超短パルスレーザ加工による 摩擦摩耗挙動...rz=3.074...
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超短パルスレーザ加工による摩擦摩耗挙動
エンジン部品の中でも、しゅう動面圧が高く潤滑環境の厳しいバルブリフタ冠面に、超短パルスレーザによりテクスチャを付与し、動圧効果による低摩擦化現象を観察した
2015/9/3 (株)フリクション 1
バルブリフタ STD品表面像
2015/9/3 (株)フリクション 2
Ra=0.357Rz=3.074
レーザ加工+3Dラッピング表面像
Ra=0.247Rz=2.637
PAO4による動圧効果の比較PAO4は添加剤成分が含まれ無い為、動圧効果の比較用として使用した
2015/9/3 (株)フリクション 3
0
0.02
0.04
0.06
0.08
0.1
0.12
0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000
PAO4
STD LASER+3D
レーザ加工を施した試料は摩擦係数が0.075付近まで低減し約20%の改善が見られた
自動車用エンジンオイルによる動圧性能確認
2015/9/3 (株)フリクション 4
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0.02
0.04
0.06
0.08
0.1
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0 200 400 600 800 1000 1200 1400 1600 1800 2000
STD LASER+3D
エンジンオイルには極庄剤(耐摩耗剤)等が含まれているため、摩擦係数は高くなる傾向が有ることが確認できレーザ加工の優位性も確認できる