺、古永・渡辺、藤崎・荒井、是木・宇野、守屋出場する。

他学年女子ダブルスは、金川・中藤が出場する。

2009 (平成 21)年度(男子主将・主務宇野将和、女子主将金川妙美)

第 28回広島県学生バドミントンリーグ戦 (8月1・2日広島大学西体育館)は、女子

リーグ戦2部団体戦尾道大 3-2福山大、尾道大 5-0広島市立大、尾道大 5-0福

山平成大で女子 2部優勝果たす。女子 1・2部入れ替え戦で尾道大 3-2広島女院大の

結果で女子 1部に昇格する。選手は石橋喜美恵、乾恋子、西岡麻衣子、林奈津紀、古

長由衣、渡這春来、中村華恵である。男子リーグ戦2部団体は、尾道大 2-3福山平成

大、尾道大 5-0広島県立大、尾道大 3-2近畿大工学、尾道大 4-1広島市立大で男

子2部 2位である O 男子 1. 2部入れ替え戦は、広島経済大に勝ち男子 1部に昇格を果

たす。選手は、青木健二、是木亮平、藤崎貴之、守屋好宗、宇野将和、上回敬吾、工藤

良太、永戸考充、藤井裕人である o (女子・男子とも 1部昇格する)その他、第 10回ス

ペシャルハード選手権大会、第 39回国島新人バドミントン大会、 2009年広島県学生親

善バドミントン大会、 2009広島県学生バドミントン選手権大会、第 10回スペシャルハ

ード選手権大会、第羽田因島新人バドミントン大会、 2009年広島県学生親善バドミン

トン大会、 2009広島県学生バドミントン選手権大会に出場する。

⑬バレーボール部

2002 (平成 14)年度(主将吉田利幸)

第2回広島県大学バレーボール選手権大会 (11月 17-18日 広島市立大)は、 (財)

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尾道大学草創期における運動部の発展について 277

広島県バレーボール連盟や広島県大学バレーボール連盟に未加入であった。広島県大学

バレーボール連盟事務局に特別参加を依頼したところ、他にも同様な例があるので出場

の機会を得る。大会プログラムに尾道大学男子主務中村隆義、選手吉田利幸、松本光

正、瀬尾昌文、壇上雄作、松本和浩、奥垣内勉となっている。

2003 (平成 15)年度(男子主将吉田利幸、女子主将原朋子)

平成 15年度中国春季バレーボールリーグ戦 (5月 10-11日)男子 5部の結果は、岡

山県立大、海上保安大、水産大、広島国際学院大、広島県立大、鳥取環境大と対戦し 4

勝 2敗である。大会プログラムに監督平松携、主将吉田利幸、松本光正、瀬尾昌文、

壇上雄作、松本和浩、奥垣内勉、水畑大地、石田拓也、渡辺和美、山本博明、日野秀

大の名がある O 女子は、監督荒井貴史、主将原朋子、山本千恵、野見山典子、山田瑞

穂、藤田佳奈子、神原沙織が記載されている。第 3回広島県大学バレーボール選手権大

会男子出場 15チームで結果は、近大工学部、広島国際学院大に負ける。女子は、広島

文化女子短大、広島女学院大、広島県立女子大と対戦し 3敗である。

2004 (平成 16)年度(男子主将奥垣内勉、主務三上希、松本美穂、女子主将中岡加

世子、主務松岡玲子)

平成 16年度中国大学バレーボールリーグ春季大会は、男子は岡山理科大、広島大医学

部と対戦し 1勝 1敗である。女子は文教女子大、広島市立大に破れる。第 59回中国大

学バレーボールリーグ秋季大会は、予選リーグ戦 尾道大 1-2広市立大、尾道大 0-

2広国際大、尾道大 0-2広大医学である。決勝トーナメント戦女子は尾道大 2-0広

国際大、尾道大0-2女学院大である。男子チャレンジリーグは、予選リーグ戦は近大

工学部、鳥取大医学部、広大医学部と対戦し 2勝 1敗で予選通過し、決勝トーナメント

戦は岡山理大に敗れ、 8位決定戦において鳥取大に負て 8位となる O 第4回広島県バレ

ーボール大学選手権大会に出場する。その他、 2004年度瀬戸内フルーツカップ杯男子

6人制バレーボールに出場、福山大学と交流戦を行う O

2005 (平成 17)年度(男子主将山本博明、女子主将高山真実)

第 61回中国大学バレーボールリーグ戦春季大会は、予選リーグ戦尾道大 0-2島根大

医学部、尾道大 2-1広島市立大、決勝トーナメントでは広大医学部、鳥取環境大に勝

ち、準決勝は広島国際大に勝ち、決勝は尾道大 0-2岡山大医学部に負け、尾道大準優

勝となる。平成 17年度中・四国学生バレーボール選手権大会 (5月28日広島大学)は

尾道大 2-0岡山大、尾道大 0-2岡山大医学部の結果である O 第 61回中国大学バレ

ーボールチャレンジリーグ戦秋季大会女子は、尾道大 2-0就実大で、尾道大 0-2鳥

取大で敗れる。男子は、 2回戦 尾道大2-0鳥取大医学部、準決勝は尾道大 0-2広

島国際大となり、 3位決定戦で尾道大 0-2福山大で惜しくも負ける。第 5回広島県パ

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278 Vol. 10 NO.l

レーボール大学選手権大会は、男子予選リーグで敗退する。女子予選リーグは尾道大

2-1広島修道大に勝ち、女子決勝トーナメント 1回戦で尾道大 0-2福山平成大に負

ける。交流戦では、男子は福山平成大、福山大、隼水剣クラブと行い、女子は福山医師

会看護学校と行う。

2006年の尾道大学案内において主将の山本博明 9)は、私たちバレーボール部は中国

大学バレーボール連盟に加盟しています。そして、毎年3-4回大会ヘ出場しています。

練習は普段が水曜日と金曜日の 2回で、大会前だけ月曜日に地元(久山田)の小学校の

体育館を借りて練習しています。練習時間が少ないですが、全員が短時間の練習で最高

の集中をモットーに効率のいい練習をしています。そのおかげで、最近では広島県学生

バレーボール遺子権大会でベスト 8位や中国学生バレーボール大会で決勝リーグにも出

場しています。また、勉強面でも集中力を生かした勉強を行い、練習のない日には、バ

イトをすることも可能です。チームも学年の差をあまり感じさせない仲のいいチームに

まとまっています、と男子バレーボール部を紹介している。

2006 (平成 18)年度(男子主将坂口洋介、副主将小串健太郎、主務三上希、松本美穂、

女子主将辻幸恵、副主将永留未樹、主務佐々木知郁子)

第 63回中国大学バレーボールリーグ戦春季大会チャレンジ大会男子は、尾道大学 0-

2鳥取医学、尾道大学 0-2広大歯学に敗退、女子は、尾道大 0-2広島修大、尾道大

0-2広大医学、尾道大 0-2岡山理大に敗退する。第 64田中国大学バレーボールリ

ーグ戦秋季大会チャレンジ大会女子は、安田女大、広島女院大に負ける。

2007 (平成 19)年度(男子主将山本隆晴、副主将諸永達郎、主務三上希、下野かおり、

女子主将長原瞳、主務高田真実)

平成 19年度男子第 65回中国大学バレーボールリーグ戦春季チャレンジ大会 (5月島根

大)は尾道大 1-2福山大、尾道大 2-0広島県立大庄原、決勝トーナメント大 1試合

に尾道大 1-2近畿大工学部に破れる。第 66回女子中国大学ノtレーボールチャレンジ

リーグ戦秋季大会 (9月鳥取大)は尾道大 2-0ノートルダ、ム清心女子大、尾道大 0-

2倉敷芸科大に敗退する。第 7回広島県大学バレーボール選手権大会は、男子は尾道大

0-2広島大、尾道大 1-2広工大に敗退する。女子は尾道大 2-1安田女子大、尾道

大 0-2広丈化短大である。

2008 (平成 20)年度(男子主将黒野雅也、副主将草尾春喜、主務空田九絵、藤原愛、

女子主将森本真衣、副主将青木恵、主務西山里直)

平成 20年度第 67回中国大学バレーボールリーグ戦春期大会チャレンジリーグ (5H 3

日山口大学)女子は、尾道大 1-2岡山県立大、尾道大 0-2美作大に敗退。男子は、

予選リーグ戦尾道大 2-1鳥取大に勝ち、決勝トーナメン卜 1回戦で尾道大 0-2鳥取

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尾道大学草創期における運動部の発展について 279

大医学部に敗退する。第 68回中国大学バレーボールリーグ戦秋期大会チャレンジリー

グは、男子は予選で県立広島大に勝ち、決勝トーナメント 1回戦で広島市立大に負ける。

女子は、広島国際大、広島市立大に負ける。第 8回広島県大学パレーボール選手権大会

において、男子は県広島大に負け予選通過ならず。女子は、福山平成大、安田女子大に

負け予選通過ならず。交流戦を女子は、岡山県立大と行う。

2009 (平成 21)年度(男子主将井場智也、主務空田九絵、藤原愛、女子主将西田桃子、

主務、西山里直)

平成 21年度第 69回中国大学男子バレーボールリーグ戦春期大会チャレンジリーグ (4

月18・ 19日福山平成大学体育賠)は、広島県立広大に勝ち、梅光学院大に負ける。決

勝トーナメント 1回戦は尾道大 0-2鳥取大に負ける。選子は 3年井場智也、縄稚裕貴、

辰巳龍司、 2年山根惇也、植田雄一、岡田忠士である。平成 21年度中国大学男子バレ

ーボールリーグ戦秋季大会チャレンジリーグ(10月24・25日福山平成大学体育館)

は、尾道大 2-1広島 t大で勝ち、決勝トーナメントで尾道大 0-2岡山大医学部に負

ける。男子交流戦は福山大学と行う。

⑭ハンドボール部

2003 (平成 15)年度(主将堤智洋、副主将成本洋平)

練習場所は、 D棟南側グランドに於いて、ミニサ、ソカーゴール (2m X 3 m) を使用し

ながら練習日に数名が練習する。ボールは学生の母校から調達している。部室も倉庫も

ないのでグランド体育器具倉庫を利用する。経験者より初心者が多い同好会である。経

験者は丁寧に初心者の指導に熱心で¥初心者は徐々に技術は上達するようになる。翌年

の2004年に第 l体育館の運動部が利用しない空き時間に練習会場を確保する。

2004 (平成 16)年度(主将堤智洋、成本洋平、主務井子上未波、渋谷美香、漬畑明香)

2003年 9月尾道大学松浦泰次郎学長あてにハンドボール部設立申請書が提出されるが、

事務的に受理されないままになっていた。再度、 2004年 4月に設立申請書が提出され

学友会総会において承認される。その申請書のには、主将堤智洋、副主将成本洋平、

会計佐藤通洋、部員山崎正晴、園野智典、高見聡、福富勝仁、山岸典悟、河嶋直子、

高橋克也、服部裕樹、森本康史となっている。また、 2004if-4月にはハンドボール部は、

松浦泰次郎学長あてに下記のようなハンドボール用ゴールの要望書が提出している。

尾道大学学長様

ハンドボール用ゴール購入についてお願Lミ

わたしたちハンドボール部は、昨年秋から練習をしてきましたc しかし、ゴールがな

く満足な練習ができませんでした c 今年に入り、同好会ではなく部として正式に申請が

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認められる見通しです。また、中国学生ハンドボールリーグにも登録する予定です。そ

こでもっと本格的な練習がしたいので、大学ハンドボールゴールを購入していただきま

すようお願Lミ致します。

2004年(平成 16年)4月21日

ハンドボール部部長堤智洋印

ハンドボール部員が上記のような要望書が提出される O まもなくハンドボール用のゴー

ルは購入される。四大学ハンドボール対校戦(広島工大、山口大、広島修大、広島工大)

が広島修道大学で開催される。そこに参加し 3勝 2敗 1引分 1の結果である o 2004年

度中・四国学生ハンドボール選手権大会 (8月鴫門県民体育館)の初出場は、尾道大学

15 -39山口大学、尾道大学 17-26徳島大学、尾道大学 15-17広島工大学で秋季リ

ーグ戦 3部 7位である。第 40回広島県秋季一般ハンドボール選手権大会 (10月広島経

済大学体育館)に出場し、尾道大 21-26修道大で負ける。

2005 (平成 17)年度(主将山岸典悟、副主将服部裕樹、主務渋谷美香、隈本さやか)

第 43回中国四国学生ハンドボール選子権大会春季リーグ (5月3-6日松江総合体育

館)の結果は、島根大、鳥取大学、四国大、広島工大と対戦2勝 2敗である O また、山

岸典悟は 26点を獲得し得点王を受賞する。 4大学交流戦(福岡大学、広島修道大、近

大工学部、福岡大)の結果は、 1勝 5敗である。平成 17年度広島県知事杯ハンドボー

ル選手権大会 (4月9-10日広島経済大)学生予選リーグにおいて、尾道大 24-22

広島修道大、尾道大学 16-27広島経済大で予選を通過し、決勝トーナメン卜尾道大

24 -23すらいじんぐ(一般チーム)を破り、準決勝戦で尾道大学 10-30日新製鋼

(日本リーグのチーム)に負けるが広島県第 3位の成績を残す。第 43回中国四国学生ハ

ンドボール選子権大会秋季リーグは、尾道大 20-15徳島大、尾道大 17-27島根大、

尾道大38-10四国大2勝 1敗である O 順位決定戦は、尾道大 18-16鳥取大(国立大)

に競り勝つ)第 3位の成績を残す。また、山岸典悟は 40点を獲得し、得点王を受賞す

る。平成 17年度広島県秋季ハンドボール選手権大会は、尾道大 16-18呉クラブで敗

退する。経験者より初心者の学生が多かったが、部員は練習に熱心でまじめである。試

合にも勝つようになり自信を持ってくる。

2006 (平成 18)年度(主将山岸典悟、副主将服部裕樹)

4年生は春季に就職活動に専念した。 5月早々に全員就職内定を得る。就職内定後も練

習に余念がないハンドボール部員は一致団結をした 4年間である。 1月の最終練習後に

おいて、第 1体育館ロビーにおいて筆者と昼食を摂る。

2007 (平成 19)年度(主将森本真衣)

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尾道大学草創期における運動部の発展について 281

多数の 4年生が卒業する。部員が少なくチーム編成ができなく、対外試合が不可能にな

る。その中でマネージャー役であった森本真衣は代表としてハンドボール部を支える。

高校時代に経験者の小林昌平達が入部するが、初心者が多く対外試合まで展開できない

状況である。

2008 (平成 20)年度(主将小林昌平)

新年度にハンドボール経験者が入部してくる。 1年間途絶えていた学生ハンドボール連

盟に再加入の手続きを急ぎ、秋の大会に出場が可能になる O 第羽田中四国学生ハンド

ボール選手権秋季リーグ戦 4部 (8月27-31日徳島県鴫門市アミノバリューホール)

は、尾道大 21-37鳥取大、尾道大 14-28高知大、尾道大 28-29近大工の 3連敗で

ある。選手は、小林昌平、藤沢透、谷好佑太、新畠健太、三原功太郎、佐竹大貴、笹

川彰宏、田中期太郎、信岡輝、岩井大樹、平山貴将が大会登録する o 1年生の平山貴将

は、秋季リーグ戦4部において 35点を獲得し得点王を受賞する。平成 20年度広島県室

内ハンドボール総合選手権大会に出場、一般男子 3部リーグ戦で尾道大 19-40 修道大、

尾道大 10-21修大クラブに 2敗する O

2009 (平成 21)年度(主将小林昌平)

平成 21年度中四国学生ハンドボール春季リーグ戦4部 (5月 1-4日松江市総合体育

館)は、尾道大 20-37広修大、尾道大 20-33吉国大、尾道犬 28-29高知大の 3敗

で5位決定戦に臨むが尾道大 27-34鳥取大で敗退する。男子第 47田中四菌学生ハン

ドボール秋季リーグ戦 4部 (9月高知県民体育館)は、尾道大 34-19聖カタリナ大、

尾道大 24-21近大呉、尾道大 39-25吉備国際大、尾道大学4部で優勝し、 3部昇格

決定する。男子4部リーグ戦に於いて平山貴将は、最優秀選手賞を受賞に加えて、得点

王 (40点)も受賞する。

⑮フットサル部

2003 (平成 15)年度

体育館で週 1回の練習 3)

2004 (平成 16)年度

体育館で週 1回の練習4)。

2005 (平成 17)年度(主将大江朗正、副主将葉桐龍馬、主務原田智衣、幸津奈津子、

石原祐子)

2005年度福山フットサル選手権大会 (7月福山市新市体育館)に出場する。クワイロー

ズ、 BLUENORTH、F.S.C、ローラズ、福山平成大と対戦する。

2006 (平成 18)年度

毎週 火曜日に試合を目標に体育館において練習。

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282 Vol. 10 NO.l

2007 (平成 19)年度(主将清水敬太)

松永高校練習試合 (6月 16日福山市体育館)は、尾道大 2-1松永高校 OBの結果で

ある。第 13回エンジョイ大会は、尾道大3-2NTE、尾道大2-5佐藤工業である。

2008 (平成 20)年度(主将宮津大志)

Sunday Specialリーグエンジョイクラスに出場し、尾道大Aチームは 3勝 1敗、尾道大

Bチームも 3勝 1敗である o 2008年福山フットサル選手権大会の試合結果は 6位である。

2009 (平成 21)年度(主将笹川彰宏)対外試合はないが、体育館で練習している。

⑩陸上競技部

2002 (平成 14)年度(主将荒木賢一)

水源地問辺をジョギング。

2003 (平成 15)年度(主将柏原亜希子)

柏原亜希子は部員を纏め次年度に繋ぐ。第 26回中国四国学生陸上競技選手権大会、

2003年度第2回尾三地区陸上競技記録会兼第 28回広島県民体育大会尾道市予選会に出

場する 3)。

2004 (平成 16)年度(主将長船泰治)

水源地周辺及びびんご運動公園において練習する。 2004年度第 3匝尾三地区陸上競技

記録会兼第 29回広島県民体育大会尾道市予選会に出場する 4)。

2005 (平成 17)年度(主将持田竜、主務森本久美子)

EKIDENカーニパル 2005(5月28日広島広域公園)の参加者は、尾道大学チーム 1、

尾道大学チーム 2、尾道大学チーム 3の3チームが出場している。べいふぁ一む笠岡マ

ラソンは、男子 10Km(白井勇、嶋之内勇樹、持田竜、山田直樹、長船康晴、佐藤真

也、宮崎良介、梅田i憂伸、村上優太、甲斐講太郎、岡本人志(教授)、女子 5Km(楠真

由美、住田智美、柳生香織、二宮沙弥佳、原智恵)に出場する O

2006 (平成 18)年度(主将嶋之内勇樹、主務岡田真弓)

三原市民陸上選手権大会において、男子 100m決勝で長船泰治、 3000m決勝で白井勇、

福岡和樹、東原誠、長船泰治、持田竜、田川博基が出場する。その他、 2006ひろしま

クロスカントリー、今治シティーマラソン出場、第四回松永地区一週駅伝大会出場、

第8回三原駅伝大会出場に出場する O

2007 (平成 19)年度(主将梅田裕伸、主務清家功二朗、会計恒松耕平)

福山縁町公園リレーマラソン大会に尾道大学Bチーム、尾道大学 Aチームが出場して

Lミる。第羽田広島県学生陸上合同競技会に清家功二朗(円盤上げ)は 3位に入賞する O

べいふぁ一む笠岡マラソンで白井勇は 3位、JI<.溝愛子は 4位に入賞する。ハーフマラ

ソンに岡本人志(教授)、嶋之内勇樹、宮崎良介、持田竜、白井勇、東原誠、伊藤正

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尾道大学草創期における運動部の発展について 283

憲、が出場する。 10kmに5名、 5kmに4名が出場する。その他、第 26回桜のまち木次

町一周駅伝大会、第 37回ふくやまマラソン 2008に出場する。

尾道大学 2008年度大学案内において、陸上競技部主将の梅田裕伸 10) は、今年から

陸上部の部長を務めさせていただくことになりました梅田裕伸です。私たち陸上部は総

員30名(まどで、その部員は初心者から経験者までと幅広く、個々のスタイルに見合った

内容で活動しています。その中で短距離と長距離に力を入れており、昨年はさまざまな

市民マラソンで、なかなかの好成績を残すことができました。今年はインカレなどの出

場も視野に入れており、更なる向上をめざしています。もちろん部員の中には、体作り

や健康増進のために活動しているものも多く初心者にとっても気楽に楽しく活動する内

容になっております。活動時間、これは毎年変わってきますが、週に 4回ほど午後 4時

30分より開始で、その内 1回が全部参加で残りは自由参加というスタイルをとっていま

す。大学生活という穏やかな時間に陸上競技部というひとつのスタイルで取り入れてみ

ませんか?本気で目指すものに向かつて走るもよし!緩やかに目的を求めて歩むもよ

し!それが私たち陸上競技部が目指すスタイルです、と自由なスタイルを強調してい

る。

2008 (平成 20)年度(主将清家功二朗、副主将伊藤正憲、会計恒松耕平)

緑町公園リレーマラソン大会、第 62田中国四国学生陸上競技対校選手権大会で男子円

盤投げ決勝で清家功一郎 3位になる。第 83回大東陸上競技大会で、安部宏志は 100mで

1位、 200mで4位に入賞する。第 31回中・四国学生陸上選手権大会において、男子

1500 mに福岡和樹、男子 5000mに白井勇、男子円盤投げに清家功一郎が出場する。平

成 20年度秋季陸上大会(10月愛媛県総合運動公園陸上競技場)に男子円盤投げで清家

功一郎 3位に入賞する O 第 12回べいふあーむ笠岡マラソンにおいて、男子ノ、ーフマラソ

ン1位白井勇、 16位安部宏志になり、東原誠、石井健司も出場する O 男子 10kmでは、

福岡和樹2位になる。男子 5kmに5名が出場する O 女子 5kmでは 10名が出場する。

2009 (平成 21)年度(主将安部宏志、石井健司)

大東短距離ナイター記録会安部宏志が一般男子 100m、一般男子 200mに出場する。第

13回べいふぁーむ笠岡マラソン大会ハーフマラソに福岡和樹が 1位になり、他に 5名

が完走する。また、男子 10キロ、女子 5キロにも出場する。第 55回松永地区一周駅伝

大会、第 29回ふくやまマラソン、富士山静岡空港開港記念第 1回しまだ大井川マラソ

ン2009年および第 25回NAHAフルマラソン出場に東原誠が尾道大学フルマラソン初

挑戦する。

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3 各運動部の主将

2001 (平成 13)年度は、尾道短期大学 2年生と尾道大学 1年生が同一キャンパス内で学

び、そして運動部活動をしている。尾道短期大学運動部は 7部である。 2002年度に学友会

で活動予算付けされている部(同好会を含む)は、 14部に増加している。つまり 2001年度

から 2002年度の 1年間に 7部が創部されたことになる G

表 2は、 2009年度において、活動している運動部(同好会活動は除く)の主将である。

これらの各部の主将をみると、合気道部主将は、西尾匡平、大塚裕之、横川和也、太田希、

瓦谷美由貴、山田拓哉である。剣道部主将は。平井大分、広畑武史、西田昌弘、真鍋豊宏、

松下峻、玉井武士、渡辺寛高、細川純である。硬式テニス部主将は、丹下裕香、男子主将

は今給繋正則、田中靖昌、早坂哲耶、石原裕太郎、守谷浩一郎、女子主将は小山未倫、末田

歩、西岡みなみ、漬下{衣里である。硬式野球部主将は、津田篤、木藤亮太、輿栢進、棚原

義貴、中山功紀、竹本龍である。サッカ一部主将は、矢野彬、小田祥太、山崎友裕、佐藤

俊裕、水野悦孝、竹下満教、大野智章である。ソフトテニス部主将は、片山玲奈、原聡利、

萩原直子、藤川暢弘、野村敏之である O ソフトボール部主将は、中村枝里子、松村彰紀、杉

原圭売、大野克也、熊f-t真人、藤原雄三である O 卓球部主将は、矢田擾、原田浩司、谷口

義幸、稲林達也、田原秀憲、山本智之、横山正義である。ダンス部主将は、中智美、林朋

子、赤井真弓、瀧口洋子、前川端恵、坂本正弘である。軟式野球部主将は、村田明士、福原

聖人、橋村哲典、赤堀祐次である。バスケットボール部男子主将は、城市剛宗、村上大起、

山崎博貴、蛭牟田真幸、中松啓、安藤真人、吉田祥、連石大介である。パスケットボール

女子主将は、大本真弓、後藤なっき、柏絢子、藤村桂澄、宮下恵子、泉麻里子である。バ

ドミントン部主将は、岩原尚子、三室至大である O バドミントン男子主将は、河野良太、藤

崎貴之、荒井努、青木健二、宇野将和である。バドミントン女子主将は、隈本さやか、岩

田智美、西岡麻衣子、金川妙美である O バレーボール男子主将は吉田利幸、奥垣内勉、山

本博明、坂口洋介、山本隆晴、黒野雅也、井場智也である。バレーボール女子主将は、原

朋子、中岡加世子、高山真実、辻幸恵、長原瞳、森本真衣、西田桃子である。ハンドボー

ル主将は、堤智洋、成本洋平、山岸典悟、森藤恵美、小林昌平である。プットサル主将は、

大江朗正、清水敬太、宮津大志、笹川彰宏である。陸上競技主将は、荒木賢一、柏原亜希子、

長船泰治、持田竜、嶋之内勇樹、梅田裕伸、清家功二朗、安部宏志、石井健司である。主

将名が不明な部があることこは残念である。

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尾道大学草創期における運動部の発展について 285

表 2 運動部年代別主将名各年の主将を示す

ぶ竺 2001年 2002年 2003年 2004年 2005年 2006年 2007年 2008年 2009年(平 13年) (平 14年) (平 15年) (平 16年) (平 17年) (平 18年) (平 19年) (平 20年) (平 21年)

合気道部 。 西尾医平 西尾匡平 大塚裕之 償川和也 太田希 瓦谷美由貴 山田拓哉

剣道部 平井大介 平井大介 広畑武史 西田昌弘 真鍋思宏 松下峻 玉井式土渡辺寛局

細川純

男 子今給契正則 田中靖昌 早坂官珊; 石原裕太郎 守谷浩一郎 守谷浩一郎

子ニ ス 部O i't下裕香 丹下裕香

女 了i't下裕香 小山未倫 末田歩 西|司みなみ 漬下依里 演下依里

子ニス部

硬 ェt津rn篤 木藤亮太 木藤亮太 輿杷進 棚原義貴 中山功紀 竹本龍

野球部

サッカ一部 矢野彬 矢野彬 小田祥太山崎友裕

水野悦孝 竹下満教 大野智章 大野智章佐藤俊裕

ソフト片山玲奈 片山玲奈 原聡利 荻原直美 藤111暢弘 野村敏之

テニ ス 部

ソ フ ト中村枝里子 松村彰紀 杉原毛亮 杉原圭亮 大野克也 熊代主主人 藤原雄三

ボー ル 部

卓球部 O 矢田優 原因浩司 谷口義幸 稲林達也 田原秀憲 山本智之 横山正義

ダンス部 O 中智美 林朋子 赤井真弓 瀧口洋子 瀧口洋子 前川端恵 前川端恵 坂本正弘

軟 式村田明土 福原型人 橋村哲典 赤堀祐次

野球部

男バスケットO 城市剛宗 村上大起 山崎博貴 蛭牟臼真幸 中松平宇 安藤真人 吉田祥 連石大介

1;;パスケット 。大本真弓 大本真弓 大本真弓 後藤なっき後藤なっき

藤村桂澄 宵下恵子 泉麻里子部 柏絢子

男バドミントン河野良太 藤崎貴之 荒井努 青木健三 宇野将和

部O 岩原尚子 岩原尚子 士宅:室至大

女バドミントン隈本さやか 岩田智美 西岡麻衣子 金川妙美

男 子吉田利幸 吉田利幸 奥垣内勉 山本博明 坂口洋介 山本際靖 黒野雅也 井場智也

パレ一部

女 子O 原版子 原朋子 中岡加世子 高山真実 辻幸恵 長原瞳 森本真衣 凶同桃子

パレ一部

ハンド堤智j芋

堤智洋山岸典悟 山岸典悟 森藤恵美 小林昌平 小林昌子

ボー ル 部 成本洋平

フット大江朗正 清水敬太 宮津大志 笹川彰宏

サル部

陸 上:荒木賢 柏原亜希子 長船泰治 持田竜 嶋之内勇樹 梅田裕伸 清家功二朗

安部宏志

競技部 石井健司

l 運動部とは、 2009年度学友会運動部を示し、公式戦、交流会、発表会等を基本に活動している部を示す。

2. この表の学友会運動部は、 2009年度以前に同好会として活動していたものも含める。

3. 0白jは、尾道短期大学最後の部を示し、その部を 2002年度に尾道大学が継続した部を示す 3

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4 運動部の予算

運動部が活動するには、自主活動であるから自費での活動が基本となる O しかし、尾道市

内に大学が設置しであることから、競技会や研修会等の行事は広島市内や、岡山市内、東広

島市内に片寄る。交通費やユニホーム代等に要する経費が必要なってくる。大学としては各

支援をおこなっている。一つの方法として尾道大学学友会の組織があり、学友会から部およ

び同好会へ補助制度がある。この補助制度について、運動部および同好会ヘ補助の額をみる

ことにする。表 3は、尾道大学後援会の運動部予算額である。 2002年度(関学 2年目)と

2009年度(開学 9年目)の予算額をみたものである。

活動予算額から活動状況がみえてくる。 2002年度予算額の多い部I:i,合気道部 250;000円、

パレ一部 210,000円、バスケットボール部 180.000円、硬式野球部 180,000円、卓球部 120,000

円が上位 5部であり、また、予算額が少ない部は、ダンス部 10,000円、硬式テニス部 20,000

円、ソフトテニス部 20,000円、フットサル部 25,000円、アウトドア部 30,000円である。 2002

表 3 運動部の予算

学友会資料より作成(円)

運動部名 2002年度予算(開学2年) 2009年度予算(関学9年)

合気道部 250,000 320,000

2 アウトドア部 30,000 (廃部)

3 剣道部 50,000 200,000

4 硬式テニス部 20,000 男子 310,000

女子 190,000

5 硬式野球部 180,000 900,000

6 サッカ一部 110,000 447,000

7 ソフトテニス部 20,000 180,000

8 ソフトボール部 78,000

9 卓球部 120,000 265,000

10 ダンス部 10,000 20,000

11 軟式野球部 50,000

バスケットボール部 180,000 男子 154,000

12 !J:.子 90,000

13 ノfドミントン部 50,000 350,000

14 バレーボール部 210,000 男子 146,000

女子 150,000

15 ハンドボール部 280,000

16 フットサル部 25,000 50,000

17 陸上競技部 80,000 200,000

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尾道大学草創期における運動部の発展について 287

年度運動部総額で 1,335,000円である。 2009年度予算額の多い部は、硬式野球部 900,000円

(その内 600,000円は連盟登録費)、硬式テニス部 500,000円(男子 310,000円,女子 190,000円)、

サッカ一部 447,000円、合気道部 320,000円、パレ一部 296,000円(男子 146,000円、女子

90,000円)、卓球部 265,000円となっている。また、予算額が少ない部は、ダンス部 20,000円、

軟式野球部 50,000円、フットサル部 50,000円である。なお、 2009年度総予算額は 4,380,000

円である。 2009年度の運動部予算額は 2002年度の 3.3倍になっている。

5 運動部聞の交流会や連絡会

運動部や同好会の学生から運動部聞の交流があると尾道大学が活発になるという声があが

ったことから、バーベキュー会が決定される。主将、副主将、主務、会計等の役員が一同に

集まり、食事をしながら各クラブ聞の親睦を図ることを目的に企画される。表 4は運動部の

交流の行事である。 2003年には 6月のバーベキュー大会がある。参加申し込みから食堂の

交渉等の世話役はバレーボール部主務の松岡玲子が当たる。 12月は、鍋料理を学生食堂で

開催する世話役は、陸上競技部主将の柏原亜希子である。 2004年から学友会執行部が主催

という形式に移る。 2007年度まで運動部の交流会は続く。

表 4 運動部の交流会の概要

期 日 会費 備 量~

2003年6月24日(火)世話役はパレ一部松岡玲子、参加部(男子バレー部、アウトドア部、バドミントン部、陸土部、ソフトボー

17時30分~ 19時まで 学生900円ル部、硬式野球部、倉田三郎先生、岡本人志先生等の

学生会館ノ'¥'-ベキュー参加。倉岡三郎先生及び筆者は特別会費徴収する。

2003年12月4日(本)世話役は陸上部柏原亜希子、参加者(ソフトテニス部|3名、バドミントン部2名、合気道部3名、硬式野球部

17時00分~ 18時40分まで 学生500円 3名、剣道部3名、硬式テニス部2名、倉田三郎副学長、学生会館鍋料照 筆者等)倉田三郎副学長及び筆者から 10,000円の特別

会費徴収する。

2004年6月29日(火) 学友会執行部主催、多数の教員の参加あり、倉田三郎18時00分~ 19時30分まで 副学長及び筆者から 10,000円の特別会費徴収する。学生会館ノtーベキュー

2005年 7月5日(火)学友会執行部主催、多数の参加者ある O 教員は、刈山・i

18時00分~ 19時30分まで学生500円、 川l田・村田・部・寺柚・溝淵・光原・小畑先生c 倉田

学坐会館バーベキュー教員1500円 三郎副学長及び筆者から 10,000円の特別会費徴収す

9ブ 0

2007年7月2日(火)学生300円、

学友会執行部主催、参加者は27名、先生の参加をいた18時00分~ 19時30分まで

教員1500円だし〉た。倉田三郎副学長及び筆者から 10,000円の特別

学生会館 ノてーベキュー 会費徴収する。

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288 Vol. 10 No.1

その他に運動部の連絡会が行われている。事務的な連絡事項の聞をもつため、昼食時に参

集する時聞を設ける。表 5は連絡会である。昼の休憩時間に昼食を摂りながらの連絡会であ

るO

2007年度、 2008年度、 2009年度の 3年実行されている。多忙な学生であるがほぼ全運動

部が参加する。

表 5 運動部の連絡会の概要

日時 場所 概 要

2007年4月17日(月) 筆者から大学のパス利用、大会・父流会等の結果報告、運動部活動への12時 15分~ 13時00分 要望等について連絡する。(各クラブから l名参加)

22教室

2008年4月14日(月) 筆者から大学のパス利用、大会・交流会等の結果報告、運動部活動への12時 15分~ 13時00分 要望等について連絡する o (各クラブから l名参加)

22教室

2009年4月13日(月) 筆者から大学のパス利用に関する件の説明、大会・父流会等の結果報告12時 15分~ 13時00分 の提出等について、運動部活動への要望等について連絡する。(各クラ22教室 プから l名参加)

6 活躍した団体や個人

尾道大学学生又はサークル活動で優秀な成績を残した同体や貢献した学生に対して、尾道

大学学生表彰規定により学業、スポーツ、文化、社会的貢献等の分野で表彰されている。そ

の表彰規定によりスポーツ部門の学長賞、学長奨励賞がある。

①学長賞受賞者

表 6は、学長賞を授与されたものである。スポーツ分野において、 2007 (平成 19) 年度

に高田真吾(経済情報学部 4年)と岩崎昌弘(経済情報学部 4年)が受賞している o 2名と

もパスケットボール部で就職内定後にパスケットボールの練習を再開し、大学バスケット部

に大きく貢献した評価で受賞している。

表 6 学長賞被表彰者(スポーツ貢献)

年度 氏名 学科・学年 運動部名 対象行為

2007年度広島県学生バスケットボール選手権大会2007(平 19)年 高田真吾 経情4年 バスケットボール部 秋季リーグ戦男子2部(Bリーグ)において最優秀

選手賞を受賞した。

2007年度広島県学生バスケットボール選手権大会

2007(平 19)年 岩崎昌弘 経情4年 バスケットボール部 秋季リーグ戦男子2部(Bリーグ)においてスリーポイント賞を受賞する。また、 2005年においてもスリーポイント賞を受賞した。

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尾道大学草創期における運動部の発展について 289

②学長奨励賞受賞者

学長奨励賞の受賞者は表 7である。 2004(平成 16)年度の学長奨励賞受賞者は、関学か

ら運動部の創部に尽力し、主将として部の発展に貢献したもので、女子パスケットボール主

将大本真弓(経済情報学部4年)、硬式テニス部主将丹下裕香(経済情報学部4年)、硬式

野球部主将津田篤(経済情報学部4年)、女子バレーボール部主将原朋子(経済情報学部

4年)、剣道部主将平井大介(経済情報学部 4年)、サッカ一部主将矢野彬(経済情報学部

4年)、男子バレーボール部主将吉田利幸(経済情報学部4年)の 7名である。

2005 (平成 17)年度の受賞団体は、女子硬式テニス部と男子バドミントン部の 2団体が

受賞する。また、個人受賞者は、バドミントン部主将三室至大(経済情報学部4年)、ハン

ドボール部主将山岸典悟(経済情報学部2年)、陸上部員白井勇(経済情報学部 2年)、バ

スケット部員岩崎昌弘(経済情報学部 2年)の 4名である。

2006 (平成 18)年度の受賞団体は、陸上競技部、男子バドミントン部2団体である。個

人受賞者は、男子硬式テニス部主将田中靖昌、女子硬式テニス部主将小山未倫、剣道部主

将西田昌弘、男子バレーボール部主将山本博明の 4名である O

2007 (平成 19)年度の受賞団体は、男子バスケットボール Bチームの 1団体である。個

人受賞者は、陸上部員清家功一郎(経済情報学部 2年)、陸上部員永溝愛子(芸術文化学部

日本文学科2年)、女子硬式テニス漬下依里(経済情報学部 1年)の 3名である。

2008 (平成 20)年度の個人受賞者は、陸上部員白井勇(経済情報学部4年)、女子硬式

テニス部主将西岡みなみ(芸術文化学部日本文学科4年)、陸上部員福岡和樹(経済情報学

部3年)、薙刀同好会見分小百合(芸術文化学部日本文学科2年)、ハンドボール部員平山

貫将(経済情報学部 1年)の 5名である。

2009 (平成 21)年度の受賞団体は、男子卓球部、ハンドボール部、男子バドミントン部、

女子バドミントン部の 4団体である。個人受賞者は、陸上部員福岡和樹(経済情報学部4年)、

ハンドボール部員平山貴将(経済情報学部 2年)、卓球部員寺津晃平(経済情報学部 1年)

の3名である。

2004 年度に表彰された 7 名は、創部と運動部活性化に 2~4 年間にわたって貢献したこ

とが評価された。また、各競技において最優秀賞やシュートのポイント数(ポイント王や得

点王)によって受賞した者、競技レベルのランク付けから昇格すると表彰対象になっている

現実がある。受賞の推薦基準が定まらず、文化、社会貢献、スポーツの 3分野の基準が暖昧

になっている事が指摘される O

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290 Vol. 10 No.l

表 7 学長奨励賞被表彰者(スポーツ貢献)

年度 団体・氏名 学科・学年 運動部名 対象行為

2004(平16)年 六本Eサ 経情4年 バスケットポール部k子ノてスケット部を創部し。主将を努め部の運営に

尽力した。

丹ド裕吾 経情4年 硬式テニス部硬式テース部を自[1部L、主将を務め部の発展に貢献した(

津田篤 経情41f 硬式野球部硬式野球部を創部に尽力し、主将として活動の原動}Jにばくした。

原朋 子 出壬イ青4{ド 女子バレーボール部女Tバレーボール部に立ち上げに力を注ぎ、主将と

して活動した。

半井大介 経情4年 剣道部創部に傾注したc 主将として剣道の活動に自ら全面iにたち指導したご

矢野彬 経情4{1' サッカ一部創部に中心的役割lを果たし、主将として部員をリー

ドしたっ

古出利幸 経情4年 男子一パレ←ポ←ル古s男子バレーボール部の創部に尽力し、主将として積極的に部員を指導したっ

2005(平!7)年 女f硬式テニス 硬式子ニス部女f平成17年度広島県学生庭球王座決定戦3部で優勝し、 2部に昇格したc

男子男子ノfドミントン部

第24回広島県バドミントンリーグ千六会男子2部で

バドミントン部 優勝し、 l 部昇格#果たしたc

第29回広島県学生バスケットボールリーグ戦2部に

三室至大 経情4年 バドミントン部 おいて優勝した。なお、チームの主将として優勝へ

導いたc

男子第43凶中山同学生ハンドボール選子権春季大

山岸典↑百 経情2年 ハンドボール部 会において、得点王となるコ及び春季大会において

も得点王を受賞したご

向井勇 情報2年 陪上競技部今治シティー77ソン男子5Kmで2位、ベいふぁー

むマラソン男了一lOKmで2f'干の成績を治めたc

岩崎昌弘 経↑青2年男子

2005年度広島県学牛ーパスケットポール選手権大会

ノマスケットボール部リーグ戦男子 2部においてスリーポイント賞を受賞

LtこC

f十種の競技会において、優勝と上位入賞宥を含む、

2006(平18)年 陸上競t支部 陸仁競技部延べ27名の入賞者を出Lたc 尾道大学の練河環境

で部員が一丸となってトレーニングにじ夫をLたこと

による。

男子ノTドミントン部

第25回広島県ノfドミントンリーグ戦大会男子2部優ノfドミントン司i 勝し、 1$リーグに界干各したコ

中四同大学テース連盟、広島県学坐テニス連県に

田中靖昌 経情4年 硬式テニス部 加入を実現させた。広島県大学テニス男子団体戦

3部リーグ戦準優勝争果たしたc

主v成17年広島県学生庭球選子権大会ダブルス(藤

小山未倫 経情4年 硬式テニス部同・小山紐)において第3位、平成16年広島県学

宇一庭球新人戦第8位、平成17年広島県学生庭球土

座決定戦3部で優勝し2部に昇格を果たしたご

第81回 (2004'ド)広島県学生春季剣道大会、 83回

西田昌弘 経情4年 釘[j)立部(2005{j)広島県学坐春季剣道大会で2{I'連続同

休戦3ji'i'、第40凶 (2004年)広島県剣道段別選手

権大会参段の部第8位等の成績を残したc

第61問中国学生バレーボールチャレンジリーグ戦準

山本博明 経情4年 男子バレーボール部 優勝に輝いた c 2005年瀬戸内フルーツカップ6人制バレーボール大会て、も第3{17:の成績を残した。

2007(平19)年男子パ7、ケットポル

団体(12名)男子 2007年度広島県大学ノtスケット秋季リーグ戦にお

Bチーム バスケットボール部 いて2部で優勝し l部に昇格を果たしたご

第45同広島県実業団陸上競技選手権大会及び第j青家功一郎 経情2{ド 陸仁部 40凶広島県学生陸上競技大会・合同競技会男子|弓

盤投げに3{削こ入賞したご

ァ1<.1誇愛f 芸H文2年 陸上部平成19年度今治シTイ マフソン 3Kmー彼女壬部

優勝(2連覇)した。

潰下依'1l 経情I年 硬式テニス部平成19年度広島県学生庭球新人戦大会女fシング

ルスで優勝した。

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尾道大学草書IJ期における運動部の発展について 291

2008(平20)年 白井勇 経情 4{ド 陪 1:部第12同べいふあーむマラソン、ハーブマラソン一般

の部で優勝したc

平成19年度広島県学生庭球王座決定戦第2部に優西岡みなみ 日え:4年 硬式テニス部 勝(シングルス、ダブルス全勝)による l部昇格に

貢献Lたc

福岡和樹 経倍3{I' 陸上部第12同ベいふあーむ、7 ラソン、 IOKm一般の部で2位に入賞Lた。

見分小丙{r 日立:2年 薙刀部平成20年度国民体育大会(秋季) (おおいた国体)

へ広島県代表として出場したc

平山貴将 経情1年 ハンドボール司i男子第45同中国阿国ハンドボール選手権大会(秋

季)において、 3部得点王を受賞した。

2009(平21)年 男子卓球部 団体9名 卓球部第60田中国卓球選手権大会男子同体3部リーグ優

勝して、 2部昇格した。

ハンドボール司1 団体 10名 ハンドボール部男チ第一47問中国四国ノ、ンドボール選手権大会(秋

手)において、優勝し 3部昇格したc

男子同体5名 ノfドミントン部

第28凶広島県学生バドミントンリーグ戦において、ノfドミントン部 2部から l部昇格した。 I

久子同体8名 バドミントン部

第28凶広島県学生パドミントンリーグ戦において、バドミントン部 2司iから l部昇格した。

平成21f!度第13回べいふぁーむマラソン大会にお

福岡和樹 経情4{1" 陸上部 いて、ハーフマラソン部門で優勝(1時間18分46秒)したc

男子第47回中同四国ハンドボール選手権大会(秋

平山貴将 経情2年 ハンドボ)ル部 季)において、 2部の最優秀選手及び得点玉を受

賞した。

寺津晃可て 経情]年 卓球部第60田中国卓球選手権大会男子団体3部リーグにおいて、最優秀選手に選出された。

7 おわりに

(1)運動部の創部期

尾道大学運動部の富IJ部(同好会)は、 2001年度から 2002年度である(表 1)0 2001年度は、

尾道道短期大運動部と一緒に練習した部もあれば、新たな創部(同好会)であったり、創部

(同好会)準備中であったりしている O 秋に尾道短期大学運動部の選手は引退すると同時に尾

道大学運動部や同好会が堰を切ったように始動する O 尾道大学運動部や同好会が 2002年度

には、一挙に 17部に増加する。ここに尾道大学学生のJ情熱や意気込みが窺われる。

(2)運動部の活発な時期

各運動部の年度別活動状況をみっと、合気道部は一定の活動を継続的に実施している O 剣

道部は、 2003・2004・2005年度が活発である O 硬式テニス部は、 2005・2006年度が活発

であるようである。硬式野球部は、練習場所の確保に苦労しなががらも 2008年にグランド

の整備がで打撃練習がきるようになる。サッカ一部は、練習の虫になった 2005年度、活動

は少ないが試合成果を上げた 2007年度である O ソフトテニス部は、多数の大会に出場した

2008年度であろう。ソフトボール部は、苦労して試合に出場した 2004・2005年度があげ

られる。卓球部は、多数の試合に出場して踏んばった 2005・ 2006年度と成果を残した

2009年度である。ダンス部は、第 2体育館に大型鏡が設置され練習に情熱を傾けた 2008・

2009年度であろうか。軟式野球部は、同好会から部に昇格し、練習量が増え対外試合にこ

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292 Vol. 10 NO.1

ぎつけたけた 2008年度。バスケットボール部男子は、リーグ戦において、 I部に昇格した

2007年度 2009年度がある。バレーボール部男子は、多数の交流戦で実力を付け試合成果を

出した 2005年度。ハンドボール部は、初心者を練り上げた 2005年度、練習熱心でリーグ戦

で成果を出した 2009年度。陸上競技部は、安定した部の運営と一定の成果を上げた近年で

ある。

尾道大学運動部の熱意ある時期は、 2004~ 2005年度頃が全体的な成績がピークであった

ように見受けられる。この時期は、学生間に大学運動部の歴史を倉IJろうとする熱意や意欲か

らくる活動があり、練習場所に恵まれない環境で努力を惜しまない学生が多かった。

(3)活動予算

活動予算をみると、開学当時は、尾道短期大学後援会が活動費の援助をおこなってきてい

た。尾道大学になっても、活動費の援助は尾道大学後援会がおこなっている。尾道短期大学

から運動部継続した 2002年度は、合気道部、卓球部、バスケットボール部、パレ一部に手

厚い予算が配分されている。後援会規約からみると、同好会では予算援助はされないが、

2002年度から特別な計らいによって、同好会も予算の支援が行われている事に注目される。

同好会では硬式野球部、サッカ一部の予算の配分額が多い。 2009年度になると、各運動部

の活動に応じて予算が配分され硬式野球部 (900,000円の予算額の中で連盟会費が 600,000

円で実際の活動費は 300,000円であり、野球部の活動費としては高額ではなpo)、硬式テニ

ス部、サッカ一部、硬式テニス部等の対外試合をする部がに支援をしている、といえよう。

2009年度の運動部総予算額は、 438万円であり、決して多額な予算ではない。尾道大学の学

生の自主的課外活動としての運動部をスポーツ文化と捉え、学生のスポーツ文化として、大

学がある程度の金銭的支援する必要があると思われる。

(4) スポーツ部門の表彰をみると、スポーツに貢献した団体や個人に贈られる学長賞、学長

奨励賞が授与される O 上位のグループに昇格した団体、個人では活躍した部の主将、個人成

績でバスケットボール競技やハンドボール競技の得点王受賞者や優秀選手受賞者、陸上競技

の一定に記録を出した選手等である。尾道大学のスポーツ成績が安定してきた今日、競技レ

ベルが高くはないが、各運動部間の選定基準をー定に保つ必用がある O 表彰規程が運動部員

の奨励策になっている事は、運動部員にとっては励みとなっている。

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尾道大学草創期における運動部の発展について 293

謝辞

各運動部の活動の提供をいただいた運動部等の多くの学生諸君に感謝致します。また、資

料の提供をいただいた学務課長補佐兼係長佐々木京子氏、学務課学生係主任中山美穂氏、総

務課課長補佐兼係長中津康徳氏にお礼を申しあげます。 (2010年 3月31日)

参考文献

1) 2000年 尾 道 市

2) 2004年 国際オリンピック委員会オリンピック憲章

3) 2003年尾道大学ホームページ

4) 2004年尾道大学ホームページ

5) 2005年尾道大学ホームページ

6) 2007年(横川和也)尾道大学大学案内、 P40

7) 2005年(平井大介)尾道大学大学案内 p29.

8) 2004年(丹下絡香)尾道大学大学通信章IJfl同町

9) 2006年(木藤亮太・山本博明)尾道大学大学案内 P38

10) 2008年(竹下満教・梅臼裕伸)尾道大学大学案内 P40.

11) 2007年(稲林達也)尾道大学通信 N07 P7

12) 2007年(前川端恵)尾道大学通信 N08号P7

13) 2009年(吉田祥)尾道大学大学案内 P40.

14) 2006年(岩田智美)尾道大学通信 N05 P7.