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麻薬等取扱 麻薬等取扱 麻薬等取扱 麻薬等取扱いに いに いに いに関する する する するQ&A Q&A Q&A Q&A (病院 病院 病院 病院・診療所 診療所 診療所 診療所) 麻薬関係 麻薬関係 麻薬関係 麻薬関係Q&A Q&A Q&A Q&A (1)免許 69 (2)輸出・輸入 73 (3)譲渡・譲受 74 (4)返却 76 (5)施用 78 (6)注射液(アンプル剤) 80 (7)注射液(連続注入器) 81 (8)貼付剤 82 (9)麻薬処方せん 83 (10)廃棄 85 (11)事故 89 (12) 保管・管理 91 (13)記録(診療録・帳簿等) 93 向精神薬関係 向精神薬関係 向精神薬関係 向精神薬関係Q&A Q&A Q&A Q&A (1)輸出・輸入 95 (2)譲渡・譲受 95 (3)保管・管理 96 (4)事故 96 (5)記録 96 覚せい せい せい せい剤原料関係 剤原料関係 剤原料関係 剤原料関係Q&A Q&A Q&A Q&A (1)指定 97 (2)譲渡・譲受 97 (3)保管・管理 98 (4)廃棄・事故 98

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麻薬等取扱麻薬等取扱麻薬等取扱麻薬等取扱いにいにいにいに関関関関するするするするQ&AQ&AQ&AQ&A

((((病院病院病院病院・・・・診療所診療所診療所診療所))))

目 次

麻薬関係麻薬関係麻薬関係麻薬関係Q&AQ&AQ&AQ&A

(1)免許 69

(2)輸出・輸入 73

(3)譲渡・譲受 74

(4)返却 76

(5)施用 78

(6)注射液(アンプル剤) 80

(7)注射液(連続注入器) 81

(8)貼付剤 82

(9)麻薬処方せん 83

(10)廃棄 85

(11)事故 89

(12) 保管・管理 91

(13)記録(診療録・帳簿等) 93

向精神薬関係向精神薬関係向精神薬関係向精神薬関係Q&AQ&AQ&AQ&A

(1)輸出・輸入 95

(2)譲渡・譲受 95

(3)保管・管理 96

(4)事故 96

(5)記録 96

覚覚覚覚せいせいせいせい剤原料関係剤原料関係剤原料関係剤原料関係Q&AQ&AQ&AQ&A

(1)指定 97

(2)譲渡・譲受 97

(3)保管・管理 98

(4)廃棄・事故 98

麻 薬 関 係 Q & A

(1)免許

QQQQ1111 「「「「麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設」」」」についてについてについてについて説明説明説明説明してくださいしてくださいしてくださいしてください。。。。

麻薬診療施設とは、麻向法第2条第22号で「麻薬施用者が診療に従事する病院

等をいう。」と定義しており、麻薬施用者が現に診療に従事している病院、診療所

又は飼育動物診療施設をいい、主たる業務所であるか従たる業務所であるかは問い

ません。

また、当該施設を従たる業務所とする麻薬施用者のみが診療に従事する施設も麻

薬診療施設に該当しますが、麻向法第34条の趣旨から当該施設の開設者は、麻薬

管理者を置かなければ施設内で麻薬を保管、管理することはできません。

QQQQ2222 麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者がががが、、、、同一県内同一県内同一県内同一県内のののの他他他他のののの病院病院病院病院でででで非常勤医師非常勤医師非常勤医師非常勤医師としてとしてとしてとして麻薬麻薬麻薬麻薬をををを施用施用施用施用するするするする場合場合場合場合、、、、

当該病院当該病院当該病院当該病院でもでもでもでも改改改改めてめてめてめて麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者のののの免許免許免許免許をををを受受受受けなければなりませんかけなければなりませんかけなければなりませんかけなければなりませんか。。。。

他の病院が同一県内にある場合には、新たに麻薬施用者の免許を受ける必要はな

く、麻向法第9条の規定に基づく免許証の記載事項変更届により、従たる麻薬診療

施設として届け出る事により、当該他の病院においても麻薬施用者として麻薬を施

用することができます。

QQQQ3333 麻薬施用者免許麻薬施用者免許麻薬施用者免許麻薬施用者免許をををを受受受受けたけたけたけた医師医師医師医師がががが、、、、県外県外県外県外のののの病院病院病院病院でもでもでもでも診療業務診療業務診療業務診療業務をををを行行行行うううう場合場合場合場合、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬

施用者免許証施用者免許証施用者免許証施用者免許証のののの記載事項変更届記載事項変更届記載事項変更届記載事項変更届のののの手続手続手続手続きをすればよいですかきをすればよいですかきをすればよいですかきをすればよいですか。。。。

麻薬施用者の免許は、都道府県知事がそれぞれ業務所毎に行うこととなっていま

す。したがって、異なる県で麻薬を施用する場合は、それぞれの都道府県知事から

麻薬施用者の免許を受ける必要があります。

QQQQ4444 病院病院病院病院のののの医局医局医局医局においてにおいてにおいてにおいて、、、、主任主任主任主任のののの立場立場立場立場にあるにあるにあるにある医師医師医師医師がががが麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者のののの免許免許免許免許をををを受受受受けていけていけていけてい

ればればればれば、、、、そのそのそのその医局員医局員医局員医局員であるであるであるである他他他他のののの医師医師医師医師はははは麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者でなくてもでなくてもでなくてもでなくても麻薬麻薬麻薬麻薬をををを施用施用施用施用することがですることがですることがですることがで

きますかきますかきますかきますか。。。。

麻薬施用者の免許を受けていない医師は、麻薬の施用はできません。麻薬を施用

し、施用のため交付し、又は麻薬処方せんを交付する者は、すべて麻薬施用者の免

許を取得しなければなりません。

なお、当該麻薬診療施設の麻薬施用者の具体的な指示の下、その補助者として麻

薬を患者に施用することは差し支えありませんが、当該麻薬の取扱いに関する責任

は、すべて指示をした麻薬施用者にあります。

QQQQ5555 麻薬麻薬麻薬麻薬のののの免許証免許証免許証免許証をををを紛失紛失紛失紛失したのでしたのでしたのでしたので、、、、免許証免許証免許証免許証のののの再交付再交付再交付再交付をををを受受受受けたのですがけたのですがけたのですがけたのですが、、、、後日紛失後日紛失後日紛失後日紛失

していたしていたしていたしていた免許証免許証免許証免許証をををを発見発見発見発見しましたしましたしましたしました。。。。どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

麻薬取扱者は、免許証の再交付を受けた後、紛失していた免許証を発見したとき

は、紛失していた免許証を発見した日から15日以内に、都道府県知事へ免許証返

納届に発見した免許証を添付して返納してください。

QQQQ6666 「「「「麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者」」」」とととと「「「「麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者」」」」がががが同一人物同一人物同一人物同一人物であるであるであるである場合場合場合場合、、、、免許免許免許免許のののの申請申請申請申請あるいあるいあるいあるい

はははは継続継続継続継続((((更新更新更新更新))))時時時時においてにおいてにおいてにおいて、、、、一方一方一方一方のののの「「「「精神機能精神機能精神機能精神機能のののの障害障害障害障害によりによりによりにより麻薬取扱者麻薬取扱者麻薬取扱者麻薬取扱者のののの業務業務業務業務をををを適適適適

正正正正にににに行行行行うことができないうことができないうことができないうことができない者者者者であるかどうかであるかどうかであるかどうかであるかどうか、、、、麻薬中毒者又麻薬中毒者又麻薬中毒者又麻薬中毒者又はははは覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤のののの中毒者中毒者中毒者中毒者であであであであ

るかないかにるかないかにるかないかにるかないかに関関関関するするするする医師医師医師医師のののの診断書診断書診断書診断書」」」」をををを省略省略省略省略することはすることはすることはすることは可能可能可能可能ですかですかですかですか。。。。

麻薬取扱者の免許については、麻向法施行規則第1条において、申請書に医師の

診断書を添付して申請することになっています。

麻薬という依存性の強い薬物を取り扱う者については、麻向法第3条第3項第5

号、第6号の規定により、申請者が精神機能の障害により麻薬取扱者の業務を適正

に行うことができない者であるかどうか及び麻薬中毒者又は覚せい剤の中毒者であ

るかどうかの確認が不可欠です。

麻薬取扱者に対する免許の制度が更新ではなく、有効期間が満了する毎に新たな

免許を与えている主旨に鑑み、診断書の添付を省略することは妥当ではありません。

しかしながら、麻向法に基づく「麻薬施用者免許証」と「麻薬管理者免許証」の

申請が同時になされる場合においては、一方に添付する医師の診断書(原本)は、

他方に副本が添付され、原本との突合が可能であれば、写しであっても差し支えあ

りません。

QQQQ7777 麻薬処方麻薬処方麻薬処方麻薬処方せんのせんのせんのせんの交付交付交付交付のみをのみをのみをのみを行行行行っているっているっているっている麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設においてもにおいてもにおいてもにおいても麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者がががが

2222人以上人以上人以上人以上いるいるいるいる場合場合場合場合はははは、、、、麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者をををを置置置置くくくく必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。。。。

麻向法第33条第1項の規定は、麻薬施用者が2人以上いる場合には、麻薬管理

者を置くことを定めたものであり、処方せんの交付のみを行っている麻薬診療施設

においても、麻薬施用者が2人以上いる場合は、麻薬管理者を置く必要があります。

QQQQ8888 病院病院病院病院にににに勤務勤務勤務勤務するするするする麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者がががが、、、、病院勤務病院勤務病院勤務病院勤務をををを辞辞辞辞めてめてめてめて自分自分自分自分でででで開業開業開業開業しししし、、、、引引引引きききき続続続続きききき麻麻麻麻

薬薬薬薬をををを施用施用施用施用するするするする場合場合場合場合、、、、どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きをすればよいですかきをすればよいですかきをすればよいですかきをすればよいですか。。。。

新たに開設する診療施設が、現在勤務している病院と同一都道府県内であるか否

かによって手続きは異なります。

同一都道府県内であれば、麻向法第9条の規定による免許証の記載事項変更届を

提出し、主たる麻薬業務所を当該麻薬施用者が開設する診療施設に変更する必要が

あります。

都道府県が異なる場合は、麻向法第7条の規定により、現在、麻薬施用者免許を

受けている都道府県知事に免許証を添えて、業務廃止届を行い、新たに開設する診

療施設の所在する都道府県知事に麻薬施用者免許を申請しなければなりません。

QQQQ9999 麻薬業務所麻薬業務所麻薬業務所麻薬業務所であるであるであるである病院病院病院病院、、、、診療所診療所診療所診療所をををを移転移転移転移転するするするする際際際際、、、、どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが必要必要必要必要ですですですです

かかかか。。。。

(1)麻薬施用者の免許

麻薬施用者の免許については、同一都道府県内の移転であれば、麻向法第9条

に基づく免許証の記載事項変更届を移転後15日以内に行ってください。

他の都道府県に移転する場合は、業務廃止の手続きが必要となりますので、麻

薬施用者は業務廃止した日から15日以内に当該麻薬業務所所在地の都道府県知

事に免許証を添えて業務廃止届を行ってください。併せて、新たに業務を行う麻

薬業務所の所在する都道府県知事に免許を申請してください。

(2)麻薬管理者の免許

麻薬管理者の免許については、その移転が同一都道府県内又は他の都道府県へ

の移転にかかわらず、業務廃止の手続きを行い、併せて、新たに業務を行う麻薬

業務所の所在する都道府県知事に免許を申請してください。その手続きについて

は、麻薬施用者の場合と同一です。

(3)麻薬の移動

業務を廃止した際に麻薬を所有している場合には、診療施設の開設者は、15

日以内にその所有する麻薬の品名、数量を廃止した麻薬業務所の所在する都道府

県知事に届出てください。

麻向法第36条第2項の規定に基づき、業務廃止の日から50日以内であれば、

その所有する麻薬を同一都道府県内の麻薬営業者、麻薬診療施設の開設者又は麻

薬研究施設の設置者に譲渡できます。

したがって、同一都道府県内で麻薬診療施設を移転する場合には、新しい麻薬

診療施設に従来所有していた麻薬を移すことができます。この場合、旧業務所に

おける麻薬診療施設の開設者と新業務所における麻薬診療施設の開設者は、それ

ぞれ別人格と見なされますので、当該麻薬の移動は譲渡となり、都道府県知事に

対し譲渡の届出が必要になります(同条第3項)。こうした譲渡の届出は、譲渡し

た日から15日以内に譲渡した麻薬の品名、数量、譲渡の年月日並びに譲渡先の

氏名、住所を記入して行ってください。

他の都道府県に移転する場合で、業務廃止時に所有していた麻薬を持って行く

場合は、移転先の都道府県知事から麻薬施用者(麻薬管理者)の免許を取得し、

業務廃止前までに麻向法第24条第11項の規定による厚生労働大臣の麻薬譲渡

許可を得て、業務廃止に併せて麻薬を譲渡してください。

これらの手続きは、麻薬の移動等の処理を円滑に行うため、移転を行う前に都

道府県薬務主管課に照会してください。

QQQQ10101010 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設のののの開設者開設者開設者開設者がががが死亡死亡死亡死亡しししし遺産相続遺産相続遺産相続遺産相続したしたしたした場合場合場合場合、、、、相続相続相続相続したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬はどのようはどのようはどのようはどのよう

にににに取取取取りりりり扱扱扱扱えばよいのですかえばよいのですかえばよいのですかえばよいのですか。。。。

遺産相続した者が引続き麻薬診療施設を継続する場合は、医療法第7条又は第8

条の規定により、あらためて病院の開設の許可又は診療所の開設の届出が必要であ

るとともに、麻向法上は旧施設は同法第36条第1項にいう「麻薬診療施設でなく

なったとき」に当たるため、同法第36条第4項において準用する同条第1項の規

定に基づき、現に所有する麻薬の品名、数量について15日以内に都道府県知事に

届け出ることが義務づけられています。

①診療施設を継続し、当該麻薬を引き続き患者に施用する場合には、届出事由

発生の日から50日以内に相続人から新たな診療施設の開設者(開設者が相

続人である場合を含む)へ譲渡する手続きをとってください。

②診療施設を閉鎖する場合は、閉鎖後に麻向法第36条第2項の規定により、

同一都道府県内の麻薬営業者、麻薬診療施設の開設者、麻薬研究施設の設置

者へ、保有している麻薬を譲渡する手続きをとってください。

③当該麻薬を処分する場合は、事前に法第29条の規定に基づく「麻薬廃棄

届」を都道府県知事に提出し、麻薬取締職員等の立会の下に廃棄する必要が

あります。

①、②において麻薬を譲り渡した場合は、15日以内に都道府県知事に譲渡した

麻薬の品名、数量、譲渡年月日、譲渡先等を届け出る必要があります。

QQQQ11111111 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設をををを閉鎖閉鎖閉鎖閉鎖するするするする場合場合場合場合のののの麻薬麻薬麻薬麻薬のののの取扱取扱取扱取扱いについていについていについていについて、、、、どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが

必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

麻薬診療施設が麻薬に関する業務を廃止したときは、15日以内に都道府県知事

に麻薬管理者免許証、麻薬施用者免許証を添えてその旨を届け出てください。

また、麻薬診療施設でなくなったときは、麻向法第36条の規定に基づき、届出

事由が生じた日から15日以内に現に所有する麻薬の品名、数量を都道府県知事に

届け出てください。これらの場合、所有する麻薬は、届出事由が生じた日から50

日以内に、その所有する麻薬を同一都道府県内の麻薬営業者、麻薬診療施設の開設

者又は麻薬研究施設の設置者に譲り渡すか、都道府県知事に「麻薬廃棄届」を提出

し麻薬取締員等の立会の下に廃棄する必要があります。

麻向法第36条の規定に基づき、麻薬を譲り渡した場合、譲渡の日から15日以

内に、譲渡した麻薬の品名、数量、譲渡年月日、譲渡先等を都道府県知事に届け出

てください。

QQQQ12121212 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設のののの開設者開設者開設者開設者がががが個人個人個人個人からからからから法人法人法人法人へへへへ変更変更変更変更されるされるされるされる場合場合場合場合、、、、どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きききき

がががが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

麻薬施用者の免許証については、記載事項変更届を提出し、免許証に記載されて

いる診療所の名称を変更する必要があります(法人格に変更となった場合でも、診療

所の名称が変更とならない場合は、記載事項変更届の提出は必要ありません)。さら

に、法人への変更によって診療施設そのものが別人格に変わりますから、所有する

麻薬の品名、数量を都道府県知事に届け出た上で、個人から法人への麻薬譲渡手続

きを行ってください。

なお、麻薬管理者の免許証については、法人へ変更する前にあらかじめ申請を行

い、個人から法人へ変更した後に、個人開設時に取得した麻薬管理者免許の業務廃

止手続きを行ってください。

(2)輸出・輸入

QQQQ13131313 自己疾病自己疾病自己疾病自己疾病のののの治療治療治療治療のためにのためにのためにのために麻薬麻薬麻薬麻薬をををを使使使使っているっているっているっている患者患者患者患者がががが海外旅行海外旅行海外旅行海外旅行をををを希望希望希望希望していますしていますしていますしています

がががが、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬のののの海外海外海外海外へのへのへのへの持持持持ちちちち出出出出しはできるのですかしはできるのですかしはできるのですかしはできるのですか。。。。

持ち出しは可能です。

麻向法第17条ただし書の規定により、自己の疾病治療のため麻薬を服用してい

る患者が海外旅行等で出国する際には、あらかじめ厚生労働大臣の許可を受けてそ

の麻薬を携帯して持ち出す(輸出する)ことができます。

ただし、この携帯輸出は、「自己の疾病治療の目的で携帯して輸出」する場合に

限られているため、本人以外の者(ただし、本人と一緒に行動する付添人、介護人な

どは除く。)が携帯したり、直接渡航先へ輸送することは許されていません。

また、飲み残した麻薬を帰国時に持ち帰る予定がある場合には、あらかじめ「麻

薬携帯輸出許可」と同時に「麻薬携帯輸入許可」を受けておく必要があります。

申請に際しては、その本人の住所地を管轄する地方厚生(支)局麻薬取締部(奈良

県の場合は、近畿厚生局麻薬取締部)に対し、麻薬携帯輸入(輸出)許可申請書1部、

医師の診断書1部を提出することになります。なお、申請手続き、申請様式等の詳

細については、各地方厚生(支)局麻薬取締部に照会してください。

QQQQ14141414 日本日本日本日本のののの麻薬輸出入許可麻薬輸出入許可麻薬輸出入許可麻薬輸出入許可をををを取取取取っておけばっておけばっておけばっておけば、、、、どこのどこのどこのどこの国国国国へもへもへもへも麻薬麻薬麻薬麻薬をををを携帯携帯携帯携帯してしてしてして行行行行くこくこくこくこ

とができますかとができますかとができますかとができますか。。。。

麻薬の持ち込みが許されない国があることから、自己疾病治療のために麻薬を持

ち込めるかどうかは、事前にその国の大使館や領事館等に照会して確認してくださ

い。

QQQQ15151515 医師医師医師医師やややや患者患者患者患者がががが海外海外海外海外からからからから麻薬麻薬麻薬麻薬をををを取取取取りりりり寄寄寄寄せてせてせてせて使用使用使用使用することはできますかすることはできますかすることはできますかすることはできますか。。。。

麻薬については、麻薬輸入業者又は厚生労働大臣の許可を受けて自己の疾病治療

の目的で携帯して輸入する者でなければ、麻薬を輸入することはできません。

したがって、医師や患者個人が海外から麻薬を郵便や知人に託したりして取り寄

せること(輸入)はできません。

(3)譲渡・譲受

QQQQ16161616 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設がががが遠隔地遠隔地遠隔地遠隔地にににに所在所在所在所在するするするする場合場合場合場合、、、、麻薬卸売業者麻薬卸売業者麻薬卸売業者麻薬卸売業者からからからから購入購入購入購入するするするする麻薬麻薬麻薬麻薬をををを郵郵郵郵

便書留便書留便書留便書留のほかのほかのほかのほか、、、、配送業者配送業者配送業者配送業者をををを介介介介してしてしてして譲譲譲譲りりりり受受受受けてもけてもけてもけても差差差差しししし支支支支えありませんかえありませんかえありませんかえありませんか。。。。

またまたまたまた、、、、直接営業所直接営業所直接営業所直接営業所へへへへ出向出向出向出向いていていていて麻薬麻薬麻薬麻薬をををを購入購入購入購入することはすることはすることはすることは可能可能可能可能ですかですかですかですか。。。。

「遠隔地」という概念は、距離だけではなく、道路交通の便等、時間的な隔たり

も考慮し判断しなければなりません。そのよな状況下に置かれている麻薬診療施設

や麻薬小売業者においては、麻薬卸売業者から購入しようとする麻薬を書留による

郵送のほか、配送業者を介して譲り受けても差し支えありません。

ただし、配送業者を介して麻薬を譲り受ける場合は、事故、盗難等の防止に十分

配慮し、麻薬卸売業者においては、特別な契約を交わした配送業者に麻薬の配送を

依頼するなど、確実に麻薬の受け取りが担保できるような方法を利用するよう努め

てください。

また、麻薬卸売業者の営業所に出向いて麻薬を購入することは、事故等が発生し

やすいので避けてください。しかし緊急時、やむを得ず麻薬卸売業者の営業所に直

接出向いて麻薬を購入する際には、お互いに麻薬取扱者免許証等を呈示し、身分確

認を必ず行ってください。

QQQQ17171717 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設のののの開設者開設者開設者開設者がががが麻薬麻薬麻薬麻薬をををを購入購入購入購入するするするする際際際際にはにはにはには、、、、あらかじめあらかじめあらかじめあらかじめ麻薬譲受証麻薬譲受証麻薬譲受証麻薬譲受証をををを麻麻麻麻

薬卸売業者薬卸売業者薬卸売業者薬卸売業者にににに交付交付交付交付するかするかするかするか、、、、又又又又はははは現品現品現品現品とととと引引引引きききき換換換換えにえにえにえに麻薬譲受証麻薬譲受証麻薬譲受証麻薬譲受証をををを交付交付交付交付することとされすることとされすることとされすることとされ

ていますがていますがていますがていますが、、、、麻薬譲受証麻薬譲受証麻薬譲受証麻薬譲受証はははは現品現品現品現品をををを受領受領受領受領したしたしたした後後後後にににに交付交付交付交付すべきものではないのですかすべきものではないのですかすべきものではないのですかすべきものではないのですか。。。。

麻薬譲受証は、麻向法上単なる物の受領証ではなく、法定の注文書でもあります。

すなわち、あらかじめ譲受側は麻薬譲受証を相手方に交付し、又は双方で同時に

麻薬譲渡証、麻薬譲受証を交換することにより、その都度相手方の資格及び取引き

する麻薬の品名、数量等を確認したうえでなければ麻薬の受け渡しはできません。

したがって、麻薬譲受証は現品の受け渡しに先立って、又は現品と引き換えに相手

方に交付しなければなりません。

QQQQ18181818 麻薬卸売業者麻薬卸売業者麻薬卸売業者麻薬卸売業者からからからから麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設のののの開設者開設者開設者開設者やややや麻薬研究施設麻薬研究施設麻薬研究施設麻薬研究施設のののの設置者設置者設置者設置者にににに麻薬麻薬麻薬麻薬をををを譲譲譲譲

渡渡渡渡するときするときするときするとき、、、、開封開封開封開封のうえのうえのうえのうえ相互相互相互相互にににに内容内容内容内容をををを確認確認確認確認するするするする必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。

数量の確認は必ずしも開封して行う必要はありません。実際に使用する段階で開

封し、不足、破損等を発見した場合は、譲受側の麻薬診療施設の開設者等が麻薬事

故届を都道府県知事に提出してください。

品質不良の疑いなどで、原因調査のため製造会社等に譲渡する必要がある場合に

は、事前に麻向法第24条第11項に基づく厚生労働大臣の譲渡許可を受けて譲渡

してください。

QQQQ19191919 AAAA病院病院病院病院ととととBBBB診療所診療所診療所診療所のののの開設者開設者開設者開設者がががが同一人同一人同一人同一人であるであるであるである場合場合場合場合、、、、どちらかのどちらかのどちらかのどちらかの麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設でででで

麻薬麻薬麻薬麻薬をををを一括購入一括購入一括購入一括購入しししし、、、、そのそのそのその麻薬麻薬麻薬麻薬をををを二二二二つのつのつのつの麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設でででで分配分配分配分配することはできますかすることはできますかすることはできますかすることはできますか。。。。

できません。

麻薬診療施設の開設者が同一人であっても、その施設ごとに別人格の開設者とみ

なされます。麻薬診療施設の開設者は、麻薬卸売業者以外の者から麻薬を譲り受け

ることはできないので、設問のような行為は、麻薬の違法な譲渡・譲受となります。

したがって、麻薬は各施設ごとに別々に麻薬卸売業者から購入してください。

QQQQ20202020 麻薬麻薬麻薬麻薬をををを施用施用施用施用しなければならないしなければならないしなければならないしなければならない患者患者患者患者がががが急急急急にににに来院来院来院来院しましたがしましたがしましたがしましたが、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬のののの在庫在庫在庫在庫がながながながな

いいいい場合場合場合場合、、、、近近近近くのくのくのくの病院病院病院病院からからからから借借借借りてりてりてりて施用施用施用施用することはできますかすることはできますかすることはできますかすることはできますか。。。。

麻薬診療施設においては、開設者が施用のため交付される麻薬を患者に譲り渡す

場合のほか、麻薬を譲り渡すことはできません。従って、麻薬の在庫がないからと

いって近くの病院から麻薬を借りて施用することはできません。

QQQQ21212121 AAAA病院病院病院病院でででで保有保有保有保有するするするする麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液がががが品切品切品切品切れとなったためれとなったためれとなったためれとなったため、、、、とりあえずとりあえずとりあえずとりあえず、B、B、B、B病院病院病院病院かかかか

らららら麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液をををを借借借借りりりり受受受受けけけけ、、、、後日購入後日購入後日購入後日購入してこれをしてこれをしてこれをしてこれを返却返却返却返却しましたしましたしましたしました。。。。このようなこのようなこのようなこのような行為行為行為行為はははは麻麻麻麻

向法向法向法向法違反違反違反違反となりますかとなりますかとなりますかとなりますか。。。。

麻薬の貸借は麻薬を不正に譲渡・譲受したことになり、貸した方が麻薬の譲渡違

反、借りた方が麻薬の譲受違反になり、また、返却が行われた場合には、返却側が

麻薬譲渡違反、返却を受けた側が譲受違反になります。

QQQQ22222222 法人法人法人法人のののの場合場合場合場合、、、、譲渡証譲渡証譲渡証譲渡証・・・・譲受証譲受証譲受証譲受証にににに法人法人法人法人名名名名、、、、代表代表代表代表者者者者名名名名、、、、法人法人法人法人((((社社社社))))印印印印、、、、代表代表代表代表者者者者印印印印

がががが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

法人の場合、法人の代表者印を押印することになりますが、主たる事務所が業務

所と異なる場所にあり、本社が遠隔地にあるなど事務手続きを行う上で支障をきた

す場合は、本社においてあらかじめ店舗毎に代表者印に準ずる麻薬専用印を作成し、

店舗の管理者に預けて使用しても差し支えありません。

麻薬診療施設の開設者が国、地方公共団体の場合には、当該麻薬診療施設の長

(原則として医療法上の管理者)の氏名を記載し、公印(または公印に準ずるも

の)又は麻薬専用印を押印してください。なお、麻薬専用印については、麻向法上

の規定は特にありません。

QQQQ23232323 保管中保管中保管中保管中のののの麻薬譲渡証麻薬譲渡証麻薬譲渡証麻薬譲渡証をきをきをきをき損損損損しししし、、、、又又又又はははは紛失紛失紛失紛失したしたしたした場合場合場合場合はははは、、、、譲渡譲渡譲渡譲渡側側側側からからからから再交付再交付再交付再交付をををを受受受受

けることができますかけることができますかけることができますかけることができますか。。。。

再交付を受けることができます。

そのような場合は、その事由を記載した文書(き損の場合は、その麻薬譲渡証を

添える)を譲渡側に交付して、麻薬譲渡証の再交付を受けてください。

なお、紛失した麻薬譲渡証を発見したときは、速やかに譲渡側に返納するととも

に、譲渡側は返納された麻薬譲渡証及び前記関係文書を麻向法第32条第2項に規

定に準じて2年間保存してください。

なお、譲渡証のないことが立入検査等によって発覚した場合等は認められません。

(4)返却

QQQQ24242424 入院患者入院患者入院患者入院患者がががが死亡死亡死亡死亡したしたしたした場合場合場合場合、、、、施用施用施用施用されずにされずにされずにされずに残残残残ったったったった麻薬麻薬麻薬麻薬はどうすればよいですかはどうすればよいですかはどうすればよいですかはどうすればよいですか。。。。

施用されずに残った麻薬は、廃棄するか再利用するかのどちらかになります。

1.廃棄する場合

(1)返納された日をもって麻薬帳簿の受入欄に受入数量を( )書きで記載

してください。

(2)受け入れた麻薬を廃棄する際には、調剤済麻薬として他の職員の立会の

下で回収が困難な方法で廃棄し、30日以内に調剤済麻薬廃棄届を都道府

県知事に提出してください。

(3)麻薬帳簿等には残高として加えず、患者氏名を記載し、備考欄に廃棄年

月日、調剤済麻薬廃棄届出年月日を記載し、立会人の署名又は記名押印を

受けてください。

2.再利用する場合

(1)受入れた麻薬を再利用する場合は、麻薬帳簿の受入欄に( )※印を付し

受入れた麻薬の数量を記載し残高に加えてください。

(2)同日中に複数の患者から返納があった場合は、患者毎に返納量が分かる

ように記載してください。

なお、麻薬を廃棄する場合は、麻薬帳簿の補助簿(廃棄簿)を作成し記載すると便

利です。補助簿を作成した場合は、麻薬帳簿に記載する必要はなく、補助簿に麻薬

の受入れ年月日、受入れた患者の氏名、麻薬の品名・数量、廃棄年月日、調剤済麻

薬廃棄届出年月日を記載し、廃棄後は立会者が署名又は記名押印することとなりま

す。

QQQQ25252525 転院転院転院転院、、、、再入院再入院再入院再入院等等等等でででで、、、、患者患者患者患者がががが病院病院病院病院にににに持持持持参参参参したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬をそのままをそのままをそのままをそのまま継続使用継続使用継続使用継続使用するするするする場合場合場合場合

はははは、、、、どのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですか。。。。

患者が入院する際に持参した麻薬を引き続き病棟で使用する場合は、患者に交付

された麻薬として患者自身の保管管理の下で服用させるか、病状によって自己管理

ができないと判断した場合は、病棟の看護師詰所で保管することになります。

担当医の指示で当該麻薬を患者が継続使用する際には、医師法、麻向法の規定に

基づく診療録への記載義務があり、施用票等を作成し麻薬が適正に使用されている

か十分把握する必要があります。手続上は、麻薬帳簿に当該麻薬の口座に受入れ数

量を( )書で記載し、残高にわ加えず、備考欄に麻薬を譲り受けた患者の氏名及

び入院施用の旨を記載してください。

なお、患者が医師の指示どおり服薬したかを確認するため、服薬状況も記録して

ください。

QQQQ26262626 在在在在宅宅宅宅のののの患者患者患者患者がががが死亡死亡死亡死亡しししし、、、、飲飲飲飲みみみみ残残残残したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬がががが返却返却返却返却されたされたされたされた場合場合場合場合、、、、どうすればよいでどうすればよいでどうすればよいでどうすればよいで

すかすかすかすか。。。。

在宅の患者が死亡した場合は、遺族から譲り受けた麻薬を廃棄することとなりま

すが、麻薬処方せんにより調剤された麻薬となりますので、他の職員の立会の下で

焼却等の回収困難な方法で廃棄し、廃棄後30日以内に都道府県知事に「調剤済麻薬

廃棄届」を提出してください。

また、麻薬帳簿にはその麻薬の口座に受入れた数量を( )書で記載し、残高に

は加えず、備考欄に譲り受けた相手の氏名、廃棄年月日、調剤済麻薬廃棄届出年月

日を記載し、廃棄の立会者が署名又は記名押印してください。

QQQQ27272727 麻薬麻薬麻薬麻薬をををを処方処方処方処方したしたしたした後後後後にににに処方変更処方変更処方変更処方変更があったがあったがあったがあった場合場合場合場合、、、、先先先先にににに交付交付交付交付したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬についてはどについてはどについてはどについてはど

うしたらよいですかうしたらよいですかうしたらよいですかうしたらよいですか。。。。

残りの麻薬を処方を受けた病院又は薬局に提出(返納)させて処方変更の数量(残り

の麻薬を含めて)を患者に再交付する場合や、追加で処方せんを出す方法が考えられ

ます。変更になった事実の記録は必要です。

(5)施用

QQQQ28282828 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設でないでないでないでない病院病院病院病院にににに勤務勤務勤務勤務のののの医師医師医師医師がががが、、、、自己自己自己自己のののの入院患者入院患者入院患者入院患者のののの治療治療治療治療のためにのためにのためにのために他他他他

のののの麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者にににに依頼依頼依頼依頼してしてしてして麻薬麻薬麻薬麻薬をををを施用施用施用施用させることはできますかさせることはできますかさせることはできますかさせることはできますか。。。。

このような診察を行わずに済むよう、自身で麻薬施用者免許を取得するよう指導

してください。

QQQQ29292929 麻向法麻向法麻向法麻向法第第第第27272727条第条第条第条第3333項項項項によってによってによってによって、「、「、「、「疾病治療以外疾病治療以外疾病治療以外疾病治療以外のののの目的目的目的目的でのでのでのでの麻薬麻薬麻薬麻薬のののの施用施用施用施用はははは禁禁禁禁

止止止止」」」」されていますがされていますがされていますがされていますが、、、、健健健健常人常人常人常人にににに対対対対してしてしてして美美美美容上容上容上容上のののの目的目的目的目的でででで隆鼻隆鼻隆鼻隆鼻、、、、二二二二重重重重ままままぶぶぶぶたのたのたのたの整形整形整形整形などなどなどなど

のののの手手手手術術術術をををを行行行行うううう際際際際にににに生生生生じるじるじるじる疼痛疼痛疼痛疼痛をををを除去除去除去除去するためするためするためするため、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬をををを施用施用施用施用することはすることはすることはすることは適法適法適法適法ですかですかですかですか。。。。

設問の場合における麻薬の施用は適法と考えます。このほか次のような場合も同

様です。

1)人工妊娠中絶手術を行う際に、その苦痛除去のため麻薬を施用する場合及

び産児制限の目的で避妊用リングを挿入する際に、その痛み止めのために麻

薬を施用する場合。

2)十二指腸ゾンデを胃に挿入する場合の苦痛を除去するために麻薬を施用す

る場合。

QQQQ30303030 入院患者入院患者入院患者入院患者ににににMSMSMSMSコンチンコンチンコンチンコンチン2222日分日分日分日分ずつずつずつずつ投与投与投与投与していますがしていますがしていますがしていますが、、、、

1111))))飲飲飲飲みみみみ残残残残しがしがしがしが出出出出たたたた場合場合場合場合

2222))))処方処方処方処方がががが変変変変わわわわったったったった場合場合場合場合((((分分分分2222→→→→分分分分3333))))

そのままそのままそのままそのまま医局医局医局医局のののの判判判判断断断断でででで使使使使ってってってって良良良良いでしいでしいでしいでしょょょょうかうかうかうか。。。。

医局に任せてしまうのは、麻薬の管理上問題があります。いったん薬局に返して

もらい、調剤をしなおしてください。

・診療録にその旨を記載し、何錠返納したか判るようにしてください。

・麻薬帳簿には、再利用の場合、*( )書きで受け入れ、残量に足し込み、

備考欄に返納者の氏名を記載してください。

(廃棄の場合は、( )書きで記入し、残量に足さず、所定の手続きを行っ

てください。)

QQQQ31313131 在在在在宅宅宅宅患者患者患者患者のののの手手手手もとにもとにもとにもとに残残残残ったったったった麻薬麻薬麻薬麻薬はどのようにはどのようにはどのようにはどのように対対対対処処処処すべきですかすべきですかすべきですかすべきですか。。。。病院病院病院病院やややや薬局薬局薬局薬局

側側側側からからからから返却返却返却返却のののの要要要要求求求求をしたをしたをしたをした方方方方がよいのですかがよいのですかがよいのですかがよいのですか。。。。

がんの告知の問題があり、残った麻薬の返却を家族に求めるか否かはケースバイ

ケースで判断する必要がありますが、患者が麻薬を服用していることを家族に説明

している場合には、自宅に残った麻薬を返却するよう求めてください。

また、患者が麻薬を服用していることを家族が知らない場合には、あえて返却す

るように求めなくても差し支えありません。

患者の手元には残っていないとの回答であった場合には、それ以上の対応は必要

ないと考えます。

QQQQ32323232 麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者のののの免許免許免許免許をををを受受受受けていないけていないけていないけていない医師医師医師医師、、、、研研研研修修修修医又医又医又医又はははは看護看護看護看護師師師師がががが麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者のののの指指指指

示示示示のののの下下下下にににに麻薬麻薬麻薬麻薬をををを注射注射注射注射するなどのするなどのするなどのするなどの麻薬施用麻薬施用麻薬施用麻薬施用をををを行行行行うううう場合場合場合場合、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬及及及及びびびび向精神薬取向精神薬取向精神薬取向精神薬取締締締締法上法上法上法上のののの

問題問題問題問題はありませんかはありませんかはありませんかはありませんか。。。。

麻薬施用者の指示の下に麻薬施用の補助をする行為は、麻向法第27条第1項に

違反はしないと考えます。

ただし、麻薬施用者の免許を受けていない医師が麻薬施用に関与する場合は、法

令の趣旨からは望ましくないと考えられますので、医師自身が麻薬施用者の免許を

取得するよう指導してください。

QQQQ33333333 1111アンプルアンプルアンプルアンプルのののの麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液をををを2222人人人人のののの患者患者患者患者にににに分分分分けてけてけてけて施用施用施用施用してもしてもしてもしても差差差差しししし支支支支えありませえありませえありませえありませ

んかんかんかんか。。。。

麻向法上、違法ではありませんが、管理面、衛生面に問題がある場合は避けてく

ださい。

QQQQ34343434 動動動動物病院物病院物病院物病院のののの獣獣獣獣医師医師医師医師((((麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者))))がががが動動動動物物物物のののの歯石歯石歯石歯石、、、、歯垢歯垢歯垢歯垢のののの除去除去除去除去、、、、爪爪爪爪切切切切りりりり、、、、シャンシャンシャンシャン

プープープープー・・・・トリミングトリミングトリミングトリミングをををを行行行行うううう際際際際にににに、、、、ケタミンケタミンケタミンケタミンをををを使用使用使用使用することができますかすることができますかすることができますかすることができますか。。。。

爪切り、シャンプー・トリミング自体は、獣医師(麻薬施用者)による獣医療行為

ではありません。しかし、動物の健康診断、疾病予防を目的として、これらの行為

を行うことは、獣医療の一環とみなされますので、その際には、麻薬を使用しても

差し支えありません。

QQQQ35353535 獣獣獣獣医療医療医療医療ででででアンプルアンプルアンプルアンプル製製製製剤剤剤剤をををを分分分分割割割割施用施用施用施用できますかできますかできますかできますか。。。。

麻薬の保管・管理面、品質面、衛生面の見地から問題ないと判断される場合は、

バイアル製剤同様、アンプル製剤も分割施用しても差し支えありません。

その際には、実際に施用した麻薬の数量を患畜毎に診療録、麻薬帳簿に記載して

ください。

QQQQ36363636 ケタミンケタミンケタミンケタミン含含含含有有有有ののののバイアルバイアルバイアルバイアル注注注注をををを水水水水剤剤剤剤としてとしてとしてとして、、、、払払払払いいいい出出出出すすすす際際際際のののの麻薬麻薬麻薬麻薬帳簿帳簿帳簿帳簿はどのようはどのようはどのようはどのよう

にににに作成作成作成作成したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

ケタミン含有のバイアル注の麻薬帳簿にバイアル単位の払い出しだけではなく、

mL単位の別口座も作成し、麻薬処方せんにはmL単位で記載の上払い出してくだ

さい。また、薬局内で溶解液に薄めて払い出す場合は、例えば、モルヒネ塩酸塩散

の倍散の様に別の口座で帳簿を作成してください。

(6)注射液(アンプル剤)

QQQQ37373737 麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤((((アンプルアンプルアンプルアンプル剤剤剤剤))))についてについてについてについて、、、、複数回複数回複数回複数回((((複数複数複数複数日日日日))))分分分分のののの処方処方処方処方をしてもよいをしてもよいをしてもよいをしてもよい

ですかですかですかですか。。。。

入院患者への麻薬注射剤の払出しは、麻向法の施用、帳簿、管理等の規定の趣旨

から施用の都度処方すること(連続皮下注のように1回分が複数日分となることが

ある場合には、その容量の払出しを含む)とし、原則として複数回(複数日)分の

処方は行わないようにしてください。

週休2日制等により、麻薬管理者が不在のため麻薬注射剤の出し入れが困難な場

合には、あらかじめ当直医師(麻薬施用者)が院内処方せん(又は麻薬の請求伝

票)により複数日分の麻薬の仮払いを受けるか、病棟等の麻薬保管庫への定数保管

を採用してください。

仮払いの場合、麻薬管理者は、出勤した後に、麻薬施用者から施用票等の施用記

録とともに残余麻薬の返却を受け、麻薬の施用量や残余量を確認して麻薬帳簿に記

載してください。

定数保管をする場合は、定数保管する量は必要最小限にとどめ、日々の施用量の

報告を徴し、かつ、随時在庫量の点検を行うなど厳重な監督の下運用してください。

QQQQ38383838 外来患者外来患者外来患者外来患者にににに麻薬麻薬麻薬麻薬ののののアンプルアンプルアンプルアンプル入入入入りりりり注射剤注射剤注射剤注射剤をををを処方処方処方処方してもよいですかしてもよいですかしてもよいですかしてもよいですか。。。。

アンプル入り注射剤については、麻薬小売業者が患者宅に直接持参し、「主治医

の指示を受け、かつ患者の看護に当たる看護師」に交付することは麻向法上は違反

ではありません。

ただし、麻薬のアンプル入注射剤をアンプル毎交付することは、錠剤等と比較し

て乱用に繋がる恐れが強いので、従来から差し控えるようお願いしています。なお、

在宅医療のために処方される連続注入器に入った麻薬注射薬の取扱については、

「(7)注射液(連続注入器)」の項を参照してください。

QQQQ39393939 薬局薬局薬局薬局((((麻薬麻薬麻薬麻薬小小小小売業者売業者売業者売業者))))においてにおいてにおいてにおいて麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤をををを患者患者患者患者にににに交付交付交付交付するするするする際際際際にににに注注注注意意意意することすることすることすること

をををを教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

患者又は患者の看護にあたる家族等に直接麻薬注射剤を手渡す場合には、薬液を

取り出せない構造で麻薬施用者が指示した注入速度(麻薬施用者が指示した量及び

頻度の範囲内で患者が痛みの程度に応じた追加投与を選択できる「レスキュー・ド

ーズ」として注入できる設定を含む。)を変更できないものにしてください。ただ

し、患者等の意を受け、さらに麻薬施用者から医療上の指示を受けた看護師が患者

宅へ麻薬注射剤を持参し、患者に施用を補助する場合(麻薬小売業者が患者宅へ麻

薬注射剤を持参し、麻薬施用者から医療上の指示を受けた看護師に手渡す場合を含

む。)はこの限りではありません。

(7)注射液(連続注入器)

QQQQ40404040 麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者がががが麻薬麻薬麻薬麻薬をををを含含含含むむむむ経経経経中中中中心静脈高心静脈高心静脈高心静脈高カロリーカロリーカロリーカロリー輸液輸液輸液輸液((((Intravenous HyperalimIntravenous HyperalimIntravenous HyperalimIntravenous Hyperalim

entationentationentationentation((((IVHIVHIVHIVH))))))))のののの装着装着装着装着をををを病院内病院内病院内病院内においてにおいてにおいてにおいて行行行行ったうえでったうえでったうえでったうえで、、、、在在在在宅宅宅宅患者患者患者患者にににに対対対対しししし、、、、交換用交換用交換用交換用

のののの麻薬麻薬麻薬麻薬混混混混入入入入のののの輸液輸液輸液輸液バッグバッグバッグバッグをををを交付交付交付交付しししし、、、、当該患者当該患者当該患者当該患者のののの輸液輸液輸液輸液バッグバッグバッグバッグのののの交換交換交換交換をををを患者又患者又患者又患者又はははは看護看護看護看護にににに

当当当当たるたるたるたる家族等家族等家族等家族等にににに委委委委ねねねねてもよいですかてもよいですかてもよいですかてもよいですか。。。。

施用のため交換用の麻薬混入の輸液バッグを在宅患者又は当該患者の看護にあた

る家族等に交付しても差し支えありません。

ただし、交付するに当たっては、薬液を取り出せない構造で麻薬施用者が指示し

た注入速度(麻薬施用者が指示した量及び頻度の範囲内で患者が痛みの程度に応じ

た追加投与を選択できる「レスキュー・ドーズ Rescue Dose」として注入できる設

定を含む。)を変更できないものにしてください。(ただし、看護師が麻薬施用者の

指示の下、患者宅で麻薬注射剤の施用を補助する場合はこの限りではありませ

ん。)なお、政府発行の封かん証紙で封がされているままで、麻薬を施用のために交

付することはできません。

QQQQ41414141 在在在在宅宅宅宅医療医療医療医療のためにのためにのためにのために交付交付交付交付されたされたされたされた麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液のののの連連連連続注入続注入続注入続注入器器器器がががが患者患者患者患者からからからから返却返却返却返却されたされたされたされた

場合場合場合場合どのようにどのようにどのようにどのように取取取取りりりり扱扱扱扱ったらよいのですかったらよいのですかったらよいのですかったらよいのですか。。。。

またまたまたまた、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬帳簿帳簿帳簿帳簿にはどのようににはどのようににはどのようににはどのように記記記記録録録録すればよいですかすればよいですかすればよいですかすればよいですか。。。。

返却された連続注入器は、最後まで使い切っても連続注入器内に若干量の麻薬注

射薬が残りますので、施用残として取り扱ってください。

なお、未使用の注射薬が返却された場合は、麻薬診療施設等で麻薬管理者(麻薬管

理者がいない施設にあっては麻薬施用者)が他の職員立会の下で廃棄し、廃棄後30

日以内に「調剤済麻薬廃棄届」を都道府県知事に提出してください。

麻薬帳簿には、返却した患者の氏名、返却及び廃棄の年月日、品名等について記

載してください。数量については連続注入器の個数とおおよその廃棄量(例えば、

ほぼ全量、半量、微量、約10mL等)を記載してください。

患者が廃棄してしまったという報告を受けた場合にあっては、その旨を備考欄等

に記載してください。

(8)貼付剤

QQQQ42424242 デュロテップデュロテップデュロテップデュロテップMTMTMTMTパッチパッチパッチパッチ使用中使用中使用中使用中のののの患者患者患者患者のののの薬剤薬剤薬剤薬剤がががが剥剥剥剥がれたがれたがれたがれた場合場合場合場合のののの処置処置処置処置・・・・対対対対処方処方処方処方

法法法法についてについてについてについて教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

剥がれた薬剤は施用済みになりますので届出等は不要です。ただし、処方の指示

内容より早く薬剤が剥がれていますので、管理上剥がれた旨を帳簿備考欄に記載し

てください。

廃棄方法は、粘着面を内側にして二つ折りにたたんだ後細断するか、又は焼却し

てください。

QQQQ43434343 デュロテップデュロテップデュロテップデュロテップMTMTMTMTパッチパッチパッチパッチがががが慢性疼痛慢性疼痛慢性疼痛慢性疼痛にににに適適適適応応応応可可可可となりましたがとなりましたがとなりましたがとなりましたが、、、、注注注注意意意意しなけれしなけれしなけれしなけれ

ばならないばならないばならないばならない点点点点はありますかはありますかはありますかはありますか。。。。

デュロテップMTパッチを慢性疼痛のために使用する場合は、以下の点に注意し

てください。なお、詳しくはメーカーへ確認をしてください。

①トレーニングの受講(施用する医師のみ)

②確認書を用いた同意の取得

③患者さんの効能・効果の確認

※これらは院内処方の場合でも同様の扱いとなります。院内薬局においても確

認書が発行されているか確認するようにしてください。

また、慢性疼痛の患者へ払い出す場合は、麻薬帳簿の備考欄にその旨を記載して

ください。

(9)麻薬処方せん

QQQQ44444444 麻薬麻薬麻薬麻薬のののの院内処方院内処方院内処方院内処方せんのせんのせんのせんの代代代代わわわわりにりにりにりに、「、「、「、「オーダリングシステムオーダリングシステムオーダリングシステムオーダリングシステム」」」」でででで麻薬麻薬麻薬麻薬をををを処方処方処方処方すすすす

ることができますかることができますかることができますかることができますか。。。。

麻向法第27条第6項の規定に基づき、麻薬を記載した処方せんには、麻薬施用

者の署名又は記名押印が要件として定められているところから、「オーダリングシ

ステム」のみによる処方では、「麻薬処方せん」とは認められず、麻薬を調剤する

ことはできません。

オーダリングシステムにより処方されたものを印刷し、麻薬施用者の署名又は記

名押印がなされてはじめて「麻薬処方せん」と認められます。

QQQQ45454545 病院病院病院病院等等等等によってはによってはによってはによっては調調調調剤剤剤剤をををを伴伴伴伴わわわわないないないない麻薬注射薬麻薬注射薬麻薬注射薬麻薬注射薬についてもについてもについてもについても院内処方院内処方院内処方院内処方せんをせんをせんをせんを用用用用いいいい

ているているているている診療施設診療施設診療施設診療施設がありますががありますががありますががありますが、、、、麻薬注射薬麻薬注射薬麻薬注射薬麻薬注射薬についてはについてはについてはについては注射請注射請注射請注射請求伝票式求伝票式求伝票式求伝票式のものをのものをのものをのものを使用使用使用使用

してもしてもしてもしても差差差差しししし支支支支えありませんかえありませんかえありませんかえありませんか。。。。

差し支えありません。麻薬注射剤の場合には、麻薬管理者が施用量や残余量を確

認して麻薬帳簿に記載する必要があるため、麻薬管理者への麻薬注射剤の請求には、

院内麻薬処方せんや麻薬の請求伝票などが病院等では利用されていますが、施用量

を確認することのできる複写式の施用伝票を用いると便利です。

QQQQ46464646 院外処方院外処方院外処方院外処方せんやせんやせんやせんや診療診療診療診療録録録録にににに「「「「麻麻麻麻」」」」のののの文字文字文字文字をををを記載記載記載記載しなければなりませんかしなければなりませんかしなければなりませんかしなければなりませんか。。。。

必ずしも「麻」、「麻薬」等と記載する必要はありません。

処方せんへの「麻」の記載は、従来、医療機関において麻薬の管理を適正に行う

ため、簡便な方法として行われてきたものです。管理の面から、他の処方せんと区

別するため、麻薬処方せんの上部に麻と朱書きするか、麻薬の品名の下に朱線を引

くと便利です。しかし、がんの告知を受けていないがん患者が「麻」の記載を見た

場合、患者に不安を与え、病名を察知されることも考えられ、このように患者に不

安を抱かせる場合等にはこの限りではありません。

麻薬処方せんを受領した麻薬小売業者が他の処方せんと区別するよう印を付する

ことは管理上好ましいと考えます。

また、診療録についても、表紙に「麻」の朱書きや押印をすることや、処方欄等

に「麻」の記載や麻薬の品名、数量の下に朱線を引くことは管理上好ましいと考え

ます。

QQQQ47474747 麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液((((1111mL/mL/mL/mL/アンプルアンプルアンプルアンプル))))のののの必要施用必要施用必要施用必要施用量量量量がががが0000....5555mLmLmLmLのののの場合場合場合場合、、、、1111mLmLmLmLとととと

院内処方院内処方院内処方院内処方せんにてせんにてせんにてせんにて請請請請求求求求してもよいですかしてもよいですかしてもよいですかしてもよいですか。。。。

院内処方せんには、アンプル(A)単位で記載してください。

ただし、アンプルの容量は1mLですから、麻薬施用者にアンプル1本を払い出

すことは差し支えありません。

なお、麻薬の不正施用防止等管理の適正を図るために、施用した残り(0.5m

L)はアンプル毎に麻薬管理者(麻薬管理者がいない麻薬診療施設においては麻薬施

用者)に返納してください。返納後、麻薬管理者(麻薬管理者がいない麻薬診療施設

においては麻薬施用者)は、他の職員1名以上の立会の下にすみやかに廃棄し、麻薬

帳簿の備考欄に麻薬の廃棄数量をmL単位で記載してください。また、廃棄の立会

者が署名又は記名押印してください。麻薬廃棄届や調剤済麻薬廃棄届は不要です。

QQQQ48484848 麻薬麻薬麻薬麻薬のののの記載記載記載記載されたされたされたされた処方処方処方処方せんはせんはせんはせんは「「「「一一一一般般般般処方処方処方処方せんせんせんせん」」」」とととと区別区別区別区別してしてしてして保保保保存存存存すべきですかすべきですかすべきですかすべきですか。。。。

麻薬については、調剤後、管理上再確認等で調査する必要が生じる可能性もあり

ますので、麻薬処方せんは、一般の処方せんと区別して保存するようにお願いして

います。

QQQQ49494949 ファクシミリファクシミリファクシミリファクシミリでででで電電電電送送送送されたされたされたされた麻薬処方麻薬処方麻薬処方麻薬処方せんによりせんによりせんによりせんにより、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬のののの調調調調剤剤剤剤をををを開開開開始始始始してもよしてもよしてもよしてもよ

いですかいですかいですかいですか。。。。

患者等が麻薬を受領する際の待ち時間を改善するため、ファクシミリで電送送信

された麻薬処方せんに基づいて、麻薬の調製等は行っても差し支えありませんが、

調剤までは認められていません。(麻薬処方せんのコピーをもって患者へ交付する

ことはできない。)実際に患者が持参する麻薬処方せんを受領し、内容を確認する

ことで、遡って調剤とみなされます。

(10)廃棄

QQQQ50505050 過去過去過去過去にににに購入購入購入購入したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬がががが古古古古くなったくなったくなったくなった場合場合場合場合、、、、廃棄廃棄廃棄廃棄のののの手続手続手続手続きについてきについてきについてきについて教教教教えてくださえてくださえてくださえてくださ

いいいい。。。。

廃棄しようとする麻薬の品名、数量を記載した「麻薬廃棄届」を都道府県知事に

提出してください。詳しくは、当マニュアルP.22を参照してください。

QQQQ51515151 開設者開設者開設者開設者がががが公的公的公的公的医療機関医療機関医療機関医療機関、、、、大学大学大学大学病院病院病院病院やややや医療法人医療法人医療法人医療法人のののの場合場合場合場合、、、、当該麻薬診療施設当該麻薬診療施設当該麻薬診療施設当該麻薬診療施設のののの長長長長

がががが「「「「麻薬麻薬麻薬麻薬廃棄廃棄廃棄廃棄届届届届」」」」やややや「「「「調調調調剤剤剤剤済済済済麻薬麻薬麻薬麻薬廃棄廃棄廃棄廃棄届届届届」」」」をををを都道府都道府都道府都道府県県県県知知知知事事事事にににに提提提提出出出出してもよいですかしてもよいですかしてもよいですかしてもよいですか。。。。

「麻薬廃棄届」や「調剤済麻薬廃棄届」の廃棄届出者(届出義務者)は、当該診療

施設の開設者ですが、公的医療機関、大学病院や医療法人の場合には、診療施設の

長が届け出ても差し支えありません。

その際、届出者の氏名欄は、施設の長の職名・氏名・押印で、また、届出者の住

所欄は、診療施設の所在地を記載してください。

QQQQ52525252 麻薬診療施設内麻薬診療施設内麻薬診療施設内麻薬診療施設内においてにおいてにおいてにおいて、、、、麻薬注射麻薬注射麻薬注射麻薬注射アンプルアンプルアンプルアンプル剤剤剤剤をををを破損破損破損破損してしまいましたしてしまいましたしてしまいましたしてしまいました。。。。次次次次

のののの場合場合場合場合、、、、回収回収回収回収できたできたできたできた注射液注射液注射液注射液をををを廃棄廃棄廃棄廃棄するするするする場合場合場合場合のののの手続手続手続手続きはどうすればよいですかきはどうすればよいですかきはどうすればよいですかきはどうすればよいですか。。。。

①①①①調調調調剤剤剤剤前前前前にににに誤誤誤誤ってってってって落下落下落下落下させさせさせさせ破損破損破損破損したしたしたした場合場合場合場合。。。。

②②②②麻薬処方麻薬処方麻薬処方麻薬処方せんによりせんによりせんによりせんにより薬局薬局薬局薬局からからからから払払払払いいいい出出出出されたされたされたされた後後後後、、、、病病病病棟棟棟棟またはまたはまたはまたは手手手手術術術術場場場場等等等等でででで誤誤誤誤ってってってって

落下落下落下落下させさせさせさせ破損破損破損破損したしたしたした場合場合場合場合。。。。

③③③③患者患者患者患者にににに施用施用施用施用するするするする前前前前にににに麻薬注射麻薬注射麻薬注射麻薬注射アンプルアンプルアンプルアンプル剤剤剤剤をををを混混混混入入入入したしたしたした注射注射注射注射筒筒筒筒・・・・輸液輸液輸液輸液バッグバッグバッグバッグをををを誤誤誤誤

ってってってって落下落下落下落下させさせさせさせ破損破損破損破損・・・・流流流流失失失失したしたしたした場合場合場合場合。。。。

④④④④患者患者患者患者にににに施用中施用中施用中施用中にににに麻薬注射麻薬注射麻薬注射麻薬注射アンプルアンプルアンプルアンプル剤剤剤剤をををを混混混混入入入入したしたしたした注射注射注射注射筒筒筒筒・・・・輸液輸液輸液輸液バッグバッグバッグバッグをををを誤誤誤誤ってってってって

落下落下落下落下させさせさせさせ破損破損破損破損・・・・流流流流失失失失したしたしたした場合場合場合場合。。。。

破損等(落下させただけで注射液は流失していない場合)したが、一部回収(全量回

収できなかった場合を含む)できた場合と全量回収できた場合によって、その対応が

変わります。

1.一部回収できた場合(全量回収できなかった場合を含む)

①~④の場合とも、麻薬事故届の提出が必要となります。

この場合、回収できた注射液については、麻薬廃棄届等の届出は不要ですが、

麻薬事故届の「事故発生の状況」欄に、回収の上廃棄した麻薬の廃棄の状況

(廃棄年月日、廃棄量、廃棄方法、立会者)を括弧書きで記載してください。

2.全量回収できた場合

1)①、②の場合

使用を継続できる場合は、そのまま使用しても構いませんが、衛生面等か

ら使用できない場合(ガラス片がアンプル剤の中に混入している疑いがある

等)は、麻薬廃棄届を提出し、薬務課職員(麻薬取締員等)の立会の下に廃棄

してください。

2)③、④の場合

使用を継続できる場合は、そのまま使用しても構いませんが、衛生面等か

ら使用できない場合(ガラス片がアンプル剤の中に混入している疑いがある

等)は、他の職員等立会の下で廃棄し、廃棄後30日以内に調剤済麻薬廃棄

届を都道府県知事に提出してください。

※なお、この対応は注射剤のみに当てはまるものとなります。(散剤等の場合は、

Q53を参照してください。)

QQQQ53535353 予製予製予製予製剤剤剤剤であるであるであるであるリンリンリンリン酸酸酸酸コデインコデインコデインコデイン11110000%%%%散散散散をををを調調調調剤剤剤剤のののの際際際際、、、、誤誤誤誤ってってってって床床床床にににに落落落落としとしとしとし、、、、一一一一部部部部

をををを飛散飛散飛散飛散させてしまいましたさせてしまいましたさせてしまいましたさせてしまいました。。。。どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。 (11-8)

飛散し汚染されたものを回収したうえ、数量を確認し、回収した麻薬については

都道府県知事に麻薬廃棄届を提出してください。回収できなかった麻薬については、

麻薬事故届を提出してください。(※注射剤の場合と違い、両方の届出が必要なケ

ースがありますので、ご注意ください。)

なお、このような事故が発生した場合には、すみやかに薬務課へ連絡してくださ

い。

QQQQ54545454 誤調誤調誤調誤調剤剤剤剤によるによるによるによる麻薬麻薬麻薬麻薬のののの廃棄廃棄廃棄廃棄手続手続手続手続きについてきについてきについてきについて教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

誤調剤により払出した麻薬は、「麻薬処方せんに基づいた麻薬」ではないため、

麻向法第29条第2項に規定する麻薬処方せんにより調剤された麻薬には該当しま

せん。麻薬廃棄届を都道府県知事に提出し、薬務課職員(麻薬取締員等)の立会の

下に廃棄してください。この場合、麻薬廃棄届には、誤調剤の経過、状況等を詳細

に記載してください。

なお、誤調剤により所在不明(既に患者さんが服用されていた場合も含む)にな

った麻薬については、麻薬事故届をすみやかに提出してください。

QQQQ55555555 長期間長期間長期間長期間使用使用使用使用していなかったしていなかったしていなかったしていなかったアヘンチンキアヘンチンキアヘンチンキアヘンチンキがががが乾固乾固乾固乾固しましたのでしましたのでしましたのでしましたので、、、、廃棄廃棄廃棄廃棄したいのしたいのしたいのしたいの

ですがですがですがですが、、、、廃棄廃棄廃棄廃棄のののの数量数量数量数量はどのようにしたらよいですかはどのようにしたらよいですかはどのようにしたらよいですかはどのようにしたらよいですか。。。。

麻薬帳簿の残高量と現物を確認し、当該残高量をもって廃棄の数量としてくださ

い。

廃棄の際には、立会人である薬務課職員(麻薬取締員等)が届け出られた量と実

際の量が一致しているか確認します。

QQQQ56565656 在在在在宅宅宅宅のののの患者死亡患者死亡患者死亡患者死亡等等等等によりによりによりにより家族等家族等家族等家族等からからからから麻薬麻薬麻薬麻薬がががが返返返返納納納納されたされたされたされた場合場合場合場合、、、、どのようにどのようにどのようにどのように処理処理処理処理

したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

在宅の患者に交付された麻薬が患者の死亡等により返納された場合、当該麻薬を

譲り受けて、他の職員等立会の下で廃棄し、廃棄後30日以内に調剤済麻薬廃棄届

を都道府県知事に提出してください。麻薬を交付した麻薬診療施設以外の麻薬診療

施設等に返納された場合も同様の廃棄方法で処理してください。

なお、残った麻薬の返却を家族に求めるか否かは、がん告知の問題もあり、ケー

スバイケースで判断する必要がありますが、患者が麻薬を服用していることを家族

に説明している場合には、自宅に残った麻薬を返却するよう求めてください。

また、患者が麻薬を服用していることを家族が知らない場合には、あえて返却す

るように求めなくても差し支えありません。

患者の手元には残っていないとの回答であった場合には、それ以上の対応は必要

ないと考えます。

QQQQ57575757 患者患者患者患者がががが他他他他のののの麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設等等等等でででで払払払払いいいい出出出出したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬をををを持持持持参参参参しししし入院入院入院入院しましたがしましたがしましたがしましたが、、、、当該当該当該当該

麻薬麻薬麻薬麻薬をををを継続使用継続使用継続使用継続使用しないしないしないしない場合場合場合場合のののの取扱取扱取扱取扱いについていについていについていについて教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

患者が、他の麻薬診療施設等で交付を受けた麻薬を持参し、当該麻薬を継続使用

しない場合、当該麻薬を譲り受けた麻薬診療施設等で廃棄し、廃棄後30日以内に

調剤済麻薬廃棄届を都道府県知事に提出してください。

なお、当該麻薬の品名や含有量が不明である場合、当該麻薬を交付した麻薬診療

施設等に確認を行ったうえ廃棄し、廃棄後30日以内の調剤済麻薬廃棄届を提出し

てください。

QQQQ58585858 末期末期末期末期がんがんがんがん患者患者患者患者がががが死亡死亡死亡死亡しししし、、、、病院病院病院病院にににに残残残残されたされたされたされた未未未未使用使用使用使用のののの連連連連続注入続注入続注入続注入器器器器にににに詰詰詰詰められためられためられためられた麻麻麻麻

薬薬薬薬はどのようにはどのようにはどのようにはどのように処理処理処理処理したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

連続注入器に詰められた未使用の麻薬は、調剤された麻薬ですから、麻薬管理者

(麻薬管理者がいない施設にあっては麻薬施用者)が麻薬診療施設の他の職員の立

会の下で廃棄し、廃棄後30日以内に都道府県知事に調剤済麻薬廃棄届を提出して

ください。

QQQQ59595959 麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者ですがですがですがですが、、、、麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液のののの施用施用施用施用にににに際際際際しししし、、、、患者患者患者患者にににに0000....6666mLmLmLmLをををを施用施用施用施用しししし、、、、

0000....4444mLmLmLmL残残残残りましたりましたりましたりました。。。。このこのこのこの施用施用施用施用残残残残のののの注射液注射液注射液注射液はどのようにはどのようにはどのようにはどのように処理処理処理処理したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

施用残の麻薬注射液は「施用に伴う消耗」として、麻薬管理者(麻薬管理者がい

ない施設にあっては麻薬施用者)のもとに回収して、麻薬管理者が他の職員の立会

の下で廃棄し、当該麻薬の払出しを記載した麻薬帳簿の備考欄に廃棄した数量を記

入してください。

QQQQ60606060 入院患者入院患者入院患者入院患者にににに麻薬麻薬麻薬麻薬をををを持続持続持続持続点滴点滴点滴点滴中中中中でででで、、、、点滴投与点滴投与点滴投与点滴投与がががが終了終了終了終了するするするする前前前前にににに患者患者患者患者がががが死亡死亡死亡死亡したしたしたした場場場場

合合合合、、、、点滴瓶点滴瓶点滴瓶点滴瓶にににに入入入入ったったったった麻薬麻薬麻薬麻薬はどのようにはどのようにはどのようにはどのように処理処理処理処理すればよいですかすればよいですかすればよいですかすればよいですか。。。。

麻薬注射剤の施用残及びIVHに麻薬注射剤を注入して用いたものの残液は「施

用に伴う消耗」として麻薬管理者が他の職員の立会の下に回収困難な方法で廃棄し

てください。

また、麻薬帳簿の麻薬注射剤を払い出したときの備考欄に廃棄数量を記載してく

ださい。麻薬廃棄届、調剤済麻薬廃棄届を提出する必要はありません。

QQQQ61616161 調調調調剤中剤中剤中剤中にににに、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬のののの坐坐坐坐剤剤剤剤やややや錠錠錠錠剤剤剤剤をををを半半半半分分分分にににに分分分分割割割割してしてしてして払払払払出出出出したしたしたした場合場合場合場合、、、、残残残残ったったったった半半半半分分分分のののの

廃棄廃棄廃棄廃棄処理処理処理処理はははは、、、、どのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですか。。。。

またまたまたまた、、、、調調調調剤後剤後剤後剤後、、、、病病病病棟棟棟棟でででで麻薬麻薬麻薬麻薬のののの坐坐坐坐剤剤剤剤やややや錠錠錠錠剤剤剤剤をををを半半半半分分分分にににに分分分分割割割割してしてしてして施用施用施用施用したしたしたした場合場合場合場合、、、、残残残残ったったったった

半半半半分分分分のののの廃棄廃棄廃棄廃棄処理処理処理処理はははは、、、、どのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですかどのようにしたらよいですか。。。。

モルヒネ坐剤やモルヒネ錠剤を半分に分割して払出した残りの半分については、

麻薬廃棄届を都道府県知事に提出し、薬務課職員(麻薬取締員等)の立会の下に廃

棄してください。

また、調剤後、病棟で半分に分割して施用した残りの半分については、「施用に

伴う消耗」として、麻薬管理者(麻薬管理者がいない施設にあっては麻薬施用者)

のもとに回収して、麻薬管理者が他の職員の立会の下で廃棄し、当該麻薬の払出し

を記載した麻薬帳簿の備考欄に廃棄した数量を記載してください。なお、麻薬廃棄

届や調剤済麻薬廃棄届を提出する必要ありません。

なお、徐放性製剤については、分割することにより溶出速度等に変化を及ぼすこ

と等から、分割使用するように製剤設計されていません。

QQQQ62626262 バイアルバイアルバイアルバイアル入入入入りりりりケタミンケタミンケタミンケタミンをををを分注分注分注分注したしたしたした残残残残液液液液がががが、、、、まだまだまだまだ、、、、再再再再利利利利用用用用できるできるできるできる量量量量とととと判判判判断断断断しししし麻麻麻麻

薬薬薬薬帳簿帳簿帳簿帳簿にににに残量残量残量残量をををを記載記載記載記載しましたしましたしましたしました。。。。しかししかししかししかし、、、、そのそのそのその後後後後のののの使用見使用見使用見使用見込込込込みがしばらくないことかみがしばらくないことかみがしばらくないことかみがしばらくないことか

らららら廃棄廃棄廃棄廃棄することとしましたがすることとしましたがすることとしましたがすることとしましたが、、、、どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きできできできで廃棄廃棄廃棄廃棄すればよいですかすればよいですかすればよいですかすればよいですか。。。。

麻薬帳簿に受入れた後に廃棄するのであれば、事前に麻薬廃棄届を都道府県知事

に提出し、薬務課職員(麻薬取締員等)の立会の下に廃棄してください。

QQQQ63636363 麻薬処方麻薬処方麻薬処方麻薬処方せんによりせんによりせんによりせんにより調調調調剤剤剤剤したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬にににに、、、、調調調調剤剤剤剤過誤過誤過誤過誤によりによりによりにより容容容容量不足及量不足及量不足及量不足及びびびび異異異異物物物物混混混混入入入入

がががが判判判判明明明明したためしたためしたためしたため、、、、患者患者患者患者からからからから麻薬麻薬麻薬麻薬をををを回収回収回収回収しましたがしましたがしましたがしましたが、、、、

①①①①回収回収回収回収したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬のののの廃棄廃棄廃棄廃棄手続手続手続手続きはどうすればよいですかきはどうすればよいですかきはどうすればよいですかきはどうすればよいですか。。。。

②②②②回収回収回収回収したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬のののの代代代代わわわわりにりにりにりに同同同同量量量量のののの麻薬麻薬麻薬麻薬をををを新新新新たにたにたにたに調調調調剤剤剤剤しししし、、、、患者患者患者患者にににに交付交付交付交付してよいでしてよいでしてよいでしてよいで

すかすかすかすか。。。。

1.①の場合

調剤過誤により処方されたものは、処方せんに基づき処方されたものではあ

りませんので、当該回収した麻薬については、麻薬廃棄届による廃棄手続きを

行ってください。

2.②の場合

交付することはできません。

新たな麻薬処方せんの交付を受け、調剤する必要があります。

(11)事故

QQQQ64646464 麻薬麻薬麻薬麻薬のののの事事事事故故故故とはとはとはとは、、、、どのようなことをいうのですかどのようなことをいうのですかどのようなことをいうのですかどのようなことをいうのですか。。。。

麻薬の事故とは、麻薬が適法な使用、廃棄等を原因とせず、有るべきところから

無くなることをいいます。例えば、「錠剤の麻薬を調剤中に床に落とした。汚損し

たけれども回収はできた。」「誤って調剤したが、患者に投与する前に気がついて

回収した。」という様な場合には事故に該当しません。

QQQQ65656565 麻薬麻薬麻薬麻薬のののの事事事事故故故故にはどのようなにはどのようなにはどのようなにはどのような場合場合場合場合があるのですかがあるのですかがあるのですかがあるのですか。。。。

麻薬の事故は、その態様によって「滅失」「盗取」「所在不明」「その他の事

故」と分類されます。

「滅失」とは、麻薬がその物理的存在を失うことをいい、災害によると人の行為

によるとを問いません。具体的には、調剤中に麻薬を床に落とし飛散させた場合や

アンプルを床に落とし、麻薬の水溶液が回収不可能となった場合などがこれに当た

ります。「滅失」は、その原因によってさらに「破損」「蒸発」「流失」「焼失」

に区分されます。

「盗取」とは、麻薬が盗難された場合をいいます。具体的には、麻薬診療施設の

麻薬金庫がこじ開けられて盗まれてしまい探したけれども見つからなかった場合や、

卸売業者が出庫時に確認した麻薬が配送先で入っていなかった場合(ただし、盗難

された疑いが強い場合は除く。)等がこれに該当します。

「その他の事故」とは、滅失、盗取、所在不明以外のもので、強奪された場合、、

脅取された場合、詐欺にかかった場合等をいいます。具体的には、誤調剤してしま

った麻薬を患者に施用してしまった場合や、カラーコピーされた偽造処方せんを提

示されて麻薬を譲り渡してしまった場合がこれに該当します。

QQQQ66666666 麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設麻薬診療施設のののの看護看護看護看護師師師師がががが、、、、患者患者患者患者にににに麻薬麻薬麻薬麻薬のののの錠錠錠錠剤剤剤剤をををを投与投与投与投与しようとしたとこしようとしたとこしようとしたとこしようとしたところろろろ、、、、紛紛紛紛

失失失失してしまいましたしてしまいましたしてしまいましたしてしまいました。。。。どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

直ちに、麻薬管理者に紛失の状況を詳細に報告してください。報告を受けた麻薬

管理者は、詳細に事実関係を調査・確認し、速やかに当該麻薬診療施設の所在する

都道府県知事に麻薬事故届を提出してください。

なお、麻薬帳簿には、事故の日付、数量、及び事故の態様を簡潔に記載し、( )

書きにて麻薬事故届を提出した旨と届出年月日を記載してください。

麻薬の事故については、たとえ1錠であっても麻薬事故届を提出する必要があり

ます。

QQQQ67676767 私私私私はははは病院病院病院病院にににに勤務勤務勤務勤務するするするする麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者ですがですがですがですが、、、、患者患者患者患者にににに注射注射注射注射するためするためするためするため麻薬注射麻薬注射麻薬注射麻薬注射アンプアンプアンプアンプ

ルルルル剤剤剤剤ののののアンプルアンプルアンプルアンプルををををカットカットカットカットしてしてしてして注射注射注射注射器器器器にににに詰詰詰詰めようとしたとこめようとしたとこめようとしたとこめようとしたところろろろ、、、、誤誤誤誤ってってってって取取取取りりりり落落落落としてとしてとしてとして

破損破損破損破損しししし、、、、麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液麻薬注射液全全全全てがてがてがてが飛散飛散飛散飛散してしまいましたしてしまいましたしてしまいましたしてしまいました。。。。このこのこのこの際際際際のののの麻薬麻薬麻薬麻薬についてのについてのについてのについての処置処置処置処置はははは

どのようにするのですかどのようにするのですかどのようにするのですかどのようにするのですか。。。。

直ちに麻薬管理者に連絡して、その状況を詳しく報告してください。そして、麻

薬管理者はその麻薬について、すみやかに「麻薬事故届」を都道府県知事に提出して

ください。

なお、一部回収できた麻薬は、医療上再利用できないものであり、本来回収でき

た麻薬とは認められないため、廃棄状況等を詳細に麻薬事故届に記載することで、

あらためて麻薬廃棄届や調剤済麻薬廃棄届を提出する必要はありません。

QQQQ68686868 有有有有効期限効期限効期限効期限切切切切れれれれ及及及及びびびび不良不良不良不良品品品品のののの麻薬麻薬麻薬麻薬をををを交付交付交付交付してしまったしてしまったしてしまったしてしまった場合場合場合場合、、、、またまたまたまた誤調誤調誤調誤調剤剤剤剤したしたしたした麻麻麻麻

薬薬薬薬をををを施用施用施用施用してしまったしてしまったしてしまったしてしまった場合場合場合場合はどのようにはどのようにはどのようにはどのように対応対応対応対応したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

有効期限切れや不良品の麻薬を交付した場合、また誤調剤した麻薬を施用してし

まった場合は、すみやかに回収し、回収できた麻薬については麻薬廃棄届を、また

回収できなかった麻薬については麻薬事故届を提出することで対応してください。

回収した麻薬の代わりに同量の麻薬を新たに交付する場合は、新たな麻薬処方せ

んにより調剤し交付してください。

QQQQ69696969 入院患者入院患者入院患者入院患者がががが自己管理自己管理自己管理自己管理しているしているしているしている麻薬麻薬麻薬麻薬をををを不不不不注注注注意意意意でででで紛失紛失紛失紛失等等等等したしたしたした場合場合場合場合、、、、麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者のののの

責責責責任任任任としてとしてとしてとして麻薬事麻薬事麻薬事麻薬事故故故故届届届届をををを提提提提出出出出するするするする必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。。。。

入院患者に交付され、それを患者自身が自己管理している場合、患者が不注意で

紛失等した麻薬については、麻薬管理者は麻薬事故届を提出する必要はありません。

ただし、麻薬管理者は、紛失等した状況を患者から聴取し、盗難、窃盗等の蓋然性

が高い場合は、都道府県薬務主管課に報告し、警察にも連絡してください。

QQQQ70707070 麻向法麻向法麻向法麻向法第第第第35353535条第条第条第条第1111項項項項のののの規定規定規定規定はははは麻薬麻薬麻薬麻薬のののの事事事事故故故故のみとのみとのみとのみと解解解解しますがしますがしますがしますが、、、、麻向法麻向法麻向法麻向法にににに規定規定規定規定

するするするする麻薬麻薬麻薬麻薬帳簿帳簿帳簿帳簿、、、、麻薬処方麻薬処方麻薬処方麻薬処方せんせんせんせん、、、、譲渡証譲渡証譲渡証譲渡証、、、、譲受証譲受証譲受証譲受証のののの紛失紛失紛失紛失等等等等のののの事事事事故故故故についてもについてもについてもについても届届届届けけけけ出出出出るるるる

必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。。。。

このような事故の届け出は法定の届出義務ではありませんが、事故を把握するた

めに、届け出るようにしてください。

QQQQ71717171 麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者ですがですがですがですが、、、、麻薬卸売業者麻薬卸売業者麻薬卸売業者麻薬卸売業者からからからから購入購入購入購入したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬をををを開封開封開封開封したしたしたした際際際際、、、、アンプルアンプルアンプルアンプル

がががが破損破損破損破損していましたしていましたしていましたしていました。。。。どうしたらよいですかどうしたらよいですかどうしたらよいですかどうしたらよいですか。。。。

麻薬を譲渡・譲受する際、両者立会いで破損等を発見した場合は、麻薬卸売業者

から麻薬譲受証の返納を受け、譲渡の対象となった麻薬を麻薬卸売業者が持ち帰り、

麻薬卸売業者が麻薬事故届を提出して下さい。

麻薬を譲り受けてしまった後に破損等を発見した場合は、麻薬管理者(麻薬管理

者がいない施設にあっては麻薬施用者)が麻薬事故届をすみやかに都道府県知事へ

提出してください。

(12)保管・管理

QQQQ72727272 麻薬麻薬麻薬麻薬はははは、、、、どのようにどのようにどのようにどのように保管保管保管保管したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

麻薬の保管については、

①麻薬業務所内であること。

例えば、薬局内、薬剤室内等の人目につかず、関係者以外の出入りがない場

②麻薬以外の医薬品(覚せい剤を除く。)と区別し、鍵をかけた堅固な設備内

に貯蔵すること

が必要です。

なお、「堅固な設備」とは、麻薬専用の固定した金庫、容易に移動できない金庫

(重量金庫)等をいい、「麻薬以外の医薬品(覚せい剤を除く。)と区別し」とは、

麻薬専用保管庫として覚せい剤以外の医薬品を一緒に保管しないことをいいます。

麻薬帳簿、麻薬譲渡証、麻薬処方せん、その他の書類、現金、印鑑、貴重品等他

のものを一緒に入れることも法の規定の主旨から不適切です。

また、施錠設備のあるスチール製のロッカーや事務机の引き出しなどは、麻薬保

管庫とは認められません。

QQQQ73737373 私私私私のののの勤務勤務勤務勤務するするするする病院病院病院病院ではではではでは薬剤薬剤薬剤薬剤部部部部のののの当直当直当直当直制度制度制度制度がないのでがないのでがないのでがないので、、、、夜間緊夜間緊夜間緊夜間緊急用急用急用急用としてとしてとしてとして一一一一定定定定

数数数数のののの麻薬麻薬麻薬麻薬をををを医局医局医局医局にににに仮仮仮仮渡渡渡渡ししてししてししてしして保管保管保管保管をおをおをおをお願願願願いしていますいしていますいしていますいしています。。。。麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者麻薬管理者としてとしてとしてとして事事事事故防止故防止故防止故防止

のののの見地見地見地見地からからからから注注注注意意意意すべきすべきすべきすべき点点点点をををを教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

医局に当直用の麻薬専用保管庫(例えば重量金庫等)を設置して保管することと

し、保管庫の鍵は当直責任者に所持させるようにしてください。また補助簿として

当直用麻薬引継簿といった帳簿を備え、受け渡しの状況を明確にしておいてくださ

い。そして、当直明けに必ず返納させ、施用分については空アンプル、残液、施用

票、診療録等によって確認のうえ、麻薬帳簿に記載してください。なお、当直用麻

薬の仮渡しは必要最小量としてください。

QQQQ74747474 麻薬診療施設内麻薬診療施設内麻薬診療施設内麻薬診療施設内においてにおいてにおいてにおいて、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬のののの定数定数定数定数保管保管保管保管はははは可能可能可能可能ですですですです。。。。

麻薬診療施設において2箇所以上で麻薬の保管を行う、いわゆる定数保管制は、

相当の理由がある場合には可能です。しかし、当該麻薬の保管も当然麻薬管理者の

責任において行うべきものであり、補助者(病棟担当責任医師等)による代行業務

についても事故が生じないよう指導してください。定数保管の対象となる麻薬につ

いても堅個な設備内で保管しなければなりません。

なお、定数保管する量は、必要最小限にとどめ、日々の施用量の報告を徴し、か

つ、随時在庫量の点検を行うなど厳重な監督が必要です。

QQQQ75757575 麻薬麻薬麻薬麻薬のののの保管保管保管保管はははは麻薬麻薬麻薬麻薬専専専専用保管庫用保管庫用保管庫用保管庫でででで行行行行わわわわなければなりませんがなければなりませんがなければなりませんがなければなりませんが、、、、次次次次のようなのようなのようなのような場合場合場合場合

にもにもにもにも同同同同様様様様なななな保管庫保管庫保管庫保管庫をををを設置設置設置設置するするするする必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。。。。

①①①①病病病病棟看護棟看護棟看護棟看護師師師師詰詰詰詰所所所所・・・・手手手手術術術術場場場場等等等等でででで麻薬麻薬麻薬麻薬をををを定数定数定数定数保管保管保管保管するするするする場合場合場合場合

②②②②病病病病棟看護棟看護棟看護棟看護師師師師詰詰詰詰所所所所でででで入院患者入院患者入院患者入院患者にににに交付交付交付交付されたされたされたされた麻薬麻薬麻薬麻薬をををを保管保管保管保管するするするする場合場合場合場合

③③③③患者自患者自患者自患者自身身身身がががが麻薬麻薬麻薬麻薬をををを管理管理管理管理、、、、保管保管保管保管するするするする場合場合場合場合

①、②の場合は、同様に麻薬専用保管庫を設置し保管してください。またこの場

合、調剤された麻薬であっても、病棟看護師詰所・手術場等に保管されるものは、

麻薬管理者の責任下にあります。

③の場合(入院患者自身が服薬管理できる状況であれば、患者に必要最小限の麻薬

を保管させることは差し支えありません。)は、麻薬保管庫等の設備は必要ありませ

ん。しかし、紛失等の事故防止を図るため、患者に対しては保管方法を助言すると

ともに、施用の状況を把握するため患者に確認する等して、施用毎に診療録へ記録

する必要があります。

QQQQ76767676 麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者のののの中中中中にはにはにはには、、、、麻薬診療施設内麻薬診療施設内麻薬診療施設内麻薬診療施設内にににに麻薬麻薬麻薬麻薬をををを保有保有保有保有することなくすることなくすることなくすることなく、、、、専専専専らららら麻薬麻薬麻薬麻薬

処方処方処方処方せんをせんをせんをせんを交付交付交付交付するのみのするのみのするのみのするのみの者者者者がいますががいますががいますががいますが、、、、このこのこのこの場合場合場合場合にはにはにはには麻薬保管庫麻薬保管庫麻薬保管庫麻薬保管庫のののの備備備備ええええ付付付付けけけけ義義義義務務務務

はありませんかはありませんかはありませんかはありませんか。。。。

麻薬診療施設の麻薬施用者が院外麻薬処方せんの交付のみを行い、麻薬を保管す

る予定のない麻薬診療施設は必ずしも麻薬保管庫を設置する必要はありません。

しかし、この場合、患者の死亡や処方変更等により患者等から返却を受けた麻薬

を保管することができませんので、直ちに調剤済麻薬として他の職員立会の下で廃

棄し、廃棄後30日以内に調剤済麻薬廃棄届を都道府県知事に提出してください。

なお、麻薬診療施設内で麻薬を施用する必要が生じ、麻薬を保管することになっ

た場合は、直ちに麻薬保管庫を設置しなければなりません。

また、麻薬の所有の有無に係わらず麻薬帳簿は備え付けなければなりません。

QQQQ77777777 当院当院当院当院はははは麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤のののの使用使用使用使用量量量量がががが多多多多くくくく、、、、薬剤薬剤薬剤薬剤部部部部からからからから施用施用施用施用のののの都度払都度払都度払都度払出出出出すことはすことはすことはすことは非常非常非常非常

にににに不不不不便便便便なななな状状状状況況況況にありますにありますにありますにあります。。。。相相相相応応応応のののの理理理理由由由由があればがあればがあればがあれば麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤麻薬注射剤をををを病病病病棟等棟等棟等棟等のののの定数定数定数定数保管庫保管庫保管庫保管庫にににに

保管保管保管保管してしてしてして使用使用使用使用することもすることもすることもすることも可能可能可能可能であるようですがであるようですがであるようですがであるようですが、、、、当院当院当院当院においてもにおいてもにおいてもにおいても定数定数定数定数保管保管保管保管制制制制をををを採採採採用用用用

しししし、、、、施用施用施用施用のののの都度都度都度都度、、、、麻薬処方麻薬処方麻薬処方麻薬処方せんをせんをせんをせんを作成作成作成作成してしてしてして病病病病棟棟棟棟のののの定数定数定数定数保管庫保管庫保管庫保管庫からからからから払払払払出出出出すすすす方法方法方法方法でででで取取取取りりりり

扱扱扱扱ってもよいですかってもよいですかってもよいですかってもよいですか。。。。

定数保管庫は、手術室や集中治療室等における緊急用途や、病棟における夜間対

応のための用途が主です。保管場所・数量ともに必要最小限である必要があり、当

該保管庫から通常麻薬を使用している患者に対する日常的な払出しは行わないでく

ださい。

QQQQ78787878 麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者麻薬施用者ですがですがですがですが、、、、往往往往診診診診のためのためのためのため、、、、あらかじめあらかじめあらかじめあらかじめ往往往往診診診診鞄鞄鞄鞄中中中中にににに必要必要必要必要最少最少最少最少量量量量のののの麻薬麻薬麻薬麻薬をををを

常常常常備備備備しししし、、、、夜間夜間夜間夜間居居居居宅宅宅宅にににに保管保管保管保管することはすることはすることはすることは、、、、麻向法麻向法麻向法麻向法第第第第34343434条第条第条第条第1111項項項項のののの違反違反違反違反になりますかになりますかになりますかになりますか。

往診用の麻薬であっても、居宅内に保管することは麻向法第34条第1項に違反

します。往診には、その都度必要最少量の麻薬を所持するようにし、絶えず事故防

止に配慮すると共に、往診から帰った時は、直ちに麻薬保管庫に保管してください。

(13)記録(診療録・帳簿等)

QQQQ79797979 モモモモルルルルヒネヒネヒネヒネ塩塩塩塩酸酸酸酸塩原塩原塩原塩原末末末末ややややコデインリンコデインリンコデインリンコデインリン酸酸酸酸塩原塩原塩原塩原末等末等末等末等からからからから、、、、それらのそれらのそれらのそれらの11110000%%%%散散散散やややや1111

%%%%散散散散をををを予製予製予製予製するするするする場合場合場合場合にはにはにはには、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬帳簿帳簿帳簿帳簿にはどのようににはどのようににはどのようににはどのように記載記載記載記載するのですかするのですかするのですかするのですか。。。。

麻薬帳簿に原末の受払い口座と予製剤の受払い口座をそれぞれ設け、例えば、コ

デインリン酸塩原末から10%散50グラムを予製するときは、原末の口座から5

グラムを払出し、10%散予製剤の口座には50グラムを受け入れるように記載し

てください。

また、コデインリン酸塩10%散は麻薬ですので、10%散の口座の記載方法は

原末と同様の記載方法をとってください。なお、コデインリン酸塩やコデインリン

酸塩10%散から予製したコデインリン酸塩1%散は、麻薬ではありませんので、

口座の記載は受入欄と残高欄に数量のみを記載してください。

QQQQ80808080 最最最最近近近近、、、、私私私私のののの勤務勤務勤務勤務するするするする病院病院病院病院ででででコンコンコンコンピピピピュータュータュータュータをををを導導導導入入入入しししし、、、、診療診療診療診療録録録録ををををコンコンコンコンピピピピュータュータュータュータでででで

集集集集中管理中管理中管理中管理することになりましたすることになりましたすることになりましたすることになりました。。。。麻薬施用麻薬施用麻薬施用麻薬施用のののの記載記載記載記載のあるのあるのあるのある診療診療診療診療録録録録のののの保保保保存存存存についてについてについてについて、、、、何何何何

かかかか注注注注意意意意することはありますかすることはありますかすることはありますかすることはありますか。。。。

必要な場合に麻薬施用の記載のある診療録が印刷可能となるようにしてください。

また、その他注意すべき点については、平成11年4月22日健政発第517号、

医薬発第587号、保発第82号健康政策局長、医薬安全局長、保健局長通知「診

療録等の電子媒体による保存について」のとおりです。

QQQQ81818181 アヘンチンキアヘンチンキアヘンチンキアヘンチンキ等等等等のののの自自自自然減然減然減然減量量量量やややや秤秤秤秤量誤量誤量誤量誤差差差差についてはについてはについてはについては、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬帳簿帳簿帳簿帳簿にはどのようににはどのようににはどのようににはどのように

記載記載記載記載したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

アヘンチンキ等の自然減量については、病院・診療所においては麻薬管理者(麻

薬管理者がいない場合は麻薬施用者)、薬局においては管理薬剤師が他の職員立会

の下に確認の上麻薬帳簿にその旨を記載し、備考欄に立会者が署名又は記名押印し

てください。

秤量による誤差により麻薬帳簿の記載数量と保管麻薬の数量との間に差異が生じ

た場合でも、麻薬の適正な管理を欠いたことによる当を得ないものに該当しますの

で、診療録その他を精査し、違反によるものでないことを確認した上で修正してく

ださい。

QQQQ82828282 転院転院転院転院等等等等によりによりによりにより患者患者患者患者がががが持持持持参参参参したしたしたした麻薬麻薬麻薬麻薬をををを引引引引きききき続続続続きききき施用施用施用施用するするするする場合場合場合場合、、、、記記記記録録録録上上上上のののの注注注注意意意意事事事事

項項項項はははは何何何何かありますかかありますかかありますかかありますか。。。。

①診療録については、麻薬施用者は麻薬を施用したときは、診療録に麻薬の品

名等を記載しなければならないと規定されています。(麻向法第41条)そ

の際、診療請求、麻薬帳簿との照合等の関係から、診療録には施用した麻薬

の品名・数量のあとに( )書きで、「患者が持参した麻薬である」旨等、

記載すれば、麻薬管理者の管理下にある全ての麻薬について正確に管理でき

ます。

②患者の手元で保管せず、看護師詰所等で保管し患者に服用させる場合、麻薬

帳簿の受入欄に受入数量を( )書きで記載し、残高には加えず、備考欄に

麻薬を譲り受けた患者の氏名及び入院後施用の旨を記載してください。

また、その服用状況については、看護記録等に記載し把握してください。

QQQQ83838383 入院患者入院患者入院患者入院患者にににに麻薬麻薬麻薬麻薬をををを施用施用施用施用するするするする場合場合場合場合、、、、麻薬施用麻薬施用麻薬施用麻薬施用にににに関関関関するするするする診療診療診療診療録録録録のののの記載記載記載記載にににに関関関関してしてしてして、、、、

病病病病床床床床日日日日誌誌誌誌あるいはあるいはあるいはあるいは体温体温体温体温表表表表にににに記載記載記載記載してもよいのですかしてもよいのですかしてもよいのですかしてもよいのですか。。。。

医師法第24条に規定されている診療録には、同法施行規則第23条に規定する

事項を記載する必要があります。麻薬を施用したことを記載した病床日誌あるいは

体温表を診療録と一緒に綴った場合、全体を診療録とみなして差し支えありません。

この場合、各構成部分が分離することのないように配慮してください。

QQQQ84848484 ①①①①麻薬麻薬麻薬麻薬帳簿帳簿帳簿帳簿ののののコンコンコンコンピピピピュータュータュータュータ化化化化についてについてについてについて、、、、秤秤秤秤量誤量誤量誤量誤差差差差ををををコンコンコンコンピピピピュータュータュータュータ上上上上でででで修修修修正正正正

((((再入再入再入再入力力力力・・・・再出再出再出再出力力力力))))してもよいですかしてもよいですかしてもよいですかしてもよいですか。。。。

②②②②受受受受払払払払いがあったいがあったいがあったいがあった場合場合場合場合はははは原則毎原則毎原則毎原則毎日入日入日入日入力力力力・・・・出出出出力力力力すべきですかすべきですかすべきですかすべきですか。。。。出出出出力力力力したしたしたした帳簿帳簿帳簿帳簿はははは

すべてすべてすべてすべて保保保保存存存存するするするする必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。。。。

③③③③麻薬麻薬麻薬麻薬専専専専用用用用ののののシステムシステムシステムシステムとはどのようなものですかとはどのようなものですかとはどのようなものですかとはどのようなものですか。。。。

④④④④そのそのそのその他他他他導導導導入入入入するためのするためのするためのするための注注注注意点意点意点意点をををを教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

①コンピュータ上で修正を行っても差し支えありません。ただし、入力操作を行

うことができる者をあらかじめ指定し(麻薬診療施設においては、麻薬管理

者)、修正を行う場合は、再入力するのではなく、訂正年月日、訂正事項、訂

正者及び立会者が分かるように記載してください。

②出力された印刷物は、立入検査等の際に直ちに提示できるようにされているこ

とが必要です。通知によりその入力・出力は遅滞なく行われることとなってい

ますが、入力については、帳簿の記載の必要が生じた都度、入力することが適

当であり、出力については、1週間以内に出力されていることが必要であると

解されます。出力された印刷物については、最新のものまで保管しておく必要

があります。

③麻薬専用のシステムとは、麻薬を麻薬以外の薬とは独立したファイル等におい

て管理することをいいます。

④当該システムの入出力については、その操作を行うことができる者をあらかじ

め指定し、指定された者以外の者が操作することができないような工夫を施し

たものとしてください。また、ファイルの破損、消滅等の事故があったとして

も対応できるよう十分対策を講じてください。

向 精 神 薬 関 係 Q & A

(1)輸出・輸入

QQQQ1111 向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬をををを携帯携帯携帯携帯してしてしてして海外旅行海外旅行海外旅行海外旅行するにはするにはするにはするには、、、、どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

麻向法第50条の11において、「本邦から出国する者のうち、自己の疾病の治

療の目的で向精神薬を携帯して輸出する者であって省令で定めるもの」には、向精

神薬の輸出(向精神薬の携帯輸出)が認められています。

ただし、携帯輸出する向精神薬の製剤の種類や量によっては、出国の際に、「自

己の疾病の治療のため特に必要であることを証する書類(診断書・処方せん等)を

所持」することが必要な場合もあります。詳しくは、麻向法施行規則第30条、同

法施行規則別表第1を参照してください。

また、出国先によっては、その国の法律により輸入が禁止されている向精神薬も

ありますので、事前に出国先の大使館等に確認してください。

(2)譲渡・譲受

QQQQ2222 病院病院病院病院等等等等のののの開設者開設者開設者開設者はははは、、、、誰誰誰誰にににに対対対対してしてしてして向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬をををを譲譲譲譲りりりり渡渡渡渡すことができますかすことができますかすことができますかすことができますか。。。。

病院等の開設者が向精神薬を譲り渡すことができるのは、

①施用のため交付される向精神薬の譲渡し(麻向法第50条の16第1項第1

号)

②向精神薬輸入業者、向精神薬製造製剤業者、向精神薬卸売業者から譲り受け

た向精神薬の返品(麻向法第50条の16第1項第3号、麻向法施行規則第

36条第1項第1号)

③臨床試験のため向精神薬試験研究施設設置者から譲り受けた向精神薬の返品、

又は向精神薬試験研究施設設置者を同時に兼ねる向精神薬卸売業者への譲渡

し(麻向法第50条の16第1項第3号、麻向法施行規則第36条第1項第

4号)

④同時に兼ねる他の病院等の開設者への譲渡し(麻向法第50条の16第1項

第3号、麻向法施行規則第36条第1項第5号)

⑤当該病院に勤務する職員のための福祉事業として設置されている他の病院等

の開設者への譲渡し(麻向法第50条の16第1項第3号、麻向法施行規則

第36条第1項第6号)

⑥病院等に勤務する職員のための福祉事業として設置されている他の病院等の

開設者が、当該職員が勤務する病院等の開設者への譲渡し(麻向法第50条

の16第1項第3号、麻向法施行規則第36条第1項第7号)

の場合があります。

QQQQ3333 ①①①①診療施設診療施設診療施設診療施設のののの開設者開設者開設者開設者がががが個人個人個人個人からからからから法人法人法人法人にににに変変変変わわわわったったったった場合場合場合場合のののの向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬のののの取扱取扱取扱取扱いについについについにつ

いていていていて教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

②②②②病院病院病院病院のののの開設者開設者開設者開設者がががが死亡死亡死亡死亡したしたしたした後後後後、、、、そのそのそのその息子息子息子息子がががが病院病院病院病院をををを引引引引きききき継継継継ぐぐぐぐ場合場合場合場合のののの向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬のののの

取扱取扱取扱取扱いについてもいについてもいについてもいについても教教教教えてくださいえてくださいえてくださいえてください。。。。

①個人から法人への譲り渡しについては、麻向法施行規則第36条第8号の規定

により、個人たる向精神薬取扱者が50日以内に法人たる向精神薬取扱者に譲

り渡すことができます。なお、法人たる向精神薬取扱者は、第1種向精神薬及

び第2種向精神薬の譲受について記録しなければなりません。(個人の診療施

設を廃止してから法人として開設するまでに50日を経過する場合は譲り渡す

ことができませんので、ご注意ください。)

②病院の開設者が死亡した場合は、麻向法施行規則第36条第9号の規定により、

相続人等が50日以内に現に所有する向精神薬を向精神薬取扱者に譲り渡すこ

とができます。したがって、引き続き息子が病院を開設する場合は、50日以

内に相続人等から息子が開設する病院に譲り渡すこととなり、譲り受けた息子

が開設する病院においては、第1種向精神薬及び第2種向精神薬の譲受につい

て記録しなければなりません。

(3)保管・管理

QQQQ4444 向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬はははは、、、、どのようにどのようにどのようにどのように保管保管保管保管したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

病院・診療所の施設内で保管することとし、保管する場所は、基本的に鍵をかけ

た設備内で行うこととしてください。(鍵のかかるロッカーや引き出し等)

(4)事故

QQQQ5555 麻向法麻向法麻向法麻向法規規規規則則則則第第第第41414141条第条第条第条第1111項項項項によればによればによればによれば、、、、向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬のののの錠錠錠錠剤剤剤剤等等等等でででで121212120000錠錠錠錠以上以上以上以上のののの盗盗盗盗

取取取取がががが生生生生じたときはじたときはじたときはじたときは届届届届けけけけ出出出出ることとされていますがることとされていますがることとされていますがることとされていますが、、、、盗盗盗盗取取取取されたされたされたされた量量量量がががが121212120000錠錠錠錠にににに満満満満たたたた

ないないないない場合場合場合場合はははは事事事事故故故故届届届届はははは提提提提出出出出するするするする必要必要必要必要はありませんかはありませんかはありませんかはありませんか。。。。

麻向法規則第41条第1項の規定は、盗取、所在不明等が発見されたときに、そ

の数量が同項に掲げる表に規定する数量以上である場合、及びそのことが推定され

る場合に届け出ることとしていますが、盗難、強奪、脅取及び詐欺であることが明

らかな場合には、同表に規定する数量以下であっても届け出ることが適当です。

(5)記録

QQQQ6666 向精神薬向精神薬向精神薬向精神薬にににに関関関関するするするする記記記記録録録録はははは、、、、何何何何がががが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

麻向法第50条の23第2項及び第4項の規定に基づき、第1種向精神薬及び第

2種向精神薬を譲り受け、譲り渡し、又は廃棄したときは、向精神薬の品名(販売

名)、数量、その年月日、譲受け又は譲渡しの相手方の営業所等の名称・所在地を記

録し、2年間保存しなければなりません。

ただし、患者へ向精神薬を交付したとき、施用したとき、患者から向精神薬の返

却を受けたとき、あるいは返却を受けたものを廃棄したときは、記録の必要はあり

ません。

また、これらの記録は、伝票の保存をもって記録に代えることができますが、向

精神薬が記載されていない伝票とは別に綴ってください。

なお、同一法人間での譲受け又は譲渡しがあった場合は、記録の必要があります。

覚せい剤原料関係 Q&A

(1)指定

QQQQ1111 病院病院病院病院・・・・診療所診療所診療所診療所・・・・薬局薬局薬局薬局においてにおいてにおいてにおいて、、、、覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを取取取取りりりり扱扱扱扱うにはうにはうにはうには、、、、何何何何かかかか手続手続手続手続きがきがきがきが

必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

病院・診療所はその業務のため、薬局は処方せんに基づく調剤業務のためであれ

ば、何ら手続きは不要です。

(2)譲渡・譲受

QQQQ2222 法人法人法人法人がががが開設開設開設開設するするするする診療施設診療施設診療施設診療施設がががが購入購入購入購入したしたしたした覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを同一法人同一法人同一法人同一法人がががが開設開設開設開設するするするする他他他他のののの

診療施設診療施設診療施設診療施設へへへへ調調調調剤用剤用剤用剤用にににに引引引引きききき渡渡渡渡すことはできますかすことはできますかすことはできますかすことはできますか。。。。

病院等の診療施設間での覚せい剤原料の譲渡・譲受はできません。

QQQQ3333 病院病院病院病院・・・・診療所診療所診療所診療所・・・・薬局薬局薬局薬局がががが、、、、医薬品医薬品医薬品医薬品であるであるであるである覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを譲譲譲譲りりりり受受受受けるけるけるける場合場合場合場合、、、、注注注注意意意意

すべきすべきすべきすべき点点点点はははは何何何何ですかですかですかですか。。。。

医薬品である覚せい剤原料を譲り受ける際には、双方が立ち会い、

①譲渡証の記載事項及び押印等に不備がないか

②譲渡証の品名、数量と現品が相違ないか

などを確認してください。

譲受側が、数量確認時に破損等を発見した場合には、譲渡証を返し、譲渡側から

譲受証の返納を受け、譲渡の対象となった医薬品である覚せい剤原料を譲渡側が持

ち帰り、譲渡側が都道府県知事に事故届を提出することになります。

実際の使用段階において開封した際に数量の不足、破損等を発見した場合は、病

院・診療所・薬局の開設者が都道府県知事に事故届を提出してください。

QQQQ4444 譲渡証譲渡証譲渡証譲渡証・・・・譲受証譲受証譲受証譲受証はいつはいつはいつはいつ交換交換交換交換するのですかするのですかするのですかするのですか。。。。

譲受側が「譲受証」を先に送付し、譲渡側で「譲受証」を受領した後に「譲渡証

と覚せい剤原料」の交付を受けるか、「譲受証」と「譲渡証と覚せい剤原料」を同

時に交換するか、いずれかの方法によってください。

離島、僻地など特別な理由がある場合は、郵送でも差し支えありませんが、この

場合書留郵便等、受け取りが確実な方法で行ってください。

なお、譲渡証、譲受証の交付を受けた者は、譲受け又は譲渡しの日から2年間保

存しなければなりません。

(3)保管・管理

QQQQ5555 覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料はははは、、、、どのようにどのようにどのようにどのように保管保管保管保管したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

病院、診療所については、その病院又は診療所の施設内で保管することとし、鍵

をかけた場所において保管しなければなりません。

また、覚せい剤原料を麻薬とともに保管することはできません。

麻薬の保管については、麻向法第34条第2項の規定により「麻薬以外の医薬品

(覚せい剤を除く。)と区別し、鍵をかけた堅固な設備内で貯蔵しなければな

らない。」旨明記してあります。

QQQQ6666 覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料についてもについてもについてもについても、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬とととと同同同同様帳簿様帳簿様帳簿様帳簿をををを備備備備えるえるえるえる必要必要必要必要がありますかがありますかがありますかがありますか。。。。

覚せい剤原料については、麻薬とは違い、法律上の規定はありませんが、その性

質上備えることが望ましいとされています。

(4)廃棄・事故

QQQQ7777 病院病院病院病院でででで、、、、古古古古くなったくなったくなったくなった医薬品医薬品医薬品医薬品であるであるであるである覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを廃棄廃棄廃棄廃棄するするするする手続手続手続手続きをきをきをきを教教教教えてくえてくえてくえてく

ださいださいださいださい。。。。

病院、診療所、薬局の開設者は、所有する医薬品である覚せい剤原料を廃棄しよ

うとするときは、都道府県知事に覚せい剤原料廃棄届出書を提出し、薬務主管課職

員(覚せい剤監視員等)の立会の下に廃棄することになります。

詳しくは、当マニュアルP.56を参照してください。

QQQQ8888 入院病入院病入院病入院病棟棟棟棟でででで、、、、看護看護看護看護婦婦婦婦がががが医薬品医薬品医薬品医薬品であるであるであるである覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを紛失紛失紛失紛失してしまいましたしてしまいましたしてしまいましたしてしまいました。。。。

どのようなどのようなどのようなどのような手続手続手続手続きがきがきがきが必要必要必要必要ですかですかですかですか。。。。

たとえ1錠でも紛失した際は、覚せい剤原料の事故に該当しますので、すみやか

に、その医薬品である覚せい剤原料の品名、数量、その他事故の状況を明らかにす

るため必要な事項を、都道府県知事に届出なければなりません。

紛失以外でも、盗取、所在不明等の場合にも届出なければなりません。また、盗

取の場合には、すみやかに警察にも届け出てください。

QQQQ9999 患者又患者又患者又患者又はははは患者患者患者患者のののの遺遺遺遺族等族等族等族等がががが、、、、病院病院病院病院、、、、診療所診療所診療所診療所、、、、薬局薬局薬局薬局にににに不不不不要要要要のののの医薬品医薬品医薬品医薬品であるであるであるである覚覚覚覚せいせいせいせい

剤剤剤剤原料原料原料原料をををを持持持持参参参参したときはしたときはしたときはしたときは、、、、どのようにどのようにどのようにどのように対応対応対応対応したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

患者等が、不要となった医薬品である覚せい剤原料を持参した場合には、持参者

に自ら廃棄するよう指導してください。

なお、病院等が、患者等から医薬品である覚せい剤原料を譲り受けることはでき

ませんが、持参した者の依頼により廃棄を補助することは差し支えありません。

QQQQ10101010 業務業務業務業務をををを廃止廃止廃止廃止したしたしたした場合場合場合場合、、、、所有所有所有所有しているしているしているしている覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料であるであるであるである医薬品医薬品医薬品医薬品はどのようにはどのようにはどのようにはどのように

処理処理処理処理したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

業務廃止した日から15日以内に所有している覚せい剤原料である医薬品の品名、

数量を都道府県知事に報告しなければなりません。

業務廃止したときに所有している医薬品である覚せい剤原料を、30日以内に覚

せい剤原料を取り扱える指定を受けている者又は病院、薬局に譲り渡し、かつその

品名及び数量並びに譲受人の氏名及び住所を都道府県知事に報告しなければなりま

せん。

また、30日以内に当該覚せい剤原料を譲り渡すことができなかった場合には、

すみやかに薬務主管課職員(覚せい剤監視員等)の立会を求め、その指示を受けて

当該覚せい剤原料につき廃棄その他の処分をしなければなりません。

QQQQ11111111 調調調調剤中剤中剤中剤中にににに医薬品医薬品医薬品医薬品であるであるであるである覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを汚染汚染汚染汚染してしまったしてしまったしてしまったしてしまった場合場合場合場合、、、、どのようにどのようにどのようにどのように処処処処

理理理理したらよいですかしたらよいですかしたらよいですかしたらよいですか。。。。

都道府県知事に覚せい剤原料廃棄届出書を提出し、薬務主管課職員(覚せい剤監

視員等)立会の下に廃棄してください。

QQQQ12121212 医薬品医薬品医薬品医薬品であるであるであるである覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料をををを服服服服用用用用しているしているしているしている入院患者入院患者入院患者入院患者がががが死亡死亡死亡死亡したしたしたした場合場合場合場合、、、、病病病病棟棟棟棟にににに

保管保管保管保管されているされているされているされている残残残残余余余余はははは、、、、どのようにどのようにどのようにどのように処理処理処理処理すればよいですかすればよいですかすればよいですかすればよいですか。

入院患者の死亡等により病棟に残存された医薬品である覚せい剤原料は、都道府

県知事に届け出て、薬務主管課職員(覚せい剤監視員等)の立会の下に廃棄してく

ださい。

病院等が、外来患者やその家族から医薬品である覚せい剤原料を譲り受けること

(返却)はできませんが、持参した者の依頼により廃棄を補助することは差し支え

ありません。

QQQQ13131313 入院患者入院患者入院患者入院患者にににに処方処方処方処方されたされたされたされた塩塩塩塩酸酸酸酸セレギセレギセレギセレギリンリンリンリン錠錠錠錠((((覚覚覚覚せいせいせいせい剤剤剤剤原料原料原料原料))))をををを、、、、麻薬麻薬麻薬麻薬とととと同同同同様様様様にににに

再再再再利利利利用用用用することはできますかすることはできますかすることはできますかすることはできますか。。。。

処方変更や患者の死亡等により、病棟に残った覚せい剤原料は再利用することは

できません。都道府県知事に覚せい剤原料廃棄届出書を提出し、薬務主管課職員

(覚せい剤監視員等)立会の下に廃棄してください。

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麻薬・向精神薬・覚せい剤原料の取扱い等について、ご不明の点がありましたらど

んな些細なことでも構いませんので、下記へ問い合わせをお願いします。

奈良県医療政策部薬務課奈良県医療政策部薬務課奈良県医療政策部薬務課奈良県医療政策部薬務課

〒〒〒〒630630630630----8501850185018501

奈良市登大路町奈良市登大路町奈良市登大路町奈良市登大路町30303030番地番地番地番地

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<<<<住 所住 所住 所住 所>>>> 奈良市登大路町奈良市登大路町奈良市登大路町奈良市登大路町30303030番地番地番地番地

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