南伊豆町サテライトオフィス誘致戦略 ·...

南伊豆るプロジェクト ※

南伊豆町サテライトオフィス誘致戦略

お試しサテライトオフィスモデル事業

※伊豆の語源は「半島が出づる」から来ています。

企業様が都会から南伊豆の方へ出づるという意味と、南伊豆町にサテライトオフィスが来ることによって、南伊豆が発展する（出づる）という決意も込められています。

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目次

南伊豆るプロジェクト


1 サテライトオフィス誘致に至った経緯 P.3

２サテライトオフィス誘致に期待する効果 P.8

3 誘致戦略 P.11

4 お試し勤務体験企業受け入れに関して P.20

5 来期以降の誘致に関して P.29

3南伊豆るプロジェクト


1.サテライトオフィス誘致に至った経緯


4

人口推移



人口減少が予測されることはもちろん、

生産年齢人口の減少も予測されています。

生産年齢人口の減少は、地場産業の衰退、

地域サービスの衰退に繋がり、

文化継承も難しくなることで、町の存続

が危うくなることが想定されます。


5

東京在住の移住希望者



地方移住」への関心、2人に1

人が「関心あり」。20代の10

人に1人が既に地方移住をす

ることを決めており、関心あ

る20代の約2割（17.2%）が

「1年以内に移住をしたい」

と回答。

20代の10人に1人が、「既に

地方移住することを決めてい

る」と回答。他の年代（30

代：5.9%、40代：0.9%、50

代：2.3%、60代以上：0.9%）

と比べて、20代は地方移住を

決めている傾向が強いことが

わかった。

参考資料：2017年にトラストバンクが行なった「地方移住に関する意識調査」


6

地方移住希望者の不安・懸念点



参考資料：2017年にトラストバンクが行なった「地方移住に関する意識調査」

「地方移住をするうえでの不

安や懸念点については、2人

に1人が「働き口が見つから

ない」（48.2%）と回答し、

多くの人にとって、仕事が地

方移住への課題であることが

わかった。


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本事業実施の目的



南伊豆町の魅力を活かしたライフスタイル・ワークスタイルを創出し、若者の就職時の転出

を抑えるとともに、U・Iターン者の転入を増やすことを目標に、町外出身の若者の移住及び

町出身のUターンを促進するため。

● 若者が働きたくなる雇用創出

● 地域の産業や人と誘致した企業との歩幅を合わせたビジネス展開

● 若者誘致



2.サテライトオフィス誘致に期待する効果


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誘致メリット



地域住民

行政企業社員

✓ 自町の魅力再認識

✓ 地元雇用の場増加

✓ 地域消費拡大

✓ お祭りなどの担い手増

✓ Uターンの増加

etc

✓ 採用力の強化

✓ メディア露出の増加

✓ ワークスタイル改革

✓ ダイバーシティ進展

✓ 新規ビジネスのチャンス

etc

✓ 税収・雇用の増加

✓ 地域露出の増加

✓ 政策化・政策推進の後押し

✓ 学校教育の充実

etc

http://www.youtube.com/watch?v=eV8jKPUfFbw

4.お試し勤務体験企業受け入れに関して

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参考＿タイプ別サテライトオフィス



循環型サテライトオフィス

滞在型サテライトオフィス

スタッフが常駐し古民家や空き家などをリノベーションしたオフィスを活用しながら実施するワークス

タイルを「滞在型サテライトオフィス」と呼びます。開設企業は都市部には無い地方特有の文化や環境

を満喫しつつ、地域ビジネスへの参入、経営人材の育成、BCP対策などが可能。

地方にオフィスを所有せずシェアオフィスやコワーキングオフィスを利用しながら、都市部と地方を行

き来して実施するワークスタイルを「循環型サテライトオフィス」と呼びます。開設企業は社員研修、

短期集中プロジェクトの業務、CSR推進が可能。

2.サテライトオフィス誘致による効果

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移住促進・起業促進につながる実績



※参考徳島県美波町の実績

ＳＯ進出数１７社

ＳＯ関連移住者数７２名

ＳＯ関連空き家数２２件

新規創業数１２

理髪店：２

飲食店：８

販売店：１

宿泊：１

サテライトオフィス関連

地域産業

2.サテライトオフィス誘致による効果

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期待される経済波及効果



３年間で総額34,241千円の経済効果を創出

年度 SOスタイル別目標社数(H31年度以降累計) 平均人数（※0）平均滞在日数/月（※1）月数単価（※2）合計

滞在型 1 2 20 12 3,397 1,630,560

循環型 5 4 5 12 3,397 4,076,400H30年度

5,706,960H30年度　SO誘致による交流人口経済効果①

滞在型 2 2 20 12 3,397 3,261,120

循環型 10 4 5 12 3,397 8,152,800H31年度

滞在型 3 2 20 12 3,397 4,891,680

循環型 15 4 5 12 3,397 12,229,200H32年度

11,413,920H31年度　SO誘致による交流人口経済効果②

17,120,880H32年度　SO誘致による交流人口経済効果③

34,241,760SO誘致事業における３年間の交流人口　経済効果総合計（①+②+③）

備考

※０美波町での滞在SO社員の平均滞在人員数および、H29年度お試しサテライトオフィス事業実施時の南伊豆町へのお試し勤務実施企業の平均滞在人数から導きだしています。

※１美波町での滞在型SO社員の当該地域平均滞在日数および、H29年度お試しサテライトオフィス事業実施時の南伊豆町へのお試し勤務実施企業の平均滞在日数から導きだしています。

※２「観光に関する取組について平成26年11月18日国土交通省」 P.4「観光交流人口増大の経済効果（２０１３年）」「１人当たり年間消費額＝１２４万円」の金額を365日で割った金額（小数点第１位を四捨五入したもの）を利用。


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南伊豆町SO誘致ビジョン_SO誘致を通して実現したい10年後の南伊豆町



● 裸の付き合いができる湯けむりの町

● 地区や地域、ヨソモノとジモトなど様々な垣根が消えた町

● 元気で楽しい祭りが残る町

● 南伊豆の資源や資産、文化や環境を活かした産業が栄える町

● 地域の子供が憧れ働く企業が栄える町

● エコでスマートな漁業・農業が実現し一次産業が栄える町

● 南伊豆の子供達が誇りを持ち自慢できる町

● 元気なおじいちゃん、おばあちゃんが楽しく暮らす町



3.誘致戦略

3.誘致戦略

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策定において



はじめに

誘致戦略策定および誘致事業において重要視したのは、地域住民の声を取り入れることです。あくま

で誘致事業は地域事業者の発展や地域住民の生活を豊かにするための一つの手法であるという考えで

す。また、誘致戦略策定においては、明確な目標である誘致ビジョン（サテライトオフィス誘致を通

して実現したい10年後の南伊豆町）を策定の上、その誘致ビジョンを実現するために必要な企業の技

術やノウハウを洗い出し、ターゲット企業を選定しました。

次頁より、誘致戦略策定の流れを説明し、南伊豆町が考える誘致戦略の定義などを説明します。

3.誘致戦略

16

誘致ビジョン



誘致ビジョンとは、サテライトオフィス誘致を通して10年後に実現すべき町の「あるべき姿＝目標」の

ことです。

・地域にとって必要なサテライト企業の誘致

・地域にとって解決すべき課題の整理

・南伊豆町役場担当者（商工観光課・地方創生室）

・地域住民（地域の顔役）

定義

効果

策定者

3.誘致戦略

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誘致戦略



誘致戦略とは、誘致における方針を決めることです。具体的には、誘致ビジョンを実現するために

「どんな企業」を誘致し、誘致した企業にはどのような「メリット」があるのかを決めていきます。

この方針をもとに各業務や必要なツール・リソースを明確にします。

・事業実施に関わる運営体制の構築

・事業実施に必要なスケジュール、内容が明確になる

・南伊豆町役場担当者（商工観光課・地方創生室）

目的

効果

策定者

3.誘致戦略

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南伊豆町が誘致すべきターゲット企業



アプリ開発/アニメ制作/ゲーム開発

ドローン開発/WEBデザイン

3Dプリンター/プロダクトデザイン

農機具・漁具メーカー/ドローン関連

エディブルエデュケーション

/遠隔学習支援

アウトドアフィットネス

/健康管理システム販売/温浴施設運営

地域密着型の広告代理店/古民家活用

/まちづくり会社/不動産屋エネルギー関連

子供が憧れる仕事※ 農業・漁業支援

健康

温泉活用

教育

地域プロデュース

※サテライトオフィス誘致は今の子供達（小中学生）が憧れている企業を誘致し、将来の雇用先を創出することも重要であるため、

子供達に誘致事業開始前にアンケートを実施し、南伊豆町の子供達が「将来働きたい業種」を洗い出しました。

3.誘致戦略

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サテライトオフィス誘致に必要な誘致組織



企画組織

ソフト

行政地域住民専門家

コンシェルジュ広報

サービス実行者

事務

事業管理

企画立案を行うと共に事業費の確保等、

運用に必要なツールを選択する

企業の視察対応〜イベント、取材を

行う専門担当者

事業の管理を行う

専門担当者

不動産オーナー

認定

推進制度

事業を推進す

る制度

プロジェクト推進組織

地域キーマン先輩移住者

地域定着を促すメンバー

サテライトオフィス企業の地域貢献推進を目論む場合には地域文化圏

へのコンシェルジュとして上記の様な世話役の存在が重要となります。

写真撮影編集

地域ブランド構築推進するメンバー

地域コンテンツを自らのコンセプトで収集構築で

きる地元スタッフ

ハード

現地移動手段空き家 SO体験施設

3.誘致戦略

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H29年度誘致体制



企画

行政

地域住民

専門家

地域ブランド構築推進サービス実行

視察対応

SO支援

移住支援

起業支援

広報

事務

事業管理

地域定着支援

地域のキーマン

スチール

動画撮影

編集

外部サポート

企画支援

コンシェルジュ教育

商工観光課・地方創生室

地域の顔役

株式会社あわえ

コンシェルジュ・商工観光課

コンシェルジュ・株式会社あわえ

地方創生室

商工観光課・商工会

株式会社あわえ（H29年度メイン担当）商工観光課（メイン担当）企画課（サブ担当）

商工観光課

地域事業者・地域住民






3.誘致戦略

21

参考_誘致コンシェルジュとは



サテライトオフィス誘致を成功に導くためには、サテライトオフィス誘致を専門的におこなう誘致コ

ンシェルジュが必要です。行政職員や民間企業の場合は、異動や別業務との調整などが発生し、サテ

ライトオフィス開設企業へのサービスが低下する可能性があります。そのため、地域おこし協力隊な

どの枠組みを活用し、サテライトオフィス誘致コンシェルジュを配置する必要があります。

また、サテライトオフィス誘致コンシェルジュに求められる能力は幅広く（地域馴染み力・経営者と

のコミュニケーション能力、企画力、イベント運営力など）、これをすでにもった人材を採用するこ

とは難しいです。そのため、採用後育成が重要です。

・サテライトオフィス誘致に繋がるプロモーション活動

・サテライトオフィス開設予定企業ニーズに合わせた地域事業者とのマッチング

・その他サテライトオフィス誘致に必要な業務

目的

実施業務

3.誘致戦略

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業務＆スケジュール



誘致ビジョンを実現するためには、日々の業務に落とし込む必要があります。

また、その業務に期限を設け、担当者を決めることで日々の業務が誘致ビジョン実現に結びついていきます。

この業務（タスク）とスケジュールを作成します。

目的

サービスサービス詳細 7月 8月 9月 10月 11月 12月 1月 2月

「サテライトオフィス」に求められる執務環境・生活環境などに係る調査

人材調査

物件調査

産業調査

地域調査

南伊豆町への経済波及効果に関する調査サテライトオフィス誘致で期待できる経済波及効果調査

上記実施のために必要な施策提示

三大都市圏に所在する企業等に対するニーズ調査（事前調査）三大都市圏に所属する企業へのニーズ調査

南伊豆町と他地域の比較および改善案の提示

「お試しサテライトオフィス」プロモーション活動

総合サポート

PRツール制作

誘致イベント

「お試しサテライトオフィス」利用企業へのサポート

現地サポートリスト作成

サポート体制構築

事前企業ニーズ収集およびフィードバック

H29年度


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受け入れ実績



お試し企業数サテライトオフィス

開設希望企業数15社56人

６社


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受け入れ企業リスト



No 企業名業種 URL お試し勤務拠点入居期間滞在日数入居者数「お試し勤務」誘致の取組に関心を

持ったきっかけ備考

1株式会社ジェイアンドユー

健康・美容等に関する広告代理業・デザイン業

http://www.j-you.co.jp/index.html

ヴィラ弓ヶ浜平成29年10月10日～平成29年10月15日 6 6南伊豆町誘致HP経営課題を地方で解決サテライトオフィスマッチングイベント

2 kttm株式会社建築サービス業 - ヴィラ弓ヶ浜平成29年10月16日～平成29年10月22日 7 2経営課題を地方で解決サテライトオフィスマッチングイベント

3 株式会社オークツコンサルティング - ヴィラ弓ヶ浜平成29年10月23日～平成29年10月29日 7 5 知人企業から紹介

4 有限会社フューコム企業経営コンサルティング http://www.fu-com.co.jp/ ヴィラ弓ヶ浜平成29年10月23日～平成29年10月29日 7 1 Facebook

5 株式会社Lighthouse 農林水産業 - ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月6日～平成29年11月8日 3 2経営課題を地方で解決サテライトオフィスマッチングイベント

6株式会社スマートコンセプト

デザイン制作、ネットワーク・システム構築

http://www.smart.co.jp/ ヴィラ弓ヶ浜平成29年10月30日～平成29年11月5日 7 3 総務省から紹介

7神社ルネッサンス大和魂プロジェクト

祭りプロデューサー - ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月2日～平成29年11月4日 3 1 Facebook町内の祭り視察を兼ねてお試し勤務実施

8株式会社JUBILEE　WORKS

情報通信業 https://www.jubilee.works/ja/ ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月6日～平成29年11月12日 7 6 Facebook

9 コードキャンプ株式会社人材育成、就職・起業支援https://codecamp.jp/corporate/

ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月13日～平成29年11月20日 8 2 Facebook

9 株式会社G.U.style建築・不動産企画コンサルティング、空き家再生事業

http://a-kurashi.net/aboutus ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月6日～平成29年11月12日 7 3 Facebook

10 株式会社Dron é motionドローン関連事業（空撮、教育、販売等）

http://www.dron-e-motion.co.jp/

ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月13日～平成29年11月20日 8 1 Facebook

11 株式会社skyerドローンに関する教育・学習支援業、コンサルティング

http://skyer.info/ ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月20日～平成29年11月26日 7 3経営課題を地方で解決サテライトオフィスマッチングイベント

12 株式会社プラザ・イー ITコンサル・情報通信業http://www.plaza-e.co.jp/main.html

ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月20日～平成29年11月26日 7 5経営課題を地方で解決サテライトオフィスマッチングイベント

13 Vineyard Works株式会社 ITコンサル・情報通信業 https://vyw.jp/ ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月27日～平成29年12月3日 7 4 DMを拝見した。

14一般社団法人中野区産業振興推進機構

情報通信業医療、福祉コンサルティング

http://ictco.jp/ ヴィラ弓ヶ浜平成29年11月27日～平成29年12月3日 7 3経営課題を地方で解決サテライトオフィスマッチングイベント

15 静岡大学ヴィラ弓ヶ浜平成29年12月４日～平成29年12月９日 5 9南伊豆町誘致HP


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受け入れサービス



お試し勤務希望企業の中から15社の企業を選定し以下のサービスを提供しました

・視察前ニーズ調査

・視察行程表作成

・宿泊交通費負担

・地域事業者紹介

・南伊豆で挑戦したいビジネスに関連する行政部署の紹介

・地域の祭りやイベントなどの招待

・漁協組合・商工会・観光協会・教育機関紹介

・執務環境提供

・開設希望企業向けイベントの実施

内容

・南伊豆町役場担当者（商工観光課）

・誘致コンシェルジュ

実施


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受け入れサービス



工夫

・誘致コンシェルジュを活用し、お試し企業への受け入れを実施

・お試し勤務可能企業数を制限及び、選定作業を行うことで町にとって必要な企業のみに対応

・企業ニーズ、地域ニーズをマッチングさせるため地場産業や自治体の関連部署へのアテンド実施

・地域住民の事業への理解を促進し、さらなる誘致を実現するために専門業者（株式会社あわえ）を招待し、

講演会を実施

・企業から具体的なニーズや課題を掘り起こすためにサテライトオフィス開設希望企業を招待し、報告会およ

び南伊豆関係者との交流を含めたイベントを開催


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企業からの改善要望_執務環境



・今後コワーキングや企業を誘致しようとしている施設で体験したかった。

・A3サイズのプリンター、スキャナーがほしい。

・雨天の際の執務環境が狭い。

・昼ごはんなど食事をするための準備に時間がかかる（出前などがあると良い）。

・駅から遠いので、送迎バスがある宿泊施設が良い。

・執務スペース以外に生活スペースが寝室しかなかったため、実際には狭かった。

・ライトが薄暗かった。ディスプレイの接続端子が少ない。TVがつかない。

・電気が暗すぎて夜仕事が出来ない。椅子が長時間座れない。

・テーブルタップが足りない。プリンターが使えないなど、もろもろ少しずつ、不足している。

・今回の施設では女性を想定していなかったのか、少し女性には宿泊しづらい環境だった。

・交通手段が車以外にあると良い。

・オフィスらしさが余り無かったのでその辺は考慮して戴きたい。

・アメニティに関する情報が不足していたのでご留意戴きたい。

・印刷機のグレード・機能の充実化をお願いしたい。

・TV番組撮影もするためTVが見れる環境がほしい。


29

解決策



・町内の施設を改修し、お試し施設として継続的に活用する

・H29年度実績をふまえ、施設に必要な執務環境を整備

・宿泊場所は近隣の民宿を活用してもらうことで、お試し勤務参加企業の要望に応えると同時に町の民宿へ経

済効果をもたらせる

・循環型サテライトオフィス（※）に対応した施設しかないので、滞在型サテライトオフィス（※）に対応で

きる物件を検討する

※ 次頁にて内容を説明します。


30

参考＿開設までのステップ



サテライトオフィス

ワークや当該地域の

可能性を調査してい

る状態

サテライトオフィス

を開設し、自社が活

躍できる分野を模索

している状態

該当地域で地域課題

解決型のビジネスを

創出している状態

「雇用促進」「地場

産業の活性化」が実

現できる状態

地域課題解決型の

ビジネス創出が必須

視察（お試し）企業

循環型SO企業

滞在型SO企業

定着



5.来期以降の誘致に関して


32

誘致目標



滞在型サテライトオフィス誘致目標 1社

循環型サテライトオフィス誘致目標

H30

5社



H32

5社



H31

5社

滞在型サテライトオフィス

循環型サテライトオフィス

３年間の累計誘致数

5社

15社


33

誘致体制



企画

行政

地域住民

専門家

地域ブランド構築推進サービス実行

視察対応

SO支援

移住支援

起業支援

広報

事務

事業管理

地域定着支援

地域の顔役

地域若衆

先輩移住者

スチール

動画撮影

編集

外部サポート

コンシェルジュ教育

商工観光課・地方創生室

地域の顔役

専門業者



地方創生室

商工観光課・商工会

商工観光課（メイン担当）専門業者（委託予定）

商工観光課

地域事業者

地域事業者

地域事業者

専門業者

専門業者

専門業者

専門業者

ハード

お試し勤務施設町内施設において実施


34

お試し勤務施設



滞在型サテライトオフィス※イメージ物件


35

実施スケジュール



項目業務内容詳細

町内施設整備業務賃貸契約

ブロードバンド環境整備工事

滞在型SO施設の検討

空き家情報の公開

企業アテンド業務

企業現地コーディネート

プロモーションツールの作成

地域課題解決モデルイベント企画、運営

マッチングイベント

オフィス整備に関する支援

認定制度

地域コンテンツ

地域事への参入体制

定着企業への支援体制の構築

平成31年度平成32年度

誘致支援業務

サポート支援

ハード事業

ソフト事業

平成30年度


36

サポート体制

サテライトオフィス誘致の効果


・お試し移住支援

短期、中期、長期で補助

・オフィス整備に関する支援

※検討

・南伊豆町サテライトオフィス認定制度

※検討

・地域活動が出来る場所の提供(地域活動コンテンツ)

※検討

・サテライトオフィス企業と移住者との人材バンク

※検討

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