自動車データ活用動向 2018年 月発行 - sbd …...自動車データ活用動向...

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自動車データ活用動向 2018年2月発行 コネクテッドカーは“走るIoT”とも称され、車両データや周辺情報を収集、分析し そのデータを活用する動きが高まっています。OEMが自動車データを活用することで、 顧客に対する様々なサービスの実現や、市場情報の収集、新規ビジネスの機会創出等が可能となります。 一方でOEM がこうしたデータを活用できるかどうかは、ユースケースへの組織的な支援および コネクティビティソリューションの技術的な成熟度が大きく影響しています。 SBDではこのような傾向をもとに、業界のトレンド分析、技術的背景、OEMの活用状況、 今後の展望、機会創出の可能性などをまとめたレポートを発行しました。 活用状況 考えられるデータ活用先 アフターセールス SMR(Service: 点検、 Maintenance: メンテナンス、 Repair: 修理) データの販売 CRM (顧客関係管理) 保証コストの削減 製品の改善 第三者への データの販売 コネクテッドカーとは? コネクティビティの実現 手順 車両の接続方法 要旨 リモート車両診断に 関する10の見通し OEMにおけるリモート 診断の優先度 業界の概況 自動車メーカーがデー タを収集する理由と データの価値 既存のデータ関連法 規制GDPRの影響 技術概要 コネクテッドカーに必 要なコンポーネント ソリューションタイプに 応じて異なるデータ可 用性 OEMのリモートデータ 戦略 OEMの現在の車両 データ利用状況 収益の見込みが高い ユースケース 今後の展望 リモート診断の今後5 年間の展望 OEMが第三者に認 める適切なアクセスレ ベル アフターセールスの リモートデータ戦略 非コネクテッドカーでリ モート診断を使用す るメリット 対応可能なユース ケースタイプ 第三者企業および B2Bのパートナーシップ OEM各社のB2B ユースケースの違い 第三者のデータプラッ トフォームで提供可能 なサービス データのユースケース 車両データが内外に もたらすメリット 第三者が車両データ 購入に動く可能性が 高いユースケース 組織の成功 OEMが組織構造を 再考すべき理由 企業文化とリスク管 理がOEMに及ぼす影

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Page 1: 自動車データ活用動向 2018年 月発行 - SBD …...自動車データ活用動向 2018年2月発行 コネクテッドカーは“走るIoT”とも称され、車両データや周辺情報を収集、分析し

自動車データ活用動向 2018年2月発行

コネクテッドカーは“走るIoT”とも称され、車両データや周辺情報を収集、分析しそのデータを活用する動きが高まっています。OEMが自動車データを活用することで、

顧客に対する様々なサービスの実現や、市場情報の収集、新規ビジネスの機会創出等が可能となります。一方でOEM がこうしたデータを活用できるかどうかは、ユースケースへの組織的な支援および

コネクティビティソリューションの技術的な成熟度が大きく影響しています。SBDではこのような傾向をもとに、業界のトレンド分析、技術的背景、OEMの活用状況、

今後の展望、機会創出の可能性などをまとめたレポートを発行しました。

活用状況考えられるデータ活用先

• アフターセールス SMR(Service: 点検、Maintenance: メンテナンス、Repair: 修理)

• データの販売• CRM (顧客関係管理)• 保証コストの削減• 製品の改善• 第三者へのデータの販売

コネクテッドカーとは?

• コネクティビティの実現手順

• 車両の接続方法

要旨

• リモート車両診断に関する10の見通し

• OEMにおけるリモート診断の優先度

業界の概況

• 自動車メーカーがデータを収集する理由とデータの価値

• 既存のデータ関連法規制GDPRの影響

技術概要

• コネクテッドカーに必要なコンポーネント

• ソリューションタイプに応じて異なるデータ可用性

OEMのリモートデータ戦略

• OEMの現在の車両データ利用状況

• 収益の見込みが高いユースケース

今後の展望

• リモート診断の今後5年間の展望

• OEMが第三者に認める適切なアクセスレベル

アフターセールスのリモートデータ戦略

• 非コネクテッドカーでリモート診断を使用するメリット

• 対応可能なユースケースタイプ

第三者企業およびB2Bのパートナーシップ

• OEM各社のB2Bユースケースの違い

• 第三者のデータプラットフォームで提供可能なサービス

データのユースケース

• 車両データが内外にもたらすメリット

• 第三者が車両データ購入に動く可能性が高いユースケース

組織の成功

• OEMが組織構造を再考すべき理由

• 企業文化とリスク管理がOEMに及ぼす影響

Page 2: 自動車データ活用動向 2018年 月発行 - SBD …...自動車データ活用動向 2018年2月発行 コネクテッドカーは“走るIoT”とも称され、車両データや周辺情報を収集、分析し

• OEMが車両から収集したデータの現在の活用法とは• リモート車両データの活用でリードしている自動車メーカーは?• どのような車両データを収集しているか• 使用している接続サービスのアーキテクチャとデータプラットフォームの種類

自動車データ活用動向

レポート番号 : CON621-181発行日 : 2018年 2月本書ではコネクテッドカーのデータ活用の基本を確認した上で、業界のトレンド分析とそれらトレンドに対応する推奨事項を提供します。車載装置の種類や各ソリューションのアーキテクチャを解説、各OEMの戦略やアフターセールスにおける様々なプレーヤーの取り組み状況についても考察します。

SBD ジャパン[email protected]

業界の概況

• 自動車メーカーがデータを収集する理由• 埋め込み型コネクティビティの優位性• 車両データの価値• コンシューマエレクトロニクスやIT業界のプレーヤーがコネクテッドカーのバリューチェーンに参入する方法と理由

• 車両データ関連の法規制に対する立法機関のアプローチ• 立法機関が提唱するデータプラットフォームコンセプト• データの収集と利用を計画する自動車メーカーや第三者に

GDPR(欧州個人情報保護法)が与える影響

• コネクテッドカーに必要なコンポーネントとは• 埋め込み型TCU、スマートフォンのテザリング、Apple CarPlay/

Android Autoソリューションのアーキテクチャの違いとは• ソリューションタイプによってデータ可用性はどのように違うのか• ソリューションタイプによってデータのユースケースはどのように違うのか

• データ通信コストの指標

技術概要

OEMのリモートデータ戦略 今後の展望

• 非コネクテッドカーへの対応におけるリモート診断の 重要性• 第三者のアフターセールスソリューションが対応可能なユースケースのタイプ、アーキテクチャ

• 現在アフターセールスソリューションに関与している 第三者のプレーヤーとは

• OEMのアフターマーケットでのリモート診断提供状況

アフターセールスのリモートデータ戦略

• OEMと第三者とのB2Bパートナーシップへのアプローチはどのように進化しているか

• OEMとの提携が考えられる主なB2Bデータパートナーとは• データの収集と販売の一般的なビジネスフローとは• サービス仲介がリモート診断領域の妨げとなる可能性• OEM各社のB2Bデータユースケースの活動レベルの違い

第三者企業およびB2Bのパートナーシップ

• OEM社内での車両データ活用メリットとは• ユースケースを実現するために必要なデータのタイプ、 プライバシーレベル、送信頻度とは

• 第三者が関心を寄せているユースケースとは• 自動車メーカーからのデータ購入に関心の高い企業のタイプとは• ビジネスプロセス改善を促進するデータ要素とは

データのユースケース

• リモート診断の今後5年間の展望とは• リモート診断データで不可欠な要素は?• スマートフォンの画面複製ソリューションからの収集は?• OEMのクラウドへのアクセスを第三者に許可する場合、どの程度が適切か• ドングルがリモート車両データの収集に与える影響