舗装用ブロックの施工方法 -...
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舗装用ブロックの施工方法社団法人インターロッキングブロック 舗装技術協会 発行「インターロッキングブロック舗装簡易マニュアル」から参考、引用
インターロッキングブロック(以下ILブロックと称する)敷設後に生ずる不陸の原因(1)
①路盤の転圧が不十分。②路盤の凹凸が大きい。③敷砂の厚さが不均一。
①粘土質、泥分の入った砂。②濡れた砂。③固まりのある砂。④小石の入った砂。
役割の違う敷砂(粗目砂)と目地砂(細目砂)の確認。
1. 路盤の確認
2. 敷砂、目地砂の品質確認
■× デコボコで弱い路盤 砂の沈み込み代を10㎜程見込んで、縁石より70㎜(50㎜)下がった位置が、敷砂の仕上り高さとなります。
敷設方法は、押し当てて垂直に下ろして、ブロックを置いていきます。
①一旦、強く押し当てる。②垂直に下ろす。
3. レベル出し
4. 敷砂の敷き均し
5. ブロックの敷設
■縁石や境界ブロックの天端に合わせる場合
■勾配を設ける場合の施工では
■トラブルの原因となる目地砂
不陸の原因(2)①路盤材のクラッシャランに、再生砕石等が使用されている場合。②路盤に隙間ができ、目地から浸透した雨水等により敷砂が路盤に入り込む。
■× 敷砂が路盤に侵入
使用開始後 敷砂層の厚さが異なり不陸の原因となります。
良い例
縁石 盤で勾配を取る
悪い例
縁石敷砂で勾配を取る
■各舗装箇所における勾配
(1)園路、歩行者路
(2)自転車道、広場、駐車場、産業ヤード、バス停
(3)車道、バスベイ
勾 配
1.5~2.0%
0.5~1.0%
2.0%
種 別
粗目砂
細目砂
■目地砂の品質規格
■敷砂の品質規格
最大粒径
75μmふるい通過量
規 格 値
2.36㎜以下
10%以下
項 目
最大粒径
75μmふるい通過量
粗粒率(FM)
粗粒化に対する抵抗性
規 格 値
4.75㎜以下
5%以下
1.5~5.5
突固め試験(67回突固め)で試験後の75μmふるい通過量増加が1%以下
項 目
※歩道・駐車場の場合、 適用しなくてよい。
小石または、砂の固まり
このような砂を使用すると
砂の充填不足によりかみあわせ効果が小さくなりトラブルの原因となります。
縁石
路盤路盤
70(50)
敷砂の仕上り高さ
縁石
路盤路盤
ブロックの仕上り高さ
※80㎜厚製品の場合。( )内は60㎜厚製品の場合です。
80(60)
20(30)
敷砂(10㎜程沈む)
敷砂
路盤
敷砂ILブロック
路盤
①
②
敷設方向
●敷砂は数箇所に分散、バラ置きします。●一箇所に積み置きすると、仕上り後の砂の密度に差が 生じ、不陸の原因となります。●バラ置きした砂を、ひとまず適当な厚さに均します。
●鉄パイプ類に均し板をあてがうと砂を均等に 均しやすくなります。
最前列のブロックが沈下しないように二列目以降のブロックに乗るようにしましょう。
●注意
悪い例 悪い例
舗装材/舗装用ブロックの施工方法
舗装材/舗装用ブロックの施工方法
9796
●施工ガイド
6. 目地調整
7. 端部処理
小正方形のブロックをうまく工夫して使用することにより凸凹の発生を防止します。
■端部処理の方法
構造物(ハンドホール、マンホール、水道栓、ガードレール)の納まりは、小正方形ブロックを使用するなどして小さなカットブロックを使わないでください。
■円形路面施設周りの納まり
敷砂を緩やかな曲線になるように仕上げ、ブロックを勾配の変化点の手前から徐々に滑らかな曲線になるようにすり付けます。 また、大版サイズのブロックを用いて、切り下げ部分を施工する場合、変化点の目地幅が大きくなるのを防ぐため、ブロックの側面を斜めにカットして納めます。また、目地幅が広くなる部分には、小型のILブロックで調整することも可能です。
■歩道切り下げ部の納まり
■カットブロックの最小寸法
プラスチック製またはゴムハンマーでブロック目地の通りを揃えます。
全ブロック敷設後、目地砂を充填する前にバールやマイナスドライバーなどで目地の通りを再調整します。
1/2サイズ以下のブロック
端部拘束 プレキャストコンクリート製品 端部拘束 プレキャストコンクリート製品
正方形ブロックで修正 最小幅10㎝未満のカットブロック
端部拘束 プレキャストコンクリート製品
最小幅10㎝以上のカットブロックで収める
端部拘束 プレキャストコンクリート製品
1/2以上
1/2以上1/2以上のブロックで納まるように割り付け、小さなカットブロックは使用しないようにします。
200×100タイプ例 300角平板タイプ例
200×100タイプ例 300角平板タイプ例
良い例悪い例 良い例悪い例
良い例
悪い例
インターロッキングブロック
すり付け長さ
敷砂
インターロッキングブロック敷砂
すり付け長さ変化点(目地幅が過大になる)
舗装材/舗装用ブロックの施工方法
舗装材/舗装用ブロックの施工方法
9998
●施工ガイド
8. 目地詰め・転圧
9. 交通開放
最後は、路面の清掃や出来形検査を行い交通開放します。
ブロック間の目地部に良く乾燥させた良質な細目砂を掃き込みます。 ブロックと縁石の間にも掃き込みます。
■目地詰め
小型のコンパクターを歩くスピードで転圧します。
■転圧
■路面の出来形検査項目の例
①目地砂の充填状況 ②路面の凸凹
一方方向に3回程、繰り返します。 一箇所に立ち止まると平坦性が損なわれます。
コンパクターで転圧できない箇所は、ゴム製ハンマーなどでたたいて転圧してください。転圧したのち、再度目地詰めをします。再度コンパクターを使用することで目地砂の充填効率をよくできます。
※
※
※
3㎜以内インターロッキングブロック敷砂
施工完了後、チェックリストで確認し、つまり具合がよくない場合は、全体に目地砂を再度補充します。
終わりよければ全てよし!折角のよい仕事も、最後の片付けと清掃で評価は変わります。苦労を無駄にさせないように、最後の点検を十分に行ないます。
各種舗装材施工断面図
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
6030100
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
50・6530100
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
60・8030100
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
35・6030100
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
6030100
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
8020150
敷砂
砕石(C-30またはRC-30)
8020150
敷砂 粒度調整砕石
砕石(C-30またはRC-30)
8020
7070
敷砂 粒度調整砕石
砕石(C-30またはRC-30)
8020
150100
フィルター層または透水シート
敷砂 透水シート
砕石(C-30またはRC-30)
6030
50100
フィルター層または透水シート
砕石(C-30またはRC-30)
敷砂 透水シート
8020
50
150
フィルター層または透水シート
敷砂 透水シート
砕石(C-30またはRC-30)
6030
50100
フィルター層または透水シート
砕石(C-30またはRC-30)
敷砂 透水シート
8020
50
150
フィルター層または透水シート
砕石(C-30またはRC-30)
敷砂 透水シート
8020
100
160
フィルター層または透水シート
砕石(C-30またはRC-30)
敷砂透水シート
透水性瀝青安定処理
8020
100
150
50
敷モルタル(1:3)
砕石(C-30またはRC-30)
38・4030100
目地モルタル(1:2)敷モルタル(1:3)
砕石(C-30またはRC-30)伸縮目地コンクリート
10~403070100
目地モルタル(1:2)敷モルタル(1:3)
砕石(C-30またはRC-30)伸縮目地コンクリート
45・903070
100
目地モルタル(1:2)敷モルタル(1:3)
砕石(C-30またはRC-30)伸縮目地コンクリート
45・903070
100
45・9030150
目地モルタル(1:2)敷モルタル(1:3)
砕石(C-30またはRC-30)
透水性インターロッキングブロック300角平板タイプ
透水性インターロッキングブロック
普通インターロッキングブロック300角平板タイプ
普通インターロッキングブロック
一般歩道・アプローチ
標 準 施 工 断 面 図製 品 名
マーブルロック
ベーシックフェイス 透水ベーシックフェイス 透水ショットアートスルー 透水
ベーシックフェイス 透水(300角)ベーシックフェイス 透水ショット(300角)
Pブリックペイバーレトロナ
ジャイプール・サンドストーン ピンコログラニットストーン ピンコロ45グラニットストーン ピンコロ90メコンキューブ90
ネオストーンアートスリーパーⅡペイブ
コウガ・クォーツ乱形/方形リオ・クォーツ乱形ポルフィード乱形ジャワ鉄平乱形ジャイプール・サンドストーン乱形/方形グラニットストーン板石
コンクリート平板35・60
ベーシックフェイス(300角)ベーシックフェイスショット(300角)
ベーシックフェイスベーシックフェイスショットアートスルー
最大積載量4トン以下の管理用車両の通行する歩行者系道路 乗用車主体の駐車場
インターロッキングブロック
舗装用レンガ
舗装用石材
その他
区分
舗装材/各種舗装材施工断面図
舗装材/舗装用ブロックの施工方法
101100
●施工ガイド
2524
テクニカルデータ
[浸透水の処理]表面排水が十分でない場合は、不織布巻の導水管などを用い排水を促し、敷砂層への滞水による支持力減少を予防します。
イモ貼りヘリンボンボンド バスケットストレッチャーボンド
⬅ 高い 耐荷重性 低い ➡
●敷設パターンによって様々な路面デザインを演出できることは、舗装用ブロックの特長のひとつです。●ただし敷設パターンにも、耐荷重性の高いものとそうでないものがあります。車両乗り入れ部など、敷設される状況によっては、注意が必要です。
舗装用ブロックの設計で注意すべきは、断面構造だけではありません。つい見逃されがちないくつかの点について、ご紹介します。
●縁石などの端部拘束物は、隣り合うブロックに伝わる水平方向の力を最後に受け止める、重要な役割を担っています。
●車両乗入部には、最低150×150㎜が必要です。
[縁石のサイズ]交通量ごとに寸法が定められています。
●敷砂には、ブロックの安定性と平坦性を確保するとともに、荷重を均一に分散し、路盤に伝達する役割があります。目地砂には、ブロックどうしの噛み合わせ効果を発揮させる役割があります。
●いずれも品質規格が定められており、排水性の良い、シルトや泥分の少ない良質なものが必要とされています。
[敷砂と目地砂]たかが砂とはあなどれません。
●インターロッキングブロックは、適用箇所の交通量区分に合わせ、形状寸法を選定する必要があります。厚さだけで選択するのは間違いです。
●一般に大きい製品よりも小さい製品の方が、また側面が直線型の製品よりも波型の製品の方が、広い意味での耐久性に優れています。
[ブロックの選定] 適材適所が原則です。
地先A=乗入部× 地先C=乗入部の最低条件 ⬅ 大 耐久性 小 ➡
[敷設パターン] デザインと性能の両立を。
※詳しくは当社サイトから、「舗装用ブロックの要点」をダウンロードしてご参照ください。 (福島シービー(検索)➡コンテンツ「施工ガイド」➡「舗装用ブロックの要点」)
舗装用ブロックの品質規格
白華現象について
舗装用ブロックの留意点
TECHN ICAL DATA
種 類
普通(非透水性)
透水性
項 目
寸法(幅、長さ)
厚さ
曲げ強度
寸法(幅、長さ)
厚さ
曲げ強度
透水係数
車 道
駐車場(大型車主体)
歩道の車両乗入れ部(大型車主体)
消防車両乗入れ部
5.0Mpa以上
5.0Mpa以上
歩行者系道路
駐車場(乗用車主体)
歩道の車両乗入れ部(乗用車主体)
ー
3.0Mpa以上
3.0Mpa以上
±2.5㎜以内
±2.5㎜以内
±2.5㎜以内
-1.0~+4.0㎜以内
1.0×10-2㎝ /sec以上
●すべり抵抗値(BPN値)は、歩行者系道路は40以上、その他は60以上。
溶け出した成分から水分のみが蒸発し、結晶となる。(=白華現象)
コンクリート内部に含まれる成分
一般社団法人 インターロッキングブロック舗装技術協会発刊「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」(平成19年3月)より抜粋・引用
白華が発生しやすい条件とは?
1. 水分 雨や水溜りなどの影響で発生しやすくなる。2. 時期 製造直後の若材齢時はセメントの反応がまだ進む ので発生しやすい。3. 温度 冬期(気温が低い時)や梅雨どき(湿度が高い時)に 発生しやすい。
白華発生のメカニズム
白華の予防と対策
[予防] 21世紀の今でも、白華を完全に防止できるコンクリート添加物はありません。そのため白華を抑制するためには、ブロックと水が必要以上接触しないよう配慮することが重要です。①表面排水 ●舗装面に2%程度の横断勾配を設け、雨水の浸透を防ぐ。②敷砂(サンドクッション) ●シルト分の少ない、排水性の良い砂を使用する(参考:インターロッキングブロック舗装技術協会では、0.075㎜ふるい通過分5%以下の砂を推奨)
●空練モルタルは、白華を促進する成分を多く含んでいることと、施工後に排水の阻害要因となることから、使用を避ける。
③路盤材 ●砕石路盤とし、排水性を高めることが望ましい。 ※敷砂・砕石とも、再生材を使用すると残存しているアルカリ成分が溶出し、白華を促進する場合がある。
「エフロレッセンス」とも言われます。コンクリートの中で水に溶けたセメントのアルカリ成分が、大気中の二酸化炭素と結合して、ブロック表面に白く現れる現象です。特に、ブロック製造後初期に多く、低温、多湿により発生しやすくなります。 白華により、製品の強度が損なわれたり、環境への悪影響はありません。また、白華が出るということは、それだけ含まれるセメント分が多いということであり、強度や耐久性に優れているということになります。
水酸化カルシウム〈Ca(OH)2〉
硫酸ナトリウム〈Na2SO4〉
硫酸カリウム〈K2SO4〉
※白華対策商品のご案内。 『スーパーエフロクリーン』詳しくは をご参照ください。舗装材関連商品 ▼P20
雨等によってコンクリート表面に溶け出す。空気中の二酸化炭素と反応し、不溶性の炭酸カルシウムに変化する。
舗装用ブロックの施工断面
普通道路の構造例〈非透水性〉
舗装用ブロックの留意点
舗装用ブロックの品質規格
白華現象について
視覚障害者誘導用
ブロック技術資料
4. 風 風が当たると水分の蒸発が進むため。5. 施工 モルタルなどからも多く発生する。 特に空練りモルタルは発生の可能性が高い。
④浸透水の処理 ●アスファルトやコンクリート路盤など、浸透水が滞留しやすい場
合は、水抜き穴などの排水処理を設ける。
[対策(除去)] 白華の除去について決定的なものはありませんが、時間が経てば雨水で洗い流され、必ず消え去ります(白華の主成分炭酸カルシウムは、ブロック表面で二酸化炭素と水の影響で水溶性炭酸水素カルシウムに形成されて行くため)。軽度の白華は、散水しながらのブラッシングで除去できる場合もあります。強固な白華を早めに除去したい場合は、酸性の白華除去剤を用いて処理します。ただし動植物への影響がゼロとは言い切れず、またブロック表面の退色の原因にもなりますので、使用に際しては細心の注意が必要です。
●パブリックカタログ/テクニカルデータ
ブラウン
○○○○○○○
2726
N5N4N3N2N1
N5注1
N4注2
N3注3
N2
N1
250以上100以上40以上15以上
1,000未満250未満100未満40未満15未満
交通量区分
交通量区分
設計期間(年)
設計CBR(%)
ブロック層のTA(㎝)
合計厚さ(㎝) TA’(㎝) 必要
TA(㎝)ブロック 敷砂 瀝青安定処理 セメント安定処理上層路盤(㎝)ブロック層(㎝)
粒度調整砕石 クラッシャラン下層路盤(㎝)
セメント安定処理
瀝青安定処理
瀝青安定処理
粒状路盤
粒状路盤
セメント
安定処理
瀝青安定処理
舗装計画交通量(単位:台/日・方向)設計期間10年 設計期間20年
49kN標準荷重疲労破壊輪数(単位:回)
1,000,000150,00030,0007,0001,500
2,000,000300,00060,00014,0003,000
注1:交通量区分N5で設計期間10年、設計CBR12以上の場合と設計期間20年、設計CBR20以上の場合では瀝青安定処理の使用を原則とする。注2:交通量区分N4で設計期間10年、設計CBR4以上の場合と設計期間20年、設計CBR6以上の場合では瀝青安定処理の使用を原則とする。注3:交通量区分N3は、セメント安定処理を使用すると経済性に欠けるため瀝青安定処理の使用を原則とする。●普通道路のN6以上、小型道路、排水性、透水性の構造につきましてはご相談ください。
10
20
10
20
10
20
10
20
10
20
10
20
10
20
888888888888888888888888888888888888888888888888888
34681220346812203468346812346
8以上3468
12以上3343
4以上34
6以上34
6以上346
8以上34
6以上34
6以上
888888888888888888888888888888888888888888888888888
222222222222222222222222222222222222222222222222222
1010108761210101087ーーーーーーーーー8755108555ーーー55555ーーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーーーーー151515152015151515ーーーーーーーーー151515ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
1510ーーーー151510ーーー1010ーー151010ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー7788798778778
191820191410251914201910251719151925131915191816102023201610151915121020121077ー107ーー77ー77ー
544840373126625444403727605244406460484440373531254041353125404440272535272524241828241918242418242418
26.024.021.019.217.115.329.126.023.021.019.216.126.024.021.020.029.026.023.021.020.019.218.116.014.521.020.217.016.014.520.021.020.015.014.517.015.014.512.212.210.813.312.211.210.812.212.210.812.212.210.8
26242119171529262321191626242119292623211919181614212017161419212015141715131211101312111099810109
テクニカルデータ
普通道路の構造例〈非透水性〉舗装用ブロックの施工断面
TECHN ICAL DATA
路 床
60(80)
30(20)
100
(150)
舗装用ブロック(非透水性)敷砂クラッシャラン
●( )内の寸法表示は、歩行者や自転車以外に最大積載量39kN(4t)以下の管理用車両の 通行する歩行者系道路に適用するときの厚さを示す。
●乗用車、小型貨物自動車1日当たり300台未満の乗入れ。
舗装用ブロック(透水性)敷砂クラッシャランフィルター層(砂または不織布)
舗装用ブロック(非透水性)敷砂粒度調整砕石クラッシャラン
路 床
舗装用ブロック(透水性)敷砂透水性瀝青安定処理(安定度2.45kN 以上)クラッシャランフィルター層(砂または不織布)
舗装用ブロック(透水性)敷砂クラッシャランフィルター層(砂または不織布)
8020
7050
100
路 床
8020
150
100
路 床
8020
7070
舗装用ブロック(非透水性)敷砂粒度調整砕石クラッシャラン
路 床
8020
7070
路 床
60(80)
30(20)
100
(150)
50
透水シート
歩行者系道路〈非透水性〉
歩道車両乗入れ部〈非透水性〉
消防自動車乗入れ部〈非透水性〉 消防自動車乗入れ部〈透水性〉
歩道車両乗入れ部〈透水性〉
歩行者系道路〈透水性〉
一般社団法人 インターロッキングブロック舗装技術協会発刊「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」(平成19年3月)より抜粋・引用
一般社団法人 インターロッキングブロック舗装技術協会発刊「インターロッキングブロック舗装設計施工要領」(平成19年3月)より抜粋・引用
透水シート
透水シート
舗装用ブロックの留意点
舗装用ブロックの品質規格
白華現象について
視覚障害者誘導用
ブロック技術資料
舗装用ブロックの施工断面
普通道路の構造例〈非透水性〉
●パブリックカタログ/テクニカルデータ
ブラウン
○○○○○○○
2928
テクニカルデータ
視覚障害者誘導用ブロック技術資料
TECHN ICAL DATA
基本的考え方
視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害者の利便性の向上を図るために、視覚障害者の歩行上必要な位置に、現地での
確認が容易で、しかも覚えやすい方法で設置するものとする。
視覚障害者誘導用ブロックの設置例
W1
W1:30cm程度
B
A
W1
C
この部分を点状ブロックとし、ここが分岐点であることを案内することとする。
W1
W1:30cm程度
ℓ
W1
ℓ:60cm程度(ただし、路上施設や占用物件の設置状況などによって、この値とすることが適切ではない場合は、この限りではない。)
[横断歩道口の設置例] [継続的直線歩行を案内している場合]
[歩道巻込部の設置例]
[横断歩道が近接している場合] [2方向に横断が生じる場合]
[やむを得ず横断歩道が斜めの場合の設置例]
[屈折部の設置例]
●Aの部分の線状ブロックは、視覚障害者を横断歩道に導く、横断歩道上の歩行方向を示す、横断歩道の中心部を示す、という役割を果たしており、設置する範囲は、歩道の幅員に応じて定めるものとする。●Bの部分の点状ブロックは、対面方向から横断歩道を渡って来た視覚障害者が、Aの部分の線状ブロックに導かれて、官民境界にある塀や建物などに衝突することを防ぐために設置する点状ブロックである。
●横断歩道の方向と線状ブロックの線状突起の方向とを同一方向にすることが望ましい。
●横断歩道の有無に関わらず歩道巻込部には視覚障害者誘導用ブロックを設置する。
W1:30cm程度
W1
a
W1:30cm程度
線状ブロックで、横断歩道上の歩行方向及び横断歩道の中心部を案内する
W1
W1
W1W1
W1
W1
W1:30cm程度
W1
W1
W1
W1
W1
W1
aa
a
a:10cm以下とすることが望ましい。
W1:30cm程度
一般財団法人 国土技術研究センター発刊 「改訂版道路の移動等円滑化ガイドライン」(平成20年8月)より抜粋・引用
舗装用ブロックの留意点
舗装用ブロックの品質規格
白華現象について
視覚障害者誘導用
ブロック技術資料
舗装用ブロックの施工断面
普通道路の構造例〈非透水性〉
設置の原則
1. 線状ブロックは、視覚障害者に、主に誘導対象施設等の移動方向を案内する場合に用いるものとする。視覚障害者の歩
行方向は、誘導対象施設等の方向と線状突起の方向とを平行にすることによって示すものとする。
2. 点状ブロックは、視覚障害者に、主に注意すべき位置や誘導対象施設等の位置を案内する場合に用いるものとする。
3. 視覚障害者の歩行動線を考慮して、最短距離で目的地に辿り着けるよう誘導するために連続的かつ極力直線的に敷設
するものとする。
4. 視覚障害者誘導用ブロックは、視覚障害者が視覚障害者誘導用ブロックの設置箇所にはじめて踏み込む時の歩行方向
に、原則として約60cmの幅で設置するものとする。また、連続的に案内を行う場合の視覚障害者誘導用ブロックは、歩
行方向の直角方向に原則として約30cmの幅で設置するものとする。なお、電柱などの道路占用物等の施設を避ける
ために急激に屈曲させることのないよう、官民境界にある塀や建物との離隔60cm程度にとらわれず、占用物件を避け
た位置に直線的に敷設することとする。
5. 一連で設置する線状ブロックと点状ブロックとはできるだけ接近させるものとする。
6. 視覚障害者誘導用ブロックは、原則として現場加工しないで正方形状のまま設置するものとする。
7. 視覚障害者誘導用ブロックを一連で設置する場合は、原則として同寸法、同材質の視覚障害者誘導用ブロックを使用
するものとする。
●パブリックカタログ/テクニカルデータ